JPS6338644Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6338644Y2 JPS6338644Y2 JP7124882U JP7124882U JPS6338644Y2 JP S6338644 Y2 JPS6338644 Y2 JP S6338644Y2 JP 7124882 U JP7124882 U JP 7124882U JP 7124882 U JP7124882 U JP 7124882U JP S6338644 Y2 JPS6338644 Y2 JP S6338644Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- screw
- box
- mounting piece
- piece
- bottom plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000005452 bending Methods 0.000 claims 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 2
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Distribution Board (AREA)
- Casings For Electric Apparatus (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
従来この種の第１図の様な分電盤の中底板４と
ボツクス１の固定装置としては、ボツクス底面の
四隅より直立したボルト５の下ナツト６と上ナツ
ト７の間に中底板４を狭持する方式が一般的であ
つたが、分電盤取付工事等で中底板４をボツクス
１から取外す際、上ナツト７をゆるめてボルト５
から分離しなければならず、且つボルト５は、中
底板４とボツクス１の底面との高さを調整する必
要がある場合に備えて長いボルトを使用すること
が通例であるから、前述の４ケ所の上ナツト７を
ボルト５から分離する作業には時間がかかり、更
に分離した上ナツト７を粉失する等の不便を生じ
ていた。
ボツクス１の固定装置としては、ボツクス底面の
四隅より直立したボルト５の下ナツト６と上ナツ
ト７の間に中底板４を狭持する方式が一般的であ
つたが、分電盤取付工事等で中底板４をボツクス
１から取外す際、上ナツト７をゆるめてボルト５
から分離しなければならず、且つボルト５は、中
底板４とボツクス１の底面との高さを調整する必
要がある場合に備えて長いボルトを使用すること
が通例であるから、前述の４ケ所の上ナツト７を
ボルト５から分離する作業には時間がかかり、更
に分離した上ナツト７を粉失する等の不便を生じ
ていた。
その上、前記の様にボツクス１の底面から中底
板４の高さを調整する必要がある場合、中底板４
を取り外した後、四隅のボルト５の下ナツト６の
高さを所望の高さに調整するのであるが、４箇所
の下ナツト６のボツクス１からの高さをそろえる
作業は、作業者の目分量にたよらねばならず微妙
で難しい作業となつていた。
板４の高さを調整する必要がある場合、中底板４
を取り外した後、四隅のボルト５の下ナツト６の
高さを所望の高さに調整するのであるが、４箇所
の下ナツト６のボツクス１からの高さをそろえる
作業は、作業者の目分量にたよらねばならず微妙
で難しい作業となつていた。
本件の考案は上記の不具合を解消し、分電盤の
中底板とボツクスの取り付け取り外しが容易で、
中底板とボツクスの高さの調整作業が容易な中底
板とボツクスの固定装置を提供しようとするもの
である。
中底板とボツクスの取り付け取り外しが容易で、
中底板とボツクスの高さの調整作業が容易な中底
板とボツクスの固定装置を提供しようとするもの
である。
以下に本考案を図面により説明すれば第２図は
本考案を利用した分電盤の中底板とボツクスの分
解図で、１０はボツクス、１３は中底板、８はボ
ツクス１０の底面から直立した受片でここではボ
ツクス１０の底面４隅にＬ字状の金具を溶接止め
してある。１１は中底板１３側の取付片で、ここ
ではＬ字状の金具をネジ１２によつて中底板１３
に固定してある。９は受片８と取付片１１を螺着
固定するネジで受片側に仮止めされている。
本考案を利用した分電盤の中底板とボツクスの分
解図で、１０はボツクス、１３は中底板、８はボ
ツクス１０の底面から直立した受片でここではボ
ツクス１０の底面４隅にＬ字状の金具を溶接止め
してある。１１は中底板１３側の取付片で、ここ
ではＬ字状の金具をネジ１２によつて中底板１３
に固定してある。９は受片８と取付片１１を螺着
固定するネジで受片側に仮止めされている。
等３図は受片８と取付片１１と、ネジ９の分解
組立図で、個々の部品の形状と係り合いを示して
いる。ここで、１４，１５，１６は受片８にボツ
クス１０の底面から高さを異にし、且つ底面と平
行な方向に一直線上に明けられたネジ穴でネジ９
を螺着する。１９は取付片１１に設けた角穴、２
０は同じく取付片１１の角穴１９から伸びた溝穴
で溝穴の先端よりＹの長さで直角に折り曲げてあ
る。ネジ９と角穴１９、溝穴２０の寸法関係は下
記の様に設定され角穴１９に対しネジ９の頭部１
８は通り抜け自在に、又溝穴２０に対してはネジ
９のネジ切部１７が通り抜け自在であるが頭部１
８は通り抜けができない。
組立図で、個々の部品の形状と係り合いを示して
いる。ここで、１４，１５，１６は受片８にボツ
クス１０の底面から高さを異にし、且つ底面と平
行な方向に一直線上に明けられたネジ穴でネジ９
を螺着する。１９は取付片１１に設けた角穴、２
０は同じく取付片１１の角穴１９から伸びた溝穴
で溝穴の先端よりＹの長さで直角に折り曲げてあ
る。ネジ９と角穴１９、溝穴２０の寸法関係は下
記の様に設定され角穴１９に対しネジ９の頭部１
８は通り抜け自在に、又溝穴２０に対してはネジ
９のネジ切部１７が通り抜け自在であるが頭部１
８は通り抜けができない。
2r＜Z1＜2R
2R＜Z2
Ｏ＜X1
ｘ＜X2
Ｙ＝ｒ＋Ｒ
第４図は受片８と取付片１１の取り外し取り付
