JPH0522370B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0522370B2 JPH0522370B2 JP57132783A JP13278382A JPH0522370B2 JP H0522370 B2 JPH0522370 B2 JP H0522370B2 JP 57132783 A JP57132783 A JP 57132783A JP 13278382 A JP13278382 A JP 13278382A JP H0522370 B2 JPH0522370 B2 JP H0522370B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnetic core
- magnetic
- mold
- legs
- powder
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- Expired - Lifetime
Links
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01F—MAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
- H01F27/00—Details of transformers or inductances, in general
- H01F27/24—Magnetic cores
- H01F27/255—Magnetic cores made from particles
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Powder Metallurgy (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
この発明は、磁気粉体を粉末冶金法により圧縮
成型したものを再圧縮してなる特に放電灯用安定
器の磁気コアに関する。
成型したものを再圧縮してなる特に放電灯用安定
器の磁気コアに関する。
（従来の技術）
従来、この種の安定器の磁気コアは、ケイ素鋼
板をプレスにより打ち抜き、積層して磁気コアと
しており、また、圧粉磁性体を壷形に形成し、各
部の磁束密度を均一とし材料の有効利用を図るた
め鉄粉あるいは鉄系状合金粉末をエポキシ樹脂等
の固着材被覆により一体化して等価エアギヤツプ
を形成し、通常のエアギヤツプを零として、騒音
発生を防止する粉末合金鉄芯が提案されている
（実公昭54−29448号）。
板をプレスにより打ち抜き、積層して磁気コアと
しており、また、圧粉磁性体を壷形に形成し、各
部の磁束密度を均一とし材料の有効利用を図るた
め鉄粉あるいは鉄系状合金粉末をエポキシ樹脂等
の固着材被覆により一体化して等価エアギヤツプ
を形成し、通常のエアギヤツプを零として、騒音
発生を防止する粉末合金鉄芯が提案されている
（実公昭54−29448号）。
（発明が解決しようとする課題）
しかしながら、上記従来のものは、その製造に
当り工程数が多い上、形状も角形にするなどの制
約があり、また粉末により形成するものは、樹脂
により一体化しているため、中央脚部、両端脚部
の基部に応力が集中すると折損しやすく、全体の
機械的強度も低下するものであり、またプレス成
形に当り、成形金型より抜き出すことが困難で、
その上、抜き出した磁気コア全体が僅かに膨張す
るから更に密度を高めて透磁性を向上するサイジ
ング（再圧縮）をする場合、別途の金型を必要と
するものである。
当り工程数が多い上、形状も角形にするなどの制
約があり、また粉末により形成するものは、樹脂
により一体化しているため、中央脚部、両端脚部
の基部に応力が集中すると折損しやすく、全体の
機械的強度も低下するものであり、またプレス成
形に当り、成形金型より抜き出すことが困難で、
その上、抜き出した磁気コア全体が僅かに膨張す
るから更に密度を高めて透磁性を向上するサイジ
ング（再圧縮）をする場合、別途の金型を必要と
するものである。
そこでこの発明は、上記従来のものの欠点を解
決するものであり粉末冶金法により圧縮成形とそ
の取出しを容易にするとともに、その後焼結し、
更に、同一金型を使用して再圧縮を容易にでき、
高強度の磁気コアを得ようとするのである。
決するものであり粉末冶金法により圧縮成形とそ
の取出しを容易にするとともに、その後焼結し、
更に、同一金型を使用して再圧縮を容易にでき、
高強度の磁気コアを得ようとするのである。
（課題を解決するための手段）
そのために、磁性粉体を金型により圧縮成形し
て本体を構成の上、焼結して両端脚部の外方側面
部を鉛直線に対して僅かに上方に拡開するテーパ
ー状とし、その両端脚部の内方側面部を中央脚部
を挟んで僅かに上方に向い拡開するテーパを有す
るコイル収容用の断面Ｕ字状凹部を形成するとと
もに、上記Ｕ字状凹部底面と本体基底間を厚肉と
し、上記外側稜線部を面取りの上、更に成形時と
同一金型により再圧縮してなるものである。
