JP2610398B2 - 水中曝気噴水ポンプ - Google Patents
水中曝気噴水ポンプInfo
- Publication number
- JP2610398B2 JP2610398B2 JP6213652A JP21365294A JP2610398B2 JP 2610398 B2 JP2610398 B2 JP 2610398B2 JP 6213652 A JP6213652 A JP 6213652A JP 21365294 A JP21365294 A JP 21365294A JP 2610398 B2 JP2610398 B2 JP 2610398B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water
- fountain
- pump
- nozzle
- motor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01F—MIXING, e.g. DISSOLVING, EMULSIFYING OR DISPERSING
- B01F23/00—Mixing according to the phases to be mixed, e.g. dispersing or emulsifying
- B01F23/20—Mixing gases with liquids
- B01F23/23—Mixing gases with liquids by introducing gases into liquid media, e.g. for producing aerated liquids
- B01F23/233—Mixing gases with liquids by introducing gases into liquid media, e.g. for producing aerated liquids using driven stirrers with completely immersed stirring elements
- B01F23/2334—Mixing gases with liquids by introducing gases into liquid media, e.g. for producing aerated liquids using driven stirrers with completely immersed stirring elements provided with stationary guiding means surrounding at least partially the stirrer
- B01F23/23342—Mixing gases with liquids by introducing gases into liquid media, e.g. for producing aerated liquids using driven stirrers with completely immersed stirring elements provided with stationary guiding means surrounding at least partially the stirrer the stirrer being of the centrifugal type, e.g. with a surrounding stator
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01F—MIXING, e.g. DISSOLVING, EMULSIFYING OR DISPERSING
- B01F33/00—Other mixers; Mixing plants; Combinations of mixers
- B01F33/50—Movable or transportable mixing devices or plants
- B01F33/503—Floating mixing devices
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
- Aeration Devices For Treatment Of Activated Polluted Sludge (AREA)
- Special Spraying Apparatus (AREA)
- Nozzles (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、フロートにより水面に
