JPS63380A - 帯電防止粘着テ−プもしくはシ−ト - Google Patents
帯電防止粘着テ−プもしくはシ−トInfo
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Landscapes
- Adhesive Tapes (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野〕
本発明は、帯電防止粘着テープもしくはシートに関する
。
。
[従来の技術]
粘着テープもしくはシートの支持体として使用されるプ
ラスチック支持体は帯電し易く、これによってテープも
しくはシート全体が帯電し、使用に際して主として以下
の■〜■のような不都合がある。
ラスチック支持体は帯電し易く、これによってテープも
しくはシート全体が帯電し、使用に際して主として以下
の■〜■のような不都合がある。
■紙の上に貼着しようとすると、紙が吸いつき貼着位置
がずれる。
がずれる。
■テープを切断した際、該テープの端末がロールに貼り
つき、次に使用する時、テープ端を探して引き剥がすの
が面倒である。
つき、次に使用する時、テープ端を探して引き剥がすの
が面倒である。
■テープを巻戻した時に、テープが手にまとわりつき、
作業性が低下する。
作業性が低下する。
■はこりを吸つけ汚れ易い。
そこで従来、上記不都合を解消するために、以下のΦ〜
■のような帯電防止粘着テープもしくはシートが提案さ
れている。
■のような帯電防止粘着テープもしくはシートが提案さ
れている。
■支持体の背面に帯電防止塗料等を塗布した帯電防止塗
料を設けた帯電防止粘着テープもしくはシート。
料を設けた帯電防止粘着テープもしくはシート。
■支持体自体に界面活性剤、カーボン粉末、金属粉末等
を練り込んだ帯電防止粘着テープもしくはシート(実開
昭38−10079号公報)。
を練り込んだ帯電防止粘着テープもしくはシート(実開
昭38−10079号公報)。
■粘着剤自体に界面活性剤、カーボン粉末、金属粉末等
を練り込んだ帯電防止粘着テープもしくはシート(特開
昭511−80482号公報、特開昭59−22377
8号公報)。
を練り込んだ帯電防止粘着テープもしくはシート(特開
昭511−80482号公報、特開昭59−22377
8号公報)。
[発明が解決しようとする問題点]
しかしながら、上記従来提案されている帯電防と粘着テ
ープもしくはシートには、■支持体の背面に帯電防止層
を設けていることにより、帯電防止層が剥がれ易い、■
支持体自体に界面活性剤、カーボン粉末、金属粉末等を
練り込むことによる支持体の強度の低下、および表面性
状の悪化、■粘着剤自体に界面活性剤、カーボン粉末、
金属粉末等を練り込むことによる粘着力の低下等の欠点
がある。
ープもしくはシートには、■支持体の背面に帯電防止層
を設けていることにより、帯電防止層が剥がれ易い、■
支持体自体に界面活性剤、カーボン粉末、金属粉末等を
練り込むことによる支持体の強度の低下、および表面性
状の悪化、■粘着剤自体に界面活性剤、カーボン粉末、
金属粉末等を練り込むことによる粘着力の低下等の欠点
がある。
なお、本出願人は、特願昭80−118029号により
、第5rAに示す帯電防止粘着テープ1を提案している
。この粘着テープ1は、支持体2と粘着剤層3に挟まれ
る中間層中に、帯電防止層4を形成することにより、上
記欠点を解消している。
、第5rAに示す帯電防止粘着テープ1を提案している
。この粘着テープ1は、支持体2と粘着剤層3に挟まれ
る中間層中に、帯電防止層4を形成することにより、上
記欠点を解消している。
ところで、本出願人がすでに提案している上記帯電防出
粘着テープ1の実施においては、以下の■、(■の改良
が望まれている。
粘着テープ1の実施においては、以下の■、(■の改良
が望まれている。
■粘着剤層が帯電防止層に強固に密着しない場合には、
温度、湿度、被着材から引き剥がす際の引き剥がし速度
等の変化により、被着材からのテープの剥離時に、被着
材に対する粘着剤の糊残りを生ずることがある。したが
って、帯電防止層と粘着剤層の密着性を向上すること。
温度、湿度、被着材から引き剥がす際の引き剥がし速度
等の変化により、被着材からのテープの剥離時に、被着
材に対する粘着剤の糊残りを生ずることがある。したが
って、帯電防止層と粘着剤層の密着性を向上すること。
■温度、湿度、被着材から引き剥がす際の引き剥がし速
度等が変化しても、帯電防止層が支持体から剥がれるこ
