JPS592082B2 - 音声信号のダイナミツクレンジ改善方法 - Google Patents

音声信号のダイナミツクレンジ改善方法

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Publication number
JPS592082B2
JPS592082B2 JP51108541A JP10854176A JPS592082B2 JP S592082 B2 JPS592082 B2 JP S592082B2 JP 51108541 A JP51108541 A JP 51108541A JP 10854176 A JP10854176 A JP 10854176A JP S592082 B2 JPS592082 B2 JP S592082B2
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JP
Japan
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audio signal
signal
voltage
dynamic range
dynamic
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Expired
Application number
JP51108541A
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English (en)
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JPS5333609A (en
Inventor
雄三 布施
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Publication of JPS592082B2 publication Critical patent/JPS592082B2/ja
Expired legal-status Critical Current

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  • Tone Control, Compression And Expansion, Limiting Amplitude (AREA)
  • Reduction Or Emphasis Of Bandwidth Of Signals (AREA)
  • Signal Processing Not Specific To The Method Of Recording And Reproducing (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 音声信号をテープレコーダなどで録音・再生する場合、
ダイナミックレンジを大幅に改善することができる方法
として第1図に示すようなものがある。
即ち、図において10はエンコーダ、20はデコーダで
ある。
エンコーダ10においては、原音声信号がプリエンフア
シス回路11を通じて電圧制(財)増幅器12に供給さ
れる。この増幅器12は外部よりの制(財)直流電圧に
応じて増幅度が直線的に対数変化するもので、この増幅
器12の出力が動作補償回路13を介してRMS(実効
値)レベルセンサー14に供給されて原音声信号の実効
値が検出され、これより検出レベルの対数に比例した直
流電圧が得られ、これが電圧制御増幅器12に供給され
て、この直流電圧の大きさに応じて増幅器12の増幅度
が変化され、原音声信号のダイナミックレンジがデシベ
ルで例えば1/2に、従つて例えば−60dBの信号は
−30dBに、+20dBの信号は+10dBにそれぞ
れ圧縮される。そして、この圧縮された信号が伝送系例
えばテープレコーダ30に録音される。
こうして圧縮されて録音された信号はデコーダ20にお
いて次のようにして伸張される。
即ち、テープレコーダ30の再生音声信号は、エンコー
ダの電圧制御増幅器12と同一の特性を有する電圧制(
財)増幅器21に供給され、また再生音声信号は動作補
償回路22を介してRMSレベルセンサー23に供給さ
れてこれよりエンコーダ10のときと同様に再生音声信
号の大きさに比例した直流電圧が得られ、これがインバ
ータ24を介して電圧制(財)増幅器21にその利得制
(財)電圧として供給され、再生音声信号のダイナミッ
クレンジはデシペルで2倍に、従つて−30dBの信号
は−60dBに、+10dBの信号は+20dBにそれ
ぞれ伸張され、これがデイエンフアシス回路25を通じ
て取り出される。
このようにしてテープレコーダのダイナミックレンジは
実効的に拡大され、原音声信号の広いダイナミックレン
ジを損なうことなくそのままの形で再現することができ
る。
しかも、このとき、テープノイズなどの雑音はデコーダ
で伸張されて、さらに微少レベルにTげられるので、原
音のピアニシモなどもテープノイズにマスクされること
なく再現される。
また、この方法においては、RMS(実効値)検出方式
のレベルセンサーを用いているので、伝送系としてのテ
ープレコーダで生ずる位相ずれの影響は無視できるとい
う効果がある。
ところで、このRMS(実効値)の定義は、信号波をf
(を)、周期をTとすると、次のとおりである。
従つて、原信号の低域成分まで正しく実効値を求めるた
めには、かなり長い積分時定数が必要となる.ところが
、このように時定数が長いと原信号のレベルが急激に変
化した場合利得制(財)は速やかに追述できない。
