JPS633785Y2 - - Google Patents
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- JPS633785Y2 JPS633785Y2 JP1983084168U JP8416883U JPS633785Y2 JP S633785 Y2 JPS633785 Y2 JP S633785Y2 JP 1983084168 U JP1983084168 U JP 1983084168U JP 8416883 U JP8416883 U JP 8416883U JP S633785 Y2 JPS633785 Y2 JP S633785Y2
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- JP
- Japan
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- pipe
- resin
- double
- peripheral wall
- wall
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- Expired
Links
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C48/00—Extrusion moulding, i.e. expressing the moulding material through a die or nozzle which imparts the desired form; Apparatus therefor
- B29C48/001—Combinations of extrusion moulding with other shaping operations
- B29C48/002—Combinations of extrusion moulding with other shaping operations combined with surface shaping
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)
- Shaping Of Tube Ends By Bending Or Straightening (AREA)
- Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔技術分野〕
本考案は排水管等二重壁パイプの製造装置に関
するものである。
するものである。
二重壁パイプは屈曲性や耐圧力に優れているた
め、土中に埋設される排水管等に大いに利用され
ている。ところで、この二重壁パイプを製造する
にあたつては、従来では第1図に示すようにして
製造されていた。図中3は押出成形機の樹脂押出
部で、樹脂押出部3には二重壁パイプの外周壁を
形成するための樹脂を押出す第1の環状ノズル5
と二重壁パイプの内周壁を形成するための樹脂を
押出す第2の環状ノズル7がそれぞれ設けてあ
る。また、図中2は多数個の成形ブロツク11,
11…を連結してキヤタピラ・チエーン状に形成
された外周壁成形用割型で、樹脂押出部3を内周
に包み込むように一対が合致して樹脂の押出方向
へ駆動してある。この割型2の内周面には周方向
に環状又は螺旋状の溝を有する凹凸面1が形成し
てある。二重壁パイプの製造方法を順を追つて説
明すると、まず上記樹脂押出部3の第1の環状ノ
ズル5から溶融樹脂を押出して割型2の内周面に
供給する。その際、第1の環状ノズル5の内側に
て樹脂押出部3には圧縮ガス吐出口12が設けて
あり、圧縮ガス吐出口12から吐出されたガスの
圧力で溶融樹脂を割型2の内周面に押し付けるこ
とで、割型2の凹凸面1を外周壁4にぴつたりと
付けることができるものである。次に、第2の環
状ノズル7から溶融樹脂を押出して第2図に示す
ように上記凹凸付外周壁4の内周面に内周壁6を
形成し、内周壁6を凹凸付外周壁4の内周面に融
着させる。ここで、二重壁パイプの凹凸付外周壁
4の凹所13内のガス圧は上記加圧ガスの吐出圧
力により高くなつていて内周壁6が凹凸付外周壁
