JPS634400B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS634400B2 JPS634400B2 JP10627679A JP10627679A JPS634400B2 JP S634400 B2 JPS634400 B2 JP S634400B2 JP 10627679 A JP10627679 A JP 10627679A JP 10627679 A JP10627679 A JP 10627679A JP S634400 B2 JPS634400 B2 JP S634400B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- voice coil
- pass filter
- temperature rise
- low
- speaker
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000012545 processing Methods 0.000 claims description 4
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 3
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 9
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 description 5
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 238000005513 bias potential Methods 0.000 description 1
- 230000000903 blocking effect Effects 0.000 description 1
- 238000007493 shaping process Methods 0.000 description 1
- 230000001629 suppression Effects 0.000 description 1
- 230000002123 temporal effect Effects 0.000 description 1
- 238000012360 testing method Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04R—LOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; DEAF-AID SETS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
- H04R9/00—Transducers of moving-coil, moving-strip, or moving-wire type
- H04R9/02—Details
- H04R9/04—Construction, mounting, or centering of coil
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Acoustics & Sound (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Circuit For Audible Band Transducer (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はスピーカのボイスコイルの温度上昇測
定装置に関する。
定装置に関する。
スピーカの耐入力特性を決定する要素として信
号再生時のボイスコイルの温度上昇現象がある。
スピーカの駆動電流の約９割は熱エネルギーの形
でボイスコイルから放出されるためボイスコイル
自身が非常に高温になる可能性があり、またボイ
スコイルの温度上昇によるインピーダンス変化は
信号再生特性に与える影響が大であること等から
スピーカの信号再生時におけるボイスコイルの温
度上昇を正確に把握することが重要である。
号再生時のボイスコイルの温度上昇現象がある。
スピーカの駆動電流の約９割は熱エネルギーの形
でボイスコイルから放出されるためボイスコイル
自身が非常に高温になる可能性があり、またボイ
スコイルの温度上昇によるインピーダンス変化は
信号再生特性に与える影響が大であること等から
スピーカの信号再生時におけるボイスコイルの温
度上昇を正確に把握することが重要である。
従来のボイスコイルの温度上昇の測定方法はス
ピーカに直接熱電対を取付けて温度の測定を行う
ものや、ボイスコイルの抵抗温度特性を利用した
ものがある。しかし乍ら熱電対を使用する場合は
スピーカを加工する必要が生じることが欠点であ
る。また第１図にはボイスコイルの抵抗温度特性
を利用した温度上昇測定装置の回路例が示されて
