JPH11350439A - 防護柵 - Google Patents

防護柵

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JPH11350439A
JPH11350439A JP15503898A JP15503898A JPH11350439A JP H11350439 A JPH11350439 A JP H11350439A JP 15503898 A JP15503898 A JP 15503898A JP 15503898 A JP15503898 A JP 15503898A JP H11350439 A JPH11350439 A JP H11350439A
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JP
Japan
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wall portion
upper wall
lower wall
protective fence
vehicle
Prior art date
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Application number
JP15503898A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Takahashi
高橋  健
Yasuhiro Takemura
泰弘 竹村
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UNI CREATIVE ENGINEERING KK
Ishikawajima Kenzai Kogyo Co Ltd
Ishikawajima Construction Materials Co Ltd
Original Assignee
UNI CREATIVE ENGINEERING KK
Ishikawajima Kenzai Kogyo Co Ltd
Ishikawajima Construction Materials Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コストアップを招くことなく、衝突車両を確
実に受け止めるとともに、衝突時の衝撃を和らげて車両
へのダメージを低減させる。 【解決手段】 路盤2に構築された基礎3上に、上部に
インサートナット14を有する下壁部11を設置する。
インサートナット14へ連結棒15をねじ込み、ナット
15aによって締結固定させる。上壁部12を、そのグ
ラウトホール16を連結棒15へ挿通させながら下壁部
11の上部に設置する。上壁部12の下部に形成された
凹部18からなる空間部19及びグラウトホール16の
下端部へ発泡材20を嵌め込む。グラウトホール16へ
モルタル17を充填する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、道路の中央分離
帯あるいは道路の両路肩に車両の走行レーンに沿って設
置される防護柵に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、道路の中央分離帯あるいは道路
の両路肩には、車両の走行レーンに沿って防護柵が設け
られている。この種の防護柵としては、一部を路面に埋
設させたコンクリート製のものが知られており、この防
護柵は、主筋方向を鉛直方向とし、下側を固定端とする
片持ち梁形式となっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな防護柵にあっては、変形が小さいため、車両の衝突
時における反力が大きく、車両へのダメージは、ガード
レールに比較して大きいという問題があった。また、衝
突時の力が集中するため、鉄筋の配設量を多くしなけれ
ばならず、基礎の構造が大掛かりとなって、大型化して
しまうという問題もあった。
【0004】この発明は、上記事情に鑑みてなされたも
ので、衝突時の衝撃を和らげて、車両へのダメージを低
減させることができ、しかも、衝突車両を確実に受け止
めることができる低コストな防護柵を提供することを目
