JPS6343915Y2 - - Google Patents

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JPS6343915Y2
JPS6343915Y2 JP1985048552U JP4855285U JPS6343915Y2 JP S6343915 Y2 JPS6343915 Y2 JP S6343915Y2 JP 1985048552 U JP1985048552 U JP 1985048552U JP 4855285 U JP4855285 U JP 4855285U JP S6343915 Y2 JPS6343915 Y2 JP S6343915Y2
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JP
Japan
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cage
seaweed
rod
stopper
attached
Prior art date
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Expired
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JP1985048552U
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English (en)
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JPS61165191U (ja
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、海苔乾燥設備等に使用される簀枠
に、海苔簀を取付けるための止め具に関するもの
である。
〔従来技術〕
乾燥海苔の製造は、海洋から採取した海苔を細
かく裁断して水に溶かし、海苔簀に抄き上げて脱
水乾燥した後、海苔簀から剥取ることにより行わ
れるが、海苔質は、硬くなつたり柔らかくなつた
りして変化する性質があり、この海苔質の変化に
応じて海苔簀を交換する必要があつた。
従つて、従来の海苔簀を簀枠に取付けて搬送す
るタイプの海苔乾燥設備等においては、実開昭58
−41192号公報に記載されているように、海苔簀
を簀枠に止め具でもつて取り外し自由に固定して
いた。そして、この従来の止め具はその先端が鉤
状になつて、簀枠を構成する簀枠に引つ掛けて取
付られていた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ところが、従来例に係る止め具は、簀枠に引つ
掛けて取付られていて、一旦、海苔簀の両側に取
付けられている鉤状の止め具を海苔簀の緊張方向
とは反対方向に引つ張つてから外す必要があつた
ので、海苔簀の交換作業に大変な手数を要するい
う問題点があつた。
勿論、長時間かかつて作業をすれば、海苔簀の
取替作業は可能であるが、その間に海洋から取つ
てきた海苔の品質は悪化してしまうという問題点
があり、短時間で行おうとすれば、人手がいると
いう問題点があつた。
本考案はこのような事情に鑑みてなされたもの
で、海苔簀を簀枠に簡単に取付け及び取り外しの
できる海苔簀止め具を提供することを目的とす
る。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的に沿う本考案に係る海苔簀止め具は、
海苔簀の前端部及び後端部に夫々止め具を介して
取付けられるロツドと、簀枠に固着され上記海苔
簀面とは略直角方向に開口し、上記ロツドを取り
外し自在に嵌着しその挿入部は上記ロツド径より
間隙の小さくその先端部は外方に開く弾性部材か
らなる係止金具とを有してなり、上記止め具また
は上記ロツドを上記海苔簀面とは略直角方向に押
圧することによつて上記ロツドの上記係止金具へ
の挿脱が行えるようにして構成されている。
〔作用〕
本考案に係る海苔簀止め具は、海苔簀の前端部
及び後端部に夫々止め具を介して取付けられるロ
ツドと、簀枠に固着され上記海苔簀面とは略直角
方向に開口し、上記ロツドを取り外し自在に嵌着
しその挿入部は上記ロツド径より間隙の小さくそ
の先端部は外方に開く弾性部材からなる係止金具
とを有して構成されているので、海苔簀に取付け
られたロツドあるいは止め具を海苔簀面とは略直
角方向に押圧することによつて、ロツドがロツド
径より間隙の小さい挿入部を押し開いて係止金具
を挿脱し、これによつてロツド及び止め具が取付
けられた海苔簀を簀枠から簡単に取り外すことが
できる。
〔実施例〕
続いて、添付した図面を参照しつつ、本考案を
具体化した一実施例につき説明し、本考案の理解
に供する。
ここに、第1図は本考案の一実施例に係る海苔
簀止め具を使用して海苔簀を簀枠に取付た状態の
部分平面図、第2図は第1図における矢視B−B
断面図、第3図は本考案の他の実施例に係る海苔
簀止め具の使用状態を示す平面図である。
第1図、第2図に示すように、本考案の変形例
に係る海苔簀止め具10は、ロツド11の両端に
止め具12,13を固着(例えば、溶接止め)
し、該止め具12(13も同じ)の先部は第2図
に示すように屈曲して海苔簀14の前端部(後端
部も同じ)を部分的に挟持して海苔簀14に該止
め具12,13が固定されている。
一方、丸棒を適当に組み合わせてなる簀枠15
には、弾性部材からなる係止金具16,17が所
定位置に固着(例えば、溶接止め等によつて)さ
れている。この係止金具16,17は第2図に示
すように、一方にロツド11の直径より小さい挿
入部18を形成し、その先端部19は外方に開い
て、ロツド11を第2図において海苔簀14面と
