JP5059540B2 - 光学素子の成形装置 - Google Patents

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本発明は、ガラス等の成形素材を一対の成形型間に挟んで加熱軟化させた後、押圧して光学素子を成形する光学素子の成形装置に関する。
昨今、デジタルカメラ等の小型化に伴い、デジタルカメラに用いられるCCDやCMOSの形状に合わせて、光学系の形状を小型化することが求められている。
そこで、光学系に使用される光学素子の光学的に不要な外周部をカットして、D形状、小判形状等の形状をした光学素子を製作して対応しているが、加工工程が増えて工数が増加し、製造コストも増大するという弊害も生じている。
これに対し、この種類の形状の光学素子に関しては、成形手段により軸対称形状以外の光学素子を成形する技術が提案されている。例えば、特許文献1では、光軸を中心とする略円形の光学機能面の周縁の一部を直線部で切り欠いた小判形状のピックアップの樹脂製光学素子に関する技術が開示されている。
また、特許文献2では、一対の上型及び下型と胴型の他に、上型及び下型と同一外径でかつ所望の光学素子外形と同一の内径(多角形、円、楕円等)を有する補助胴型を用いて非軸対称形状の光学素子を成形する技術が開示されている。
特開2004−264538号公報 特開平5−85747号公報
しかしながら、特許文献1の技術では、液状にして材料を充填できる樹脂製の光学素子に対しては有効な成形手段であるが、光学ガラスのように液状化する温度近くまで加熱することで、本来の光学的性質が失われてしまう材料に対しては適用できない手段である。
また、特許文献2では、成形型の構成により所望とする光学素子の概略形状を作製することはできても、冷却時に非軸対称形状から発生するガラスの不均一な冷却と収縮により、所望とする成形面の精度が得られない恐れがある。
本発明は斯かる課題を解決するためになされたもので、成形後の光学素子カット工程を廃止してリードタイムの短縮とコスト低減を図り得る光学素子の成形装置を提供することを目的とする。
前記目的を達成するため、請求項1にかかる発明は、加熱軟化した成形素材を、対向する一対の成形型間に挟んで押圧し光学素子を成形する光学素子の成形装置において、前記一対の成形型間に配置され、成形される前記光学素子の側面を少なくとも1つの平面に成形する押圧面を有する側面押圧部材と、該側面押圧部材を保持し、成形される前記光学素子の外周面を規制し、該側面押圧部材よりも大きな熱伝導率を有する外周規制部材と、を備え、 少なくとも1つの平面部を有する外周側面を持つ非軸対称形状の光学素子を成形し、加熱軟化した前記成形素材を前記外周規制部材よりも先に前記側面押圧部材の前記押圧面に接触させることを特徴とする。
請求項2にかかる発明は、請求項1に記載の光学素子の成形装置において、前記側面押圧部材は、カーボン系のコーティングが施されていることを特徴とする。
請求項にかかる発明は、請求項1または2に記載の光学素子の成形装置において、前記側面押圧部材は、ガラス又はセラミクスからなり、前記外周規制部材は、金属材料からなることを特徴とする。
本発明によれば、成形後の光学素子カット工程を廃止してリードタイムの短縮と製造コストの低減を図ることができる。
以下、図面に基づき本発明の実施の形態の構成を説明する。
図1は、光学素子の成形装置の成形前の概略構成を示す図であり、図2は、成形後の概略構成を示す図である。
図3は、図1のIII−III線に沿う断面を示す図である。
図4は、図1のIV−IV線に沿う断面において、側面押圧部材38を保持した外周規制部材36を外して、下型28の上端及び成形面部を示す図である。
図5の(a)、(b)は、側面押圧部材38を保持した外周規制部材36を下型28上に設置した際の上面図と、そのときのA-A‘の断面を示している。
図6(a)(b)は、外周規制部材36の構成の詳細を示す図である。
図7(a)(b)は、側面押圧部材38の構成の詳細を示す図である。
図8は、成形後の型セット16内での小判形光学素子34の成形状態を示す図である。
図9(a)(b)は、2つの側面34b,34bを有する小判形のガラス製の光学素子34を示している。
図10(a)(b)は、1つの側面34’bを有するD字形状のガラス製の光学素子34’を示している。
図1、2に示す成形装置10は、上下に対向して配置された一対の上加熱板12及び下加熱板14と、これらを固定して支持する上プレート支持軸22及び下プレート支持軸24と、上加熱板12及び下加熱板14の夫々に内蔵されているカートリッジヒータ18,20と、上プレート支持軸22及び、上加熱板12を上下(対向)方向に駆動する不図示のエアシリンダと、下プレート支持軸24が固定されている不図示の本体と、図1、2に示す装置部全体を覆い、酸化性雰囲気を非酸化性雰囲気に置換できる不図示の筐体から構成されている。