4の内周面に付けられる際にガス圧により反発さ
れて融着し難いので、樹脂押出部3に設けたガス
抜き口14よりガスを抜いて凹凸付外周壁4の凹
溝13内のガス圧を調整するものである。次いで
樹脂押出部3の先端に芯棒15を介して取付けた
密閉栓16と樹脂押出部3との間に形成された空
洞部17内にガス供給管18から加圧ガスを吹込
んで上記内周壁6を割型2の内周面側へ押え付け
ながらこのようにして形成れる二重壁パイプAを
割型2、密閉栓16及び加圧ガス等で冷却し、次
いで割型2の駆動に伴なつて密閉栓16と割型2
との隙間より二重壁パイプを外部へ取出すのであ
る。しかし乍らこの装置にあつては、それぞれの
環状ノズル5,7から押出された160〜200℃程度
の溶融樹脂は割型2や供給されたガスの流通等で
冷却されて凹凸付外周壁4と内周壁6が形成され
るのであるが、二重壁パイプの生産性を上げるた
めに割型2の駆動速度を上げた場合には、これら
の冷却だけでは十分でなく、空洞部17内の温度
が100℃以上と高くなつて、製造された二重壁パ
イプAは割型2から脱型された後に変形するとい
う問題があり、生産性を上げることができないも
のであつた。
め、土中に埋設される排水管等に大いに利用され
ている。ところで、この二重壁パイプを製造する
にあたつては、従来では第1図に示すようにして
製造されていた。図中3は押出成形機の樹脂押出
部で、樹脂押出部3には二重壁パイプの外周壁を
形成するための樹脂を押出す第1の環状ノズル5
と二重壁パイプの内周壁を形成するための樹脂を
押出す第2の環状ノズル7がそれぞれ設けてあ
る。また、図中2は多数個の成形ブロツク11,
11…を連結してキヤタピラ・チエーン状に形成
された外周壁成形用割型で、樹脂押出部3を内周
に包み込むように一対が合致して樹脂の押出方向
へ駆動してある。この割型2の内周面には周方向
に環状又は螺旋状の溝を有する凹凸面1が形成し
てある。二重壁パイプの製造方法を順を追つて説
明すると、まず上記樹脂押出部3の第1の環状ノ
ズル5から溶融樹脂を押出して割型2の内周面に
供給する。その際、第1の環状ノズル5の内側に
て樹脂押出部3には圧縮ガス吐出口12が設けて
あり、圧縮ガス吐出口12から吐出されたガスの
圧力で溶融樹脂を割型2の内周面に押し付けるこ
とで、割型2の凹凸面1を外周壁4にぴつたりと
付けることができるものである。次に、第2の環
状ノズル7から溶融樹脂を押出して第2図に示す
ように上記凹凸付外周壁4の内周面に内周壁6を
形成し、内周壁6を凹凸付外周壁4の内周面に融
着させる。ここで、二重壁パイプの凹凸付外周壁
4の凹所13内のガス圧は上記加圧ガスの吐出圧
力により高くなつていて内周壁6が凹凸付外周壁
4の内周面に付けられる際にガス圧により反発さ
れて融着し難いので、樹脂押出部3に設けたガス
抜き口14よりガスを抜いて凹凸付外周壁4の凹
溝13内のガス圧を調整するものである。次いで
樹脂押出部3の先端に芯棒15を介して取付けた
密閉栓16と樹脂押出部3との間に形成された空
洞部17内にガス供給管18から加圧ガスを吹込
んで上記内周壁6を割型2の内周面側へ押え付け
ながらこのようにして形成れる二重壁パイプAを
割型2、密閉栓16及び加圧ガス等で冷却し、次
いで割型2の駆動に伴なつて密閉栓16と割型2
との隙間より二重壁パイプを外部へ取出すのであ
る。しかし乍らこの装置にあつては、それぞれの
環状ノズル5,7から押出された160〜200℃程度
の溶融樹脂は割型2や供給されたガスの流通等で
冷却されて凹凸付外周壁4と内周壁6が形成され
るのであるが、二重壁パイプの生産性を上げるた
めに割型2の駆動速度を上げた場合には、これら
の冷却だけでは十分でなく、空洞部17内の温度
が100℃以上と高くなつて、製造された二重壁パ
イプAは割型2から脱型された後に変形するとい
う問題があり、生産性を上げることができないも
のであつた。
本考案は上記の点に鑑みて成されたものであつ
て、空洞部内で十分冷却することができて脱型後
に二重壁パイプが変形するということがなく、割
型の駆動速度を上げて生産性を上げることができ
る二重壁パイプの製造装置を提供することを目的
とするものである。
て、空洞部内で十分冷却することができて脱型後