とのないように、支持体と帯電防止層の密着性を向上す
ること。
度等が変化しても、帯電防止層が支持体から剥がれるこ
とのないように、支持体と帯電防止層の密着性を向上す
ること。
本発明は、帯電防止層の剥離、支持体の強度の低下、表
面性状の悪化、粘着力の低下等を招くことなく、支持体
の帯電を確実に防止し、かつ支持体およびまたは粘着剤
層と帯電防Ih層との密着性を向上可能とすることを目
的とする。
面性状の悪化、粘着力の低下等を招くことなく、支持体
の帯電を確実に防止し、かつ支持体およびまたは粘着剤
層と帯電防Ih層との密着性を向上可能とすることを目
的とする。
[問題点を解決するための手段]
本発明は、支持体と粘着剤層に挟まれる中間層中に帯電
防止層を形成してなる帯電防止粘着テープもしくはシー
トであって、帯電防止層と支持体の間、もしくは帯電防
止層と粘着剤層の間の少なくとも一方にプライマー層を
形成するようにしたものである。
防止層を形成してなる帯電防止粘着テープもしくはシー
トであって、帯電防止層と支持体の間、もしくは帯電防
止層と粘着剤層の間の少なくとも一方にプライマー層を
形成するようにしたものである。
[作用]
本発明者の実験によれば、本発明におけるように、支持
体と粘着剤層に挟まれる中間層中に帯電防止層を形成す
ることにより、支持体の帯電を防止し、ひいてはテープ
もしくはシート全体の帯電を防止することが可能となる
。また、帯電防止層は支持体と粘着剤層に挟まれる中間
層にあり、露出していないため、該帯電防止層の剥離も
防止できる。また、帯電防止層は支持体自体、粘着剤自
体に練り込んだものでないため、支持体の強度の低下お
よび表面性状の悪化、粘着剤の粘着力の低下等も防止す
ることが可能となる。
体と粘着剤層に挟まれる中間層中に帯電防止層を形成す
ることにより、支持体の帯電を防止し、ひいてはテープ
もしくはシート全体の帯電を防止することが可能となる
。また、帯電防止層は支持体と粘着剤層に挟まれる中間
層にあり、露出していないため、該帯電防止層の剥離も
防止できる。また、帯電防止層は支持体自体、粘着剤自
体に練り込んだものでないため、支持体の強度の低下お
よび表面性状の悪化、粘着剤の粘着力の低下等も防止す
ることが可能となる。
さらに、帯電防止層と粘着剤層の間にプライマー層を形
成することにより、温度、湿度、被着材から引き剥がす
際の引き剥がし速度等に影響されることなく、帯電防止
層と粘着剤層の密着性を向上し、被着材からのテープの
剥離時に、被着材に対する粘着剤の糊残りを防止するこ
とが可能となる。
成することにより、温度、湿度、被着材から引き剥がす
際の引き剥がし速度等に影響されることなく、帯電防止
層と粘着剤層の密着性を向上し、被着材からのテープの
剥離時に、被着材に対する粘着剤の糊残りを防止するこ
とが可能となる。
また、支持体と帯電防止層の間にプライマー層を形成す
ることにより、温度、湿度、被着材から引き剥がす際の
引き君がし速度等に影響されることなく、支持体と帯電
防止層の密着性は向上し、帯電防止層が支持体から剥が
れることはない。
ることにより、温度、湿度、被着材から引き剥がす際の
引き君がし速度等に影響されることなく、支持体と帯電
防止層の密着性は向上し、帯電防止層が支持体から剥が
れることはない。
なお、帯電防止層と粘着剤層の間にプライマー層を形成
するものとすれば、帯電防止層が界面活性剤のような溶
剤に弱い構成材料からなる場合でも、帯電防止層の構成
材料が粘着剤層中に含まれる溶剤により溶解されること
はなく、粘着剤層側に移行しないため、粘着剤層の劣化
もおこらない。
するものとすれば、帯電防止層が界面活性剤のような溶
剤に弱い構成材料からなる場合でも、帯電防止層の構成
材料が粘着剤層中に含まれる溶剤により溶解されること
はなく、粘着剤層側に移行しないため、粘着剤層の劣化
もおこらない。
[実施例]
第1図は本発明の第1実施例に係る帯電防止粘着テープ
10を示す断面図である。該帯電防止粘着テープlOは
、支持体11と粘着剤層12に挟まれる中間層に、支持
体11の側から順に、ブルー印刷等の印刷層13、帯電
防止層14、プライマー層15の各層が形成されている
。なお、支持体11の背面には、離型剤16が形成され
ている。
10を示す断面図である。該帯電防止粘着テープlOは
、支持体11と粘着剤層12に挟まれる中間層に、支持
体11の側から順に、ブルー印刷等の印刷層13、帯電
防止層14、プライマー層15の各層が形成されている
。なお、支持体11の背面には、離型剤16が形成され
