JPS6343222Y2 - - Google Patents

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JPS6343222Y2
JPS6343222Y2 JP5295983U JP5295983U JPS6343222Y2 JP S6343222 Y2 JPS6343222 Y2 JP S6343222Y2 JP 5295983 U JP5295983 U JP 5295983U JP 5295983 U JP5295983 U JP 5295983U JP S6343222 Y2 JPS6343222 Y2 JP S6343222Y2
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JP
Japan
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rail
support
protrusion
recess
concrete
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JP5295983U
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English (en)
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JPS59160612U (ja
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Publication of JPS6343222Y2 publication Critical patent/JPS6343222Y2/ja
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  • Refuge Islands, Traffic Blockers, Or Guard Fence (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は主として道路において用いられるガー
ドレール、詳細には鋼製ガードレールに比し維持
管理が容易なコンクリート製ガードレールに関す
る。
一般に道路に設置されているガードレールは道
路交通の事故防止のためのものであるが、積雪地
域における金属製ガードレール、ガードロープの
破損状況は交通機関である自動車の衝突によるも
のは僅かの20%弱で、積雪による直圧、雪崩や除
雪車による横圧によるものが80%に及んでいる。
又衝撃力を吸収するためのレールの継目やロープ
を支えるブラケツト等の破損、錆びることなど維
持管理上多くの欠点がある。
そして、従来、コンクリート製ガードレールと
して内部に金網を配設したコンクリート板からな
る道路用防護壁が実開昭51−130623号公報に、ま
たレジンコンクリートを金属製薄板に被覆したレ
ールを金属製支柱にボルト、ナツトで止着したガ
ードレールが実公昭52−23143号公報に夫々提案
されていたが、前者のものは重量物となり施工補
修が困難であると共に体裁も悪い、また後者のも
のは金属製支柱を用いている為に腐食の問題が有
る上に、レールを支柱へ取り付けるのに手間がか
かり、その取り付け箇所の強度にも難点を有して
いる。
本考案は上記実情に鑑み、比較的軽量にして施
工補修が容易に行えると共にレールの取り付け箇
所も衝撃および積雪、除雪に対して充分な強度を
有するガードレールをコンクリート製ガードレー
ルとして提供して上記の従来欠点を解消すること
を目的とするものであり、その目的を達成するた
めの特徴とする構成は、コンクリート製支柱と、
この支柱に固定されるコンクリート製レールとを
備え、上記支柱の上端に突起を形成すると共に上
記レールにその突起と嵌合する孔または凹部を形
成し、上記支柱には、その長さ方向に前記突起の
先端部まで達するようにしてPC鋼材が配設され
ており、また上記レールには、その長さ方向の上
記孔または凹部の側部を含めた箇所にPC鋼材が
配設されており、上記支柱上端の突起に上記レー
ルの孔または凹部を脱着自在に被嵌して、レール
と支柱のプレストレス導入によつて比較的肉薄で
軽量であると共に十分な強度をもつガードレール
を構成し、かつ、プレストレスが導入された突起
と孔又は凹部を介してレールを支柱にワンタツチ
で被嵌できるようになしてレールの取り付け作業
を容易にし、然もレール取り付け箇所の強度も良
好になしたところにある。
次に上記特徴に基づく実施例を添付図面により
説明する。
1はプレストレストコンクリート製の支柱であ
り、長さ方向に複数のPC鋼線2またはPC鋼棒が
プレテンシヨン方式またはポストテンシヨン方式
により配設されており、例えば150mm×200mmの断
面矩形の肉厚で十分な強度を有する。また支柱1
の上部は上端に進むにしたがい次第に肉厚に形成
されており、この肉厚部1aにより広く形成され
た支柱1の上端には突起1bが形成され、この突
起1bと上端面の間には段部1cが形成されてい
る。そして支柱1には、その長さ方向に前記突起
1bの先端部まで達するようにしてPC鋼線2ま
たはPC鋼棒が配設されており、突起1bと支柱
1を一体的に形成している。
3はプレストレストコンクリート製のレールで
あり長さ方向に複数のPC鋼線4またはPC鋼棒が
プレテンシヨン方式またはポストテンシヨン方式
により配設されており、例えば高さ350mm幅250mm
の小形なレールで十分な強度を有する。またレー
ル3には上記支柱1の突起1bが嵌合する孔また
は凹部3aが形成されており、この孔または凹部
3aの両側部を含めた箇所にはレール3の長さ方
向に沿つてPC鋼線4またはPC鋼棒が配設されて
いる。そして支柱1上端の突起1bにレール3の
孔または凹部3aを着脱自在に被嵌している。
またレール3の断面形成状は逆U状、倒コ状ま