に二重壁パイプが変形するということがなく、割
型の駆動速度を上げて生産性を上げることができ
る二重壁パイプの製造装置を提供することを目的
とするものである。
すなわち、本考案は断面半円形状に形成され内
周面に凹凸面1が形成されたエンドレスの外周壁
形成用割型2を押出成形機の樹脂押出部3を内周
に包み込むように一対が合致して樹脂の押出方向
に駆動されるよう配設し、樹脂押出部3に上記割
型2の内周面に樹脂を押出してパイプの凹凸付外
周壁4を形成する第1の環状ノズル5とこの凹凸
付外周壁4の内周面に樹脂を押出してパイプの内
周壁6を形成する第2の環状ノズル7をそれぞれ
形成し、樹脂押出部3の先端に内部に水が循環さ
れた冷却部8を二重壁パイプの製造装置により上
記目的を達成したものである。
周面に凹凸面1が形成されたエンドレスの外周壁
形成用割型2を押出成形機の樹脂押出部3を内周
に包み込むように一対が合致して樹脂の押出方向
に駆動されるよう配設し、樹脂押出部3に上記割
型2の内周面に樹脂を押出してパイプの凹凸付外
周壁4を形成する第1の環状ノズル5とこの凹凸
付外周壁4の内周面に樹脂を押出してパイプの内
周壁6を形成する第2の環状ノズル7をそれぞれ
形成し、樹脂押出部3の先端に内部に水が循環さ
れた冷却部8を二重壁パイプの製造装置により上
記目的を達成したものである。
以下本考案を実施例により詳述する。第3図に
示すように、押出成形機の先部には溶融樹脂を押
出す樹脂押出部3が形成してある。また、樹脂押
出部3の側方にはこの樹脂押出部3を外側から包
み込むように連続駆動する一対の外周壁形成用割
型2,2が配設してある。この外周壁形成用割型
2は多数の成形ブロツク11,11…を回動自在
に連結してキヤタピラ、チエーン状のエンドレス
に形成されたもので、断面半円形状に形成され内
周面には周方向に環状の凹溝13を有する凹凸面
1が形成してある。上記樹脂押出部3には第1の
凹段面20と第2の凹段面21がそれぞれ外周面
を切欠して形成してあり、第1の凹断面20には
外側にて第1の環状ノズル5のノズル口が開口
し、また内側にて圧縮ガス吐出口12が開口して
ある。また、第2の凹段面21には内側にて第2
の環状ノズル7のノズル口が開口し、外側にてガ
ス抜き口14が開口してある。図中22は膨出部
で、第1の凹断面21基部から先端側が側方へ開
口するように延設されており、膨出部22の先端
には上記外周壁形成用割型2の内周面に微小間隙
を介して対面する封止面23が形成してある。こ
の膨出部22と第1の凹断面20及び割型2との
間には略密閉な空間24が形成されることにな
り、第1の環状ノズル5から押出された溶融樹脂
は圧縮ガス吐出口12から吐出された高圧ガスに
押されて割型2の内周面にぴつたりと、押さえ付
けられる。その結果、溶融樹脂は割型2に冷却さ
れて凹凸付外周壁4が形成される。次いで、この
凹凸付外周壁4が割型2の駆動に伴なつて樹脂の
押出方向へ送られると、第2の環状ノズル7より
再び溶融樹脂が凹凸付外周壁4の内面に押出され
る。ここでも、樹脂押出部3の先端部と第2の凹
断面21及び割型2との間には密閉な空間25が
形成されており、第2の環状ノズル7から押出さ
れた溶融樹脂が凹凸付外周壁4の内周面に融着す
る前に、この空間25内の加圧ガスをガス抜き口
14より外部へ抜いて空間25内、すなわち凹凸
付外周壁4内面の凹溝13内のガス圧を調整する
のである。凹凸付外周壁4の凹溝13内のガス圧
が高い場合にはその内周壁に付着される内周壁6
が内部のガス圧により剥離され易いものであり、
逆に凹溝13内のガス圧が低すぎる場合には内周
壁6が凹溝13内へ吸引されて変形し易いもので
ある。
示すように、押出成形機の先部には溶融樹脂を押
出す樹脂押出部3が形成してある。また、樹脂押
出部3の側方にはこの樹脂押出部3を外側から包
み込むように連続駆動する一対の外周壁形成用割
型2,2が配設してある。この外周壁形成用割型
2は多数の成形ブロツク11,11…を回動自在
に連結してキヤタピラ、チエーン状のエンドレス
に形成されたもので、断面半円形状に形成され内
周面には周方向に環状の凹溝13を有する凹凸面
1が形成してある。上記樹脂押出部3には第1の
