JPS6338475Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6338475Y2 JPS6338475Y2 JP1982098483U JP9848382U JPS6338475Y2 JP S6338475 Y2 JPS6338475 Y2 JP S6338475Y2 JP 1982098483 U JP1982098483 U JP 1982098483U JP 9848382 U JP9848382 U JP 9848382U JP S6338475 Y2 JPS6338475 Y2 JP S6338475Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tape
- gate
- main body
- body case
- front wall
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000000465 moulding Methods 0.000 claims description 3
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 239000012778 molding material Substances 0.000 description 2
- 238000002347 injection Methods 0.000 description 1
- 239000007924 injection Substances 0.000 description 1
- 238000010137 moulding (plastic) Methods 0.000 description 1
- 238000005192 partition Methods 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
この考案はテープカートリツジに係り、より詳
しくは、プラスチツク製の本体ケースの前壁外面
に存するゲート跡でテープが損傷することのない
ようにしたものである。
しくは、プラスチツク製の本体ケースの前壁外面
に存するゲート跡でテープが損傷することのない
ようにしたものである。
テープカートリツジの本体ケースはプラスチツ
ク材で射出成形されるが、このさいゲートは本体
ケースの前壁の外面一部に相当する部分に配置
し、そのゲートからプラスチツク溶融成形材料を
注入している。このようにゲートが本体ケースの
前壁に配置される理由は、本体ケースの前壁外面
にテープが走行する関係上その前壁部分の正確な
寸法精度が要求されること、並びに金型成形上も
有利だからである。
ク材で射出成形されるが、このさいゲートは本体
ケースの前壁の外面一部に相当する部分に配置
し、そのゲートからプラスチツク溶融成形材料を
注入している。このようにゲートが本体ケースの
前壁に配置される理由は、本体ケースの前壁外面
にテープが走行する関係上その前壁部分の正確な
寸法精度が要求されること、並びに金型成形上も
有利だからである。
しかし、成形後にゲートは本体ケースの前壁外
面から切断除去されるものの、そのゲート切断跡
が凹凸を有する荒い粗面を呈し、テープがゲート
切断跡に触れて損傷を受ける。
面から切断除去されるものの、そのゲート切断跡
が凹凸を有する荒い粗面を呈し、テープがゲート
切断跡に触れて損傷を受ける。
この考案は、かかる事実に着目して、ゲートの
配置を従来と同様に本体ケース前壁の外面に設定
したうえでゲート切断跡との接触によるテープ損
傷を防止することができるようにしたものであ
る。
配置を従来と同様に本体ケース前壁の外面に設定
したうえでゲート切断跡との接触によるテープ損
傷を防止することができるようにしたものであ
る。
以下、その詳細を図面に基づき説明する。図面
は小型化のビデオ用テープカートリツジを例示し
ており、これの本体ケース1はそれぞれがプラス
チツク材で一体成形された上ケース1aと下ケー
ス1bとを蓋合わせ状にねじ等で結合してなり、
内部にテープ2が巻かれる左右のテープリール
3,3を可回転に装置し、テープ2を一方のテー
プリール3から繰出し、テープガイド部材4を介
して本体ケース1の前壁5の外側に導出したのち
他方のテープリール3に巻取る。そして、本体ケ
ース1にこれの前面を閉塞する前蓋6を開閉自在
に装着し、不使用時に該前蓋6でテープ3の前面
側を被覆保護するようになつている。
は小型化のビデオ用テープカートリツジを例示し
ており、これの本体ケース1はそれぞれがプラス
チツク材で一体成形された上ケース1aと下ケー
ス1bとを蓋合わせ状にねじ等で結合してなり、
内部にテープ2が巻かれる左右のテープリール
3,3を可回転に装置し、テープ2を一方のテー
プリール3から繰出し、テープガイド部材4を介
して本体ケース1の前壁5の外側に導出したのち
他方のテープリール3に巻取る。そして、本体ケ
ース1にこれの前面を閉塞する前蓋6を開閉自在
に装着し、不使用時に該前蓋6でテープ3の前面
側を被覆保護するようになつている。
この上下ケース1a,1bの各前壁5はピンチ
ローラ、テープローデイングピンなどが入る凹部
7,8,9が並べて形成されたものとなつてい
る。かかる形状の前壁5,5は上下ケース1a,
1bのプラスチツク成形と同時に一体成形される
が、このさい、ゲートGは第2図中仮想線で示す
如く前壁5の凹部7,8間を仕切る前方突出状の
突壁部5aの突出前端面上に配置し、このゲート
Gから溶融成形材料を注入して上ケース1a又は
下ケース1bの全体を一体成形している。成形
後、ゲートGは切断除去される。この切断跡は第
2図および第3図中において符号Bで示す。
ローラ、テープローデイングピンなどが入る凹部
7,8,9が並べて形成されたものとなつてい
る。かかる形状の前壁5,5は上下ケース1a,
1bのプラスチツク成形と同時に一体成形される
が、このさい、ゲートGは第2図中仮想線で示す
如く前壁5の凹部7,8間を仕切る前方突出状の
突壁部5aの突出前端面上に配置し、このゲート
Gから溶融成形材料を注入して上ケース1a又は
下ケース1bの全体を一体成形している。成形
後、ゲートGは切断除去される。この切断跡は第
2図および第3図中において符号Bで示す。
