JPS6341487A - ルテニウム−ホスフイン錯体 - Google Patents

ルテニウム−ホスフイン錯体

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JPS6341487A
JPS6341487A JP61184651A JP18465186A JPS6341487A JP S6341487 A JPS6341487 A JP S6341487A JP 61184651 A JP61184651 A JP 61184651A JP 18465186 A JP18465186 A JP 18465186A JP S6341487 A JPS6341487 A JP S6341487A
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昇 佐用
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
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    • C07FACYCLIC, CARBOCYCLIC OR HETEROCYCLIC COMPOUNDS CONTAINING ELEMENTS OTHER THAN CARBON, HYDROGEN, HALOGEN, OXYGEN, NITROGEN, SULFUR, SELENIUM OR TELLURIUM
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    • C07F15/0053Ruthenium compounds without a metal-carbon linkage
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分骨〕 本発明;ま、各種有機合成ならびに不斉合成、すなわち
不斉水素化反応、不斉り性化反応などに触媒として用い
られるルテニウム−ホスフィン錯体に関するものでるる
〔従来の技術〕
金属錯体を触媒とする有機合成反応は古くから数多く開
発され、多くの目的のために活用てれてきた。特に不斉
合成すなわち不斉異性化反応、不斉水素化反応などに用
いられる不斉触媒について多くの報告がなされている。
なかでもロジウム金属と光学活性な三級ホスフィンによ
る金属錯体は不斉水素化反応の触媒としてよく知られて
おり。
たとjば、2.2’−ビス(ジフェニルホスフィノ)−
l 、 l’−ビナフチル(以下、BINAPという)
全配位子としたCジウムーホスフイノ錯体が報告されて
いる(特開昭55−619:37号公報)。また、lN
0UEらはC)(EMISTRY LETTER3,p
1007−1008(I985)において1種々のロン
゛ウムーホスフイノ触媒?用いてゲラニオール、不a−
ルを不斉水素化して、不斉収率66%でシトoネロール
金得たと報告している。
また、aジウム錯体に比べて、ルテニウム錯体に関する
報告は少いが、BINAP及び2.2′−ビス(ジ−p
−トリルホスフィノ) −1、1’−ビナフチル(以下
、T−BINAPという)全配位子としたRutCl、
(BINAP)2(NEts) (以下、 Etはエチ
ル基i、sられす)及びRutCl< (T−B IN
AP )t (NEt3−)のルテニウム錯体が発表さ
れている(IKA−RI YAら: J、CHE、Vl
、Soc、、CHEM、COMMUN、。
p、922(I985) )。しかしながら、これらは
安定性に若干問題があり、ま之不斉収率にも満足されな
いという欠点がおる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ロジウム金属はすぐれた錯体触媒用の金属であるが、生
産地および生産量が限られており、その価格も高価なも
のであり、こ′F1−ヲ触媒として用いる陽θには、−
tの製品価格中に占めるロジウムの価格の割合が大きく
なり、商品の製造原価に影響を与える。ルテニウム金属
はロジウム金属に比して安価であり、工業的に有利な角
虫媒として期待でれるが1反応の精密化及び応用の点で
問題が残きれている。ま几工業的に二り容易に作られ、
安価で、活性度が高く、かつ持続性があり、しかも不斉
反応における高い不斉収率、すなわち生成物の光学純度
