JPS633897Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS633897Y2 JPS633897Y2 JP16188483U JP16188483U JPS633897Y2 JP S633897 Y2 JPS633897 Y2 JP S633897Y2 JP 16188483 U JP16188483 U JP 16188483U JP 16188483 U JP16188483 U JP 16188483U JP S633897 Y2 JPS633897 Y2 JP S633897Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- spare tire
- floor
- vehicle body
- hook
- body component
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 3
- 230000004888 barrier function Effects 0.000 description 2
- 238000005192 partition Methods 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 239000000446 fuel Substances 0.000 description 1
- 239000002828 fuel tank Substances 0.000 description 1
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 1
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Vehicle Step Arrangements And Article Storage (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は自動車の後部車体構造に関するもので
ある。
ある。
自動車において、スペアタイヤ収納部をリヤシ
ート後方のリヤフロアに設け、該リヤフロアのス
ペアタイヤ収納部にスペアタイヤを横置きに収納
したもの(実開昭57−17888号公報、実開昭57−
86883号公報、実開昭57−86884号公報等参照)
は、後面衝突時スペアタイヤによりリヤフロア部
の座屈変形がさまたげられるので、リヤシート後
方部のクラツシユストロークを充分に確保するこ
とが困難となり、リヤシート部にまで変形が及
び、リヤシート部の下部附近に設置した燃料タン
クが損傷し燃料漏れ等の不具合を生じる虞れがあ
る。
ート後方のリヤフロアに設け、該リヤフロアのス
ペアタイヤ収納部にスペアタイヤを横置きに収納
したもの(実開昭57−17888号公報、実開昭57−
86883号公報、実開昭57−86884号公報等参照)
は、後面衝突時スペアタイヤによりリヤフロア部
の座屈変形がさまたげられるので、リヤシート後
方部のクラツシユストロークを充分に確保するこ
とが困難となり、リヤシート部にまで変形が及
び、リヤシート部の下部附近に設置した燃料タン
クが損傷し燃料漏れ等の不具合を生じる虞れがあ
る。
本考案は極めて簡単なる施策によつて上記のよ
うな不具合を防止することを目的とするものであ
り、以下本考案を附図実施例を参照して説明す
る。
うな不具合を防止することを目的とするものであ
り、以下本考案を附図実施例を参照して説明す
る。
第1図において、1はリヤフロア、2はリヤシ
ート、3はリヤクロスメンバ、4はバツクドア、
5はリヤバンパであり、リヤフロア1のリヤシー
ト2後方部分にはスペアタイヤ6を横置きに収納
するスペアタイヤ収納部7が形成されている。8
はスペアタイヤ収納部7とリヤシート2の設置部
とを区画する仕切壁である。
ート、3はリヤクロスメンバ、4はバツクドア、
5はリヤバンパであり、リヤフロア1のリヤシー
ト2後方部分にはスペアタイヤ6を横置きに収納
するスペアタイヤ収納部7が形成されている。8
はスペアタイヤ収納部7とリヤシート2の設置部
とを区画する仕切壁である。
9はタイダウン用のフツクで、該フツク9はそ
の基部9bをリヤフロア1の後端とリヤクロスメ
ンバ3の下面部に固着されると共に、その先端部
9aは後方に向けて斜め下方に突出し、該先端部
9aが箱型断面であるリヤクロスメンバ3に対し
て下方にオフセツトAすると共に後方にB寸法だ
け突出した位置となるよう構成されている。尚5
aはリヤバンパ5に設けたフツク貫通用孔であ
る。
の基部9bをリヤフロア1の後端とリヤクロスメ
ンバ3の下面部に固着されると共に、その先端部
9aは後方に向けて斜め下方に突出し、該先端部
9aが箱型断面であるリヤクロスメンバ3に対し
て下方にオフセツトAすると共に後方にB寸法だ
け突出した位置となるよう構成されている。尚5
aはリヤバンパ5に設けたフツク貫通用孔であ
る。
以上のように構成した本考案によれば、フツク
9の先端部9aが後部車体構成部材であるリヤク
ロスメンバ3の後端面より後方に突出しているの
で、後面衝突時衝突物即ちバリア10は後部車体
構成部材に当る前に、一般に合成樹脂により構成
されるリヤバンパ5を変形又は破壊して先ずフツ
ク9の先端部9aに当る。
9の先端部9aが後部車体構成部材であるリヤク
ロスメンバ3の後端面より後方に突出しているの
で、後面衝突時衝突物即ちバリア10は後部車体
構成部材に当る前に、一般に合成樹脂により構成
されるリヤバンパ5を変形又は破壊して先ずフツ
ク9の先端部9aに当る。
フツク9の先端部9aにバリア10が撃突する
と、該フツク9の先端部9aはその基部9bを固
着したリヤクロスメンバ3及びリヤフロア1後端
部の下面より下方にオフセツトAしているので、
リヤクロスメンバ3及びリヤフロア1後端部を下
方に引き下げる方向に荷重が作用し、第2図に示
すようにリヤフロア1はスペアタイヤ収納部7の
前端部分即ちリヤシート2の後部附近より下方に
折曲変形してリヤクロスメンバ3等の後部車体構