浮かせ、水面下に垂設した筒形状のストレーナの内部に
設置する水中モータにより駆動される水中ポンプのイン
ぺラの回転により、水を水面上に朝顔形に噴水させ観賞
に供すると共に、その落下水により空気中の酸素を水中
に取入れ、水の浄化を図る水中曝気噴水ポンプの改良に
関するものである。
浮かせ、水面下に垂設した筒形状のストレーナの内部に
設置する水中モータにより駆動される水中ポンプのイン
ぺラの回転により、水を水面上に朝顔形に噴水させ観賞
に供すると共に、その落下水により空気中の酸素を水中
に取入れ、水の浄化を図る水中曝気噴水ポンプの改良に
関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、上部に設けたドーナツ形のフロー
トにより池、湖水等に浮遊すべく係留させ、水面下に沈
下したストレーナ内に設置した水中ポンプケーシング内
のインペラを水中モータにより駆動することにより、ス
トレーナを通じ水を吸い込み、水面上に噴水する水中曝
気噴水ポンプがある。また、噴射水を水面上に朝顔形に
開いた膜状として噴出させて空気との接触面を拡大さ
せ、その噴水の落下衝撃により水面を波立たせて、大気
中の酸素を揚水中に取り入れ、気泡化された混合水を今
一度高圧ジェット水に混入させ噴出する動作の繰返しに
より、水層に上下対流と酸素補給を行い、水の浄化、水
質改善等を図る本発明者が先に開発した特願平４−１７
９７３０号に示すような水中曝気兼用噴水ポンプも存在
する。
トにより池、湖水等に浮遊すべく係留させ、水面下に沈
下したストレーナ内に設置した水中ポンプケーシング内
のインペラを水中モータにより駆動することにより、ス
トレーナを通じ水を吸い込み、水面上に噴水する水中曝
気噴水ポンプがある。また、噴射水を水面上に朝顔形に
開いた膜状として噴出させて空気との接触面を拡大さ
せ、その噴水の落下衝撃により水面を波立たせて、大気
中の酸素を揚水中に取り入れ、気泡化された混合水を今
一度高圧ジェット水に混入させ噴出する動作の繰返しに
より、水層に上下対流と酸素補給を行い、水の浄化、水
質改善等を図る本発明者が先に開発した特願平４−１７
９７３０号に示すような水中曝気兼用噴水ポンプも存在
する。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】このような水中曝気ポ
ンプは、池、湖、河川等の浄化、水質改善に有効で、好
評を得ているものであるが、このような水面に朝顔形に
噴射するものは、ＵＣＴ型噴水ポンプと呼ばれ、水面上
への噴水高さが比較的低く、噴水形の半径は広いもの
で、観賞用としては優れ、綺麗なものであるが、この形
式の噴水ポンプは、水面上に噴水を高く上げることがで
きない。
ンプは、池、湖、河川等の浄化、水質改善に有効で、好
評を得ているものであるが、このような水面に朝顔形に
噴射するものは、ＵＣＴ型噴水ポンプと呼ばれ、水面上
への噴水高さが比較的低く、噴水形の半径は広いもの
で、観賞用としては優れ、綺麗なものであるが、この形
式の噴水ポンプは、水面上に噴水を高く上げることがで
きない。
【０００４】このため、噴水ノズル形を長くし、かつ絞
って、噴水形の半径を狭まくし、かつ、噴水高さを高く
する、いわゆるシルキー型と呼ばれる噴水ポンプがある
が、従来のこの種のシルキー型噴水ポンプにおいても、
機械的エネルギーを流体エネルギーに変換するポンプ、
モータを大きくすれば可能であるが、全体的に大型化
し、浮力との関係においてフロートも大きくせざるを得
ないことから、設置スペースに制限がある、この種噴水
ポンプでは無理であり、水面上に噴水があまり高く上が
らないという問題点があった。このため、水面を叩く衝
撃が弱く、空気の水中への取込みには未だ満足できるも
のではなかった。
って、噴水形の半径を狭まくし、かつ、噴水高さを高く
する、いわゆるシルキー型と呼ばれる噴水ポンプがある
が、従来のこの種のシルキー型噴水ポンプにおいても、
機械的エネルギーを流体エネルギーに変換するポンプ、
モータを大きくすれば可能であるが、全体的に大型化
し、浮力との関係においてフロートも大きくせざるを得
ないことから、設置スペースに制限がある、この種噴水
ポンプでは無理であり、水面上に噴水があまり高く上が
らないという問題点があった。このため、水面を叩く衝
撃が弱く、空気の水中への取込みには未だ満足できるも
のではなかった。
【０００５】本発明者は、このような点に鑑み、従来と
同様の容量、馬力が同じ大きさの一つのポンプで従来よ
り水面から高く噴水できる構造簡単なシルキー型噴水ポ
ンプを得て、池、湖、河川、養魚池等の水中への酸素の