の高いものを得ることのできる触媒が要求されている。
〔問題点を解決する友めの手段〕
本発明者は、このような工業界の要請にこたえるべく研
究を重ねた結果、錯体中の配位子に光学活性をもたない
ものを用いれば一般合成触媒として用いることができ、
また、この配位子に光学活性を有するものを用いれは不
斉合成触媒として用いることができ、しかも触媒活性度
の高い新規なルテニウム錯体を見出し、こ\に杢発明ケ
完成した。
すなわち、本発明は、一般式(X) (RuH4(RB I NAP )、!lJ XTl(
しく式中、 R−BINAPは式(It)で表わされる
三級ボスフィンを意味し、Rは水素原子又はメチル基を
意味し、XはC6an 、 BF4 。
PFst[味し、lがOのとき1mはl、nは2を。
lが1のとき、mは2、nはlを示す)で衣わされるル
テニウムーホスフ1′ン錯体ケ提供するものである。
本発明の、一般式(I)で表わされる化合物のうち、l
がO,mがり、nが2の場合のルテニウム−ホスフィ/
錯体は次のごとくして製造場れる。
すなわち、原料としてRutC14(R−B INAP
 )t (NEts4)(このものは特開昭61−63
690号に開示゛さt″した製造法に工り得ることがで
きる〕を用い。
このものと1次式(III、1 M X              CnT )(式中
1MはNa、に、Li、blg、Ag の金属を意味し
、XはClO< −BF4 、 PFa  全意味する
)で表わされる塩とを、溶媒として水と塩化メチレン金
剛いて、次式(IV) R’ R’ R’ R’ QZ       (iV)
(式中、 R’ 、 R2,R” 、 R’ ki 炭
素111〜l 6 I)アルキル基、フェニル基、ベノ
ジル基を意味し。
Qは窒素またはリンを意味し、Zはハロゲン?意味する
) で表わされる四級アンモニウム塩ま九は四級ホスホニウ
ム塩を相聞移動触媒として使用し、反応せしめてルテニ
ウム−ホスフィ7錯体ヲ得る。
Rut Cl< (R−B I NAP )2 (N 
Ets )と塩(!II)との反応は。
水と塩化メチレンの混合溶媒中に両者と相聞B動触媒(
IV) ’に加えて攪拌して行わしめる。塩(IU)及
−び相間移動触媒(IV)の険ば、ルテニウムに対して
それぞn2〜[0倍モル(好ましくは5倍モル)、1/
1oo−1/lo モルである。反応は5〜30℃の温
度で6〜18時間1時間上通常時間の攪拌で充分である
が、錯体及び塩(III)の種類に応じて最適条件が定
められる。水と塩化メチレノは大体等量に近い41合比
が適当でるり1反応系に加えるときに、塩([[[)及
び相聞移動触媒(IV)は水に溶解せしめて使用する。
塩(III)としては、 Na、に、Li。
Mg、Agの過塩素酸塩、ホウ弗化塩、ヘキサフルオロ
ホスフェイトが用いられ、それぞれ対応する陰性基をル
テニウム錯体に導入する。相関移動触媒(IV)として
は1文献〔例えば、W 、 P 、 Webe’r 、
 G 。
W、Gokel共著、田伏岩夫、西谷孝子共訳「相間移
動触媒」■化学同人(I978−9−5)第1版〕に記
載されているもの、例えばテトラメチルアンモニウムブ
ロマイド、テトラプロビルアンモニウムブOマイト、テ
トラブチルアンモニウムクロライド、テトラブチルホス
ホニウムヨーダイト、オクチルトリメチルアンモニウム
ブOffイド、ラウリルトリメチルアンモニウムブロマ
イド、ラウリルトリフェニルアンモニウムブロマイド、
セチルトリメチルアンモニウムクロライド、メチルトリ
オクチルアンモニウムクロライド、ベンジルトリエチル
アンモニウムブロマイド等のごとき四級アンモニウム塩
;テトラブチルホスホニラムクミライド、テトラブチル
ホスホニウムブロマイド、テトラブチルホスホニウムヨ
ーダイト、ラウリルトリエチルホスホニウムブロマイド
、ラウリルトリブチルホスホニウムブロマイド、トリオ
クチルエチルホスホニウムブロマイド、ブチルトリフェ
ニルホスホニウムクロライド、ラウリルトリブチルホス
ホニウムブロマイド、べ/ジルトリブナルホスホニ″ウ
ムブロマイド等のごとき四級ホスホニウム塩が用いられ
る。反応終了後1反応物を静置し。
分液操作を行い、水層會除き、塩化メチレノf8液を水
洗し定径、減圧下、塩化メチレンを留去し目的物を得る
もう一つの方法として、先に本発明者らが特願昭61−
