JP2005247640A - 光学素子成形用金型及び光学素子の製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 胴型に上下型を挿入する際の上下型とのクリアランスを確保して、胴型と上下型の嵌合を容易にし、しかも成形時の上下型相互の位置ズレを最小限に抑えることが可能な光学素子成型用金型を提供する。
【解決手段】 光学素子のプレス成形に用いる一対の上下金型及び胴型を備え、胴型4の中央部4aの内径Aと、両端部4bの内径Bが、B>Aの関係に形成され、中央部の内周面と両端部の内周面が滑らかに接続されている。あるいは、胴型16は、少なくとも一方の外周端部に外周面全周に亘るテーパ部Cが設けられ、上下金型14、15は、胴型のテーパ部が設けられた外周端部に対応する外端部が胴型の外周近傍まで延在し、その延在部における胴型のテーパ部と対向する内面テーパ部Dが形成され、胴型のテーパ部と上下金型の内面テーパ部が密接に嵌合する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、光学機器に使用されるレンズ、プリズム等の高精度光学素子を超精密成形法により安価に成形するための光学素子成形用金型、および光学素子の成形方法に関する。
近年、レンズ、プリズム等の光学素子の製造には、ガラスなどの光学素子用素材を研磨により加工する製造方法に代えて、光学素子素材を一定形状に予備加工した後、これを一対の上下型の間に供給し、加熱加圧により成形する製造方法(リヒートプレス法)が用いられている(例えば特許文献1参照)。
このような方法で精密な光学素子を成形する場合、胴型に摺動させた時の一対の上下型の位置ズレによりディセンターが発生した場合、成形した光学素子の収差に悪影響及ぼすことになる。特に近年は、光学素子の高NA化が進んでおり、上下型のディセンターは光学素子の収差に与える影響も非常に敏感である。
上記問題を解決するための対策として、例えば、図3Aに示すように、胴型21の内径に対する上型22および下型23の外径の差を1μm以内に精密加工することにより、成形時に発生する上下型のディセンターを最大2μmに抑え、上型22と下型23の相互の位置ズレを最小限にする。
より改善するための対策として、図3Bに示すように、胴型24と、上型25および下型26に、互いに熱膨張係数の異なる素材を用い、それにより、胴型24に用いるB素材の熱膨張係数に対して、上型25、下型26に用いるA素材の熱膨張係数を大きくする。つまり、図示したA素材およびB素材の熱膨張係数について、A素材>B素材の関係、したがって、上下型>胴型の関係が成り立っている。この熱膨張係数の関係を成立させることにより、常温時には、胴型24と上下型25、26のクリアランスは2〜3μmに確保され、昇温時には胴型24と上下型25、26の熱膨張係数の相違により、胴型24と、上下型25、26のクリアランスが1μm以内となる。従って、常温時には、胴型24に対する上下型25、26のクリアランスを比較的大きく確保可能であり、一方、昇温時にはクリアランスが小さくなって位置ズレを最小限に制限する。それにより、胴型24と摺動させた時の、上型25と下型26の間のディセンターを最小限に抑えることが可能となる。
特開昭58−84134号公報
しかしながらこのような金型構成で成形を行った場合、以下のような問題点が発生する。
図3Aに示したように、胴型21の内径と、上型22および下型23の外径とのクリアランスを1μmに設定し、金型を量産的に加工した場合には、その加工誤差を1μm以内で行うことは、非常に難しい。例えば、2μmの加工誤差が発生した場合には、上型22と下型23のディセンターは最大2μmとなり、所望の光学素子の収差を満足することができなくなる。また、胴型21の内径と上下型22、23の外径との差が1μmと非常に小さいため、胴型21と上型22および下型23を相互に摺動させることが困難であり、摺動が可能な場合でも、胴型21の外径部に上下型が接触して上型22、下型23の成形面にチッピングが発生し易く、金型の寿命を短くする原因となる。
図3Bに示したように、胴型24と上型25、下型26との間で熱膨張係数の異なる素材を用いて成形する場合は、上下型25、26と胴型24との間に温度差が発生した場合は、特に上型が摺動不能になる、という問題がある。また、昇温時に最小のクリアランスとなるように金型構成を設計しても、胴型24の内径と上型25、下型26の外径で位置を決定する金型構成では、最大2μmのディセンターが発生する場合もある。従って、ディセンターに敏感な光学素子(1μmのディセンターで=数十mλ収差に影響)の場合は、収差を満足することができず歩留まりが悪化してしまう。
