JPS63397Y2 - - Google Patents

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JPS63397Y2
JPS63397Y2 JP1981164198U JP16419881U JPS63397Y2 JP S63397 Y2 JPS63397 Y2 JP S63397Y2 JP 1981164198 U JP1981164198 U JP 1981164198U JP 16419881 U JP16419881 U JP 16419881U JP S63397 Y2 JPS63397 Y2 JP S63397Y2
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JP
Japan
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water
air
pumping cylinder
air chamber
cylinder
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JP1981164198U
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JPS5867597U (ja
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02WCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
    • Y02W10/00Technologies for wastewater treatment
    • Y02W10/10Biological treatment of water, waste water, or sewage

Landscapes

  • Aeration Devices For Treatment Of Activated Polluted Sludge (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は比較的深いダム又は湖沼などにおい
て上下部を所定水深毎に個別曝気することを目的
とした曝気装置に関するものである。
従来揚水筒を用いた循環曝気については実施例
が公知になつており(特許第499563号)、水底よ
り加圧空気の微細気泡を出す為に散気管を使用し
た曝気装置も知られているが、表水層と深水層を
別々に曝気する技術は未だ公知になつていない。
比較的水深の大きいダム、湖沼(以下ダム等とい
う)において、前記揚水筒を用いて循環曝気を行
えば、水面と水底との温度差が比較的小さくなり
(撹拌される為)、ダム等の水を農業用水とする場
合に必要な水温以上に保ち得ない恐れがあつた。
然るにこの考案によれば、揚水筒の上部を間欠
循環曝気装置とし、下部を散気曝気装置とし、下
部より上昇する水を揚水筒の中間部から横方向へ
放出させるようにしたので、ダム等の水は上下二
層で個別的に曝気され、上層曝気においては従来
の揚水筒により比較的浅いダム等で行つた曝気と
同様に、水面温度の低下が可及的に阻止され、前
記従来の問題点を解決したのである。
即ちこの考案を実施例について説明すれば、下
部筒体1の下端を底板2によつて閉塞し、底板2
の上方へ所定の間隔を保ち多数の微小孔を有する
散気板3を張設して加圧空気室4を設け、加圧空
気室4に給気ホース5を連結開口する。前記下部
筒体1の下端部外側には大径(下部筒体1の外径
の2倍以上の内径)の有頂外筒6を嵌装固定し、
前記外筒6内において下部筒体1の下端側壁に通
水孔7を設ける(通水孔7は前記加圧空気室4の
上方とする)。前記下部筒体1の上端外側には、
側壁に直角な環状鍔8を設ける。一方上部筒体1
2の下端側壁に円錐状の分離壁9の上端周縁を連
設し、前記分離壁9の下方へ相似形の分離壁9
a,9b,9cを所定間隔で重設し、各分離壁間
は放射状の隔板10により連設し、前記下部筒体
1の環状鍔8の上面と、分離壁9cとは放射状の
隔板11で連結して上部筒体12と下部筒体1と
を堅固に連結する。
前記上部筒体12の中間部には大径の空気室1
3を介装し、空気室13の外筒14の内側上部へ
塞板15を張設し、塞板15の中央部へ連通管1
6を貫通設置し、連通筒16と外筒14との間へ
有底の内筒17を同心的に嵌装して内筒17の上
端を前記塞板15の下面に固着する。前記空気室
13の上部に連設されている上部筒体12の外壁
には円周方向へ等間隔に複数の吸水管18を連設
してある。前記上部筒体12の上端外側には浮子
19が周繞設置してあり、前記下部筒体1の下端
にはワイヤー20を介して重錘21が固着してあ
る。前記実施例においては気泡発生用に散気板3
を用いたが、散気板3に代えて第5図および第6
図に示すような散気管22を使用することもでき
る。また環状鍔8の直径Dは分離壁9の延長線が
環状鍔と同一平面と交叉する円周の直径dより若
干大きくすることが望ましい。
前記実施例において、給気ホース5より矢示2
3のように加圧空気を供給すると、加圧空気は空
気室4内へ圧入され、散気板3を通過することに
よつて微細化されて矢示24のように下部筒体1
内を連続的に上昇する。このように上昇すること
によつて、下部筒体の下部周辺の水は外筒6の下
縁より矢示25のように入り、矢示26のように
通水孔7を経て矢示27のように水を伴つて上昇
し、分離壁9,9a,9b,9cの中央部を矢示
28のように通過して空気室14の下部の多孔板
29を通過し、空気室14内へ溜る。前記のよう