108888号で開示した錯体Ru(R−BINAP)
 (OAc)* (こ\に、Aoはアセチル基を表わす
)全原料とし、これエリ目的物全合成する方法がある。
すなわち、 Ru (R−B INAP ) (OA 
(2)tと。
次式(’l/) HX               (V)(式中、X
はC1,、、BF4. PFeを意味する)で嚢わされ
る酸とを、塩化メチレンとメタノールの混合溶媒中で攪
拌して反応場せる。酸(V)の量はルテニウムに対して
2〜6倍モル、好ましくは4倍モルである。反応は5〜
30℃の温度で、6〜18時間2時間上通常時間攪拌す
ることで充分でるるか、原料の鉛体及び酸(V)の種類
に応じて最適条件が定められる。塩化メチレンとメタノ
ールは大体等量に近い混合比が適当である。
本発明の、一般式(I)で表わ嘔れる化合物のうち、l
がl、nlが2.nが1に相当するルテニウム金属に2
当と・のR−BINAPの配位した錯体を製造する場合
は、特開昭61−63960号に製法が開示されている
R uHCl (R−B INAP )t tl−原料
として、これと塩(I[I)とを相間移動触媒(IV)
の存在下K。
塩化メチレノ等と水の混合溶媒中で反応せしめればよい
、っ塩([1)及び相間移動触媒([V)の量は、ルテ
ニウムに対してそれぞ、i′’L2〜lO倍モル(好ま
しくは5倍モル〕、l/100〜l/loモルである。
反応は、5〜30Cの温度で6〜18時間1時間上通常
時間の攪拌セ充分でるるか、錯体及び塩(III)の種
類に応じて最適条件が定められる。水と塩化メチレンは
大体等量に近い混合比が適当であり1反り系に加えると
きに塩(III)及び相聞移動触媒(IV)は水に溶解
せしめて使用する。
以上の製造法において、光学活性なR−BINAPを原
料として使用することにより、こrしに対応する光学活
性な性質を有する本発明のルデニウムーホスフイン錯体
(I)r得ることができる。
かくして得られる本発明のルテニウム−ホスフィン錯体
(I)は、不斉水素化反応等の触媒としてすぐれた性能
?有するものでるる。例えばゲラニオール、ネロールな
どのアリルアルコールの不斉水素化において1本発明の
ルテニウム−ホスフィン錯体(I)は、室温における不
斉水素化でも非常に高い触媒活性を示し1例えば基質で
あるゲラニオールのL/10000〜l、15UOOO
モル温度の部体で1反応は速やかに進行し、生成する水
素化物はほぼ100%の選択性でントロイ・ロールをb
たえるというすぐれた性能をもつ。また生成シトロネロ
ールの光学純度は96〜98%となり、工業的触媒とし
て非常にすぐれた底積を示す。
〔実施ダj〕
次に冥施しリおよび使用例によって大発明を説明する。
実施例1 (Ru (H−T BINAP ) 1 (BF< )
s(2、2’−ビス(ジ−p−トリルホスフィノ)−l
 、 l’−ビナフチル〕ルテニウムージテトラフロa
ボレート 特開昭61−63690号に開示された方法で得たRu
、Cl4 (t−1−T−BiNAP)2 (NEt、
 )  0.54 g(0,3ミリモル)全、250m
1の7ユレノク管に入れ、充分窒素置換を行ってから、
塩化メチレン6omlt加え、つづいて四弗化ホウ酸ソ
ーダ0.669 (6,0ミIJモA)f60mlの水
に1解したものと、トリエチルへ/ジルアンモニウムブ
ロマイド16■、(0,06ミIJモル) k 3 m
gの水に溶かし念ものケ加えた後、室温にて12時間攪
拌して反応させ念。反応終了後、静置し1分液操作全行
い水層を取り除き、塩化メチレン溶液に50rnlの水
にて洗浄し、分液した後、塩化メチジ/を減圧下にて留
去し、減圧下で乾燥を行い、濃褐色の固体(Ru((−
1−T−BINAP)1(BF、)t  O,5!’1
 、!9t”得た。収率95.8%。
元素分析値: C4a HIOBt Fs Pt Ku
としてRuP   CH 理論値(%) : 10.60 6.50 60.47
 4.23実測値(%) :  10.18 6.3L
  60.21 4.39機器分析値として 31p 
核磁気共鳴スベタトル(以下”PNMRと略す)は日本
電子株式会社製JNM−GX400型(I61Mn2 
)?用いてか11足し、化学ンフトは85%リノ酸?外
部標準として測定し念。
”PNMR(CpCls)δppm :L2.823(
d、J=41.1Hz)61.390(d、J=41.