は略直角方向下方に押圧すれば、ロツド11が係
止金具16,17から外れ、直角方向上方に押圧
すればロツド11を容易に挿入できるようになつ
ている。
上記実施例に係る海苔簀止め具10は、このよ
うに構成されていて、海苔簀14の簀枠15への
脱着はロツド11を係止金具16,17に嵌着す
ることによつて行う。従つて、ロツド11をある
程度強度のある材料で構成しておけば、ロツド1
1の略中央を押すことによつて海苔簀14全体の
取付、取外しができることになり、一回の動作で
海苔簀の取付及び取外しができることになる。
第3図は、上記実施例に係る海苔簀止め具10
を、縦方向に海苔簀14が装着される簀枠21に
適用した場合を示す。
この場合、簀枠21に固着されている係止金具
22,23は両方向に夫々ロツド11を嵌装でき
る構造としておくのが好ましい。
〔考案の効果〕
本考案に係る海苔簀止め具は以上のように構成
されているので、海苔簀に取付けられている止め
具あるいはロツドを、海苔簀面とは略直角方向に
押圧することによつて、ロツドを係止金具に挿脱
することができ、これによつて海苔簀を簀枠から
容易に取り外し及び取付けが行える。
特にその動作は海苔簀面と略直角方向への押圧
力によつて行えるので、短時間の内にその作業が
行え、季節によつて変性する海苔に対応して海苔
簀を迅速に取り替えることが容易になり、海苔の
品質の悪化の防止が図られる。
そして、その取り外しは1動作で済むので、従
来例の如くその取り外し工程が複雑でなく、海苔
簀の簀枠への挿脱の自動化が容易に行える。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例に係る海苔簀止め具
を使用して海苔簀を簀枠に取付た状態の部分平面
図、第2図は第1図における矢視B−B断面図、
第3図は本考案の他の実施例に係る海苔簀止め具
の使用状態を示す平面図である。 符号の説明、10……海苔簀止め具、11……
ロツド、12,13……止め具、14……海苔
簀、15……簀枠、16,17……係止金具、1
8……挿入部、19……先端部、21……簀枠、
22,23……係止金具。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 海苔簀の前端部及び後端部に夫々止め具を介
    して取付けられるロツドと、簀枠に固着され上
    記海苔簀面とは略直角方向に開口し、上記ロツ
    ドを取り外し自在に嵌着しその挿入部は上記ロ
    ツド径より間隙の小さくその先端部は外方に開
    く弾性部材からなる係止金具とを有してなり、
    上記止め具または上記ロツドを上記海苔簀面と
    は略直角方向に押圧することによつて上記ロツ
    ドの上記係止金具への挿脱が行えることを特徴
    とする海苔簀止め具。 (2) 係止金具によつて止め具の横移動が防止さ
    れ、海苔簀が簀枠の所定の位置に取付けられる
    構造となつている実用新案登録請求の範囲第1
    項記載の海苔簀止め具。
JP1985048552U 1985-03-31 1985-03-31 Expired JPS6343915Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985048552U JPS6343915Y2 (ja) 1985-03-31 1985-03-31

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985048552U JPS6343915Y2 (ja) 1985-03-31 1985-03-31

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61165191U JPS61165191U (ja) 1986-10-14
JPS6343915Y2 true JPS6343915Y2 (ja) 1988-11-15

Family

ID=30564920

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1985048552U Expired JPS6343915Y2 (ja) 1985-03-31 1985-03-31

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0627114Y2 (ja) * 1990-06-20 1994-07-27 株式会社戸上電機製作所 海苔簀保持枠及びそれに使用する保持装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5841192B2 (ja) * 1980-05-29 1983-09-10 永大産業株式会社 低比重パ−テイクルボ−ドの製造方法

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5841192U (ja) * 1981-09-10 1983-03-18 中央発条工業株式会社 海苔乾燥枠における海苔漉きみすの取付具

Patent Citations (1)

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JPS5841192B2 (ja) * 1980-05-29 1983-09-10 永大産業株式会社 低比重パ−テイクルボ−ドの製造方法

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JPS61165191U (ja) 1986-10-14

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