溶入が容易で、水の浄化、水質改善に有効な水中曝気噴
水ポンプを提供することを目的とするものである。
同様の容量、馬力が同じ大きさの一つのポンプで従来よ
り水面から高く噴水できる構造簡単なシルキー型噴水ポ
ンプを得て、池、湖、河川、養魚池等の水中への酸素の
溶入が容易で、水の浄化、水質改善に有効な水中曝気噴
水ポンプを提供することを目的とするものである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の水中曝気ポンプは、フロートにより浮遊す
べく繋留させて、水中に沈設した円筒形のストレーナの
内部に、水中ポンプモータと、該モータケースの上端に
連結して二段に吸水入口と吐出口とを形成した偏平なポ
ンプケーシング、並びにその上に側端部に送水接続口を
有する整流室を区画形成した偏平な噴水側ケーシングを
設け、該噴水側ケーシングをフロート上面に取付け、そ
の中央部に紡錘形の吐出管を取付ける。
に、本発明の水中曝気ポンプは、フロートにより浮遊す
べく繋留させて、水中に沈設した円筒形のストレーナの
内部に、水中ポンプモータと、該モータケースの上端に
連結して二段に吸水入口と吐出口とを形成した偏平なポ
ンプケーシング、並びにその上に側端部に送水接続口を
有する整流室を区画形成した偏平な噴水側ケーシングを
設け、該噴水側ケーシングをフロート上面に取付け、そ
の中央部に紡錘形の吐出管を取付ける。
【０００７】前記ポンプケーシング内において、モータ
軸にインペラを取付けると共に、軸上端には、整流室内
から吐出管内にかけて、偏心した複数のノズル孔、及び
その上部に円錐形の凹所を形成したノズルシャフトを取
付ける。前記吐出口と送水口とを下方を経由して送水管
接続ホースで接続し、ノズルにより前記ガイド管内の整
流板を通して真上に高く噴水せしめるようにしたもので
ある。
軸にインペラを取付けると共に、軸上端には、整流室内
から吐出管内にかけて、偏心した複数のノズル孔、及び
その上部に円錐形の凹所を形成したノズルシャフトを取
付ける。前記吐出口と送水口とを下方を経由して送水管
接続ホースで接続し、ノズルにより前記ガイド管内の整
流板を通して真上に高く噴水せしめるようにしたもので
ある。
【０００８】
【作用】上記の構成からなる水中曝気噴水ポンプは、水
中に設置した時、水中ポンプ及びストレーナその他を含
む重量により、フロート上面が水面より僅かに出る程度
に浮遊設置し、この様な適宜数の水中曝気噴水ポンプ
を、その吐出管が水面上に突出する形で、湖畔、池、養
殖用池等に１〜数個設置する。
中に設置した時、水中ポンプ及びストレーナその他を含
む重量により、フロート上面が水面より僅かに出る程度
に浮遊設置し、この様な適宜数の水中曝気噴水ポンプ
を、その吐出管が水面上に突出する形で、湖畔、池、養
殖用池等に１〜数個設置する。
【０００９】そして、キャブタイヤケーブルで地上の電
源と接続されガバナスイッチがＯＮされると、水中モー
タが駆動され、そのモータ軸の回転により、ストレーナ
を通して内部の水が水中ポンプの吸水口（サクション入
口）より吸込まれ、インペラの回転エネルギーで圧力変
換され、ケーシング吐出口に接続された送水管接続ホー
スの中を通り、噴水側ケーシングの整流室中で一時的に
溜まり整流となるので、吐出水の圧力が上昇されて、水
中ポンプのシャフト軸上端のネジ部にネジ込まれたシャ
フト上部のノズルに穿設したノズル孔から、回転しなが
ら先を狭窄した吐出管を通って大気中に高い朝顔形（放
射状）の水姿で噴出される。
源と接続されガバナスイッチがＯＮされると、水中モー
タが駆動され、そのモータ軸の回転により、ストレーナ
を通して内部の水が水中ポンプの吸水口（サクション入
口）より吸込まれ、インペラの回転エネルギーで圧力変
換され、ケーシング吐出口に接続された送水管接続ホー
スの中を通り、噴水側ケーシングの整流室中で一時的に
溜まり整流となるので、吐出水の圧力が上昇されて、水
中ポンプのシャフト軸上端のネジ部にネジ込まれたシャ
フト上部のノズルに穿設したノズル孔から、回転しなが
ら先を狭窄した吐出管を通って大気中に高い朝顔形（放
射状）の水姿で噴出される。
【００１０】この大気中に高く放出された噴水は朝顔形
（放射状）に広がり、多量の水塊、水滴となって大気中
の空気と接触して水中に落下するために、水面への落下
衝撃により大きく波立ち、水中への空気の取込みがよ
く、酸素の溶入量が多くなり、かつ高く上がる分、その
勢いが増すので、水中への気泡、酸素補給が容易とな
り、池、養殖池、湖水等の水の浄化や、腐敗水の防止に
役立つ。
（放射状）に広がり、多量の水塊、水滴となって大気中
