JPS6339798B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6339798B2
JPS6339798B2 JP12608184A JP12608184A JPS6339798B2 JP S6339798 B2 JPS6339798 B2 JP S6339798B2 JP 12608184 A JP12608184 A JP 12608184A JP 12608184 A JP12608184 A JP 12608184A JP S6339798 B2 JPS6339798 B2 JP S6339798B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
oil cooler
oil
lubricating oil
refrigerant
cooler pipe
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP12608184A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS614877A (ja
Inventor
Toshikazu Arakawa
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Refrigeration Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Refrigeration Co filed Critical Matsushita Refrigeration Co
Priority to JP12608184A priority Critical patent/JPS614877A/ja
Publication of JPS614877A publication Critical patent/JPS614877A/ja
Publication of JPS6339798B2 publication Critical patent/JPS6339798B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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  • Applications Or Details Of Rotary Compressors (AREA)
  • Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)
  • Compressor (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、冷蔵庫等の冷凍装置に用いられる圧
縮機に関する。
従来例の構成とその問題点 近年、回転式圧縮機は、小型軽量という点から
家庭用冷蔵庫等への進出は目ざましいものがあ
る。
又、小型軽量という利点を最大限に生かす為に
圧縮機の収容スペースを最小減に押さえ、食品収
容能力を向上する試みが種々なされている。しか
しながら、圧縮機の収容スペースを削減すれば、
圧縮機の放熱能力が減少することは自明の理であ
り、結果として、冷却能力の低下あるいは圧縮機
の損傷等良からぬ事態を招くこととなる。
この為、圧縮機の冷却方法については種々の手
法が開発され用いられているが、ここでは従来の
往復動式圧縮機によく用いられているオイルクー
ラ方式を回転式圧縮機に適用した場合について説
明する。
第1図は、上記従来のオイルクーラ方式を適用
した回転式圧縮機の断面図及び、冷媒回路図であ
り、第2図は第1図のA−A′断面図である。1
は密閉ケーシングであり、Aケーシング1a、B
ケーシング1b、Cケーシング1cより構成さ
れ、その内部に、電動機部2と圧縮機構部3が収
納され、潤滑油4が封入されている。又電動機部
2は固定子2a、回転子2bより構成され、圧縮
機構部3は、シリンダ3a、Aベアリング3c、
Bベアリング3d、ローリングピストン3e、電
動機部2の動力を圧縮機構部3に伝えるクランク
シヤフト3fにより概略構成される。5は給油管
であり、内部の給油スプリング5aがクランクシ
ヤフト3fにより回転し、潤滑油4が圧縮機構部
3に供給される。6は、Aベアリング3cの吐出
孔3gより吐出された冷媒ガスの圧脈動波を減衰
させる為の吐出カバーであり、6aは、これに設
けられた冷媒吐出孔である。6bは、吐出カバー
6をAベアリング3Cに固定する為の固定ネジで
ある。又、7は、オイルクーラコンデンサ8に冷
媒を供給する為の吐出パイプ、9は密閉ケーシン
グ1内にてループ状に形成され、ループの下部
が、潤滑油4中に浸漬されているオイルクーラパ
イプである。10は、通常の冷媒回路における凝
縮器、同じく、11は減圧器、12は蒸発器、1
3は戻りパイプである。尚、14は電動機部2に
電力を供給するターミナル部である。
この様な従来の圧縮機の構成において動作を説
明する。圧縮機構部3において圧縮された冷媒ガ
スは、吐出カバー6の冷媒吐出口6aより、密閉
ケーシング1内へ吐出された後、吐出パイプ7よ
り、オイルクーラコンデンサ8に供給され、この
部で放熱した後、オイルクーラパイプ9に流入
し、潤滑油4内の浸漬部(斜線部)にて、潤滑油
4と熱交換を行い、潤滑油4を冷却する。オイル
クーラパイプ9を通過して、再び過熱された冷媒
は、次に擬縮器10に供給され、ここで放熱して
液化した後、減圧器11を介し、蒸発器12へ供
給され、これを冷却、戻りパイプ13を介し再
び、圧縮機構部3へ吸入されるというサイクルを
描く。
しかしながら、回転型圧縮機は小型軽量である
ことを前提としている為、オイルクーラパイプ9
の収納スペースを充分に確保することが難しく、
従つて、オイルクーラパイプ9を充分な長さでも
つて潤滑油4中に浸漬出来ないことがほとんどで
ある。この為、オイルクーラパイプ9と潤滑油4
との熱交換が充分行えず、他の圧縮機冷却方法に
較べ著るしく効率の悪いものとなつていた。又、
これを改善する方法として、オイルクーラコンデ
ンサ9を、大型化して実用化されることがあつた
が、これもコスト・アツプを招き賢明な策とは言
えない。
発明の目的 本発明は、上記従来例の欠点に鑑み、簡便な手
法で、オイルクーラパイプの放熱効率を高めよう
とするものである。
発明の構成 この目的を達成する為に、本発明の圧縮機は、
オイルクーラパイプに親油性部材を設け、これを
潤滑油中に浸漬している。この構成によつて、潤
滑油外のオイルクーラパイプは、親油性部材の毛
細管現象により、常に油で濡れており、冷媒ガス
中にさらされている場合に比べ、表面熱伝達率の
違いにより著るしく熱交換効率が向上する。