て本体を構成の上、焼結して両端脚部の外方側面
部を鉛直線に対して僅かに上方に拡開するテーパ
ー状とし、その両端脚部の内方側面部を中央脚部
を挟んで僅かに上方に向い拡開するテーパを有す
るコイル収容用の断面Ｕ字状凹部を形成するとと
もに、上記Ｕ字状凹部底面と本体基底間を厚肉と
し、上記外側稜線部を面取りの上、更に成形時と
同一金型により再圧縮してなるものである。
（作用）
上記構成をもつものであるから、この磁気コア
は上方に僅かに拡開するテーパーを設けてあるの
で成形後金型より容易に取出すことができるだけ
でなく焼結後の再圧縮に当り、多少の膨張があつ
ても同一金型内に収容でき、圧縮して高密度のも
のを製造できるものであり、その上、Ｕ字状凹部
底面と本体基底間の厚肉化と両端脚部の外側稜線
部の面取りにより補強して、この種の粉末体の成
形にありがちな折損等を防止することができる。
は上方に僅かに拡開するテーパーを設けてあるの
で成形後金型より容易に取出すことができるだけ
でなく焼結後の再圧縮に当り、多少の膨張があつ
ても同一金型内に収容でき、圧縮して高密度のも
のを製造できるものであり、その上、Ｕ字状凹部
底面と本体基底間の厚肉化と両端脚部の外側稜線
部の面取りにより補強して、この種の粉末体の成
形にありがちな折損等を防止することができる。
（実施例）
この発明を図に示す実施例により更に詳細に説
明すると、第１図はこの発明の磁気コアの断面を
面を示し、第２図、第３図はその斜視図である。
１は中央脚部、２は両端脚部であり、この間に形
成する僅かに上方に向い拡開するＵ字状凹部はコ
イルを収容する部分とする。Ｕ字状凹部の底部内
隅６と本体基底間を厚肉とし、外側稜線部５を面
取りして補強する。本体は外側面を鉛直線に対し
て1°〜20°の角度をもつテーパーに形成する。こ
れは、1°以下にすると抜き取り易くするのに効果
がなく、20°以上にすると安定器に組立てた時、
強度的に弱くなるからである。更に、磁気コアの
透磁性を上げて、その性能を向上するため、磁気
コアの密度を上げる必要があり、これにはサイジ
ング（再収縮）をするものであるが、これは、上
記本体の側面部をテーパーに形成する金型を用い
ることにより、サイジングに当り焼結後、多少の
膨張があつても型内に収容できるから、同一金型
を使用でき、加工が容易にできるものである。
明すると、第１図はこの発明の磁気コアの断面を
面を示し、第２図、第３図はその斜視図である。
１は中央脚部、２は両端脚部であり、この間に形
成する僅かに上方に向い拡開するＵ字状凹部はコ
イルを収容する部分とする。Ｕ字状凹部の底部内
隅６と本体基底間を厚肉とし、外側稜線部５を面
取りして補強する。本体は外側面を鉛直線に対し
て1°〜20°の角度をもつテーパーに形成する。こ
れは、1°以下にすると抜き取り易くするのに効果
がなく、20°以上にすると安定器に組立てた時、
強度的に弱くなるからである。更に、磁気コアの
透磁性を上げて、その性能を向上するため、磁気
コアの密度を上げる必要があり、これにはサイジ
ング（再収縮）をするものであるが、これは、上
記本体の側面部をテーパーに形成する金型を用い
ることにより、サイジングに当り焼結後、多少の
膨張があつても型内に収容できるから、同一金型
を使用でき、加工が容易にできるものである。
その上、磁気コア基底中央部３に窪み４を設
け、中央脚部１と両端脚部２間の透磁性を均一に
することができる上、密度を一定として脚部に生
ずる亀裂を防止することができ、第４図に示すよ
うに第１図に示す磁気コア２個を脚部相互に当接
して構成すると、磁束に従つて外径を形成するの
で、その性能に変化がないばかりか、窪み４分だ
け材料が節減でき、しかも、この窪み４は組立に
当り、中心の位置決めにすることもできる。
け、中央脚部１と両端脚部２間の透磁性を均一に
することができる上、密度を一定として脚部に生
ずる亀裂を防止することができ、第４図に示すよ
うに第１図に示す磁気コア２個を脚部相互に当接
して構成すると、磁束に従つて外径を形成するの
で、その性能に変化がないばかりか、窪み４分だ
け材料が節減でき、しかも、この窪み４は組立に
当り、中心の位置決めにすることもできる。
更に、本体底面とＵ字状凹部間を厚肉として、
強度を上げ、両端脚部の稜線部を面取りしている
ので、安定器あるいはこの安定器を取付ける照明
器具の組立に当り、両端脚部の稜線部等に破損の
生じるおそれがないものである。
強度を上げ、両端脚部の稜線部を面取りしている
ので、安定器あるいはこの安定器を取付ける照明
器具の組立に当り、両端脚部の稜線部等に破損の
生じるおそれがないものである。
（発明の効果）
以上のとおり、この発明は、特に放電灯用安定
器における磁性粉体の圧縮成形により形成する磁
気コアの欠点を改良し、更には、通常放電灯の安
定器に必要とされる磁気エネルギーを保有するエ
アギヤツプを除去して、騒音の発生を防止すると
ともに、脚部を補強することにより放電灯の磁気
コアとして小型軽量化を図ることができ、しか
も、同一金型を使用してコアの高密度化を図り、
