JP2020124007A - 電池回路 - Google Patents

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Nobuyoshi Fujiwara
伸得 藤原
賢一 小橋
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Abstract

【課題】リレー素子が固着した際に電池と電力供給先との間の電力ラインを速やかに遮断可能な電池回路を提供すること。【解決手段】本発明に係る電池回路は、車両に搭載される電池回路であって、電力供給源としての電池と、電池の一方の極と電力供給先とを接続する第1電力ラインに設けられたリレー素子と、電池の他方の極と電力供給先とを接続する第2電力ラインに設けられた遮断用素子と、リレー素子の固着を検出する固着検出手段と、を備え、遮断用素子は、固着検出手段がリレー素子の固着を検出するのに応じて起爆する起爆手段と、起爆手段が起爆するのに応じて第2電力ラインを切断する切断手段と、を有する。【選択図】図1

Description

本発明は、車両に搭載される電池回路に関する。
特許文献1には、バッテリとインバータとを接続する正極側電力ラインに設けられたシステムメインリレーと、バッテリとインバータとを接続する負極側電力ラインに設けられたサービスプラグと、を備える車載用蓄電装置が記載されている。
特開2010−141955号公報
特許文献1に記載の車載用蓄電装置では、システムメインリレーが設けられていない負極側電力ラインには、バッテリとインバータとの間の電力ラインを人手で遮断するためのサービスプラグしか設けられていない。このため、特許文献1に記載の車載用蓄電装置によれば、システムメインリレーが固着(溶着)した際、バッテリと電力供給先であるインバータとの間の電力ラインを速やかに遮断することができない。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであって、リレー素子が固着した際に電池と電力供給先との間の電力ラインを速やかに遮断可能な電池回路を提供することにある。
本発明に係る電池回路は、車両に搭載される電池回路であって、電力供給源としての電池と、前記電池の一方の極と電力供給先とを接続する第1電力ラインに設けられたリレー素子と、前記電池の他方の極と前記電力供給先とを接続する第2電力ラインに設けられた遮断用素子と、前記リレー素子の固着を検出する固着検出手段と、を備え、前記遮断用素子は、前記固着検出手段が前記リレー素子の固着を検出するのに応じて起爆する起爆手段と、前記起爆手段が起爆するのに応じて前記第2電力ラインを切断する切断手段と、を有することを特徴とする。
本発明に係る電池回路は、上記発明において、前記車両への物体の接近を検出する接近検出手段を備え、前記起爆手段は、前記接近検出手段が前記車両への物体の接近を検出するのに応じて起爆してもよい。このような構成によれば、車両への物体の接近が検出された際に電池と電力供給先との間の電力ラインを速やかに遮断することができる。
本発明に係る電池回路は、上記発明において、前記遮断用素子は、前記第2電力ラインに所定値以上の電流が流れた際に溶断するヒューズ機能を備えていてもよい。このような構成によれば、短絡時に電池と電力供給先との間の電力ラインを速やかに遮断することができる。
本発明に係る電池回路は、上記発明において、前記第2電力ラインにはサービスプラグが設けられていてもよい。このような構成によれば、サービス時の安全性を確保することができる。
本発明に係る電池回路は、上記発明において、前記遮断用素子は、前記電池の他方の極と前記サービスプラグとの間に配置されていてもよい。このような構成によれば、電池に近い側で第2電力ラインを遮断することができる。
本発明に係る電池回路によれば、リレー素子の固着が検出されるのに応じて起爆手段が起爆して電池の他方の極と電力供給先とを接続する第2電力ラインが切断されるので、リレー素子が固着した際に電池と電力供給先との間の電力ラインを速やかに遮断することができる。
図1は、本発明の一実施形態である電池回路の構成を示す回路図である。 図2は、図1に示すヒューズ素子の構成を示す模式図である。 図3は、図2に示すヒューズ本体の構成を示す平面図である。
以下、図面を参照して、本発明の一実施形態である電池回路の構成について説明する。
〔電池回路の構成〕
まず、図1を参照して、本発明の一実施形態である電池回路の構成について説明する。
図1は、本発明の一実施形態である電池回路の構成を示す回路図である。
図1に示すように、本発明の一実施形態である電池回路1は、ハイブリッド車両や電気自動車等の車両に搭載され、正極側電力ラインPL及び負極側電力ラインNLに接続されたインバータ等の電力供給先に電池2の電力を供給する。
電池回路1は、電力供給源としての組電池等の電池2と、電池2の正極と電力供給先とを接続する正極側電力ラインPLに設けられたシステムメインリレー3と、電池2の負極と電力供給先とを接続する負極側電力ラインNLに設けられたヒューズ素子4及びサービスプラグ(S/P)5と、を備えている。このような構成によれば、1個のリレー素子で電池2の正極側及び負極側の接続を共に遮断することができ、部品点数を削減できる。
システムメインリレー3は、オンする際に突入電流が発生しないように突入電流防止回路が設けられた周知のリレー素子によって構成されている。システムメインリレー3は、後述するシステムECU12から出力される制御信号に従ってオン/オフ制御される。
ヒューズ素子4は、電池2の負極とサービスプラグ5との間の負極側電力ラインNLに設けられている。ヒューズ素子4は、システムメインリレー3の固着時、車両に対する物体の接近(衝突)時、及び短絡電流の発生時において、電池2と電力供給先との間の電気的な接続を遮断する。これにより、正極側電力ラインPL及び負極側電力ラインNLを共に遮断することができる構成で部品点数を低減することができる。ヒューズ素子4の詳細な構成については、図2及び図3を参照して後述する。ヒューズ素子4は、電池2の負極とサービスプラグ5との間に配置されている。これにより、電池2に近い側で負極側電力ラインNLを遮断することができる。
サービスプラグ5は、ディーラーのサービスマン等の操作者によって着脱可能に設けられている。操作者によってサービスプラグ5が取り外されると、電池2と電力供給先との間の電気的な接続が遮断される。サービスプラグ5を設けることにより、サービス時の安全性を確保することができる。
電池回路1は、制御系として、エアバッグECU(Electronic Control Unit)11と、システムECU12と、を備えている。エアバッグECU11及びシステムECU12は、コンピュータ等の情報処理装置によって構成されている。
エアバッグECU11は、車両に設けられたエアバッグを制御したり、車両に対する物体の接近(衝突)を判定したりする装置である。システムECU12は、電池回路1を含む車両全体の動作を制御する装置である。本実施形態では、システムECU12は、システムメインリレー3のオン/オフ動作に伴うシステムメインリレー3の両端部の電圧の変化を検出することによって、システムメインリレー3の固着を検出する。
〔ヒューズ素子の構成〕
次に、図2及び図3を参照して、ヒューズ素子4の構成について説明する。
図2は、ヒューズ素子4の構成を示す模式図である。図3は、図2に示すヒューズ本体42の構成を示す平面図である。
図2に示すように、ヒューズ素子4は、筐体41、ヒューズ本体42、収容部43、起爆剤44、カッター45、ガイド部46、及び支持台47を備えている。
筐体41は、直方体形状のケース部材によって構成され、内部には消弧砂(図示せず)が収容されている。筐体41内に消弧砂を収容することによって、ヒューズ本体42が溶断した際にアーク放電が発生したとしても、アーク放電を消滅させることができる。
ヒューズ本体42は、筐体41内に挿通され、その両端部は負極側電力ラインNLに接続されている。ヒューズ本体42は、予め定められた設計値以上の電流が流れる短絡発生時、溶断することによって電池2と電力供給先との間の電気的な接続を遮断する。また、図3に示すように、ヒューズ本体42には、カッター45によって容易、且つ、安定的に切断可能なように切断線CLに沿って複数の孔48が形成されている。なお、本実施形態では、ヒューズ本体42に複数の孔48を形成したが、カッター45からの応力が集中しやすいようにする構成であればよく、例えばくびれや凹部等を複数の孔48の代わりに形成してもよい。
収容部43は、筐体41の上部に配置され、内部に起爆剤44を収容している。
起爆剤44は、インフレータ等の周知の起爆剤44によって構成され、システムECU12からの制御信号に従って起爆する。システムECU12は、システムメインリレー3の固着が検出された場合とエアバッグECU11が物体の接近(衝突)を検出した場合において、起爆剤44に制御信号を出力する。
カッター45は、先端部に応力集中部が設けられた絶縁体部材によって構成され、起爆剤44の起爆に応じて先端部をヒューズ本体42の切断線CLに押し当てることによってヒューズ本体42を切断する。ヒューズ本体42を切断することによって、負極側電力ラインNLを切断することができる。
ガイド部46は、起爆剤44の起爆に応じてカッター45の先端部をヒューズ本体42の切断線CLの方向に誘導する部材である。ガイド部46を設けることによって、ヒューズ本体42の切断線CLにカッター45の先端部を安定的に誘導することができる。
支持台47は、カッター45の先端部がヒューズ本体42に押し当てられた際にヒューズ本体42を支持する部材である。
以上の説明から明らかなように、本発明の一実施形態である電池回路1では、システムメインリレー3の固着が検出されるのに応じて起爆剤44が起爆して負極側電力ラインNLが切断されるので、システムメインリレー3が固着した際に負極側電力ラインNLを速やかに遮断することができる。
以上、本発明者らによってなされた発明を適用した実施形態について説明したが、本実施形態による本発明の開示の一部をなす記述及び図面により本発明は限定されることはない。すなわち、本実施形態に基づいて当業者等によりなされる他の実施形態、実施例、及び運用技術等は全て本発明の範疇に含まれる。
1 電池回路
2 電池
3 システムメインリレー
4 ヒューズ素子
5 サービスプラグ
11 エアバッグECU
12 システムECU
41 筐体
42 ヒューズ本体
43 収容部
44 起爆剤
45 カッター
46 ガイド部
47 支持台
NL 負極側電力ライン
PL 正極側電力ライン