の空気と接触して水中に落下するために、水面への落下
衝撃により大きく波立ち、水中への空気の取込みがよ
く、酸素の溶入量が多くなり、かつ高く上がる分、その
勢いが増すので、水中への気泡、酸素補給が容易とな
り、池、養殖池、湖水等の水の浄化や、腐敗水の防止に
役立つ。
【００１１】
【実施例】実施例について図面を参照して説明する。図
１は、本発明の水中曝気噴水ポンプの概略を示す一部を
切欠した断面図で、ドーナツ形をしたフロート１の下部
に、フロート取付金具２を介して取付けた複数本の縦骨
３と、該縦骨にわたり多孔板４で形成された円筒体を配
し、その底部に底板５を取付けて水室６を形成したスト
レーナ７を設ける。また、該ストレーナ７は、複数本の
縦骨３の周囲に金網を取付けてなる円筒室形の水室６を
構成したものでもよい。８はモータケース、１０はモー
タカバー、１５は吸水口、１６は吐出口、１８はポンプ
ケーシング、１９は送水口、２０は整流室、２１は噴水
側ケーシング、２３は吐出管、３０は送水管接続ホー
ス、３２は地上の電源から水中モータ９に接続するリー
ド線（キャブタイヤコード）である。
１は、本発明の水中曝気噴水ポンプの概略を示す一部を
切欠した断面図で、ドーナツ形をしたフロート１の下部
に、フロート取付金具２を介して取付けた複数本の縦骨
３と、該縦骨にわたり多孔板４で形成された円筒体を配
し、その底部に底板５を取付けて水室６を形成したスト
レーナ７を設ける。また、該ストレーナ７は、複数本の
縦骨３の周囲に金網を取付けてなる円筒室形の水室６を
構成したものでもよい。８はモータケース、１０はモー
タカバー、１５は吸水口、１６は吐出口、１８はポンプ
ケーシング、１９は送水口、２０は整流室、２１は噴水
側ケーシング、２３は吐出管、３０は送水管接続ホー
ス、３２は地上の電源から水中モータ９に接続するリー
ド線（キャブタイヤコード）である。
【００１２】図２は同概略平面図で、３３はフロート取
付金具２の周囲２箇所に設けた金輪であり、該噴水ポン
プを水中に設置する際、池、河川等の両岸から紐を通し
て設定位置に繋留設置するためのものである。またこの
輪金３３に通して水底に杭を打ち込み、水中曝気兼用噴
水ポンプを水中の定位置に浮ぶように設置することもで
きる。
付金具２の周囲２箇所に設けた金輪であり、該噴水ポン
プを水中に設置する際、池、河川等の両岸から紐を通し
て設定位置に繋留設置するためのものである。またこの
輪金３３に通して水底に杭を打ち込み、水中曝気兼用噴
水ポンプを水中の定位置に浮ぶように設置することもで
きる。
【００１３】図３は、本発明の水中曝気噴水ポンプの詳
細断面を示す説明図で、ストレーナ７の内部には、モー
タケース８で水封された水中モータ９を設置する。前記
モータケース８の上には、一側に吸水口１５と吐出口１
６を中央部に通水路を有する仕切壁１７を介して上下に
連絡可能に区画した偏平な遠心形ポンプのポンプケーシ
ング１８と、そのポンプケーシング１８の上面に、片側
に送水口１９を有する偏平な整流室２０を区画形成した
噴水側ケーシング２１を設け、適宜に取付ボルトで固定
し一体化する。
細断面を示す説明図で、ストレーナ７の内部には、モー
タケース８で水封された水中モータ９を設置する。前記
モータケース８の上には、一側に吸水口１５と吐出口１
６を中央部に通水路を有する仕切壁１７を介して上下に
連絡可能に区画した偏平な遠心形ポンプのポンプケーシ
ング１８と、そのポンプケーシング１８の上面に、片側
に送水口１９を有する偏平な整流室２０を区画形成した
噴水側ケーシング２１を設け、適宜に取付ボルトで固定
し一体化する。
【００１４】噴水側ケーシング２１の上面側２１ａは、
取付部２１ｂを介してフロート１の上面にわたりフロー
ト取付金具２に取付け、上面中央部には、内側の四方に
中心に向かって整流板２２を縦に配列した紡錘形の吐出
管２３を取付ける。前記水中モータ９は、その上部にメ
カニカルシール部１２を備えた軸封箱１３で密閉され、
地上の屋外計器箱に接続するリード線（キャブタイヤコ
ード）３２により、ガバナスイッチ１４を介してモータ
軸１１が駆動されるようになっており、モータ軸１１の
下部はベアリングカバー８ａに軸架されている。
取付部２１ｂを介してフロート１の上面にわたりフロー
ト取付金具２に取付け、上面中央部には、内側の四方に
中心に向かって整流板２２を縦に配列した紡錘形の吐出
管２３を取付ける。前記水中モータ９は、その上部にメ
カニカルシール部１２を備えた軸封箱１３で密閉され、
地上の屋外計器箱に接続するリード線（キャブタイヤコ
ード）３２により、ガバナスイッチ１４を介してモータ
