JPS6342688A - ヒトb細胞分化因子の遺伝子 - Google Patents

ヒトb細胞分化因子の遺伝子

Info

Publication number
JPS6342688A
JPS6342688A JP61184858A JP18485886A JPS6342688A JP S6342688 A JPS6342688 A JP S6342688A JP 61184858 A JP61184858 A JP 61184858A JP 18485886 A JP18485886 A JP 18485886A JP S6342688 A JPS6342688 A JP S6342688A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gene
sequence
bcdf
polypeptide
cells
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP61184858A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2676336B2 (ja
Inventor
Chuzo Kishimoto
忠三 岸本
Toshio Hirano
俊夫 平野
Yutaka Matsui
裕 松井
Yoshiyuki Takahara
義之 高原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ajinomoto Co Inc
Original Assignee
Ajinomoto Co Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ajinomoto Co Inc filed Critical Ajinomoto Co Inc
Priority to JP61184858A priority Critical patent/JP2676336B2/ja
Priority to EP87111409A priority patent/EP0257406B2/en
Priority to DE3750106T priority patent/DE3750106T3/de
Priority to EP93114732A priority patent/EP0585957A1/en
Publication of JPS6342688A publication Critical patent/JPS6342688A/ja
Priority to US07/366,866 priority patent/US5186931A/en
Priority to US07/877,731 priority patent/US5362489A/en
Priority to US08/309,612 priority patent/US5541088A/en
Application granted granted Critical
Publication of JP2676336B2 publication Critical patent/JP2676336B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07KPEPTIDES
    • C07K14/00Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof
    • C07K14/435Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof from animals; from humans
    • C07K14/52Cytokines; Lymphokines; Interferons
    • C07K14/54Interleukins [IL]
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K38/00Medicinal preparations containing peptides

