JPS6340733A - 多機能キヤリア付光学素子 - Google Patents

多機能キヤリア付光学素子

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JPS6340733A
JPS6340733A JP18318486A JP18318486A JPS6340733A JP S6340733 A JPS6340733 A JP S6340733A JP 18318486 A JP18318486 A JP 18318486A JP 18318486 A JP18318486 A JP 18318486A JP S6340733 A JPS6340733 A JP S6340733A
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JP
Japan
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molding
carrier
optical element
molded
press
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Application number
JP18318486A
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English (en)
Inventor
Yoshiki Matsui
松井 麗樹
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Olympus Optical Co Ltd filed Critical Olympus Optical Co Ltd
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Publication of JPS6340733A publication Critical patent/JPS6340733A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
    • C03B11/00Pressing molten glass or performed glass reheated to equivalent low viscosity without blowing
    • C03B11/06Construction of plunger or mould
    • C03B11/08Construction of plunger or mould for making solid articles, e.g. lenses
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
    • C03B2215/00Press-moulding glass
    • C03B2215/40Product characteristics
    • C03B2215/46Lenses, e.g. bi-convex
    • C03B2215/47Bi-concave
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
    • C03B2215/00Press-moulding glass
    • C03B2215/60Aligning press die axes
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
    • C03B2215/00Press-moulding glass
    • C03B2215/61Positioning the glass to be pressed with respect to the press dies or press axis
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
    • C03B2215/00Press-moulding glass
    • C03B2215/79Uniting product and product holder during pressing, e.g. lens and lens holder

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Joining Of Glass To Other Materials (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、研削、研磨加工等に施すことなくプレス成形
