JPS6223142Y2 - - Google Patents

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JPS6223142Y2
JPS6223142Y2 JP16756675U JP16756675U JPS6223142Y2 JP S6223142 Y2 JPS6223142 Y2 JP S6223142Y2 JP 16756675 U JP16756675 U JP 16756675U JP 16756675 U JP16756675 U JP 16756675U JP S6223142 Y2 JPS6223142 Y2 JP S6223142Y2
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signal
wave
cut
frequency
output
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JP16756675U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は測定装置における測定出力中のノイズ
を除去するための波装置の改善に関する。例え
ばガスクロマトグラフの如き分析装置或は測定装
置より発する出力信号は通常ノイズを含むため
波器を通してノイズを除きレコーダに記録するこ
とが行われている。この場合波器は出来るだけ
ノイズを除くことが望ましいが、波特性を強く
し過ぎると即ち信号の低周波成分までカツトする
ようにすると信号波形が変化(遅延減衰等)して
正確な記録がされないことになるので、信号波形
が一定限度以上に変形しないように波器の特性
を設定する必要がある。
本考案は、このように一定限度以上に信号が変
形した場合にこれを検知し、それによつて波器
の選択が適正かつ容易にできるようにするもの
で、その要旨とする所は波特性の異なる波器
に信号を通して両波器の出力圭形に一定限度以
上の差が生じると波条件が不適であると判断す
る装置を提供しようとするものである。以下実施
例によつて本考案を説明する。
第1図の実施例においてブロツクをつなぐ2重
ラインは従来装置の構成で、分析装置よりの信号
イを増幅器で増幅して信号ロとして、次に波器
1(ローパスフイルタ)で波して信号1として
レコーダに記録していたが、本考案ではこの従来
構成に付加して図示の如く波器1に通したもの
と同じ信号ロをこれより波特性の弱い即ち遮断
周波数の高い波器2に通して信号ハとし、更に
分圧器Pを通して、その減幅された信号2を引算
回路に入れて波器1よりの信号1から引算して
この値を積分回路で積分し、その出力をレベル検
出器に印加して適宜設定レベルと比較して、積分
値がレベル検出器の設定レベル以下の場合に警報
器へ不適信号を出すと共にレコーダにマーク信号
を送つて不適のマークを記録する。この場合波
器1,2の波特性を夫々若干弱めて再度分析を
行い、この操作を警報が出なくなる迄(実際上一
回試し分析を行えば充分)繰返せば、波器が適
正に設定される。
波器1及び波器2は夫々第2図に示すよう
な波特性F1,F2,…Fnを持つた多数の
波器の群から一つを切替設定器で選択でき、第3
図に示す如く波器1、波器2は連動して切替
えられるようになつていて、波器2は常に波
器1の遮断周波数より一段高い(波特性の弱
い)遮断周波数を持つたものに設定されるように
なつている。
第3図は波器1がF1特性(第2図)、波
器2がF2特性に設定された場合を示す。今それ
ぞれの出力波形について説明すると、波器1の
方が2より遮断周波数が低いから信号中の低周波
成分の減衰が波器2より大きく信号の遅延も大
きいので一般に第4図に示す如く波器2を出た
信号ハに対して波器1を出た信号1はピークが
おくれ、かつ信号ハより減衰している。今仮にこ
の信号1とハとを引算回路に導き両者の差を求め
て、この差を信号1の全域にわたつて積分すると
差の信号は正負略均等に変化しているので積分は
略Oになつてしまうが、本考案では信号ハを分圧
器Pで減幅させて信号2を得これと信号1との差
を信号1の全域にわたり積分するようにしてい
る。この場合信号ハに対し信号1減衰しかつおく
れているが、信号2は信号ハを減衰させたものな
ので第4図に示すように信号1と2とは立上り側
が略一致するから信号1と2との差の積分を信号
1の山の全域にわたつて行うと積分値は0になら
ない。
しかし、波器1を強く(遮断周波数を低く)
して行くと、信号1の減衰もピーク遅れも増大す
るので、第4で信号1の山の左側の部分は信号2
の山の左側部分の下になり、その部分は積分の符
号が逆になるので、信号1の減衰と相俟つて信号
1の全域にわたる積分は次第に小さくなつてく
る。従つてこの積分は両波器によるもとの信号
の減衰およびおくれが同じであるとき、即ち波
器1の選択が適切であるとき最大値を示すことに
なり、上記積分が或る設定レベル以上であること
によつて波器選定が適切であることを検知し得
るのである。
なお上記実施例では波器1,2は連動して相
互の遮断周波数の差が一定なように切換えられる
が、波器2は最高遮断周波数を持つたもの一つ
に固定しておいてもよい。この場合波器2を出
た信号ハ は多量のノイズを含んでいるが、本考
案では波器1,2を出た信号の差を積分してい
るのでノイズの影響は消去されており、これが本
考案の一つの特徴である。また波器2を出た信
号ハを減幅する代りに波器1を出た信号1を増
幅してもよいことは当然であり、レベル検出器か
らの不適信号によつて自動的に波器1(及び
2)の波特性を一段下げるようにすることも容
易である。
本考案は上述したような構成で既述のようにノ
イズ除去用波器の特性の適否が自動的に判定で
き、かつ積分を行つているので自身の動作がノイ
ズに対して安定である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例装置のブロツク図、
第2図は波器群の特性グラフ、第3図は第1図
における波器1,2の構成を示すブロツク図、
第4図は信号波形図である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 遮断周波数が高低互に異る二つの波器のうち
    少くとも遮断周波数が低い方の波器の遮断周波
    数を可変とし、上記両波器の遮断周波数を夫々
    一定にして測定信号を上記両波器に通して両
    波器の出力差を遮断周波数が高い方の波器の出
    力を減幅して遮断周波数が低い方の波器の出力
    信号の全域にわたつて積分し、この積分値に一定
    限度以上の差が生じた場合これを検知するレベル
    検出器によつて不適信号を得るようにした波特
    性の適否検知装置。
JP16756675U 1975-12-11 1975-12-11 Expired JPS6223142Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP16756675U JPS6223142Y2 (ja) 1975-12-11 1975-12-11

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JP16756675U JPS6223142Y2 (ja) 1975-12-11 1975-12-11

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Publication Number Publication Date
JPS5279835U JPS5279835U (ja) 1977-06-14
JPS6223142Y2 true JPS6223142Y2 (ja) 1987-06-12

Family

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