JPH0241799Y2 - - Google Patents

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JPH0241799Y2
JPH0241799Y2 JP1982068712U JP6871282U JPH0241799Y2 JP H0241799 Y2 JPH0241799 Y2 JP H0241799Y2 JP 1982068712 U JP1982068712 U JP 1982068712U JP 6871282 U JP6871282 U JP 6871282U JP H0241799 Y2 JPH0241799 Y2 JP H0241799Y2
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waterproof
shaft
case
button
switch
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は防水形スイツチ装置に関する。
防水が要求される機器等に用いられている従来
の防水形スイツチ装置を第1図,第2図及び第3
図により説明する。
まず、第1図においては1はケース、2はケー
ス1に設けられた筒状のシヤフト挿入部、3はケ
ース1内に取付けられたスイツチ、4はボタン
で、このボタン4はシヤフト5を有しておに、こ
のシヤフト5は前記シヤフト挿入部2に挿入さ
れ、先端がスイツチ3と接触している。また、こ
のシヤフト5の外周には溝6が切られていて、そ
こにOリング7が装着されており、このOリング
7をシヤフト挿入部2の内壁と密接させることに
よりケース1の防水が計られている。
この構成によるスイツチ装置は、ボタン4を押
すことによりシヤフト5を介してスイツチ3を動
作させるもので、その際のOリング7とシヤフト
挿入部2との摩擦に対するシヤフト5の動きの向
上を計ると共に、防水性を高めるためにOリング
7には予じめ潤滑油が塗布されている。また、シ
ヤフト5が剛体であるため、スイツチ3はその止
めネジ8により移動して位置調整を行うようにな
つている。
尚、図中9はシヤフト5の抜止用のE形止輪1
0は押圧調整用のスプリングである。
次に第2図A,Bに示す防水形スイツチ装置
は、シヤフト5にOリング7を装着する代りにボ
タン4全体を覆うことができる可撓性の防水カバ
ー11を使用したもので、この防水カバー11の
周縁部に止板12を当てがい、ネジ13でケース
1に固定することにより防水が計られている。
尚、他の構成は第1図と同様である。
次に第3図A,Bに示す防水形スイツチ装置を
説明する。図において14はケース、15はボタ
ンで、このボタン15の一端はケース14の外壁
面に突出形成された支持部16に軸17を介して
回転自在に支持されており、他端は同じくケース
14の外壁面に形成された係合部18の内側に入
込んでいる。19はボタン15の内側に形成され
た突起、20はケース14とボタン15との間に
設けられたスプリングである。21は防水膜で、
内側に突起22を有しており、この防水膜21は
ボタン15の内側に位置するケース14の穴23
を閉止するようにケース14に接着されていて、
これによりケース14の防水が計られている。2
4はアクチユエータで、一端が14内に取付けら
れたスイツチ3と接し、他端はケース14の内壁
面にネジ25で固定されており、さらに所定個所
が前記防水膜21の突起22と接触するように形
成されている。
このスイツチ装置は、ボタン15を押すと、そ
の突起19により防水膜21が押され、その突起
22がアクチユエータ24を介してスイツチ3を
押して動作させるもので、このようにアクチユエ
ータ24を介してスイツチ3を動作させるので、
スイツチ3の位置調整をなくすことができる。
以上従来の各防水形スイツチ装置について説明
したが、これらのスイツチ装置は以下に述べる欠
点を有している。すなわち第1図の防水形スイツ
チ装置は、煩雑なスイツチの位置調整が必要であ
り、かつOリングを使用しているため、これを装
着するための溝及びシヤフト挿入部に対して高い
加工精度を要求されると共に、Oリング等に塗布
した潤滑油の蒸発によつて防水性やスイツチの動
作感触が悪化する等の欠点を有している。
また、第2図A,Bの防水形スイツチ装置は、
上記の場合と同様に煩雑なスイツチの位置調整が
必要であると共に、防水カバーが露出しているた
め操作による摩耗や物が当たることにより損傷し
て防水性が保てなくなるという欠点があり、更に
第3図A,Bの防水形スイツチ装置は、軸やアク
チユエータ等を必要とするための部品点数が増加
し、かつ組立工数も多くなるとに、ケースの形状
が複雑になるという欠点を有している。
本考案はこれらの欠点を解決することを目的と
し、そのため、筒状の圧着部と、該圧着部の一端
に位置する防水膜と、該防水膜の中央部に位置し
圧着部の両端より突出するシヤフトから成る防水
シヤフト部材を弾性材により形成し、前記圧着部
を内部にスイツチを配置したケースに形成された
筒状の取付部に圧入すると共に該取付部に設けら
れたガイド穴に前記シヤフトを通してその先端を
前記スイツチに接触させ、また防水シヤフト部材
を覆うように所定形状のボタンを前記ケースに取
付けて、このボタンに前記シヤフトの後端を接触
させたことを特徴とする。
以本考案の実施例を図面を参照して説明する
と、まず第4図Aは本考案の第1の実施例を示す
正面図、第4図Bはその側断面図である。図にお
いて3はスイツチで、このスイツチ3はケース2
6内に取付けてあり、そしてこのケース26には
突当り面にガイド穴27を有する円筒状の取付部
28と、後述するボタンの一端を保持できる形状
のボタン保持部29と、ボタンの他端を係合させ
る係合部30が各々所定の位置に形成してある。
31は防水シヤフト部材で、第5図に示すように
円筒状の圧着部32と、この圧着部32の一端に
位置する円錐形の防水膜33と、この防水膜33
の中央に位置するるシヤフト34から成り、ゴム
