JPS634201Y2 - - Google Patents

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JPS634201Y2
JPS634201Y2 JP1983197724U JP19772483U JPS634201Y2 JP S634201 Y2 JPS634201 Y2 JP S634201Y2 JP 1983197724 U JP1983197724 U JP 1983197724U JP 19772483 U JP19772483 U JP 19772483U JP S634201 Y2 JPS634201 Y2 JP S634201Y2
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JP
Japan
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waterproof
opening
main body
protruding
gasket
Prior art date
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JP1983197724U
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JPS60104827U (ja
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Publication date
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  • Structure And Mechanism Of Cameras (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 技術分野 本考案は防水カメラの裏蓋などに適用される防
水構造に関する。
従来技術 例えば水中においても撮影の可能な防水カメラ
においては、裏蓋とカメラ本体との間を防水する
必要がある。従来、カメラ本体や裏蓋にゴムバツ
キンを配設して防水をするものがあるが、この場
合水圧がかかるとゴムパツキンに側方からの力が
かかり、そのためパツキンが変形をし防水効果を
劣化させてしまうという欠点があつた。
目 的 本考案は上述した点に鑑み考案されたものであ
り、その目的とするところは水圧がかかつた時に
も防水効果のおちない防水構造を提供することに
ある。
概 要 本考案は、開口部を有する本体及び蓋部材にそ
れぞれ防水用突出部材を配設し、蓋部材が開口部
を閉成する時に、上記両防水用突出部材の曲線部
における間隔を直線部における間隔よりも小さく
したものであり、水圧がかかつて外側の防水用突
出部材が変形した時に、該外側の防水用突出部材
が上記曲線部、直線部において、内側の防水用突
出部材に略同じくらいの力で接するようにしたも
のである。
実施例 以下、本考案の一実施例を第1図乃至第4図を
用いて説明する。防水カメラ本体1の背面には、
第1図に示す如く、フアインダ部2及び後蓋3の
開動作を行なう後蓋錠止部材4が備えられてお
り、そしてこの後蓋3はカメラ本体1に設けられ
た蝶着部1aと後蓋3に設けられた軸部3aより
なる蝶番機構により、カメラ本体1に対し開閉自
在に支持されている。更にカメラ本体1の背面の
上記後蓋3の対応する位置には、フイルム室5、
撮影画面枠6、スプール室7等による開口部から
なる開口面8が設けられている。そして、上記カ
メラ本体1における開口面8の周辺には溝部1b
(第2図参照)が設けられており、この溝部1b
内に本体防水用パツキン9が固着されている。一
方、後蓋3は上記開口面8を覆う形状をなしてお
り、後蓋3の周辺に設けられた溝部3b内には後
蓋防水用パツキン10が固着されている。これら
2つのパツキン9,10の断面の形状は、第2図
に示す如く、突出部9a,10aと溝部9b,1
0bとからなる略L字状をなしている。そして後
蓋3を閉じた時には、本体防水用パツキンの突出
部9aが後蓋防水用パツキンの溝部10bに圧接
し、本体防水用パツキンの溝部9bに後蓋防水用
パツキンの突出部10aが圧接することにより、
防水効果を生じるように構成されている。
次に上記防水用パツキン9,10の形状につい
て説明をする。2つの防水用パツキン9,10の
突出部9a,10aの稜線は後蓋閉成時に第3図
に示す如く、外側に後蓋防水用パツキン10の稜
線10cが、内側に本体防水用パツキン9の稜線
9cが位置する。そして水圧がかかると後蓋防水
用パツキン10の突出部10aは内側へ向けて変
形するが、この変形量はパツキンの直線部におい
ての方が曲線部においてより大きく第3図点線の
如く変形する。このように直線部と曲線部におい
てパツキン10の変形量が異なると、曲線部にお
いてのパツキン10のパツキン9への接触圧が直
線部における接触圧よりも小さくなり、また第3
図に示す点線のように外側のパツキン9がたわん
だ形となり防水効果が劣下してしまう。そのため