本発明は、胴型に上下型を挿入する際の上下型とのクリアランスを確保して、胴型と上下型の嵌合を容易にし、しかも成形時の上下型相互の位置ズレを最小限に抑えることが可能な光学素子成型用金型を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の第1の構成の光学素子成形用金型は、光学素子のプレス成形に用いる一対の上下金型及び胴型を備え、前記胴型の中央部の内径Aと、両端部の内径Bが、B>Aの関係に形成されている。
本発明の第2の構成の光学素子成形用金型は、光学素子のプレス成形に用いる一対の上下金型及び胴型を備え、前記胴型は、少なくとも一方の外周端部に外周面全周に亘るテーパ部が設けられ、前記上下金型は、前記胴型のテーパ部が設けられた外周端部に対応する外端部が前記胴型の外周近傍まで延在し、その延在部における前記胴型のテーパ部と対向する内面テーパ部が形成され、前記胴型のテーパ部と前記上下金型の内面テーパ部が密接に嵌合するように設定されていることを特徴とする。
上記第1の構成によれば、成形時には、胴型の中央部の径が小さいので、胴型内径と上下型の首径の差を例えば1μmに保ちながら、胴型に上下型を挿入する際には、胴型両端部と上下型とのクリアランスを十分に確保して、成形面のキズ,チッピングを防ぐことが可能となる。
上記第2の構成によれば、胴型内径と上下型の首径のクリアランスを、例えば3μmと大きく設定しても、胴型の外径部で上下型相互の位置決めを行うので、成形時の上下型のずれによる光学素子の上面と下面の位置ズレを最小限に抑えることができる。
本発明の第1の構成の光学素子成形用金型において、前記胴型の両端部の内周面の形状を、R面形状または面取り形状を有する構成とすることができる。また、前記一対の上下金型を形成する素材の熱膨張係数が、前記胴型を形成する素材の熱膨張係数に比べ同等、若しくは大きく設定された構成とすることができる。
本発明の第2の構成の光学素子成形用金型において、前記胴型及び上下金型に設けるテーパの角度は、前記胴型と上下金型の嵌合により、前記上下金型どうしの軸合わせ精度を十分に確保可能であり、且つ前記胴型と上下金型の分解が容易である角度に設定されることが好ましい。また、前記一対の上下金型を形成する素材の熱膨張係数が、前記胴型を形成する素材の熱膨張係数に比べ同等、若しくは小さく設定された構成とすることができる。
以下、本発明の実施の形態における光学素子用金型、および光学素子の成形方法について、図面を参照して具体的に説明する。
(実施の形態1)
実施の形態1における光学素子用金型について、図1を参照して説明する。図1(a)は、本実施の形態における光学素子成形装置を示す断面図、(b)は同装置に用いられる光学素子成形用金型の胴型の断面図である。(c)は光学素子の平面図、(d)は正面図である。
図1(a)に示すように、光学素子成形用金型1は、上型2と、この上型2と同軸上に対向配置される下型3と、上型2および下型3を同軸上に保持するための胴型4から構成されている。上型2および下型3は、図1(c)、(d)に示す所望の形状の光学素子10を得るための成形面を備えている。
胴型4は、図1(b)に示すように、中央部4aの内径Aと両端部4bの内径Bが異なり、中央部内径A<両端部内径Bの関係になるように設定されている。一例として、両端部4bはR10mmの円弧により形成され、内径Aがφ4.5mmの中央部4aと滑らかに繋がっている。光学素子の上面と下面の位置ズレを最小限に抑えるために、胴型4の中央部4aの内径Aと、上型2および下型3の首径のクリアランスは、例えば1μmに設定される。光学素子成形用金型1を構成する上型2、下型3および胴型4は、タングステンカーバイト(WC)を主成分とし、白金(Pt)系の合金保護膜により被覆されている。
6、7はプレスヘッドをそれぞれ示し、プレスヘッド6、7内には、ヒータ5が埋設されている。ヒータ5で加熱を行い、プレスシリンダー8で図中の矢印方向に加圧して成形を行う。
光学素子10の硝種としては、例えば、ホウケイ酸系バリウムガラス(ガラス転移点温度Tg=516℃、線膨張係数α=93×10−7(100−300℃))を用いることができる。
次に、上述の光学素子成形装置を用いた光学素子の成形工程について、説明する。先ず、下型3の上面に、ボール状の光学素子素材11を載置する。その後、胴型4を下型3にはめ合わせ、最後に上型2を摺動挿入する。この時胴型4の両端部4bは、上型2の首径より内径Bが大きいため、スムーズに挿入可能であり、胴型4と上型2の接触によるチッピングの発生は抑制される。
