JP6609422B2 - 光学素子成形用型セット、及び、光学素子の製造方法 - Google Patents

光学素子成形用型セット、及び、光学素子の製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP6609422B2
JP6609422B2 JP2015105276A JP2015105276A JP6609422B2 JP 6609422 B2 JP6609422 B2 JP 6609422B2 JP 2015105276 A JP2015105276 A JP 2015105276A JP 2015105276 A JP2015105276 A JP 2015105276A JP 6609422 B2 JP6609422 B2 JP 6609422B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mold
molding
optical element
convex
molding surface
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2015105276A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016216317A (ja
Inventor
健次 菊地
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Olympus Corp filed Critical Olympus Corp
Priority to JP2015105276A priority Critical patent/JP6609422B2/ja
Publication of JP2016216317A publication Critical patent/JP2016216317A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6609422B2 publication Critical patent/JP6609422B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)

Description

本発明は、光学素子を成形するための光学素子成形用型セットと、光学素子を製造する光学素子の製造方法とに関する。
従来、上型、下型、及び外周型を用いて、成形素材を加熱、プレス、及び冷却することで、光学素子の光学面及び外周面を同時に成形する光学素子の製造方法が知られている。このような製造方法においては、成形素材に凹形状を転写する凸成形面が上型又は下型に形成されている場合、成形後、光学素子が凸成形面に食い付き、光学素子を離型させることができないという問題が発生する。この問題は、成形後に光学素子が収縮する際、光学素子が、上型及び下型よりも収縮量が大きく、且つ、凸成形面に形状を転写される凹部側に光学素子が反るように収縮することが原因と考えられる。
そこで、大径部と小径部とからなる異径部が形成された外周型を用いて、小径部との干渉により光学素子を離型させ、その後、小径部よりも小径になった光学素子を取り出す光学素子の製造方法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特許4948378号公報
しかしながら、上述の異径部が形成された外周型を用いる光学素子の製造方法では、光学素子が離型温度で小径部に干渉し且つ取り出し温度で干渉しないための外周型の厳密な設計が必要になる。また、この厳密な設計が必要になることに起因して光学素子が小径部に干渉して取り出せなかったりすることが生じ得る。また、離型動作時に外周型と光学素子を干渉させて離型させるため、外周型を下型に固定する機構が必要になる。
本発明の目的は、簡素な構成で凸成形面への光学素子の食い付きを防止することができる光学素子成形用型セット及び光学素子の製造方法を提供することである。
1つの態様では、光学素子成形用型セットは、互いに対向する第1の成形型及び第2の成形型と、前記第1の成形型と前記第2の成形型との間のキャビティの外周に位置する筒形状の第3の成形型と、を備え、前記第1の成形型は、成形素材に凹形状を転写する凸成形面を有し、前記第3の成形型の内周に位置する内周成形面は、前記第1の成形型側よりも凹凸高さが高くなるように前記第2の成形型側に形成された凹凸部を含む。
別の1つの態様では、光学素子の製造方法は、互いに対向する第1の成形型及び第2の成形型と、前記第1の成形型と前記第2の成形型との間のキャビティの外周に位置する筒形状の第3の成形型と、を備え、前記第1の成形型が、成形素材に凹形状を転写する凸成形面を有する光学素子成形用型セットを用い、前記成形素材を加熱、プレス、及び冷却することで、光学素子を製造する光学素子の製造方法において、前記第1の成形型と前記第2の成形型との対向方向における前記成形素材の外周面の収縮を、前記第1の成形型側よりも前記第2の成形型側で規制する。
前記態様によれば、簡素な構成で凸成形面への光学素子の食い付きを防止することができる。
本発明の第1実施形態における光学素子の成形装置を示す断面図である。 本発明の第1実施形態に係る光学素子成形用型セット((a)加熱工程及び(b)プレス工程)を示す断面図である。 本発明の第1実施形態における外周型を示す断面図である。 本発明の第1実施形態の第1変形例における外周型を示す断面図である。 本発明の第1実施形態の第2変形例における外周型を示す断面図である。 本発明の第1実施形態の第3変形例における外周型を示す断面図である。 本発明の第1実施形態の第4変形例における外周型を示す断面図である。 本発明の第2実施形態に係る光学素子成形用型セットを示す要部断面図である。 本発明の第3実施形態に係る光学素子成形用型セットを示す要部断面図である。 本発明の第4実施形態に係る光学素子成形用型セットを示す要部断面図である。 本発明の第5実施形態に係る光学素子成形用型セットを示す要部断面図である。 本発明の第6実施形態に係る光学素子成形用型セットを示す要部断面図である。 本発明の第7実施形態に係る光学素子成形用型セットを示す要部断面図である。
