JPS6342132B2 - - Google Patents
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- JPS6342132B2 JPS6342132B2 JP8554882A JP8554882A JPS6342132B2 JP S6342132 B2 JPS6342132 B2 JP S6342132B2 JP 8554882 A JP8554882 A JP 8554882A JP 8554882 A JP8554882 A JP 8554882A JP S6342132 B2 JPS6342132 B2 JP S6342132B2
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- Japan
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- adjuster
- cylindrical
- hole
- stud
- piston rod
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- 239000007788 liquid Substances 0.000 claims description 20
- 239000012530 fluid Substances 0.000 claims description 15
- 239000006096 absorbing agent Substances 0.000 claims description 8
- 230000035939 shock Effects 0.000 claims description 8
- 238000013016 damping Methods 0.000 description 16
- 230000008602 contraction Effects 0.000 description 3
- 239000003566 sealing material Substances 0.000 description 3
- 239000003638 chemical reducing agent Substances 0.000 description 2
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 2
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 1
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 1
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 239000010720 hydraulic oil Substances 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16F—SPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
- F16F9/00—Springs, vibration-dampers, shock-absorbers, or similarly-constructed movement-dampers using a fluid or the equivalent as damping medium
- F16F9/32—Details
- F16F9/44—Means on or in the damper for manual or non-automatic adjustment; such means combined with temperature correction
- F16F9/46—Means on or in the damper for manual or non-automatic adjustment; such means combined with temperature correction allowing control from a distance, i.e. location of means for control input being remote from site of valves, e.g. on damper external wall
- F16F9/466—Throttling control, i.e. regulation of flow passage geometry
- F16F9/467—Throttling control, i.e. regulation of flow passage geometry using rotary valves
- F16F9/468—Throttling control, i.e. regulation of flow passage geometry using rotary valves controlling at least one bypass to main flow path
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Fluid-Damping Devices (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は車両等に搭載する液圧緩衝器に関す
る。
