JPS6341668A - エンジンの始動装置 - Google Patents

エンジンの始動装置

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JPS6341668A
JPS6341668A JP61187074A JP18707486A JPS6341668A JP S6341668 A JPS6341668 A JP S6341668A JP 61187074 A JP61187074 A JP 61187074A JP 18707486 A JP18707486 A JP 18707486A JP S6341668 A JPS6341668 A JP S6341668A
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JP
Japan
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clutch
pinion gear
gear
rotor shaft
way clutch
Prior art date
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Application number
JP61187074A
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English (en)
Inventor
Isamu Morita
勇 森田
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Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D41/00Freewheels or freewheel clutches
    • F16D41/06Freewheels or freewheel clutches with intermediate wedging coupling members between an inner and an outer surface
    • F16D41/061Freewheels or freewheel clutches with intermediate wedging coupling members between an inner and an outer surface the intermediate members wedging by movement having an axial component
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D41/00Freewheels or freewheel clutches
    • F16D41/06Freewheels or freewheel clutches with intermediate wedging coupling members between an inner and an outer surface
    • F16D41/069Freewheels or freewheel clutches with intermediate wedging coupling members between an inner and an outer surface the intermediate members wedging by pivoting or rocking, e.g. sprags
    • F16D41/07Freewheels or freewheel clutches with intermediate wedging coupling members between an inner and an outer surface the intermediate members wedging by pivoting or rocking, e.g. sprags between two cylindrical surfaces

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 A0発明の目的 (1)産業上の利用分野 本発明は、エンジンの始動装置、特に、始動モータのロ
ータ軸と、エンジンのリングギヤに噛合してこれを駆動
するピニオンギヤとを相互に連結する伝動装置に、ロー
タ軸からピニオンギヤへの一方向のみトルク伝達を可能