的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の防護柵によれば、車両の走行方向に
沿って路面上に構築される防護柵において、路面上に設
置される下壁部と、この下壁部上に設置される上壁部と
を有してなり、前記下壁部には、その上部にインサート
ナットが設けられ、前記上壁部には、前記下壁部の前記
インサートナットに締結固定される弾性を有した連結棒
が設けられ、前記インサートナットとの連結箇所近傍に
は、前記連結棒の周囲に空間部が形成されていることを
特徴としている。これにより、車両が衝突して、上壁部
に衝撃が加わった際に、この衝撃力によって下壁部に上
壁部を連結している連結棒が空間部内にて弾性変形し、
上壁部が下壁部に対してスライドし、衝撃力が吸収、分
散される。
【0006】請求項2記載の防護柵は、車両の走行方向
に沿って路面上に構築される防護柵において、路面上に
設置される下壁部と、この下壁部上に設置される上壁部
とを有してなり、前記下壁部には、固定フレームが設け
られ、前記上壁部には、車両の走行方向に沿って垂直に
配設されて前記下壁部の前記固定フレームにボルト・ナ
ットによって締結固定される弾性を有した連結板が設け
られ、前記固定フレームとの連結箇所近傍には、前記連
結板の周囲に空間部が形成されていることを特徴として
いる。これにより、車両が衝突して、上壁部に衝撃が加
わった際に、この衝撃力によって下壁部に上壁部を連結
している連結板が空間部内にて弾性変形し、上壁部が下
壁部に対してスライドし、衝撃力が吸収、分散される。
【0007】請求項3記載の防護柵は、請求項1または
請求項2記載の防護柵において、前記下壁部と前記上壁
部との間には、前記下壁部の上面及び前記上壁部の下面
の両方もしくはいずれか一方に、これら下壁部と上壁部
との接触抵抗を低減させる板体が設けられていることを
特徴としている。つまり、板体によって、車両衝突時の
上壁部のスライドがさらに容易に生じ、これにより、衝
撃力がさらに円滑に吸収、分散される。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態の防護
柵を図によって説明する。図1から図3において、符号
1は、防護柵である。この防護柵1は、車両の走行レー
ンに沿って道路の両側あるいは中央に設置されるもので
ある。この防護柵1は、路盤2に構築された基礎3上に
立設されており、基礎3に接合されて舗装部4に一部が
埋設されるプレキャスト製の下壁部11と、この下壁部
11の上方側のプレキャスト製の上壁部12とに分割さ
れた構造とされている。これら下壁部11と上壁部12
との間には、その長手方向へ間隔をあけて複数の接合部
13が設けられており、これら接合部13によって下壁
部11と上壁部12とが上下に連結されている。なお、
これら下壁部11及び上壁部12には、それぞれその内
部に図示しない鉄筋が配設されている。
【0009】この接合部13は、下壁部11に設けられ
たインサートナット14と、上壁部11に設けられた連
結棒15とを有するもので、このインサートナット14
にねじ込まれた連結棒15によって下壁部11の上部に
上壁部12が接合されている。この連結棒15は、弾性
を有する異型鉄筋からなるものでその先端部におねじ部
が形成されており、このおねじ部が前記インサートナッ
ト14にねじ込まれて連結されている。なお、この連結
棒15のおねじ部には、締め付け用のナット15aが設
けられており、このナット15aの締結力によって連結
棒15が緩むことなくインサートナット14へ確実に締
結固定されている。
【0010】連結棒15は、上壁部12の上下に形成さ
れたグラウトホール16内に配設され、このグラウトホ
ール16に充填されたモルタル17によって上壁部12
に固定されている。また、上壁部12には、下壁部11
との接合面における連結棒15の周囲に凹部18からな
る空間部19が形成されており、この空間部19には、
発泡材20が嵌め込まれている。なお、前記グラウトホ
ール16にも、その下端部に発泡材20が設けられてい
る。また、上壁部12の下面には、鉄板あるいは樹脂板
等からなる板体21が設けられており、この板体21に
よって下壁部11と上壁部12との接触抵抗が低減さ
れ、上壁部12のスライドが円滑に行われるようになっ
ている。
【0011】次に、上記の防護柵1を構築する場合につ