おり、本図の装置はスピーカーに信号電流と同時
に所定の直流電流を供給し、ボイスコイルの端子
の電位変化によつて温度上昇を測定する様に構成
したものである。しかしこの装置の場合にもアン
プ１からスピーカ２に強い低域信号が入力された
場合にかかる信号をローパスフイルタ３によつて
完全に抑圧することができず温度上昇の測定信号
にノイズ成分となつて侵入する恐れがあること、
またローパスフイルタとして40dB／oct程度の特
性のものが必要となるため装置が大型化すること
等の欠点があつた。
ピーカに直接熱電対を取付けて温度の測定を行う
ものや、ボイスコイルの抵抗温度特性を利用した
ものがある。しかし乍ら熱電対を使用する場合は
スピーカを加工する必要が生じることが欠点であ
る。また第１図にはボイスコイルの抵抗温度特性
を利用した温度上昇測定装置の回路例が示されて
おり、本図の装置はスピーカーに信号電流と同時
に所定の直流電流を供給し、ボイスコイルの端子
の電位変化によつて温度上昇を測定する様に構成
したものである。しかしこの装置の場合にもアン
プ１からスピーカ２に強い低域信号が入力された
場合にかかる信号をローパスフイルタ３によつて
完全に抑圧することができず温度上昇の測定信号
にノイズ成分となつて侵入する恐れがあること、
またローパスフイルタとして40dB／oct程度の特
性のものが必要となるため装置が大型化すること
等の欠点があつた。
本発明は従来のボイスコイルの温度上昇測定装
置の上記の欠点を改善し、スピーカを加工する必
要がなく、かつノイズのない測定が可能な温度上
昇測定装置を提供することを目的とする。
置の上記の欠点を改善し、スピーカを加工する必
要がなく、かつノイズのない測定が可能な温度上
昇測定装置を提供することを目的とする。
本発明によるボイスコイルの温度上昇測定装置
はボイスコイルの端子電圧測定電流にスピーカ駆
動電流の一部を逆相で重畳することによつてボイ
スコイルの抵抗値を検出した直流電圧に含まれる
スピーカ駆動電流による交流成分を相殺してＳ／
Ｎ比の高い測定を行う様に構成したことが特徴で
ある。
はボイスコイルの端子電圧測定電流にスピーカ駆
動電流の一部を逆相で重畳することによつてボイ
スコイルの抵抗値を検出した直流電圧に含まれる
スピーカ駆動電流による交流成分を相殺してＳ／
Ｎ比の高い測定を行う様に構成したことが特徴で
ある。
以下本発明によるボイスコイルの温度測定装置
の実施例について図面を参照しながら詳細に説明
する。
の実施例について図面を参照しながら詳細に説明
する。
本図においてアンプ１は被測定スピーカ２にミ
ユージツクソース等の各種の信号を供給するため
の駆動装置として用いられており、このアンプ１
の出力端子とスピーカ２のボイスコイル２ａの一
端子との間にはコンデンサC1が挿入されており、
ボイスコイル２ａの抵抗成分RL1とともに第１の
ハイパスフイルタが形成されている。このハイパ
スフイルタのカツトオフ周波数はスピーカ２の再
生帯域外でかつ直流の遮断が可能な値が好まし
く、例えば50Hzとする。またスピーカ２のボイス
コイル２ａと並列にダミー抵抗RL2が設けられて
おり、このダミー抵抗RL2にもコンデンサC2を介
してアンプ１から駆動電流が供給されている。こ
のコンデンサC2とダミー抵抗RL2とによつて第２
のハイパスフイルタが形成されているが、このハ
イパスフイルタのカツトオフ周波数は第１のハイ
パスフイルタと同一の50Hzとする。
ユージツクソース等の各種の信号を供給するため
の駆動装置として用いられており、このアンプ１
の出力端子とスピーカ２のボイスコイル２ａの一
端子との間にはコンデンサC1が挿入されており、
ボイスコイル２ａの抵抗成分RL1とともに第１の
ハイパスフイルタが形成されている。このハイパ
スフイルタのカツトオフ周波数はスピーカ２の再
生帯域外でかつ直流の遮断が可能な値が好まし
く、例えば50Hzとする。またスピーカ２のボイス
コイル２ａと並列にダミー抵抗RL2が設けられて
おり、このダミー抵抗RL2にもコンデンサC2を介
してアンプ１から駆動電流が供給されている。こ
のコンデンサC2とダミー抵抗RL2とによつて第２
のハイパスフイルタが形成されているが、このハ
イパスフイルタのカツトオフ周波数は第１のハイ
パスフイルタと同一の50Hzとする。
以上の各部分によるスピーカ２の駆動状態での
ボイスコイル２ａの温度上昇を測定するためにボ
イスコイル２ａには所定の直流電圧源からの直流
バイアス電圧VB1が抵抗RB1を介して供給されて
いる。すなわちボイスコイル２ａの温度が上昇し
た場合にはその抵抗成分RL1が増加するため抵抗
RB1との接続点における電位が上昇し、これによ
つてボイスコイルの温度変化が検出される構成で
ある。
ボイスコイル２ａの温度上昇を測定するためにボ
イスコイル２ａには所定の直流電圧源からの直流
バイアス電圧VB1が抵抗RB1を介して供給されて
いる。すなわちボイスコイル２ａの温度が上昇し
た場合にはその抵抗成分RL1が増加するため抵抗
