JPS6342945Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6342945Y2
JPS6342945Y2 JP7399385U JP7399385U JPS6342945Y2 JP S6342945 Y2 JPS6342945 Y2 JP S6342945Y2 JP 7399385 U JP7399385 U JP 7399385U JP 7399385 U JP7399385 U JP 7399385U JP S6342945 Y2 JPS6342945 Y2 JP S6342945Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cloth
work
sewing
electric motor
work table
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP7399385U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS61188572U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP7399385U priority Critical patent/JPS6342945Y2/ja
Publication of JPS61188572U publication Critical patent/JPS61188572U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6342945Y2 publication Critical patent/JPS6342945Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Sewing Machines And Sewing (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案はサイクルミシンにより加工布上の縫
製個所にボタン付けまたは穴かがり縫いを連続し
て行うようにした縫製装置に係り、とりわけ縫製
後の加工布を積載装置に搬送するための搬送装置
が電動機により駆動される加工布搬送機構に関す
る。
〔従来の技術〕 一般に縫製装置にあつては、作業テーブル上で
サイクルミシンにより加工布上の縫製個所にボタ
ン付けまたは穴かがり縫いを連続的に行い、縫製
後に加工布は搬送装置により作業テーブルから積
載装置に載置すべく外部に搬送されるようになつ
ている。
この搬送装置は電動機により駆動される搬送ベ
ルトを有し、該ベルトを加工布に圧接し、搬送ベ
ルトの周回に伴い加工布を移送するようになつて
いる。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ところが、縫製工場内では4機ないし5機の縫
製装置を同時に監視することが通例になつてお
り、したがつて搬出装置による布送り時に加工布
が不用意に搬送ベルトに巻込まれてしまつた場
合、迅速に対応できず、電動機が過負荷状態にな
り焼損されたり、加工布が損傷する虞れがある。
この考案は上記の事情に鑑みてなされたもので、
その目的は布搬出時に加工布が搬送装置に巻込ま
れた場合、迅速に対応できて加工布および電動機
の損傷が最小で済む加工布搬送機構を提供するに
ある。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案は、布移送装置15から送出された加
工布9を電動機35の駆動により布送り方向に更
に移動させ積載装置に搬出する加工布搬出装置に
おいて、加工布の搬出時に搬出装置32の電動機
35の回転状態によりその過負荷状態を検出して
知らせる報知手段66を具備している。
〔作 用〕
搬送装置32における電動機35が加工布9に
より過負荷状態になつた場合、報知手段66が作
動され迅速に対応される。
〔実施例〕
以下この発明の一実施例を図面に基づいて説明
する。1は機枠2上面に設けられた横長な作業テ
ーブルで、長手方向の各端部を加工布供給側1A
および送出側1Bとする。3は作業テーブル1の
後方に隣接状態に設けられた機台テーブルで、こ
れの図示左端部には操作パネル3aを設けてい
る。4は機台テーブル3上に設置されたサイクル
ミシンで、これのアーム部5は前方に延出されそ
の先端部には縫針6が上下動可能に支持されてい
る。7は布押えを兼ねた一対の挾持腕で、これは
縫針6を間にはさむようにしてアーム部5と作業