即ち、例えば音声信号が第2図Aに示すようにトーンバ
ースト状の信号S人であつた場合、RMSレベルセンサ
ー14あるいは23より得られる制闘電圧EOは積分時
定数の関係で、第2図Bに示すように、音声信号の立上
がりからなだらかに変化するようになり、電圧制薗増幅
器12より得られる音声信号は、第2図Cに示すように
、その立上がり部では十分に圧縮されず、その部分では
音質劣化を生じやすくなるとともに、伝送系従つてテー
プレコーダで、その圧縮されない分だけ余分なダイナミ
ツクレンジが要求されることになる。本発明は、上述の
欠点を簡単に除去できるようにしたもので、以下、本発
明方法の一例を、図を参照しながら説明しよう。
本発明においては、第3図に示すように、エンコーダ1
0においては、電圧制(財)増幅器12よりの信号が動
作補償回路13を介してRMSレベルセンサー14に供
給されるとともにピーク検波回路15に供給され、入力
音声信号が第2図Aのようなトーンバースト状の信号S
Aである場合には、このピーク検波回路15より第2図
Dに示すような信?SAのピーク検波出力SD,が得ら
れ、これが微分回路16に供給されてこれより第2図E
に示すような出力SD,が極件反転された信号の微分信
号が得られ、これが合成器17に供給され、この合成器
17においてRMSレベルセンサー14よりの電圧Ec
(第2図B)と合成され、この合成器17よりは第2図
Fに示すように信号SAの立上がり部でも急激に変化す
る電圧EOが得られ、これにより電圧制闘増幅器12の
増幅度が制(財)されるので、この増幅器12よりは、
第2図Gに示すように、信号SAの立上がりの部分でも
十分に圧縮された状態の信号が得られる。
デコーダ20においても同様に再生音声信号が動作補償
回路22を介してRMSレベルセンサー23に供給され
るとともにピーク検波回路26に供給され、そのピーク
検波出力が微分回路2rで微分され、その出力が合成器
28に供給されてRMSレベルセンサー23よりの制岬
電圧と合成され、その合成出力がインバータ24を介し
て電圧制仰増幅器21に供給されてその増幅度が制闘さ
れる。
以上述べたように、本発明方法によれば、入力音声信?
のレベル変化が急激なときにもこれに十分に追従して圧
縮伸張されるので、従来の欠点を簡単に除去できる。
即ち、全体の系として瞬時の応答件が良くなるので、原
信号の立上がり部分での音質が改善され、また伝送系と
してのテープレコーダには余分なダイナミツクレンジは
必要なくなるので、ダイナミツクレンジは拡大される。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のダイナミツタレンジ改善方法の一例の系
統図、第2図は本発明の説明のための波形図、第3図は
本発明による音声信号のダイナミツタレンジ改善方法の
一例の系統図である。 10はエンコーダ、20はデコーダで、12及び21は
それぞれ電圧制闘増幅器、14及び23はそれぞれRM
Sレベルセンサー、15及び26はそれぞれピーク検波
回路、16及び27はそれぞれ微分回路である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 入力音声信号の実効値が検出されて得られる上記入
    力音声信号の大きさに比例した直流電圧と、上記入力音
    声信号のピーク検波値が微分されて得られる信号電圧と
    が合成されて、この合成出力により電圧制御増幅器の増
    幅度が制御されることにより入力音声信号が圧縮・伸張
    されるようになされた音声信号のダイナミックレンジ改
    善方法。
JP51108541A 1976-09-10 1976-09-10 音声信号のダイナミツクレンジ改善方法 Expired JPS592082B2 (ja)

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JP51108541A JPS592082B2 (ja) 1976-09-10 1976-09-10 音声信号のダイナミツクレンジ改善方法

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JPS5333609A JPS5333609A (en) 1978-03-29
JPS592082B2 true JPS592082B2 (ja) 1984-01-17

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4376916A (en) * 1980-05-29 1983-03-15 Cbs Inc. Signal compression and expansion system
JPS57160557U (ja) * 1981-04-01 1982-10-08
JPS6397021A (ja) * 1986-10-13 1988-04-27 Mitsubishi Electric Corp 圧縮装置
JPS63293009A (ja) * 1987-05-26 1988-11-30 Miyazono Seisakusho:Kk 窯業用プレス機
JPH0716404Y2 (ja) * 1987-09-08 1995-04-19 株式会社宮園製作所 プレス成形装置

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JPS5333609A (en) 1978-03-29

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