JPS6339007Y2 - - Google Patents

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JPS6339007Y2
JPS6339007Y2 JP19981184U JP19981184U JPS6339007Y2 JP S6339007 Y2 JPS6339007 Y2 JP S6339007Y2 JP 19981184 U JP19981184 U JP 19981184U JP 19981184 U JP19981184 U JP 19981184U JP S6339007 Y2 JPS6339007 Y2 JP S6339007Y2
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JP
Japan
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whetstone
grinding wheel
grinding
main
grindstone
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JP19981184U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は金属またはセラミツクなどからなる部
材の研削特にホーニングするさいに用いられる砥
石に関するものである。
(従来の技術) 従来、金属またはセラミツクなどからなる部材
の研削特にホーニングをするには、保持具に固定
された複数個の棒状砥石を、該部材に設けられた
孔に圧接して所定の速度で往復回転運動をさせな
がら行なつている。
この棒状砥石は、その使用目的、内孔径などに
従つて、その形状を修正、成形する所謂ツルーイ
ングが必要であるが、この作業は殆ど砥石メーカ
ーによつて行なわれている。
(考案が解決しようとする問題点) 上記のツルーイングは、砥石を固定する保持具
を備えた装置が、各使用メーカーによつて夫々違
うので、砥石メーカーが一々借りだして、それに
合せて行なつているのが実情である。
そのうえ、ツルーイングそのものが非常に難し
い作業なので、仕上げた砥石を使用メーカーへ納
入するのに最低で1ケ月近くかかり、さらにこれ
らの加工賃が砥石に加えられているため砥石の価
格が非常に高いものになつてしまう欠点がある。
ダイヤモンド砥石や窒化硼素砥石の場合は特に
この傾向が強い。
(問題点を解決するための手段) 本考案はこのような従来の問題点に着目してな
されたものであつて、ダイヤモンド砥石、窒化硼
素砥石などを、従来にない型の複合砥石として形
成することにより、上記問題点を解決することを
目的としている。
本考案はツルーイングを必要としない程度に厚
さを薄くした、ダイヤモンド砥石、窒化硼素砥石
などからなる方形板状の主砥石を、研削加工機で
保持して研削に必要な機械的強度を有するよう
に、前記主砥石より低い硬度の副砥石で、前記主
砥石の厚さ面を露出せしめて担持したことを特徴
とする複合砥石である。
(作用) この複合砥石は、主砥石を使用目的に応じてで
きるだけ厚さを薄くして、主砥石より低い硬度の
副砥石で担持しているので、ツルーイングをせず
に研削加工機に装着してホーニングを行なうと、
金属性部材により副砥石が早目に摩耗してホーニ
ングする孔面に沿うような形状になると共に、主
砥石のエツヂが現われて孔面と線接触した状態で
孔面の研削が始められ、副砥石がガイドの役目を
して以後円滑な研削が続けられる。
即ち、この複合砥石では、ツルーイングとホー
ニングが同時に進捗する状態でホーニングが行な
われる。
(実施例) 本考案を図面に示す一実施例に基づき以下詳述
する。1は複合砥石、2は銅、コバルト、ニツケ
ルなどの粉末を所定割合で配合し、それにさらに
ダイヤモンド微粒子を約20%混合し、高圧下で加
熱溶融して形成せしめた、厚さ約2mmの方形板状
ダイヤモンド砥石からなる主砥石、3は主砥石2
が厚さ面を露出させて嵌着できる溝4を幅方向の
中央で長さ方向に設けた、主砥石2より硬度が低
くく且つ研削加工機の保持具に固定されて油圧な
どで孔面に押圧されて研削するさいの力に耐える
機械的強度を有する炭化硅素砥石で、断面方形棒
状の副砥石である。尚主砥石2は溝4に嵌着し、
適宜な接着材で副砥石3に固定されている。
この複合砥石1は、従来行なわれていたツルー
イングをせずに研削加工機に装備して、従来行な
われている方法と同様にしてホーニングをする
と、ホーニングをする部材により副砥石3が早目
に摩耗してホーニングする孔面に沿うような形状
に形成されると共に、主砥石2のエツヂが現われ
て孔面と線接触した状態で孔面の研削が始めら
れ、副砥石3がガイドの役目をして以後円滑な研
削が続けられる。
複合砥石1の主砥石2は、その使用目的によつ
て厚さ2〜5mm、長さ75〜200mmのものが使用さ
れる。
この場合、砥石メーカーは、従来のように余分
な仕事であるツルーイング作業から解放され、ホ
ーニング用の砥石を規格化して計画的に製造でき
るので、砥石の納期を短縮し、さらに原価低減を
計つて安価で需要家に供給できる。
一方使用メーカーでは、砥石メーカーにツルー
イングを依頼する必要がなくなるので、円滑な作
業計画の進捗により作業能率の向上を計ることが
でき、そのうえ安価な砥石の入手が可能となるの
で、研削加工費を大巾に低減できる。
上記の一実施例において、主砥石2は、ダイヤ
モンド微粒子を適宜配合した金属粉末とともに容
融固化したダイヤモンド砥石を用いたが、使用目
的により固結材として金属の代わりに硝子などの
他の無機質材料を用いた所謂ビトリフアイド型砥
石、或は合成樹脂のような有機質材料を用いた所
謂レジノイド型砥石を用いても良く、さらにダイ
ヤモンドの代わりに立方晶窒化硼素を用いた窒素
硼素砥石を使用しても良い。又副砥石3は、ダイ
ヤモンド砥石、及び窒化硼素砥石よりも硬度の低
いものでで、研削に必要な機械的強度を有するも
のであれば、一実施例で示された以外で炭化硼素
やアルミナのビトリフアイド型或はレジノイド型
の何れの砥石でも良い。又主砥石1を副砥石3の
溝4に嵌入固着したが、主砥石1を副砥石3で接
着などにより挾持したサンドエツチ状のものにし
ても良い。
(考案の効果) 本考案は上記の構成を有するので次の効果を奏
する。
(1) ツルーイングを必要としないので作業能率を
向上させて研削加工費を節減できる。
(2) 規格化して計画的に製造できるので、原価低
減を計り従来のものより安価で需要家に供給で
きる。
(3) 使用上便利なうえ安価で供給されるので、需
要家のニーズにあつて、販売拡大に寄与する。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図
は平面図、第2図はA−A断面図である。 1……複合砥石、2……主砥石、3……副砥
石。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ツルーイングを必要としない程度に厚さを薄く
    した、ダイヤモンド砥石、窒化硼素砥石などから
    なる方形板状の主砥石を、研削加工機で保持され
    て研削に必要な機械的強度を有するように、前記
    主砥石より低い硬度の副砥石で、前記主砥石の厚
    さ面を露出せしめて担持したことを特徴とする複
    合砥石。
JP19981184U 1984-12-27 1984-12-27 Expired JPS6339007Y2 (ja)

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JP19981184U JPS6339007Y2 (ja) 1984-12-27 1984-12-27

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JP19981184U JPS6339007Y2 (ja) 1984-12-27 1984-12-27

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Publication Number Publication Date
JPS61112859U JPS61112859U (ja) 1986-07-17
JPS6339007Y2 true JPS6339007Y2 (ja) 1988-10-13

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ID=30760080

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JP19981184U Expired JPS6339007Y2 (ja) 1984-12-27 1984-12-27

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JP4988271B2 (ja) * 2006-08-16 2012-08-01 株式会社日進製作所 ホーニング砥石

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JPS61112859U (ja) 1986-07-17

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