JPS6339827B2 - - Google Patents
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- JPS6339827B2 JPS6339827B2 JP7609082A JP7609082A JPS6339827B2 JP S6339827 B2 JPS6339827 B2 JP S6339827B2 JP 7609082 A JP7609082 A JP 7609082A JP 7609082 A JP7609082 A JP 7609082A JP S6339827 B2 JPS6339827 B2 JP S6339827B2
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- Compression-Type Refrigeration Machines With Reversible Cycles (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
<技術分野>
本発明はヒートポンプ式冷凍サイクルの制御方
法に関するもので、特に圧縮機停止時のサイクル
の制御方法に係る。
法に関するもので、特に圧縮機停止時のサイクル
の制御方法に係る。
<従来技術>
従来のヒートポンプ式冷凍サイクルに於ては、
第1図に示す如く圧縮機1、四方弁2、室外側熱
交換器3、膨張装置4及び室内側熱交換器5を順
次環状に接続し、冷房運転時には実線矢印で示す
如く圧縮機1からの高温高圧の冷媒ガスを室外側
熱交換器3に送り、ここで凝縮した後膨張装置4
を介して室内側熱交換器5で蒸発させ、暖房運転
時には破線矢印で示す如く圧縮機1からの高温高
圧の冷媒ガスを逆循環させて暖房を行うものであ
る。
第1図に示す如く圧縮機1、四方弁2、室外側熱
交換器3、膨張装置4及び室内側熱交換器5を順
次環状に接続し、冷房運転時には実線矢印で示す
如く圧縮機1からの高温高圧の冷媒ガスを室外側
熱交換器3に送り、ここで凝縮した後膨張装置4
を介して室内側熱交換器5で蒸発させ、暖房運転
時には破線矢印で示す如く圧縮機1からの高温高
圧の冷媒ガスを逆循環させて暖房を行うものであ
る。
一般にこの種の冷凍サイクルに於いて、圧縮機
1が停止するとサイクル内の冷媒は高圧側から低
圧側へと流れ、次第に圧力バランスするようにな
るが、通常このバランスには2〜3分の時間が必
要である。また、圧縮機1の再始動に関しては吐
出側と吸入側の圧力差が大きければ始動しにくく
過電流が流れてしまうという特性がある。従つて
従来では安全のために3分遅延方式を採用してい
る。
1が停止するとサイクル内の冷媒は高圧側から低
圧側へと流れ、次第に圧力バランスするようにな
るが、通常このバランスには2〜3分の時間が必
要である。また、圧縮機1の再始動に関しては吐
出側と吸入側の圧力差が大きければ始動しにくく
過電流が流れてしまうという特性がある。従つて
従来では安全のために3分遅延方式を採用してい
る。
しかし、このような冷凍サイクルに於いて3分
遅延に入れば負荷状態等により室温がサーモスタ
ツトの下限より低下した場合でも3分以内であれ
ば再始動せず、このため3分の遅延時間内に室温
が設定温度より大きくはずれてしまうという欠点
が有つた。
遅延に入れば負荷状態等により室温がサーモスタ
ツトの下限より低下した場合でも3分以内であれ
ば再始動せず、このため3分の遅延時間内に室温
が設定温度より大きくはずれてしまうという欠点
が有つた。
また、他の問題点として圧縮機1が停止し圧力
バランスした状態から再始動する時、定常の圧力
状態に復帰するまで一定の時間を要し、この間充
分な能力が得られず効率が低下するという欠点が
あつた。
バランスした状態から再始動する時、定常の圧力
状態に復帰するまで一定の時間を要し、この間充
分な能力が得られず効率が低下するという欠点が
あつた。
このような圧力バランス時の問題を解決するた
めに、電磁弁、三方弁の作用によりヒートポンプ
サイクル中の高圧側と低圧側とを2分して圧縮機
