JPS6339955Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6339955Y2 JPS6339955Y2 JP18003382U JP18003382U JPS6339955Y2 JP S6339955 Y2 JPS6339955 Y2 JP S6339955Y2 JP 18003382 U JP18003382 U JP 18003382U JP 18003382 U JP18003382 U JP 18003382U JP S6339955 Y2 JPS6339955 Y2 JP S6339955Y2
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- core
- ballast
- iron core
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- core pieces
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- Expired
Links
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Landscapes
- Housings And Mounting Of Transformers (AREA)
- Circuit Arrangements For Discharge Lamps (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、メタルハライドランプや高圧ナトリ
ウムランプのように始動電圧が高い高圧金属蒸気
放電灯を点灯するのに適した放電灯用安定器の改
良に関する。
ウムランプのように始動電圧が高い高圧金属蒸気
放電灯を点灯するのに適した放電灯用安定器の改
良に関する。
始動電圧が高い放電灯を確実に始動させるため
には、２次無負荷電圧の高い変圧器形の安定器を
用いればよいが、そのような安定器は大形で、重
量が嵩み、取扱いも困難となる。そこで、従来
は、第１図に示すように、電磁コイル１ａ，１ｂ
を嵌装する鉄心２の一部に空隙３ａ，３ｂを設け
ることにより鉄心２に第２図に示すような磁化特
性を持たせ、２次無負荷電圧波形に第３図Ａ曲線
に示すようなリ−ドピ−ク特性を持たせることが
行われている。Ｂ曲線は２次側磁束を示す。かか
る安定器は、２次コイル巻数をそれほど大きくす
ることなく、放電灯の始動に十分な２次無負荷電
圧を得ることができるので、小形の安定器で放電
灯を確実に始動点灯させることができるというメ
リツトがあるが、反面、鉄心２に空隙３ａ，３ｂ
を設けるため、同空隙３ａ，３ｂの成形加工に手
数を要する欠点があつた。特に空隙３ａ，３ｂの
寸法は、実験的に求める以外はなく、これを後に
変更したくても鉄心を加工しなければならないの
で、多大の労力と注意を要し、量産に適しないと
いう問題があつた。又、空隙３ａ，３ｂ部分の鉄
心振動により騒音が通常の安定器に比べて大きい
という欠点もあつた。第１図はコ字形鉄心片を積
層してなる、いわゆるスタツクコアを示すが、こ
の鉄心に見られる上記のような諸欠点は、第４図
に示すように鉄心２に空隙３ａ，３ｂを設けてな
るカツトコアについても同様であつた。
には、２次無負荷電圧の高い変圧器形の安定器を
用いればよいが、そのような安定器は大形で、重
量が嵩み、取扱いも困難となる。そこで、従来
は、第１図に示すように、電磁コイル１ａ，１ｂ
を嵌装する鉄心２の一部に空隙３ａ，３ｂを設け
ることにより鉄心２に第２図に示すような磁化特
性を持たせ、２次無負荷電圧波形に第３図Ａ曲線
に示すようなリ−ドピ−ク特性を持たせることが
行われている。Ｂ曲線は２次側磁束を示す。かか
る安定器は、２次コイル巻数をそれほど大きくす
ることなく、放電灯の始動に十分な２次無負荷電
圧を得ることができるので、小形の安定器で放電
灯を確実に始動点灯させることができるというメ
リツトがあるが、反面、鉄心２に空隙３ａ，３ｂ
を設けるため、同空隙３ａ，３ｂの成形加工に手
数を要する欠点があつた。特に空隙３ａ，３ｂの
寸法は、実験的に求める以外はなく、これを後に
変更したくても鉄心を加工しなければならないの
で、多大の労力と注意を要し、量産に適しないと
いう問題があつた。又、空隙３ａ，３ｂ部分の鉄
心振動により騒音が通常の安定器に比べて大きい
という欠点もあつた。第１図はコ字形鉄心片を積
層してなる、いわゆるスタツクコアを示すが、こ
の鉄心に見られる上記のような諸欠点は、第４図
に示すように鉄心２に空隙３ａ，３ｂを設けてな
るカツトコアについても同様であつた。
本考案は以上のような点に鑑みてなされたもの
で、磁路の一部に設ける空隙部の成形、加工が容
易に行え、組立及び調整も簡単にでき、騒音も少
ない等の特徴を有する放電灯用安定器を提供せん
とするものである。
で、磁路の一部に設ける空隙部の成形、加工が容
易に行え、組立及び調整も簡単にでき、騒音も少
ない等の特徴を有する放電灯用安定器を提供せん
とするものである。
第５図は本考案に係る安定器の鉄心部分の一実
施例を示すもので、１ａ及び１ｂは電磁コイルを
嵌装するための鉄心片であつて、それぞれコ字形
の薄板を積層したうえねじ止めあるいは溶接によ
り鉄心ブロツクとしたものである。２ａ，２ｂは
磁路の空隙を構成するための適数の溝又は孔３
ａ，３ｂ…を形成してなる弾性フエライトであつ
て、前記鉄心片１ａ，１ｂ…の接合部に挾着させ
てある。この弾性フエライト２ａ，２ｂはゴムや
プラスチツクを母材とし、これに磁性体粉末を混
入することにより適当な磁気飽和特性を持たせた
ものを使用する。接合部に弾性フエライト２ａ，
２ｂを介在させた鉄心片１ａ，１ｂはねじ又はバ
ンド等適当な手段によつて締め付ける。これによ
つて、鉄心は第６図に示すような磁化特性を持た
せることができる。第７図は本考案をカツトコア
に適用した場合を示す。
施例を示すもので、１ａ及び１ｂは電磁コイルを
嵌装するための鉄心片であつて、それぞれコ字形
の薄板を積層したうえねじ止めあるいは溶接によ
り鉄心ブロツクとしたものである。２ａ，２ｂは