凹段面20と第2の凹段面21がそれぞれ外周面
を切欠して形成してあり、第1の凹断面20には
外側にて第1の環状ノズル5のノズル口が開口
し、また内側にて圧縮ガス吐出口12が開口して
ある。また、第2の凹段面21には内側にて第2
の環状ノズル7のノズル口が開口し、外側にてガ
ス抜き口14が開口してある。図中22は膨出部
で、第1の凹断面21基部から先端側が側方へ開
口するように延設されており、膨出部22の先端
には上記外周壁形成用割型2の内周面に微小間隙
を介して対面する封止面23が形成してある。こ
の膨出部22と第1の凹断面20及び割型2との
間には略密閉な空間24が形成されることにな
り、第1の環状ノズル5から押出された溶融樹脂
は圧縮ガス吐出口12から吐出された高圧ガスに
押されて割型2の内周面にぴつたりと、押さえ付
けられる。その結果、溶融樹脂は割型2に冷却さ
れて凹凸付外周壁4が形成される。次いで、この
凹凸付外周壁4が割型2の駆動に伴なつて樹脂の
押出方向へ送られると、第2の環状ノズル7より
再び溶融樹脂が凹凸付外周壁4の内面に押出され
る。ここでも、樹脂押出部3の先端部と第2の凹
断面21及び割型2との間には密閉な空間25が
形成されており、第2の環状ノズル7から押出さ
れた溶融樹脂が凹凸付外周壁4の内周面に融着す
る前に、この空間25内の加圧ガスをガス抜き口
14より外部へ抜いて空間25内、すなわち凹凸
付外周壁4内面の凹溝13内のガス圧を調整する
のである。凹凸付外周壁4の凹溝13内のガス圧
が高い場合にはその内周壁に付着される内周壁6
が内部のガス圧により剥離され易いものであり、
逆に凹溝13内のガス圧が低すぎる場合には内周
壁6が凹溝13内へ吸引されて変形し易いもので
ある。
この第2の環状ノズル7の樹脂押出方向側にて
樹脂押出部3の先端には内部に水が循還された冷
却部8が取付けてある。冷却部8はその外径が上
記二重壁パイプの内周壁6の内径と略等しく設定
された円筒状に形成され、冷却部8の外側には冷
却管26が螺線状に巻いてある。本実施例では冷
却管26は送り管27と返送管28とを交互に設
けて形成してある。一方、樹脂押出部3内には第
4図に示すように二重壁パイプ30が通してあつ
て中心側に水の供給管31が、また外側に水の排
管32がそれぞれ設けてある。供給管31から送
られてきた水をまず送り管27内に送つて冷却部
8の最先端にまで送り、次に返送管28内を通つ
て排管32より外部へ排出することにより、冷却
部8内に水を循還させて効率良く冷却部8を冷却
することができるものである。上記排管32の外
側には潤滑材供給管3が設けてある。この潤滑材
供給管33は断熱材34を排管32外周と樹脂押
出部3の内周との間に間隔をもつて挿填すること
により形成されるもので、上記二重壁パイプ30
を断熱化してある。潤滑材9としてはステアリン
酸、シリコン等を用いることができ、潤滑材供給
管33内を通つて送られてきた潤滑材9を第2の
環状ノズル7と冷却部8との間に形成された潤滑
材吐出口10より吐出して冷却部8とパイプの内
周壁6との間に供給する。そのため、内周壁6は
割型2の駆動により樹脂の押出方向に送られる
が、冷却部8との間で擦れることなくスムーズに
二重壁パイプAを送ることができるものである。
また、その際二重壁パイプAが冷却部8の周囲に
沿つて送られる際に、冷却部8に十分冷却されて
保形されるものである。その後、二重壁パイプA
は割型2の駆動により外部へ取出される。
樹脂押出部3の先端には内部に水が循還された冷
却部8が取付けてある。冷却部8はその外径が上
記二重壁パイプの内周壁6の内径と略等しく設定
された円筒状に形成され、冷却部8の外側には冷
却管26が螺線状に巻いてある。本実施例では冷
却管26は送り管27と返送管28とを交互に設
けて形成してある。一方、樹脂押出部3内には第
4図に示すように二重壁パイプ30が通してあつ
て中心側に水の供給管31が、また外側に水の排
管32がそれぞれ設けてある。供給管31から送
られてきた水をまず送り管27内に送つて冷却部
8の最先端にまで送り、次に返送管28内を通つ
て排管32より外部へ排出することにより、冷却
部8内に水を循還させて効率良く冷却部8を冷却