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は人について活性を有するB細胞分化因子(以
下r BCDF Jと記す)ならびに同因子のポリペプ
チドに対応する遺伝子ならびにクローン化遺伝子を用い
る同BCDFの製造法に関する。ヒトBCDFは本発明
により物質としての存在が初めて発明され、免疫不全に
よる疾患等に汎く治療薬として利用しうる有用な物質で
ある。
〔従来の技術〕
抗原刺激を受は活性化された成熟B細胞は、T細胞の助
けにより分裂増殖するが、さらにB細胞が抗体産生細胞
にまで最終的に分化するには、1種またはそれ以上のT
細胞由来の分化誘導性の物質が必須であることが知られ
ている。この物質の存在はR,W、Duttonら、T
ransplant、 Rev、 23 66(197
5)、 ハ、Schimpl  とE、Weckerら
、NatureN、 Biol、237. l 5 (
1972) 、により明らかにされた。彼らはマウスの
リンパ球混合物培養後の培養上清中または抗原やマイト
ゲンにより刺激を受けたマウスのリンパ球培養上清が、
マウスのT細胞を除去されたリンパ球細胞集団やヌード
マウス由来のリンパ球のヒツジ赤血球(SRBC)に対
する1次免疫応答を増幅させることを見出し、そのよう
な作用を有する活性本体にTリンパ球代替因子、すなわ
ちTRFという呼称を与えた。それ以来TRFは、抗原
非特異的に主要組織適合遺伝子複合体(以下、MHCと
略称する。)の一致を必要としない様式でB細胞に作用
し、B細胞の分裂増殖を誘導せず、B細胞の抗体産生細
胞への分化を誘導する液性因子であると定義されている
その後、このようなり細胞分化因子の存在を示す機能上
の証拠が蓄積されており、人においてもマウス同様の分
化因子の存在が示唆されている。
現在では上述のように定義されたB細胞を抗体産生細胞
へ分化させる因子をBCDFと総称するようになった。
このようにBCDFは人の体内でB細胞の抗体産生機能
に重要な働きをしている。BCDFの臨床への応用は大
別して3つ考えられる。第1はBCDFによりBCDF
抗体を作り、BCDFと抗BCDF抗体によるBCDF
のイムノアッセイ系を用いて免疫学的な病態の解析に用
いることが出来ると共に、自己免疫疾患において散見さ
れるB細胞機能異常の修復にも用いうる。第2の応用は
各種疾患の治療への応用である。
例えば、T細胞のヘルパー機能低下にともなうB細胞抗
体産生能低下による免疫不全症患者にBCDF単独また
は他のリンホカインや免疫療法剤と共に投与することに
より抗体産生機能を正常に戻すことが考えられる。
さらにBCDFの応用として次のことが考えられる。
B細胞増殖因子(BCGF) (K、 Yoshiza
kiら、J、of]+mmuno1.130.1241
  (1983))、その他のリンホカインを含むT細
胞因子を培地に加えることにより正常B細胞を長期培養
できることが報告されている( B、 5redniら
、J、 Exp、 Med、。
−り汀、1500 (1981)参照〉。これらの培養
正常B細胞あるいはEBウィルスで形質転換したB細胞
に対し、適当な時期にBCDFを作用させることにより
生体外で抗体を産生させることが出来る。特定の抗体、
例えば、病原細菌、病原ウィルス、病原原虫、癌細胞な
どの表面にある特定抗原を認識する抗体を産生ずるB細
胞をモノクローン化し、クローン化正常B細胞またはE
Bウィルスで形質転換した細胞をBCDFとその他のリ
ンホカインを組み合せて培養し、有用なモノクローナル
抗体を産生させることが出来る。これら抗体は感染症や
癌の治療および診断に利用できる。
従来BCDFを得るには、大末梢血などより分離した正
常人T細胞をマイトゲン刺激することによりBCDFを
産生させる方法が採られてきた。この方法では、T細胞
を十分得ることが困難である点、マイトゲンを用いたた
め、BCDFに有害なマイトゲンが混入し、これを除去
するのが困難である点、またT細胞培養にはウシ胎児血
清など血清成分を培地に添加する必要があり、これら添
加タンパク質とBCDFを十分分離することが出来ず、
BCDFを医療に用いるには、純化BCDFが得られぬ
ことが障害となっている点など問題が多く、工業的にB
CDFを産生ずることは出来なかった。また人T細胞を
大癌細胞と細胞融合して人T融合細胞を得、これにより
BCDFを産生せしめる方法も報告されている( 0k
ada ら、J、 Exp、 Med、、  157.
 583(1983))。しかし、人融合細胞は継代中
、リンホカイン産生能が低下してゆくことが多く、実用
的BCDF産住人融合細胞は未だない。
〔発明が解決しようとする問題点〕
従って本発明の目的は、ヒトBCDFおよびその製遣方
法、それをコードするDNAを提供することにある。ヒ
トBCDFをコードするDNAはヒトBCDFを真核生
物、原核生物の細胞等により大量に生産する際に必要不
可欠で有用なものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明者らは、人T細胞白血球ウィルス(以下r HT
LV Jと記す)により形質転換された人T細胞が高い
効率でBCDFを生産することをすでに見い出し、B細
胞分化因子活性が5X106単位/mA’以上である蛋
白標品を得た。
人BCDF産生人T細胞株の作製は以下のように行なう
ことが出来る。人の末梢血・扁桃・請帯血などよりフィ
ルコールバックなどを用いた密度勾配遠心法等でリンパ
球を分離し、N、 Yamamoto+5cience
 2 」−L、  737  (1982)の方法に準
じてHTLVを用いて人T細胞を形質転換(トランスフ
オーメーション)する。たとえば下記の方法を用いるこ
とができる。ウィルス産生細胞株MT−2をX線照射(
12000〜14000ラド)で不活化した細胞I X
 107/meと、−ト述のようにして得た人リンパ球
I X l O’ /1mlを20 % F CS 。
100μg/mβカナマイシン、2μg / w+ l
1Na)ICO3,25+M N−2−hydroxy
ethyl pipera−zine −N ’ −2
−ethanesulfonic acid(HEPE
S)を含むRPM11640培地を入れたプラスチック
シャーレ(ファルコン#3003)に接種し5%CO2
存在下37℃で培養する。1週間に2回、半分の培地を
新鮮な培地と交換しつつ2〜3力月培養した後、グミテ
ィングダイリューション法により株化する。株化した細
胞の培養上清のBCDF活性を測定し、BCDF活性を
有する株を得る。
この方法により株化した細胞としてたとえばVT−1と
標識された人T細胞株を用いることができる。VT−1
を増殖させるための特別な条件はなく、一般に用いられ
ている培養条件を適宜採用して行なえばよい。また、B
CDFの産生も一般的な方法で行なえばよいが、好まし
くはタンパク質を含まない培地を用いて行なうべきであ
る。
VT〜1の細胞数を増やすのに最適な培地として、例え
ば1〜30%、好ましくは20%のFC3を添加した培
地を用いる。BCDF産生のための最適な培地としては
、Fe2を添加しない上述の培地でよい。Fe2を添加
しない完全合成培地中で48時間培養後もVT−1の生
存率は70%以上が保持されている。
T細胞よりBCDFを生産する場合、従来は培地にFe
2のようなタンパク質を添加したり、マイトゲンを添加
したりすることが必須であった(T。
Teranishi  ら、J、 of [mmuno
l、 128. 1093(1982)、  八、  
Muraguchiら、J、  of  Immuno
l。
↓文フー、412  (1981)参照)。これに対し
てVT−1を使用してBCDFを生産する場合、培地に
Fe2のような血清、血液中のタンパク質成分、その他
タンパク質成分を加える必要がなく、また通常用いられ
ているT細胞またはB細胞に対するマイトゲンも加える
必要がないことは特筆に値する。そのため高価なFe2
を用いないで安価にBCDFを生産することが出来るば
かりでなく、人体に有害な異種タンパク質やマイトゲン
を含まない安全なりCDFを容易に得ることが出来る。
VT−1を用いてBCDFを生産する上記方法は種々の
環境的条件で行なわれる。しかし、好ましくは VT−
1培養物は約35〜38℃の温度範囲において約5〜1
0%の炭酸ガスを含む湿度調節空気中に保持すべきであ
る。また、理想的には培地のpHは約7.0〜7.4と
僅かにアルカリ性の条件下に保持すべきである。VT−
1は平底ミクロプレートなど種々のタイプの培養器に1
00μ!単位などの種々の容量で接種される。フアシヨ
ン・ラブウェア・ディヴイジョン、ヘクトン・ディソキ
ンソン・エンド・コーポレーション(FalconLa
bware、Div、 Becton、Dickins
on and Co、)から市販されているフラスコN
a3013マたは3024のような組織培養フラスコも
使用できる。別法として上記フアシヨン・ラブウェアか
ら市販されているボトルm3027のような回転びんち
培養容器として使用できる。
VT−1を培養して細胞数を増やすための最適条件とし
て、細胞の当初密度は培地1mAあたりlXl0’細胞
ないし5X105細胞、好ましくは2XIO5細胞であ
る。上述の条件でVT−1を培養すると、通常2〜7日
で培地1mn当り5×105細胞から2X106細胞程
度まで細胞密度が増加するので、再び新しい培地を加え
て培地ll117!当りlXl0’〜5X105細胞に
まで細胞密度を下げ、再び培養を続ける。このようにし
て目的とする細胞数になるまでVT−1の培養を続けた
後、細胞を遠心分離等で分離する。細胞をタンパク質を
含まぬ完全合成培地で洗ってから新しい完全合成培地に
接種する。この時の細胞の当初密度は培地ll111あ
たり約lXl0’細胞ないしlXlO7細胞であること
が好ましく、理想的には培地1mρあたりlXl06細
胞である。
V1’−1を培養することによって生産されるBCDF
量は経時的に変化する。例えば1ml当り1×106初