以下、本発明の第1〜第7実施形態に係る光学素子成形用型セット及び光学素子の製造方法について、図面を参照しながら説明する。
<第1実施形態>
図1は、本発明の一実施の形態に係る光学素子の成形装置1を示す断面図である。
図1に示す光学素子の成形装置1は、成形室2と、予備加熱ステージ10と、第1プレスステージ20と、第2プレスステージ30と、冷却ステージ40と、を備える。
成形室2は、搬入側シャッタ2aと、搬出側シャッタ2bと、流入口2cと、を有する。
搬入側シャッタ2aは、光学素子成形用型セット(以下、単に「型セット」と呼ぶ)100が成形室2内に搬入される際に開放するように図示しない制御部により制御される。また、搬出側シャッタ2bは、型セット100が成形室2内から搬出される際に開放するように図示しない制御部により制御される。なお、図示しない制御部は、光学素子の成形装置1の各部の動作を制御する。また、型セット100の搬入及び搬出並びに後述するステージ10,20,30,40間の搬送は図示しないアームで行われる。
流入口2cは、例えば窒素などの不活性ガスの流入口であり、成形室2内は、流入口2cから流入される気体で置換可能な構造になっている。
予備加熱ステージ10、第1プレスステージ20、第2プレスステージ30、及び冷却ステージ40は、一対の下プレスプレート11,21,31,41及び上プレスプレート12,22,32,42と、加圧駆動部13,23,33,43と、を有する。
下プレスプレート11,21,31,41と上プレスプレート12,22,32,42とは、型セット100を挟むように対向して配置されている。また、下プレスプレート11,21,31,41及び上プレスプレート12,22,32,42には、加熱源の一例であるカートリッジヒータ11a,21a,31a,41a,12a,22a,32a,42aが内蔵され、任意の温度に設定可能となっている。
下プレスプレート11,21,31,41は、例えば成形室2内の基台に固定されている。上プレスプレート12,22,32,42は、上下方向に駆動する例えばエアシリンダである加圧駆動部13,23,33,43に連結されている。上プレスプレート12,22,32,42は、加圧駆動部13,23,33,43による昇降動作によって、型セット100の挟持、挟圧等の動作を行う。
図2(a)及び(b)に示すように、型セット100は、上型101と、下型102と、胴型103と、外周型104と、を有する。なお、型セット100は、例えば、タングステンカーバイド(WC)等の超硬合金を精密加工して仕上げられているとよい。また、成形素材Gの材料は、例えば、市販の光学ガラスなどの光学材料である。
上型101は第1の成形型の一例であり、下型102は第2の成形型の一例であり、これらは互いに対向する。また、外周型104は、上型101と下型102との間のキャビティCの外周に位置する筒形状の第3の成形型の一例である。
上型101及び下型102は、例えば円柱形状を呈する。
上型101の底面には、成形素材Gに凹形状を転写する凸成形面101aが形成されている。また、下型102の上面には、成形素材Gに凸形状を転写する凹成形面102aが形成されている。なお、上型101の凸成形面101aのうち中央に位置する凸部を除く周囲は、例えば平坦面である。同様に、下型102の凹成形面102aのうち中央に位置する凹部を除く周囲は、例えば平坦面である。
上型101の上端には、フランジ部101bが形成されている。また、下型102の下端にも、フランジ部102bが形成されている。
胴型103は、例えば円筒形状を呈する。胴型103には、上端から上型101が挿入され、下端から下型102が挿入される。胴型103は、上型101のフランジ部101bと下型102のフランジ部102bとの間において、上型101及び下型102の周囲に位置する。なお、上型101は、外周面において胴型103の内周面に対し摺動可能である。
外周型104は、例えば円筒形状を呈し、上型101と下型102との間のキャビティCの外周に位置する。また、外周型104は、上型101と下型102との間で且つ胴型103の内側に配置されている。なお、外周型104は、例えば、上型101及び下型102の成形面101a,102aの平坦面の間に位置する。
外周型104の内周に位置する内周成形面104aは、成形素材Gの外周面に形状を転写する。
外周型104の内周成形面104aは、上型101側よりも凹凸高さ(凹部と凸部との差)が高くなるように下型102側に形成された凹凸部104a−1を含む。なお、内周成形面104aにおける上型101側とは、上型101と下型102との対向方向(矢印D)における中央部分よりも上型101に近い部分である。また、内周成形面104aにおける下型102側とは、対向方向(矢印D)における中央部分よりも下型102に近い部分である。
図3Aに示すように、凹凸部104a−1は、内周成形面104aにおける下型102側の領域のうち、下型側102側の端部(図3Aでは下端)を含む一部に設けられている。