成部材は下方に引き下げられつつ座屈変形し、上
記下方への変形移動によつてリヤシート後方部分
のクラツシユストロークの大幅な増大をはかり、
リヤシート2設置部の座屈変形を著しく減少させ
ることができるものである。
と、該フツク9の先端部9aはその基部9bを固
着したリヤクロスメンバ3及びリヤフロア1後端
部の下面より下方にオフセツトAしているので、
リヤクロスメンバ3及びリヤフロア1後端部を下
方に引き下げる方向に荷重が作用し、第2図に示
すようにリヤフロア1はスペアタイヤ収納部7の
前端部分即ちリヤシート2の後部附近より下方に
折曲変形してリヤクロスメンバ3等の後部車体構
成部材は下方に引き下げられつつ座屈変形し、上
記下方への変形移動によつてリヤシート後方部分
のクラツシユストロークの大幅な増大をはかり、
リヤシート2設置部の座屈変形を著しく減少させ
ることができるものである。
以上のように本考案によれば、従来スペアタイ
ヤ収納部に収納されているスペアタイヤのリムの
突張りによつてリヤシート後方部のクラツシユス
トロークが充分に採れなかつたものを、該スペア
タイヤ収納部後方の車体構成部材を衝突荷重によ
つて下方に引き下げ変形させるようにしたことに
より、その引き下げ変形にてリヤシート後方部の
クラツシユストロークを充分に増大させリヤシー
ト設置部の変形を著しく低減させることができる
もので、新たな部品の追加は一切なく構造簡単で
且つコスト的には従来のものと全く同じで廉価で
あること等と相俟つて自動車の安全対策上極めて
有効なるものである。
ヤ収納部に収納されているスペアタイヤのリムの
突張りによつてリヤシート後方部のクラツシユス
トロークが充分に採れなかつたものを、該スペア
タイヤ収納部後方の車体構成部材を衝突荷重によ
つて下方に引き下げ変形させるようにしたことに
より、その引き下げ変形にてリヤシート後方部の
クラツシユストロークを充分に増大させリヤシー
ト設置部の変形を著しく低減させることができる
もので、新たな部品の追加は一切なく構造簡単で
且つコスト的には従来のものと全く同じで廉価で
あること等と相俟つて自動車の安全対策上極めて
有効なるものである。
第1図は本考案の実施例を示す要部縦断側面
図、第2図は第1図のものの後面衝突時の変形態
様を示す図である。 1……リヤフロア、2……リヤシート、3……
リヤクロスメンバ、4……バツクドア、5……リ
ヤバンパ、6……スペアタイヤ、7……スペアタ
イヤ収納部、9……フツク。
図、第2図は第1図のものの後面衝突時の変形態
様を示す図である。 1……リヤフロア、2……リヤシート、3……
リヤクロスメンバ、4……バツクドア、5……リ
ヤバンパ、6……スペアタイヤ、7……スペアタ
イヤ収納部、9……フツク。
Claims (1)
- リヤフロアのリヤシート後方部分にスペアタイ
ヤを横置きに収納するスペアタイヤ収納部を設け
た自動車において、該リヤフロア及びリヤフロア
後端部が結合される箱型断面のリヤクロスメンバ
等よりなる後部車体構成部材の下面部に、ダイダ
ウン用のフツクの基部を、該フツク先端部が上記
後部車体構成部材の後端より後方に突出すると共
に後部車体構成部材の下端面より下方にオフセツ
トした位置となるよう固着したことを特徴とする
自動車の後部車体構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16188483U JPS6068880U (ja) | 1983-10-19 | 1983-10-19 | 自動車の後部車体構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16188483U JPS6068880U (ja) | 1983-10-19 | 1983-10-19 | 自動車の後部車体構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6068880U JPS6068880U (ja) | 1985-05-16 |
JPS633897Y2 true JPS633897Y2 (ja) | 1988-01-30 |
Family
ID=30355641
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16188483U Granted JPS6068880U (ja) | 1983-10-19 | 1983-10-19 | 自動車の後部車体構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6068880U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010076728A (ja) * | 2008-09-29 | 2010-04-08 | Nissan Motor Co Ltd | 車両後部構造 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006193046A (ja) * | 2005-01-13 | 2006-07-27 | Mazda Motor Corp | 車両の後部車体構造 |
JP4784183B2 (ja) * | 2005-07-08 | 2011-10-05 | 日産自動車株式会社 | 車体前後部構造 |
-
1983
- 1983-10-19 JP JP16188483U patent/JPS6068880U/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010076728A (ja) * | 2008-09-29 | 2010-04-08 | Nissan Motor Co Ltd | 車両後部構造 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6068880U (ja) | 1985-05-16 |
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