いて説明する。まず、道路上に、下壁部11を設置し、
この下壁部11の各インサートナット14に、連結棒1
5のおねじ部をねじ込み、ナット15aを締め付けて確
実に締結させる。上記のように連結棒15を締結固定し
たら、上壁部12を、そのグラウトホール16へ連結棒
15を挿入させながら下壁部11の上部に設置する。こ
のように、上壁部12を下壁部11の上部に設置した
ら、上壁部12に形成された空間部19へ発泡材20を
嵌め込む。また、グラウトホール16にも、その下端部
に発泡材20を嵌め込んでおく。
【0012】この状態にて、上壁部12の各グラウトホ
ール16へモルタル17を充填する。この際、このグラ
ウトホール16の下端部に設けられた発泡材20によっ
て、グラウトホール16の下端部からのモルタル17の
流出が防止される。グラウトホール16に充填したモル
タル17が硬化すると、この硬化したモルタル17によ
って、下壁部11のインサート14に締結固定された連
結棒15が上壁部12に確実に固定され、これにより、
下壁部11の上部に上壁部12が連結棒15によって連
結される。
【0013】そして、上記のように構築された防護柵1
によれば、車両が衝突して、上壁部12に衝撃が加わる
と、図4に示すように、この衝撃力によって下壁部11
に上壁部12を連結している連結棒15が空間部19内
にて弾性変形し、上壁部12が下壁部11に対してスラ
イドする。つまり、このように、車両が防護柵1に衝突
すると、連結棒15が変形して、上壁部12が下壁部1
1に対してスライドすることにより、その車両の衝突時
の衝撃力が吸収、分散される。これにより、この防護柵
1に衝突した車両への反力を低減させることができ、車
両へのダメージを大幅に低減させることができる。
【0014】また、このように上壁部12がスライドす
ることにより、衝撃力が吸収、分散されるので、上壁部
12を支持している下壁部11へ加わる衝撃力も大幅に
低減される。したがって、下壁部11の損傷を低減させ
ることができるとともに、下壁部11の低強度化が可能
となり、これより、例えば、下壁部11の鉄筋の配設量
を少なくして、低コスト化を図ることができる。
【0015】さらには、車両が衝突して上壁部12が損
傷した場合は、この損傷した上壁部12を取り外し、新
たな上壁部12を取り付ければ良く、修繕費を大幅に低
減させることができる。
【0016】ここで、この上壁部12を取り替える場合
について説明する。まず、損傷した上壁部12を取り外
すために、空間部19に嵌め込まれた発泡材20を取り
外し、この空間部19から下壁部11と上壁部12とを
連結している連結棒15を切断する。このようにする
と、下壁部11に対して上壁部12が分離され、この上
壁部12が取り外し可能となる。損傷した上壁部12を
取り外したら、切断した連結棒15をインサートナット
14から取り外し、新たな連結棒15をインサートナッ
ト14へねじ込み、ナット15aを締結し、前述したよ
うな手順によって新たな上壁部12を取り付ける。
【0017】また、上記の例では、プレキャストの上壁
部12を用いる例を説明したが、この上壁部12及び下
壁部11を、現場打ちにて構築しても良い。ここで、こ
の上壁部12を現場打ちにて構築する場合は、連結棒1
5を固定し、発泡材20を取り付けた下壁部11の上部
に、鉄筋を配設して型枠を配設し、この型枠内にコンク
リートを打設し、硬化養生させれば良い。なお、この場
合、上壁部12内に配設する鉄筋は、道路の長手方向へ
連続させ、目地においても切断しないようにすると良
い。
【0018】なお、上記の例では、上壁部12の下面に
鉄板あるいは樹脂板等からなる板体21を設けて、上壁
部12のスライドを板体21によって円滑にさせたが、
この板体21は、下壁部11の上面及び上壁部12の下
面の両方もしくは下壁部11の上面のみに設けても良
い。
【0019】次に、他の実施の形態の防護柵を説明す
る。図5から図7に示すように、この防護柵31は、連
結板32を用いて下壁部11と上壁部12とを連結させ
た接合部30を有するものである。下壁部11には、ア
ンカー筋33が溶接固定された固定フレーム34が埋め
込まれており、上壁部12には、アンカー筋33が溶接
固定された連結フレーム35が埋め込まれている。上壁
部12に設けられた連結フレーム35には、一対の前記
連結板32が表裏に溶接固定されている。これら連結板