0Hz)実施例2 (Ru f(((−1−T−BI NAP )2 ) 
BF4Cヒドリ ド ビス〔2、2’−ビス(ジ−p−
トリルホスフィノ) −1、1’−ビナフチル〕ルテニ
ウムーテトラフaロボレート 特開昭61−63690号に開示きれた方法で得たRu
HCl((iT BINAP)t  1. l S 9
 (0,77ミリモル〕をシュレンク管に入れ、充分窒
素置換?行ってから、塩化メチレン75m1を加え、つ
づいて四弗化ホウ酸ソーダ0.85 g(7,7ミリモ
ル)を75 mlの水に溶解したものと、トリエチルベ
ンジルアンモニウムブロマイド21■(0,08ミリ干
ル) k 4 rrtlの水に溶かし念ものを加えた後
、室温にて12時間攪拌して反応させた。反応終了後。
静置し1分散操作全行い水層を取り除き、塩化メチレン
溶液を50m1の水に′C洗浄し1分液した後。
塩化メチレン全減圧下にて留去し、減圧下で乾燥を行イ
、濃褐色の固体(RuH((−1−T BINAP)z
]BF<1.16j5”z得几。収率97.0%。
元素分析1直: Cl6 [6,B F s ?4 R
uとしてRuP    CH 理論1直 (“声):  6.54  8.OL   
74.56  5.28実測値(%) : 6.L3 
7.76 74.08 5.6L”P NMR(CDC
ls)δppm:  33.546(s)36゜876
 (s) 実施例3 (Ru((−1−B INAP) ) (BF4 )t
(2,2/−ビス(ジフェニルホスフィ7〕−1,1′
−ビナフチル〕ルテニウムージテトラフaロボレート 特願昭61−108888号に示した方法で得たRu(
f−1−BINAP )(OA(! )2 0. 5 
1  g  (0,61ミ リ モル)をシュン/り管
に入れ、充分窒素置換?行ってから、塩化メチレン7d
、メタノール7讃。
42%ホウ弗化水素酸水溶′夜0.52 ml (2,
43ミリモル)を加え、室温にて12時1tfi攪拌し
た。七の後減圧下でa 5Mし、黄褐色の固!−% C
RuC!−) −BINAP)1 (BF4)20.5
39’を得た。収率97.2ブも。
元素分析値: C44HstBtFaPtRuとしてR
uP   CH 理論値(%) : 11.26 6.9058.90 
3.59実測値(%) : 10.88 6.51 5
8.62 3.82” P NMR(CDClz )δ
ppm : l O,357(d、、 J =48.9
)(z )77.450(d、J=48.9Hz)実施
し144〜9 実施例4〜9全表−1にまとめた。原料のルデニウムー
ホスフイン錯体及び塩(III)の種類?かえたほかは
、実施例4〜6の化合物は実施例lに、実施例7〜9の
化合物は実施し112に示し定力法に従い、それぞれの
錯体を合成した。
以下余白 使用例1 200 meのオートクレーブに、ゲラニオール62 
g(0,4モル)と酸素を取V除い友メタノール75ゴ
?入れ、窒素気流下に、実施−」5で得た(Ru(f−
) T B INAP ) ’J (C1oth 7.
8 ”? (0,008ミリモル)を加えて、水素圧3
0 kg/cr、i 、 20 Cで15時間水素化を
行った。溶媒を留去した後蒸留し、沸点108℃/10
騙Hgの留分61.8 g全書た。このものはガスクロ
マトグラフィーC0V−1O1(ガスクロ工業株式会社
製品)シリカキャピラリーφ0.25關、25ffl、
測定温度100〜250’C/3℃/分の条件で測定し
之〕による分析の紺果。
99.9%のシトロネロールを含んでいた。旋光度は〔
α〕ル5±5,19°(C19,8,クロロホルム)で
あつ之。このシトロネロールをジョーンズff化でント
ロネル敵に導き、R−(+1−1− (I−ナフチル)
エチルアミ/とからアミドを合成し、高速液体クロマト
グラフィー(カラムとしてChemco社製Chemc
opack 、担体として同社のNucleosil 
 100−3、φ4.13 X 300 、ヘキサン:
エーテル=7:3を溶離液として、流速1ml /分、
UV254nm  の検出波長の検出器を用いた。)で
ジアステレオマーの分離分桁?行った結果、もとのアル
コールは(R)−(+1−シトロネロール97.5%と
(S)−(−)−シトロネロール2.5%の混合物であ
り、従って不斉収率は95%eeでろつ之。
使用列2〜9 使用例1と同様な反応操作により1本発明のルテニウム
−ホスフィン錯体上用いて、ゲラニオールの不斉水添反
応を行った結果全表−2に示す。
、I係白 ジノ11 〔発明の効果〕 本発明は、新規なルテニウム−ホスフィ7錯体を提供す
るものであり、この錯体は、各種有機合成反応、特に不
斉水素化反応などの触媒としてすぐれた性能を示し、オ
レフィンの選択的水素化な、らびに触媒活性についても
工業的にすぐれた成績?示し、Uつ従来のロジウム系触
媒などに比し。
安価に作られ、製品の価格引下げに貢献することのでき
る工業的価値の高いものである。
以上

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、一般式( I ) 〔RuH_l(R−BINAP)_m〕X_n( I )
    (式中、R−BINAPは式(II) ▲数式、化学式、表等があります▼(II) で表わされる三級ホスフィンを意味し、Rは水素原子又
    はメチル基を意味し、XはClO_4、BF_4、PF
    _6を意味し、lが0のとき、mは1、nは2を、lが
    1のとき、mは2、nは1を示す)で表わされるルテニ
    ウム−ホスフィン錯体。
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