軸１１が駆動されるようになっており、モータ軸１１の
下部はベアリングカバー８ａに軸架されている。
【００１５】前記のポンプケーシング１８内には、水中
モーター９のモータ軸１１にインペラ２４を嵌着し、さ
らにモータ軸上端のネジ部に、整流室２０の上部の吐出
管２３内で回転される、上開きの円錐体２５に偏心して
複数のノズル孔２６を設けたノズル２７を上端に有する
シャフト２８の下部を螺着し、前記吐出口１６と送水口
１５に取付けた各ホースニップル２９にわたり、送水管
接続ホース３０を下方を迂回して接続させ、吐出管２３
を通じて噴水するようにした構造である。
モーター９のモータ軸１１にインペラ２４を嵌着し、さ
らにモータ軸上端のネジ部に、整流室２０の上部の吐出
管２３内で回転される、上開きの円錐体２５に偏心して
複数のノズル孔２６を設けたノズル２７を上端に有する
シャフト２８の下部を螺着し、前記吐出口１６と送水口
１５に取付けた各ホースニップル２９にわたり、送水管
接続ホース３０を下方を迂回して接続させ、吐出管２３
を通じて噴水するようにした構造である。
【００１６】図４は、ポンプケーシング１８を連結一体
化したポンプ側ケーシング２１の裏面図で、１６は吐出
口、１９は送水口ある。図５は噴水側ケーシング２１の
断面図で、１９は送水口、２１ａはポンプ側ケーシング
の上面側、２０は整流室、３４は連結ボルトの取付孔で
ある。
化したポンプ側ケーシング２１の裏面図で、１６は吐出
口、１９は送水口ある。図５は噴水側ケーシング２１の
断面図で、１９は送水口、２１ａはポンプ側ケーシング
の上面側、２０は整流室、３４は連結ボルトの取付孔で
ある。
【００１７】図６は、噴水ノズル２７の平面図、図７は
その断面図で、上開きの円錐体２５の軸心から偏心して
３か所に上下方向に穿設したノズル孔２６を設け、上面
には図７、図８に示す先窄みの円錐孔２５ａを有するノ
ズルガイド２５ｂを取付けてなるノズル部２７と、その
下部にモータ軸１１上端部に取付けられるシャフト部２
８を備えている。
その断面図で、上開きの円錐体２５の軸心から偏心して
３か所に上下方向に穿設したノズル孔２６を設け、上面
には図７、図８に示す先窄みの円錐孔２５ａを有するノ
ズルガイド２５ｂを取付けてなるノズル部２７と、その
下部にモータ軸１１上端部に取付けられるシャフト部２
８を備えている。
【００１８】図９、図１０は、紡錘形として先を絞った
吐出管２３の断面図及び平面図で、吐出管２３の内側に
は、四方に中心に向けて放射状に縦長の整流板２２を取
付けて、ノズル２７のノズル孔２６から吐出れる回転水
流を整流し、直線的に勢力をつけて真上に噴出するよう
にしたものである。
吐出管２３の断面図及び平面図で、吐出管２３の内側に
は、四方に中心に向けて放射状に縦長の整流板２２を取
付けて、ノズル２７のノズル孔２６から吐出れる回転水
流を整流し、直線的に勢力をつけて真上に噴出するよう
にしたものである。
【００１９】前記の吐出管と噴水ノズル２７の円錐体２
５との間にはオイルシール３１を設けて、整流室２０の
吐出水は偏心のノズル孔２６を通して回転されながら、
吐出管２３を経て吐出され、ストレーナ７を通じた水室
６の水は、インペラ２４の回転により、ポンプケーシン
グ１８の吸水口１５から仕切壁１７の中央の通水路を経
て吐出口１６に吐き出され、送水管接続ホース３０を経
て整流室２０に送水されて、一旦ここで溜めて整流させ
ることにより、送水が直ぐに直接開放されるものに比
べ、インペラ２４の回転エネルギーとヘッド差によって
圧力に変換された吐出水の圧力が上昇し、噴水ノズル２
７、ノズルガイド２５ｂ、吐出管２３を介して高く直線
状に噴出され、上部で放射状（朝顔形）の噴水が形成さ
れるものである。
５との間にはオイルシール３１を設けて、整流室２０の
吐出水は偏心のノズル孔２６を通して回転されながら、
吐出管２３を経て吐出され、ストレーナ７を通じた水室
６の水は、インペラ２４の回転により、ポンプケーシン
グ１８の吸水口１５から仕切壁１７の中央の通水路を経
て吐出口１６に吐き出され、送水管接続ホース３０を経
て整流室２０に送水されて、一旦ここで溜めて整流させ
ることにより、送水が直ぐに直接開放されるものに比
べ、インペラ２４の回転エネルギーとヘッド差によって
圧力に変換された吐出水の圧力が上昇し、噴水ノズル２
７、ノズルガイド２５ｂ、吐出管２３を介して高く直線
状に噴出され、上部で放射状（朝顔形）の噴水が形成さ
れるものである。
【００２０】
【発明の効果】以上のような構成を有する本発明によれ
ば、水中ポンプ及びモータの設置場所が限られた狭い場
所に設置される噴水ポンプにおいて、ポンプ吐出口から