例えば、凹凸部104a−1は、内周成形面104aにおいて、上型101側(つまり、内周成形面104aのうち凹凸部104a−1を除く部分である微細面部104a−2)よりも算術平均粗さRaが大きい粗面部である。これにより、凹凸部104a−1は、微細面部104a−2よりも凹凸高さが高くなる。粗面部は、例えば、内周成形面104aの研削時における研削砥石の粗さ、研削条件(回転数及び送り速度)等を調整(微細面部104a−2を研削する場合から変更)したり、或いは、内周成形面104aに放電加工を行ったりすることで、形成することができる。あくまで一例であるが、凹凸部104a−1の凹凸高さは、1μmより大きく、且つ、成形素材Gの成形温度から取出温度までのガラスの径方向の収縮量の半分より小さいことが望ましい。
図3Bは、本第1実施形態の第1変形例における外周型114を示す断面図である。
本第1変形例における外周型114は、内周成形面114aの微細面部114a−2については図3Aに示す微細面部104a−2と同様であるが、凹凸部114a−1が、粗面部ではなく凹部を設けることで形成されている点で図3Aに示す凹凸部104a−1とは異なる。凹凸部114a−1は、例えば、内周成形面114aの周方向の全周に亘る溝状の3つの凹部を設けることで形成されている。この3つの凹部は、例えば、内周成形面114aの下端よりも上方に位置する。
図3Cは、本第1実施形態の第2変形例における外周型124を示す断面図である。
本第2変形例における外周型124は、内周成形面124aの微細面部124a−2については図3A及び図3Bに示す微細面部104a−2,114a−2と同様であり、凹凸部124a−1が、凹部を設けることで形成されている点で図3Bに示す凹凸部114a−1と同様である。しかし、凹凸部124a−1は、複数の楕円形状の凹部を設けることで形成されている点で図3Bに示す凹凸部114a−1とは異なる。複数の楕円形状の凹部は、例えば、上型と下型との対向方向である外周型124の厚み方向(図3Cにおける上下方向)よりも内周成形面124aの周方向に長い形状を呈する。
図3Dは、本第1実施形態の第3変形例における外周型134を示す断面図である。
本第3変形例における外周型134は、内周成形面134aの微細面部134a−2については図3A〜図3Cに示す微細面部104a−2,114a−2,124a−2と同様であり、凹凸部134a−1が凹部を設けることで形成されている点で図3B及び図3Cに示す凹凸部114a−1,124a−1と同様である。しかし、凹凸部134a−1は、内周成形面134aの下端に凹部(段差)を設けることで形成されている点で図3B及び図3Cに示す凹凸部114a−1,124a−1とは異なる。
図3Eは、本第1実施形態の第4変形例における外周型144を示す断面図である。
本第4変形例における外周型144は、内周成形面144aの微細面部144a−2については図3A〜図3Dに示す微細面部104a−2,114a−2,124a−2,134a−2と同様であり、凹凸部144a−1が内周成形面144a−1の下端に凹部を設けることで形成されている点で図3Dに示す凹凸部134a−1と同様である。しかし、凹凸部144a−1は、外周型144の厚み方向(図3Eにおける上下方向)に直交する内周成形面144aの断面の断面積が下端に近づくほど大きくなるようにテーパ状に形成されている点で、図3Dに示す凹凸部134a−1とは異なる。
以下、上述の型セット100を用い、成形素材Gを加熱、プレス、及び冷却することで、光学素子を製造する光学素子の製造方法について説明する。
成形素材Gとして、直径2.36mmの球形の研磨品を用いる例について説明する。製造される光学素子は、図2(a)及び(b)に示す上型101の凸成形面101aに形状を転写される凹部が曲率半径1.266mm,球欠直径2.12mmとなり、下型102の凹成形面102aに形状を転写される凸部が曲率半径10.9mmとなる。なお、製造される光学素子は、外径(直径)3.3mm、中心厚0.38mmの凹メニスレンズであり、表面全面が同時に成形される。
まず、図1に示すように、型セット100は、搬入側シャッタ2aが開放した状態で成形室2に搬入される。また、型セット100は、予めガラス転移点以下の所定温度に加熱してある予備加熱ステージ10の下プレスプレート11と上プレスプレート12との間に搬送される。そして、予備加熱ステージ10の加圧駆動部13が上プレスプレート12を下降させて、型セット100の図2(a)及び(b)に示す上型101に上プレスプレート12が当接した状態で、型セット100ひいては成形素材Gが加熱される。この加熱工程における型セット100は、例えば図2(a)に示す状態である。
所定時間経過後(例えば60秒後)、型セット100は、予めガラス屈伏点以上の所定温度に加熱してある第1プレスステージ20の下プレスプレート21と上プレスプレート22との間に搬送される。そして、第1プレスステージ20の加圧駆動部23が上プレスプレート22を下降させて型セット100の上型101に上プレスプレート22が当接した状態で、型セット100ひいては成形素材Gが加熱される。
所定時間経過後(例えば30秒後)、第1プレスステージ20の上プレスプレート22の下降圧を増圧することでメインプレス工程が開始する。プレス中の成形素材Gは、図2(b)に示すように、上型101及び下型102の凸成形面101a及び凹成形面102aの中央から外周に押し広げられる。次いで、成形素材Gは、外周型104により外周面が成形され、キャビティCに成形素材Gが充填される。
第1プレスステージ20で成形素材Gのプレスが完了した後、型セット100は、予め成形素材Gの転移点付近の所定温度に加熱してある第2プレスステージ30の下プレスプレート31と上プレスプレート32との間に搬送される。そして、第2プレスステージ30の加圧駆動部33が上プレスプレート32を下降させて型セット100を所定時間加圧させつつ除冷する。
その後、型セット100は、冷却ステージ40の下プレスプレート41と上プレスプレート42との間に搬送される。そして、冷却ステージ40の加圧駆動部43が上プレスプレート42を下降させて型セット100の上型101に上プレスプレート42が当接した状態で、型セット100は、所定時間保持され、冷却される。その後、型セット100は、搬出側シャッタ2bが開放した状態で成形室2外に搬出される。