にする一方向クラッチを介装し、エンジンの始動により
リングギヤからピニオンギヤを駆動するようになったと
き、即ち、逆負荷の作用時、一方向クラッチの遮断機能
により逆負荷による始動モータのオーバーランを未然に
防止するようにした始動装置の改良に関する。
(2)従来の技術 かかる始動装置は、例えば特開昭57−14.8056
号公報に開示されているように既に知られており、それ
に用いられる一方向クラッチは、ロータ軸に連なるクラ
ッチアウタとピニオン軸に連なるクラッチインナとの対
向周面間に、その周方向に深さが変わる模形の凹溝を形
成し、この凹溝にその浅い側へばね付勢されるローラを
収納して構成され、クラッチアウタからクラッチインナ
を駆動しようとするとローラが凹溝に喰込むようになっ
ている。
(3)発明が解決しようとする問題点 従来の始動装置が発する作動騒音の一つとして、始動モ
ータの起動によりピニオンギヤがエンジンのりングギャ
を急激に駆動したとき、ピニオンギヤ及びリングギヤの
噛合部に生しる衝撃音が挙げられる。これは、始動モー
タの起動時、一方向クラッチが第7図の線すで示すよう
に瞬時に接続状態となって始動モータの衝撃的な起動ト
ルクをピニオンギヤに殆ど緩衝せずに伝達することに起
因する。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたもので、一方向
クラッチにおいて始動モータの起動トルクを緩衝してピ
ニオンギヤに伝達し得るようにして、作動騒音を低減し
た前記始動装置を提供することを目的とする。
B9発明の構成 fll  問題点を解決するための手段上記目的を達成
するために、本発明は、ロータ軸及びピニオンギヤの一
方に連なるクラッチアウタと、他方に連なるクラッチイ
ンチとを同心に配置し、これらクラッチアウタ及びクラ
ッチインナの相対向する円錐面間に、これら円錐面の母
線に対しその周方向に軸線をひねらせた複数のローラを
挿入して前記一方向クラッチを構成し、ロータ軸がピニ
オンギヤに対し駆動回転するとき、クラッチアウタ及び
クラッチインチの相対回転に伴いその両者の円錐面の小
径側にローラが転動するようにしたことを特徴とする。
(2)作 用 始動モータの起動時、クラッチアウタ及びクラッチイン
チの相対回転に伴い、それらの円錐面の小径側にローラ
が転動してそれらの間に喰込むまで、即ち一方向クラッ
チが接続状態となるまで所定の時間遅れがあり、その間
に始動モータの起動トルクは緩衝されてピニオンギヤに
伝達される。
上記の時間遅れは、クラッチアウタ及びクラッチインチ
の円錐面の傾斜角度と、ローラ軸綿のひねり角度により
自由に設定し得る。
(3)実施例 以下、図面により本発明の実施例について説明すると、
第1図において全体を符号Hで示す伝動ハウジングは分
離可能に接合される前部ハウジング1と後部ハウジング
2とよりなり、その後部ハウジング2に始動モータMと
、それを起動するための電磁スイッチSとが互いに平行
して次のように装着される。
即ち、後部ハウジング2の背面には始動モータMのステ
ータ3及び後部軸受ブラケット4が順次重ねられ、それ
らは後部ハウジング2と共にボルト5により前部ハウジ
ング1に固着される。始動モータMのロータ軸6は後部
ハウジング2及び軸受ブラケット4にポールヘアリング
7及びヘアリングブツシュ8を介してそれぞれ支承され
、このロータ軸6の出力端部、即ち前端部は伝動ハウジ
ングH内に突入している。
電磁スイッチSにおいては、ソレノイド9を保持するス
イッチ筒10が後部ハウジング2にねし11により固着
される。ソレノイド9の内側には、継鉄12を介してス
イッチ筒10に連結した固定鉄心13と、その前面に対
して進退する可動鉄心14とが配設され、両鉄心13.
14間には可動鉄心14を固定鉄心13の前面から離間
する方向にイ」勢する戻しばね15が縮設される。可動
鉄心14には、固定鉄心13を貫通するスイッチ作動棒
16が一体に形成されており、その先端に可動接点17
が摺動自在に付設され、この可動接点17は、通常、圧
縮ばね18の弾発力によりスイッチ作動棒16の先端位
置に保持される。スイッチ筒10の後端には絶縁材製の
端子キャップ19が固着されており、このキャップ19
には、その端壁を貫通する一対の端子ボルト20が固着
され、それらボルト20の内端に、前記可動接点17と
対向する一対の固定接点21が形成されている。
一対の端子ポル1−20のうち、一方には電源に連なる
導線が、また他方には始動モータMに連なる導線(いず
れも図示せず)がそれぞれ接続される。