の停止を行うようにしたものが特開昭57−6269号
公報にて提案されているが、このものは高圧側と
低圧側が四方切換弁内で接しているため、高圧冷
媒が四方弁内で低圧側に徐々に流入し高低圧がバ
ランスしてしまい、結局従来と同じようになつて
しまうものであつた。
めに、電磁弁、三方弁の作用によりヒートポンプ
サイクル中の高圧側と低圧側とを2分して圧縮機
の停止を行うようにしたものが特開昭57−6269号
公報にて提案されているが、このものは高圧側と
低圧側が四方切換弁内で接しているため、高圧冷
媒が四方弁内で低圧側に徐々に流入し高低圧がバ
ランスしてしまい、結局従来と同じようになつて
しまうものであつた。
<本発明が解決する課題>
圧縮機の停止時に、高圧側を確実に保持させな
がら圧縮機を中心とした高低圧バランスさせて、
再始動を短時間で可能にし、起動後直ちに効率の
良い運転が行えるようにすることである。
がら圧縮機を中心とした高低圧バランスさせて、
再始動を短時間で可能にし、起動後直ちに効率の
良い運転が行えるようにすることである。
<問題点を解決するための手段>
圧縮機11、室外側熱交換器13、減圧装置1
5、室内側熱交換器16を順次接続し、上記圧縮
機11の吐出側と室外側熱交換器13との間に第
1の電磁弁101を介装すると共に室内側熱交換
器16と圧縮機11の吸込側との間に第2の電磁
弁201を介装し、上記第1の電磁弁101の入
口側と第2の電磁弁201の入口側とを連通する
第1のバイパス流路18を設けると共にこの第1
のバイパス流路18に第3の電磁弁102を介装
し、上記第1の電磁弁101の出口側と第2の電
磁弁201の出口側とを連通する第2のバイパス
流路19を設けると共にこの第2のバイパス流路
19に第4の電磁弁202を介装してヒートポン
プサイクルを形成し、冷房時には、第1の電磁弁
101及び第2の電磁弁201を開成すると共に
第3の電磁弁102及び第4の電磁弁202を閉
成し、暖房時には、第1の電磁弁101及び第2
の電磁弁201を閉成すると共に第3の電磁弁1
02及び第4の電磁弁202を開成するものにお
いて、減圧装置15を介装した上記室外熱交換器
13と室内側熱交換器16との間に、冷、暖房時
開成する第5の電磁弁14を設け、冷房時の圧縮
機11停止時には、第5電磁弁14を閉成し第1
電磁弁101を開成してから、圧縮機11を停止
すると共に第3電磁弁102を開成し、暖房時の
圧縮機11停止時には、第5電磁弁14を閉成し
第3電磁弁102を閉成してから、圧縮機11を
停止すると共に第1電磁弁101を開成するよう
に制御する。
5、室内側熱交換器16を順次接続し、上記圧縮
機11の吐出側と室外側熱交換器13との間に第
1の電磁弁101を介装すると共に室内側熱交換
器16と圧縮機11の吸込側との間に第2の電磁
弁201を介装し、上記第1の電磁弁101の入
口側と第2の電磁弁201の入口側とを連通する
第1のバイパス流路18を設けると共にこの第1
のバイパス流路18に第3の電磁弁102を介装
し、上記第1の電磁弁101の出口側と第2の電
磁弁201の出口側とを連通する第2のバイパス
流路19を設けると共にこの第2のバイパス流路
19に第4の電磁弁202を介装してヒートポン
プサイクルを形成し、冷房時には、第1の電磁弁
101及び第2の電磁弁201を開成すると共に
第3の電磁弁102及び第4の電磁弁202を閉
成し、暖房時には、第1の電磁弁101及び第2
の電磁弁201を閉成すると共に第3の電磁弁1
02及び第4の電磁弁202を開成するものにお
いて、減圧装置15を介装した上記室外熱交換器
13と室内側熱交換器16との間に、冷、暖房時
開成する第5の電磁弁14を設け、冷房時の圧縮
機11停止時には、第5電磁弁14を閉成し第1
電磁弁101を開成してから、圧縮機11を停止
すると共に第3電磁弁102を開成し、暖房時の
圧縮機11停止時には、第5電磁弁14を閉成し
第3電磁弁102を閉成してから、圧縮機11を
停止すると共に第1電磁弁101を開成するよう
に制御する。
<作用>
冷房運転時、圧縮機11から吐出された冷媒