発細胞密度てVT−1をRP旧1640培地(1m6当
りペニシリンlOO単位、ストレプトマイシン100μ
g1ケンタマイシン10μgおよびNaHCO,、16
m Mを含む)で培養すると、RC叶活性は48時間後
にピークレベルに達する。
さらに、次の24時間に存在するBCDF活性は僅かに
減少する。このようにRP旧164o培地中のVT−I
 T:BcDFを生産する至適培養時間は約24〜78
時間である。
BCDFは塩析、真空透析、限外濾過、ゲル濾過クロマ
トグラフィー、イオン交換クロマトグラフィー、アフィ
ニティークロマトグラフィー、クロマトフオーカシング
、逆相クロマトグラフィー、焦点電気泳動およびゲル電
気泳動等の種々の方法によって上述の培養物上清から濃
縮して精製できる。
次にBCDFCD側定法であるが以下のような方法があ
る。
人BCDFに反応してIgMを産生する人B細胞株CL
 4  (T、Hiranoら、Proc、 Natl
、八cad、 Sci、。
827) 5490. 1985)を用イテBcDF活
性を測定する。BCDF活性を測定する検液と6×10
3個のCl3を200.cl!の10%FC3を含むR
PM11640培地(IIIIl当りペニシリンloo
単位、ストレプトマイシン100μg1ゲンタマイシン
1011gおよびNaHCO316m Mを含む)に入
れる。
この混合物を96穴マイクロプレート中で3日間、5%
 CO7存在下、37℃で培養し、培養上清の1gM量
を酵素免疫測定法により、測定する。この条件において
最大の1gM生産量(最高のCl3の反応)の50%を
示すBCDFの活性をIU/mβとした。
また人BCDFに反応してIgMを産生する人B細胞株
CL 4  (0,5AIKI  ら、Eur、 J、
 Immunol  13 。
31  (1983))を用いたリバースPFC法でも
BCDF活性を測定しうる。BCDF活性を測定する検
液とI X 10’個(7)Cl3を200μff(7
)10%FC3を含むRP旧164o培地(添加物は前
記と同じ)に入れる。この混合物を96穴マイクロプレ
ート中で3日間、5%CO2存在下、37℃で培養する
。培養細胞・補体・抗ヒトIgM抗体プロティンA結合
緬羊保存血をIIANKS液に溶解したアガロースに混
合して、シャーレ上に拡げ固め、37℃。
5%CO2存在下−晩培養した後の溶血斑数をもってB
CDFの作用にて人1gM産生細胞に分化した細胞数を
測定する。
ヒト BCDFをコードする遺伝子を同定・採取するた
めには、前述のBCDFCD型適条件で培養されたVT
−1細胞よりRNAを抽出、採取し、cDNAライブラ
リーを作成し、同ライブラリーよりBCDFをコードす
るcDN^をクローニングする。このために本発明者ら
は実施例に示すようにVT−1細胞の産生するヒトBC
DFを完全に精製し、そのN末のアミノ酸部分配列およ
び同BCDFをリシルエンドペプチダーゼを作用させて
限定分解し、得られるフラグメントペプチドのアミノ酸
配列を決定し、各々のペプチドに対応するオリゴヌクレ
オチドを合成し、本合成オリゴヌクレオチドプローブを
用いて上述のcDNAライブラリーより複数の合成プロ
ーブと相補的にハイブリダイズするクローンを採取する
ことによりBCDF cDN^を同定した。ここで得ら
れたcDNAの塩基配列を常法により決定し、BCDF
をコードする遺伝子の本体を物質的に確定し、本遺伝子
配列よりヒト BCDFが184個のアミノ酸より構成
されるポリペプチドであることを見出した。と同時にこ
こに得られたcDNAを真核生物の細胞で発現すべく発
現ヘクターに連結したのちに、同細胞に遺伝子導入し、
本細胞の培養により、上清にBCDFを生産させ、精製
操作により純化ヒトBCDFを同定・採取し、BCDF
の遺伝子構造に対応するりコンビナンドヒトBCDFを
製造し、かつ本BCDFがVT−1細胞や他のヒト細胞
より得られるヒトBCDFと同じ理化学的、生物学的性
状を有することを明らかにした。このことより同定され
た遺伝子が確かにヒトBCDF蛋白をコードするもので
あることが最終的に立証された。
一方ヒトBCDFは原核生物においても製造できる。
すなわちヒトBCI)Fをコートする遺伝子を発現可能
なようにヘクターDNAに導入して得られた組み換え体
DNAを原核生物宿主に導入し、得られた形質転換微生
物を培養すればよい。
BCDFをコードする遺伝子はアミノ酸配列(I)。
(II)もしくはその部分構造に対応する塩基配列を少
くも有するものである。組み換え体DNAが導入される
原核生物宿主細胞はエソシェリヒア・コリ、バチルス・
ズブチリス、その他の微生物があり、現在の遺伝子工学
的生産の分野において当該業者の容易になしうるところ
のものである。
形質転換された微生物(原核生物)を培養する培地およ
び培養方法は通常の培地、方法でよい。
形質転換された微生物細胞中にヒl−BCDFが蓄積さ
れている場合には、BCDFは、当該分野の業者の容易
になしうる方法で回収、精製する。簡単に記すと以下の
通りである。培養後、遠心で菌体を集め、リゾチームを
含む溶液や他のdetergentを含む液に細胞を懸
濁し、反応後、凍結・融解を繰り返し、細胞抽出液を採
取し、以下前述の精製法及び/又は抗BCDF抗体固定
化カラムを用いるアフィニー lティクロマトグラフィーで簡便に精製する。
実施例1 2β容プラスチツクローラー培養器(フアシヨン#30
27)  (以下ローラーと称する)中のII!の20
%FC3含有RPM11640培地(2mMグルタミン
、5X10−5M  2ME、100単位/meペニシ
リン、100μg/mlストレプトマイシン、20μg
/mlゲンタマイシン及び16mMNaHCO3を含有
)に、2XIO5/m#細胞数になるようVT−1を接
種し、ローラーを8 rpmで回転させつつ3日間、3
7℃で培養した。培養後、培養物を遠心分離して細胞を
集めRP旧1640培地で2回細胞を洗った後、細胞を
21容ローラー中14のRP旧1640培地にlXl0
6/mA!細胞淵度になるよう懸濁した。ローラーを8
 rpmで回転させつつ2日間、37℃で培養する。培
養後培養物を遠心分離して、培養上清を得た。
上述のようにVT−1を培養して得たBCDFを含む培
養上清より、BCDFを以下の方法で精製した。
無細胞−ト清10ffを限外濾過膜(アミコンYM−1
0、アミコン・コーポレーション、マサチューセ・7ツ
、USA)を装着した限外濾過装置(アミコン大量処理
用セル2000型、アミコン・コーポレーション、マサ
チューセソツ、USA)を用いて窒素ガスにより4 k
g/cllIの圧力をかけ濾過した。
濾過膜上部に残った100mAのtR縮液をさらに限外
濾過膜(アミコンYM−10)を装着した限外濾過装置
(アミコン、スタンダードセル52型)を用い、窒素ガ
スにより4 kg / cdの圧力をかけて濾過した。
濾過膜上部に残った5 mlの濃縮液を採取した。
上述の濃縮した上清をAcA−34ゲル濾過カラム(L
KB Produker、 Swedens 2.6 
X 90 am)で処理した。なお、ゲル濾過カラムは
あらかじめPBS (ホスフェート・バンファードセイ
ライン、0.15M食塩を含む0.01Mホスフェート
・バッファー、pH7,0)で平衡化した。濃縮上清を
PBSで溶出し、溶出液を5 mlずつ分取し、分取液
のBCDF活性を測定した。BCDF活性を有する両分
は分子量3.5±0.5X10’ダルトンに相当するフ
ラクションに含まれていることがわかった。ゲル濾過カ
ラムは以下に示すファルマシア・ファインケミカルス(
スウェーデン)社製の分子量マーカーで検定した。即ち
、ブルーデキストラン2000 2×106、フェリチ
ン4.5X105、アルドラーゼ1.58X10’、オ
ブアルブミン4.5XIQ’、キモトリプシノーゲン2
.5X10’及びチトクロームC1,17xlO’。ま
た、BC[lFを含むフラクションを集め、限外濾過膜
(アミコンYM−10)を装置した限外濾過装置を用い
て25mMピペラジン−塩酸緩衝液(pH6,3)に置
換した。
AcA−34カラムクロマトグラフイーで分画されたB
CDF画分をあらかじめ25mMピペラジン−塩酸緩衝
液(pH6,3)で平衡化したMono Pカラム(フ
ァルマシア・ファインケミカルス、スウェーデン)に通
した。このカラムを25mMピペラジン=塩酸緩衝液で
洗った後、塩酸でpH4,5に調製した40mffの1
/10希釈ポリハソファ−74(ファルマシア・ファイ
ンケミカルス、スウェーデン)で溶出した。カラム操作
はファースト・プロティン・リキッド・クロマトグラフ
ィー、FPLC(ファルマシア・ファインケミカルス、
スウェーデン)を用い、流速は毎分0.5m+εで行な
った。溶出液を1 mlずつ分取し、BCDF活性とp
Hを測定した。BCI)F活性はp)14.9〜5.1
の位置に溶出された。
Mono Pカラムより得たBCI)F活性画分を0.
1%TFA (1−リフルオロ酢酸水溶液)で緩衝化し
た逆相クロマトグラフィー用カラム5ynchropa
k RP−P  (CIs)(250x 4.1111
% 5ynchros+)を用いた高速液体クロマトグ
ラフィーにかけ、溶出液0.1% TFA中のアセトニ
トリル濃度を0から60%まで直線的に増加させBCD
Fを溶出した。アセトニトリル50〜55%で?容出さ
れる。0.0.280のピークは他のO,D、Z8゜の
ピークとは完全に分離しており、このピークに対応して
BCDF活性が検出された。このピークを凍結乾燥して
BCDF標品を得た。
この標品を還元条件下で5DS−ポリアクリルアミドゲ
ル(12%ゲル)電気泳動を行なった。
分子量21000に相当するゲル区分を切り出し、工ソ
ペンドルフチューブ中0.05%SDS、10mMNI
IJCOsで37℃、−晩、振盪し抽出した。
この溶出液を再び直接逆相クロマトグラフ用カラム5y
nchropak RP−P  (CIs)(250X
 4.1fi、Synchrom)を用いた)IPLC
にかけ、溶出後0.1%TFA中のアセトニトリル濃度
を0から60%まで直線的に増加させてBCDFを溶出
