JPS6338288A - ハイブリツドicにおける導体回路形成方法 - Google Patents
ハイブリツドicにおける導体回路形成方法Info
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- JPS6338288A JPS6338288A JP18318986A JP18318986A JPS6338288A JP S6338288 A JPS6338288 A JP S6338288A JP 18318986 A JP18318986 A JP 18318986A JP 18318986 A JP18318986 A JP 18318986A JP S6338288 A JPS6338288 A JP S6338288A
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Landscapes
- Manufacturing Of Printed Wiring (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
この発明は各種電気機器や自動車の各種制61装置など
に使用されるハイブリッドIC(混成集積回路)に関し
、特にそのハイブリッドICの製造過程において、基板
上に導体ペース1〜を用いて所定のパターンの導体回路
を形成する方法に関するものである。
に使用されるハイブリッドIC(混成集積回路)に関し
、特にそのハイブリッドICの製造過程において、基板
上に導体ペース1〜を用いて所定のパターンの導体回路
を形成する方法に関するものである。
従来の技術
ハイブリッドICの156にあたっては、例えば第2図
に示(ように、アルミナ、S + C,あるいはAIN
などからなる基板1の上に、導体ペーストをスクリーン
印刷などによって予め定められたパターンに従って印刷
した後、その導体ペーストを焼成して所定のパターンの
導電パターン膜2を形成し、その後はんだペーストを所
定のはんだイ」け位置に印刷してから機能部品3を実装
し、例えば200〜250℃程度に2〜10秒間程秒間
熱してはんだペース1へを溶融させ、そのはんだ4によ
って機能部品3と導電パターン膜2とを接合することが
行なわれている。
に示(ように、アルミナ、S + C,あるいはAIN
などからなる基板1の上に、導体ペーストをスクリーン
印刷などによって予め定められたパターンに従って印刷
した後、その導体ペーストを焼成して所定のパターンの
導電パターン膜2を形成し、その後はんだペーストを所
定のはんだイ」け位置に印刷してから機能部品3を実装
し、例えば200〜250℃程度に2〜10秒間程秒間
熱してはんだペース1へを溶融させ、そのはんだ4によ
って機能部品3と導電パターン膜2とを接合することが
行なわれている。
上述のような導電パターン膜の形成、すなわち導体回路
の形成に用いられる導体ペース1〜は、樹脂を有機溶媒
に溶かした分散媒に白金属もしくは卑金属の導電成分粉
末を分散・混練したものであって、白金属系の導体ペー
ストとしてはAg系、Ag/Pd系、A g/P を系
、Ag/Pd/Pi系などがあり、また卑金属系の導体
ペーストとしてはNi系、Cu系、W系などがある。そ
してこれらのうちから使用条件や製造条件、コス1〜な
どの点から最適な導体ペーストを選択して使用するのが
通常であるが、現状ではこれらのうらでも特にAQとP
d(パラジウム)を混合した△qZPd系の導体ペース
トが最も広く使用されている。
の形成に用いられる導体ペース1〜は、樹脂を有機溶媒
に溶かした分散媒に白金属もしくは卑金属の導電成分粉
末を分散・混練したものであって、白金属系の導体ペー
ストとしてはAg系、Ag/Pd系、A g/P を系
、Ag/Pd/Pi系などがあり、また卑金属系の導体
ペーストとしてはNi系、Cu系、W系などがある。そ
してこれらのうちから使用条件や製造条件、コス1〜な
どの点から最適な導体ペーストを選択して使用するのが
通常であるが、現状ではこれらのうらでも特にAQとP
d(パラジウム)を混合した△qZPd系の導体ペース
トが最も広く使用されている。
発明が解決すべき問題点
前述のようにハイブリッドICにおける導電パターン膜
の形成のためにAq/Pd系の導体ペーストを使用する
にあたっては、はんだぬれ性(はんだ付け性)と耐マイ
グレーション性という相反する2種の性能を如何に満足
させるかが極めて重要な問題となっている。
の形成のためにAq/Pd系の導体ペーストを使用する