また、前記可動鉄心14には、伝動ハウジングH内に突
入する、フック22a付作動杆22も一体に形成されて
いる。
伝動ハウジングHには、ロータ軸6と上記作動杆22と
の中間位置でそれらと平行する出力軸23と、ロータ軸
6からその出力軸23への一方向に駆動力を伝達する伝
動装置Tとが配設され、出力軸23は、前、後部ハウジ
ング1,2にそれぞれボールベアリング24.25を介
して回転自在に支承され、軸方向には移動できないよう
になっている。
伝動袋H’rは、ロータ軸6の出力端部に形成した小径
の駆動ギヤ26と、出力軸23と同心上で駆動ギヤ26
と噛合する大径の被動ギヤ27と、この被動ギヤ27と
出力軸23間に介装した一方向りラッチCとよりなる。
この一方向クラッチCは、第5図及び第6図に示すよう
に、上記被動ギヤ27を外周に一体に備えると共に、一
対のベアリングブツシュ28.29を介して出力軸23
に回転自在且つ僅かに軸方向摺動自在に支承されるクラ
ッチアウタ30と、出力軸23の外周に一体的に形成さ
れてクラッチアウタ30内にそれと同心に配置されるク
ラッチインナ31とを備える。これらの対向周面はこれ
らの回転軸に対し所定角度α傾斜した円錐面30a、3
1aに形成され、これら円錐面302.31a間に環状
に配列される多数のローラ32,32・・・が介装され
る。その際、これらローラ32゜32・・・は、円錐面
30a、31aの母線に対しその周方向に軸線を所定角
度βひねらせた姿勢をリテーナ51によって保持される
。これらローラ32.32・・・を両口錐面30a、3
1aに常時接触させるべく、クラッチアウタ30は皿ば
ね52により円錐面30a、31aの大径側へ付勢され
る。
而して、円錐面30a、31aの傾斜方向及びローラ3
2.32・・・のひねり方向は、タラッチアウタ30が
クラッチインナ31を駆動しようとしたとき各ローラ3
2が円錐面30a、31aの小径側へ転動するように設
定される。
出力軸23の出力端部は前部ハウジング1の前面に突出
し、その出力端部の外周にピニオンギヤ33の筒状ボス
33aがスプライン34を介して前後摺動自在に嵌合さ
れる。このピニオンギヤ33の所定の前進位置には、そ
れと噛合するエンジンのリングギヤ35が待機させであ
る。
出力軸23の出力端は、リングギヤ35の軸方向中央線
■、を超えて前方へ延びており、これによりピニオンギ
ヤ33がリングギヤ35を駆動するときその駆動反力に
よるピニオンギヤ33の傾きを防止し、両ギヤ33.3
5の適正な噛合状態が保持される。
ピニオンギヤ33の筒状ボス33aの開放前面は、それ
にかしめて固着した防塵板37により閉鎖され、これに
よりボス33a内部への塵埃等の侵入が防止される。
ピニオンギヤ33は前記電磁スイッチSの作動時にリン
グギヤ35との噛合位置までシフトされるもので、その
ためのピニオン移動装置りが伝動ハウジングHに次のよ
うに設けられる。
ピニオン移動装置りは、出力軸23の軸心部を摺動自在
に貫通する移動棒38を有し、その移動棒38の前端に
は、前記筒状ボス33aの防塵板37と、そのボス33
aの内壁に係止した止環36との間において進退し得る
押圧フランジ38aが形成されており、そのフランジ3
8aと防塵板37間に樽形の緩衝コイルばね39が縮設
される。
出力軸23の中空部の後部は拡大されて案内孔40とさ
れ、この案内孔40に摺合するばね受筒41が移動棒3
8上に止環42により固定され、このばね受筒4Iの後
端外周に形成したフランジ4]aを介して移動棒38を
後退方向に付勢する戻しコイルばね43が案内孔40に
縮設される。
第2図に示すように、ばね受筒41のフランジ41aの
外周面には切欠44が設けられ、これが案内孔40と伝
動ハウジングHの各内部を連通ずる通気孔となる。した
がって、ばね受筒41は案内孔40においてその内部の
空気に抵抗されることなく摺動することができる。
また、ピニオン移動装置りは、特に第4図に示すように
、伝動ハウジングHに固定されるレバーボルダ45と、
それにビボントビン46を介して枢支されるシフトレバ
−47と、ピボットピン46の外周に巻装した捩りコイ
ルばねよりなる過負荷ばね48を有する。そしてシフト
レバ−47は移動棒38の後端に係合する第1腕47a
と、ピボットピン46を挟んでそれと反対方向に延びる
三叉の第2腕47bとを備えており、この両腕47a、
47bの後面に過負荷ばね48の第1及び第2係止腕4
.8a、48bがそれぞれ係止される。
その際、ばね4Bのコイル部にはセント荷重として所定