接続管ホースを以て上位の偏平な整流室を経て回転する
ノズルの偏心したノズル孔、先窄まりの円錐孔、整流板
を有する紡錘形の吐出管を通じて噴水させるようにした
ことにより、薄い偏平な整流室で一旦、ポンプ吐出水を
溜めることによって圧力（水圧）を上昇させることがで
き、従来よりも径が小さく、しかもノズル回転及び吐出
管で水姿の綺麗な、高い朝顔形（放射状）の噴水を形成
することができ、また、全体として小形化できると共
に、構造も簡単で故障も少ない。
ば、水中ポンプ及びモータの設置場所が限られた狭い場
所に設置される噴水ポンプにおいて、ポンプ吐出口から
接続管ホースを以て上位の偏平な整流室を経て回転する
ノズルの偏心したノズル孔、先窄まりの円錐孔、整流板
を有する紡錘形の吐出管を通じて噴水させるようにした
ことにより、薄い偏平な整流室で一旦、ポンプ吐出水を
溜めることによって圧力（水圧）を上昇させることがで
き、従来よりも径が小さく、しかもノズル回転及び吐出
管で水姿の綺麗な、高い朝顔形（放射状）の噴水を形成
することができ、また、全体として小形化できると共
に、構造も簡単で故障も少ない。
【００２１】さらに、噴水を高く上げることができる
分、水面に落下される噴水の飛散された大量の水滴の水
面への落下衝撃も大きく、波立ちが盛んで、また、空気
との接触も大で、水面下に多量の気泡が発生して、水中
への酸素溶入量が多くなり、さらに、その波立ち、及び
ポンプによる吸水作用により対流が生じて、酸素の取込
みが容易であるばかりでなく、整流室で一旦溜めること
により気水分離も可能で、池、魚介類の養殖場などの水
質浄化、アオコの発生防止、腐敗水の防止、ボーフラな
どの防虫駆除に大いに役立つ等、微生物の活性化及び水
質改善が容易に図れる。
分、水面に落下される噴水の飛散された大量の水滴の水
面への落下衝撃も大きく、波立ちが盛んで、また、空気
との接触も大で、水面下に多量の気泡が発生して、水中
への酸素溶入量が多くなり、さらに、その波立ち、及び
ポンプによる吸水作用により対流が生じて、酸素の取込
みが容易であるばかりでなく、整流室で一旦溜めること
により気水分離も可能で、池、魚介類の養殖場などの水
質浄化、アオコの発生防止、腐敗水の防止、ボーフラな
どの防虫駆除に大いに役立つ等、微生物の活性化及び水
質改善が容易に図れる。
【図１】本発明の一実施例を示す一部を切欠した正面概
略図。
略図。
【図２】同概略平面図。
【図３】本発明の水中曝気噴水ポンプの詳細断面図。
【図４】同ポンプケーシングの裏平面図。
【図５】同噴水側ケーシングの断面図。
【図６】噴水ノズルの平面図。
【図７】同断面図。
【図８】ノズル噴射水の案内部の平面図。
【図９】吐出管の断面図。
【図１０】同吐出管の裏面図。
１ フロート ２ フロート取付金具 ３ 縦骨 ４ 多孔板 ５ 底板 ６ 水室 ７ ストレーナ ８ モータケース ８ａ ベアリングカバー ９ 水中モーター １０ モーターカバー １１ モーター軸 １２ メカニカルシール １３ 軸封箱 １４ ガバナスイッチ １５ 吸水口 １６ 吐出口 １７ 仕切壁 １８ ポンプケーシング １９ 送水接続口 ２０ 整流室 ２１ 噴水側ケーシング ２１ａ 上面側 ２１ｂ 取付部 ２２ 整流板 ２３ 吐出管 ２４ インペラ ２５ 円錐体 ２５ａ 円錐孔 ２５ｂ ノズルガイド ２６ ノズル孔 ２７ 噴水ノズル ２８ シャフト ２９ ホースニップル ３０ 送水管接続ホース ３１ オイルシール ３２ キャブタイヤコード
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｃ０２Ｆ 7/00 Ｃ０２Ｆ 7/00 Ｆ０４Ｄ 13/00 Ｆ０４Ｄ 13/00 Ｃ
Claims (2)
- 【請求項１】 フロートにより水面下に支持させたスト
レーナーの内部に、水中ポンプモータと、該モータケー
スの上部に吸水口と吐出口を設けたポンプケーシング
と、その上に一側に送水口を有する偏平な整流室を区画
形成した噴水側ケーシングを設け、ポンプケーシング内
にはモータ軸にインペラと、さらにモータ軸上端に、整
流室上に設けた吐出管内で回転される上開きの円錐体に
偏心して複数のノズル孔を設けた噴水ノズルの下部シャ
フト部を取付け、前記吐出口と送水口を送水管接続ホー
スで接続して、噴水ノズルにより噴水側ケーシングに取
付けた内面に整流板を有する紡錘形の吐出管を通して噴
出させることを特徴とする水中曝気噴水ポンプ。 - 【請求項２】 前記噴水ノズルは、上開きの円錐体に偏
心して上下方向に穿設した複数のノズル孔と、上面に先
窄みの円錐孔を備えたノズル部と、その下部にモータ軸