上述の冷却工程において、成形素材Gは、外周型104の内周成形面104aが凹凸部104a−1と微細面部104a−2とを有するため、内周成形面104aに形状を転写される外周面の対向方向(矢印D)における収縮が凹凸部104a−1で規制され、微細面部104a−2から凹凸部104a−1に向かうものとなる。このように凹凸部104a−1が収縮の基点となることで、成形素材Gは、凸成形面101aにより形状を転写される凹部から離れる方向、或いは、凹部に沿って内側にすべる方向に収縮する作用が生じる。これにより、成形素材Gの凹部が凸成形面101aを抱え込むように収縮する作用が弱まる。
なお、本第1実施形態では、上型101及び下型102(互いに対向する第1の成形型及び第2の成形型の一例)の間のキャビティCの外周に位置する第3の成形型の一例として、外周型104について説明した。しかし、外周型104が配置されない型セット100において、胴型103の内周面が内周成形面(キャビティCの外周)として機能する場合には、胴型103を第3の成形型として用いることができる。また、胴型103と外周型104とが一体になった形状の成形型を第3の成形型として用いてもよい。これらのことは、後述する第2〜第7実施形態においても同様である。
また、本第1実施形態では、上型101のみに凸成形面101aが形成されているため、外周型104の内周成形面104aのうち下型102側に凹凸部104a−1が形成されている。しかしながら、下型102のみに凸成形面が形成されている場合には、外周型104の内周成形面104aのうち上型101側に凹凸部104a−1が形成されることになる。このことも、後述する第2〜第7実施形態において同様である。
また、本第1実施形態では、光学素子成形用型セットとして、光学素子の成形装置1内を搬送される型セット100について説明した。しかし、上型101及び下型102が光学素子の成形装置1に固定された例えば1ステージのみの光学素子の成形装置における上型101、下型102、及び外周型104を光学素子成形用型セットとして捉えることも可能である。このことも、後述する第2〜第7実施形態において同様である。
以上説明した本第1実施形態では、型セット100は、互いに対向する第1の成形型及び第2の成形型の一例である上型101及び下型102と、これらの間のキャビティCの外周に位置する筒形状の第3の成形型の一例である外周型104と、を備える。また、上型101は、成形素材Gに凹形状を転写する凸成形面101aを有し、外周型104の内周に位置する内周成形面104aは、上型101側(微細面部104a−2)よりも凹凸高さが高くなるように下型102側に形成された凹凸部104a−1を含む。
このように、内周成形面104a−1に形状を転写される成形素材Gの外周面の対向方向(矢印D)における収縮が、凹凸部104a−1によって、上型101側よりも下型102側で規制されることで、成形素材Gの外周面は、対向方向(矢印)において微細面部104a−2から凹凸部104a−1に向かって収縮する。このように凹凸部104a−1が収縮の基点となることで、成形素材Gは、凸成形面101aにより形状を転写される凹部から離れる方向、或いは、凹部に沿ってすべる方向に収縮する作用が生じる。これにより、成形素材Gの凹部が凸成形面101aを抱え込むように収縮する作用が弱まる。
更には、外周型104の内周成形面104aに凹凸部104a−1を形成するという簡素な構成で上述のように成形素材Gの凹部が凸成形面101aを抱え込むように収縮する作用を弱めることができる。しかも、従来のような外周型104の厳密な設計が必須にならず、更には、外周型104を下型102等に固定する機構を省略することもできる。
よって、本第1実施形態によれば、簡素な構成で凸成形面101aへの光学素子の食い付きを防止することができる。
また、本第1実施形態では、図3Aに示すように、凹凸部104a−1が、外周型104の内周成形面104aにおいて、上型101側よりも算術平均粗さRaが大きい粗面部である場合、凹凸部104a−1を簡単に形成することができる。
また、本第1実施形態では、図3B〜図3E(第1〜第4変形例)に示すように、凹凸部114a−1,124a−1,134a−1,144a−1が外周型114,124,134,144の内周成形面114a,124a,134a,144aに凹部を設けることで形成されている場合も、凹凸部114a−1,124a−1,134a−1,144a−1を簡単に形成することができる。
<第2実施形態>
図4は、本発明の第2実施形態に係る型セット200を示す要部断面図である。
本第2実施形態では、主に、下型202に凹成形面ではなく、上型201と同様に凸成形面202aが形成されている点で、上述の第1実施形態と相違する。その他の事項は同様にすることができるため、重複部分の説明は省略する。
図4に示す型セット200は、上述の第1実施形態と同様に、第1の成形型の一例である上型201と、第2の成形型の一例である下型202と、胴型203と、第3の成形型の一例である外周型204と、を備える。
上型201及び下型202は、凸成形面201a,202aを有する。この場合、成形素材Gは、上部側及び下部側の両方で、凸成形面201a,202aにより凹形状を転写される。なお、上型201の凸成形面201aは、図2(a)及び(b)に示す上述の第1実施形態の上型101の凸成形面101aよりも大きく、対向方向(矢印D)に直交する断面において、最大となる基端部の断面積が外周型204の内周成形面204aの断面積と同一である。