コストを減少できるという放電灯の安定器として
優れた効果をもつものである。
器における磁性粉体の圧縮成形により形成する磁
気コアの欠点を改良し、更には、通常放電灯の安
定器に必要とされる磁気エネルギーを保有するエ
アギヤツプを除去して、騒音の発生を防止すると
ともに、脚部を補強することにより放電灯の磁気
コアとして小型軽量化を図ることができ、しか
も、同一金型を使用してコアの高密度化を図り、
コストを減少できるという放電灯の安定器として
優れた効果をもつものである。
第１図は、この発明の磁気コストを示し、第２
図、第３図はその斜視図、第４図は磁気コア内を
流れる磁束の状態の説明図である。 １……中央脚部、２……両端脚部、３……基底
中央部、４……窪み、５……稜線部、６……凹部
底部内隅。
図、第３図はその斜視図、第４図は磁気コア内を
流れる磁束の状態の説明図である。 １……中央脚部、２……両端脚部、３……基底
中央部、４……窪み、５……稜線部、６……凹部
底部内隅。
Claims (1)
- １ 磁性粉体を金型により圧縮成形して本体を構
成の上焼結して、両端脚部の外方側面部を鉛直線
に対して僅かに上方に拡開するテーパー状とし、
その両端脚部の内方側面部を中央脚部を挟んで僅
かに上方に向い拡開するコイル収容用の断面Ｕ字
状凹部を形成するとともに、上記Ｕ字状凹部底面
と本体基底間を厚肉とし、両端脚部の外側稜線部
を面取りの上、更に同一金型より再圧縮して高密
度とした放電灯用安定器の磁気コア。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57132783A JPS5922306A (ja) | 1982-07-28 | 1982-07-28 | 放電灯用安定器の磁気コア |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57132783A JPS5922306A (ja) | 1982-07-28 | 1982-07-28 | 放電灯用安定器の磁気コア |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5922306A JPS5922306A (ja) | 1984-02-04 |
| JPH0522370B2 true JPH0522370B2 (ja) | 1993-03-29 |
Family
ID=15089435
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP57132783A Granted JPS5922306A (ja) | 1982-07-28 | 1982-07-28 | 放電灯用安定器の磁気コア |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5922306A (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4893994B2 (ja) * | 2006-09-28 | 2012-03-07 | 日立金属株式会社 | フェライトコア |
| JP5831941B2 (ja) * | 2011-03-30 | 2015-12-09 | 住友電気工業株式会社 | 外側コアの製造方法 |
| JP2013038202A (ja) * | 2011-08-08 | 2013-02-21 | Kobe Steel Ltd | 巻線素子用圧粉コア部材、その製造方法、巻線素子用圧粉コア及び巻線素子 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5318066A (en) * | 1976-08-03 | 1978-02-18 | Meidensha Electric Mfg Co Ltd | Method for molding pulverulent body |
| JPS5429448U (ja) * | 1977-07-31 | 1979-02-26 |
-
1982
- 1982-07-28 JP JP57132783A patent/JPS5922306A/ja active Granted
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5318066A (en) * | 1976-08-03 | 1978-02-18 | Meidensha Electric Mfg Co Ltd | Method for molding pulverulent body |
| JPS5429448U (ja) * | 1977-07-31 | 1979-02-26 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5922306A (ja) | 1984-02-04 |
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