テーブル1との間に開閉、昇降および前後左右に
移動できるよう設けられている。この挾持腕7と
縫針6との協同によりサイクルミシン4は一縫製
サイクル毎にボタン8を加工布9上の縫製個所P
に縫い付け得るようになつている。10はボタン
供給装置で、これは機台テーブル3上にサイクル
ミシン4の右側に隣接状態に設けられ、水平面内
で回動可能な供給腕11を有している。12は機
台テーブル3上に設けられたボタンホツパーで、
ボタン8を可撓性パイプ13を介してボタン供給
装置10の供給腕11にひとつずつ供給し、これ
の回動により最終的には挾持腕7に受け渡すよう
になつている。14はレール状のガイド手段で、
これは作業テーブル1にこれと機台テーブル3と
の境界部に位置するよう設けられ、加工布9の一
側縁部を規制案内する、15は布移送装置で、こ
れはサイクルミシン4の左右にそれぞれ位置する
第一および第二の布押え機構16,17からな
り、作業テーブル1上にガイド手段14に沿うよ
うに設けられている。第一の布押え機構16は左
右方向に移動可能に設けられ、機枠2内で水平に
移動自在に設けたラツク18の左端部に固定され
ている。そしてラツク18に第一のパルスモータ
19のピニオン20が噛合され、パルスモータ1
9の正逆回転に伴い第一の布押え機構16がラツ
ク18と一体的に左右に往復駆動されるようにな
つている。
さらに、第一の布押え機構16は上下回動可能
に枢支された押え棒21と作業テーブル1の左右
方向に形成されたスリツト22を介して押え棒2
1に対向状態に配設された受け板23とを備え、
シリンダ24の駆動により加工布9を押え棒21
と受け板22により挾持したりそれを解除したり
する。
また、第二の布押え機構17は第一の布押え機
構16と同様に上下回動可能に枢支された押え棒
25と作業テーブル1の左右方向に形成したスリ
ツト26を介して上面に延出された受け板27と
を備え、シリンダ28の駆動により加工布9を押
え棒25と受け板22とにより挾持したりそれを
解除したりする。かかる第二の布押え機構17は
機枠2内に延びる取付板29を有し、この取付板
29には第二のパルスモータ30が設けられ、そ
の回転軸はラツク18に噛合されたピニオン31
を備えている。そして、第二のパルスモータ30
の停止時に第一のパルスモータ19が起動される
と、ラツク18の移動に伴い第二の布押え機構1
7が第一の布押え機構16と一体に移動し加工布
9上の各縫製個所Pがサイクルミシン4の針落点
へ順次移送されるようになつている。また、第一
のパルスモータ19の停止状態で第二のパルスモ
ータ30が起動されたときには、第二の布押え機
構17のみがラツク18に沿つて移動する。32
は搬出装置で、これは布移送装置15から移送さ
れた加工布9を加工布送出側1Bに搬出する。こ
の搬出装置32において、33は作業テーブル1
の送出側1Bの後部に立設された支持板、34は
この支持板33の上端に上下回動可能に枢支した
取付板、35は取付板24上に装着した搬出用電
動機、36は搬出用電動機35を覆うカバーで、
これの一部はサイクルミシン4側に向かつて延出
されている。搬出用電動機35の回転軸には駆動
プーリー37が嵌着され、このプーリー37とカ
バー36の延出端部間に設けた従動プーリー38
との間には搬出ベルト39が水平に掛け渡されて
いる。40は押し上げ用シリンダで、これは作業
テーブル1上に取付板34と対向状態に設置され
ててる。そして、第一および第二の布押え機構1
6,17による加工布9の移送時には、搬出用の
電動機35が停止し、この状態で押上げ用シリン
ダ40により取付板34と共に搬出用電動機35
が上方に回動し搬出用ベルト39が作業テーブル
1の上面から離間する。第一および第二布押え機
構16,17の布移送動作が終了し、サイクルミ
シン4が加工布9の最終の縫製個所Pのボタン付
けを完了したときには、押上げ用シリンダ40に
より取付板34と共に搬出用電動機35が下方に
回動し搬出ベルト39の下側部が加工布9上に降
下して接触する。この状態で搬出用の電動機35
が起動して搬出用ベルト39の移動に伴い加工布
9が作業テーブル1から外部に搬出される。
41は搬出装置32により搬出された加工布9
を順次載置する積載装置で、これは機枠2の右側
に作業テーブル1の下方に位置して設置されてい
る。この積載装置41において、42は機枠2の
下端に水平に取付けられた支持板、43および4
4は支持板42にそれぞれ回動可能に枢支した第
一および第二の支持杆で、これら第一および第二