にあたっては、はんだぬれ性(はんだ付け性)と耐マイ
グレーション性という相反する2種の性能を如何に満足
させるかが極めて重要な問題となっている。
すなわち、前者のはんだぬれ性は、所定のパターンの導
電パターン膜上にリード線や各種機能部品をはんだ付け
する際のはんだの付き易さを表わすものであり、Act
ははんだ付けし易いのに対しPdははんだ付けしにくい
から、Aq/Pd系導体ペーストとしてはpdが少ない
ほど、すなわちAq/Pd比が高いほどそのA(J/P
d系導体ペーストにより形成された導電パターン膜のは
んだぬれ性が優れることになる。そしてこのようにはん
だぬれ性が優れていることは、より短時間でかつより低
温で高い信頼性を有するはんだ付けが可能となることを
意味する。逆にAca/Pd系導体ペーストでPdが多
ければ、はんだ付けがしにくくなるとともに信頼性も低
下する。したがってハイブリッドIC製造過程における
はんだ付けの観点からは、Pdの少ない純Agに近いは
んだぬれ性の優れた導体ペーストを用いることが望まれ
る。
電パターン膜上にリード線や各種機能部品をはんだ付け
する際のはんだの付き易さを表わすものであり、Act
ははんだ付けし易いのに対しPdははんだ付けしにくい
から、Aq/Pd系導体ペーストとしてはpdが少ない
ほど、すなわちAq/Pd比が高いほどそのA(J/P
d系導体ペーストにより形成された導電パターン膜のは
んだぬれ性が優れることになる。そしてこのようにはん
だぬれ性が優れていることは、より短時間でかつより低
温で高い信頼性を有するはんだ付けが可能となることを
意味する。逆にAca/Pd系導体ペーストでPdが多
ければ、はんだ付けがしにくくなるとともに信頼性も低
下する。したがってハイブリッドIC製造過程における
はんだ付けの観点からは、Pdの少ない純Agに近いは
んだぬれ性の優れた導体ペーストを用いることが望まれ
る。
一方、後者の耐マイグレーション性とは、使用時(電圧
印加時)における基板表面での導電パターン膜中の導体
金属の電気化学的な溶解→析出による導体金属の移行現
象(マイグレーション)によって基板上の回路間(導電
パターン間)がショートする現象に対する耐久性能を意
味するものであり、Actはマイグレーションを起こし
易いのに対し、Pdはマイグレーションを起こしにくい
傾向にある。したがってAq/Pd系導体ペーストを用
いた導電パターン膜においては、pdが多いほどマイグ
レーションが起りにくく、ハイブリッドICの回路とし
て高い耐久性、信頼性を得ることができ、逆にACIが
多いほど、マイグレーションが生じ易くなってハイブリ
ッドICとして耐久性、信頼性に欠けることとなる。
印加時)における基板表面での導電パターン膜中の導体
金属の電気化学的な溶解→析出による導体金属の移行現
象(マイグレーション)によって基板上の回路間(導電
パターン間)がショートする現象に対する耐久性能を意
味するものであり、Actはマイグレーションを起こし
易いのに対し、Pdはマイグレーションを起こしにくい
傾向にある。したがってAq/Pd系導体ペーストを用
いた導電パターン膜においては、pdが多いほどマイグ
レーションが起りにくく、ハイブリッドICの回路とし
て高い耐久性、信頼性を得ることができ、逆にACIが
多いほど、マイグレーションが生じ易くなってハイブリ
ッドICとして耐久性、信頼性に欠けることとなる。
以上のように、AQ/Pd系導体ペーストを用いた場合
のはんだぬれ性(はんだ付け性)と耐マイグレーション
性とは、ペースト中の導電成分であるAQとPdとの成
分比に関して相反するものであり、はんだ付け性を良好
にするべくへ〇割合を大きくすれば耐マイグレーション
性が低下し、逆に耐マイグレーション性を良好にするべ
りPd割合を大きくすればはんだぬれ性が悪化する問題
が生じる。そこで従来は、製造条件や使用条件を考慮し
て、両性能をおる程度のところで妥協させてAq、Pd
の成分比率を決定せざるを得ず、そのため信頼性、耐久
性および生産性のすべてが必ずしも充分とは言えなかっ
たのが実情である。
のはんだぬれ性(はんだ付け性)と耐マイグレーション
性とは、ペースト中の導電成分であるAQとPdとの成
分比に関して相反するものであり、はんだ付け性を良好
にするべくへ〇割合を大きくすれば耐マイグレーション
性が低下し、逆に耐マイグレーション性を良好にするべ
りPd割合を大きくすればはんだぬれ性が悪化する問題
が生じる。そこで従来は、製造条件や使用条件を考慮し