る。
従来から、車両の走行条件に応じてあるいは減
衰力切換操作により、コントローラを通じてピス
トンロツド内または外に備えたモータに信号を伝
えてこれを所定角度回転し、これによつて回転す
る調整子の開口をスタツドに設けた複数のオリフ
イスのうち選択したものに開口させ、このオリフ
イスを通じてピストンにて隔成したシリンダ内の
二室間に所定の流通抵抗をもつて作動液を置換流
通せしめる液圧緩衝器が提供されている。
衰力切換操作により、コントローラを通じてピス
トンロツド内または外に備えたモータに信号を伝
えてこれを所定角度回転し、これによつて回転す
る調整子の開口をスタツドに設けた複数のオリフ
イスのうち選択したものに開口させ、このオリフ
イスを通じてピストンにて隔成したシリンダ内の
二室間に所定の流通抵抗をもつて作動液を置換流
通せしめる液圧緩衝器が提供されている。
しかしながら、かかる従来の液圧緩衝器にあつ
ては、ピストンロツドの伸び方向および縮み方向
のいずれの移動時にあつても、前記選択した同一
のオリフイスを作動液が通過するため、前記伸び
方向および縮み方向の減衰力が略同様に変化する
こととなつた。このため、乗心地を良くするため
に、縮み方向の減衰力を小さく、走行安定性上伸
び方向の減衰力を大きくしたいという要請に対し
ては満足に応えることができないという問題があ
つた。
ては、ピストンロツドの伸び方向および縮み方向
のいずれの移動時にあつても、前記選択した同一
のオリフイスを作動液が通過するため、前記伸び
方向および縮み方向の減衰力が略同様に変化する
こととなつた。このため、乗心地を良くするため
に、縮み方向の減衰力を小さく、走行安定性上伸
び方向の減衰力を大きくしたいという要請に対し
ては満足に応えることができないという問題があ
つた。
本発明はかかる従来の問題点に着目して成され
たもので、スタツドにはオリフイスを調整子には
そのオリフイスに選択的に開口する連通孔をそれ
ぞれ設けるとともに、該調整子にはこの調整子の
連通孔を開閉制御する弁を設けた構成となし、ピ
ストンロツドの伸び方向動作時には減衰力を大き
くし、縮み方向動作時には減衰力を小さくして、
車両の乗心地並びに走行安定性を改善可能な液圧
緩衝器を提供する。
たもので、スタツドにはオリフイスを調整子には
そのオリフイスに選択的に開口する連通孔をそれ
ぞれ設けるとともに、該調整子にはこの調整子の
連通孔を開閉制御する弁を設けた構成となし、ピ
ストンロツドの伸び方向動作時には減衰力を大き
くし、縮み方向動作時には減衰力を小さくして、
車両の乗心地並びに走行安定性を改善可能な液圧
緩衝器を提供する。
以下に、本発明の実施例を図面について説明す
る。
る。
第1図において、1は作動液を充填したシリン
ダで、これが外筒2に覆われている。3はピスト
ンロツドで、このピストンロツド3下端には中空
孔4が設けられ、この中空孔4内にはモータ5、
減速機6、位置検出センサ7、シール材8および
調整子9を介して筒状スタツド10が収容され、
これらがピストンロツド3下端のナツト部材11
に螺合したねじ部材12にて保持されている。1
3は前記減速機6の駆動軸で、この駆動軸13連
の平係止片が調整子9上端の切欠14に係合さ
れ、駆動軸13の回転が調整子9に伝えられるよ
うになつている。15は調整子9とスタツド10
の段部との間に介在されたスプリングで、調整子
9をシール材8側に押圧付勢している。16はモ
ータ5に電流を供給するリードおよび位置検出セ
ンサ7の出力信号をコントローラに入力するリー
ドを含むハーネスであり、ピストンロツド3の中
空孔4の小径部中にガイドされている。
ダで、これが外筒2に覆われている。3はピスト
ンロツドで、このピストンロツド3下端には中空
孔4が設けられ、この中空孔4内にはモータ5、
減速機6、位置検出センサ7、シール材8および
調整子9を介して筒状スタツド10が収容され、
これらがピストンロツド3下端のナツト部材11
に螺合したねじ部材12にて保持されている。1
3は前記減速機6の駆動軸で、この駆動軸13連
の平係止片が調整子9上端の切欠14に係合さ
れ、駆動軸13の回転が調整子9に伝えられるよ
うになつている。15は調整子9とスタツド10
の段部との間に介在されたスプリングで、調整子
9をシール材8側に押圧付勢している。16はモ
ータ5に電流を供給するリードおよび位置検出セ
ンサ7の出力信号をコントローラに入力するリー
ドを含むハーネスであり、ピストンロツド3の中
空孔4の小径部中にガイドされている。
筒状スタツド10の下端部には前記シリンダ1
の内部を摺動自在なピストン17が固着され、前
記シリンダ1内部を上下二室18,19に隔成し
ており、このピストン17には前記二室18,1
9間に作動液の制限的流通を許容する、減衰力発
生手段たるプレートバルブ20,21が付設され
ている。
の内部を摺動自在なピストン17が固着され、前
記シリンダ1内部を上下二室18,19に隔成し
ており、このピストン17には前記二室18,1
9間に作動液の制限的流通を許容する、減衰力発
生手段たるプレートバルブ20,21が付設され
ている。
前記筒状スタツド10の筒壁22には、前記上
部液室18に開口するオリフイス23,24が軸
方向に列設されており、これらオリフイス23,
24は第2図及び第3図に示す如く、円周方向等
間隔に複数個、好ましくは互いに異なる直径(開
口面積)をもつて穿設されている。前記筒状スタ
ツド10の筒状内部に回動自在に備えられた調整