の支持杆の各上端部には載置台45および挾持棒
46がそれぞれ水平状態に取付けられている。そ
して、載置台45は搬出装置32により搬出され
た加工布9の自重による降下経路を間に挾む二位
置間を占めるようになつており、このため第一の
支持杆43はシリンダユニツト47により先の二
位置間で揺動駆動される。また、第二の支持杆4
4はシリンダユニツト48により挾持棒46が載
置台45の側面に当接する作用装置と載置台56
から離間した解放位置との間で揺動駆動される。
さて、第2図はボタン付け操作に係わる電気回
路を示し、この第2図において、操作パネル3a
はボタン設定スイツチ49およびボタン間隔設定
スイツチ50など各種のスイツチを備えたもの
で、これはCPU51に接続されている。かかる
CPU51はRAM52およびROM53に順に接
続されており、RAM52には操作パネル3aの
スイツチ49,50によりそれぞれ入力されるボ
タン数およびボタン間隔寸法などの縫製データが
一時的に記憶され、ROM53には操作全体のプ
ログラムおよび標準型加工布用の縫製データなど
が前もつて記憶されている。また、CPU51に
は入力ポート54を介してスータートスイツチ5
5、縫製サイクル終了を検出する縫製終了スイツ
チ56がそれぞれ接続されている。さらに、
CPU51には出力ポート57を介して第一およ
び第二のドライブ回路58,59が接続され、第
一のドライブ回路58はミシン起動用ソレノイド
60、搬出装置32の押上げ用シリンダ40の作
動を制御する制御バルブ61並びに積載装置41
のシリンダユニツト47,48の作動をそれぞれ
制御する載置台用バルブ62および挾持棒用バル
ブ63、あわせて搬出装置32の電動機35をそ
れぞれ駆動する。
この一方、第二のドライブ回路59は警報用の
LED1からなる表示回路64に接続されている。
65は表示回路65と共に報知手段66をなす
検知手段としてのエンコーダで、これは電動機3
5に接続されてこれの回転数を検出するようにな
つており、透孔67が形成された回転デイスク6
8とフオトカプラー69からなる周知構成のもの
である。エンコーダ65とCPU51との間には
カウンタ回路70が接続されており、CPU51
はエンコーダ65からカウンタ回路70に入力さ
れたパルス数が所定値に到達したことをモニター
して積載装置41の載置台用バルブ63および挾
持棒用バルブ63をそれぞれ作動制御すると共
に、所定のパルス数だけ到達しない場合には、出
力ポート57および第二のドライブ回路59を介
して表示回路64の発光ダイオードLED1に通
電するようになつている。
さらに、エンコーダ65と入力ポート54の間
には単安定マルチバイブレータ71が設けられ、
その入力側INがエンコーダ65に接続され出力
側OUTが入力ポート54に接続されている。そ
して、単マルチバイブレータ71の時定数は、エ
ンコーダ65が正常的に発するパルスの周期Tの
半分1/2Tよりも大に設定され、第4図イに示す
如くその周期が設定された周期Tを越える異常時
には単安定マルチバイブレータ71の入力側IN
がトリガーされ、出力側OUTが第4図ロに見ら
れるようにローレベルとなつて入力ポート54を
介してスタートスイツチ55が開放され搬出装置
32の電動機35が停止するようになつている。
次に上記構成の作用を主に搬出装置32と積載
装置41について正常運転の場合を説明する。
まず、電源投入時に加工布搬送速度調節スイツ
チ57が開放されている場合には、第一および第
二の布押え機構16,17による布送りとサイク
ルミシン4によるミシン縫いとが作業テーブル1
上で繰返されて加工布9の縫製個所Pにボタン8
が縫い付けられる。この場合には搬出装置32お
よび積載装置41は第3図aに実線で示すように
前者の搬出ベルト39は押上げ用シリンダ40に
より上方に回転され、作業テーブル1から離間し
た状態にあり、後者の載置台45および挾持棒4
6は互いに当接した状態で左方に傾斜する第一の
位置を占める。
この状態にてサイクルミシン4が最終ボタン8
の縫い付けを終了すると、搬出装置32の搬出ベ
ルト39が押上げ用シリンダ40により第3図b
に二点鎖線で示すように下降回動して加工布9を
作業テーブル1上に保持すると共に、電動機35
の駆動により搬出ベルト39が周回駆動されて加
工布9が矢印方向に移送される。これに伴い積載
装置41の挾持棒46がシリンダユニツト48に
より載置台45から離間する方向に移動して解放
位置に位置する。搬出ベルト39の周回により加
工布9がさらに移送され、その中間部が第3図b