は、第1電磁弁101から室外熱交換器13、第
5電磁弁14を通つて減圧装置15で減圧され、
更に室内側熱交換器16を通つて圧縮機に帰還す
る。
は、第1電磁弁101から室外熱交換器13、第
5電磁弁14を通つて減圧装置15で減圧され、
更に室内側熱交換器16を通つて圧縮機に帰還す
る。
このような冷房運転時に圧縮機11を停止する
場合は、第5電磁弁14を閉成して第1電磁弁1
01を閉成することにより高圧冷媒が室外熱交換
器13を含んで第1、5電磁弁101,14間に
保持される。このように高圧冷媒の保持が行われ
てから圧縮機11を停止すると共に第3電磁弁1
02を開成することによつて、第1バイパス流路
18を通して圧縮機11の高圧冷媒を低圧の圧縮
機11吸込側に流入させて高低圧をバランスさせ
ることができる。
場合は、第5電磁弁14を閉成して第1電磁弁1
01を閉成することにより高圧冷媒が室外熱交換
器13を含んで第1、5電磁弁101,14間に
保持される。このように高圧冷媒の保持が行われ
てから圧縮機11を停止すると共に第3電磁弁1
02を開成することによつて、第1バイパス流路
18を通して圧縮機11の高圧冷媒を低圧の圧縮
機11吸込側に流入させて高低圧をバランスさせ
ることができる。
一方、暖房時に圧縮機から吐出される冷媒は、
第3電磁弁102から第1バイパス流路18を通
つて室内側熱交換器16に流入し、更に減圧装置
15、第5電磁弁14を通つて室外側熱交換器1
3に流入し、第2のバイパス流路19から第4電
磁弁202を通つて圧縮機11の吸込側に帰環す
る。
第3電磁弁102から第1バイパス流路18を通
つて室内側熱交換器16に流入し、更に減圧装置
15、第5電磁弁14を通つて室外側熱交換器1
3に流入し、第2のバイパス流路19から第4電
磁弁202を通つて圧縮機11の吸込側に帰環す
る。
このような暖房運転中圧縮機11を停止する場
合は、第5電磁弁14を閉成して第3電磁弁10
3を閉成することによつて、室内側熱交換器16
を含む第3、第5電磁弁102,14間に高圧冷
媒が保持される。
合は、第5電磁弁14を閉成して第3電磁弁10
3を閉成することによつて、室内側熱交換器16
を含む第3、第5電磁弁102,14間に高圧冷
媒が保持される。
このように高圧冷媒の保持が行われてから、圧
縮機11を停止すると共に第1電磁弁101を開
成することによつて、第2バイパス流路19を通
して圧縮機11の高圧冷媒を低圧の圧縮機11吸
込側に流入させて高低圧をバランスさせることが
できる。
縮機11を停止すると共に第1電磁弁101を開
成することによつて、第2バイパス流路19を通
して圧縮機11の高圧冷媒を低圧の圧縮機11吸
込側に流入させて高低圧をバランスさせることが
できる。
<実施例>
以下、本発明の一実施例を図面に基いて説明す
る。
る。
第2図は本発明に係るヒートポンプ式冷凍サイ
クルの冷媒回路図、第3図は同冷凍サイクルにお
ける圧縮機、及び第1乃至第5電磁弁の冷房時の
動作説明図、第4図は同暖房時の動作説明図であ
る。
クルの冷媒回路図、第3図は同冷凍サイクルにお
ける圧縮機、及び第1乃至第5電磁弁の冷房時の
動作説明図、第4図は同暖房時の動作説明図であ
る。
なお、実線矢印は冷房運転時の冷媒の流れを示
し、太線は圧縮機運転時、細線は圧縮機停止時を
示す。また、破線矢印は暖房運転時の冷媒の流れ
を示し、太線は圧縮機運転時、細線は圧縮機停止
時を示す。
し、太線は圧縮機運転時、細線は圧縮機停止時を
示す。また、破線矢印は暖房運転時の冷媒の流れ
を示し、太線は圧縮機運転時、細線は圧縮機停止
時を示す。
第2図において、11は冷媒ガスを圧縮するた
めの圧縮機で、その一端開口部には第1の電磁弁
101を介して室外側熱交換器13の一端を接続
し、該室外側熱交換器13の他端には圧縮機11
の運転停止時に閉成する第5の電磁弁14及び膨
張装置15を介して室内側熱交換器16の一端を
接続し、又該室内側熱交換器16の他端には第2
の電磁弁201を介して圧縮機11の他端開口部
を接続している。
めの圧縮機で、その一端開口部には第1の電磁弁