32は、弾性を有する金属板からなるもので、その中間
部には、互いに外方へ湾曲された湾曲部32aが形成さ
れている。
【0020】そして、上壁部12の連結フレーム35に
設けられた連結板32と、下壁部11の固定フレーム3
4とがボルト36・ナット37によって締結固定されて
おり、これにより、下壁部11と上壁部12とが互いに
連結されている。また、この防護柵31の場合も、連結
板32の周囲には空間部19が形成されており、この空
間部19には、発泡材20が嵌め込まれている。
【0021】そして、上記構造の防護柵31の場合も、
車両が衝突して、上壁部12に衝撃が加わった際に、図
8に示すように、この衝撃力によって下壁部11に上壁
部12を連結している連結板32が変形し、上壁部12
が下壁部11に対してスライドし、車両の衝突時の衝撃
力が吸収、分散され、この防護柵31に衝突した車両へ
の反力を低減させることができ、車両へのダメージを大
幅に低減させることができる。
【0022】また、このように上壁部12がスライドす
ることにより、衝撃力が吸収、分散されるので、上壁部
12を支持している下壁部11へ加わる衝撃力も大幅に
低減され、下壁部11の強度を低減させることができ、
下壁部11の鉄筋の配設量を少なくして、低コスト化を
図ることができる。さらには、損傷した上壁部12を新
たなものと取り替える場合には、連結板32を下壁部1
1の固定フレーム34に連結しているボルト36・ナッ
ト37を取り外して損傷した上壁部12を取り去り、前
述したような手順によって新たな上壁部12を取り付け
れば良い。また、この防護柵31においても、上壁部1
2及び下壁部11を現場打ちにて構築しても良い。
【0023】また、上記他の実施の形態例の防護柵31
にあっても、上壁部12の下面に設けられた板体21に
よって、車両衝突時の上壁部12のスライドをさらに容
易に生じさせることができ、これにより、衝撃力をさら
に円滑に吸収、分散させることができる。
【0024】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明の防護柵
によれば、下記の効果を得ることができる。請求項1記
載の防護柵によれば、弾性を有する連結棒によって上壁
部を下壁部に連結させるとともに、下壁部との接合箇所
近傍における連結棒の周囲に空間部を形成したので、車
両が衝突して、上壁部に衝撃が加わった際に、この衝撃
力によって下壁部に上壁部を連結している連結棒が空間
部内にて変形し、上壁部が下壁部に対してスライドする
こととなる。つまり、車両が防護柵に衝突すると、連結
棒が変形して、上壁部が下壁部に対してスライドするこ
とにより、その車両の衝突時の衝撃力が吸収、分散さ
れ、これにより、この防護柵に衝突した車両への反力を
低減させることができ、車両へのダメージを大幅に低減
させることができる。また、このように上壁部がスライ
ドすることにより、衝撃力が吸収、分散されるので、上
壁部を支持している下壁部へ加わる衝撃力も大幅に低減
される。したがって、下壁部の損傷を低減させることが
できるとともに、下壁部の低強度化が可能となり、これ
より、例えば、下壁部の鉄筋の配設量を少なくして、低
コスト化を図ることができる。また、連結棒は、下壁部
のインサートナットへねじ込んで固定されたものである
ので、車両が衝突して上壁部が損傷した場合は、連結棒
を切断して上壁部を取り去るとともに、切断した連結棒
をインサートナットから緩めて取り外し、新たな連結棒
をインサートナットへねじ込んで新たな上壁部を取り付
ければ良い。つまり、防護柵の一部を取り替えるだけで
良いので、修繕費を大幅に低減させることができる。
【0025】請求項2記載の防護柵によれば、弾性を有
する連結板によって上壁部を土台に連結させるととも
に、下壁部との連結箇所近傍における連結板の周囲に空
間部を形成したので、車両が衝突して、上壁部に衝撃が
加わった際に、この衝撃力によって下壁部に上壁部を連
結している連結板が空間部内にて変形し、上壁部が下壁
部に対してスライドすることとなる。つまり、車両が防
護柵に衝突すると、連結板が変形して、上壁部が下壁部
に対してスライドすることにより、その車両の衝突時の
衝撃力が吸収、分散され、これにより、この防護柵に衝
突した車両への反力を低減させることができ、車両への