子9には、前記下部液室19に開口する筒状切欠
孔25及び該切欠孔25と前記スタツド10のオ
リフイス23,24とを選択的に連通可能な連通
孔26,27が設けられ、更に前記筒状切欠25
上部には孔28,29が設けられ、前記切欠孔2
5内の作動液の一部を前記スプリング15の収容
部間隙を介してシール材8と調整子19との摺動
部に導き、これらの摺動抵抗を減ずるようになつ
ている。
部液室18に開口するオリフイス23,24が軸
方向に列設されており、これらオリフイス23,
24は第2図及び第3図に示す如く、円周方向等
間隔に複数個、好ましくは互いに異なる直径(開
口面積)をもつて穿設されている。前記筒状スタ
ツド10の筒状内部に回動自在に備えられた調整
子9には、前記下部液室19に開口する筒状切欠
孔25及び該切欠孔25と前記スタツド10のオ
リフイス23,24とを選択的に連通可能な連通
孔26,27が設けられ、更に前記筒状切欠25
上部には孔28,29が設けられ、前記切欠孔2
5内の作動液の一部を前記スプリング15の収容
部間隙を介してシール材8と調整子19との摺動
部に導き、これらの摺動抵抗を減ずるようになつ
ている。
前記調整子9の筒状切欠孔25内部には、全体
として両端開放の円筒状部材30が前記調整子9
と一体的に設けられており、該筒状部材30の筒
壁には前記調整子9の連通孔27に対応して通孔
21が設けられ、同時に筒壁は下側の連通孔27
のみを覆つており、筒壁の上端は連通孔26を覆
うまでは延びていない。この筒状部材30の上端
開放端にはスプリング32によつて付勢された弁
板33が備えられ、常態にあつて該開放端を閉塞
し、オリフイス23及び連通孔26を通つて上下
二室18,19間を流動する作動液の流通を阻止
している。なお、第1図においては説明の都合上
弁33の二つの作動状態を左右1/2ずつに示して
いる。
として両端開放の円筒状部材30が前記調整子9
と一体的に設けられており、該筒状部材30の筒
壁には前記調整子9の連通孔27に対応して通孔
21が設けられ、同時に筒壁は下側の連通孔27
のみを覆つており、筒壁の上端は連通孔26を覆
うまでは延びていない。この筒状部材30の上端
開放端にはスプリング32によつて付勢された弁
板33が備えられ、常態にあつて該開放端を閉塞
し、オリフイス23及び連通孔26を通つて上下
二室18,19間を流動する作動液の流通を阻止
している。なお、第1図においては説明の都合上
弁33の二つの作動状態を左右1/2ずつに示して
いる。
斯かる構成の液圧緩衝器では、図外のコントロ
ーラの指令に基づき、モータ5が設定回転角度回
転し、減速機6を介して調整子9が所定角度回転
する。この調整子9の回転によりこれに設けた連
通孔26,27が、これらにそれぞれ対応して設
けたスタツド10のオリフイス23,24の各一
に連通して上下二室18,19間を連通させせ、
ピストンロツド3の上下動に伴ない、ピストン1
7に設けたバルブプレート20,21による減衰
力に加えて、それらオリフイス23,24及び通
孔31の開口面積に応じた減衰力を発生させる。
ーラの指令に基づき、モータ5が設定回転角度回
転し、減速機6を介して調整子9が所定角度回転
する。この調整子9の回転によりこれに設けた連
通孔26,27が、これらにそれぞれ対応して設
けたスタツド10のオリフイス23,24の各一
に連通して上下二室18,19間を連通させせ、
ピストンロツド3の上下動に伴ない、ピストン1
7に設けたバルブプレート20,21による減衰
力に加えて、それらオリフイス23,24及び通
孔31の開口面積に応じた減衰力を発生させる。
ここで、ピストンロツド3がピストン17を伴
つて上動した場合、上部液室18内が高圧とな
り、下部液室19内がそれに比較して低圧とな
る。従つて弁33はスプリング32のばね力によ
り下動し筒状部材30の上端開口を閉塞する。従
つて上部液室18内の作動液の一部はオリフイス
24→連通孔27→通孔31を通つて、これらの
開口面積に相応する比較的高い減衰力を発生しつ
つ、筒状部材30の内部を経て下部液室19内に
流入する。
つて上動した場合、上部液室18内が高圧とな
り、下部液室19内がそれに比較して低圧とな
る。従つて弁33はスプリング32のばね力によ
り下動し筒状部材30の上端開口を閉塞する。従
つて上部液室18内の作動液の一部はオリフイス
24→連通孔27→通孔31を通つて、これらの
開口面積に相応する比較的高い減衰力を発生しつ
つ、筒状部材30の内部を経て下部液室19内に
流入する。
一方、ピストンロツド3が下動した場合、下部
液室19内が高圧となり、上部液室18内がそれ
に比較して低圧となる。従つて、弁33がスプリ
ング32のばね力に抗して上昇し、筒状部材30
の上端開口を開く。従つて、下部液室19内の作
動液の一部は筒状部材30の内部から、通孔31
→連通孔27→オリフイス24を通る通路及び切
欠孔25→連通孔26→オリフイス23を通る通路
の2つの経路を通つて、上部液室18内に流入す
る。従つて、ピストンロツド3の下動時に比較し
て流路面積が増加するので、下動時に比較して低
い減衰力が得られる。
液室19内が高圧となり、上部液室18内がそれ
に比較して低圧となる。従つて、弁33がスプリ
ング32のばね力に抗して上昇し、筒状部材30
の上端開口を開く。従つて、下部液室19内の作
動液の一部は筒状部材30の内部から、通孔31
→連通孔27→オリフイス24を通る通路及び切
欠孔25→連通孔26→オリフイス23を通る通路