した。
アセトニトリル50〜55%で溶出される0、D、zs
oのピークは他のO,D、zs。ピークとは完全に分離
しており、このピークに対応してBCDF活性が検出さ
れた。このピークを凍結乾燥して精製BCDFを得た。
BCDF蛋白のアミノ酸配列を決定するために前述のよ
うにして得られた6μgの精製BCDFをプロティン・
シークエンサー(Applied Biosystem
 Co、。
Ca1f、Model 470A)に導入した。アミノ
酸配列の決定方法はJ、 Biol、 Chem、、 
193.265〜275(1951)に記載されている
方法により行なった。
N末端からのアミノ酸配列は以下のとおりであった。
Pro  Val  Pro  Pro  Gly  
GluAsp  Ser  Lys  Asp  Va
l  Alala 実施例2 実施例1に記した方法により調製した精製BCDF標品
2011gを5 m M Tris−HCj! 、pH
9,5のパンファーに溶解し、リシルエンドペプチデー
ス(Lysyl Endopeptidase)(和光
)(Lysyl endopept−idase:  
BCDF標品=1 : 200、モル比)を加え、37
℃、6時間反応させ、BCDFをフラグメント化した。
反応液を逆相クロマトグラフィー用カラムp Bond
o Pack (0,21X 30 cm)を用いた 
HPLCにかけ、溶出液、0.06%TFA中のアセト
ニトリル濃度を0から60%まで直線的に増加させてフ
ラグメントを分離溶出した。この結果)IPLCの溶出
ピーク1〜9を得た。各ピーク部分の溶出液を凍結乾燥
し、プロティン・シークエンサー  (Applied
 Biosystem Co、、 Ca1f、 Mod
el 4704)に導入した。アミノ酸配列の決定は、
J、Biol、 Chem、+↓、265〜275(1
151)に記載されている方法により行なった。
アミノ酸配列を確認出来たフラグメントとアミノ酸配列
を記す。
フラグメント3 Lys−Glu−Ala−Leu−Ala−Gluフラ
グメント8 Lys−Leu−X−へIa−Gln−へsn−Gln
−Trp−Leu−Gln−Y−Metフラグメント2 Pro−Val−Pro−Pro−Gly−Glu−χ
−Y−Lysフラグメント6 八5p−Val−^1a−Ala−Pro−X尚、X及
びYは同定できなかったアミノ酸フラグメント2,6は
実施例1のN末端配列と一致した。
実施例3 実施例1および2で得たBCDFのアミノ酸配列をコー
ドするオリゴヌクレオチドを、下記のように合成した。
オリゴヌクレオチドの合成はアプライドバイオシステム
社製DNAシンセザイザー・モデル380Aを用い、シ
リカゲルを固相担体とし、亜リン酸トリエステル法を用
いてヌクレオチド結合反応を行った。常法により保護基
を除去した後、c18逆相カラム)IPLCにてアセト
ニトリルグラジェントを用いて、目的のオリゴヌクレオ
チドを精製した。
フラグメント3 Lys−Glu−Ala−Leu−Ala−Gluプロ
ーブ魚 ^A八へG八へへGCC−CTC−GCG−G^   
   ・・・   3−6(各64i?!!りの混合物
) フラグメント8 Lys−Leu−X−Ala−Gl n−Asn−Gl
n−Trp−Leu−G In−Y−Metプローブ陽 GC八−CAA−AAT−Cへへ−TGG−TT   
    ・・・   8−1GGCG   C GCT−CAM−へへT−CA^−TGG−TT   
    ・・・   8−2CGCG   C (各32通りの混合物) N末端アミノ酸配列 CGGC GA^−GAT−TCT−Aへ^−GAT−GT   
    ・・・   N−2CCGC AAA−GAT−GT^−GCA−CC八−CC・・・
   N−4GCGGG CGCG CCGG (各64通りの混合物) 実施例4 (イ)  2R容プラスチツクローラー培養器(ファル
コン#3027)  (以下ローラーと称する)中の1
2の20%FC3含有RPM11640培地(2mMグ
ルタミン、5X10−’M  2MB、100単位/l
ll1ペニシリン、100μg7mlストレプトマイシ
ン、2(lt1g/mItゲンタマイシン、16mMN
aHCOsを含有)に2X10’/an細胞数にVT−
1を接種し、8rp111で回転させつつ3日間、37
℃で培養した。培養後、培養物を遠心分離して細胞を集
めPBSで2回細胞を洗った後細胞(1,8X109細
胞)をPBS溶?&1300  mAに懸濁し、細胞を
遠心によって2度洗浄してから、ヌクレアーゼ阻害剤で
あるRibonucleosides−Vanadyl
 complex(10mM)を含んだR3B溶液(1
0mMTris−II(J!、 pH7,5,10mM
 NaC1’、  1.5mMMg(J! g) 80
0 mlに懸濁した。次に、NP−40を0.05%に
なるように加えた後ゆるやかに攪拌後、3000 rp
mで5分遠心して核を含む細胞debrisを除去し、
その上清液にSDS (最終濃度0.5%)とEDTA
 (最終濃度5mM)を加えた後、直ちにフェノールを
等量刑え、細胞質RNAを抽出した。
合計3回フェノール抽出を繰り返してから、2容エタノ
ールでRNAを沈澱し、遠心でこの沈澱を集め、10 
m M TrisllC1、pu 7.5で溶解した。
このようにしてVT−1細胞から得られたRNA量は3
0■であった。
次にこのRNAからmRNAを取得するためにオリゴ(
d T)−セルロース(P、 L、 Biochen+
1cals。
Type 7 )を用い、カラムクロマトグラフィーを
行なった。吸着は20 mM Tris−H(1、pH
7,5,0,5M NaC1,1mM  EDTA、 
0.5%SDS溶液にRNAを溶解して行ない、緩衝液
(20mMTris−HCI!、 pH7,5,0,5
M NaCl!、  1 mMEDT^)で洗浄後、溶
出は水と10 mM Tris−HCj!(pH7,5
)で交互にmRNAを溶出することにより行なった。こ
の結果溶出されたmRNA量は576μgであった。
(El)  (A)で調製したmRNA 5μgを用い
て二重鎖cDNAを作製した。GtlBLER,UとH
OFFM八N +へB + J 、 + (G e n
 e翻、 263.1983)の方法に従い、cDNA
合成キット(アマジャム)を用いアマジャムのプロトコ
ールによって二重鎖cDNAを作製した。すなわち、m
RNAより逆転写酵素によりジングルストランドcDN
へを合成し、mRNAとcDNAのハイブリッドを基質
として、大腸菌リボヌクレアーゼHを利用してRN A
 INにニックとギャプを形成した。さらに大腸菌DN
AポリメラーゼIによって、ニックトランスレーション
タイプの反応によりmRNAをDNAに置き換え二重鎖
DNAを作製した。この3′末端にある小さなオーバー
ハングをT4DNAポリメラーゼを用いて除去し、二重
鎖cDN^を作製した。最終的に得た二重鎖cDN^は
1.08μgであった。
(ハ)得られた二本鎖cDN41.08μgを蔗糖密度
勾配遠心法(50mM Tris−HCffi 、  
1 mM ET)TA。
pH17,5を含む溶液中で蔗糖密度勾配5−25%、
40.00Orpm 、  4℃下で13時間)により
分画し、その1部をアガロースゲル電気泳動法によるオ
ートラジオダラムにより解析し、二本鎖cDNAのサイ
ズが500bp以上の両分を集めてエタノール沈澱法で
回収した。回収した二本鎖cDNAは約0.6μgであ
った。
(ニ)0.1Mカコジル酸カリウム(トリスBa5eで
pHを7.2にしたもの)10mM  DTT、2mM
CoCR2,0,5m M 32P−dCTP  (比
活性IXIO6cpm/n mole) +  0.6
 # g二本鎖cDNAおよび50単位のデオキシヌク
レオチジルターミナルトランスフエラーゼ(BRL)を
混合し、24℃、20分間インキユヘートした後、フェ
ノール処理を行い、セファデックスG−50カラムを通
してcDNA画分を集め、エタノール沈澱物として0.
24μgのdC−テイルしたcDNAを得た。このcD
N^は約13個のdCMP残基が3′両末端に付加され
ていた。
(*)一方、第1図に示したようにサル細胞(CO3細
胞)でのcDNA発現ベクターpQをpCEIL−2(
Nature 、 302 、305 、 (1983
))から構築した。pQはcDN^を両向きのSV40
初期プロモーターにはさみごみができ、cDNAがどち
らの方向に挿入されてもCOS細胞中でcDNAにコー
ドされるペプチド蛋白を発現させることができる。また
、E、 coli中でも複製可能で、テトラサイクリン
耐性として選択することができる。
このpQをPst Iで切断し、先程のds−cDNA
の3′端の両端にdCtailをつけたのと全く同じよ
うにdG tailを13個前後付与した。
次にこのdG−tailed p Q 100 ngと
dC−tailedds−cDNA  2 0ngを 
5 0mM   Tris−)ICI2 、  pH7
,5゜0、 I M NaCl 、  1 mM ED
TAの溶液に混合し、まず65℃で2分間、ついで45
℃で60分間、37℃で60分間、そして室温で60分
間インキユヘートシた。そしてこのアニーリングしたD
NAをコンピテントなE、 coli  MC1061
に導入した。次にMC1061のコンピテント細胞の作
り方、導入法を以下に示す。
E、 coli MC1061を100mffの!培地
(2%トリプトン、0.5%酵母エキス、0.5%Mg
SO4・7HzO,pH7,6)に接種し、培養液の吸
光度が550nmで0.3〜0.5付近になるまで37
℃で振盪培養した。培養終了後、培養液を5分間、0℃
に保持し、菌体を遠心分離により集め、Tfbl(30
mM酢酸カリウム、100mM RbC4’、  10
mM CaCff2 、 50mM Mn(1!、 、
  15%グリセリン。
pH5,8)の40!+lI!に懸濁し、0℃に5分間
静置した。
再び菌体を遠心分離により集め、TfbII(10mM
 MOPS or PIPES、  75mM CaC
