JPS587559Y2 - 時計用プッシュボタン装置 - Google Patents

時計用プッシュボタン装置

Info

Publication number
JPS587559Y2
JPS587559Y2 JP1976014953U JP1495376U JPS587559Y2 JP S587559 Y2 JPS587559 Y2 JP S587559Y2 JP 1976014953 U JP1976014953 U JP 1976014953U JP 1495376 U JP1495376 U JP 1495376U JP S587559 Y2 JPS587559 Y2 JP S587559Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pipe
button
groove
button body
guide surface
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1976014953U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS52107377U (ja
Inventor
修 松村
Original Assignee
シチズン時計株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by シチズン時計株式会社 filed Critical シチズン時計株式会社
Priority to JP1976014953U priority Critical patent/JPS587559Y2/ja
Publication of JPS52107377U publication Critical patent/JPS52107377U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS587559Y2 publication Critical patent/JPS587559Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electric Clocks (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は時計のブツシュボタン装置に関する。
従来のブツシュボタン装置は、第1図に示すように防水
用Oリング33を装着したブツシュボタン本体20をパ
イプ10内に挿入したのち、スナップリング31をブツ
シュボタン本体20に設けた係止溝21に嵌着すること
により外方向の抜出しを防止する構造であった。
しかしこの構造は、ケース40の内側にわずかに突出し
て装着されているブツシュボタン本体20の係止溝21
に小さなスナップリング31を嵌着しなければならない
のでブツシュボタン本体20の組込作業が難しいという
欠点を有していた。
本考案は上記欠点を除去し、組込作業を容易にし、製造
コストの低減を実現する新規なブツシュボタン装置を提
供することを目的とするもので、係止用ゴムリングを嵌
着したブツシュボタン本体を外方よりパイプ内に案内面
を利用して移動させ、該パイプの内端部の内側に位置せ
しめたことを特徴とする。
以下、本考案の実施例を図面により説明する。
第2図及び第3図において、10はパイプ、20はブツ
シュボタン本体、21は係止用ゴムリング、33は防水
用Oリングである。
パイプブ10はケース40に固着されておりパイプ10
の外端部11と内端部12にはそれぞれ、案内面14と
案内面15とが互に背向するように設けられている。
案内面14は係止用ゴムリング32及び防水用Oリング
33がわずかな押圧力でパイプ内面13に挿入されやす
いように比較的大きな斜面に形成されており、案内面1
5は、係止用ゴムリング32が通常は抜は出ることがな
いが適度の強さの押圧力で押圧することによりパイプ内
面13に再挿入され抜は出せることができるように曲面
に形成さ、れている。
なお、案内面14及び案内面15の形状は前述のものに
限定されず種々のものが考えられる。
16はブツシュボタン操作用の切欠部である。
ブツシュボタン本体20の接触部22の近傍には係止用
ゴムリング32を嵌着するための第1の溝23が設けら
れ、この溝23と押圧部24との間には防水用Oリング
33を嵌着するための第2の溝25が設けられている。
係止用ゴムリング32はNBR、ポリウレタンゴム等か
らできており、通常はパイプ10の内端部12に当接し
ブツシュボタン本体20の抜は出しを防止しているが、
このゴムリング32に適度の押圧力が与えられるとパイ
プ10の小さな案内面15を利用して弾性変形するよう
になっている。
この適度の押圧力とは、ケース40の防水試験のときに
行なわれる減圧時に内圧によりブツシュボタン本体20
がパイプブ10から押し出される力より大きく、ピンセ
ット等でブツシュボタン本体20をパイプ10から押出
す力より小さいものであり、係止用ゴムリング32の形
状及び硬度、小さい案内面15の形状、などの仕様を適
当に設定することにより得ることか゛できる。
また、防水用Oリング33はNBRでできており、ブツ
シュボタン本体20の第2の溝25に嵌着されパイプ内
面11に圧接することにより防水機能を果している。
次に、ブツシュボタン本体20をパイプ10に装着する
には、予めブツシュボタン本体20の第1の溝23及び
第2の溝25に係止用ゴムリング32及び防水用Oリン
グ33をそれぞれ配設しておき、このブツシュボタン本
体20をパイプ10に外方から挿入し係止用ゴムリング
32がパイプ内端部12の内側に位置するように配設す
れば良い。
パイプ10に装着されたブツシュボタン本体20はパイ
プ10の切欠部16に指の爪を挿入することにより押圧
され所定の機能を果す。
ブツシュボタン本体20をパイプブ10から引出すには
ブツシュボタン本体29の接触部22をピンセットなど
で強く押してやればよい。
このとき、係止用ゴムリング32はパイプ10の小さい
案内面15に一旦当接するが適度の押圧力のために弾性
変形を生じパイプ内面13に押込められパイプ10の外
側に押出される。
本実施例に於るブツシュボタン本体20は係止用ゴムリ
ング32がパイプブ10の内端部12に当接している位
置(第3図の実線で示す位置)で通常使用され、防水試
1験などでケース40の外側が減圧しても外方へ移動す
ることがない。
また、ムーブメント50をケース40から取出すときは
ブツシュボタン本体20を文字板51の外周部より外方
の位置(第3図の破線で示す位置)まで押出して行う。
一方、従来のブツシュボタン装置は、文字板51の外周
部より外方であってかつスナップリング31がパイプ1
0の内端部12に当接する位置(第1図の破線で示す位
置)までブツシュボタン本体20を移動しても防水性が
保持できるようにパイプ内面13の長さをその移動分だ
け長く採らねばならない。
これに対し、本考案のブツシュボタン装置は係止用ゴム
リング32がパイプ10の内端部12に当接しブツシュ
ボタン本体20の移動を阻止するのでパイプ内面13の
長さをその移動分だけ短くすることができる。
従って本実施例のブツシュボタン装置は従来のものに比
しパイプ10の長さを短くすることができ、従ってケー
ス40の壁厚が薄い細繊構造の時計ケースを得ることが
できる。
また、従来の装置に比し大巾に短いパイプをすべてのケ
ース40に等しく使用することができ、部品の共通化を
計ることができる。
以上のように本考案のブツシュボタン装置は、ブツシュ
ボタン本体の溝に係止用ゴムリングを嵌着し、該係止用
ゴムリングをパイプ内に、案内面を利用して移動させ、
該パイプの内端部側に位置せしめたので、ブツシュボタ
ン本体のパイプへの組込みが極めて容易にでき、従来の
ように、ブツシュボタン本体をパイプに挿入後、時計ケ
ースの狭いスペース内でスナップリングを本体の溝に嵌
着させる作業を廃止することができる。
さらに、本考案は係止用ゴムリングをパイプ内に移動で
きるのでミムーブメントとブツシュボタン本体との間を
効率よく配置することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のブツシュボタン装置の断面図、第2図及
び第3図は本考案によるブツシュボタン装置の一実施例
を示し、第2図はブツシュボタン本体をパイプに挿入す
るときの断面図、第3図はブツシュボタン装置の使用状
態を示す断面図である。 10・・・・・・パイプ、11・・・・・・外端部、1
2・・・・・・内端部、13・・・・・・内面、14・
・・・・・案内面、15・・・・・・小さな案内面、2
0・・・・・・ブツシュボタン本体、21・・・・・・
係止溝、23・・・・・・第1の溝、24・・・・・・
押圧部、25・・・・・・第2の溝、32・・・・・・
係止用ゴムリング、33・・・・・・防水用Oリング、
40・・・・・・ケース、50・・・・・・ムーブメン
ト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ケース40に固着されたパイプ10の外端部11と内端
    部12のそれぞれの内周に案内面14と案内面15を互
    いに背向するように設け、ブツシュボタン本体20の外
    周に第1の溝23及び第2の溝25を設け、第1の溝2
    3に係止用ゴムリング32を嵌着し、且つ第2の溝25
    に防水用Oリング33を嵌着した状態でブツシュボタン
    本体20を前記パイプ10の内周に外端部11の方向か
    ら挿入し、前記係止用ゴムリング32をパイプ10の案
    内面15に係止し、前記防水用Oリング33をパイプ1
    0の内周で圧縮するよう構成したことを特徴とする時計
    用ブツシュボタン装置。
JP1976014953U 1976-02-10 1976-02-10 時計用プッシュボタン装置 Expired JPS587559Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1976014953U JPS587559Y2 (ja) 1976-02-10 1976-02-10 時計用プッシュボタン装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1976014953U JPS587559Y2 (ja) 1976-02-10 1976-02-10 時計用プッシュボタン装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS52107377U JPS52107377U (ja) 1977-08-16
JPS587559Y2 true JPS587559Y2 (ja) 1983-02-09