ている。
以下、上記帯電防止粘着テープ10の製造工程について
説明する。帯電防止粘着テープ10において、支持体1
1としては電気絶縁性を有し、表面抵抗が1Q13Ω/
口以上である厚さ40.の延伸ポリプロピレンフィルム
(又はポリエチレンフィルム)を用いている。該支持体
11の片面には、前処理としてコロナ放電処理を施し、
非処理面には離型剤16が形成されている1m型剤16
はポリビニルステアリルカルバメートの0.2%トルエ
ン溶液をグラビアロールコータ−で乾燥重量がQ、02
H/z2となるように塗布した。
説明する。帯電防止粘着テープ10において、支持体1
1としては電気絶縁性を有し、表面抵抗が1Q13Ω/
口以上である厚さ40.の延伸ポリプロピレンフィルム
(又はポリエチレンフィルム)を用いている。該支持体
11の片面には、前処理としてコロナ放電処理を施し、
非処理面には離型剤16が形成されている1m型剤16
はポリビニルステアリルカルバメートの0.2%トルエ
ン溶液をグラビアロールコータ−で乾燥重量がQ、02
H/z2となるように塗布した。
該支持体11のコロナ処理面には、ブルー印刷等の印刷
13を施す、該印刷面には、表面抵抗が131107口
以下となるような帯電防止層14が形成されている。帯
電防止層14は、イオン導電性ポリマーであるカチオン
性アクリルポリマーのアルコール溶液(例えば三菱油化
ファイン社商品名5TH−55)をグラビアコーターで
乾燥重量が0.5g/m2となるよう塗布することによ
り形成した。この帯電防止層14の表面抵抗は10’Ω
/口であった。
13を施す、該印刷面には、表面抵抗が131107口
以下となるような帯電防止層14が形成されている。帯
電防止層14は、イオン導電性ポリマーであるカチオン
性アクリルポリマーのアルコール溶液(例えば三菱油化
ファイン社商品名5TH−55)をグラビアコーターで
乾燥重量が0.5g/m2となるよう塗布することによ
り形成した。この帯電防止層14の表面抵抗は10’Ω
/口であった。
次に、上記帯電防止層14上にプライマー層15を塗布
する。プライマー層15としては、ゴムとアクリル酸の
グラフト共重合体とインシアネートとの混合物が用いら
れる。該プライマー層15の形成された表面に粘着剤層
12としてゴム系粘着剤のトルエン溶液を粘着剤層12
の厚みが25川となるように塗布する。前記各層の全体
を巻取り、テープ幅25mmに切断してロール状の帯電
防・止粘着テープ10を得た。
する。プライマー層15としては、ゴムとアクリル酸の
グラフト共重合体とインシアネートとの混合物が用いら
れる。該プライマー層15の形成された表面に粘着剤層
12としてゴム系粘着剤のトルエン溶液を粘着剤層12
の厚みが25川となるように塗布する。前記各層の全体
を巻取り、テープ幅25mmに切断してロール状の帯電
防・止粘着テープ10を得た。
なお、ブルー印刷等の印刷13および零型剤16は必ず
しも必要でない。
しも必要でない。
次に上記第1実施例に係る帯電防止粘着テープ10につ
いて行った実験結果について説明する。
いて行った実験結果について説明する。
帯電防止粘着テープ10の背面17および粘着剤層面1
8の表面抵抗は、いずれも10″〜106Ω/口であり
、巻戻した直後の粘着テープ10の帯′i1を電圧の測
定値は、粘着テープ10の両面とも−0,1にマ以下で
あった(測定は、春日電機社製集電式電位測定器KS−
325型を使用し、該測定用プローブを巻戻した粘着テ
ープの背面または粘着剤層面からそれぞれlocmfl
iIして行った。) また、粘着剤層面18を下にして、灰皿の灰に1 cm
、lれた上方で粘着テープ10を巻戻してみたが、灰の
付着は全く見られなかった。更に、巻戻した粘着テープ
10を薄い紙片に近づけたが紙片は吸いつかなかった。
8の表面抵抗は、いずれも10″〜106Ω/口であり
、巻戻した直後の粘着テープ10の帯′i1を電圧の測
定値は、粘着テープ10の両面とも−0,1にマ以下で
あった(測定は、春日電機社製集電式電位測定器KS−
325型を使用し、該測定用プローブを巻戻した粘着テ
ープの背面または粘着剤層面からそれぞれlocmfl
iIして行った。) また、粘着剤層面18を下にして、灰皿の灰に1 cm
、lれた上方で粘着テープ10を巻戻してみたが、灰の
付着は全く見られなかった。更に、巻戻した粘着テープ
10を薄い紙片に近づけたが紙片は吸いつかなかった。
上記実験データの比較データとして、N電防止i14を
省略して支持体11のコロナ処理面に直接粘着剤層12
を塗布した粘着テープを用い、帯電電圧、灰の付着につ
いての実験を行った。その結果、巻戻した立後の帯電電
圧は、−3,5〜−5,0にマと帯電防止層が形成され
ている場合に比べてはるかに高く、その上5分後におい
ても減衰しなかった。また、粘着剤層面18を下にして
、灰皿の灰にl cmiれた上方で粘着テープlOを巻
戻してみたところ多量の灰が付着した。更に、O戻した
粘着テープ10を薄い紙片に近づけると紙片は吸いつけ
られた。
省略して支持体11のコロナ処理面に直接粘着剤層12
を塗布した粘着テープを用い、帯電電圧、灰の付着につ
いての実験を行った。その結果、巻戻した立後の帯電電
圧は、−3,5〜−5,0にマと帯電防止層が形成され
ている場合に比べてはるかに高く、その上5分後におい
ても減衰しなかった。また、粘着剤層面18を下にして
、灰皿の灰にl cmiれた上方で粘着テープlOを巻
戻してみたところ多量の灰が付着した。更に、O戻した
粘着テープ10を薄い紙片に近づけると紙片は吸いつけ
られた。
次に、帯電防止層14と粘着剤層12の間にプライマー
層15を設けたことによる効果について調査した。
層15を設けたことによる効果について調査した。
プライマー層15を設けた場合には、粘着テ:プlOを
被着材から剥がす際、温度、湿度、被着材から引き剥が
す引き剥がし速度を変化させても、被着材に対して粘着
剤の糊残りを生ずることはなかった。プライマー層15
を設けない帯′七防止粘着テープにおける場合には、粘
着テープ10を被着材から剥がす際、温度、湿度、引き
剥がし速度によっては、被着材に対して粘着剤の糊残り
を生ずることがあった。すなわち、プライマー層15を
設けることにより、帯電防止層14と粘着剤層12の密
着性が向上することが確認された。
被着材から剥がす際、温度、湿度、被着材から引き剥が
す引き剥がし速度を変化させても、被着材に対して粘着
剤の糊残りを生ずることはなかった。プライマー層15
を設けない帯′七防止粘着テープにおける場合には、粘
着テープ10を被着材から剥がす際、温度、湿度、引き
剥がし速度によっては、被着材に対して粘着剤の糊残り
を生ずることがあった。すなわち、プライマー層15を
設けることにより、帯電防止層14と粘着剤層12の密
着性が向上することが確認された。
第2図は本発明の第2実施例に係る帯電防止粘着テープ
20を示す断面図である。この第2実施例が第1実施例
と異なる点は、支持体11と帯電防止層14の間にプラ
イマー層15を設けたことのみにある。支持体11と帯
電防止層14の間にプライマー層15を設けたことによ
り、支持体11と帯電防止層14との密着性が向上する
ことが確認された。すなわち、温度、湿度、被着材から
引き剥がす際の引き剥がし速度等が変化しても、支持体
11と帯電防止層14が剥離することのない帯電防止粘
着テープ20が得られる。
20を示す断面図である。この第2実施例が第1実施例
と異なる点は、支持体11と帯電防止層14の間にプラ
イマー層15を設けたことのみにある。支持体11と帯
電防止層14の間にプライマー層15を設けたことによ
り、支持体11と帯電防止層14との密着性が向上する
ことが確認された。すなわち、温度、湿度、被着材から
引き剥がす際の引き剥がし速度等が変化しても、支持体
11と帯電防止層14が剥離することのない帯電防止粘
着テープ20が得られる。
第3図は本発明の第3実施例に係る帯電防止粘着テープ
30を示す断面図である。この第3実施例が第1実施例
と異なる点は、帯電防止層14と粘着材層12の間、お
よび支持体11と帯電防止層14の間の両方にプライマ
ー層1.5を設けたことにある。帯電防止層14と粘着
材N12の間、および支持体11と帯電防止層14の間
の両方にプライマー層15を設けたことにより、帯電防
止層14と粘着材層12との密着性、および支持体11
と帯電防止層14との密着性がそれぞれ向上中ることが
確認された。すなわち、温度、湿度、被着材から引き剥
がす際の引き剥がし速度等が変化しても、帯電防止層1
4と粘着剤層12)および支持体11と帯電防止層14
のそれぞれが相互に剥がれることのない帯電防止粘着テ
ープ30が得られる。
30を示す断面図である。この第3実施例が第1実施例
と異なる点は、帯電防止層14と粘着材層12の間、お
よび支持体11と帯電防止層14の間の両方にプライマ
ー層1.5を設けたことにある。帯電防止層14と粘着
材N12の間、および支持体11と帯電防止層14の間
の両方にプライマー層15を設けたことにより、帯電防
止層14と粘着材層12との密着性、および支持体11
と帯電防止層14との密着性がそれぞれ向上中ることが
確認された。すなわち、温度、湿度、被着材から引き剥
がす際の引き剥がし速度等が変化しても、帯電防止層1
4と粘着剤層12)および支持体11と帯電防止層14
のそれぞれが相互に剥がれることのない帯電防止粘着テ
ープ30が得られる。
第4図は本発明の第4実施例に係る帯電防止粘着テープ
40を示す断面図である。この第4実施例が第1実施例
と異なる点は、粘着剤層12の粘着面に離型紙41を貼
ったことのみにある。
40を示す断面図である。この第4実施例が第1実施例
と異なる点は、粘着剤層12の粘着面に離型紙41を貼
ったことのみにある。
なお、本発明の実施においては、帯電防止層の構成材料
として、前記第1実施例における帯電防止層14として
用いたイオン導電性ポリマーの他に、界面活性剤(例え
ば、日本油脂(株)商品名カチオンAB)、カーボン粉
またはカーボン繊維分散塗料(例えば、ライオン(株)
商品名LR−4000)、酸化錫分散塗料(例えば、触
媒化成工業(株)商品名ELCOM−P−3019)、
ポリシロキサン(例えば、コルコート(株)商品名コル
コートR)、金属箔、蒸着・スパッタリング等により形
成した金属・金属酸化物の薄膜(例えば、三菱化成工業
(株)商品名IP−001)等を用いてもよい。
として、前記第1実施例における帯電防止層14として
用いたイオン導電性ポリマーの他に、界面活性剤(例え
ば、日本油脂(株)商品名カチオンAB)、カーボン粉
またはカーボン繊維分散塗料(例えば、ライオン(株)
商品名LR−4000)、酸化錫分散塗料(例えば、触
媒化成工業(株)商品名ELCOM−P−3019)、
ポリシロキサン(例えば、コルコート(株)商品名コル
コートR)、金属箔、蒸着・スパッタリング等により形
成した金属・金属酸化物の薄膜(例えば、三菱化成工業
(株)商品名IP−001)等を用いてもよい。
また、帯電防止層が界面活性剤のような溶剤に弱い構成
材料からなる場合には、該帯電防止層の構成材料が粘着
剤に含まれる溶剤により溶解され、粘着剤層の側に移行
し、粘着剤層を劣化させるおそれがある。しかしながら
、第1図および第3図のごと〈、帯電防止層と粘着剤層
の間にプライマー層を形成するものとすれば、帯電防止
層の構成材料が粘着剤層中に含まれる溶剤により溶解さ
れることはなく、粘着剤層側に移行しないため、粘着剤
層の劣化もおこらない。
材料からなる場合には、該帯電防止層の構成材料が粘着
剤に含まれる溶剤により溶解され、粘着剤層の側に移行
し、粘着剤層を劣化させるおそれがある。しかしながら
、第1図および第3図のごと〈、帯電防止層と粘着剤層
の間にプライマー層を形成するものとすれば、帯電防止
層の構成材料が粘着剤層中に含まれる溶剤により溶解さ
れることはなく、粘着剤層側に移行しないため、粘着剤
層の劣化もおこらない。
[発明の効果]
以−ヒのように、本発明は、支持体と粘着剤層に挟まれ
る中間層中に帯電防11層を形成してなる帯電防止粘着
テープもしくはシートであって、帯電防止層と支持体の
間、もしくは帯電防止層と粘着剤層の間の少なくとも一
方にプライマー層を形成するようにしたものである。し
たがって、帯電防Il:層の剥離、支持体の強度の低下
1表面性状の悪化、粘着力の低下等を招くことなく、支
持体の帯電を確実に防止し、かつ支持体およびまたは粘
着剤層と帯電防止層との密着性を向上することが可能と
なる。
る中間層中に帯電防11層を形成してなる帯電防止粘着
テープもしくはシートであって、帯電防止層と支持体の
間、もしくは帯電防止層と粘着剤層の間の少なくとも一
方にプライマー層を形成するようにしたものである。し
たがって、帯電防Il:層の剥離、支持体の強度の低下
1表面性状の悪化、粘着力の低下等を招くことなく、支
持体の帯電を確実に防止し、かつ支持体およびまたは粘
着剤層と帯電防止層との密着性を向上することが可能と
なる。
第1図は本発明の第1実施例に係る帯電防止粘着テープ
もしくはシートの構造を示す断面図、第2図は本発明の
第2実施例に係る帯電防止粘着テープもしくはシートの
構造を示す断面図、第3図は本発明の第3実施例に係る
帯電防止粘着テープもしくはシートの構造を示す断面図
、第4図は本発明の第4実施例に係る帯電防止粘着テー
プもしくはシートの構造を示す断面図、第5図は本出願
人がすでに提案している帯電防止粘着テープもしくはシ
ートの構造を示す断面図である。 11・・・支持体、13・・・帯電防止層、14・・・
プライマー層、15・・・粘着剤層。 特許出願人 積水化学工業株式会社 [−\ 代表者 廣 1)馨 ′・1 第 1 図 第 3 図
もしくはシートの構造を示す断面図、第2図は本発明の
第2実施例に係る帯電防止粘着テープもしくはシートの
構造を示す断面図、第3図は本発明の第3実施例に係る
帯電防止粘着テープもしくはシートの構造を示す断面図
、第4図は本発明の第4実施例に係る帯電防止粘着テー
プもしくはシートの構造を示す断面図、第5図は本出願
人がすでに提案している帯電防止粘着テープもしくはシ
ートの構造を示す断面図である。 11・・・支持体、13・・・帯電防止層、14・・・
プライマー層、15・・・粘着剤層。 特許出願人 積水化学工業株式会社 [−\ 代表者 廣 1)馨 ′・1 第 1 図 第 3 図
Claims (2)
- (1)支持体と粘着剤層に挟まれる中間層中に帯電防止
層を形成してなる帯電防止粘着テープもしくはシートで
あって、帯電防止層と支持体の間、もしくは帯電防止層
と粘着剤層の間の少なくとも一方にプライマー層を形成
した帯電防止粘着テープもしくはシート。 - (2)特許請求の範囲第1項において、帯電防止層と粘
着剤層の間にプライマー層を形成した帯電防止粘着テー
プもしくはシート。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61143788A JPS63380A (ja) | 1986-06-19 | 1986-06-19 | 帯電防止粘着テ−プもしくはシ−ト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61143788A JPS63380A (ja) | 1986-06-19 | 1986-06-19 | 帯電防止粘着テ−プもしくはシ−ト |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63380A true JPS63380A (ja) | 1988-01-05 |
Family
ID=15347006
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61143788A Pending JPS63380A (ja) | 1986-06-19 | 1986-06-19 | 帯電防止粘着テ−プもしくはシ−ト |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63380A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US10696881B2 (en) | 2015-04-28 | 2020-06-30 | Shin-Etsu Chemical Co., Ltd. | Silicone adhesive composition and an adhesive tape |
WO2021117398A1 (ja) * | 2019-12-13 | 2021-06-17 | デンカ株式会社 | 電子部材固定用粘着シート |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5831238B2 (ja) * | 1978-11-06 | 1983-07-05 | 株式会社クボタ | 固液分離装置 |
-
1986
- 1986-06-19 JP JP61143788A patent/JPS63380A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5831238B2 (ja) * | 1978-11-06 | 1983-07-05 | 株式会社クボタ | 固液分離装置 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US10696881B2 (en) | 2015-04-28 | 2020-06-30 | Shin-Etsu Chemical Co., Ltd. | Silicone adhesive composition and an adhesive tape |
WO2021117398A1 (ja) * | 2019-12-13 | 2021-06-17 | デンカ株式会社 | 電子部材固定用粘着シート |
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