て、両性能をおる程度のところで妥協させてAq、Pd
の成分比率を決定せざるを得ず、そのため信頼性、耐久
性および生産性のすべてが必ずしも充分とは言えなかっ
たのが実情である。
この発明は以上のような事情を背慎としてなされたもの
で、ハイブリッドICの基板上に導体回路を形成するに
あたって、はんだ付け時の生産性および信頼性の問題と
マイグレーションによる耐久性能の問題とを一挙に解決
し得るようにした導体回路形成方法を提供することを目
的とするものである。
で、ハイブリッドICの基板上に導体回路を形成するに
あたって、はんだ付け時の生産性および信頼性の問題と
マイグレーションによる耐久性能の問題とを一挙に解決
し得るようにした導体回路形成方法を提供することを目
的とするものである。
問題点を解決するための手段
この発明の導体回路膜形成方法は、基板上に所定のパタ
ーンの導体回路を形成するにあたり、貴金属導体ペース
トを用いて基板上に所定の回路パターンの導電パターン
膜を形成した後、その導電パターン膜のうち、はんだ付
け部に相当する部分の表面にはんだめっき被膜を被覆す
ることを特徴とするものである。
ーンの導体回路を形成するにあたり、貴金属導体ペース
トを用いて基板上に所定の回路パターンの導電パターン
膜を形成した後、その導電パターン膜のうち、はんだ付
け部に相当する部分の表面にはんだめっき被膜を被覆す
ることを特徴とするものである。
作 用
この発明の方法においては、先ず貴金属を導電成分とす
る貴金属導体ペーストを用い、所定の導体回路パターン
に従って基板上に導電パターン膜を形成する。ここで貴
金属導体ペーストとしては、耐マイグレーション性が良
好となるように比較的AQ/Pd比の低いAq/Pd系
導体ペースト、すなわちPd含有量が比較的多いペース
1〜を用いることが望ましく、具体的には、Pd/ (
八g−1−Pd)の割合が、重量%で15%以上のもの
が望ましいが、場合によってはAg系、△(J / P
を系、Ag/Pd/Pt系などの導体ペース1〜を用
いることもできる。またここで白金属導体ペーストによ
って形成する導電パターン膜は、回路パターンのすべて
の部分、ずなわちはんだ付け部となるべぎ部分をも含ん
で形成覆−る。その形成手段としては、常法にしたがっ
てスクリーン印刷等により印刷した後、乾燥・焼成する
手段を適用寸れば良い。
る貴金属導体ペーストを用い、所定の導体回路パターン
に従って基板上に導電パターン膜を形成する。ここで貴
金属導体ペーストとしては、耐マイグレーション性が良
好となるように比較的AQ/Pd比の低いAq/Pd系
導体ペースト、すなわちPd含有量が比較的多いペース
1〜を用いることが望ましく、具体的には、Pd/ (
八g−1−Pd)の割合が、重量%で15%以上のもの
が望ましいが、場合によってはAg系、△(J / P
を系、Ag/Pd/Pt系などの導体ペース1〜を用
いることもできる。またここで白金属導体ペーストによ
って形成する導電パターン膜は、回路パターンのすべて
の部分、ずなわちはんだ付け部となるべぎ部分をも含ん
で形成覆−る。その形成手段としては、常法にしたがっ
てスクリーン印刷等により印刷した後、乾燥・焼成する
手段を適用寸れば良い。
その後、上記の導電パターン膜からなる導体回路のうち
、ハイブリッドIC上に実装される部品や外部からのリ
ード線などとのはんだイ」り部となるべぎ部分の表面を
、はんだめっき被膜によって被覆する。このはんだめっ
き被膜は、後述するように無電解めっきなどの任意のめ
つき手法によって形成すれば良い。
、ハイブリッドIC上に実装される部品や外部からのリ
ード線などとのはんだイ」り部となるべぎ部分の表面を
、はんだめっき被膜によって被覆する。このはんだめっ
き被膜は、後述するように無電解めっきなどの任意のめ
つき手法によって形成すれば良い。
このようにして、基根上の導電パターン膜からなる導体
回路のうち、特にはんだイ]け部となるべき部分の表面
にははんだめっき被膜が形成されているため、部品やリ
ード線をはんだ付けする際のはんだ付(プ性は極めて良
好であって、より短時間で、またより低温ではんだ付け
を行なって生産性を向上させることができるとともに、
はんだ(=jけの信頼性も高くなる。
回路のうち、特にはんだイ]け部となるべき部分の表面
にははんだめっき被膜が形成されているため、部品やリ
ード線をはんだ付けする際のはんだ付(プ性は極めて良
好であって、より短時間で、またより低温ではんだ付け
を行なって生産性を向上させることができるとともに、
