JPS581658Y2 - 自動二輪車のキック装置 - Google Patents

自動二輪車のキック装置

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Publication number
JPS581658Y2
JPS581658Y2 JP16930977U JP16930977U JPS581658Y2 JP S581658 Y2 JPS581658 Y2 JP S581658Y2 JP 16930977 U JP16930977 U JP 16930977U JP 16930977 U JP16930977 U JP 16930977U JP S581658 Y2 JPS581658 Y2 JP S581658Y2
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JP
Japan
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kick
recess
arm
lever
fitted
Prior art date
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Expired
Application number
JP16930977U
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English (en)
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JPS5493630U (ja
Inventor
高島武博
Original Assignee
ヤマハ発動機株式会社
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Publication date
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【考案の詳細な説明】 本考案は自動二輪車のキック装置に関する。
自動二輪車のキック装置はキック軸に連結されるキック
アームにキックレバーを連結するものである。
従来このキックアームとキックレバーとの連結構造は第
4図に示す如く、キックレバー12の一端部に軸孔14
を穿設し絞孔14にキックアーム11の外端部を貫通し
て外方に突出させ、その突出部分にキックレバーの振れ
止めをするウェーブワッシャ13卦よびレバーの抜は止
めをするサークリップ15を装置した構造からなるもの
である。
しかるに、上記従来構造にあ−いてはキックアーム11
の外端、ウェーブワッシャ13釦よびサークリップ15
がキックレバー12の外方に突出するために核部の外観
上の体裁を損う不具合があった。
本考案は斜上従来不具合を解消するために、キックレバ
ーの軸孔外端部に絞孔を拡大させた凹部を形成し、この
凹部に内蔵したクリップと凹部に被嵌するキャップとに
よりキックアームの抜止め構造を構成させることによっ
て、装置の外観体裁を改善するものである。
本考案の実施例を図面により説明すれば、第1図は自動
二輪車Aの側面図を示し、aがキャク軸、1がキックア
ーム、2がキックレバーであって、その詳細を第2図む
よび第3図に示す。
キックアーム1ばその外端部に径を細めた支軸部1′ヲ
一体に形成し、核部1′の基端外周に支持面3を設ける
キックレバー2ばその一端部を肉厚く成型したボス部2
′ヲ設け、このボス部2′に上下に貫通する軸孔4を穿
設して絞孔4を前記キックアーム1の支軸部1′に挿着
しボス部2内面を支持面3上に支持せしめる。
上記ボス部iの外面には前記軸孔4の外端部を拡大させ
た形状の凹部5を軸孔4と同心状に形成する。
又、ボス部2′の内面にも軸孔4の内端若干部分を拡大
させた形状の凹部6を形威し、との凹部6にウェーブワ
ッシャ7が嵌め合うようにする。
キックアーム1の支軸部1′は前記レバー2の軸孔4を
貫通してその先端がボス部2′の凹部5に突出する長さ
とし、この凹部5に突出する支軸部1′には外周面に環
状溝8を形成し該部8にサークリップ9を嵌め合うよう
にする。
キックレバー2の凹部5は支軸部1′の環状溝8にサー
クリップ9を嵌め込んだ状態で、さらにその外周に間隙
が形成される内径にし、凹部5の内壁に圧入したキャッ
プ10が該内壁とサークリップ9との間に介在するよう
にする。
而して上記キックアーム1にキックレバー2を組付ける
には、キックアーム1の支軸部1′ニウエーフワツシヤ
7を挿着し、次いでキックレバー2のボス部7を挿着し
た後にボス部2′の凹部5に突出した支軸部1′の環状
溝8にサークリップ9を嵌め込み、しかる後に凹部5の
内壁にキャップ10の側壁を圧入して凹部5を被嵌する
上記サークリップ9によって支軸部1′の族1ヒめがな
されるとともに該クリップ9の外周にキャップ10が介
在することによってサークリップ9の拡開が規制され該
クリップの抜止めがなされしたがってキックアーム1と
キックレバー2が連結される。
伺、ウェーブワッシャ7はキックレバー2を支軸部1′
に沿って軸方向に付勢する弾撥部材であり、これにより
走行中にキックレバー2の振i−1止め、所定の格納状
態に保持される。
上記ウェーブワッシャ7は実施例ではキックレバー2の
ボス部2′内面に設けた凹部6に収納した例に示し、そ
れによってウェーブワッシャ7の外周が覆われ該部分の
外観体裁をよくするものであるが、本考案は斯る構成に
限定されるものではなく、ボス部ア内面を凹部のない平
坦面にし畝面とキック7−ム1の支持面3との間にウェ
ーブワッシャを介在させる構造、さらにはワッシャ7の
取付は位置を、例えばサークリップ9の内面に保合させ
るよう装着するなど、キャップ10内に設けてもよい。
尚、図中の16はキックレバーカバー、17゜17′は
キックレバーの回動を規制するヌトッパである。
本考案は斜上の如くキックレバーの軸孔外端部に絞孔を
拡大させた形状の凹部を形威し、該凹部にキックアーム
の外端部を突出させてその外端部に抜は止め用のクリッ
プを嵌め合わせるとともに、このクリップの拡開を規制
するキャップを前記凹部に圧入して被嵌せしめた抜止め
構造としたので、それら抜止め構造を構成する支軸部、
クリップ等の部材が凹部に内蔵されてキャップにより覆
われるとともにキャップの大部分が凹部に圧入されてキ
ックレバー外面からの突出量を小さくすることができる
従って従来構造に較べ、コンパクトに1と1すしかも外
観体裁のよいキック装置を提供し、所期の目的を達成し
得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は自動二輪車の側面図、第2図はキック装置の拡
大図、第3図は要部拡大断面図、第4図は前記第3図に
対応させた従来装置の断面図である。 図中、1はキックアーム、1′は支軸部、2はキックレ
バー、2′はボス部、4は軸孔、5は凹部、8ば環状溝
、9&iサークリツプ、10はキャップである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. キック軸に連結したキックアームと、このキックアーム
    に連結したキックレバーとよりなり、このキックレバー
    の一端部にキックアームを挿通するための軸孔を穿設し
    た自動二輪車のキック装置に釦いて、上記キックレバー
    の軸孔外端部に絞孔を拡大させた形状の凹部を形成し、
    この凹部にキックアームの外端部を突出させ、そのキッ
    クアーム外端部には環状溝を設は該部にキックアーム抜
    止め用のクリップを嵌め合わせると共に、このクリップ
    の拡開を規制するキャップを前記凹部に圧入して被嵌せ
    しめた自動二輪車のキック装置。
JP16930977U 1977-12-15 1977-12-15 自動二輪車のキック装置 Expired JPS581658Y2 (ja)

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JP16930977U JPS581658Y2 (ja) 1977-12-15 1977-12-15 自動二輪車のキック装置

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JP16930977U JPS581658Y2 (ja) 1977-12-15 1977-12-15 自動二輪車のキック装置

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Publication Number Publication Date
JPS5493630U JPS5493630U (ja) 1979-07-03
JPS581658Y2 true JPS581658Y2 (ja) 1983-01-12

Family

ID=29171258

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JP16930977U Expired JPS581658Y2 (ja) 1977-12-15 1977-12-15 自動二輪車のキック装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6237132B2 (ja) * 2013-11-07 2017-11-29 スズキ株式会社 自動二輪車のキック始動装置

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JPS5493630U (ja) 1979-07-03

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