その後、光学素子成形用金型1を、図1(a)に示すように光学素子成形装置に載置する。次にプレスヘッド6、7をヒータ5で所定の温度まで昇温させて、光学素子成形用金型1内の光学素子素材11を加圧成形可能な温度まで加熱する。光学素子素材11が加圧可能な温度まで達したら、プレスシリンダー8に高荷重をかけ、隙間12がなくなるまで加圧して変形は終了する。そして、取り出し可能な温度まで光学素子成形用金型1を冷却させ、光学素子成形装置より取り出す。この一連の作業を繰り返し行い、所望の形状を有する光学素子10を作製する。
具体的な実施例について、成形条件の一例を示す。まず、光学素子素材11を所望の体積で球形状に鏡面加工した物を準備し、上型2、下型3及び胴型4の内部空間に投入し、光学素子成形用金型1をプレス装置にセットした。次にプレスヘッド6、7の設定温度を560℃まで昇温して、その状態で2分間保持した後、プレスシリンダー8によって上型2を介して光学素子素材11を1000Nで押圧し、隙間12がなくなるまで変形して成形を完了した。その後、プレスヘッドの上下ヒータ9をオフし、光学素子成形用金型1全体を冷却し、光学素子10を取り出した。フィゾー型干渉計で透過波面収差を評価したところ、総合で0.03λの性能を確認した。
この一連の作業を繰り返す中で、胴型4の中央部4aの内径Aに対して、両端部4bの内径Bを大きくすることによって、成形部では従来通り胴型4の内径Aと上型2の首径のクリアランスを望ましい値である1μmに保ちながら、容易に胴型4と上型2を摺動させることが可能であった。
(実施の形態2)
実施の形態2における光学素子成形用金型について、図2を参照しながら説明する。図2(a)は本実施の形態における光学素子成形装置の断面図、(b)は光学素子成形用金型の断面図である。成形される光学素子は、実施の形態1の図1(c)、(d)に示したものと同様である。
図2(a)に示すように、光学素子成形用金型13は、上型14と、この上型14と同軸上に対向配置される下型15と、上型14および下型15を同軸上に保持するための胴型16から構成されている。上型14および下型15は、図1(c)、(d)に示す所望の形状の光学素子10を得るための成形面を備えている。
胴型16は、図2(b)に示すように、内径が一定であり、外周部は、中央部16aでは径が一定であり、両端部16bではテーパCが設けられている。上下型14、15は、胴型16と嵌合させたときに胴型16の両端部16bに設けたテーパCと噛み合うように、テーパDの形状が加工されている。すなわち、例えば下型15は、図2(b)に示すように、その下端部にフランジ15aが設けられ、その外周部に突出部15bが形成されて、突出部15bの内面がテーパDの形状を有する。上型14も同様である。
上下型14、15と胴型16を組み合わせたときに、胴型16の外周部に設けたテーパCに、上下型14、15に設けたテーパDの形状が嵌合して、上下型14、15の胴型16内部での位置が規制される。一例として、テーパCの角度θは、60゜とすればよい。形成するテーパ角度は、小さい方が嵌合精度が高くなる反面、上下型14、15が胴型16に食い込んで、成形型を分解する場合に作業性が悪化する。従って、嵌合精度と作業性の両方を満足する角度に設定することが望ましく、検討結果では、角度θは45゜以上であることが望ましい。
この様な金型構成とすることによって、光学素子成形後、成形素子の上面と下面の位置ズレは、従来と異なり胴型16の外周部で決定される。従って、胴型16と上下型14、15の首径のクリアランスを最小の値にする必要はなく、例えば3μmに設定することができる。また、昇温後、胴型16に設けたテーパCと上下型14、15に設けたテーパDの嵌合がより強固になるように、胴型16の素材と上型14、下型15の素材の熱膨張係数に、胴型素材>上下型素材の関係が成り立つように、異なる素材を使用することもできる。
実施の形態1と同様、光学素子成形用金型13を構成する上型14、下型15および胴型16は、タングステンカーバイト(WC)を主成分とし、白金(Pt)系の合金保護膜により被覆されている。
光学素子の硝種としては、例えば、ホウケイ酸系バリウムガラス(ガラス転移点温度Tg=516℃、線膨張係数α=93×10−7(100−300℃))を用いることができる。
次に、上述の光学素子成形装置を用いた光学素子の成形工程について、説明する。先ず、下型15の上面に、ボール状の光学素子素材11を載置する。その後、下型15に対して胴型16を、テーパCが下型15のテーパDに嵌合するように組合せる。最後に、上型14を、テーパDが胴型16のテーパCに嵌合するように摺動挿入する。この時胴型16の内径と上型14の首径の差は3μmと従来に比べ比較的大きいため、スムーズに摺動可能であり、胴型16と上型14の接触によるチッピングの発生は抑制される。