に実線で示すように載置台45の側方に略達する
と、挾持棒46がシリンダユニツト47により作
用位置に回動され加工布9を挾持する。この状態
でシリンダユニツト47,48により載置台45
と挾持棒46とが第3図bに二点鎖線で示すよう
に一体的に第二の位置に回動する。そして、加工
布9が第3図cに実線で示すように作業テーブル
1から搬出し終わると、押上げシリンダ40によ
り搬出ベルト39が同図に二点鎖線で示すように
上方に回動され、加工布9は自重により落下して
載置台45上に二つ折り状態に載置される。
次に前述の如き加工布の搬出から積載について
の作用に対応するCPU51の処理を第5図に示
すフローチヤートに基づいて説明する。
まずメインルーチンのステツプS1で加工布9
の積載動作を開発すると、ステツプS2にて加工
布9の最終縫製個所Pがサイクルミシン4の針落
点に位置するか否かを確認し、この確認の後にス
テツプS3で最終縫製個所Pへのボタン付けを終
了したか否かを確める。これらの確認がいずれも
肯定であればステツプS4に進み、ROM53に
よるボタン数、並びにRAM52によるボタン間
隔寸法によつて演算された電動機35の所要のパ
ルス数P1がカウンタ回路70にセツトされる。
ステツプS5にて搬出用の電動機35が通電され
て搬出ベルト39が周回駆動されステツプS6に
て押し上げ用シリンダ40により電動機35の取
付板34が下方回動して搬出ベルト39が加工布
9上に降下する。そして、ステツプS7で電動機
35の起動後タイマにより所定時間だけ経過させ
てその回転数を定常状態にしてステツプS8でカ
ウンタ回路70により所定パルス数P1の数値か
らエンコーダ65によりパルス数をダウンカウン
トし始め、これと同時にステツプS9にてシリン
ダユニツト47により挾持棒46が第3図aに二
点鎖線で見られるように解放位置に移動する。カ
ウンタ回路70のダウンカウントに伴いステツプ
S10にてカウンタ回路70のカウント数が零に
なつたか否かが判定される。ここで搬出用の電動
機35が所定のパルス数P1と合致するパルス数
で駆動された場合には、カウンタ回路70のカウ
ント数がクリアー即ち零となり、ステツプS11
に進行して、挾持棒46がシリンダユニツト48
により挾持位置に移動され加工布9が第3図bで
実線に見られるように挾持棒46と載置台45と
により挾持される。また、加工布9の搬出時に加
工布9が搬出装置32の電動機35の搬送ベルト
39に巻込まれてこれと駆動プーリー37との間
に挾まれた場合には、電動機35が停止するか、
その回転数が低下し、エンコーダ65からのパル
スの周期Tが大となり、その増加分が第4図イに
見られるよう1/2Tを越える。このため電動機3
5によりエンコーダ65からのパルス数がカウン
タ回路70にセツトされた所定のパルス数P1に
到達しなくなりカウント数が零とならなくなる。
この場合には過負荷検出サブルーチンに移行し、
ついで単安定マルチバイブレータ71の出力側
OUTのレベルQがハイレベルHであるか否かを
確認するステツプSr1に進む。このときエンコ
ーダ65からのパルスの増加分が1/2Tを越えて
いることから単安定マルチバイブレータ71の入
力側INがトリガーされ、出力側OUTのレベルQ
がローレベルになり、したがつて、まずステツプ
Sr2に移行し、入力ポート54を介してスター
トスイツチ55が開放され搬出装置32の電動機
35が断電されて停止する。ついでステツプSr
3にてエンコーダ65からのパルス数がカウンタ
回路70の所定パルス数に到達していないことを
CPU51が判断して出力ポート57を介して第
二のドライブ回路59を駆動して表示回路64の
発光ダイオードLED1に通電してこれを点灯さ
せ異常状態を報知する。これにより加工布9を電
動機35の搬出ベルト39から取外し迅速に元の
正常状態に戻すことができる。このため搬出装置
32の電動機35が加工布9によつてその回転を
妨げられ過負荷状態が継続することがなく、電動
機35の焼損を未然に防止できると共に、加工布
9の損傷が最小限に留められる。そして電動機3
5の搬出ベルト39に対する加工布9の巻込み状
態を取除いたのち、ステツプSr4にて再びスタ
ートスイツチ55を閉成し、これを確認するとス
テツプSr5に進行して搬出装置32の電動機3
5に再び通電すると共に、ステツプSr6にて発
光ダイオードLED1を断電する。ついで、再び
メインルーチンのステツプS10に戻り、このと
きには搬出装置32からは加工布9が取外されて
巻込状態になつていないことから電動機35がカ