仮定ではあるが、外周型204の内周成形面204aの下型202側に凹凸部204a−1が形成されておらず内周成形面204aの全体に微細面部204a−2のみが形成されている場合、成形素材Gは、下型202の凸成形面202aよりも上型201の凸成形面201aに食い付きやすい。
その理由は、上型201の凸成形面201aは、下型202の凸成形面202aよりも、突出高さが高いか(H1>H2)、対向方向(矢印D)からの傾きが小さい部分を含むか(θ1<θ2)、突出方向に直交する断面の最大断面積が大きいか((L1/2)・(L1/2)・π)>(L2/2)・(L2/2)・π)、或いは、突出部分の体積が大きい(V1>V2)ためである。図4に示す例では、最大断面積の関係以外の要素は満たすが、上記の要素のうち少なくとも1つを満たすだけでもよい。
なお、成形素材Gが上型201の凸成形面201aに食い付いた場合、光学素子の取り出し時などに上型201を下型202から遠ざける場合、光学素子が上型201とともに持ち上がり、光学素子が落下するおそれがある。この観点では、下型202の凸成形面202aへの食い付きよりも、上型201の凸成形面201aへの食い付きを防止することが望ましい。
そのため、成形素材Gから製造される光学素子の上型201の凸成形面201aへの食い付きを防止するべく、本第2実施形態においても、外周型204の内周成形面204aのうち下型202側に凹凸部204a−1が形成されている。
以上説明した本第2実施形態によっても、上述の第1実施形態と同様に、簡素な構成で上型201の凸成形面201aへの光学素子の食い付きを防止することができる。
また、本第2実施形態では、上型201のみならず下型202も、成形素材Gに凹形状を転写する凸成形面202aを有する。上型201の凸成形面201aは、下型202の凸成形面202aよりも、突出高さが高いか(H1>H2)、対向方向(矢印D)からの傾きが小さい部分を含むか(θ1<θ2)、突出方向に直交する断面の最大断面積が大きいか((L1/2)・(L1/2)・π)>(L2/2)・(L2/2)・π)、突出部分の体積が大きいか(V1>V2)、或いは、上側に位置する(つまり、上型201に形成されている)。凹凸部204a−1が形成されない場合には、成形素材Gは、下型202の凸成形面202aよりも上型201の凸成形面201aに食い付きやすくなるが、上述のように、成形素材Gの凹部が凸成形面201aを抱え込むように収縮する作用が弱まることで、凸成形面201aへの光学素子の食い付きを防止することができる。
<第3実施形態>
図5は、本発明の第3実施形態に係る型セット300を示す要部断面図である。
本第3実施形態では、下型302に凸成形面ではなく、平面状成形面302aが形成されている点で、上述の第2実施形態と相違する。その他の事項は上述の第2実施形態と同様にすることができるため、重複部分の説明は省略する。
図5に示す型セット300は、上述の第1及び第2実施形態と同様に、第1の成形型の一例である上型301と、第2の成形型の一例である下型302と、胴型303と、第3の成形型の一例である外周型304と、を備える。
上型301は凸成形面301aを有し、下型302は平面状成形面302aを有する。この平面状成形面302aは、凹部や凸部のない平面形状を呈し、成形素材Gに平面形状を転写する。
また、外周型304の内周成形面304aのうち下型302側に凹凸部304a−1が形成され、この凹凸部304a−1を除く部分が微細面部304a−2である。
以上説明した第3実施形態によっても、上述の第1及び第2実施形態と同様に、簡素な構成で凸成形面301aへの光学素子の食い付きを防止することができる。
<第4実施形態>
図6は、本発明の第4実施形態に係る型セット400を示す要部断面図である。
本第4実施形態では、上述の第1実施形態と同様に、上型401に凸成形面401aが形成され、下型402に凹成形面402aが形成されている。そのため、本第4実施形態では、上述の第1実施形態と同様に凹メニス形状の光学素子(例えば凹メニスレンズ)が製造される。本第4実施形態において、上述の第1実施形態と相違するのは凸成形面401a及び凹成形面402aの大きさのみである。その他の事項は上述の第1実施形態と同様にすることができるため、重複部分の説明は省略する。
図6に示す型セット400は、上述の第1実施形態と同様に、第1の成形型の一例である上型401と、第2の成形型の一例である下型402と、胴型403と、第3の成形型の一例である外周型404と、を備える。
上型401は凸成形面401aを有し、下型402は凹成形面402aを有する。凸成形面401a及び凹成形面402aは、対向方向(矢印D)に直交する断面において、最大となる基端部(凸成形面401aの場合)又は開口部(凹成形面402aの場合)の断面積が外周型404の内周成形面404aの断面積と同一である。
また、外周型404の内周成形面404aのうち下型402側に凹凸部404a−1が形成され、この凹凸部404a−1を除く部分が微細面部404a−2である。
以上説明した第4実施形態によっても、上述の第1〜第3実施形態と同様に、簡素な構成で凸成形面401aへの光学素子の食い付きを防止することができる。
<第5実施形態>
図7は、本発明の第5実施形態に係る型セット500を示す要部断面図である。
本第5実施形態では、上述の第1及び第4実施形態と同様に、上型501に凸成形面501aが形成され、下型502に凹成形面502aが形成されている。但し、本第5実施形態では、凸成形面501aの突出高さが、凹成形面502aの深さよりも大きいため、製造される光学素子は、凹メニス形状ではなく凸メニス形状(例えば凸メニスレンズ)である。その他の事項は上述の第1及び第4実施形態と同様にすることができるため、重複部分の説明は省略する。
図7に示す型セット500は、上述の第1〜第4実施形態と同様に、第1の成形型の一例である上型501と、第2の成形型の一例である下型502と、胴型503と、第3の成形型の一例である外周型504と、を備える。