Claims (5)

  1. 車両に搭載される電池回路であって、
    電力供給源としての電池と、
    前記電池の一方の極と電力供給先とを接続する第1電力ラインに設けられたリレー素子と、
    前記電池の他方の極と前記電力供給先とを接続する第2電力ラインに設けられた遮断用素子と、
    前記リレー素子の固着を検出する固着検出手段と、
    を備え、
    前記遮断用素子は、前記固着検出手段が前記リレー素子の固着を検出するのに応じて起爆する起爆手段と、前記起爆手段が起爆するのに応じて前記第2電力ラインを切断する切断手段と、を有する
    ことを特徴とする電池回路。
  2. 前記車両への物体の接近を検出する接近検出手段を備え、前記起爆手段は、前記接近検出手段が前記車両への物体の接近を検出するのに応じて起爆することを特徴とする請求項1に記載の電池回路。
  3. 前記遮断用素子は、前記第2電力ラインに所定値以上の電流が流れた際に溶断するヒューズ機能を備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の電池回路。
  4. 前記第2電力ラインにはサービスプラグが設けられていることを特徴とする請求項1〜3のうち、いずれか1項に記載の電池回路。
  5. 前記遮断用素子は、前記電池の他方の極と前記サービスプラグとの間に配置されていることを特徴とする請求項4に記載の電池回路。
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