ff2.10mM RbCj!。
10%グリセリン、pl+6.5>の40mffに懸濁
し、0℃で15分間静置した。この懸濁液を分注して一
70℃に保存した。
次にこのように調製したコンピテント細胞の100μl
を15分間、0℃に保持し、この中に先程dG−tai
led pQ vectorとdC−tailed c
DNAとを7 ニー ルL f、−標品i 0+rf及
び50mM MgC12゜10d CaCl1zの溶液
90μβとを混合し、0℃で20分間静置する。ついで
37℃で60秒間熱処理後、1〜2分間、0℃に保持し
、これに!培地lll7!を加え、37℃で60分間振
とう培養した。この培養液を15μg7mlのテトラサ
イクリンと25μg/1IInのストレプトマイシンを
含むし培地(1%トリプトン、0.5%酵母エキス、0
.5%NaCA’ )の寒天プレートに塗抹し、37℃
で一晩インキユベートするとコロニーが出現した。
(へ)得られた形質転換株約150,000クローンに
対し、プローブ8−1.および8−2を用いてGrun
stein、MらMethods in Engymo
logy、 68 。
379 (1979)の方法でコロニーハイブリダイゼ
ーションを行ったところ、8−1とハイブリダイズする
株が10クローン認められた。さらにこれらの10クロ
ーンに対してプローブ3−1〜3−6を用いて、同様の
方法でコロニーハイブリダイゼーションを行ったところ
プローブ3−2とハイブリダイズする株1クローンを得
た。本クローンが保持するプラスミドDNAを粗抽出精
製し、制限酵素Pstlで切断後、cDNAインサート
をアガロース電気泳動にてpQベクターと分離した。
プローブ8−1プローブ3−2.プローブN−2または
プローブN−5を用いてサザンハイブリダイゼーション
分析を行ったところいずれのプローブともハイブリダイ
ズした。その他のプローブとはハイブリダイズしなかっ
た。
このプラスミ)”DNAをpBSF2−38と名づけた
。すなわち本pBSF2−38のもつcDNAインサー
トはBCDF活性をもつ蛋白の明らかにされた部分アミ
ノ酸配列に相当する遺伝子配列を有することが明らかで
あり、本cDNAはBCDF遺伝子であると同定した。
実施例5 (イ) pBSF2−38  プラスミドDNAを大量
調製するために本pBSF2−38を保持するMC10
61を20μg/mβのテトラサイリンと25μg/m
Aのスプレブトマイシンを含む!培地100mJに接種
し、37℃で5〜7時間振盪培養した。次に最終濃度1
70μg/m12となるようにクロラムフェニコールを
含む新たな!培地100IIIeを加え、さらに−晩振
盪培養した。
このようにして増幅されたプラスミドDNAを以下のよ
うに精製した。
培養液を遠心分離により菌体のみ集め、50mMTri
s−)ICl 、 pH7,5の5111j2に懸濁し
一80℃に凍結後、融解して次にリゾチーム(最終濃度
、2■/II+りを加えて0℃で10分間静置し、さら
にEDTA (最終濃度0.1M)を加え、0℃で10
分間静置する。その後、TritonX−100(最終
濃度0.1%)を加えて0℃で60分間静置する。つい
で30.00Orpm 、30分間遠心分離し、ソ0)
上清液を等量の水飽和フェノールで処理する。その水層
をさらに等量のクロロホルムで処理し、その水層を抽出
し、これに最終濃度20μg/IIII!となるように
RNaseを加え、37℃で60分間インキヱへ−トし
た。
その後0.2容の5MNa(lと1/3容のポリエチレ
ングリコールを加え、0℃に60分間静置後、10.0
0Orpm 20分間、遠心分離によりDNA沈殿を回
収する。
次にこの沈殿を3.8mnの水に溶解し、4gのCsC
1を加えて溶解後、10mg/mffのE tBrの2
00、u/を加えて40.00Orpm 、16時間、
20℃で超遠心分画を行う。
遠心終了後、plasmid D N A画分を抽出し
、水飽和n−ブタノールの1〜2容で4回抽出操作を行
ってEtBrを除く。その後+120中で透析を行って
CsCeを除去後、3M酢酸ソーダpos、6のl/1
0容を加え、さらに2容の冷エタノールを加えて、−2
0℃で一晩静置する。このエタノール沈殿を遠心分離で
集めて80%エタノール水溶液で洗浄後、よく乾燥し、
この沈殿物を10 mM TrisllC1、pt17
.5の50μlに溶解しザル細胞トランスフェクション
だめのサンプルとした。
(ロ)  サルCO3−7細胞へのプラスミドの感染法
COS〜7細胞をlXIO37m1lになる様に10%
牛脂児血清含有RPMIに懸濁し、この3 ml。
分を5cmシャーレにて5%炭炭酸ガスインキュベータ
ー内子7で一夜培養した。培養上清を除去し、新しい1
0%牛脂児血清含有RPM13 m lを加え、37℃
、5%炭酸ガスインキュベーター内で2時間培養した。
培養後、上滑を除去し、TBS(25mM Tris−
HCIt 、 pH7,5,130+M NaC1!、
5mMKCn、0.6d NaJPO+) 2.5 m
llにて1回洗浄した。
プラスミド混合物(TBS (+)(TBSに0、7 
d CaClz 、0.5mM MgCl1zを加えた
もの)1.0mf、プラスミドDNA2trgおよび1
0■/l1ll DEAE−dextran 50μl
を加え、37℃、5%炭酸ガスインキュベーター内で4
時間インキュヘート、上清を除去後、TBS2.5s+
Ilで洗浄除去し、150μnクロロキン含有10%牛
脂児血清含有RPMI2.5 mlを加えた。37℃、
5%炭酸ガスインキュベーター内で5時間インキュヘー
ト後上清を除去し、TBS2.5IIIIlで2回洗浄
した。
10%牛脂児血清含有RPMI 3 vn 1を加え、
37℃、5%炭酸ガスインキュベーター内で一夜培養し
た。
上清を除去後向RPMI3mβを加え、37℃5%炭酸
ガスインキュベーター内で2日培養した。そしてこの培
養上清を遠沈後その上清をBG叶活性測定用サンプルと
した。
ミドDNAを導入したCO3は対照に比べ明らかなりC
DF活性を示した。
このように真核生物細胞COS〜7で生産されたりコン
ビナントヒト BCDFは培養液を抗BG叶抗体固定化
カラムを通し、次いで前出の逆相肝LC(ジンクロンC
l8)を用いて精製された。本BCDFはcDNA構造
にN−グリコシレージョン位置のあることより糖鎖を含
有するものであり、その理化学的性質は実施例1の方法
にてVT−1培養上清により精製された純化BCDFの
それに一致した。すなわち分子量:3,5±o、5xt
o’ダルトン(ゲル濾過法)2.2±0.2X10’ダ
ルトン(SO3−ボリアクリルアミド電気泳動法) 等電点:pH4,9〜5.1 であった。
実施例6 実施例5(イ)により調製したpBSF2−38より制
限酵素BamHIで切り出したBCDF cDNA 1
nsertをプローブとしてBCDF +wRNAサイ
ズ、分子種、BCDFmRNA産生株の評価を行なった
。用いたmRNAは本BCDFを産生ずるVT−1細胞
をはじめとして他にBCDFを産生ずると考えられるC
 E S S 、 RPMI 1788とBCDF活性
の認められないCL −4、Jurkat、 CEM細
胞から実施例4の(イ)と同じ方法で調製したものであ
る。
各々mRN^10μg/3.6u#、5xMOPS緩衝
液(0,1M MOPS  (pH7,0) 75mM
 Na0Ac、5IIIMEDTA ) 6.0μ!、
ホルムアルデヒド5.4μ!およびホルムアミド15.
0μβを60℃15分間インキユヘートし、これに色素
液(0,05%ブロモフェノールブルーおよび0.05
%キシレンシアツール含有80%グリセロール液)3μ
lを加えたものを調整サンプルとした。本サンプルを1
×MOPS緩衝液、1.8%ホルムアルデヒド含有t、
6%アガロースゲルにて電気泳動し、その後、常法によ
りニトロセルロースフィルターにブロッティングした。
そして本フィルターを80℃3時間へ−りした。この様
に調製したフィルターを0.1%SDS含有3XSSC
に浸漬後、1×デンハルト溶液、50%ホルムアミド、
5XSSC1250μg/mβニシンDNA含有50m
Mナトリウムリン酸緩衝液(pH6,5)にて42℃で
一夜プレハイブリダイズした。そして、1×デンハルト
溶液、50%ホルムアミド、5 xSSC,2508g
 /mllニシンDNA含有50n+Mナトリウムリン
酸緩衝液(pH6,5)中にて32pラヘル化、B5F
2−39のBam1ll cDNAインサートをプロー
ブとして42℃−夜ハイブリダイズした。
ハイブリダイズしたフィルターを室温で0.2%SDS
含有2XSSCにて5分間4回、50℃で0.2%SD
S含有0. I X S S Cにて30分間2回洗浄
し、風乾後、オートラジオグラムを作成した。
その結果、V T −1、、CESS (BCDF産生
株)、RP旧1788由来のIIIRN八にはpBSF
2−38のcDNAプローブはハイブリダイズした。B
CDFを産生じないと思われるC L −4、Jurk
at、 CEMおよびBCDF非産生CESS由来のm
RNAにはハイブリダイズしなかった。
またpBSF2−38のcDNAプローブとハイブリダ
イズす実施例7 pBSF2−38を保持するMC1061より実施例5
の(イ)に記した通りプラスミドDNAを得、制限酵素
BamHIで切り出すことによりBCDF cDN^を
調製した。そして制限酵素地図と塩基配列を決定した。
塩基配列はMaxa+l1−Gilbertの化学法(
Meth、Enzym。
脳、 499 (’80) )およびM13ファージ(
J。
Messing et al、、 Gene、19.2
69(’82))を使ったジデオキシヌクレオチド鎖集
結法(F、Sanger et al、。
Proc、Natl、Acad、Sci、U、S、A、
74.5463(’77)の方法により決定した。決定
された塩基配列および制限酵素地図を第5図に示す。
ごこに決定されたヒトBCDF塩基配列は実施例1゜2
で開示されたアミノ酸部分配列構造を全て正確に含む。
【図面の簡単な説明】