上型501は凸成形面501aを有し、下型502は凹成形面502aを有する。また、外周型504の内周成形面504aのうち下型502側に凹凸部504a−1が形成され、この凹凸部504a−1を除く部分が微細面部504a−2である。
以上説明した第5実施形態によっても、上述の第1〜第4実施形態と同様に、簡素な構成で凸成形面501aへの光学素子の食い付きを防止することができる。
<第6実施形態>
図8は、本発明の第6実施形態に係る型セット600を示す要部断面図である。
本第6実施形態では、外周型604の内周成形面604aにおける、上型601と下型602との対向方向(矢印D)に直交する断面の断面積は、上型601側の端部よりも下型602側の端部で小さい点で、上述の第2実施形態と相違する。その他の事項は第2実施形態と同様にすることができるため、重複部分の説明は省略する。
図8に示す型セット600は、上述の第2実施形態と同様に、第1の成形型の一例である上型601と、第2の成形型の一例である下型602と、胴型603と、第3の成形型の一例である外周型604と、を備える。
上型601及び下型602は、凸成形面601a,602aを有する。この場合、成形素材Gは、上部側及び下部側の両方で、凸成形面601a,602aにより凹形状を転写される。
また、本第6実施形態においても、上述の第2実施形態と同様に、成形素材Gから製造される光学素子の上型601の凸成形面601aへの食い付きを防止するべく、外周型604の内周成形面604aのうち下型602側に凹凸部604a−1が形成されている。また、内周成形面604aのうち凹凸部604a−1を除く部分は、微細面部604a−2である。
内周成形面604aは、凹凸部604a−1が形成された領域が小径部となっており、微細面部604a−2が形成された領域が大径部となっている。そのため、上記のように、外周型604の内周成形面604aにおける対向方向(矢印D)に直交する断面は、上型601側の端部よりも下型602側の端部で小さくなっている。
なお、凹凸部604a−1は、小径部の全体ではなく、小径部の一部(例えば内周成形面604aの下端を含む一部)に形成されていてもよいし、或いは、小径部の全体のみならず大径部の一部に亘って形成されていてもよい。
以上説明した第6実施形態によっても、上述の第1〜第5実施形態と同様に、簡素な構成で凸成形面601aへの光学素子の食い付きを防止することができる。
また、本第6実施形態では、外周型604の内周成形面604aにおける、上型601と下型602との対向方向(矢印D)に直交する断面の断面積は、上型601側の端部よりも下型602側の端部で小さい。そのため、成形素材Gは、下型602側の端部で上型601側の端部よりも、対向方向(矢印D)に直交する断面の断面積が小さくなることで、対向方向(矢印D)に直交する平面方向における収縮量が小さくなる。これにより、成形素材Gの外周面が、凹凸部604a−1から抜けにくくなることで、凹凸部604a−1による上述の対向方向(矢印D)における収縮の規制をより確実に行うことができる。したがって、より確実に、凸成形面601aへの光学素子の食い付きを防止することができる。
<第7実施形態>
図9は、本発明の第7実施形態に係る型セット700を示す要部断面図である。
本第7実施形態では、上述の第6実施形態と同様に、外周型704の内周成形面704aの凹凸部704a−1が小径部であり、微細面部704a−2が大径部である。但し、本第7実施形態では、大径部である微細面部704a−2が、上型701側の上端から凹凸部704a−1に近づくほど小径となるテーパ形状を呈する。その他の事項は上述の第6実施形態と同様にすることができるため、重複部分の説明は省略する。
図9に示す型セット700は、上述の第1〜第6実施形態と同様に、第1の成形型の一例である上型701と、第2の成形型の一例である下型702と、胴型703と、第3の成形型の一例である外周型704と、を備える。
上型701は凸成形面701aを有し、下型702は凹成形面702aを有する。また、外周型704の内周成形面704aのうち、下型702側に小径部である凹凸部704a−1が形成され、この凹凸部704a−1を除く部分が上述のテーパ形状を呈する微細面部704a−2である。
以上説明した第7実施形態によっても、上述の第1〜第6実施形態と同様に、簡素な構成で凸成形面701aへの光学素子の食い付きを防止することができる。
1 光学素子の成形装置
2 成形室
2a 搬入側シャッタ
2b 搬出側シャッタ
2c 流入口
10 予備加熱ステージ
20 第1プレスステージ
30 第2プレスステージ
40 冷却ステージ
11,21,31,41 下プレスプレート
11a,21a,31a,41a カートリッジヒータ
12,22,32,42 上プレスプレート
12a,22a,32a,42a カートリッジヒータ
13,23,33,43 加圧駆動部
100,200,・・・,700 光学素子成形用型セット(型セット)
101,201,・・・,701 上型
101a,201a,・・・,701a 凸成形面
101b,102b フランジ部
102,202,・・・,702 下型
102a,402a,502a 凹成形面
202a,602a,702a 凸成形面
302a 平面状成形面
103,203,・・・,703 胴型
104,114,124,134,144,204,304,・・・,704 外周型
104a,114a,124a,134a,144a,204a,304a,・・・,704a 内周成形面
104a−1,114a−1,124a−1,134a−1,144a−1 凹凸部
104a−2,114a−2,124a−2,134a−2,144a−2 微細面部
C キャビティ
D 対向方向
G 成形素材