加工だけで高い形状精度9面粗度を保有してプレス成形
される光学素子に係り、特に、成形可能温度に加熱され
たガラス素材に、運搬機部以外の機ス駈を有する運搬用
キャリアを一体的に結合させて構成した多機能キャリア
付光学素子に関する。
[従来の技術] 既知のように、最近では、レンズ、プリズム。
フィルター笠の光学素子を研磨加工等の後加工を施すこ
となくプレス成形加工だけで製出する技術が案出されて
いる。かかる技術は、成形肩1#、温度に加熱されたガ
ラス素材を、成形用上下間に搬入、停止にし、消耗形状
の成形面を有する上下型を介してプレス成形することに
より、所望の光学素r−を製出するものである。このよ
うな技術によれ1f、短時間に光学素子を製造すること
ができ、又、非球面レンズも球面レンズと同様に容易か
つ短時間にて製造できる利点がある。従って、この技術
は、特に非球面レンズの製造に用いると大きなメリット
がある。
ところで、このような技術によってプレス成形される光
学素子で一番問題となるのは、成形時にガラス素材の光
軸と上下型の軸心とが一致しているか否か、成形後の光
学素子面が光軸に対して対称に成形されているか否か、
及び、成形後の光学素子を鏡枠に組付ける際に光学素子
の光軸と鏡枠の軸心とが一致するか否かである。成形時
にガラス素材の光軸とh’F型の軸心とが一致していな
いとき、即ち、ガラス素材とLr型とが心ずれを生して
いるときには、品性flの光学素子を成形することがで
きず、又、成形後の光学素子面が光軸に対して対称に成
形されていない場合や光学−に子を鏡枠に組付ける際に
光学素子の光軸と鏡枠の軸心とが一致していない場合に
は、光学素子の件部が茗しく劣化する結果となるからで
ある。特に、カメラ、顕微鏡笠の光学機器に用いられる
いわゆる非球面を有する光学素子においては、球面を有
する光学素子に比して心ずれ(偏心)の許容範囲が極め
て狭く、そのためにわずかな心ずれでもその性1疵が劣
化するので、特に心ずれを生じないように成形、 MI
付けする必要がある。又、レンズ製造のr程に「心取り
」というものがあるが、これは球面レンズにのみ適用可
78な工程であり、非球面レンズでは片面非球面9両面
非球面を問わず、成形後に「心取り」を行なうことがで
きないので。
この点からも成形時に心出しをした状態で成形する必要
性があるのである。
非球面レンズの場合、成形後の心取りが不可ず駈な理由
を第9図a、b、cを用いて説明する。まず、球面レン
ズの場合であるが、この場合には第9図aにて示すごと
く、球面レンズ1の球面R5の球心を012球面R2の
球心を02とすると、OI 、02を結ぶ線分0,02
が光軸となる。従って、この0,02を回転軸に合致す
るように心取りホルダーに装着して外周研削を行なうこ
とにより、光軸に対称なレンズl(ハツチング部分)を
得ることができる。次に、片面非球面の場合を第9図す
に示す0図において、両レンズ面のうちの球面R3の球
心を03 、非球面A、の対称軸をり、とすると1図か
ら解るように、球面R3の中心03が非球面対称軸り、
上にない場合には心取ができず、偏心δを取り除くこと
はできない。次に、両面非球面の場合を第9図Cに示す
0図において、非球面A2の対称軸をL2 、非球面A
3の対称軸をり、とすると、この場合も図から11らか
なように、直線L2 、L3は一般的に空間的ねじれの
位置にあるために心取りを行なうことができないのであ
る。
従って、非球面を有する光学素子を製造する場合には、
プレス成形工程で偏心のある光学素子を成形すると、後
工程ではこの偏心を取り除けないため、偏心のない光学
素子をプレス成形工程で成形する必要がある。
又、成形工程において偏心のないレンズ等の光学素子が
成形できても、最終的に鏡枠に組込まれる状態で偏心が
生じた場合には、前述のごと〈性ず駈が著しく低下する
結果となる。一般に組込時においては、鏡枠におけるレ
ンズ収納部の内周面とレンズ外周面との間に組込み用の
クリアランスが最低でも5〜10μ諺設けてあり、又、
鏡枠の機械加工上のバラツキもあるため、第1θ図にて
示すごとくレンズ2の光軸(中心軸)LJIと鏡枠3の
軸心Lfとの間にはどうしても偏心δが生ずる。
この偏心δは、クリアランスがある限り不可避的に生ず
るので、組込み時に調整しなければ取り除くことはでき
ない、なお、第1O図において4で示すのはレンズ保持
段部、5で示すのはレンズ押え璋である。
従来、レンズを偏心なく成形させる手段としては、特開