さて、この考案では上記突壁部5aの前壁面上
のゲート切断跡Bの近傍位置、すなわち図の例で
はその前端面上の一側端に断面ほぼ半円形状等の
リブ10を上下方向に一体成形する。上ケース1
a側に形成されるリブ10と下ケース1b側に形
成されるリブ10とは上下ケース1a,1bを突
合わせたときに一直線状に連続し、このリブ1
0,10上をテープ3が走行する。したがつて、
テープ3はゲート切断跡Bから逃げて該ゲート切
断跡Bに触れることがなくなる。またテープ3を
そのにようにリブ10上に走行させれば、線接触
状態となり、テープ3がリブ10の無い突壁部5
aの前端面上を走行さる面接触とは異なつて摩擦
を少なくすることができ、この点においてもテー
プ損傷防止に役立つことになる。
のゲート切断跡Bの近傍位置、すなわち図の例で
はその前端面上の一側端に断面ほぼ半円形状等の
リブ10を上下方向に一体成形する。上ケース1
a側に形成されるリブ10と下ケース1b側に形
成されるリブ10とは上下ケース1a,1bを突
合わせたときに一直線状に連続し、このリブ1
0,10上をテープ3が走行する。したがつて、
テープ3はゲート切断跡Bから逃げて該ゲート切
断跡Bに触れることがなくなる。またテープ3を
そのにようにリブ10上に走行させれば、線接触
状態となり、テープ3がリブ10の無い突壁部5
aの前端面上を走行さる面接触とは異なつて摩擦
を少なくすることができ、この点においてもテー
プ損傷防止に役立つことになる。
なおゲートGの位置は、本体ケース1の前壁5
における上記突壁部5aの前端面上の箇所以外
に、例えば突壁部5aの一側斜面11上に設定さ
れる場合もあり、この場合においても、ゲート切
断跡が一側斜面11上に存すると、テープ3に弛
みが生じたとき、テープ3がやはりそのゲート切
断跡に触れて損傷することが考えられる。これを
防止するため該ゲート切断跡Bの近傍位置にリブ
10を上記と同様に設けてテープ3をゲート切断
跡Bから逃す手段を講じる。
における上記突壁部5aの前端面上の箇所以外
に、例えば突壁部5aの一側斜面11上に設定さ
れる場合もあり、この場合においても、ゲート切
断跡が一側斜面11上に存すると、テープ3に弛
みが生じたとき、テープ3がやはりそのゲート切
断跡に触れて損傷することが考えられる。これを
防止するため該ゲート切断跡Bの近傍位置にリブ
10を上記と同様に設けてテープ3をゲート切断
跡Bから逃す手段を講じる。
この考案は上記のテープカートリツジ以外の各
種のテープカートリツジにも同様に適用できるこ
とは勿論である。
種のテープカートリツジにも同様に適用できるこ
とは勿論である。
以上説明したように、この考案のテープカート
リツジは本体ケース1の前壁5の外面におけるゲ
ート切断跡Bの近傍位置にリブ10を設けてテー
プ3がゲート切断跡Bを触れることのないように
した。したがつて、ゲート切断跡Bとの接触によ
るテープ損傷を有効に防止できる。
リツジは本体ケース1の前壁5の外面におけるゲ
ート切断跡Bの近傍位置にリブ10を設けてテー
プ3がゲート切断跡Bを触れることのないように
した。したがつて、ゲート切断跡Bとの接触によ
るテープ損傷を有効に防止できる。
第1図はこの考案に係るテープカートリツジを
例示する一部切欠き平面図、第2図は要部拡大断
面図、第3図は要部の斜視図である。 1……本体ケース、1a……上ケース、1b…
…下ケース、2……テープリール、3……テー
プ、4……テープガイド部材、5……前壁、6…
…前蓋、10……リブ、G……ゲート、B……ゲ
ート切断跡。
例示する一部切欠き平面図、第2図は要部拡大断
面図、第3図は要部の斜視図である。 1……本体ケース、1a……上ケース、1b…
…下ケース、2……テープリール、3……テー
プ、4……テープガイド部材、5……前壁、6…
…前蓋、10……リブ、G……ゲート、B……ゲ
ート切断跡。
Claims (1)
- プラスチツク製の本体ケース1の前壁5の外面
側に、本体ケース成形時におけるゲートの切断跡
Bが存するテープカートリツジにおいて、前壁5
の外面におけるゲート切断跡Bの近傍位置にリブ
10を設けて本体ケース1から導き出されたテー
プ3を該リブ10上に走行させることによりテー
プ3がゲート切断跡Bに触れることのないように
したことを特徴とするテープカートリツジ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9848382U JPS595082U (ja) | 1982-06-29 | 1982-06-29 | テ−プカ−トリツジ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9848382U JPS595082U (ja) | 1982-06-29 | 1982-06-29 | テ−プカ−トリツジ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS595082U JPS595082U (ja) | 1984-01-13 |
JPS6338475Y2 true JPS6338475Y2 (ja) | 1988-10-11 |
Family
ID=30233798
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9848382U Granted JPS595082U (ja) | 1982-06-29 | 1982-06-29 | テ−プカ−トリツジ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS595082U (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5139977U (ja) * | 1974-09-19 | 1976-03-25 |
-
1982
- 1982-06-29 JP JP9848382U patent/JPS595082U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS595082U (ja) | 1984-01-13 |
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