上端部に取付けられるシャフト部とを設けてなる請求項
１記載の水中曝気噴水ポンプ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6213652A JP2610398B2 (ja) | 1994-09-07 | 1994-09-07 | 水中曝気噴水ポンプ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6213652A JP2610398B2 (ja) | 1994-09-07 | 1994-09-07 | 水中曝気噴水ポンプ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0874777A JPH0874777A (ja) | 1996-03-19 |
| JP2610398B2 true JP2610398B2 (ja) | 1997-05-14 |
Family
ID=16642717
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6213652A Expired - Fee Related JP2610398B2 (ja) | 1994-09-07 | 1994-09-07 | 水中曝気噴水ポンプ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2610398B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US10086223B2 (en) | 2010-10-19 | 2018-10-02 | Tyco Fire & Security Gmbh | Fixed systems and methods for extinguishing industrial tank fires, with and without fixed roof, including aerated foam projecting nozzles and center directed nozzles |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101067329B1 (ko) * | 2011-07-08 | 2011-09-23 | (주) 케이오더블유 | 임펠러방식의 거품제거장치 |
| CN108708861B (zh) * | 2018-09-04 | 2019-01-08 | 长沙迪沃机械科技有限公司 | 一种浮水泵的控制方法 |
| KR102369708B1 (ko) * | 2021-10-13 | 2022-03-03 | 강옥자 | 연근수확기 |
-
1994
- 1994-09-07 JP JP6213652A patent/JP2610398B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US10086223B2 (en) | 2010-10-19 | 2018-10-02 | Tyco Fire & Security Gmbh | Fixed systems and methods for extinguishing industrial tank fires, with and without fixed roof, including aerated foam projecting nozzles and center directed nozzles |
| US10300317B2 (en) | 2010-10-19 | 2019-05-28 | Tyco Fire Products Lp | Focused stream, aerated foam projecting nozzle including fixed wand system and method as well as possibly portable center pointing nozzle |
| US10835770B2 (en) | 2010-10-19 | 2020-11-17 | Tyco Fire Products Lp | Focused stream, aerated foam projecting nozzle including fixed wand system and method as well as possibly portable center pointing nozzle |