本願においては、あらかじめ曲線部においては、
直線部よりも両パツキン9,10の間隔を狭く形
成しておいて、水圧がかかり外側の後蓋防水用パ
ツキン10の突出部10aが内側へ向けて変形し
た際には、パツキン10の突出部10aが略均一
に内側のパツキン9の突出部9aに密着するよう
になつている。本実施例においては両稜線9c,
10の間隔をtとし、本体防水用パツキン9の稜
線9cの四隅部においての曲率半径をrとした
時、後蓋防水用パツキン10の稜線10cの曲率
半径r2は r2>r1+t とし、後蓋防水用パツキン10の稜線10cと本
体防水用パツキン9の稜線9cとの間隔を四隅部
において接近させている。(第4図参照) 次にこのように構成された本実施例における作
用について述べる。
カメラ本体1に後蓋3を閉成すると、後蓋3に
設けられた防水パツキン10の突出部10aがカ
メラ本体1に設けられた防水パツキン9の溝部9
bに圧接し、パツキン10の溝部10bはパツキ
ン9の突出部9aに圧接する。ここでこのカメラ
を本体を水中に入れると、水圧がかかり外側に配
設される後蓋防水用パツキン10の突出部10a
は、内側へ向けて圧力を受け変形し、その内側に
配設される本体防水用パツキン9の突出部9aの
側面に圧接することになる。ここで後蓋防水用パ
ツキン10の突出部10aは四隅の曲線部におい
て余り内側へ向かつて力を受けないが、あらかじ
め直線部においてより本体防水用パツキン9の突
出部9aに近接して配設されているので、水圧を
受けた時後蓋防水用パツキン10の突出部10a
は略全周にわたり、略均等な力で本体防水用パツ
キン9の突出部9aに圧接する。
なお本実施例においてはカメラ本体、後蓋がと
もにパツキンを有していたが、外側に配設される
防水用突出部材が弾性体であれば、内側に配設さ
れる防水用突出部材は弾性体でなくてもよく、水
圧を受けて内側に向つて変形した外側の防水用突
出部材が圧接できるものであればよい。
更に本実施例においては後蓋防水用パツキンの
突出部が、本体防水用パツキンの突出部よりも外
側に位置しているが、本考案はこれに限るもので
はなく、その逆でも同様の効果を得られる。また
実施例はカメラの背面開口部と、そこに開閉自在
に設けられた後蓋との間の防水構造について説明
したが、開口部とこれを覆う蓋部材とであれば他
の機器にも応用のできるものである。
効 果 以上述べたように本考案は、本体と蓋部材とに
各々防水用突出部材を設け、蓋の閉成時外側に位
置する方の防水用突出部材を弾性体で形成すると
ともに、上記両防水用突出部材の曲線部における
間隔を直線部における間隔よりも小さくすること
により、水圧がかかつても防水効果のおちないす
ぐれた防水機構を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の防水構造が適用されるカメラ
の斜視図、第2図は本考案の防水構造の一実施例
を示す要部断面図、第3図、第4図は本考案の防
水構造を説明するうえでの原理図である。 1……カメラ本体、3……裏蓋、9,10……
防水用パツキン。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 矩形状の開口部を有する本体と、 この開口部を覆う蓋部材と、 上記本体開口部の周囲と、上記蓋部材の該開口
    部に対応する部位の周囲とのどちらか一方に連続
    して設けられた該開口部の形状に沿う直線部と角
    部における曲線部とからなる第1の防水用突出部
    材と、 上記開口部の周囲と、上記蓋部材の該開口部に
    対応する部位の周囲とのうちの他方に、該蓋部材
    の閉成時上記第1の防水用突出部材の外側に圧接
    するよう上記第1の防水用突出部材に対し直線部
    において間隔tをあけて設けられた弾性部材より
    なる第2の防水用突出部材と、 を具備し、上記第1の防水用突出部材の曲線部
    の曲率半径r1に対し上記第2の防水用突出部材の
    曲線部の曲率半径r2が r2>r1+t とし、上記曲線部においての両防水用突出部材の
    間隔を直線部における間隔tよりも小さくしたこ
    とを特徴とする防水構造。
JP19772483U 1983-12-22 1983-12-22 防水構造 Granted JPS60104827U (ja)

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JPS60104827U JPS60104827U (ja) 1985-07-17
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JPS5937783Y2 (ja) * 1978-02-16 1984-10-19 富士写真フイルム株式会社 防水カメラの密閉構造

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JPS60104827U (ja) 1985-07-17

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