JPH03179193A - 回転式圧縮機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、冷蔵庫等の冷凍装置に用いられる回転式圧Ｈ
ａに関するものである。

従来の技術 従来の回転式圧ａ機を図面を参照しながら説明する。

第４図は特開昭６０−２１９４９１　　号公報に示され
ている回転式圧縮機で、１は圧縮機の本体であυ、密閉
ケース２の内部に電動要素３、ロータリー型の圧縮要素
４を収納し、潤滑油６を封入して構成されている。ここ
で電動要素３及びＢＥ圧縮要素の詳細については１本従
来例の問題点を説明する上で特に関係がなく、又、その
−膜構造については周知の事項であるのでここでは割愛
して１本従来例の問題点に関連する事項のみにつき説明
を行う。

６はＥＥ圧縮要素にて圧縮された冷媒ガスを一時滞留さ
せ冷媒ガスの圧脈動波を減少させる為の吐出カバーであ
シ、その側面に冷媒吐出孔６ａｔ有している。７は冷媒
回路（図示せず）へ冷媒を供給する冷媒吐出パイプで挿
入部７ａを設けて密閉ケース２に装着されている。又、
８は前記冷媒回路からの戻りバイ１である。次１／Ｃ９
Ｈ給油管であり、その内部には給油スプリング（図示せ
ず）が収納されており、前記給油スプリングの一端はク
ランクシャフト１０に連結されている。

以上のような構成にかいて、以下そのｌｌ７Ｉ作につい
て説明する。電動要素３が回転を開始すると。

潤滑油６は給油スプリングのラセン溝を伝って圧縮要素
４に供給され、その一部は、吐出力パー６の冷媒吐出孔
６ａより、冷媒とともに密閉ケース２内へ吐出される。

冷媒吐出孔６ａｔ−通過する冷媒ガスの流速は、冷媒吐
出孔６ａの径が小さい為に非常に高く、ここで潤滑油６
のほとんどはオイルミスト（霧状のオイ／Ｌ／）となっ
て吐出される。

したがって密閉ケース２内の圧縮要素４側は濃いオイル
ミストの状態となっている。

発明が解決しようとする課題 しかしながら上記のような構成では、冷媒吐出パイプ７
が前記オイルミスト部に開口している為。

潤滑油６が冷媒と共に流出し易い構造となっている。潤
滑油６が冷媒回路に流入すると、液冷媒にオイルが混入
し凝縮器内の液相部分が増大するため、有効放熱部分が
減少し凝縮器の放熱効率が著るしく低下することとなる
。又、気相部分では凝縮器の管内面に潤滑油５が付着す
ることにより熱伝導率が低下し、この部分でも放熱効率
の低下が生ずることとなる。この結果、＃！縮湿温度上
昇しこれに伴ない高圧側圧力が異常に高くなり、回転式
圧縮機１に過大な負荷がかかることとなり、正常な冷却
運転を継続できなくなる。又、凝縮温度の上昇と共に回
転式圧縮機１の冷凍能力低下も招来することとなるとい
う問題点を有していた。

本発明は、上記従来例の欠点に鑑み、冷媒回路内へ潤滑
油の流入を阻止し、凝ａ器の放熱効率に影響を与えない
回転式圧縮機を提供するものである。

課題を解決するための手段 以上のような課題を解決するために、本発明の回転式圧
縮機は、冷媒吐出パイプの入口部に圧縮要素の反回転方
向に開口部を有する仕切板を設けたものである。

作用 密閉ケース内の圧縮要素側は上記のように濃いオイルミ
ストの状態となっているが、前記オイルミストは、を勧
要素の回転の影響を受は回転軸を中心として前記電動要
素と同一方向に旋回運動を行っている。そこで本発明は
上記した構成により冷媒吐出パイプ入口部のオイルミス
トの流れが変えられ潤滑油の分離が行われた冷媒ガスが
吐出されることとなる。

実施例 以下５本発明の一実施例について第１図を参考に説明す
る。

１は回転式圧縮機本体、２は密閉ケース、３は電動要素
、４は圧縮要素、６は潤滑油、６は吐出カバー、８は戻
りパイプ、９は給油管、１０はクランクシャフトで以上
は第３図に示す従来例の構成と同じものであるので、同
じものについてはその詳細な説明を省略する。

従来例と異なる点は、冷媒吐出パイプ７の入口部に圧縮
要素４の反回転方向に開口部を有する仕切板１１を設け
た点である。前記仕切板１１は第２図に示したように、
折り曲がり部１１ａとフランジ部１１ｂを有したもので
前記フランジ部１１ｂを密閉ケース２に固定したもので
ある。

以上の構成にかいてａ作を説明する。潤滑油６は、従来
例と同様給油ヌデリング（図示せず）により吸上げられ
、圧縮要素４に流入し、その一部は冷媒ガスとともに冷
媒吐出孔６ａよりオイルミストとなって密閉ケース２内
に吐出される。吐出されたミスト状の潤滑油６は密閉ケ
ース２内で電動要素３の回転の影響を受は第３図に示す
ように回転軸を中心として前記電動要素３の回転方向と
同一方向に旋回する。旋回する前記オイルミストａは仕
切板１１により冷媒吐出パイプ入口部で流れが変えられ
る。前記仕切板１１は電動要素３の反回転方向側だけが
開口している為に、潤滑油６の分離された冷媒ガスだけ
が冷媒吐出パイプ７から吐出されてゆくこととなる。

従って１以上の説明からも明らかなように本実施例では
、潤滑油６と冷媒ガスの分離が行われ冷媒回路への潤滑
油６の流出が防止できる。

発明の効果 以上のように本発明は、冷媒吐出パイプの入口部に電動
要素の反回転方向側に開口部を有する仕切板を設けるこ
とにより密閉ケース内でオイルミストとなって旋回する
潤滑油が、冷媒吐出パイプから、冷媒回路へ流出するこ
とが防止され、従来問題となっていた凝縮器内への潤滑
油流入を原因とする諸問題を解決することができ、実用
上効果大なるものがある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す回転式圧縮機の断面図
、第２図は第１図に示した仕切板の斜視図、第３図は第
１図の■−■による断面図、第４図は従来の回転式圧縮
機の断面図である。 １・・・・・・回転式圧縮機本体、２・・・・・・密閉
ケース、３・・・・・・電動要素、４・・・・・・圧縮
要素、７・・・・・−・・冷媒吐出バイブ、１１・・・
・・・仕切板。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 　密閉ケース内に圧縮要素と電動要素を収納し、前記圧
   縮要素側の前記密閉ケースを貫通する冷媒吐出パイプの
   入口部に前記電動要素の反回転方向側に開口部を有する
   仕切板を備えたことを特徴とする回転式圧縮機。