| US10918896B2 (en) | 2010-10-19 | 2021-02-16 | Tyco Fire Products Lp | Focused stream, aerated foam projecting nozzle including fixed wand system and method as well as possibly portable center pointing nozzle |
| US11065485B2 (en) | 2010-10-19 | 2021-07-20 | Tyco Fire Products Lp | Fixed systems and methods for extinguishing industrial tank fires, with and without fixed roof, including aerated foam projecting nozzles and center directed nozzles |
| US11338160B2 (en) | 2010-10-19 | 2022-05-24 | Tyco Fire Products Lp | Focused stream, aerated foam projecting nozzle including fixed wand system and method as well as possibly portable center pointing nozzle |
| US12017101B2 (en) | 2010-10-19 | 2024-06-25 | Tyco Fire Products Lp | Fixed systems and methods for extinguishing industrial tank fires, with and without fixed roof, including aerated foam projecting nozzles and center directed nozzles |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0874777A (ja) | 1996-03-19 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US5213718A (en) | Aerator and conversion methods | |
| US4917577A (en) | High speed centrifugal oxygenator | |
| US6156209A (en) | Protein skimmer | |
| US4229302A (en) | Waste treatment apparatus with floating platform | |
| JP2610398B2 (ja) | 水中曝気噴水ポンプ | |
| JP3385047B2 (ja) | 水域の浄化装置 | |
| JPS63171699A (ja) | 池等の曝気システム | |
| JP3647553B2 (ja) | 曝気噴水装置 | |
| US5051213A (en) | Method and apparatus for mixing fluids | |
| JP3020975B2 (ja) | 気泡発生装置 | |
| CN2908882Y (zh) | 射流增氧浮水泵 | |
| KR20010109241A (ko) | 수중펌프 | |
| JP3828061B2 (ja) | 水中エアレータ | |
| JP2004000897A (ja) | 微細気泡発生装置 | |
| KR20200046900A (ko) | 저전력 마이크로 버블 생성장치 | |
| JPH0217675Y2 (ja) | ||
| JPH0417276Y2 (ja) | ||
| KR100625421B1 (ko) | 호소수 대류 순환 방법 | |
| KR100251030B1 (ko) | 수중 축류 펌프의 흡입 안내 보조 장치 | |
| US4953490A (en) | Wave operated boat pump | |
| JPH06343993A (ja) | 海水における間欠空気揚水方法及び装置 | |
| KR100298007B1 (ko) | 미세기포 발생장치 | |
| JPS6330555Y2 (ja) | ||
| JP2544769Y2 (ja) | 井戸内の揚水装置 | |
| JP2601456Y2 (ja) | アクアエアガン |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |