JPH0410754B2 - - Google Patents

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JPH0410754B2
JPH0410754B2 JP59070130A JP7013084A JPH0410754B2 JP H0410754 B2 JPH0410754 B2 JP H0410754B2 JP 59070130 A JP59070130 A JP 59070130A JP 7013084 A JP7013084 A JP 7013084A JP H0410754 B2 JPH0410754 B2 JP H0410754B2
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JP
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circuit board
solder
plating
conductive paste
resin
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JP59070130A
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JPS60214596A (ja
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Description

【発明の詳細な説明】 [発明の技術分野] 本発明は電気回路板の製造法に係り、特に導電
性ペーストにメツキ層を形成する熱伝導性、ハン
ダ付性に優れた電気回路板の製造法に関する。
[発明の技術的背景とその問題点] 従来から、絶縁基板上に銀を主体とする導電性
ペーストを、所望のパターン状にスクリーン印刷
し、100〜200℃の温度範囲で焼成してなる電気回
路板がある。銀を主体とする導電性ペーストの場
合ハンダぐわれが大きいため、導体上に直接ハン
ダ付けを行うことは甚だ困難であり、このためこ
の種の銀系導電体はもつぱら部品搭載を行わない
配線部、スルホール部等に使用されてきた。一方
このような従来の使い方から導電性ペーストの導
体上にハンダ付けを施して部品を搭載しようとす
る傾向が生じ、また近年の貴金属の高騰等の理由
から銅粉を主体とする導電性ペーストが使用され
てきた。
しかしながら、銅粉を主体とする導電性ペース
トはハンダぐわれに対する耐久力も良くまた導電
性も良好であるが、一般に使用されているハンダ
では良好はハンダぬれ性が得られずハンダの信頼
性、安定性の面で多くの欠点を有し、これを使用
した電気回路板も種々の問題があつた。
[発明の目的] 本発明の目的は、上記の欠点を解消するために
なされたもので、ハンダぬれ性に優れ、ハンダ信
頼性のよい、かつ複雑な工程を経ない、低コスト
の電気回路板の製造方法を提供しようとするもの
である。
[発明の概要] 本発明は、上記の目的を達成すべく鋭意研究を
重ねた結果、銅粉を主体とする導電性ペーストの
結合剤に特定の樹脂を使用することにより特殊な
ハンダを使用することなく良好なハンダぬれ性を
有した、経済的に有利な電気回路板を製造し得る
ことを見い出したものである。
即ち、本発明は、 数平均分子量が10000以上でかつ水酸基を架橋性
官能基として備えるプレポリマーと、メタノー
ル、エタノール、ブタノールの何れかによりエー
テル化されたアミノ樹脂とからなる樹脂分を含
み、銅粉を主成分とする導電性ペーストを、絶縁
基板上に塗布して回路パターンを形成・焼成する
第1工程と、メツキ防止レジストを塗布硬化さ
せ、次いで端子部および電気部品搭載部にメツキ
層を設ける第2工程と、前記第1工程および第2
工程を施した回路基板と電気部品とをハンダ付け
する第3工程とを含むことを特徴とする電気回路
板の製造法である。
本発明に用いる絶縁基板としては、表面に絶縁
層を有するアルミニウム等の金属基板、セラミツ
ク基板等が好適であり、場合により耐熱性樹脂基
板等も用いることができる。
本発明に用いる銅粉を主成分とする導電性ペー
ストの銅粉としては、平均粒径が10μm以下のも
のが好ましい。10μmを超えると高密度充填が不
可能となりペースト状にならず印刷性が劣るため
好ましくない。
導電性ペーストに用いる、数平均分子量が
10000以上でかつ水酸基を架橋性官能基として備
えるプレポリマーとしては、例えばフエノキシ樹
脂、ポリブタジエン樹脂、p−ビニルフエノール
樹脂、エポキシ変性アクリル樹脂、1,2−ポリ
ブタジエン樹脂等が挙げられ、これらは1種又は
2種以上混合して用いることができる。プレホリ
マーを数平均分子量10000以上とした理由は、
10000未満では銅粉の高密度充填が不可能になり
ペースト状にならず、スクリーン印刷などに不適
当となるためである。
このプレポリマーには、メタノール、エタノー
ル、ブタノールの何れかによりエーテル化された
アミノ樹脂を混合又は反応させて使用する。アミ
ノ樹脂を上記プレポリマーに配合する理由は、回
路パターンのメツキぐわれに対する耐久力が特に
優れるためである。
本発明に用いるメツキ防止レジストとしては、
熱硬化あるいはUV硬化の耐メツキレジストであ
り、例えば太陽インキ製造のS−22、S−222、
UVR−150G、アサヒ化学のCCR−232Vなどが
挙げられる。
本発明でメツキ層を設ける方法としては、各種
の方法が使用できるが通常無電解メツキ液に浸漬
してメツキ層を形成させる。
[発明の実施例] 次に本発明の電気回路板の製造方法の一例を図
面を用いて説明する。第1図の絶縁基板1(例え
ば絶縁樹脂層を有するアルミニウム基板やセラミ
ツク基板などが好適である)の上に、数平均分子
量が10000以上のフエノキシ樹脂とポリブタジエ
ン樹脂との混合プレポリマー80重量部と、エタノ
ールでエーテル化したアミノ樹脂20部からなる樹
脂分と、平均粒径が10μm以下の銅粉とを含む導
電性ペースト2をスクリーン印刷する。次にこれ
を150℃で10分間加熱した後、さらに300〜400℃
で10〜20分窒素雰囲気中で焼成する。次に第2図
に示すように、絶縁基板表面のランド部分を除い
た全面にメツキ防止レジスト3をスクリーン印刷
し、乾燥硬化させる。しかる後第3図に示すよう
に、この後基板を鉱酸(塩酸、硫酸)に浸漬して
電極取り出し部分や電気部品搭載部分の金属表面
を活性化してから無電解ニツケルメツキ液に浸漬
してメツキ層4を設ける。
次いで第4図に示すように端子部および電気部
品搭載部にハンダ5付けを施こし第5図の通り電
気部品6を搭載して電気回路板を完成させる。ハ
ンダ付けの方法はデイツプ式、噴流式、クリーム
ハンダによる印刷方式およびその他の公知の方法
で行うことができる。
完成した電気回路板の回路部2は導電性が良く
(電気抵抗値は10-5Ωcm)、しかもメツキ層とハン
ダとが一体化しているために電気部品を含めた全
体が導電性となる。
[発明の効果] 本発明の電気回路板の製造方法は銅系の導電性
ペーストを用いることによつて特殊なハンダを使
用することなく、従来の汎用のハンダに対して良
好なハンダぬれ性が得られ、ハンダ信頼性のよい
電気回路板を製造することができる。また本発明
の方法を用いるならば従来のごとき銅箔を使用す
るサブトラクト法に比較して省資源であり、更に
エツチング、洗浄等の複雑な工程を有しないため
低コスト化に貢献し、電子機器全体の性能向上と
低コスト化に寄与するものである。
【図面の簡単な説明】
図は本発明の電気回路板の製造方法の一実施例
を示す図面であり、第1図は回路パターンを設け
た状態、第2図はメツキ防止レジストを塗布硬化
した状態、第3図は端子部および電気部品搭載部
にメツキ層を設けた状態、第4図はメツキ層の上
にハンダ付けした状態、第5図はハンダ上に電気
部品を搭載した状態のそれぞれ断面図を示す。 1……絶縁基板、2……導電性ペースト、3…
…メツキ防止レジスト、4……メツキ層、5……
ハンダ、6……電気部品。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 数平均分子量が10000以上でかつ水酸基を架
    橋性官能基として備えるプレポリマーと、メタノ
    ール、エタノール、ブタノールの何れかによりエ
    ーテル化されたアミノ樹脂とからなる樹脂分を含
    み、銅粉を主成分とする導電性ペーストを、絶縁
    基板上に塗布して回路パターンを形成・焼成する
    第1工程と、メツキ防止レジストを塗布硬化さ
    せ、次いで端子部および電気部品搭載部にメツキ
    層を設ける第2工程と、前記第1工程および第2
    工程を施した回路基板と電気部品とをハンダ付け
    する第3工程とを含むことを特徴とする電気回路
    板の製造法。
JP7013084A 1984-04-10 1984-04-10 電気回路板の製造法 Granted JPS60214596A (ja)

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JPS61123193A (ja) * 1984-11-20 1986-06-11 アルプス電気株式会社 印刷配線板
JPH03141683A (ja) * 1989-10-27 1991-06-17 Furukawa Electric Co Ltd:The プリント配線板
JP2018014381A (ja) 2016-07-20 2018-01-25 富士通株式会社 基板及び電子機器

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JPS5824032A (ja) * 1981-08-03 1983-02-12 Shirakawa Denki Doboku Kk 充填モルタル漏出防止工法
JPS5897892A (ja) * 1981-12-07 1983-06-10 三井東圧化学株式会社 導電回路の形成方法

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