たはロ状等のように衝撃吸収空間5を中央に有す
る二重壁構造をなし、それぞれの壁部6,6aに
はPC鋼線4またはPC鋼棒が配設されており、衝
突時の衝撃を段階的に吸収分散できるようになし
ている。なおレール3および支柱1のそれぞれ長
さ方向には補強鋼線(図示せず)が配設されてい
ると共に、レール3には断面形状と同形の補強鋼
線4aが長さ方向と直交する方向に多数間隔毎に
配設されている。また支柱1には矩形の補強鋼線
2aが長さ方向と直交する方向に多数間隔毎に配
設されている。
また第1図は支柱1を土中に埋設した場合を示
したが、土中に埋設せずコンクリートに立設して
橋バイパス路等の路面に設置する場合には、根入
れ長さは短くてもよい。したがつて、上記突起1
bと凹部3aの嵌合によつて支柱1の上方からレ
ール3を被嵌するだけで簡単に組立施工できるも
のであり、レール3の着脱も同様にワンタツチで
行えるからレールが破損した場合でも破損したレ
ール3を容易に取り替えることができる。
然も上記突起1bは支柱1の長さ方向に配設し
たPC鋼線2が連続して配設されているため、衝
撃によつて折損する虞れがなく十分な強度をもつ
上、レール3の凹部3aの両側部もPC鋼線4に
よつて補強されているため、強度的に十分なもの
になり、上記突起1bと凹部3aによるレール3
の取付箇所は自動車の衝撃に十分耐え得る堅牢な
ものになる。また、支柱1およびレール3の長さ
方向に配設されたPC鋼線4により十分な曲げ剛
性をも備えているから衝撃力を一層良好に吸収分
散できる。なお上記突起1bまたは凹部3aには
嵌合前にあらかじめモルタル(図示せず)を塗布
することが好ましい。さらにレール3は肉薄であ
ると共に短いブロツク体でありプレハブ式に1ブ
ロツクA毎に組立てるものであるから、衝突によ
り破損しても第1図に示す1ブロツクAのみを新
しいものに交換するだけで補修可能であるから、
従来のもののように道路延長方向に長い部分の変
形破損を生ぜず、補修作業も簡単に行うことがで
きる。またレール3および支柱1は積雪による鉛
直荷重および除雪時の水平荷重に対して十分な強
さを発揮することができる。
本考案は上記の通り、コンクリート製支柱と、
この支柱に固定されるコンクリート製レールとを
備え、上記支柱の上端に突起を形成すると共に上
記レールにその突起と嵌合する孔または凹部を形
成し、上記支柱には、その長さ方向に前記突起の
先端部まで達するようにしてPC鋼材が配設され
ており、また上記レールには、その長さ方向の上
記孔または凹部の側部を含めた箇所にPC鋼材が
配設されており、上記支柱上端の突起に上記レー
ルの孔または凹部を脱着自在に被嵌したから、レ
ールを1ブロツク毎に組み立てる構造となり比較
的軽量でかつ簡単な組立方式のため施工補修が容
易で体裁も良好なコンクリート製ガードレールと
なり、然も衝突時の衝撃力に十分耐え得る強度を
持つレール取付構造を備えるから自動車の不測の
事故を確実に防止することができ、その実用上の
効果は大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のガードレールを示す一部切欠
正面図、第2図は同上要部の拡大断面図、第3図
は第1図のA−A線断面図、第4図は同上B−B
線断面図、第5図は同上C−C線拡大断面図であ
る。 1…支柱、1b…突起、2…PC鋼線、3…レ
ール、3a…凹部、4…PC鋼線。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. コンクリート製支柱と、この支柱に固定される
    コンクリート製レールとを備え、上記支柱の上端
    に突起を形成すると共に上記レールにその突起と
    嵌合する孔または凹部を形成し、上記支柱には、
    その長さ方向に前記突起の先端部まで達するよう
    にしてPC鋼材が配設されており、また上記レー
    ルには、その長さ方向の上記孔または凹部の側部
    を含めた箇所にPC鋼材が配設されており、上記
    支柱上端の突起に上記レールの孔または凹部を脱
    着自在に被嵌したことを特徴とするガードレー
    ル。
JP5295983U 1983-04-08 1983-04-08 ガ−ドレ−ル Granted JPS59160612U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5295983U JPS59160612U (ja) 1983-04-08 1983-04-08 ガ−ドレ−ル

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5295983U JPS59160612U (ja) 1983-04-08 1983-04-08 ガ−ドレ−ル

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59160612U JPS59160612U (ja) 1984-10-27
JPS6343222Y2 true JPS6343222Y2 (ja) 1988-11-11

Family

ID=30183304

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5295983U Granted JPS59160612U (ja) 1983-04-08 1983-04-08 ガ−ドレ−ル

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JP (1) JPS59160612U (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS59160612U (ja) 1984-10-27

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