Claims (5)

  1. 互いに対向する第1の成形型及び第2の成形型と、
    前記第1の成形型と前記第2の成形型との間のキャビティの外周に位置する筒形状の第3の成形型と、を備え、
    前記第1の成形型は、成形素材に凹形状を転写する凸成形面を有し、
    前記第3の成形型の内周に位置する内周成形面は、前記成形素材の外周面に形状を転写する部位を有し、
    前記部位は、
    第1の算術平均粗さであって、冷却時において前記第1の成形型と前記第2の成形型との対向方向における収縮の基点となる粗面である粗面部と、
    前記第1の算術平均粗さよりも小さい第2の算術平均粗さであり、前記粗面部よりも前記第1の成形型側に形成され、前記粗面部より前記対向方向における長さ寸法が大きい微細面部と、からなる
    ことを特徴とする光学素子成形用型セット。
  2. 前記粗面部は、前記第2の成形型で前記成形素材に転写される面と前記第3の成形型で前記成形素材に転写される前記外周面との稜線を転写する部分を有することを特徴とする請求項1記載の光学素子成形用型セット。
  3. 前記第3の成形型の前記内周成形面における、前記対向方向に直交する断面の断面積は、前記第1の成形型側の端部よりも前記第2の成形型側の端部で小さいことを特徴とする請求項1又は2記載の光学素子成形用型セット。
  4. 前記第2の成形型は、前記成形素材に凹形状を転写する凸成形面を有し、
    前記第1の成形型の前記凸成形面は、前記第2の成形型の前記凸成形面よりも、突出高さが高いか、前記対向方向からの傾きが小さい部分を含むか、突出方向に直交する断面の最大断面積が大きいか、突出部分の体積が大きいか、或いは、上側に位置する、
    ことを特徴とする請求項1からのいずれか1項記載の光学素子成形用型セット。
  5. 互いに対向する第1の成形型及び第2の成形型と、前記第1の成形型と前記第2の成形型との間のキャビティの外周に位置する筒形状の第3の成形型と、を備え、前記第1の成形型が、成形素材に凹形状を転写する凸成形面を有する光学素子成形用型セットを用いて、前記成形素材を加熱する加熱工程、プレスするプレス工程、及び冷却する冷却工程を含み、光学素子を製造する光学素子の製造方法において、
    前記冷却工程は、前記第3の成形型の内周に位置する内周成形面における、第1の算術平均粗さである粗面部と、前記第1の算術平均粗さよりも小さい第2の算術平均粗さであり、前記粗面部よりも前記第1の成形型側に形成され、当該粗面部における第1の成形型側の端部から形成され、前記粗面部より前記対向方向における長さ寸法が大きい微細面部とにより、
    前記成形素材の外周面を、前記微細面部から前記粗面部に向かう方向に収縮させ、前記成形素材を、前記凸成形面により形状を転写される凹部から離れる方向に収縮させる
    ことを特徴とする光学素子の製造方法。
JP2015105276A 2015-05-25 2015-05-25 光学素子成形用型セット、及び、光学素子の製造方法 Active JP6609422B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015105276A JP6609422B2 (ja) 2015-05-25 2015-05-25 光学素子成形用型セット、及び、光学素子の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015105276A JP6609422B2 (ja) 2015-05-25 2015-05-25 光学素子成形用型セット、及び、光学素子の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016216317A JP2016216317A (ja) 2016-12-22
JP6609422B2 true JP6609422B2 (ja) 2019-11-20