はんだ(=jけの信頼性も高くなる。
一方はんだイj(]部となるべき部分以外の部分の導電
パターン膜は、△c+/Pd系導体ペーストなどの真金
属導体ペーストによって形成されている。
パターン膜は、△c+/Pd系導体ペーストなどの真金
属導体ペーストによって形成されている。
ここで、はんだイ]け部の優れたはんだ付け性は、はん
だめっき被膜によって確保されているから、貴金属導体
ペーストとしてははんだぬれ性の問題を考慮せずに選択
づ−ることができる。すなわち、貴金属導体ペーストの
選択にあたっては、はんだ付け性確保のための制約がな
くなって耐マイグレーシヨン性向上の点のみを考慮すれ
ば良いことになり、そのためPb比率の高いAg/Pd
系導体ペーストを用いることなどによって、はんだ付け
部以外の部分の耐マイグレーション性を充分に向上させ
ることができ、そのため耐久性能が著しく優れたハイブ
リッドICを作成することが可能となる。
だめっき被膜によって確保されているから、貴金属導体
ペーストとしてははんだぬれ性の問題を考慮せずに選択
づ−ることができる。すなわち、貴金属導体ペーストの
選択にあたっては、はんだ付け性確保のための制約がな
くなって耐マイグレーシヨン性向上の点のみを考慮すれ
ば良いことになり、そのためPb比率の高いAg/Pd
系導体ペーストを用いることなどによって、はんだ付け
部以外の部分の耐マイグレーション性を充分に向上させ
ることができ、そのため耐久性能が著しく優れたハイブ
リッドICを作成することが可能となる。
なおここではんだ付け部となるべき部分の導電パターン
膜表面には前述のようにはんだめっき被膜が被覆されて
いるが、その部分ははんだ付け時にはんだによって覆わ
れて一体化してしまうため、はんだめっき被膜を形成し
ていても特に耐マイグレーシヨン性低下の問題は招かな
い。すなわら、ハイブリッドICとしての耐マイグレー
ション性は、はんだ付け部表面以外の部分で用いている
貴金属導体ペーストにより定まり、貴金属導体ペースト
として耐マイグレーション性の優れたものを選択するこ
とにより、ハイブリッドIC金体としての耐マイグレー
ション性を充分に優れたものとすることができるのであ
る。
膜表面には前述のようにはんだめっき被膜が被覆されて
いるが、その部分ははんだ付け時にはんだによって覆わ
れて一体化してしまうため、はんだめっき被膜を形成し
ていても特に耐マイグレーシヨン性低下の問題は招かな
い。すなわら、ハイブリッドICとしての耐マイグレー
ション性は、はんだ付け部表面以外の部分で用いている
貴金属導体ペーストにより定まり、貴金属導体ペースト
として耐マイグレーション性の優れたものを選択するこ
とにより、ハイブリッドIC金体としての耐マイグレー
ション性を充分に優れたものとすることができるのであ
る。
実施例
以下この発明の実施例を適用したハイブリッドICの製
造工程を第1図(△)〜(1」)を参照して説明する。
造工程を第1図(△)〜(1」)を参照して説明する。
先ず第1図(A)に示すような基板1を用意す−〇 −
る。この基板1としては、通常は厚さ0.635.〜1
s程度の96%アルミナからなるものを用いるが、この
ほかSiCやAINなどのセラミック、あるいは金属基
板に絶縁被膜を形成した基板(例えばホーロー)などを
用いることができる。
s程度の96%アルミナからなるものを用いるが、この
ほかSiCやAINなどのセラミック、あるいは金属基
板に絶縁被膜を形成した基板(例えばホーロー)などを
用いることができる。
次いで第1図(B)に示すようにAg/Pd系、Ag系
、Aq/Pt系、A(J/Pd/Pt系などの貴金属導
体ペーストを用いて、所定の回路パターンに従った導体
ペースト膜5をスクリーン印刷などの印刷によって形成
し、120℃程度の温度で10分間程度ペーストを乾燥
させる。この時の導体ペーストの印刷厚み、すなわち導
体ペースト膜5の厚みは、20〜30pm程度とする。
、Aq/Pt系、A(J/Pd/Pt系などの貴金属導
体ペーストを用いて、所定の回路パターンに従った導体
ペースト膜5をスクリーン印刷などの印刷によって形成
し、120℃程度の温度で10分間程度ペーストを乾燥
させる。この時の導体ペーストの印刷厚み、すなわち導
体ペースト膜5の厚みは、20〜30pm程度とする。
乾燥後、800〜900℃程度の温度に加熱して、導体
ペーストを焼成し、導電パターン膜6とする。この焼成
後の導電パターン膜厚さはiopm以上得られることが
望ましい。
