JPS63421Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS63421Y2
JPS63421Y2 JP1983202660U JP20266083U JPS63421Y2 JP S63421 Y2 JPS63421 Y2 JP S63421Y2 JP 1983202660 U JP1983202660 U JP 1983202660U JP 20266083 U JP20266083 U JP 20266083U JP S63421 Y2 JPS63421 Y2 JP S63421Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
machine frame
solvent
sheets
hot air
nozzle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1983202660U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS60105128U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP20266083U priority Critical patent/JPS60105128U/ja
Publication of JPS60105128U publication Critical patent/JPS60105128U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS63421Y2 publication Critical patent/JPS63421Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は建造物の屋上などに敷設する防水シー
トの重ね目地部を溶着せしめるためのものであ
る。
従来、この種の防水シートは、その重ね目地部
を接着剤で接着するか、熱風でシートを溶かして
貼り合せるいわゆる融着するかによつて接合して
いたが、前者の場合は手作業であり作業性が悪
く、接着剤の塗布ムラ(場所と量)が生じ平均的
に接着されず接着の少ない又は弱い個所から剥れ
る原因となり防水効果が薄いと共に、該部が膨れ
上る可能性が大である欠点を有し、後者は機械作
業で行うけれども両シートを熱で溶かすため極め
て高温の熱風を吹き付けなければならず危険性が
あり熱風の当り具合によつては、これ亦溶けない
部分が生じ、融着ムラが出来る欠点を有してい
た。
本考案はこのような欠点を解消するためになさ
れたもので、前記接着剤による接着と、熱による
融着との折裏的なもので、シートに溶剤を塗布
し、その溶剤でシートを溶かし、貼り合せる機械
であり、その実施の一例を図面について説明する
と、機枠Aは所定の大きさに枠組され、モーター
Mの駆動により回転する車輪1及びその回転に伴
い転動する車輪1′とを取付けてモーターMの駆
動によつて自走するように形成し、その一側に、
前方から、ガイド2と、温風噴出器3と、ノズル
4と、押圧コロ5とを順次設けると共に、機枠A
上には前記モーターMの外に、ノズル4と連通す
る溶剤タンク6、及び温風噴出器3と連通する送
風器7、その他所要の治具を設置して、所定の電
気的結線を施す。
ガイド2は機枠Aの一側の前方に取付けて、防
水シートBの重ねシート端縁に沿つて機枠Aを走
行せしめるもので、機枠Aから支軸を突出しコロ
を転動自在に設け、そのコロがシートBの端縁に
沿つて転動し、機枠Aの位置ずれを防止する。
温風噴出器3は温風をシートBの重ね部、すな
わち目地部B′の重ね面bに噴出せしめて該シー
トを加温するもので、機枠Aの一側に設けて送風
管8を介して送風器7と連通せしめ、その送風器
7又は噴出器3にヒーターを内蔵せしめて送風器
7で加熱された温風を又は送風器7からの送風を
加熱して噴出せしめる。又、この噴出器2の噴出
口部は目地部B′の両シート間に挿入される状態
となるため、裏面を平坦に、上面を平坦又は緩慢
な円弧状とし、その巾を目地部の巾と略等しいか
やや小巾状態とし、その噴出口3′を前方へ向つ
て開口せしめ、温風を前方へ向つて噴出して重ね
面b′を加温する。この温風噴出器3は角度調整の
ように傾斜せしめて図示してあるけれども、この
形態は任意である。
ノズル4は目地部B′のシート重ね面bに溶剤
を塗布せしめるもので、下端には両シート間に挿
入され目地巾と略等しい巾を有しかつ吐出口4′
を開穿した塗布部及びバルブ9を送液管部とより
なり、この管部を機枠の一側に設けた支承筒10
に貫挿通せしめて溶剤タンク6と連結パイプ11
で連通させる。吐出口4′は機枠Aの後方に向け
て開穿し温風噴出器3からの熱が直接溶剤に当ら
ないようにする。又、送液管部は支承筒10に上
下動自在に貫挿通し、その上下にスプリング12
を巻回してクツシヨン性を保持させ、防水下地C
又は防水シートBに凹凸があつても緩衝出来るよ
うにしてあり、バルブ9は機枠Aの自走速度に応
じて溶剤の塗布量を調整、すなわち速ければ多量
に、遅ければ少量にするものである。通常は目地
巾は約4mであり、1mの長を塗布するために10〜
12gの量を吐出するように調整するけれども、こ
れに限定されるものではない。
押圧コロ5は機枠Aの後方すなわちノズル4の
後方に重ねシートBの上面を押圧するように設け
るもので、支軸にコロを転動自在に取付け、押圧
力を調整又は解除するためにスプリングやハンド
ルを設ける。
溶剤タンク6はシートBを溶かす溶液、すなわ
ち溶剤を貯留するもので、ノズル4の送液管部の
上端にパイプ11で連結し、溶剤をノズル4の吐
出口4′から吐出させる。溶剤としては周知のも
ので例えばTHF(テトラフイドロフラン)に必要
に応じて増量剤としてMEK(メチルエチルケト
ン)、MIBK(メチルイソブチルケトン)、アノン、
シクロヘキサノン等を混合したものである。
本考案は機枠の一側に、前方からガイドと、温
風噴出器と、ノズルと、押圧ロールとを順次設
け、そのノズルと連通する溶剤タンクを機枠上に
設けてなるからガイドを重ねシートの端縁に沿つ
て移動せしめることにより機枠が所定のいわゆる
目地部に沿つて走行することが出来、温風噴出器
でシートを加温して柔らかくほぐし、なじませる
と共に、仮に塵埃が附着していてもこれを吹き飛
ばし不純物を排除出来溶剤の塗布を確実に行い得
る。前記シートの加温は冬期、特に寒冷地では有
効である。又この加温はシートを融かすものでは
ないからそれに比較すると高温にする必要はな
い。このように加温され、不純物を除去された目
地部のシート重ね面に溶剤を塗布することにより
シートが溶けて粘着性が生じ、押圧コロで押圧す
ることにより両シートが粘着して一体にすること
が出来、溶剤の塗布ムラがなく均一に粘着(溶
着)するためその部分が剥離することがなく、膨
れの心配もなく防水効果が大である。
更に、本考案は機枠の一側に直列状に順次設け
てあるため機枠の走行にともない人手を介すこと
なくいわば自動的に行うことが出来るものを提供
し得て、所期の目的を容易に達成し得る。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案溶着機の一実施例を示すもので第
1図は正面図、第2図は側面図、第3図乃至第4
図は要部を拡大した背面図で一部切欠する、第5
図は斜視図であり、図中Aは機枠、2はガイド、
3は温風噴出器、4はノズル、5は押圧コロであ
る。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 機枠の一側に前方から、重ねシートの端縁に沿
    つて移動するガイドと、目地部における両シート
    の重ね面を加温する温風噴出器と、前記重ね面に
    溶剤を塗布するノズルと、重ねシートの上面を押
    える押圧コロとを順次設け該ノズルと連通せる溶
    剤タンクを機枠上に設けてなる防水シートの溶着
    機。
JP20266083U 1983-12-24 1983-12-24 防水シ−トの溶着機 Granted JPS60105128U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20266083U JPS60105128U (ja) 1983-12-24 1983-12-24 防水シ−トの溶着機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20266083U JPS60105128U (ja) 1983-12-24 1983-12-24 防水シ−トの溶着機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60105128U JPS60105128U (ja) 1985-07-18
JPS63421Y2 true JPS63421Y2 (ja) 1988-01-07