ダメージを大幅に低減させることができる。また、この
ように上壁部がスライドすることにより、衝撃力が吸
収、分散されるので、上壁部を支持している下壁部へ加
わる衝撃力も大幅に低減される。したがって、下壁部の
損傷を低減させることができるとともに、下壁部の低強
度化が可能となり、これより、例えば、下壁部の鉄筋の
配設量を少なくして、低コスト化を図ることができる。
また、連結板は、下壁部の固定フレームにボルト・ナッ
トによって締結固定されたものであるので、車両が衝突
して上壁部が損傷した場合は、ボルト・ナットを緩めて
連結板を固定フレームから外して上壁部を取り去り、新
たな上壁部を設置して、その連結板を下壁部の固定フレ
ームへボルト・ナットによって締結固定すれば良い。つ
まり、防護柵の一部を取り替えるだけで良いので、修繕
費を大幅に低減させることができる。
【0026】請求項3記載の防護柵によれば、下壁部の
上面及び上壁部の下面の両方もしくはいずれか一方に、
これら下壁部と上壁部との接触抵抗を低減させる板体を
設けることにより、車両衝突時の上壁部のスライドをさ
らに容易に生じさせることができ、これにより、衝撃力
をさらに円滑に吸収、分散させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態の防護柵の構成及び構造
を説明する防護柵の概略斜視図である。
【図2】 本発明の実施の形態の防護柵の構成及び構造
を説明する防護柵の断面図である。
【図3】 本発明の実施の形態の防護柵の構成及び構造
を説明する防護柵の側断面図である。
【図4】 本発明の実施の形態の防護柵の作用を説明す
る防護柵の側断面図である。
【図5】 本発明の他の実施の形態の防護柵の構成及び
構造を説明する防護柵の概略斜視図である。
【図6】 本発明の他の実施の形態の防護柵の構成及び
構造を説明する防護柵の断面図である。
【図7】 本発明の他の実施の形態の防護柵の構成及び
構造を説明する防護柵の側断面図である。
【図8】 本発明の他の実施の形態の防護柵の作用を説
明する防護柵の側断面図である。
【符号の説明】
1、31 防護柵 11 下壁部 12 上壁部 14 インサートナット 15 連結棒 19 空間部 21 板体 32 連結板 34 固定フレーム 36 ボルト 37 ナット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 竹村 泰弘 奈良県奈良市青山2丁目3番地の52 有限 会社ユニ.クリエイティブ.エンジニアリ ング.内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両の走行方向に沿って路面上に構築さ
    れる防護柵において、 路面上に設置される下壁部と、この下壁部上に設置され
    る上壁部とを有してなり、 前記下壁部には、その上部にインサートナットが設けら
    れ、前記上壁部には、前記下壁部の前記インサートナッ
    トに締結固定される弾性を有した連結棒が設けられ、 前記インサートナットとの連結箇所近傍には、前記連結
    棒の周囲に空間部が形成されていることを特徴とする防
    護柵。
  2. 【請求項2】 車両の走行方向に沿って路面上に構築さ
    れる防護柵において、 路面上に設置される下壁部と、この下壁部上に設置され
    る上壁部とを有してなり、 前記下壁部には、固定フレームが設けられ、前記上壁部
    には、車両の走行方向に沿って垂直に配設されて前記下
    壁部の前記固定フレームにボルト・ナットによって締結
    固定される弾性を有した連結板が設けられ、 前記固定フレームとの連結箇所近傍には、前記連結板の
    周囲に空間部が形成されていることを特徴とする防護
    柵。
  3. 【請求項3】 前記下壁部と前記上壁部との間には、前
    記下壁部の上面及び前記上壁部の下面の両方もしくはい
    ずれか一方に、これら下壁部と上壁部との接触抵抗を低
    減させる板体が設けられていることを特徴とする請求項
    1または請求項2記載の防護柵。
JP15503898A 1998-06-03 1998-06-03 防護柵 Pending JPH11350439A (ja)

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