ペーストを焼成し、導電パターン膜6とする。この焼成
後の導電パターン膜厚さはiopm以上得られることが
望ましい。
その後、導電パターン膜6の上であって、後工程で部品
のはんだ付けやリード線のはんだ付けを行なう部分の表
面に、はんだめっき被膜を形成する。このはんだめっき
被膜の形成を無電解めっき法によって行なう場合の例を
第1図(C)〜([)に示す。すなわち先ず第1図(C
)に示づように、導電パターン膜6のうち、はんだめっ
き被膜を形成しない部分の表面に、めっきレジス1〜を
スクリーン印刷によって印刷し、レジスト被膜7を形成
する。次いで無電解めっき浴中に基板1を浸漬させ、第
1図(D>に示すようにはんだめっき被膜8を2〜10
pm程度の厚さに析出さける。続いて前記レジスト被膜
7を除去すれば、第1図(「)に示すように導電パター
ン膜6のうち所要の部分のみにはんだめっき被膜8が被
覆された導体回路パターンを得ることができる。
のはんだ付けやリード線のはんだ付けを行なう部分の表
面に、はんだめっき被膜を形成する。このはんだめっき
被膜の形成を無電解めっき法によって行なう場合の例を
第1図(C)〜([)に示す。すなわち先ず第1図(C
)に示づように、導電パターン膜6のうち、はんだめっ
き被膜を形成しない部分の表面に、めっきレジス1〜を
スクリーン印刷によって印刷し、レジスト被膜7を形成
する。次いで無電解めっき浴中に基板1を浸漬させ、第
1図(D>に示すようにはんだめっき被膜8を2〜10
pm程度の厚さに析出さける。続いて前記レジスト被膜
7を除去すれば、第1図(「)に示すように導電パター
ン膜6のうち所要の部分のみにはんだめっき被膜8が被
覆された導体回路パターンを得ることができる。
次いで第1図([)に示すようにはんだめっき被膜8の
上にはんだペースj〜をスクリーン印刷などにより印刷
して、はんだペース1〜膜9を形成する。
上にはんだペースj〜をスクリーン印刷などにより印刷
して、はんだペース1〜膜9を形成する。
その後、第1図(G)に示すように、は/υだペースト
膜9上に部品3を実装した後、200〜250°Cで2
秒〜10秒程度加熱すれば、はんだペース1〜膜9とは
んだめっき被膜8とが溶融して、第1図(H)に示すよ
うに部品3と導電パターン膜6とがはんだ9′により接
合される。
膜9上に部品3を実装した後、200〜250°Cで2
秒〜10秒程度加熱すれば、はんだペース1〜膜9とは
んだめっき被膜8とが溶融して、第1図(H)に示すよ
うに部品3と導電パターン膜6とがはんだ9′により接
合される。
以上この発明の実施例について説明したが、通常のハイ
ブリッドICの製造工程では導体、抵抗体の印刷・焼成
の後、オーバーコートガラスの印刷・焼成が行なわれる
。この発明の方法におけるはんだめっき被膜の形成は、
オーバーコートガラスの印刷・焼成の前に行なっても良
いし、あるいはオーバーコートガラスの印刷・焼成の後
に行なっても良い。
ブリッドICの製造工程では導体、抵抗体の印刷・焼成
の後、オーバーコートガラスの印刷・焼成が行なわれる
。この発明の方法におけるはんだめっき被膜の形成は、
オーバーコートガラスの印刷・焼成の前に行なっても良
いし、あるいはオーバーコートガラスの印刷・焼成の後
に行なっても良い。
発明の効果
この発明のハイブリッドICにおける導体回路形成方法
によれば、基板上に形成される導電パターン膜のうち、
部品や外部リード線がはんだ付けされる部分の導電パタ
ーン膜表面は、はんだめっき被膜によって被覆されてい
るためはんだ付け性が優れ、そのためはんだ付け時間を
短くすることが可能となって高い生産性が得られるとと
もに、はんだ付け温度を低くすることが可能となって熱
に弱い部品に対するはんだ付け時の熱影響を最小限度に
抑え、優れた信頼性を得ることができる。
によれば、基板上に形成される導電パターン膜のうち、
部品や外部リード線がはんだ付けされる部分の導電パタ
ーン膜表面は、はんだめっき被膜によって被覆されてい
るためはんだ付け性が優れ、そのためはんだ付け時間を
短くすることが可能となって高い生産性が得られるとと
もに、はんだ付け温度を低くすることが可能となって熱
に弱い部品に対するはんだ付け時の熱影響を最小限度に
抑え、優れた信頼性を得ることができる。
一方導電パターン膜形成のための貴金属導体ペーストと
しては、従来のにうにはんだイ」け性と耐マイグレーシ
ョン性という相反する要請を考慮して選択する必要がな
くなり、はんだ付け性の制約を受けることなく耐マイグ