上加熱板12及びプレート支持軸22は不図示のエアシリンダによって、昇降動作自在に支持されている。
なお、上プレート支持軸22にエアシリンダを取付ける代わりに、下プレート支持軸24側にエアシリンダを取付けてもよく、さらに、上プレート支持軸22及び下プレート支持軸24の双方にエアシリンダを取付けてもよい。
また、不図示の筐体と上下プレート支持軸22、24の嵌合部は不図示筐体の内部気密を保持できるだけのシールが施されている。また、不図示の筐体には雰囲気を置換するための不図示の雰囲気吸排気孔が設けられている。
上記成形装置の下加熱板14上には型セット16が載置される。
この型セット16は、上型26、下型28、及びスリーブ30を有しており、上型26及び下型28は、スリーブ30の内部で、それぞれの成形面26a,28aが対向するようにスリーブ30の両端側から嵌挿され、上型26は、スリーブ30の軸方向に摺動可能となっている。これら成形面26a,28a間には成形素材32が配置される。
上型26は図3に示すように、円柱部26と、該円柱部26から下型28との対向面側に突出した突出部26とを有している。突出部26の先端には凹球面状の成形面26aが形成されている。この突出部26は、同一平面内に形成された2つの平坦な円弧部42,42と、この円弧部42,42の夫々の端部同士を接続する2つの直線部44,44とを有している。
下型28は、図4に示すように、大小の2つの円柱部28、28と、小径の円柱部28から上型26との対向面側に突出した突出部28とを有している。そして、突出部28の先端に凹球面状の成形面28aが形成されている。この突出部28は、同一平面内に形成された2つの平坦な円弧部46,46と、この円弧部46,46の夫々の端部同士を接続する2つの直線部48,48とを有している。
なお、上型26の成形面26aの円弧部42,42の直径と、下型28の成形面28aの円弧部46,46の直径は等しく、上型26の成形面26aの直線部44,44と下型28の成形面28aの直線部48,48は等しい長さに設定されている。
また、これまでの説明では成形面26a、28aを凹形状の球面として説明したが、所望とするガラスレンズの形状によっては、どちらか一方が凹形状の非球面、残りの一方が凹形状の球面、また両面とも凹形状の非球面の組み合わせでもよい。
上型26及び下型28、スリーブ30の材料には、タングステンカーバイド(WC)等の超硬合金を研削、研磨して所望の形状に仕上げたものを用いている。
成形素材32には、市販の光学ガラス材料(例えばL−BSL7(オハラ製)等)を例えば球形状に加工した物、概略レンズの光学素子形状に加工した物、溶融したガラスを滴下して等の手段で概略球形状に加工した物等が用いられる。
下型28の上端成形面部には図5(a)、(b)に示すように、外周規制部材36が設置されている。
外周規制部材36は、図6に示すような形状で、光軸方向(Z軸方向)に延びる概略円筒状をなしている。この外周規制部材36は、内側下部にZ軸を中心とする下型嵌入孔40、及びこの下型嵌入孔40に連通し、これよりも小径でZ軸を中心として対向する2つの円弧部36a,36aを有している。さらに、この2つの円弧部36a,36aの夫々の端部に接続される平面視略台形状の2つの台形部36b,36bを有している。これら2つの台形部36b,36bは、その平面視で上底136bと下底136b’が、X軸と直交するY軸に平行に延びている。
この台形部36bの上底136bの下方部には、2つの円弧部36a,36aの中心を通る直線Y軸と略平行に延びる突出片36cが形成されている。この突出片36cにより、外周規制部材36に保持される側面押圧部材38のZ軸方向の図面下方への移動が規制される。
さらに、外周規制部材36に保持される側面押圧部材38は、図7(a)、(b)に示すように、外周規制部材36の2つの台形部36bの内側に夫々嵌挿される。この側面押圧部材38は、押圧面38a、嵌挿面38b、及びこの押圧面38aと嵌挿面38bを接続する2つの傾斜面38cを有する。また、側面押圧部材38の下部には、押圧面38aと略平行に延びる段差部38dが穿設されている。
そして、型セット16の組み立て時には、図5(a)(b)に示すように、下型28の小径の円柱部28に外周規制部材36を嵌合する。次いで、外周規制部材36の2つの台形部36bに側面押圧部材38を夫々嵌入する。このとき、側面押圧部材38の押圧面38aが下型28の直線部48(図4参照)に嵌合され、かつ側面押圧部材38の段差部38dが外周規制部材36の突出片36c(図6参照)に係合されるようにする。