に気泡は矢示27,28のように上昇する。この
場合に水圧が逐次低下するにつれて必然的に大粒
となるが、多孔板29によつて多量の水と共に泡
立ちつゝ上昇することは阻まれる。かくて空気室
14の内側上部(塞板側)から逐次空気が溜る
と、空気室内の水位は逐次下降する。一方気泡の
浮上に伴い水も上昇するが、これらの水は矢示3
0,30のように分離壁9,9a,9b,9cに
沿つて逆流し、ついで環状鍔8の上面に衝突した
後、方向変換して矢示31,31のように放射状
に放出される。この場合に矢示31,31の方向
へ放出された水は比重の関係上、上昇することな
く、矢示32,32のように下降するので、下部
筒体1の回りに上下方向の循環対流ができること
になる。前記において、水が分離壁に沿つて逆流
する際その水に含まれた気泡は分離して上昇し、
各分離壁の下面に沿つて上昇するので効率よく気
液が分離される。尚複数の各分離壁により、水を
層流にするので気泡の分離効率は高まる。一方空
気室内に溜つた空気は、該部の水位33が通水管
16の下端に達するとサイフオンの原理によつて
一団となつて矢示34,35,36のように上部
筒体12内を上昇し、これに伴つて吸水管18か
ら矢示37のように付近の水を吸入し、矢示38
のように上部筒体12内を上昇してその上端より
矢示39のように放出する。従つてこの放出水が
水面に沿つて矢示40のように移動した後、矢示
41のように下降すれば上部筒体の吸水管以上の
部分で循環対流を生じることになる。
従つて上下部筒体1,12の外側においては若
干厚さの躍層42を挾み、その上下において完全
に独立した曝気が行われることになる。即ち上記
躍層42は人為的に生成され、上下の対流を確実
に分離する。
前記において、下部筒体内の曝気は常時新鮮な
空気よりなる微細気泡によつて行われるが、付与
した空気に含まれた量以上の酸素を溶解すること
はできない。一方上部筒体周辺の曝気は下部より
上昇する酸素量の少ない空気による曝気であるけ
れども、水面より得る酸素量は厖大であるから、
上昇気泡塊は付近の水に循環力を付与するのみで
十分の溶存酸素量を得ることができる。然して水
底付近の気泡のみにより曝気しなければならない
水量は、上部筒体により曝気しなければならない
水量より遥に少ないので、結局同一場所における
上下二層の曝気によつてダム等の全水量の溶存酸
素量を急速に増加させ、速かに必要な酸素量とす
ることができる。
即ちこの考案によれば、上下部筒体の外側へ
夫々個々に縦方向の循環対流を生起させて曝気す
るので、比較的水深の大きいダム等においても、
水温の変化を可及的に抑え、実用上差支えない範
囲の水温変化のもとに、全水量の溶存酸素量を速
かに改善する効果がある。然して下部筒体に使用
した空気をそのまゝ使用する為にランニングコス
トは一揚水筒の場合と同様であり、二層曝気によ
つてラスニングコストが高謄するおそれはない。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の実施例の設置状態における
正面図、第2図は同じく一部を省略した断面拡大
図、第3図は同じく空気室の断面拡大図、第4図
は同じく第2図中A−A線における断面拡大図、
第5図は同じく散気管を使用した場合における散
気装置の断面拡大図、第6図は同じく散気管の拡
大平面図である。 1……下部筒体、3……散気板、4……加圧空
気室、5……給気ホース、6……外筒、8……環
状鍔、9……分離室、12……上部筒体、13…
…空気室、16……連通管、17……内筒、18
……吸水管、19……浮子。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 水中へ自立する装置を有する揚水筒の下端部
    に空気を気泡として供給する給気装置を設け、
    揚水筒の中間部に空気を分離すると共に、下部
    より上昇した水を横方向へ放出する空気分離装
    置を設け、該空気分離装置の直上に分離された
    空気を一定量宛間欠的に揚水筒内へ押し出す空
    気室を設け、空気室の上部の揚水筒壁へ吸水口
    を設けてなる曝気装置。 2 水中へ自立する装置を揚水筒の上部側壁に設
    置した浮子と、揚水筒の下端に取付けた重錘に
    よつて構成した実用新案登録請求の範囲第1項
    記載の曝気装置。 3 空気分離装置は揚水筒壁へ下向に所定間隔で
    重設した円錐状分離層とした実用新案登録請求
    の範囲第1項記載の曝気装置。 4 水を横方向へ排出するものは円錐状分離層の
    下方へ対向し、揚水筒壁に直角な環状鍔とした
    実用新案登録請求の範囲第1項又は第3項記載
    の曝気装置。 5 給気装置は揚水筒下部の加圧空気室および空
    気室の上部と揚水筒内との間に介在させた散気
    板とした実用新案登録請求の範囲第1項記載の
    曝気装置。
JP1981164198U 1981-11-02 1981-11-02 曝気装置 Granted JPS5867597U (ja)

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JPS63397Y2 true JPS63397Y2 (ja) 1988-01-07

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JPS6083098U (ja) * 1983-11-10 1985-06-08 海洋工業株式会社 濁水処理装置

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