昭60−118640号公報に開示されている技術があ
る。かかる技術は、成形用の上型と下型を筒状のスリー
ブ内にスライド可能に収納し、光軸偏心の少ないレンズ
をプレス成形するものである。
[発明が解決しようとする問題点] しかしながら、第11図にて示すごとく、可動型である
下型6と下型保持部材である下型7の摺動面7aとの間
にはスムーズな摺動を可能にするための間隙(クリアラ
ンス)δ、δ′が最低でも5〜lOμ霞必要であり、従
って、5μ腫以下の心出しを行なうのは極めて困難であ
る。クリアランスδ、δ′を5μ層以下にすると摺動抵
抗が増大し、いわゆるカジリを生じるし、クリアランス
δ、δ′を太きくすれば摺動抵抗は減るが心ずれ量が大
きくなるので、どうしてもこのクリアランスδ。
δ′による偏心が生じてしまうのである。
」二記問題点は、多機1歳キャリア付光学素子の成形の
場合にも同様に生ずる。特に、多機ず辷キャリア付光学
素子の場合には、鏡枠への組付は時に光学素rの光軸と
鏡枠の軸心との間の偏心が生じ易いので、性濠の劣化が
生じ易い。
未発]4は、上記従来の問題点に鑑みなされたものであ
って、成形時においても、又組付は時においても偏心が
極めて小さくなるようにした多機億キャリア付光学素子
を提供することを目的とする。
[問題点を解決するための手段及び作用]未発■ηは、
成形用型及び鏡枠側の嵌合部と成形時、枠組付け時にそ
れぞれ嵌合して成形用型及び鏡枠との間の心出し機鋤を
有する嵌合部を設けた運搬用キャリアと、成形可り走温
度に加熱されたガラス素材とを、プレス成形加工時に一
体的に結合構成することにより、成形時及び組付は時に
心出しをした状態で成形9組付けしうるようにし、品性
鋤のレンズ系を得ることができるようにしたものである
[実施例〕 以ド、図面を用いて未発191の実施例について詳細に
説IIする。
(第1実施例) 第1図は、本発明に係る多機鋤キャリア付光学素r−を
プレス成形するためのガラスプレス成形袋″i l Q
の構成を示す概略図である。
図において11で示すのは上型で、装置本体部の上板1
2に固設しである。13で示すのは、下型11と同一軸
線上に対向配こされた下型で、装置本体部に固設された
下板14を介してL型11に対して接離する方向に摺動
自在に保持されている。上板12と下板14とは、相互
間の距離9位置が変化しないように図示を省略している
連結部材で互いに連結しである。
15で示すのは、被成形体であるガラス素材16をL下
成形型11.13間の成形ポイントに対して搬出入する
ための搬送アームで、ガラス素材16をキャリア17に
載とした状態で成形ポイントに搬出入操作しうるように
設定構成しである。18で示すのは、ガラス素材16を
成形ポイントに搬入するに先立ってガラス素材16を成
形可ft温度(成形可f駈状態)に加熱処理するための
ヒーターで、このヒーター18により加熱炉19を構成
している。加熱炉19内の温度は、図示を省略している
温度測定装置、温度制御装置により所定温度に設定しう
るように構成しである。
成形室20の周囲は石英ガラス製の内壁21にて構成し
てあり、成形室20内が高温状懲になった場合でも酸化
しないように配慮しである。又、成形室20内は、雰囲
気ガス供給袋2122と連通接続してあり、雰囲気ガス
供給装置22から供給される酸化防止用の窒素ガス、不
活性ガス又は還元性ガスが充満されるようになっている
ガラス素材16を佐ご指示するキャリア17は、運W1
機衡以外の諸機俺、即ち、成形時の外径規制機濠、成形
品組付は時の組付は保持機ずり、成形時の心出しa畳及
び組付は詩の心出し機上を兼持させていわゆる多機渣キ
ャリアに構成してあり、加熱炉19内で加熱処理された
ガラス素材16がに下成形型11.13を介してプレス
成形される際に、キャリア17と成形後の光学素子とが
一体的に接合(結合)されるように構成しである。
第2図、第3図は1本発明に係る多機雀キャリア付光学
素子20の第1実施例の具体的構成を示すもので、第2
図は多機flキャリア付光学素子23のプレス成形状態
を示す正断面図、第3図はプレス成形された多機能キャ
リア付光学素子23の組付は状態を示す正断面図である
多機能キャリア付光学素子23における多機ス駈キャリ
ア17は、第1図〜第3図にて示すごとく、円筒状のキ
ャリア本体部17aとキャリア保持用のフランジ部17
bとより4R成しである。
キャリア本体部17aとフランジ部17bの軸心部には
、被加工体であるガラス素材16を嵌合収納するための
孔24と指示段部25.及び成形時の成形品の外径寸法
を規制するための外径規制面26とが形設してあり、ガ
ラス素材16は、第1図にて示すごとく孔24と支持段
部25とにより所定位置に4a m支持されるようにな
っている。そして、プレス成形時には、第2図にて示す
ごとくプレス成形された光学素子tea(を形量)の外
周面が外径規制面26と接合することにより、多機能キ
ャリア17と光学素子16aとが一体的に結合されて多
41 fffiキャリア付光学素子23がプレス成形さ
れるようになっている。
多機t@キャリア17における7ラング部17b側の外
径規制面の内周面には、多機能キャリア17の軸心を中
心軸とする断面円錐上のテーパー面30が形設しである
。このテーパー面30は、上型11における成形面31
の外周部(成形面31における機f駈成形而とは関係の
ない位置)に形設されたテーパー面32と成形時に嵌合
するように設定構成されている。上型11のテーパー面
32は、上型11の軸心を中心として形設してあり、成
形面31が球面である場合には球心がテーパー面32の
中心軸上に位置するように設定しである。又、成形面3
1が被球面である場合には、対称軸がテーパー面32の
中心軸と一致するように設定しである。従って、第2図
にて示すごとく成形時に旧型11と多機1七キヤリア1
7の互いのテーパー面32.30が嵌合した際には、旧
型11の軸心と多機1砒キヤリア17の軸心とが一致す
るようになっている。多機1歳キャリア17におけるテ
ーパー面30の形成面と反対側の面には、多機能キャリ
ア17の軸心を中心軸とする断面円錐上のテーパー面3
3が形設してあり、このテーパー面33は、下型13に
おける成形面34の外周部(成形面34におけるafl
成形面とは関係のない位2?)に形設されたテーパー面
3゛5と成形時に嵌合するように設定構成されている。
下型13のテーパー面35は、下型13の軸心を中心と
して形設してあり、成形面34が球面である場合には球
心がテーパー面35の中心軸上に位置するように設定し
である。又、成形面34が非球面である場合には対称軸
がテーパー面35の中心軸と一致するように設定しであ
る。
従って、第2図にて示すごとく成形時に下型13と多機
箭キャリア17の互いのテーパー面35.33が嵌合し
た際には、下型13の軸心と多Ja reキャリア17
の軸心とが一致するようになっている。即ち、第2図に
て示すプレス成形時には、上下型11.13と多機ずt
キャリア17の互いのテーパー面32,35,30.3
3が嵌合することにより、上下型11.13の軸心と多
機を針キャリア17の軸心とが一致するように設定構成
しである。
多種ず走キャリア17は、ガラスの熱膨脹係数とほぼ等
しいかもしくは少し小さい材質の部材にて構成しである
。これは、多機flキャリア17とガラスとの熱膨脹率
が大きく異なると、冷却過程で光学素子16aの機能面
が歪んだり、割れを生じたり、又は多機能キャリア17
と光学素子16aとの間に空隙が生じてガタが生ずる結
果となるからである。具体例で示すと、例えば多機ta
キャリア17と光学素子16aとの熱11脹係数の差が
LXIO−’/’Cであった場合には、直径10+u+
のレンズを400℃降下するように冷却すると、10m
鵬X l O−6/℃X 400℃=4×1O−3i+
層=4μ層だけ寸法差が生じることになり、ガタ発生の
原因となる。実際には、ガラス素材16の、8膨脹係数
が硝種により5.5〜14゜9X10−6/”0の範囲
であるので、下表に示すように各構成元素の組成比を変
えた合金にて多機能キャリア17を構成することにより
、全てのガラス素材16に対応させることができる。
表 多機fiキャリア17における7ラング部17bの外周
部には、多機ff、キャリア17の軸心を中心軸とする
断面円錐形状のテーパー面40が形設しである。−・方
、多機能キャリア付光学素子23を収納保持する鏡枠4
1における保持面部にも、多機能キャリア17側のテー
パー面40と嵌合するテーパー保持面42が形設しであ
る。テーパー保持面42は、鏡枠41の軸心を中心とし
て形設してあり、従って、多機能キャリア付光学素子2
3を鏡枠41内に収納した際には、互いのテーパー面4
0.42の嵌合により、多機源キャリア付光学素子23
の軸心が鏡枠41の軸心と一致するようになっている。
なお、第3図において43で示すのは、多機能キャリア
付光学素子23の押え環で、鏡枠41のねじ部44に螺
着されている。
次に、上記構成よりなる多機能キャリア付光学素子23
をプレス成形9組付けする作用について説明する。
まず、第1図にて示すように、多機能キャリア17 に
にガラス素材16を載せ、搬送アーム15を介してガラ
ス素材16を成形室20内の成形ポイントに搬入する。
ガラス素材16は、成形室20内に搬入される前に加熱
炉19にて成形可能状態に加熱軟化処理されている。
次に、丁型13を上動させ、上下型11゜13にてガラ
ス素材16をプレス成形する。この際には、第2図にて
示すごとく、上下511゜13のテーパー面32.35
と多様ス克キャリア17のテーパー面30.33とが嵌
合することにより、上下型11.13の軸心と多機能キ
ャリア17の軸心とが一致した状態でプレス成形される
。従って、成形体である光学素子16aの光軸が多機能
キャリア17の軸心と一致した状態で多機能キャリア付
光学素子23をプレス成形することができ、偏心の極め
て少ない光学素子16aを成形しうる。
次に、下型13を下動させて離型し、徐冷して成形され
た多機能キャリア付光学素子23を取り出す。
次に、成形された多41!使キャリア付光学素子23を
鏡枠41内に収納させる。この際には、第3図にて示す
ごとく、テーパー面40.42が互いに嵌合し、押え環
43を介して多機能キャリア付光学素子23と鏡枠41
の軸心とが一致した状態で組付けされる。
以とのように、本実施例によれば、偏心量の極めて少な
い多機能キャリア付光学素子23を成形することができ
るとともに、組付は時の偏心も極力小さくすることがで
き、その結果、高性能の光学系を提供しうるちのである
。なお、本実施例においては、ガラス素材16として5
FII(7,8XIO−’/”C)を用い、多機能キャ
リア17素材とL テa硬合金(1G70 、 Go2
5X 、 ?、4 X 10−6/”C)を用いた。
(第2実施例) 第4図は、本発明に係る多機能キャリア付光学素子23
の第2の実施例を示すものである0本実施例の特徴は、
多117Mキャリア17における下型テーパー面35と
の嵌合テーパー面33を、鏡枠41におけるテーパー保
持面42と1i換性のあるテーパー面に形成して構成し
た点である。従って、第2図、第3図における多機能キ
ャリア17のテーパー面40を省略できるものである。
その他の構成は、第1実施例と同様である。
上記構成によれば、多機1歳キャリア付光学素子23に
おけるテーパー面を1つ省略できるので。
加ILのコストの低減化を図ることができるとともに、
テーパー面加工上の誤差(各テーパー面の中心軸の不一
致)を減らすことができ、より光学的性源を向上させる
ことができる。
(第3実施例) 第5図a、bは、本発明に係る多機ず砒キャリア付光学
素子23の第3の実施例を示すものである0本実施例の
特徴は、多機能キャリア17の外周面に対称形的なテー
パー面30.33を形設して構成し、この各テーパー面
30.33と嵌合する上下型11.13及び鏡枠41に
おける各テーパー面32,35.42を凹状のテーパー
面に形設して構成した点である。
」−記構成によれば、加■性が良好となり、作業性の向
上二、コストダウン化が図れる利点がある。
(第4実施例) 第6図aは、未発IJIに係る多機ず艶キャリア付光学
素子23の第4の実施例を示すものであり、特に−面側
が平面である光学素子(レンズ)16aに適用した例を
示すものである。本実施例では、図に示すように多機7
近キヤリア17の一面側に平面部50が形設しであると
ともに、他面側にテーパー面51が形設してあり、プレ
ス成形時に各平面部50及びテーパー面51が上型11
側の平面嵌合部52及び下側13側のテーパー面嵌合部
53とそれぞれ嵌合するように構成しである。
上記構成によれば、成形時に多機能キャリア17の平面
部50と上型11側の平面嵌合部52が嵌合当接し、テ
ーパー面51が下型13側のテーパー面嵌合部53と嵌
合する。その結果、上下型11.13の軸心と多機能キ
ャリア17の軸心とが一致した状態で光学素子16aを
プレス成形することができ、第1実施例と同様の作用。
効果を奏しうるちのである。
なお、L記構成における下型13側のテーパー而嵌合部
53の開き角は、第6図すにて示すごとく下型13にお
ける成形面34の最外周部での接線54の開き角よりも
大きくしておくのがよい。
このようにすれば、下型13における凹面形状の成形面
34の加重がより容易化するからである。
又、同様の理由で、下型13の成形面34が第6図Cに
て示すごとく凸面形状である場合には、テーパー面嵌合
部53の開き角は、第6図Cにて示すごとく下型13に
おける成形面34の最外周部での接線55の開き角より
も小さくしておくのがよい。
(第5実施例) 第7図a、bは1本発明に係る多機を蔚キャリア付光学
十子23の第5の実施例を示すものである0本実施例の
特徴は、第7図aにて示すごとくガラス素材16の外周
面又は第7図すにて示すごとく多機ス近キャリア17の
外径規制部26内周面に、予め黒色塗料(多機71キヤ
リア1フ側は黒化処理でもよい)60.61を塗布せし
め、これらの処理をした後、プレス成形にてガラス素材
16と多機1おキャリア17とを一体的に結合するよう
に構成した点である。その他の構成は第1実施例と同様
であるので、その説明を省略する。
上記構成によれば、第1実施例の作用、効果に加えてゴ
ースト・フレアを防止できる利点がある。なお、黒色塗
料60.61としては、高温でも安定的である炭素系の
塗料が有効であった。
(第6実施例) 第8図a、bは、本発明に係る多機能キャリア付光学素
子23の第6の実施例を示すものである。第8図aにて
示す実施例は、多機71キヤリア17における外径規制
部26の内周面にカシメ部62を突出構成し、プレス成
形時に上型11の段部63にてカシメ部62をカシメ機
fuが発揮しうるように変形させるように構成したもの
である。
又、第8図すにて示す実施例は、多機ず近キャリア17
における外径規制部26の内周面に凹部64を形設し、
プレス成形時にこの四部64内に光学素子16aの一部
が流動変形してアンカ一部65が形設されるように構成
したものである。その他の構成は、第1実施例と同様で
あるのでその説明を省略する。
上記構成によれば、第1実施例の作用、効果に加えて多
機71キヤリア17と光学素子16aとの結合力を強化
することができる利点がある。
[5F、明の効果] 以−Lのように本発明によれば、偏心の極めて少ない多
機flキャリア付光学素子をプレス成形にて得ることが
できるものである。又1本発明による多atmキャリア
付光学稟子によれば、鏡枠に組込む際の偏心も極力少な
くすることができるので、品性濠な光学系を提供しうる
ちのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る多11f劇キャリア付光学十子の
成形装置の概略構成図、第2図は第1図にて示す装置に
よる成形状態を示す説明図、第3図は成形後の多機能キ
ャリア付光学素子を鏡枠に組付ける状態を示す説II図
、第4図は本発明に係る多Jjl 71キヤリア付光学
素子の第2の実施例を示す説明図、第5図a、bは本発
明に係る多機能キャリア付光学素子の第3の実施例を示
す説明図、第6図a、b、cは本発明に係る多機簡キャ
リア付光学素子の第4の実施例を示す説明図、第7図a
、bは本発明に係る多機能キャリア付光学素子の第5の
実施例を示す説明図、第8図a、bは未発IJIに係る
多機能キャリア付光学素子の第6の実施例を示す説明図
、第9図a 、 b ’、 c 。 第10図、第11図は従来技術の説明図である。 11・・・1−型 13・・・下型 16・・・ガラス素材 16a・・・光学素子 17・・・多機能キャリア 30.33,40.51 ・・・キャリア側テーパー面 32.35.53・・・上下側テーパー而42・・・鏡
枠側テーパー面 第1図 第7図 (a)        (b’) 第8図 第10図 り 手続補正書(自発) 昭和61年10月13日

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 成形用型及び鏡枠側の嵌合部と成形時、枠組付け時にそ
    れぞれ嵌合して成形用型及び鏡枠との間の心出し機能を
    有する嵌合部を設けた運搬用キャリアと、成形可能温度
    に加熱されたガラス素材とを、プレス成形加工時に一体
    的に結合構成したことを特徴とする多機能キャリア付光
    学素子。
JP18318486A 1986-08-04 1986-08-04 多機能キヤリア付光学素子 Pending JPS6340733A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0457716A (ja) * 1990-06-18 1992-02-25 Nippon Steel Corp 線材コイルへの梱包用シート被覆方法およびその装置
US6986267B2 (en) * 2001-09-27 2006-01-17 Fujinon Corporation Method of manufacturing optical element with lens-barrel
JP2010100499A (ja) * 2008-10-27 2010-05-06 Konica Minolta Opto Inc 成形型及びガラス成形体の製造方法

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