の2つの経路を通つて、上部液室18内に流入す
る。従つて、ピストンロツド3の下動時に比較し
て流路面積が増加するので、下動時に比較して低
い減衰力が得られる。
つまり、ピストンロツド3の上下動に応じて弁
33を開閉動作せしめることにより、スタツド1
0のオリフイス23,24のうち、ピストンロツ
ド3の上動時はオリフイス24のみから流通さ
せ、ピストンロツド3の下動時にはオリフイス2
3,24の両方から作動油を流通させ、減衰力を
変化させることができるのである。
33を開閉動作せしめることにより、スタツド1
0のオリフイス23,24のうち、ピストンロツ
ド3の上動時はオリフイス24のみから流通さ
せ、ピストンロツド3の下動時にはオリフイス2
3,24の両方から作動油を流通させ、減衰力を
変化させることができるのである。
第4図は本発明の別の実施例を示す要部断面図
である。なお、第1図と同様に、弁33の二つの
作動状態を左右1/2ずつ示している。
である。なお、第1図と同様に、弁33の二つの
作動状態を左右1/2ずつ示している。
第4図において第1図に示す実施例と異なると
ころは、筒状スタツド10の筒状22に列設した
オリフイス23,24を一体化してオリフイス1
23のみとすると共に、調整子9には下部液室1
9に開口する筒状切欠孔25と前記スタツド10
のオリフイス123とを選択的に連通可能な連通
孔126を設け、更に、前記調整子9の筒状切欠
孔25内部に設けた筒状部材130には、第5図
に示すように前記スタツド10のオリフイス12
3の対向位置に円周方向に複数個の通孔131を
設けた点である。ここに、筒状部材130は、ス
タツド10に対して一体的に固着されており、該
筒状部材130の筒壁は連通孔126の一部分を
覆い、筒壁の上端はこの連通孔126の全体を覆
うまでは延びていない。また、筒状部材130の
通孔131のそれぞれの直径(開口面積)は、そ
れぞれ対応する、スタツド10に設けたオリフイ
ス123よりも若干小さい直径をもつて穿設され
ている。なお、これらオリフイス123のそれぞ
れは、前記実施例と同様に、互いに異なる直径を
もつて備えられていることは言うまでもない。
ころは、筒状スタツド10の筒状22に列設した
オリフイス23,24を一体化してオリフイス1
23のみとすると共に、調整子9には下部液室1
9に開口する筒状切欠孔25と前記スタツド10
のオリフイス123とを選択的に連通可能な連通
孔126を設け、更に、前記調整子9の筒状切欠
孔25内部に設けた筒状部材130には、第5図
に示すように前記スタツド10のオリフイス12
3の対向位置に円周方向に複数個の通孔131を
設けた点である。ここに、筒状部材130は、ス
タツド10に対して一体的に固着されており、該
筒状部材130の筒壁は連通孔126の一部分を
覆い、筒壁の上端はこの連通孔126の全体を覆
うまでは延びていない。また、筒状部材130の
通孔131のそれぞれの直径(開口面積)は、そ
れぞれ対応する、スタツド10に設けたオリフイ
ス123よりも若干小さい直径をもつて穿設され
ている。なお、これらオリフイス123のそれぞ
れは、前記実施例と同様に、互いに異なる直径を
もつて備えられていることは言うまでもない。
斯かる構成の実施例の作動は前記実施例の作動
と略同様である。即ち、ピストンロツド3の伸び
方向の移動(上動)時には、弁33が筒状部材1
30の上端開口を閉塞し、上部液室18内の作動
液の一部はオリフイス123→連通孔128→通
孔131を通つて、これらの開口面積に相応する
比較的高い減衰力を発生しつつ、筒状部材130
の内部を経て下部液室19内に流入する。
と略同様である。即ち、ピストンロツド3の伸び
方向の移動(上動)時には、弁33が筒状部材1
30の上端開口を閉塞し、上部液室18内の作動
液の一部はオリフイス123→連通孔128→通
孔131を通つて、これらの開口面積に相応する
比較的高い減衰力を発生しつつ、筒状部材130
の内部を経て下部液室19内に流入する。
一方、ピストンロツド3の縮み方向の移動(下
動)時には、弁33が筒状部材130の上端開口
を開き、下部液室19内の作動液の一部は筒状部
材130の内部から、通孔131→連通孔126
→オリフイス123を通る通路の二つの経路を通
つて、上部液室18内に流入する。従つて、ピス
トンロツド3の下動時に比較して低い減衰力が得
られる。
動)時には、弁33が筒状部材130の上端開口
を開き、下部液室19内の作動液の一部は筒状部
材130の内部から、通孔131→連通孔126
→オリフイス123を通る通路の二つの経路を通
つて、上部液室18内に流入する。従つて、ピス
トンロツド3の下動時に比較して低い減衰力が得
られる。
以上詳細に説明した如く本発明によれば、ピス
トンロツドの伸び方向の移動時には比較的大きい
減衰力を得ることができ、縮み方向移動時には比
較的小さな減衰力を得ることができるので、車両
の乗心地及び走行安定性の改善に大きく参与でき
る液圧緩衝器が得られる。
トンロツドの伸び方向の移動時には比較的大きい
減衰力を得ることができ、縮み方向移動時には比
較的小さな減衰力を得ることができるので、車両
の乗心地及び走行安定性の改善に大きく参与でき
る液圧緩衝器が得られる。
第1図は本発明の一実施例を示す液圧緩衝器の
図面で、弁の二つの作動状態を左右1/2づつ示す
断面図、第2図は第1図のA−A線断面図、第3
図は同じく第1図のB−B線断面図、第4図は本
発明の別の実施例を示す、第1図と同様の要部断