RB1との接続点における電位が上昇し、これによ
つてボイスコイルの温度変化が検出される構成で
ある。
ボイスコイル２ａの直流電位の測定のためには
比較手段として演算増幅器OP1が設けられている
が、その非反転入力端子とボイスコイル２ａとの
間にはコイルL1及びコンデンサC3によるローパ
スフイルタが挿入されており、アンプ１からの交
流信号成分を減衰させるために用いられている
が、このローパスフイルタのカツトオフ周波数は
約10Hzとすると良い。また演算増幅器OP1の反転
入力端子とダミー抵抗との間にはコイルL2とコ
ンデンサC4とから成る第２のローパスフイルタ
が設けられている。この第２のローパスフイルタ
のカツトオフ周波数は第１のローパスフイルチの
場合と同一の10Hzとする。
比較手段として演算増幅器OP1が設けられている
が、その非反転入力端子とボイスコイル２ａとの
間にはコイルL1及びコンデンサC3によるローパ
スフイルタが挿入されており、アンプ１からの交
流信号成分を減衰させるために用いられている
が、このローパスフイルタのカツトオフ周波数は
約10Hzとすると良い。また演算増幅器OP1の反転
入力端子とダミー抵抗との間にはコイルL2とコ
ンデンサC4とから成る第２のローパスフイルタ
が設けられている。この第２のローパスフイルタ
のカツトオフ周波数は第１のローパスフイルチの
場合と同一の10Hzとする。
以上の様に演算増幅器の２つの入力端子にはボ
イスコイル２ａとダミー抵抗RL2からの２つの信
号が入力される構成であるが、ダミー抵抗RL2か
らの信号はボイスコイル２ａからの信号の交流成
分に対応し、直流バイアス電圧を含まないことを
除いて全く同一の波形になつている。このため演
算増幅器OP1において合成された２つの信号は交
流成分が完全に相殺されて、演算増幅器OP1の出
力電圧はボイスコイル２ａの温度上昇に応じて変
化する直流的なバイアス電位のみを検出したもの
になり、スピーカ駆動信号による交流的なノイズ
を除去することができる。この様にしてボイスコ
イル２ａの抵抗成分RL1の変化の検出によりボイ
スコイル２ａの温度上昇の測定を安定に行う回路
が形成されている。またこの場合に同相電圧除去
比（CMMR）の高い回路素子である演算増幅器
を使用しているため優れた交流成分抑圧特性を期
待することができる。またさらに、ハイパスフイ
ルタ，ローパスフイルタ等の相互の特性に差が生
じた場合に演算増幅器OP1の出力に交流成分が発
生する恐れがあるが、この様な交流成分は第３の
ローパスフイルタ３を使用して除去する様に構成
されている。このローパスフイルタ３からの測定
信号は例えば所定の記録装置等に入力して時間的
な変化を記録すると良く、ローパスフイルタ３に
よる波形整形以外にも各種の信号処理を行うこと
ができる。
イスコイル２ａとダミー抵抗RL2からの２つの信
号が入力される構成であるが、ダミー抵抗RL2か
らの信号はボイスコイル２ａからの信号の交流成
分に対応し、直流バイアス電圧を含まないことを
除いて全く同一の波形になつている。このため演
算増幅器OP1において合成された２つの信号は交
流成分が完全に相殺されて、演算増幅器OP1の出
力電圧はボイスコイル２ａの温度上昇に応じて変
化する直流的なバイアス電位のみを検出したもの
になり、スピーカ駆動信号による交流的なノイズ
を除去することができる。この様にしてボイスコ
イル２ａの抵抗成分RL1の変化の検出によりボイ
スコイル２ａの温度上昇の測定を安定に行う回路
が形成されている。またこの場合に同相電圧除去
比（CMMR）の高い回路素子である演算増幅器
を使用しているため優れた交流成分抑圧特性を期
待することができる。またさらに、ハイパスフイ
ルタ，ローパスフイルタ等の相互の特性に差が生
じた場合に演算増幅器OP1の出力に交流成分が発
生する恐れがあるが、この様な交流成分は第３の
ローパスフイルタ３を使用して除去する様に構成
されている。このローパスフイルタ３からの測定
信号は例えば所定の記録装置等に入力して時間的
な変化を記録すると良く、ローパスフイルタ３に
よる波形整形以外にも各種の信号処理を行うこと
ができる。
以上の様に本発明によるボイスコイルの温度特
性測定装置はスピーカを加工することなくノイズ
成分の少い測定出力を得ることができるものであ
るが、さらにダミー抵抗RL2に、抵抗RB2等を有
する直流バイアス電圧供給回路４を接続すること
により、演算増幅器OP1の出力電圧をシフトさ
せ、ボイスコイル２ａの温度上昇による抵抗成分
RL1の変化分のみを検出する様に構成することも
可能である。また上記の実施例では比較手段とし
て演算増幅器を使用した場合を示したが、これに
限らず種々の回路を用いることができることは明
らかである。
性測定装置はスピーカを加工することなくノイズ
成分の少い測定出力を得ることができるものであ
るが、さらにダミー抵抗RL2に、抵抗RB2等を有
する直流バイアス電圧供給回路４を接続すること