さらに、下型28の大径の円柱部28にスリーブ30を嵌合させ、スリーブ30の上方より上型26の成形面が下型28と相対する方向になるように嵌挿して型セットを組む。
ここで、光学素子34の外周面(34a)を規制するものとして円弧部36aを例示したが、これに限らない。例えば、円弧部36aの代わりに円弧以外の湾曲部、又は直線部であってもよい。
さらに、外周規制部材36と側面押圧部材38との材質は異なっており、例えば、外周規制部材36として超硬合金(WC)を用いたとき、側面押圧部材38には石英ガラス等を用いる組み合わせがある。
次に本実施の形態での成形時の作用を説明する。
型セット16の下型28の成形面28a上に成形素材32を載置した後、上型26の成形面26aによって挟むように上型26をスリーブ30に嵌挿し、不図示の筐体内の下加熱板14上に設置する。
不図示の筐体を密閉後、筐体内部の雰囲気を不図示の雰囲気吸排気孔より非酸化性雰囲気に置換する。
上加熱板12を上プレート支持軸22を介して不図示のエアシリンダで降下させて、図1に示すように上型26の成形面26aとは逆の一方の端面に接触させた後、上下加熱板12,14内蔵のカートリッジヒータ18,20で成形素材32のガラス軟化点付近の温度まで加熱する。
成形素材32がガラス軟化点付近の温度に達したら、不図示のエアシリンダによって、上プレート支持軸22、上加熱板12を介して上型26を降下させる向きに押圧力をかけ、上型26及び下型28間で成形素材32を所望の光学素子形状に押し広げる。
上記動作により、側面押圧部材38の押圧面38aの方向に流動した軟化したガラスは、外周規制部材36の円弧部36aの方向に流動する軟化したガラスよりも先に押圧面38aに接触する。さらに、所望の中心肉厚を得るために押圧を続けると、軟化したガラスは押圧面38aの方向には流動できず、外周規制部材36の円弧部36aの方向に流動し、所望の中心肉厚に達した時点で図2および図8に示すような状態で押圧を終了する。
ここで、側面押圧部材38と成形対象とする成形素材32との滑りが悪い場合、成形中の軟化したガラスは側面押圧部材38の押圧面38aに接触した後、外周規制部材36の円弧部36a側への広がりを阻害し、結果、外周規制部材36の円弧部36aには流動せず、所望の中心肉厚に達する前に成形が終了してしまう。または、余剰の軟化したガラスが側面押圧部材38の押圧面38aを超えて溢れ出し、良品が得られない。
そこで、側面押圧部材38とガラスとの滑りを良くすることで、軟化したガラスを外周規制部材36の円弧部36aに流動させて所望形状の光学素子34を得るために、側面押圧部材38にガラスとの滑りがよいカーボン系のコーティング(例えば、ダイヤモンド状カーボン(DLC))を施してもよい。
これにより、軟化したガラスと側面押圧部材38の押圧面38aとの間の滑りが確保でき、外周規制部材36の円弧部36aへの流動が容易になる。
所望形状への成形が終了した後は、上型26、下型28の加熱を停止し、型セット16の冷却を開始して、常温近くまで温度を下げ、不図示の筐体より型セット16を取り出し、成形された光学素子36を取り出す。
このとき、本実施の形態のような、成形品の形状が非軸対称形状になる場合、外周規制部材36の円弧部36aと側面押圧部材38の押圧面38aとで冷却速度に差ができ、その結果、軸対称(外周が円形状等)の光学素子形状の場合と異なり、軟化したガラスが光学素子形状に対し均等に収縮することができずに、内部歪が生じて成形面の形状が歪んでしまい、結果、面精度の劣化が起こりえる。
そこで、側面押圧部材38よりも熱伝導率の大きい外周規制部材36を用いることで、外周規制部材36と側面押圧部材38との温度分布の差を補正して擬似的に軸対称の成形に近い状況を作り出し、成形される光学素子34の面精度の劣化を防止する。
例えば、側面押圧部材38として石英ガラス等のガラスを用い、外周規制部材36としてガラスよりも熱伝導率が大きい超硬合金(WC)等の金属材料を用いた場合、外周規制部材36に用いられる超硬合金(WC)の熱伝導率は29W/(m・K)であるのに対し、側面押圧部材38に用いられる石英ガラスの熱伝導率は1.62W/(m・K)。
成形素材32を前記で例としてあげたL−BSL7とすると、L−BSL7の熱伝導率は1.169(W/(m・K))なので、成形後の光学素子34の熱特性は擬似的に軸対称形状に近い状況になり、均等なガラス冷却の状況を作り出し、面精度の劣化が防止できるものである。
部材の熱伝導率の関係は、側面押圧部材38よりも外周規制部材36の方が大きく、前記説明では、超硬合金(WC)と、石英ガラスの場合を述べたが、成形素材32との熔着が起こらない材質であれば、セラミクスでも問題はない。
以上の一連の工程により得られる効果を述べる。
光学素子34は、2つの側面34b,34bを側面押圧部材38の押圧面38aにより夫々平面に成形され、かつ外周面を外周規制部材36の2つの円弧部36a、36aにより円弧状に成形される。
その結果、図9(a)(b)に示すように、光学機能面34,34と、その外周側の2つの円弧部34a,34aと、該2つの円弧部34a,34aの夫々の端部同士を接続する2つの直線状の側面部34b,34bとを有し、2つの円弧部34a,34aは光軸を中心とする同一曲率半径で、かつ、2つの側面部34b,34bは光軸に対して対称な位置に平行に配置された小判形のレンズ34を容易に得ることができるため、成形後の光学素子のカット工程を廃止することができ、リードタイムの短縮と製造コストの低減を図ることができる。
なお、本実施の形態では、2つの側面34b,34bを有する光学素子34を成形する場合について説明したが、これに限らない。例えば、1つの平面部としての側面34bを有する光学素子34を成形することもできる。この場合は、図8において、1つの側面押圧部材38を用い、もう1つの側面押圧部材38に相当する外周規制部材36の円弧部分が連なるように接続する。以上により、図10(a)(b)に示すように、1つの平面部としての側面34b’を有する光学素子34’(いわゆるD字形状の光学素子)を得ることができる。この光学素子34’は、光軸を中心とした略円形の光学機能面34’,34’の外周面34a’の一箇所が、直線により切り欠かれて側面34b’が形成されており、小判形状と同様に、成形後の光学素子のカット工程を廃止することができ、リードタイムの短縮と製造コストの低減を図ることができる。
光学素子の成形装置の成形前の概略構成を示す図である。 光学素子の成形装置の成形後の概略構成を示す図である。 図1のIII−III線に沿う断面を示す図である。 図1のIV−IV線に沿う断面を示す図である。 (a)は、側面押圧部材を保持した外周規制部材の平面図、(b)はそのA−Aに沿う断面図である。 (a)は、外周規制部材の平面図、(b)はそのB−Bに沿う断面図である。 (a)は、側面押圧部材の平面図、(b)はその正面図である。 成形後の型セット内での光学素子の状態を示す図である。 (a)は、2つの平面部を有する光学素子の平面図、(b)はその正面図である。 (a)は、1つの平面部を有する光学素子の平面図、(b)はその正面図である。
符号の説明
10 光学素子の成形装置
12 上加熱板
14 下加熱板
16 型セット
18 カートリッジヒータ
20 カートリッジヒータ
22 上プレート支持軸
24 下プレート支持軸
26 上型
26 円柱部
26 突出部
26a 成形面
28 下型
28 円柱部
28 円柱部
28 突出部
28a 成形面
30 スリーブ
32 成形素材
34 光学素子
34 光学機能面
34 光学機能面
34a 外周面
34b 側面
34’ 光学素子
34’ 光学機能面
34’ 光学機能面
34a’ 外周面
34b’ 側面
36 外周規制部材
36a 円弧部
36b 台形部
36c 突出片
38 側面押圧部材
38a 押圧面
38b 嵌挿面
38c 傾斜面
38d 段差部
40 下型挿入孔
42 円弧部
44 直線部
46 円弧部
48 直線部

Claims (3)

  1. 加熱軟化した成形素材を、対向する一対の成形型間に挟んで押圧し光学素子を成形する光学素子の成形装置において、
    前記一対の成形型間に配置され、成形される前記光学素子の側面を少なくとも1つの平面に成形する押圧面を有する側面押圧部材と、
    該側面押圧部材を保持し、成形される前記光学素子の外周面を規制し、該側面押圧部材よりも大きな熱伝導率を有する外周規制部材と、を備え、
    少なくとも1つの平面部を有する外周側面を持つ非軸対称形状の光学素子を成形し、
    加熱軟化した前記成形素材を前記外周規制部材よりも先に前記側面押圧部材の前記押圧面に接触させることを特徴とする光学素子の成形装置。
  2. 前記側面押圧部材は、カーボン系のコーティングが施されていることを特徴とする請求項1に記載の光学素子の成形装置。
  3. 前記側面押圧部材は、ガラス又はセラミクスからなり、
    前記外周規制部材は、金属材料からなることを特徴とする請求項1又は2に記載の光学素子の成形装置。
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