101を介して室外側熱交換器13の一端を接続
し、該室外側熱交換器13の他端には圧縮機11
の運転停止時に閉成する第5の電磁弁14及び膨
張装置15を介して室内側熱交換器16の一端を
接続し、又該室内側熱交換器16の他端には第2
の電磁弁201を介して圧縮機11の他端開口部
を接続している。
そして、前記圧縮機11と第1の電磁弁101
間の流路と前記室内側熱交換器16と第2の電磁
弁201間の流路との間を連通する第1のバイパ
ス流路18を設けると共に、この第1のバイパス
流路18に第3の電磁弁102を介在させ、また
前記第1の電磁弁101と室外側熱交換器13間
の流路と前記第2の電磁弁201と圧縮機11間
の流路間とを連通する第2のバイパス流路19を
設けると共にこの第2のバイパス流路19には第
4の電磁弁202を介在させている。
間の流路と前記室内側熱交換器16と第2の電磁
弁201間の流路との間を連通する第1のバイパ
ス流路18を設けると共に、この第1のバイパス
流路18に第3の電磁弁102を介在させ、また
前記第1の電磁弁101と室外側熱交換器13間
の流路と前記第2の電磁弁201と圧縮機11間
の流路間とを連通する第2のバイパス流路19を
設けると共にこの第2のバイパス流路19には第
4の電磁弁202を介在させている。
第3図及び第4図は上記ヒートポンプ式冷凍サ
イクルにおける前記圧縮機11、第1の電磁弁1
01、第2の電磁弁201、第3の電磁弁10
2、第4の電磁弁202、及び第5の電磁弁14
の冷房運転及び暖房運転時の動作状態を示したも
のである。
イクルにおける前記圧縮機11、第1の電磁弁1
01、第2の電磁弁201、第3の電磁弁10
2、第4の電磁弁202、及び第5の電磁弁14
の冷房運転及び暖房運転時の動作状態を示したも
のである。
この第3図を用いて、先ず冷房運転について説
明する。
明する。
先ず、最初冷房運転に際し、電磁弁101,1
4,201を開成して圧縮機11を駆動すると該
圧縮機11で圧縮された高温・高圧の冷媒ガスは
第1の電磁弁101を介して室外側熱交換器13
に流れここで凝縮された後、電磁弁14及び膨張
装置15を介して室内側熱交換器16内に送られ
る。而して該室内側熱交換器16に送られた液状
の冷媒は室内側熱交換器16内で蒸発しこの時周
囲より気化熱を奪う。然る後室内側熱交換器16
で気化した冷媒ガスは第2の電磁弁201を通し
て圧縮機11に帰還される。この動作の繰返しに
より室内は上記室内側熱交換器16により所定の
温度に冷却される。
4,201を開成して圧縮機11を駆動すると該
圧縮機11で圧縮された高温・高圧の冷媒ガスは
第1の電磁弁101を介して室外側熱交換器13
に流れここで凝縮された後、電磁弁14及び膨張
装置15を介して室内側熱交換器16内に送られ
る。而して該室内側熱交換器16に送られた液状
の冷媒は室内側熱交換器16内で蒸発しこの時周
囲より気化熱を奪う。然る後室内側熱交換器16
で気化した冷媒ガスは第2の電磁弁201を通し
て圧縮機11に帰還される。この動作の繰返しに
より室内は上記室内側熱交換器16により所定の
温度に冷却される。
而して室内温度が所定の温度に達するとサーモ
スタツト(図示せず)が動作して先ず第5の電磁
弁14を閉成する。これにより両弁14,101
間が完全に封鎖され、高圧冷媒が保持される。そ
の後遅延して第1の電磁弁101が閉成、更に遅
延して圧縮機11の運転を停止すると共に第3の
電磁弁102が開成される。このため圧縮機11
の高圧側の冷媒は第1のバイパス流路18を通し
て圧縮機11の低圧側に瞬時に流れ圧縮機11の
吐出側と吸入側の圧力はバランスする。即ち何時
でも圧縮機11の再始動可能な状態となり従来の
ような3分遅延再始動の必要はなくなる。従つて
室温の細かいコントロールが直ちに可能となる。
スタツト(図示せず)が動作して先ず第5の電磁
弁14を閉成する。これにより両弁14,101
間が完全に封鎖され、高圧冷媒が保持される。そ
の後遅延して第1の電磁弁101が閉成、更に遅
延して圧縮機11の運転を停止すると共に第3の
電磁弁102が開成される。このため圧縮機11