ウンタ回路70の所定のパルス数により駆動され
ることからカウンタ回路70がクリアーされ、こ
れのカウンタ数が零となり先に述べたように加工
布9が積載装置41に挾持されるステツプS11
に進む。ステツプS12では積載装置41にて両
シリンダユニツト47,48により載置台45お
よび挾持棒46が加工布9を挾持したまま第3図
cに二点鎖線で見られる如く作用位置に移動す
る。そして、ステツプS13にて第一の位置を占
める載置台45を第二の位置方向に移動させる時
期を決定する電動機35の所定のパルス数の数値
P2がカウンタ回路70にセツトされる。つい
で、ステツプS14にタイマがセツトされ搬出装
置32の電動機35が定常回転状態に達するまで
経時動作される。その後、ステツプS15にてカ
ウンタ回路70によりエンコーダ65からのパル
ス数をダウンカウントし始める。ステツプS16
ではステツプS15のダウンカウントに伴いカウ
ンタ回路70のカウント数が零になつたか否かが
確認される。しかして電動機35がパルス数P2
と合致するパルス数で駆動されたことが確認され
るとステツプS17に進み、ここで押上げ用シリ
ンダ40により電動機35の取付板34が上方回
動されて加工布9から離間してこれを解放する。
また、加工布9が前述のように搬送装置32に巻
込まれた場合にはステツプS15にてカウンタ回
路70のカウント数が零にならなくなり、エンコ
ーダ65からのパルス数が所定のパルス数P2に
合致しなくなるので、先に述べたと同様に過負荷
検出サブルーチンに移行する。
このサブルーチンにより前述の如くしてスター
トスイツチ55が開放され、電動機35が断電さ
れて停止すると共に、発光ダイオードLED1を
点灯し異常状態を報知する。これにより搬送装置
32に対する加工布9の巻込み状態を解除して元
の正常の状態に戻して先と同様にスタートスイツ
チ55を投入する。この場合にはステツプS16
にて電動機35が所定のパルス数P2で駆動され
るのが確認されることから加工布9が搬出ベルト
39から解放された先のステツプS17に進む。
ついで、ステツプS18では搬出用の電動機35
が断電されてその駆動を停止する。しかる後、ス
テツプS19にて載置台45および挾持棒46が
シリンダユニツト47,48により第3図aに実
線で見られる如く一体的に移動されて元の第一の
位置に復帰され、ステツプS20にて一連の積載
動作が終了する。
なお、この考案はボタン付け用だけに適用され
るに限らず、ボタン穴かがり縫いを行う場合に適
用されることは勿論である。また、加工布9によ
り搬出装置の32の電動機35の回転動作が妨げ
られた場合、表示回路64の発光ダイオード
LED1のみ点灯させ、電動機35は通電状態の
ままであるように構成してもよいし、発光ダイオ
ードLED1に代わつてベルなどの警報器を鳴動
させるようにしてもよい。その他、具体的な実施
にあたつては、要旨を逸脱しない範囲で種々変更
できる。
〔考案の効果〕
以上述べたように本考案によれば、加工布の搬
出時に加工布の搬出装置の電動機に不用意に巻込
まれてしまつた場合には報知手段により電動機の
過負荷状態が知らされるので、迅速に対処でき電
動機の焼損を防ぐと共に加工布の損傷が最小です
む縫製装置の加工布搬出機構を提供できる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示し、第1図は全体
の斜視図、第2図は電気回路のブロツク図、第3
図は積載装置の作用を説明するための模式図、第
4図はエンコーダおよび単マルチバイブレータに
よる波形図、第5図はCPUの作用を示すフロー
チヤートである。 図中、1……作業テーブル、4……サイクルミ
シン、8……ボタン、9……加工布、15……布
移送装置、16,17……第一および第二の布押
え機構、32……搬出装置、35……搬出用の電
動機、41……積載装置、51……CPU、64
……表示回路(検知手段)、65……エンコーダ
(検知手段)、66……報知手段。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 作業テーブル1と、 作業テーブル1上に設置されボタン付けまたは
    穴かがり縫いが可能なサイクルミシン4と、 作業テーブル1上面に載置された加工布9を保
    持および解放する布押え機構16,17を備え、
    これを作業テーブル1の上面に沿つて移動させる
    ことにより加工布9上の複数の縫製個所Pをサイ
    クルミシンの針落点へ順次移送する布移送装置1