の捩り1〜ルクが付与され、また第2係止腕48bはシ
フトレバ−47の三叉の第2腕47b間に架橋され、そ
の架橋部に前記作動杆22のフック22aが係止連結さ
れる。以上において、ばね48の第2係止腕48bの有
効長はレバー47の第1腕47 aのそれより短い。し
たがって、それらの腕長さの比により作動杆22の動き
を移動棒38に増速して伝えることができる。
戻しばね43の作用による、ピニオンギヤ33、移動棒
38及びシフトレバ−47の後退位置6才、シフトレバ
−47の第1腕47a背面が後部ハウジング2の内壁に
形成したストッパ部2aに当接することにより規制され
る。
伝動ハウジング■1の前端には、リングギヤ35より後
退したピニオンギヤ33の後半部を受容するピニオンハ
ウジング49が連設されており、このビニオンハウジン
グ49の入口49aは外方に向って広げられ、ピニオン
ギヤ33のピニオンハウジング49への格納を案内する
ようになっている。入口49 aに侵入した雨水や洗滌
水等は入口49aのテーパー面に誘導されて下部外方へ
速やかに排出される。
また、ピニオンハウジング49は、その人口49aの下
方において、その内部を外部に連通させる排水孔50を
持っており、この排水孔50には出口に向って下り勾配
が付しである。したがって、万一、ビニオンハウジング
49内に水が侵入しても、この排水孔50より直ちに排
水することができる。
一方、ピニオンギヤ33の後端には、その各歯間を一体
に連結する閉塞壁33bが形成されており、この閉塞壁
33bば、ピニオンギヤ33の歯間ヲ通してビニオンハ
ウジング49内部へ浸水することを防止し、またピニオ
ンギヤ33の歯の補強にも役立つ。
次にこの実施例の作用を説明すると、いまエンジンの始
動スイッチを操作して電磁スイッチSのソレノイド9に
通電すれば、可動鉄心14が固定鉄心13に引き寄せら
れ、これに伴い作動杆22が過負荷ばね48を介してシ
フトl/バー47をピボットピン46周りに第1図で反
時計方向に回動し、その第1腕47aにより移動棒38
を前方に(第1図では左方に)押動する。この移動棒3
8の前進によれば、押圧フランジ38aが緩衝ばね39
を介してピニオンギヤ33をリングギヤ35との噛合位
置まで前進させる。
一方、可動接点17は、可動鉄心I4が固定鉄心13に
吸着されるのと殆ど同時に一対の固定接点21に接触し
て始動モータMに通電し、それを起動する。
そして、ロータ軸6の回転によれば、駆動ギヤ26が被
動ギヤ27を減速駆動するので、被動ギヤ27と一体の
クラッチアウタ30がクラッチインナ31を駆動しよう
として両者30.3+間に相対回転を生じ、この相対回
転によりローラ32゜32・・・は円錐面30a、31
aの小径側へ転動し、遂には両日錐面30a、31a間
に喰込んでクラッチアウタ30及びクラッチインナ31
を相互に結合する。即ち一方向りラッチCは接続状態と
なる。したがってクラッチインナ31の回転にばクラッ
チアウタ30に対し時間遅れがあり、その間に始動モー
タMの起動トルクが緩衝されるため、一方向クラッチC
の伝達トルクは第7図の線aのように緩やかに上昇し、
これにより出力軸23、ピニオンギヤ33及びリングギ
ヤ35を順次駆動するので、ピニオンギヤ33及びリン
グギヤ35の噛合部に大きな衝撃力を伴うことなくエン
ジンをクランキングすることができる。
エンジンの始動により、リングギヤ35が高速回転して
、被動ギヤ27の回転より高い速度でピニオンギヤ33
を駆動するようになれば、一方向クラッチCは、ローラ
32,32・・・が円錐面30a、31aの大径側へ転
動して喰込み状態から脱出することにより遮断状態とな
り、リングギヤ35の逆負荷は始動モータM側へ伝達さ
れず、そのオーバーランを防止することができる。
始動後、始動スイッチを切ると、電磁スイッチSの可動
鉄心14は戻しばね15の弾発力により当初の位置に戻
されると共に可動接点17が固定接点21から離間され
て始動モータMを不作動にし、同時に移動棒38が戻し
ばね43の弾発力により後退してピニオンギヤ33をリ
ングギヤ35から離脱させ、ピニオンハウジング49に
格納する。
第8図は、一方向クラッチCが接続状態に達するまでの
クラッチアウタ30及びクラッチインナ31の相対回転
角度θと、ピニオンギヤ33及びリングギヤ35の噛合
部に生じる騒音の関係を示すもので、θを大きく取る程
、騒音を低く抑えることができるが、θが306を超え
ると騒音の低減効果は略一定となる。
ところで、騒音の許容範囲を満足させるθの値は4°〜