等の弾性材により一体に形成してある。この防水
シヤフト部材31は、圧着部32を前記取付部2
8に圧入することによつてケース26に取付けて
あり、このシヤフト34の一端をガイド穴27に
通してスイツチ3に接触させている。そしてケー
ス26の保持部29には可撓性を有する樹脂等に
よつて形成したボタン35の一端が圧入してあ
り、またボタン35の他端は突起30の内側に係
合させて、この状態でボタン35の内側に前記シ
ヤフト34の後端を接触させてある。
尚、前記シヤフト34の両端は球形面に形成す
るとよい。
この構成はボタン35を押すと、このボタン3
5が撓み、これによりシヤフト34をしてスイツ
チ3を動作させることができるもので、ボタン3
5を押したとき防水膜33の円錐の頂部が沈込ん
でクリツク動作となるため良い感触が得られる。
ケース26の防水は取付部28に圧入した圧着部
32と防水膜33とで保持することができる。
以上説明した第1の実施例では、円筒状の圧着
部と円錐形の防水膜とシヤフトから成る弾性材製
の防水シヤフト部材をケースの取付部に取付ける
ことにより、圧着部と防水膜とでケースの防水を
計るようにしているため、部品に高い加工精度が
要求されず、またシヤフトが弾性材で形成されて
いてスイツチ及びボタンに接触する先端及び後端
が球形面に形成してあるため、一定以上の力が加
わるとシヤフトが変形してこれを吸収することが
でき、そのため従来の剛体のシヤフトを使用する
場合のようなスイツチの位置調整が不要になると
いう効果がある。
また、、潤滑油を使用しないので、防水性が悪
化することもなく、かつボタンを押したときに円
錐形の防水膜の頂部が沈込んでクリツク動作する
ため動作感触もよいという効果もあり、さらに防
水膜を円錐形とすることで防水シヤフト部材の径
を小さくできるため、ボタンを大形化することな
く、防水シヤフト部材をかくすことができ、これ
により防水膜が外部から損傷を受けるのをなくす
ことができるという効果もあり、しかも構成部品
の数が少なく形状も簡単で容易に組立てを行うこ
とができるという効果も得られる。
次に第6図Aは本考案の第2の実施例を示す正
面図、第6図Bはその断面図で、図において36
はケース、37はこのケース36に形成された取
付部、38はガイド穴、39はこの取付部37に
取付けた防水シヤフト部材31を覆うようにケー
ス36に取付けられたボタン、40はボタン39
とケース36との間に配設されたスプリングであ
る。
この第2の実施例は、ケースの形状の一部及び
ボタンの形状とスプリングを用いている点で第1
の実施例と異なるが、基本的には第1の実施例と
同じであり、同様の効果が得られる。
尚、上述した各実施例においてボタンの形状
は、長方形や円形に限らず他の形状としてよく、
また防水シヤフト部材の圧着部及びケースの取付
部も円筒形でなく角筒形としてもよい。さらに防
水膜も円錐形にしなければクリツク動作が得られ
ないだけで他の機能は満足することができる。
以上説明したように本考案は、弾性材により形
成した防水シヤフトの防水膜でケースの防水を計
ると同時にこの防水膜の中央部に一体に形成した
シヤフトによりボタンとスイツチとを運動させる
構造としているため、スイツチの種類に応じてシ
ヤフトの径を変えるだけでスイツチ位置調整を不
要にすることができ、動作も確実で組立ても容易
になるため防水形にかかわらず各種のスイツチ装
置として広く利用することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の防水形スイツチ装置の側断面
図、第2図Aは従来の別の防水形スイツチ装置の
正面図、第2図Bはその側断面図、第3図Aは従
来の別の防水形スイツチ装置の正面図、第3図B
はその側断面図、第4図Aは本考案の第1の実施
例を示す正面図、第4図Bはその側断面図、第5
図は防水シヤフト部材の形状例を示す斜視図、第
6図Aは本考案の第2の実施例を示す正面図、第
6図Bはその側断面図である。 3…スイツチ、26…ケース、27…ガイド
穴、28…取付部、31…防水シヤフト部材、3
2…圧着部、33…防水膜、34…シヤフト、3
5…ボタン、36…ケース、、37…取付部、3
8…ガイド穴、39…ボタン。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 筒状の圧着部と、該圧着部の一端に位置する防
    水膜と、該防水膜の中央部に位置し圧着部の両端
    より突出するシヤフトから成る防水シヤフト部材
    を弾性材により形成し、 前記圧着部を内部にスイツチを配置したケース
    に形成された筒状の取付部に圧入すると共に該取
    付部に設けられたガイド穴に前記シヤフトを通し
    てその先端を前記スイツチに接触させ、また防水
    シヤフト部材を覆うように所定形状のボタンを前
    記ケースに取付けて、このボタンに前記シヤフト
    の後端を接触させたことを特徴とする防水形スイ
    ツチ装置。
JP6871282U 1982-05-13 1982-05-13 防水形スイツチ装置 Granted JPS58173128U (ja)

Priority Applications (1)

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JP6871282U JPS58173128U (ja) 1982-05-13 1982-05-13 防水形スイツチ装置

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JP6871282U JPS58173128U (ja) 1982-05-13 1982-05-13 防水形スイツチ装置

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JPS58173128U JPS58173128U (ja) 1983-11-19
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