    5と、 この布移送装置15に後続するよう作業テーブ
    ル1上に配置され布移送装置15から送り出され
    た加工布9を電動機35の駆動により同一の布送
    り方向にさらに搬出する搬出装置32とを備えた
    縫製装置において、 加工布9の搬出時に搬出装置32の電動機35
    の回転状態によりその過負荷状態を検出して知ら
    せる報知手段66を設けたことを特徴とする加工
    布搬送機構。
JP7399385U 1985-05-17 1985-05-17 Expired JPS6342945Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7399385U JPS6342945Y2 (ja) 1985-05-17 1985-05-17

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7399385U JPS6342945Y2 (ja) 1985-05-17 1985-05-17

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61188572U JPS61188572U (ja) 1986-11-25
JPS6342945Y2 true JPS6342945Y2 (ja) 1988-11-09

Family

ID=30613876

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7399385U Expired JPS6342945Y2 (ja) 1985-05-17 1985-05-17

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6342945Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0728971B2 (ja) * 1987-03-31 1995-04-05 ジューキ株式会社 ボタン穴縢り自動機の布送り装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS61188572U (ja) 1986-11-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5642681A (en) Sewing sleeves on shirt bodies
EP0621363A1 (en) Automatic apparatus for hemming a tubular work piece
JPH08173665A (ja) ミシン及び該ミシンを使用してウエスト・バンドをシャツに取り付ける方法
GB2199344A (en) Apparatus for automatically fabricating textile articles such as bath throw rugs and the like
JPH0738907B2 (ja) 縫製システム
JPS6342945Y2 (ja)
US20060288881A1 (en) Feeding device for safely feeding fruits in particular to peeling-coring machines
JP3779921B2 (ja) ボタン穴かがり縫いミシン
JP4763372B2 (ja) 包装装置
JPS61500904A (ja) 彎曲シ−ムを縫う装置
US4590870A (en) Apparatus for continuously forming stitches on a plurality of sewing portions
JPS61263480A (ja) 縫製装置の加工布搬送機構
US5458074A (en) Sewing device
JPH04276288A (ja) 縫製装置
JPS6124038B2 (ja)
JPS603513B2 (ja) カフス部材の自動加工装置
JPH0122622Y2 (ja)
JPS58173581A (ja) 縫製装置
JP2644051B2 (ja) 縫製装置の被縫物制御装置
JPS603512B2 (ja) カフス部材自動加工装置
JPH0729978Y2 (ja) 布搬送装置付きミシンの自動糸切装置
JP3510046B2 (ja) 縫着装置
JP2877614B2 (ja) インデキサの布制御装置
JPS63290597A (ja) 縫製装置
JPH06178883A (ja) 布片搬送装置