Claims (41)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ヒトB細胞分化因子(以下BCDFと称する)活
    性を有するポリペプチドをコードする遺伝子
  2. (2)遺伝子が、制限エンドヌクレアーゼにより切断さ
    れる箇所がコード配列の5′−末端からMva I 、A
    lu I 、Sau3A I 、Pst I の順序で配列され
    ている部分を有する特許請求の範囲第1項記載の遺伝子
  3. (3)遺伝子が、制限エンドヌクレアーゼにより切断さ
    れる箇所がコード配列の5′−末端からMva I 、M
    va I 、Alu I 、Sau3A I 、Pst I 、Xb
    a I 、Alu I 、Pst I 、Pst I 、Alu I
    の順序で配列されている部分を有する特許請求の範囲第
    1項記載の遺伝子
  4. (4)遺伝子が下記の塩基配列(a)を有するものであ
    る特許請求の範囲第1項記載の遺伝子(a) 【遺伝子配列があります】
  5. (5)遺伝子が、前項記載の配列(a)における1〜3
    番目のATG配列からはじまり、該ATG配列から少く
    も634〜636番目のATG配列までの配列スペース
    を有するものである特許請求の範囲第1項記載の遺伝子
  6. (6)遺伝子が、(4)項記載の配列(a)における8
    5〜87番目のCCA配列からはじまり、該CCA配列
    から少くも634〜636番目のATG配列までの配列
    スペースを有するものである特許請求の範囲第1項記載
    の遺伝子
  7. (7)遺伝子が、(4)項記載の塩基配列(a)におけ
    る85〜87番目のCCA配列からはじまるものである
    特許請求の範囲第1項記載の遺伝子
  8. (8)遺伝子が、(4)項記載の塩基配列(a)におけ
    る634〜636番目のATG配列で終わるものである
    特許請求の範囲第1項記載の遺伝子
  9. (9)遺伝子が、下記のアミノ酸配列( I )に対応す
    る塩基配列を有するものである特許請求の範囲第1項記
    載の遺伝子 アミノ酸配列( I ): 【遺伝子配列があります】
  10. (10)遺伝子が下記のアミノ酸配列(II)に対応する
    塩基配列を有するものである特許請求の範囲第1項記載
    の遺伝子 アミノ酸配列(II): 【遺伝子配列があります】
  11. (11)ヒトBCDF活性を有するポリペプチドをコー
    ドした遺伝子および真核生物の細胞中で複製可能なベク
    ターDNAよりなることを特徴とする組み換えDNA体
  12. (12)遺伝子が第4項記載の塩基配列(a)を有する
    ものである特許請求の範囲第11項記載の組み換えDN
    A体
  13. (13)遺伝子が第5項記載のものである特許請求の範
    囲第11項記載の組み換えDNA体
  14. (14)遺伝子が第6項記載のものである特許請求の範
    囲第11項記載の組み換えDNA体
  15. (15)遺伝子が第7項記載のものである特許請求の範
    囲第11項記載の組み換えDNA体
  16. (16)遺伝子が第8項記載のものである特許請求の範
    囲第11項記載の組み換えDNA体
  17. (17)遺伝子が第9項記載のものである特許請求の範
    囲第11項記載の組み換えDNA体
  18. (18)真核生物の細胞が大型T抗原を構成的に発現す
    るSV−40で形質転換されたサル細胞である特許請求
    の範囲第11項記載の組み換え体
  19. (19)ヒトBCDF活性を有するポリペプチドをコー
    ドする遺伝子および真核生物の細胞中で複製可能なベク
    ターDNAよりなることを特徴とする組み換えDNA体
    により形質転換された真核生物細胞
  20. (20)遺伝子が第4項記載の塩基配列(a)を有する
    ものである特許請求の範囲第19項記載の真核生物細胞
  21. (21)遺伝子が第5項記載のものである特許請求の範
    囲第19項記載の真核生物細胞
  22. (22)遺伝子が第6項記載のものである特許請求の範
    囲第19項記載の真核生物細胞
  23. (23)遺伝子が第7項記載のものである特許請求の範
    囲第19項記載の真核生物細胞
  24. (24)遺伝子が第8項記載のものである特許請求の範
    囲第19項記載の真核生物細胞
  25. (25)遺伝子が第9項記載のものである特許請求の範
    囲第19項記載の真核生物細胞
  26. (26)真核生物の細胞が大型T抗原を構成的に発現す
    るSV−40で形質転換されたサル細胞である特許請求
    の範囲第19項記載の細胞
  27. (27)特許請求の範囲第19項記載の真核生物細胞を
    培地中にて培養し、生産されたヒトBCDFを採取する
    ことを特徴とするヒトBCDFの製造法
  28. (28)真核生物がサッカロミセス属に属するものであ
    る特許請求の範囲第27項記載の方法
  29. (29)真核生物の細胞が大型T抗原を構成的に発現す
    るSV−40で形質転換されたサル細胞である特許請求
    の範囲第27項記載の方法
  30. (30)ヒトBCDF活性を有するポリペプチド
  31. (31)C−末端がメチオニンである特許請求の範囲第
    30項記載のポリペプチド
  32. (32)N−末端がプロリンである特許請求の範囲第3
    0項記載のポリペプチド
  33. (33)N−末端がプロリンであり、C−末端がメチオ
    ニンである特許請求の範囲第30項記載のポリペプチド
  34. (34)Lys−Glu−Ala−Leu−Ala−G
    Luの配列を内部に有する特許請求の範囲第30項記載
    のポリペプチド
  35. (35)Lys−Leu−X−Ala−Gln−Asn
    −Gln−Trp−Leu−Glnの配列を内部に有す
    る特許請求の範囲第30項記載のポリペプチド
  36. (36)Asp−Val−Ala−Ala−Proの配
    列を内部に有する特許請求の範囲第30項記載のポリペ
    プチド
  37. (37)特許請求の範囲第34〜36項記載のアミノ酸
    部分配列もしくはPro−Val−Pro−Pro−G
    ly−Gluのアミノ酸部分配列を少なくとも2個以上
    内部に有する特許請求の範囲第30項記載のポリペプチ
  38. (38)アミノ酸配列(II)で示される特許請求の範囲
    第30項記載のポリペプチド
  39. (39)アミノ酸配列(II)に示す構造で1個もしくは
    複数アミノ酸を他のアミノ酸におき換えた構造を有する
    特許請求の範囲第30項記載のポリペプチド
  40. (40)アミノ酸配列(II)に示す配列のうち、N−末
    端部もしくはC−末端部より1個もしくは複数個のアミ
    ノ酸が欠損し、かつ連続している複数のアミノ酸よりな
    るヒトBCDF活性を有するポリペプチド
  41. (41)真核生物の細胞で生産される糖鎖を有する糖蛋
    白質でポリペプチド部分が特許請求の範囲第31〜37
    項の範囲に入るヒトBCDF活性を有するポリペプチド
JP61184858A 1986-08-06 1986-08-06 ヒトb細胞分化因子の遺伝子 Expired - Lifetime JP2676336B2 (ja)

Priority Applications (7)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61184858A JP2676336B2 (ja) 1986-08-06 1986-08-06 ヒトb細胞分化因子の遺伝子
DE3750106T DE3750106T3 (de) 1986-08-06 1987-08-06 Rekombinanter B-Zell-Differenzierungsfaktor.
EP93114732A EP0585957A1 (en) 1986-08-06 1987-08-06 Recombinant B-cell differentiation factor
EP87111409A EP0257406B2 (en) 1986-08-06 1987-08-06 Recombinant B-cell differentiation factor
US07/366,866 US5186931A (en) 1986-08-06 1989-06-15 Composition and method for supporting bone marrow transplantation
US07/877,731 US5362489A (en) 1986-08-06 1992-05-04 Use of recombinant B-cell differentiation factor for augmenting antibody production and stimulating bone marrow proliferation
US08/309,612 US5541088A (en) 1986-08-06 1994-09-21 Recombinant process of producing non-glycosylated B-cell defferentiation factor

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61184858A JP2676336B2 (ja) 1986-08-06 1986-08-06 ヒトb細胞分化因子の遺伝子

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7328774A Division JPH08228786A (ja) 1995-12-18 1995-12-18 ヒトbcdfの製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6342688A true JPS6342688A (ja) 1988-02-23
JP2676336B2 JP2676336B2 (ja) 1997-11-12

Family

ID=16160537

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61184858A Expired - Lifetime JP2676336B2 (ja) 1986-08-06 1986-08-06 ヒトb細胞分化因子の遺伝子

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2676336B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6356291A (ja) * 1986-08-27 1988-03-10 Chuzo Kishimoto リコンビナントbcdf
JPH029388A (ja) * 1988-03-09 1990-01-12 Ajinomoto Co Inc 生理活性タンパク質の製造法
WO1992018537A1 (fr) * 1991-04-18 1992-10-29 Toray Industries, Inc. Composition a base d'interleukine 6 et procede de production
JPH1052286A (ja) * 1986-05-08 1998-02-24 Yeda Res & Dev Co Ltd ヒトインターフェロン−β2A遺伝子

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62263200A (ja) * 1986-05-08 1987-11-16 イエダ リサ−チ アンド デベロツプメント コンパニ− リミテツド ヒトインタ−フエロン−β2A及びヒトインタ−フエロン−β2B、該インタ−フエロンをコ−ドする遺伝子を含むベクタ−、該インタ−フエロンを産生するセルライン及び該インタ−フエロンの医薬品としての用途
JPH01503354A (ja) * 1986-07-08 1989-11-16 ジェネテイックス・インスティテュート・インコーポレイテッド Il‐6の製造および用途

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62263200A (ja) * 1986-05-08 1987-11-16 イエダ リサ−チ アンド デベロツプメント コンパニ− リミテツド ヒトインタ−フエロン−β2A及びヒトインタ−フエロン−β2B、該インタ−フエロンをコ−ドする遺伝子を含むベクタ−、該インタ−フエロンを産生するセルライン及び該インタ−フエロンの医薬品としての用途
JPH01503354A (ja) * 1986-07-08 1989-11-16 ジェネテイックス・インスティテュート・インコーポレイテッド Il‐6の製造および用途

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1052286A (ja) * 1986-05-08 1998-02-24 Yeda Res & Dev Co Ltd ヒトインターフェロン−β2A遺伝子
JP3158376B2 (ja) * 1986-05-08 2001-04-23 イエダ リサーチ アンド デベロツプメント カンパニー リミテツド ヒトインターフェロンーβ2A遺伝子
JPS6356291A (ja) * 1986-08-27 1988-03-10 Chuzo Kishimoto リコンビナントbcdf
JPH029388A (ja) * 1988-03-09 1990-01-12 Ajinomoto Co Inc 生理活性タンパク質の製造法
JP2576200B2 (ja) * 1988-03-09 1997-01-29 味の素株式会社 生理活性タンパク質の製造法
WO1992018537A1 (fr) * 1991-04-18 1992-10-29 Toray Industries, Inc. Composition a base d'interleukine 6 et procede de production

Also Published As

Publication number Publication date
JP2676336B2 (ja) 1997-11-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2907552B2 (ja) ヘモフィルス外膜タンパク質
FI106844B (fi) Menetelmä Moraxella catarrhalisin antigeeneihin liittyvien koostumusten ja vasta-aineiden valmistamiseksi sekä DNA-segmentti, yhdistelmävektori ja yhdistelmäisäntäsolu
US4900673A (en) Mutant human angiogenin (angiogenesis factor with superior angiogenin activity) genes therefor and methods of expression
Mata et al. Thirteen virulent and temperate bacteriophages of Lactobacillus bulgaricus and Lactobacillus lactis belong to a single DNA homology group
Tweten Cloning and expression in Escherichia coli of the perfringolysin O (theta-toxin) gene from Clostridium perfringens and characterization of the gene product
KR910006602B1 (ko) 면역 인터페론의 제조방법
JPS62501608A (ja) 生物学的に活性なヒト腫瘍壊死因子蛋白質のシステイン除去ミュ−テイン
JP2006187286A (ja) シュードモナス・アエルギノザの外部膜タンパク質f
Chu et al. Cloning and sequence analysis of the muramidase-2 gene from Enterococcus hirae
DK168048B1 (da) Renset human interleukin-1, dets fremstilling og anvendelse i farmaceutiske praeparater
US5804410A (en) Nucleic acid sequence encoding trypsin-like enzyme and process for producing the enzyme
JP3236610B2 (ja) 豚胸膜肺炎用ワクチン
JPS6342688A (ja) ヒトb細胞分化因子の遺伝子
KR100417026B1 (ko) 클로버황색엽맥바이러스프로테아제유전자
DK172677B1 (da) Monoklonale antistoffer mod et interferoninduceret protein, fremgangsmåde til fremstilling deraf, hybridomacellelinier som
US5340935A (en) DNAS encoding proteins active in lymphocyte-medicated cytotoxicity
Vincent et al. Molecular variants of β 2-microglobulin in renal insufficiency
Shikata et al. Detection of large COOH-terminal domains processed from the precursor of Serratia marcescens serine protease in the outer membrane of Escherichia coli
JP2676341B2 (ja) B細胞分化因子の製造法
US20040062760A1 (en) Human complement C3-binding protein from streptococcus pneumoniae
JPS6356291A (ja) リコンビナントbcdf
EP0343132A2 (en) Methods and systems for producing HIV antigens
JPH08228786A (ja) ヒトbcdfの製造方法
KR20010012096A (ko) 스트렙토콕커스 뉴모니애로부터의 사람 보체 c3-분해 프로테이나아제
JPS61115025A (ja) B細胞分化因子

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term