の高圧側の冷媒は第1のバイパス流路18を通し
て圧縮機11の低圧側に瞬時に流れ圧縮機11の
吐出側と吸入側の圧力はバランスする。即ち何時
でも圧縮機11の再始動可能な状態となり従来の
ような3分遅延再始動の必要はなくなる。従つて
室温の細かいコントロールが直ちに可能となる。
又圧縮機11の停止前に電磁弁14及び第1の
電磁弁101を閉成することによつて高圧冷媒を
通常運転時に近い状態で第1の電磁弁101との
間で保持されるので、後述の再会時立ち上がりが
良くなる。
電磁弁101を閉成することによつて高圧冷媒を
通常運転時に近い状態で第1の電磁弁101との
間で保持されるので、後述の再会時立ち上がりが
良くなる。
然る後室温が上昇し、サーモスタツトが検知す
ると圧縮機11は再始動し、第3の電磁弁102
が切替わり、少し遅延して第1の電磁弁101が
開成し、さらに遅延して第5の電磁弁14が開成
する。なお、この時第3の電磁弁102は圧縮機
11が所定圧力になつた後切替わる。そして上記
室外側熱交換器13で凝縮された液状冷媒膨張装
置15を通して室内側熱交換器16に流れ、直ち
に冷却作用が行なわれる。
ると圧縮機11は再始動し、第3の電磁弁102
が切替わり、少し遅延して第1の電磁弁101が
開成し、さらに遅延して第5の電磁弁14が開成
する。なお、この時第3の電磁弁102は圧縮機
11が所定圧力になつた後切替わる。そして上記
室外側熱交換器13で凝縮された液状冷媒膨張装
置15を通して室内側熱交換器16に流れ、直ち
に冷却作用が行なわれる。
次に暖房運転について第4図を用いて説明す
る。暖房運転に際しては第3の電磁弁102及び
第4の電磁弁202を開成し、第1、第3の電磁
弁101,201は閉成して圧縮機11を駆動す
れば良く、このようにすることにより圧縮機11
からの冷媒ガスは第3の電磁弁102、第1のバ
イパス流路18を通つて室内側熱交換器16に流
れここで凝縮された後膨張装置15及び第5の電
磁弁14を通して室外側熱交換器13に給送され
る。即ち室内側熱交換器16は凝縮器として作用
する。そして室外側熱交換器13は蒸発器として
作用する。そして室外側熱交換器13で蒸発した
冷媒ガスは第2のバイパス流路19及び第4の電
磁弁202を通して圧縮機11に帰還される。
る。暖房運転に際しては第3の電磁弁102及び
第4の電磁弁202を開成し、第1、第3の電磁
弁101,201は閉成して圧縮機11を駆動す
れば良く、このようにすることにより圧縮機11
からの冷媒ガスは第3の電磁弁102、第1のバ
イパス流路18を通つて室内側熱交換器16に流
れここで凝縮された後膨張装置15及び第5の電
磁弁14を通して室外側熱交換器13に給送され
る。即ち室内側熱交換器16は凝縮器として作用
する。そして室外側熱交換器13は蒸発器として
作用する。そして室外側熱交換器13で蒸発した
冷媒ガスは第2のバイパス流路19及び第4の電
磁弁202を通して圧縮機11に帰還される。
然る後室内温度が室内側熱交換器16の作用に
よつて所定温度に達するとサーモスタツトが動作
して先ず第5の電磁弁14が閉成しその後遅延し
て第3の電磁弁102が閉成する。これより更に
遅延して圧縮機11の運転が停止する。この時、
第1の電磁弁101が開成するように切替わり上
述冷房運転の時と同様にして圧縮機11の高圧冷
媒ガスは第1の電磁弁101及び第2バイパス流
路19を介して低圧側に流れ圧力バランスすると
共に室内側熱交換器16の高圧冷媒は運転状態に
近い状態そのままで弁102,14間に保持され
る。即ち圧縮機11の吐出、吸入圧力は第1の電
磁弁101の動作により瞬時にバランスするため
何時でも再始動可能な状態となつている。
よつて所定温度に達するとサーモスタツトが動作
して先ず第5の電磁弁14が閉成しその後遅延し
て第3の電磁弁102が閉成する。これより更に
遅延して圧縮機11の運転が停止する。この時、
第1の電磁弁101が開成するように切替わり上
述冷房運転の時と同様にして圧縮機11の高圧冷
媒ガスは第1の電磁弁101及び第2バイパス流