その後、光学素子成形用金型13を、図2(a)に示すように光学素子成形装置に載置する。次にプレスヘッド6、7をヒータ5で所定の温度まで昇温させて、光学素子成形用金型1内の光学素子素材11を加圧成形可能な温度まで加熱する。光学素子素材11が加圧可能な温度まで達したら、プレスシリンダー8に高荷重をかけ、隙間12がなくなるまで加圧して変形は終了する。この変形時の上下型14、15の位置は、胴型16の外周部に設けたテーパCと、上下型14、15の底面部に設けたテーパDの形状とにより位置固定され、上面14と下面15の位置ズレが発生し難い。そして、取り出し可能温度まで光学素子成形用金型1を降温させ光学素子成形装置より取り出す。この一連の作業を繰り返し行い所望の形状を有した光学素子10を作製する。
より具体的には、実施の形態1と同様の条件で光学素子を成形し、透過波面収差を評価したところ、ほぼ実施の形態1と同様の性能を確認することができた。この外周部に設けたテーパで位置決めする方式を用いることにより、1μm以下を必要とされる上面と下面のズレが必要な光学素子においても、胴型と上下型のクリアランスを比較的大きくとることが可能となり、成形面のキズ,チッピングを防ぐと共に、成形毎の位置ズレのバラツキを最小限に抑えることができ、歩留まり良く高性能の光学素子を得ることが可能となる。
なお、胴型16と上下型14、15のテーパ角度は、60゜以外であっても、嵌合精度が高く成形された光学素子の取り出し作業に支障がなければ、任意に設定可能である。
また、実施の形態1及び形態2を組み合わせ、胴型の内径が両端部>中央部とすることによる作用と、胴型と上下型との外周部におけるテーパ嵌合を併用して、同様の効果を得ることができる。
本発明の光学素子成型用金型によれば、胴型に上下型を挿入する際の上下型とのクリアランスを確保して、胴型と上下型の嵌合を容易にし、しかも成形時の上下型相互の位置ズレを最小限に抑え、光学素子を高精度で歩留まり良く成形することが可能であり、高性能なレンズ、プリズム等の成形に有用である。
(a)は、実施の形態1における光学素子成形装置を示す断面図、(b)は同実施の形態における光学素子成形用金型の胴型の断面図、(c)、(d)は各々、光学素子の平面図および正面図 (a)は、実施の形態2における光学素子成形装置を示す断面図、(b)は同実施の形態における光学素子成形用金型の胴型の断面図 従来の技術における光学素子成形用金型を示す断面図 従来の技術における光学素子成形用金型の他の例を示す断面図
符号の説明
1 光学素子成形用金型
2 上型
3 下型
4 胴型
4a 中央部
4b 両端部
5 ヒータ
6、7 プレスヘッド
8 プレスシリンダー
10 光学素子
11 光学素子素材
12 隙間
13 光学素子成形用金型
14 上型
15 下型
15a フランジ
15b 突出部
16 胴型
16a 中央部
16b 両端部
21、24 胴型
22、25 上型
23、26 下型
A、B 内径
C、D テーパ

Claims (7)

  1. 光学素子のプレス成形に用いる一対の上下金型及び胴型を備えた光学素子成形用金型において、前記胴型の中央部の内径Aと、両端部の内径Bが、B>Aの関係に形成されたことを特徴とする光学素子成形用金型。
  2. 前記胴型の両端部の内周面の形状が、R面形状または面取り形状を有する請求項1に記載の光学素子成形用金型。
  3. 前記一対の上下金型を形成する素材の熱膨張係数が、前記胴型を形成する素材の熱膨張係数に比べ同等、若しくは大きく設定されている請求項1または2に記載の光学素子成形用金型。
  4. 光学素子のプレス成形に用いる一対の上下金型及び胴型を備えた光学素子成形用金型において、
    前記胴型は、少なくとも一方の外周端部に外周面全周に亘るテーパ部が設けられ、
    前記上下金型は、前記胴型のテーパ部が設けられた外周端部に対応する外端部が前記胴型の外周近傍まで延在し、その延在部における前記胴型のテーパ部と対向する内面テーパ部が形成され、
    前記胴型のテーパ部と前記上下金型の内面テーパ部が密接に嵌合するように設定されていることを特徴とする光学素子成形用金型。
  5. 前記胴型及び上下金型に設けるテーパの角度は、前記胴型と上下金型の嵌合により、前記上下金型どうしの軸合わせ精度を十分に確保可能であり、且つ前記胴型と上下金型の分解が容易である角度に設定された請求項4記載の光学素子成形用金型。
  6. 前記一対の上下金型を形成する素材の熱膨張係数が、前記胴型を形成する素材の熱膨張係数に比べ同等、若しくは小さく設定された請求項4記載の光学素子成形用金型。
  7. 請求項1〜6のいずれか1項に記載の光学素子成形用金型を用いて、プレス成形を行う光学素子の製造方法。
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