Family

ID=30765098

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP20266083U Granted JPS60105128U (ja) 1983-12-24 1983-12-24 防水シ−トの溶着機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS60105128U (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4806042B2 (ja) * 2009-02-25 2011-11-02 洋幸 橋本 防水シート用自動溶着機

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS506730A (ja) * 1973-06-01 1975-01-23
JPS512775A (ja) * 1974-05-29 1976-01-10 Shureegeru Eng Gmbh
JPS5331324A (en) * 1976-09-06 1978-03-24 Tsutsunaka Shiito Bousui Kk Method of incorporating waterproof layer into structure

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS506730A (ja) * 1973-06-01 1975-01-23
JPS512775A (ja) * 1974-05-29 1976-01-10 Shureegeru Eng Gmbh
JPS5331324A (en) * 1976-09-06 1978-03-24 Tsutsunaka Shiito Bousui Kk Method of incorporating waterproof layer into structure

Also Published As

Publication number Publication date
JPS60105128U (ja) 1985-07-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS6036937B2 (ja) 熱可塑性シ−トの連続融着方法及びその装置
US6453964B1 (en) Apparatus for applying strips of thermoplastic material to thermoplastic roofing membranes
JPS63421Y2 (ja)
JPS60214928A (ja) 防水シ−トの溶着方法
CN209396646U (zh) 一种自动续膜装置
JPS6038129A (ja) 厚手のプラスチツクスシ−トの接続方法
JP2512678Y2 (ja) 給糊機用糊劣化防止装置
US4074383A (en) Lasting machine with latex adhesive delivery
US3917922A (en) Dry mount apparatus
JP3169825B2 (ja) ラミネータ
JPS582808B2 (ja) 塩化ビニ−ル化粧シ−トの連続貼着方法
US20040055700A1 (en) Carpet seaming iron and method
KR100942450B1 (ko) 띠 배접을 통한 다이어리 표지용 스폰지 배접장치 및 방법
JPS6260974B2 (ja)
JP2566444B2 (ja) 複合管状体の成形方法
JPH0648448A (ja) 封筒およびその封緘方法
CA2121887A1 (en) Torch-on roofing degranulator
US3621195A (en) Dry mount apparatus
JP2928153B2 (ja) ラミネータ用材料加圧装置およびその方法
JP4804220B2 (ja) 金属板への裏打ち材貼付け装置
JPH0512027Y2 (ja)
JPH10323958A (ja) 化粧板の製造方法
JP3007189B2 (ja) ホットメルト型接着剤の溝部への塗布方法
JPS61231076A (ja) ホツトメルト接着剤の接合方法
JPS60201952A (ja) 熱転写装置