により、演算増幅器OP1の出力電圧をシフトさ
せ、ボイスコイル２ａの温度上昇による抵抗成分
RL1の変化分のみを検出する様に構成することも
可能である。また上記の実施例では比較手段とし
て演算増幅器を使用した場合を示したが、これに
限らず種々の回路を用いることができることは明
らかである。
本発明によるボイスコイルの温度上昇測定装置
を使用することによつて従来に比較して測定精度
を向上させることができ、スピーカシステム等の
性能をより正確に測定することが可能になる。
を使用することによつて従来に比較して測定精度
を向上させることができ、スピーカシステム等の
性能をより正確に測定することが可能になる。
第１図は従来のボイスコイルの温度上昇測定装
置の一例を示す図、第２図は本発明によるボイス
コイルの温度上昇測定装置の一実施例を示す図で
ある。 主要部分の符号の説明、１……アンプ、２……
スピーカ、３……ローパスフイルタ、OP1……演
算増幅器。
置の一例を示す図、第２図は本発明によるボイス
コイルの温度上昇測定装置の一実施例を示す図で
ある。 主要部分の符号の説明、１……アンプ、２……
スピーカ、３……ローパスフイルタ、OP1……演
算増幅器。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ スピーカの駆動電流を発生する駆動装置と、
前記スピーカのボイスコイルに所定の抵抗を介し
て直流電圧を供給する直流電圧源と、ダミー素子
と、前記駆動装置の出力端子と前記ボイスコイル
との間に挿入された第１のハイパスフイルタと、
前記駆動装置の出力端子と前記ダミー素子との間
に挿入されて、前記第１のハイパスフイルタに等
しい特性を有する第２のハイパスフイルタと、前
記ボイスコイル及び前記ダミー素子に夫々接続さ
れて、低域成分のみを通過させる互いに等しい特
性の２つのローパスフイルタと、前記２つのロー
パスフイルタからの信号を比較して差信号を出力
する比較手段と、前記比較手段に接続されて前記
差信号を信号処理する信号処理回路とから成るこ
とを特徴とするボイスコイルの温度上昇測定装
置。 ２ 前記比較手段は演算増幅器から成ることを特
徴とする特許請求の範囲第１項記載のボイスコイ
ルの温度上昇測定装置。 ３ 前記信号処理回路は初段にローパスフイルタ
を有することを特徴とする特許請求の範囲第１項
若しくは第２項記載のボイスコイルの温度上昇測
定装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10627679A JPS5630400A (en) | 1979-08-21 | 1979-08-21 | Measuring instrument for temperature rise of voice coil |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10627679A JPS5630400A (en) | 1979-08-21 | 1979-08-21 | Measuring instrument for temperature rise of voice coil |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5630400A JPS5630400A (en) | 1981-03-26 |
| JPS634400B2 true JPS634400B2 (ja) | 1988-01-28 |
Family
ID=14429548
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10627679A Granted JPS5630400A (en) | 1979-08-21 | 1979-08-21 | Measuring instrument for temperature rise of voice coil |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5630400A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101369932B1 (ko) * | 2012-12-18 | 2014-03-06 | 시그마엘텍(주) | 스피커 보이스코일 온도측정장치 |
| CN109218952B (zh) * | 2018-08-08 | 2020-12-22 | 厦门傅里叶电子有限公司 | 基于相位变化测量的喇叭温度测试系统及方法 |
-
1979
- 1979-08-21 JP JP10627679A patent/JPS5630400A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5630400A (en) | 1981-03-26 |
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