Family

ID=57580129

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015105276A Active JP6609422B2 (ja) 2015-05-25 2015-05-25 光学素子成形用型セット、及び、光学素子の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6609422B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102215933B1 (ko) * 2020-08-04 2021-02-16 (주)빅텍스 드라이아이스 너겟 제조장치 및 곡형 가압면을 가진 피스톤

Family Cites Families (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS616139A (ja) * 1984-06-15 1986-01-11 Hoya Corp 軸ずれの少ないレンズをプレス成形する方法
JPS61174127A (ja) * 1984-08-08 1986-08-05 Hoya Corp ガラスレンズの成形型
JP3664522B2 (ja) * 1995-07-18 2005-06-29 松下電器産業株式会社 光学素子成形型、光学素子成形方法及び光学素子
JP4131016B2 (ja) * 1998-06-10 2008-08-13 Hoya株式会社 光学素子成形装置および光学素子の製造方法
JP2000264654A (ja) * 1999-03-17 2000-09-26 Asahi Optical Co Ltd モールド成形型,その作製方法,及び作製装置
JP4777210B2 (ja) * 2006-10-12 2011-09-21 キヤノン株式会社 光学素子の製造方法および光学素子
JP2009040642A (ja) * 2007-08-10 2009-02-26 Canon Inc 光学素子及びその製造方法
JP4948378B2 (ja) * 2007-12-14 2012-06-06 オリンパス株式会社 光学素子の製造方法、光学素子の製造装置
JP2009196857A (ja) * 2008-02-22 2009-09-03 Nikon Corp 光学素子成形金型
JP2010208873A (ja) * 2009-03-06 2010-09-24 Olympus Corp 光学素子の成形用型及び光学素子の製造方法
JP2011246308A (ja) * 2010-05-26 2011-12-08 Asahi Glass Co Ltd 光学素子用成形型及び光学素子の成形方法
JP2012144380A (ja) * 2011-01-06 2012-08-02 Olympus Corp 光学素子成形用型セット、及び、光学素子の製造方法
WO2015151690A1 (ja) * 2014-04-04 2015-10-08 オリンパス株式会社 光学素子成形用型セット、及び、光学素子の製造方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102215933B1 (ko) * 2020-08-04 2021-02-16 (주)빅텍스 드라이아이스 너겟 제조장치 및 곡형 가압면을 가진 피스톤

Also Published As

Publication number Publication date
JP2016216317A (ja) 2016-12-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4226067B2 (ja) 造形方法、レンズの製造方法、及び造形装置
US20180222784A1 (en) Method of controlling optical element manufacturing apparatus, mehtod of manufacturing optical element, and optical element manufacturing apparatus
JP6374951B2 (ja) 光学素子成形用型セット、及び、光学素子の製造方法
JP6609422B2 (ja) 光学素子成形用型セット、及び、光学素子の製造方法
CN112218832B (zh) 玻璃透镜成型模具
JPH03218932A (ja) レンズ成形用型
JP4727487B2 (ja) 光学部品の製造方法とその成形用型
JP5059540B2 (ja) 光学素子の成形装置
JP4832939B2 (ja) 光学素子成形用型の製造方法
JP2010208873A (ja) 光学素子の成形用型及び光学素子の製造方法
JP4477518B2 (ja) 光学素子の製造方法及び装置
JP6503761B2 (ja) 光学素子の製造方法及び成形型
JP2008083190A (ja) 光学素子の成形方法
JP4490761B2 (ja) モールドプレス成形型、及び光学素子の製造方法
JP4131016B2 (ja) 光学素子成形装置および光学素子の製造方法
JP5631780B2 (ja) ガラス光学素子の製造方法、及び、ガラス光学素子成形用型セット
JP2012144380A (ja) 光学素子成形用型セット、及び、光学素子の製造方法
JP4952614B2 (ja) ガラスレンズの成形装置
CN117930452A (zh) 透镜及透镜的制造方法
JP2016138037A (ja) ガラス塊の製造装置、ガラス塊の製造方法、光学素子の製造方法、及び、研磨用レンズブランクの製造方法
JP2008156177A (ja) 光学素子の製造方法
JP5312968B2 (ja) 光学部品、及び光学部品の製造方法
JP4573485B2 (ja) 鏡筒付き光学素子の成形型
JP6357010B2 (ja) 光学素子成形用型セット、及び、光学素子の製造方法
JP2009107868A (ja) 光学素子の製造方法と光学素子の成形型

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180227

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20181219

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190108

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190227

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190716

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190904

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20190904

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20191015

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20191028

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6609422

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250