面図、第5図は第4図のC−C線断面図である。 1……シリンダ、3……ピストンロツド、9…
…調整子、10……スタツド、17……ピスト
ン、18……上部液室、19……下部液室、2
0,21……バルブプレート、23,24,12
3……オリフイス、25……切欠孔、26,2
7,126……連通孔、30,130……筒状部
材、31,131……通孔、32……スプリン
グ、33……弁。
図面で、弁の二つの作動状態を左右1/2づつ示す
断面図、第2図は第1図のA−A線断面図、第3
図は同じく第1図のB−B線断面図、第4図は本
発明の別の実施例を示す、第1図と同様の要部断
面図、第5図は第4図のC−C線断面図である。 1……シリンダ、3……ピストンロツド、9…
…調整子、10……スタツド、17……ピスト
ン、18……上部液室、19……下部液室、2
0,21……バルブプレート、23,24,12
3……オリフイス、25……切欠孔、26,2
7,126……連通孔、30,130……筒状部
材、31,131……通孔、32……スプリン
グ、33……弁。
Claims (1)
- 1 作動液を充填したシリンダの一端を封止的に
貫通して延びるピストンロツドとシリンダ内に嵌
挿してこのシリンダ内部を上下二室に隔成する摺
動自在なピストンとを連繋する筒状スタツドの筒
壁に、前記上部液室に開口するオリフイスを設
け、前記筒状スタツドの筒状内部に、前記下部液
室に開口する切欠孔及び該切欠孔と前記スタツド
のオリフイスとを選択的に連通可能な連通孔を備
えた調整子を回動可能に嵌挿し、更に前記切欠孔
内部に、全体として両端開放の筒状であつて、前
記調整子の連通孔に連通する通孔を穿設した筒壁
が前記調整子の連通孔の下側一部分のみを覆う筒
状部材を、前記調整子と一体若しくは別体として
設け、この筒状部材の上端開放端に、ピストンロ
ツドの上下動に応じて該開放端を開閉する弁を設
けてなる液圧緩衝器。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8554882A JPS58203245A (ja) | 1982-05-20 | 1982-05-20 | 液圧緩衝器 |
US06/463,334 US4620619A (en) | 1982-05-20 | 1983-02-02 | Variable-damping-force shock absorber |
GB08303429A GB2120355B (en) | 1982-05-20 | 1983-02-08 | Variable-damping-force shock absorber |
DE3304815A DE3304815C2 (de) | 1982-05-20 | 1983-02-11 | Teleskop-Stoßdämpfer mit einstellbarer Dämpfungswirkung |
FR8305308A FR2527289B1 (fr) | 1982-05-20 | 1983-03-31 | Amortisseur de chocs a force d'amortissement variable pour vehicule automobile |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8554882A JPS58203245A (ja) | 1982-05-20 | 1982-05-20 | 液圧緩衝器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58203245A JPS58203245A (ja) | 1983-11-26 |
JPS6342132B2 true JPS6342132B2 (ja) | 1988-08-22 |
Family
ID=13861895
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8554882A Granted JPS58203245A (ja) | 1982-05-20 | 1982-05-20 | 液圧緩衝器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58203245A (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58191447U (ja) * | 1982-06-15 | 1983-12-20 | トキコ株式会社 | 減衰力調整式油圧緩衝器 |
JPS58191448U (ja) * | 1982-06-15 | 1983-12-20 | トキコ株式会社 | 減衰力調整式油圧緩衝器 |
JPS6052439U (ja) * | 1983-09-20 | 1985-04-12 | トキコ株式会社 | 減衰力調整式油圧緩衝器 |
JPH066310Y2 (ja) * | 1985-08-14 | 1994-02-16 | カヤバ工業株式会社 | ショックアブソーバの減衰力調整装置 |
-
1982
- 1982-05-20 JP JP8554882A patent/JPS58203245A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58203245A (ja) | 1983-11-26 |
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