Family

ID=28475194

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1976014953U Expired JPS587559Y2 (ja) 1976-02-10 1976-02-10 時計用プッシュボタン装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS587559Y2 (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5037069B2 (ja) * 1972-05-24 1975-11-29
JPS5037068B2 (ja) * 1972-05-24 1975-11-29

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5037069U (ja) * 1973-08-01 1975-04-18
JPS5037068U (ja) * 1973-08-01 1975-04-18

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5037069B2 (ja) * 1972-05-24 1975-11-29
JPS5037068B2 (ja) * 1972-05-24 1975-11-29

Also Published As

Publication number Publication date
JPS52107377U (ja) 1977-08-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS6041310B2 (ja) 時計ム−ブメント板に時計文字板を締着するための装置
JPS587559Y2 (ja) 時計用プッシュボタン装置
US4152889A (en) Push button device for watch casing
JPH027037B2 (ja)
JPH0293567U (ja)
US4218601A (en) Pushbutton
JPS5937082B2 (ja) 電動歯ブラシ
JPH0132262Y2 (ja)
JPH0537270Y2 (ja)
JPH0140101Y2 (ja)
JPS6344778Y2 (ja)
JPS6342385Y2 (ja)
JPS605467Y2 (ja) スイッチの押ボタン構造
JPS6145365Y2 (ja)
JPS609038Y2 (ja) 筆記具に於ける軸筒とキャップとの係止装置
JPS5932948Y2 (ja) プラスチツク携帯時計側のガラス構造
JPH0241799Y2 (ja)
JPH0648463Y2 (ja) プッシュボタン構造
JPS637045Y2 (ja)
JPH0615742Y2 (ja) 筆記具
JPS60143275A (ja) メカニカルシ−ル固定シ−ルリングの支持リング
JPS6228436Y2 (ja)
JPS6114461Y2 (ja)
JPS58862Y2 (ja) 時計の変形裏蓋固定構造
JPS6358166U (ja)