JPH0130638Y2 - - Google Patents

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JPH0130638Y2
JPH0130638Y2 JP9978984U JP9978984U JPH0130638Y2 JP H0130638 Y2 JPH0130638 Y2 JP H0130638Y2 JP 9978984 U JP9978984 U JP 9978984U JP 9978984 U JP9978984 U JP 9978984U JP H0130638 Y2 JPH0130638 Y2 JP H0130638Y2
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JP
Japan
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heat exchanger
rotary compressor
cylinder
lubricating oil
closed container
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JP9978984U
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 この考案は回転圧縮機の冷却装置の改良に関す
る。
(ロ) 従来の技術 従来一般の回転圧縮機はこの回転圧縮機で圧縮し
た冷媒を外部に排出して、中間冷却器で冷却した
後に、密閉容器内に流入させていた。そしてこの
中間冷却器で冷却された冷媒で回転圧縮機が冷却
されるようになつている。
しかしながら、回転圧縮機は密閉容器内の圧力
が一定圧力以上にならないと、この密閉容器内か
ら冷媒が外部冷却回路に流出しないため、回転圧
縮機の起動時にはこの回転圧縮機で圧縮された冷
媒が中間冷却器で冷却されて減圧され、回転圧縮
機の圧力がなかなか上昇しないため、立上り特性
が悪くなる問題があつた(例えば実公昭47−
12763号公報参照)。
また、立上り特性を向上させるために、圧縮機
の潤滑油中に熱交換器を配置して、この熱交換器
で圧縮機全体を冷却するようにしていたが、この
場合には圧縮機の高さが高くなる問題があつた
(例えば実公昭58−23988号公報参照)。
(ハ) 考案の目的 この考案の目的は潤滑油を冷却する熱交換器を
回転圧縮機の余剰空間に形成できるようにしたも
のである。
(ニ) 考案の構成 この考案は潤滑油中に配置した熱交換器をシリ
ンダに固定して連通させた配管で形成したもので
ある。
この組合せをもつ回転圧縮機の冷却装置は潤滑
油を冷却する熱交換器をシリンダに固定して、こ
の熱交換器を密閉容器内の余剰空間に形成するよ
うにしたものである。
(ホ) 実施例 以下この考案を第1図乃至第3図に示す実施例
に基づいて説明する。
1は回転圧縮機、2は第1凝縮器、3は後述す
る潤滑油4を冷却する熱交換器、5は第2凝縮
器、6はキヤピラリチユーブ等の減圧装置、7は
蒸発器で、これらは順次配管接続されて冷凍回路
8を構成している。回転圧縮機1は密閉容器9
と、この容器内に収納された電動要素10と回転
圧縮要素11とにより構成されている。密閉容器
9内の底部には潤滑油4が貯溜されている。回転
圧縮要素11はシリンダ12と、回転軸13の偏
心部14によりシリンダ12内を回転するローラ
15と、シリンダ12の開口部を閉塞する上軸受
部16と下軸受部17とにより構成されている。
18は上軸受部16に取付けられた吐出弁19を
覆うように設けられたカツプマフラー体である。
20はシリンダ12に穿設された液冷媒の流入孔
で、この流入孔には第1凝縮器2の出口側と接続
された接続管21が接続されている。22はシリ
ンダ12に穿設された液冷媒の流出孔で、この流
出孔には第2凝縮器5の入口側と接続された接続
管23が接続されている。熱交換器3はシリンダ
12の下方で、下軸受部17の外周を囲むように
円弧状の配管で形成されている。この配管の両端
はシリンダ12の流入孔20と流出孔22とに
夫々挿入固定されている。
このように構成された回転圧縮機の冷却装置に
おいて、シリンダ12内でローラ15の回転によ
り圧縮された冷媒は吐出弁19を開放してカツプ
マフラー体18内に流出した後、密閉容器9内に
排出される。密閉容器9内に排出された冷媒はこ
の密閉容器内の圧力が一定圧力以上になると、第
1凝縮器2に流出して液化される。この第1凝縮
器で液化された冷媒は熱交換器3内に流入し、気
化熱で潤滑油4冷却して第2凝縮器5に流入し、
ここで再度凝縮させられる。液化された冷媒は減
圧装置6で減圧され、蒸発器7で蒸発気化して冷
却作用を行なう。そして、蒸発気化した冷媒は回
転圧縮機1に帰還する。
この考案の回転圧縮機1でも従来の回転圧縮機
と同じように中間冷却器のある圧縮機と比較し、
起動時の立上り特性が向上するようになつてい
る。
熱交換器3はシリンダ12の流入孔20に入口
側を、流出孔22に出口側を固定されているか
ら、密閉容器9に熱交換器3の出入口配管の取付
用のスペースを設ける必要がなく、また、この密
閉容器は下軸受部17の外周の余剰空間に取付け
られているため、密閉容器9を特別な大きさに加
工する必要もない。しかも熱交換器3は密閉容器
9の底板に固定する必要がないため、この底板を
後から熔接等で取付けても熱交換器3の取付けに
何ら支障をきたすことがなく、シリンダ12に単
に圧入することによつて取付けられるようになつ
ている。
(ヘ) 考案の効果 この考案の回転圧縮機の冷却装置は潤滑油中に
配置した熱交換器をシリンダに固定して連通させ
配管で形成したのであるから、熱交換器を密閉容
器内の余剰空間に形成できる。しかも、従来のよ
うに熱交換器を密閉容器を貫通して取付けたもの
に比べて、密閉容器の高さを低くすることがで
き、かつ、熱交換器の取付けを簡単にできる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図はこの考案を示し、第1図は
冷凍回路図、第2図は回転圧縮機の縦断面図、第
3図は第2図の−′線断面図である。 1……回転圧縮機、3……熱交換器、4……潤
滑油、9……密閉容器、10……電動要素、11
……回転圧縮要素、12……シリンダ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 電動要素と回転圧縮要素とを収納する密閉容器
    内の底部に潤滑油を貯溜し、この潤滑油中に熱交
    換器を配置した回転圧縮機において、この熱交換
    器は回転圧縮要素のシリンダに両端を固定して連
    通させた配管で形成したことを特徴とする回転圧
    縮機の冷却装置。
JP9978984U 1984-07-02 1984-07-02 回転圧縮機の冷却装置 Granted JPS6114796U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9978984U JPS6114796U (ja) 1984-07-02 1984-07-02 回転圧縮機の冷却装置

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9978984U JPS6114796U (ja) 1984-07-02 1984-07-02 回転圧縮機の冷却装置

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Publication Number Publication Date
JPS6114796U JPS6114796U (ja) 1986-01-28
JPH0130638Y2 true JPH0130638Y2 (ja) 1989-09-19

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ID=30659278

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JP9978984U Granted JPS6114796U (ja) 1984-07-02 1984-07-02 回転圧縮機の冷却装置

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JP3958054B2 (ja) 2002-01-31 2007-08-15 株式会社東芝 回転機械の軸受油循環系統の改修方法

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JPS6114796U (ja) 1986-01-28

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