路19を介して低圧側に流れ圧力バランスすると
共に室内側熱交換器16の高圧冷媒は運転状態に
近い状態そのままで弁102,14間に保持され
る。即ち圧縮機11の吐出、吸入圧力は第1の電
磁弁101の動作により瞬時にバランスするため
何時でも再始動可能な状態となつている。
再始動時には冷房時と同様の動作にて先ず圧縮
機11が始動し、第1の電磁弁101が同時(或
は若干遅延しても良い)に切替わる。その後第3
の電磁弁102が切替わり最後に第5の電磁弁1
4が切替わり、すばやく通常の暖房運転に入る。
機11が始動し、第1の電磁弁101が同時(或
は若干遅延しても良い)に切替わる。その後第3
の電磁弁102が切替わり最後に第5の電磁弁1
4が切替わり、すばやく通常の暖房運転に入る。
なお、この時室内フアンは停止あるいは微風状
態にして室内温度との熱交換による高圧圧力の低
下を抑制するものとする。このようにしても室内
温度は従来の如く急激に下ることはない。
態にして室内温度との熱交換による高圧圧力の低
下を抑制するものとする。このようにしても室内
温度は従来の如く急激に下ることはない。
上記のようにして暖房運転時においても効率の
よい運転ができる。
よい運転ができる。
一般に暖房運転の場合には暖房負荷が大きくこ
のため圧縮機11が停止してから遅延時間である
3分間の間に室内温度が大きく低下してしまい室
温の変動範囲が広くなり不快感を感じるが本発明
のように構成することにより確実にサーモスタツ
トのコントロール範囲内で室温を調節することが
でき、快適性を損うことはない。
のため圧縮機11が停止してから遅延時間である
3分間の間に室内温度が大きく低下してしまい室
温の変動範囲が広くなり不快感を感じるが本発明
のように構成することにより確実にサーモスタツ
トのコントロール範囲内で室温を調節することが
でき、快適性を損うことはない。
尚、第5の電磁弁14は膨張装置15と室内側
熱交換器16の間に挿入しても同様の効果が得ら
れる。
熱交換器16の間に挿入しても同様の効果が得ら
れる。
<効果>
以上本発明によれば、圧縮機の停止前に高圧冷
媒を電磁弁の動作により保持した上で、圧縮機の
高低圧をバランスするようにしているので、圧縮
機の停止後直ちに運転を再開することができ、再
開時には保持されていた高圧冷媒の作用により立
ち上がり時間を短かくすることができ、圧縮機の
停止による室温の変化を最小にし、室温の変化に
対して機敏に対応することができる。
媒を電磁弁の動作により保持した上で、圧縮機の
高低圧をバランスするようにしているので、圧縮
機の停止後直ちに運転を再開することができ、再
開時には保持されていた高圧冷媒の作用により立
ち上がり時間を短かくすることができ、圧縮機の
停止による室温の変化を最小にし、室温の変化に
対して機敏に対応することができる。
特に本発明の場合、高圧冷媒の保持される通路
中に、四方弁や三方弁など高低圧が接すると漏れ
によりバランスしてしまうような部分が皆無であ
るので、確実に高圧冷媒を保持することができ、
確実に運転再開時の立ち上がりを良くすることが
できる。
中に、四方弁や三方弁など高低圧が接すると漏れ
によりバランスしてしまうような部分が皆無であ
るので、確実に高圧冷媒を保持することができ、
確実に運転再開時の立ち上がりを良くすることが
できる。
第1図は従来のヒートポンプ式冷凍サイクルの
冷媒回路図、第2図は本発明に係るヒートポンプ
式冷凍サイクルの冷媒回路図、第3図は同冷凍サ
イクルにおける圧縮機及び第1乃至第5電磁弁の
冷房時の動作説明図、第4図は同暖房時の動作説
明図である。 11:圧縮機、13:室外側熱交換器、14:
第5の電磁弁、15:膨張装置、16:室内側熱
交換器、18:第1のバイパス流路、19:第2
のバイパス流路、101:第1の電磁弁、10
2:第3の電磁弁、201:第2の電磁弁、20
2:第4の電磁弁。
冷媒回路図、第2図は本発明に係るヒートポンプ
式冷凍サイクルの冷媒回路図、第3図は同冷凍サ
イクルにおける圧縮機及び第1乃至第5電磁弁の
冷房時の動作説明図、第4図は同暖房時の動作説
明図である。 11:圧縮機、13:室外側熱交換器、14:
第5の電磁弁、15:膨張装置、16:室内側熱
交換器、18:第1のバイパス流路、19:第2
のバイパス流路、101:第1の電磁弁、10
2:第3の電磁弁、201:第2の電磁弁、20
2:第4の電磁弁。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 圧縮機11、室外側熱交換器13、減圧装置
15、室内側熱交換器16を順次接続し、上記圧
縮機11の吐出側と室外側熱交換器13との間に
第1の電磁弁101を介装すると共に室内側熱交
換器16と圧縮機11の吸込側との間に第2の電
磁弁201を介装し、上記第1の電磁弁101の
入口側と第2の電磁弁201の入口側とを連通す
る第1のバイパス流路18を設けると共にこの第
1のバイパス流路18に第3の電磁弁102を介
装し、上記第1の電磁弁101の出口側と第2の
電磁弁201の出口側を連通する第2のバイパス
流路19を設けると共にこの第2のバイパス流路
19に第4の電磁弁202を介装してヒートポン
プサイクルを形成し、 冷房時には、第1の電磁弁101及び第2の電
磁弁201を開成すると共に第3の電磁弁102
及び第4の電磁弁202を閉成し、 暖房時には、第1の電磁弁101及び第2の電
磁弁201を閉成すると共に第3の電磁弁102
及び第4の電磁弁202を開成するものにおい
て、 減圧装置15を介装した上記室外熱交換器13
と室内側熱交換器16との間に、冷、暖房時開成
する第5の電磁弁14を設け、 冷房時の圧縮機11停止時には、第5電磁弁1
4を閉成し第1電磁弁101を開成してから、圧
縮機11を停止すると共に第3電磁弁102を開
成し、 暖房時の圧縮機11停止時には、第5電磁弁1
4を閉成し第3電磁弁102を閉成してから、圧
縮機11を停止すると共に第1電磁弁101を開
成するように制御するヒートポンプ式冷凍サイク
ルの制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7609082A JPS58193058A (ja) | 1982-05-06 | 1982-05-06 | ヒートポンプ式冷凍サイクルの制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7609082A JPS58193058A (ja) | 1982-05-06 | 1982-05-06 | ヒートポンプ式冷凍サイクルの制御方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58193058A JPS58193058A (ja) | 1983-11-10 |
JPS6339827B2 true JPS6339827B2 (ja) | 1988-08-08 |
Family
ID=13595133
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7609082A Granted JPS58193058A (ja) | 1982-05-06 | 1982-05-06 | ヒートポンプ式冷凍サイクルの制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58193058A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5213181A (en) * | 1992-02-19 | 1993-05-25 | Sankyo Seiki Mfg. Co., Ltd. | Winder assembly having a spindle |
-
1982
- 1982-05-06 JP JP7609082A patent/JPS58193058A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58193058A (ja) | 1983-11-10 |
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