磁路の空隙を構成するための適数の溝又は孔３
ａ，３ｂ…を形成してなる弾性フエライトであつ
て、前記鉄心片１ａ，１ｂ…の接合部に挾着させ
てある。この弾性フエライト２ａ，２ｂはゴムや
プラスチツクを母材とし、これに磁性体粉末を混
入することにより適当な磁気飽和特性を持たせた
ものを使用する。接合部に弾性フエライト２ａ，
２ｂを介在させた鉄心片１ａ，１ｂはねじ又はバ
ンド等適当な手段によつて締め付ける。これによ
つて、鉄心は第６図に示すような磁化特性を持た
せることができる。第７図は本考案をカツトコア
に適用した場合を示す。
以上の説明から明らかなように、本考案は電磁
コイルを嵌装する複数の鉄心片の接合部に空隙形
成用の溝又は孔を設けてなる弾性フエライトを介
在させて鉄心片を適宜締め付けるように構成した
もので、次のような利点がある。
コイルを嵌装する複数の鉄心片の接合部に空隙形
成用の溝又は孔を設けてなる弾性フエライトを介
在させて鉄心片を適宜締め付けるように構成した
もので、次のような利点がある。
第１に、空隙形成用の溝又は孔を弾性フエライ
トに設けるので、鉄心自体に設ける場合に比較し
て加工及び調節が極めて簡単である。第２に鉄心
の磁気特性は弾性フエライトの磁気飽和特性、空
隙の寸法及び鉄心の締付具合等により任意に調整
できるので、放電灯の特性に応じて所望の安定器
特性が簡単に得られる。第３に、空隙部が弾性フ
エライトによつて形成されるので、騒音の発生は
殆んどなくなる。
トに設けるので、鉄心自体に設ける場合に比較し
て加工及び調節が極めて簡単である。第２に鉄心
の磁気特性は弾性フエライトの磁気飽和特性、空
隙の寸法及び鉄心の締付具合等により任意に調整
できるので、放電灯の特性に応じて所望の安定器
特性が簡単に得られる。第３に、空隙部が弾性フ
エライトによつて形成されるので、騒音の発生は
殆んどなくなる。
なお、従来、鉄心の突き合せ部を溶接したもの
において、同突き合せ部にゴム磁石を充填して騒
音を防止するという考え方は知られているが、本
考案のように、弾性フエライトに溝又は孔を設け
て空隙部を形成したうえ、弾性フエライトの挾着
の度合を調節して所望の磁気特性を得るという考
え方とは全く異なるものである。
において、同突き合せ部にゴム磁石を充填して騒
音を防止するという考え方は知られているが、本
考案のように、弾性フエライトに溝又は孔を設け
て空隙部を形成したうえ、弾性フエライトの挾着
の度合を調節して所望の磁気特性を得るという考
え方とは全く異なるものである。
以上のように、本考案は簡単な手段によつて従
来安定器の欠点を除去することができ、産業上の
利用価値は大きい。
来安定器の欠点を除去することができ、産業上の
利用価値は大きい。
第１図は従来安定器の鉄心構造、第２図はその
磁化特性、第３図は同安定器の２次無負荷電圧波
形、第４図は従来のカツトコア形鉄心、第５図は
本考案安定器の鉄心構造、第６図はその磁化特
性、第７図は本案によるカツトコア形鉄心の構造
図である。第５図乃至第７図において、 １ａ，１ｂ……鉄心片、２ａ，２ｂ……弾性フ
エライト、３ａ，３ｂ……溝又は孔。
磁化特性、第３図は同安定器の２次無負荷電圧波
形、第４図は従来のカツトコア形鉄心、第５図は
本考案安定器の鉄心構造、第６図はその磁化特
性、第７図は本案によるカツトコア形鉄心の構造
図である。第５図乃至第７図において、 １ａ，１ｂ……鉄心片、２ａ，２ｂ……弾性フ
エライト、３ａ，３ｂ……溝又は孔。
Claims (1)
- 電磁コイルを嵌装する複数の鉄心片１ａ，１ｂ
の接合部に、適数の溝又は孔３ａ，３ｂ…を形成
してなる弾性フエライト２ａ，２ｂを挾着したう
え、前記鉄心片１ａ，１ｂを適度に締め付けるこ
とにより所望の電磁特性を持たせるように構成し
たことを特徴とする放電灯用安定器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18003382U JPS5984827U (ja) | 1982-11-30 | 1982-11-30 | 放電灯用安定器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18003382U JPS5984827U (ja) | 1982-11-30 | 1982-11-30 | 放電灯用安定器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5984827U JPS5984827U (ja) | 1984-06-08 |
| JPS6339955Y2 true JPS6339955Y2 (ja) | 1988-10-19 |
Family
ID=30390462
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18003382U Granted JPS5984827U (ja) | 1982-11-30 | 1982-11-30 | 放電灯用安定器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5984827U (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP3229245B1 (en) * | 2014-12-03 | 2019-10-02 | Mitsubishi Electric Corporation | Dual-mode choke coil and high-frequency filter using same, and on-board motor integrated electric power steering and on-board charging device |
-
1982
- 1982-11-30 JP JP18003382U patent/JPS5984827U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5984827U (ja) | 1984-06-08 |
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