け途中の断面図で、ネジ９が受片８に対してゆる
んでいる場合は、ネジ９の頭部１８は、取付片１
１の角穴１９を通り抜けでき、且つネジ切部１７
は溝穴２０を通り抜けできるから、取付片１１は
受片８に対し、取り付け取り外し自在となる。
け途中の断面図で、ネジ９が受片８に対してゆる
んでいる場合は、ネジ９の頭部１８は、取付片１
１の角穴１９を通り抜けでき、且つネジ切部１７
は溝穴２０を通り抜けできるから、取付片１１は
受片８に対し、取り付け取り外し自在となる。
第５図は受片８と取付片１１がネジ９によつて
固定された図で、この図の様にネジ９が締められ
ている状態ではネジ９の頭部１８は取付片１１の
溝穴２０を通り抜けできず、取付片１１は受片８
に固定され取り付け取り外しができなくなる。
固定された図で、この図の様にネジ９が締められ
ている状態ではネジ９の頭部１８は取付片１１の
溝穴２０を通り抜けできず、取付片１１は受片８
に固定され取り付け取り外しができなくなる。
以上の様に本件の考案による固定装置では、ま
ず中底板１３をボツクス１０へ取付け取外しする
際にネジ９を完全に受片８から分離する必要がな
いためネジ９は粉失する恐れがなく、且つ中底板
１３の取り付け取り外しはネジ９をほんの少しゆ
るめるのみで良いから、時間がかからず、更に中
底板１３とボツクス１０の高さの調整作業におい
ては中底板１３をとり外した後ボツクス１０の四
隅に設けられた受片８に螺着されたネジ９をボツ
クス１０の底面より高さの異なるネジ穴１４，１
５，１６のうちいずれかにつけかえるのみで良
く、従来の分電盤の例の如く４本のボルト５の下
ナツト６の高さを目分量で設定調整するといつた
微妙な作業は不要となるという効果を有する。
ず中底板１３をボツクス１０へ取付け取外しする
際にネジ９を完全に受片８から分離する必要がな
いためネジ９は粉失する恐れがなく、且つ中底板
１３の取り付け取り外しはネジ９をほんの少しゆ
るめるのみで良いから、時間がかからず、更に中
底板１３とボツクス１０の高さの調整作業におい
ては中底板１３をとり外した後ボツクス１０の四
隅に設けられた受片８に螺着されたネジ９をボツ
クス１０の底面より高さの異なるネジ穴１４，１
５，１６のうちいずれかにつけかえるのみで良
く、従来の分電盤の例の如く４本のボルト５の下
ナツト６の高さを目分量で設定調整するといつた
微妙な作業は不要となるという効果を有する。
第１図は従来の分電盤の断面図、第２図は本件
の考案による分電盤ボツクスと中底の分解組立
図、第３図は本件の考案のボツクスと中底の固定
装置の分解組立図、第４図は本件の考案の固定装
置の受片と取付片が外れた状態の断面図、第５図
は第４図において受片と取付片が固定された状態
の断面図である。 １……ボツクス、２……枠、３……扉、４……
中底板、５……ボルト、６……下ナツト、７……
上ナツト、８……受片、９……ネジ、１０……ボ
ツクス、１１……取付片、１２……ネジ、１３…
…中底、１４……ネジ穴、１５……ネジ穴、１６
……ネジ穴、１７……ネジ切部、１８……頭部、
１９……角穴、２０……溝穴。
の考案による分電盤ボツクスと中底の分解組立
図、第３図は本件の考案のボツクスと中底の固定
装置の分解組立図、第４図は本件の考案の固定装
置の受片と取付片が外れた状態の断面図、第５図
は第４図において受片と取付片が固定された状態
の断面図である。 １……ボツクス、２……枠、３……扉、４……
中底板、５……ボルト、６……下ナツト、７……
上ナツト、８……受片、９……ネジ、１０……ボ
ツクス、１１……取付片、１２……ネジ、１３…
…中底、１４……ネジ穴、１５……ネジ穴、１６
……ネジ穴、１７……ネジ切部、１８……頭部、
１９……角穴、２０……溝穴。
Claims (1)
- ネジのネジ頭の通り抜け自在な角穴と、角穴の
一部より伸び、ネジのネジ切部は通り抜け自在で
該ネジ頭は通り抜けができない巾で、長さが前記
ネジ切部の半径とネジ頭の半径を加えた長さＹよ
り長い溝穴を設け、溝穴の先端から長さＹの位置
を直角に折り曲げて中底板側に固定される取付片
と、ボツクス底面より直立しボツクス底面より高
さの異なる位置に複数のネジ穴を設けた受片と、
前記取付片と受片とを螺着するネジとによつて成
る分電盤ボツクスと中底板の固定装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7124882U JPS58174906U (ja) | 1982-05-14 | 1982-05-14 | 分電盤ボツクスと中底板の固定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7124882U JPS58174906U (ja) | 1982-05-14 | 1982-05-14 | 分電盤ボツクスと中底板の固定装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58174906U JPS58174906U (ja) | 1983-11-22 |
| JPS6338644Y2 true JPS6338644Y2 (ja) | 1988-10-12 |
Family
ID=30080876
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7124882U Granted JPS58174906U (ja) | 1982-05-14 | 1982-05-14 | 分電盤ボツクスと中底板の固定装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58174906U (ja) |
-
1982
- 1982-05-14 JP JP7124882U patent/JPS58174906U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58174906U (ja) | 1983-11-22 |
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