40°であり、実験によれば、前記円錐面30a、31
aの傾斜角度α及びローラ32のひねり角度βをそれぞ
れ1°〜156に設定することにより上記のようなθの
値が得られることが確認された。
因に実験値を下表に示す。
尚、従来の一方向クラッチでは、θは最大で3゜しか得
られなかった。
而して、作動騒音について本発明装置(A)と従来装置
(13)とを対比してめたところ、第9図ような結果が
得られた。これから明らかなように、本発明装置(A)
では騒音の特にピーク値の低減が著しい。
C0発明の効果 以上のように本発明によれば、ロータ軸及びビニオンギ
ャの一方に連なるクラッチアウタと、他方に連なるクラ
ッチインナとを同心に配置し、これらクラッチアウタ及
びクラッチインナの相対向する円錐面間に、これら円錐
面の母線に対しその周方向に軸線をひねらせた複数のロ
ーラを挿入して一方向クラッチを構成し、ロータ軸がピ
ニオンギヤに対し駆動回転するとき、クラッチアウタ及
びクラッチインナの相対回転に伴いその両者の円錐面の
小径側にローラが転動するようにしたので、始動モータ
の起動トルクを一方向クラッチにより緩衝してピニオン
ギヤに伝達することができ、その結果ピニオンギヤ及び
リングギヤの噛合部に生じる衝撃が緩和され、その噛合
部に発生する騒音を大幅に低減することができる。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明の一実施例の要部縦断側面図、第2図及
び第3図は第1図のn−n及びm−m矢視図、第4図は
その要部の分解斜視図、第5図は第1図の要部の拡大図
、第6図は第5図の■矢視図、第7図は一方向クラッチ
のトルク伝達特性について本発明装置(a)と従来装置
(b)とを比較した線図、第8図は一方向クラッチの接
続に要するクラッチアウタ及びクラッチインナの相対回
転角度と騒音との関係を表わす線図、第9図は作動騒音
について本発明装置(A)と従来装置(B)とを比較し
た線図である。 C・・・一方向クラッチ、M・・・始動モータ、T・・
・伝動装置 6・・・ロータ軸、30・・・クラッチアウタ、30a
・・・円錐面、31・・・クラッチインナ、31a・・
・円錐面、32・・・ローラ、35・・・リングギヤ特
許 出願人 本田技研工業株式会社 代理人   弁理士  落   合      健第2
図 第3図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)始動モータのロータ軸と、エンジンのリングギヤ
    に噛合してこれを駆動するピニオンギヤとを相互に連結
    する伝動装置に、ロータ軸からピニオンギヤへの一方向
    のみトルク伝達を可能にする一方向クラッチを介装した
    エンジンの始動装置において、ロータ軸及びピニオンギ
    ヤの一方に連なるクラッチアウタと、他方に連なるクラ
    ッチインナとを同心に配置し、これらクラッチアウタ及
    びクラッチインナの相対向する円錐面間に、これら円錐
    面の母線に対しその周方向に軸線をひねらせた複数のロ
    ーラを挿入して前記一方向クラッチを構成し、ロータ軸
    がピニオンギヤに対し駆動回転するとき、クラッチアウ
    タ及びクラッチインナの相対回転に伴いその両者の円錐
    面の小径側にローラが転動するようにしたことを特徴と
    するエンジンの始動装置。
  2. (2)特許請求の範囲第(1)項記載のものにおいて、
    クラッチアウタ及びクラッチインナの円錐面の回転軸に
    対する傾斜角度α、及び各ローラの前記円錐面の母線に
    対するひねり角度βを、それぞれ1°ないし15°に設
    定した、エンジンの始動装置。
JP61187074A 1986-08-08 1986-08-08 エンジンの始動装置 Pending JPS6341668A (ja)

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GB08718106A GB2193543A (en) 1986-08-08 1987-07-30 Unidirectional clutch
DE19873726370 DE3726370A1 (de) 1986-08-08 1987-08-07 Unidirektionale kupplung und anlasseranordnung fuer einen motor

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