レーション性の観点から選択することができ、そのため
耐マイグレーション性の優れた導体ペースl〜を用いて
、耐久性能の優れたハイブリッドICを製造することが
可能となる。したがってこの発明の方法を適用すること
により、高い生産性を得ることができるとともに、信頼
性、耐久性能の優れたハイブリッドICを製造すること
ができる。
しては、従来のにうにはんだイ」け性と耐マイグレーシ
ョン性という相反する要請を考慮して選択する必要がな
くなり、はんだ付け性の制約を受けることなく耐マイグ
レーション性の観点から選択することができ、そのため
耐マイグレーション性の優れた導体ペースl〜を用いて
、耐久性能の優れたハイブリッドICを製造することが
可能となる。したがってこの発明の方法を適用すること
により、高い生産性を得ることができるとともに、信頼
性、耐久性能の優れたハイブリッドICを製造すること
ができる。
第1図(△)〜(ト1)はこの発明の一実施例による工
程を段階的に示す略解的な断面図、第2図は従来の方法
を適用して1qられたハイ1リツドICの一例を示す略
解的な断面図である。 1・・・基板、 5・・・導体ペースト膜、 6・・・
導電パターン膜、 8・・・はんだめっき被膜。
程を段階的に示す略解的な断面図、第2図は従来の方法
を適用して1qられたハイ1リツドICの一例を示す略
解的な断面図である。 1・・・基板、 5・・・導体ペースト膜、 6・・・
導電パターン膜、 8・・・はんだめっき被膜。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 基板上に所定のパターンの導体回路を形成するにあた
り、 貴金属導体ペーストを用いて基板上に所定の回路パター
ンの導電パターン膜を形成した後、その導電パターン膜
のうち、はんだ付け部に相当する部分の表面にはんだめ
つき被膜を被覆することを特徴とするハイブリッドIC
における導体回路形成方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18318986A JPS6338288A (ja) | 1986-08-04 | 1986-08-04 | ハイブリツドicにおける導体回路形成方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18318986A JPS6338288A (ja) | 1986-08-04 | 1986-08-04 | ハイブリツドicにおける導体回路形成方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6338288A true JPS6338288A (ja) | 1988-02-18 |
Family
ID=16131326
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18318986A Pending JPS6338288A (ja) | 1986-08-04 | 1986-08-04 | ハイブリツドicにおける導体回路形成方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6338288A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007207914A (ja) * | 2006-01-31 | 2007-08-16 | Tokuyama Corp | メタライズドセラミックス基板の製造方法、該方法により製造したメタライズドセラミックス基板、およびパッケージ |
-
1986
- 1986-08-04 JP JP18318986A patent/JPS6338288A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007207914A (ja) * | 2006-01-31 | 2007-08-16 | Tokuyama Corp | メタライズドセラミックス基板の製造方法、該方法により製造したメタライズドセラミックス基板、およびパッケージ |
JP4699225B2 (ja) * | 2006-01-31 | 2011-06-08 | 株式会社トクヤマ | メタライズドセラミックス基板の製造方法、該方法により製造したメタライズドセラミックス基板、およびパッケージ |
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