実施例の説明 以下本発明の一実施例について、図面を参照し
ながら説明する。第3図は、本発明の一実施例を
示す回転式圧縮機の断面図及び、冷媒回路図であ
り、第4図は、第3図B−B′断面図である。
図中、第1図、第2図と同一部品については、
同一番号を付して説明を省略し、異なる点のみに
ついて説明する。第1図、第2図と異なる点は、
オイルクーラパイプ9に、親油性部材である金属
メツシユ15を被覆した点、及び、オイルクーラ
パイプ9に吐出冷媒を吹き付ける為の冷媒吹付け
パイプ16a,16bを新設した点であり、冷媒
吹付パイプ16a,16bの先端を新たに、冷媒
吐出孔17a,17bとしている。
かかる構成において以下、その動作を説明す
る。圧縮機構部3において圧縮された冷媒ガス
は、冷媒吹付パイプ16a,16bの冷媒吐出孔
17a,17bより吐出され、オイルクーラパイ
プ9の金属メツシユ15に吹き付けられ、冷媒ガ
ス自身が、オイルクーラパイプ9と熱交換を行な
うとともに、この中に含まれる潤滑油4が、金属
メツシユ15に吸着され、金属メツシユ15を伝
つて流下し、この過程で、潤滑油4とオイルクー
ラパイプ9は熱交換を行なう。又、吐出冷媒中に
含まれる潤滑油4が極端に少なくなり、上記の様
な現象が起こりにくい場合にも、金属メツシユ1
5が、潤滑油4中に浸漬されている為に、毛細管
現象により、オイルクーラパイプ9の表面は、潤
滑油4で常に濡れた状態となつている。
以上のように本実施例によれば、オイルクーラ
パイプ9の表面は、潤滑油4で常に濡れた状態に
保つことが出来る。周知の様に金属の表面熱伝達
率は、気体と接している時より、液体と接してい
る時の方が、はるかに大きく、従つて、オイルク
ーラパイプ9の表面をこの様な状態に保てば、熱
交換効率を大幅に向上することが出来るものであ
る。又、吐出冷媒を、金属メツシユ15を介し
て、直接オイルクーラパイプ9に吹き付けている
為、冷媒自身とオイルクーラパイプ9の熱交換が
出来るばかりでなく、冷媒中に含まれる潤滑油4
と分離することも可能で、また分離した潤滑油4
は、金属メツシユ15を伝つて流下する間に、オ
イルクーラパイプ9と熱交換を行ない、オイルク
ーラパイプ9の熱交換効率を大幅に向上するもの
となつている。
なお、親油性部材としては、本実施例で取り上
げた金属メツシユ15以外にも、金属ウール、多
孔質金属等、熱伝導性があり油になじみ易く、保
油力の高い材料が好ましい。
発明の効果 以上の様に、本発明では、オイルクーラパイプ
に親油性部材を設け潤滑油中に浸漬している為、
潤滑油外のオイルクーラパイプを潤滑油で常に濡
れた状態に維持出来、従つて、従来に較べはるか
に高い熱交換効率を得られるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例を示す回転式圧縮機の構成図、
第2図は第1図のA−A′部断面図、第3図は本
発明の一実施例である回転式圧縮機の構成図、第
4図は第3図のB−B′断面図である。 1……密閉ケーシング、2……電動機部、3…
…圧縮機構部、4……潤滑油、9……オイルクー
ラパイプ、15……金属メツシユ(親油性部材)、
16a……冷媒吹付パイプ、16b……冷媒吹付
パイプ、17a……冷媒吐出孔、17b……冷媒
吐出孔。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 密閉ケースング内に潤滑油、圧縮機構部、電
    動機部、オイルクーラパイプを備え、前記オイル
    クーラパイプの外側に親油性部材を設け、このオ
    イルクーラパイプと親油性部材の一部を潤滑油中
    に浸漬した圧縮機。 2 圧縮機構部の冷媒吐出孔と、オイルクーラパ
    イプの親油性部材を設けた部分とを相対向した位
    置に配した特許請求の範囲第1項記載の圧縮機。
JP12608184A 1984-06-19 1984-06-19 圧縮機 Granted JPS614877A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12608184A JPS614877A (ja) 1984-06-19 1984-06-19 圧縮機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12608184A JPS614877A (ja) 1984-06-19 1984-06-19 圧縮機

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Publication Number Publication Date
JPS614877A JPS614877A (ja) 1986-01-10
JPS6339798B2 true JPS6339798B2 (ja) 1988-08-08

Family

ID=14926134

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12608184A Granted JPS614877A (ja) 1984-06-19 1984-06-19 圧縮機

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE4320537A1 (de) * 1992-06-22 1993-12-23 Mitsubishi Electric Corp Gekapselter Rotationskompressor

Families Citing this family (2)

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WO2015153651A1 (en) * 2014-03-31 2015-10-08 Trane International Inc. Phobic/philic structures in refrigeration systems and liquid vapor separation in refrigeration systems
US11262422B2 (en) 2020-05-08 2022-03-01 Allegro Microsystems, Llc Stray-field-immune coil-activated position sensor

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Publication number Publication date
JPS614877A (ja) 1986-01-10

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