JPS6342385Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6342385Y2 JPS6342385Y2 JP1978005962U JP596278U JPS6342385Y2 JP S6342385 Y2 JPS6342385 Y2 JP S6342385Y2 JP 1978005962 U JP1978005962 U JP 1978005962U JP 596278 U JP596278 U JP 596278U JP S6342385 Y2 JPS6342385 Y2 JP S6342385Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- insertion hole
- push button
- protrusion
- waterproof
- ring
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims description 10
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 10
- 238000004078 waterproofing Methods 0.000 claims description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Electric Clocks (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、例えばデジタル腕時計等に適用さ
れ、ランプ表示あるいは時刻修正を行うためのプ
ツシユボタンに関し、特に容易に前記時計用ケー
スに取り付け得、かつ簡単な構成によりコストの
低減を図つたものを提供する事を目的とする。
れ、ランプ表示あるいは時刻修正を行うためのプ
ツシユボタンに関し、特に容易に前記時計用ケー
スに取り付け得、かつ簡単な構成によりコストの
低減を図つたものを提供する事を目的とする。
従来、デジタル腕時計用として一般的に用いら
れるプツシユボタン部の構造は、第１図に示す如
く、時計ケース１にパイプ２を固着させプツシユ
ボタン３に軸部３ａの中央部に太溝３ｂを設け、
この太溝３ｂに防水用Ｏリング４を入れ、プツシ
ユボタン３を時計ケース１の外方より挿入し、該
軸部３ａの先端に設けられた細溝３ｃにＥ止め輪
５を時計ケースの内側より係合させ、プツシユボ
タン３の抜け止めとしていた。この為、組立作業
が著しく困難なものとなり、コストアツプの要因
となつていた。
れるプツシユボタン部の構造は、第１図に示す如
く、時計ケース１にパイプ２を固着させプツシユ
ボタン３に軸部３ａの中央部に太溝３ｂを設け、
この太溝３ｂに防水用Ｏリング４を入れ、プツシ
ユボタン３を時計ケース１の外方より挿入し、該
軸部３ａの先端に設けられた細溝３ｃにＥ止め輪
５を時計ケースの内側より係合させ、プツシユボ
タン３の抜け止めとしていた。この為、組立作業
が著しく困難なものとなり、コストアツプの要因
となつていた。
本考案は、前記従来の欠点を除去するものであ
り、プツシユボタンを時計ケース外方より挿入す
るのみで、プツシユボタンの抜け止めが可能とな
る防水構造を提供し、組立作業を著しく向上せし
め、合せて部品点数を減少せしめる事も可能とな
り、大いなるコストダウンの効果がある。
り、プツシユボタンを時計ケース外方より挿入す
るのみで、プツシユボタンの抜け止めが可能とな
る防水構造を提供し、組立作業を著しく向上せし
め、合せて部品点数を減少せしめる事も可能とな
り、大いなるコストダウンの効果がある。
以下本考案の一実施例を図面と共に説明する。
２０１は時計ケースである。２０３はプツシユボ
タンであり、中央部には、防水用Ｏリング２０４
を係合させる溝２０３ｂが在り、該プツシユボタ
ン２０３の先端には突出部２０３ａを持ち、又他
端は、パイプ２０２の内径より径大な頭部２０３
ｃが設けられている。なおプツシユボタン２０３
の中央のガイド部２０３ｄは、突出部より外径が
小さい。該プツシユボタン２０３の先部には、時
計本体であるモジユールより突出しているもどし
バネ２０６が在る。
２０１は時計ケースである。２０３はプツシユボ
タンであり、中央部には、防水用Ｏリング２０４
を係合させる溝２０３ｂが在り、該プツシユボタ
ン２０３の先端には突出部２０３ａを持ち、又他
端は、パイプ２０２の内径より径大な頭部２０３
ｃが設けられている。なおプツシユボタン２０３
の中央のガイド部２０３ｄは、突出部より外径が
小さい。該プツシユボタン２０３の先部には、時
計本体であるモジユールより突出しているもどし
バネ２０６が在る。
また、防水用Ｏリング２０４の内径の軸芯と外
径の軸芯とは偏心している。
径の軸芯とは偏心している。
以下組込方法について述べる。プツシユボタン
２０３の溝２０３ｂに防水用Ｏリング２０４を係
合させ、時計ケース２０１の外方よりプツシユボ
タン２０３を挿入する。プツシユボタン２０３の
突出部２０３ａ及中央部の径は、時計ケース２０
１に設けた挿入穴２０１ａの内径より径小である
から挿入可能である。
２０３の溝２０３ｂに防水用Ｏリング２０４を係
合させ、時計ケース２０１の外方よりプツシユボ
タン２０３を挿入する。プツシユボタン２０３の
突出部２０３ａ及中央部の径は、時計ケース２０
１に設けた挿入穴２０１ａの内径より径小である
から挿入可能である。
次に防水用Ｏリング２０４の弾性を利用し、圧
入挿入する。プツシユボタン２０３の突出部２０
３ａが挿入穴２０１ａの内径を通り過ぎた時点
で、突出部２０３ａが防水用Ｏリング２０４の偏
芯状の変形によりプツシユボタン２０３の突出部
２０３ａは挿入穴の端部に引つかかり時計通常使
用時、時計外方にヌケる事が無い。
入挿入する。プツシユボタン２０３の突出部２０
３ａが挿入穴２０１ａの内径を通り過ぎた時点
で、突出部２０３ａが防水用Ｏリング２０４の偏
芯状の変形によりプツシユボタン２０３の突出部
２０３ａは挿入穴の端部に引つかかり時計通常使
用時、時計外方にヌケる事が無い。
尚上記実施例において、分解時プツシユボタン
２０３の頭部２０３ｃをわずかに上下させなが
ら、突出部２０３ａを挿入穴２０１ａの内径に合
せて引き抜き分解ができるものであり、アフター
サービス上問題はない。
２０３の頭部２０３ｃをわずかに上下させなが
ら、突出部２０３ａを挿入穴２０１ａの内径に合
せて引き抜き分解ができるものであり、アフター
サービス上問題はない。
以上の如く、本考案による構造は、Ｅ止め輪を
用いる事なくプツシユボタンを時計ケース外方よ
りワンタツチで組込み可能で、時計通常使用時の
抜け落ちがなく、又、分解も出来る為、アフター
サービスも可能であり部品点数を減少させ、Ｅ止
め輪を時計ケースの内側より取り付けると云う困
難な作業を削除出来、大いなるコスト低減の効果
がある。
用いる事なくプツシユボタンを時計ケース外方よ
りワンタツチで組込み可能で、時計通常使用時の
抜け落ちがなく、又、分解も出来る為、アフター
サービスも可能であり部品点数を減少させ、Ｅ止
め輪を時計ケースの内側より取り付けると云う困
難な作業を削除出来、大いなるコスト低減の効果
がある。
更に、プツシユボタンの突出部は、挿入穴の内
径より小さく形成されているため、プツシユボタ
ンを装着する際も、挿入穴に無理な力を加えずに
行うことができ、また、一旦装着したプツシユボ
タンを必要に応じて抜き出すこともできる。
径より小さく形成されているため、プツシユボタ
ンを装着する際も、挿入穴に無理な力を加えずに
行うことができ、また、一旦装着したプツシユボ
タンを必要に応じて抜き出すこともできる。
しかも使用時に抜け止めを行なうための、突出
部を偏心させる方法としては、内外径が偏心した
防水用Ｏリングを用いるだけでよいため、その製
作は非常に容易に行なえる。
部を偏心させる方法としては、内外径が偏心した
防水用Ｏリングを用いるだけでよいため、その製
作は非常に容易に行なえる。
また、プツシユボタンを挿入穴に挿入しても、
触れ合うことがないため、キズが付かず、防水効
果を十分に高めることができる。
触れ合うことがないため、キズが付かず、防水効
果を十分に高めることができる。
第１図は従来の構造の断面図である。第２図は
本考案の実施例の断面図、第３図は、偏芯型防水
Ｏリングを示す平面図である。 ２０１……時計ケース、２０３……プツシユボ
タン、２０３ａ……突出部、２０３ｂ……溝、２
０３ｃ……頭部、２０３ｄ……ガイド部、２０４
……防水用Ｏリング。
本考案の実施例の断面図、第３図は、偏芯型防水
Ｏリングを示す平面図である。 ２０１……時計ケース、２０３……プツシユボ
タン、２０３ａ……突出部、２０３ｂ……溝、２
０３ｃ……頭部、２０３ｄ……ガイド部、２０４
……防水用Ｏリング。
Claims (1)
- 先端の突出部と、それにつづく前記突出部より
径小のガイド部と、それにつづく前記突出部より
径大の頭部とからなるプツシユボタンと、前記ガ
イド部の外周に設けた溝に巻着した防水用Ｏリン
グと、前記ガイド部を前記防水用Ｏリングを介し
て保持し、内面が円筒形の時計ケースに設けた挿
入穴とからなり、前記防水用Ｏリングの内径の軸
芯と外径の軸芯とを偏心させ、前記突出部の外径
を前記挿入穴の外径より僅小にし、前記突出部が
前記挿入穴の端部に引つかかるようにして、抜け
止めとしたことを特徴とする時計用プツシユボタ
ン。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1978005962U JPS6342385Y2 (ja) | 1978-01-21 | 1978-01-21 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1978005962U JPS6342385Y2 (ja) | 1978-01-21 | 1978-01-21 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS54113459U JPS54113459U (ja) | 1979-08-09 |
| JPS6342385Y2 true JPS6342385Y2 (ja) | 1988-11-07 |
Family
ID=28812311
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1978005962U Expired JPS6342385Y2 (ja) | 1978-01-21 | 1978-01-21 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6342385Y2 (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE2641463A1 (de) * | 1975-10-20 | 1977-06-02 | Pibor Sa | Verfahren zur montage eines uhrwerksdrueckers und druecker zur durchfuehrung dieses verfahrens |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5422828Y2 (ja) * | 1974-08-08 | 1979-08-08 | ||
| JPS5529142Y2 (ja) * | 1975-06-16 | 1980-07-11 |
-
1978
- 1978-01-21 JP JP1978005962U patent/JPS6342385Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE2641463A1 (de) * | 1975-10-20 | 1977-06-02 | Pibor Sa | Verfahren zur montage eines uhrwerksdrueckers und druecker zur durchfuehrung dieses verfahrens |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS54113459U (ja) | 1979-08-09 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPS6342385Y2 (ja) | ||
| US3930361A (en) | Slip wheel structure of a watch movement | |
| JPS601608Y2 (ja) | 時計バンドの取付構造 | |
| JPS6139984Y2 (ja) | ||
| JPS598229Y2 (ja) | 携帯時計のリュウズ部の構造 | |
| JPH033436Y2 (ja) | ||
| JPH0132262Y2 (ja) | ||
| JPS5855031Y2 (ja) | ノブ | |
| JPS53144012A (en) | Nozzle | |
| JPS581658Y2 (ja) | 自動二輪車のキック装置 | |
| JPS5498642A (en) | Stem of wristwatch | |
| JPH0140101Y2 (ja) | ||
| JPS5935825Y2 (ja) | プツシユボタン装置 | |
| JPH047389U (ja) | ||
| JPS587559Y2 (ja) | 時計用プッシュボタン装置 | |
| JPH0120707Y2 (ja) | ||
| JPS5837027Y2 (ja) | 時計ケ−スの構造 | |
| JPS6139985Y2 (ja) | ||
| JPS58861Y2 (ja) | 角型時計の防水構造 | |
| JPS5842958Y2 (ja) | 携帯時計のボタン部構造 | |
| JPH0684642U (ja) | 携帯時計のボタン装置 | |
| JPS62203082U (ja) | ||
| JPS5671537A (en) | Manufacture of stepped shaft | |
| JPS5850887U (ja) | ノツク式シヤ−プペンシル | |
| JPS6131870U (ja) | 液体を内蔵した塗布具 |