することができるものである。上記排管32の外
側には潤滑材供給管3が設けてある。この潤滑材
供給管33は断熱材34を排管32外周と樹脂押
出部3の内周との間に間隔をもつて挿填すること
により形成されるもので、上記二重壁パイプ30
を断熱化してある。潤滑材9としてはステアリン
酸、シリコン等を用いることができ、潤滑材供給
管33内を通つて送られてきた潤滑材9を第2の
環状ノズル7と冷却部8との間に形成された潤滑
材吐出口10より吐出して冷却部8とパイプの内
周壁6との間に供給する。そのため、内周壁6は
割型2の駆動により樹脂の押出方向に送られる
が、冷却部8との間で擦れることなくスムーズに
二重壁パイプAを送ることができるものである。
また、その際二重壁パイプAが冷却部8の周囲に
沿つて送られる際に、冷却部8に十分冷却されて
保形されるものである。その後、二重壁パイプA
は割型2の駆動により外部へ取出される。
しかして、第1の環状ノズル5から押出された
溶融樹脂で二重壁パイプAの凹凸付外周壁4を形
成し、第2の環状ノズル7から押出された溶融樹
脂で二重壁パイプの内周壁6を形成することによ
り、凹凸付外周壁4と内周壁6とを融着して二重
壁パイプAを形成することができると共に、この
ようにして形成された二重壁パイプAは製造直後
は熱で容易に変形し易いものであるが、割型2と
冷却部8との間で保形されたまま冷却部8で効率
良く冷却されるために、二重壁パイプAを完全に
保形した状態で割型2から脱型することができる
ものである。
溶融樹脂で二重壁パイプAの凹凸付外周壁4を形
成し、第2の環状ノズル7から押出された溶融樹
脂で二重壁パイプの内周壁6を形成することによ
り、凹凸付外周壁4と内周壁6とを融着して二重
壁パイプAを形成することができると共に、この
ようにして形成された二重壁パイプAは製造直後
は熱で容易に変形し易いものであるが、割型2と
冷却部8との間で保形されたまま冷却部8で効率
良く冷却されるために、二重壁パイプAを完全に
保形した状態で割型2から脱型することができる
ものである。
上記のように本考案は、内周面に凹凸面が形成
されたエンドレスの外周壁形成用割型を押出成形
機の樹脂押出部を内周に包み込むように一対が合
致して樹脂の押出方向に駆動されるよう配設し、
樹脂押出部に上記割型の内周面に樹脂を押出して
パイプの凹凸付外周壁を形成する第1の環状ノズ
ルとこの凹凸付外周壁の内周面に樹脂を押出して
パイプの内周壁を形成する第2の環状ノズルをそ
れぞれ形成したので、第1の環状ノズルから押出
された樹脂で二重壁パイプの凹凸付外周壁を形成
すると共に第2の環状ノズルから押出された樹脂
で二重壁パイプの内周壁を形成して、二重壁パイ
プをこの装置で連続製産することができるのはも
ちろんのこと、その際二重壁パイプは製造された
直後は熱くて変形し易いものであるが、第2の環
状ノズルの押出方向側に、内部に水が循環され内
周壁内面を冷却する冷却部を配設したので、製造
された二重壁パイプを冷却部で効率良く冷却して
保形することができ、しかも水によつて冷却部を
冷却するために、空気等で冷却部を冷却する場合
に比べて効率良く二重壁パイプを冷却することが
できるものであつて、割型の駆動速度を早くした
としても二重壁パイプが熱で変形するということ
がなく、二重壁パイプの生産性を向上することが
できるものである。
されたエンドレスの外周壁形成用割型を押出成形
機の樹脂押出部を内周に包み込むように一対が合
致して樹脂の押出方向に駆動されるよう配設し、
樹脂押出部に上記割型の内周面に樹脂を押出して
パイプの凹凸付外周壁を形成する第1の環状ノズ
ルとこの凹凸付外周壁の内周面に樹脂を押出して
パイプの内周壁を形成する第2の環状ノズルをそ
れぞれ形成したので、第1の環状ノズルから押出
された樹脂で二重壁パイプの凹凸付外周壁を形成
すると共に第2の環状ノズルから押出された樹脂
で二重壁パイプの内周壁を形成して、二重壁パイ
プをこの装置で連続製産することができるのはも
ちろんのこと、その際二重壁パイプは製造された
直後は熱くて変形し易いものであるが、第2の環
状ノズルの押出方向側に、内部に水が循環され内
周壁内面を冷却する冷却部を配設したので、製造
された二重壁パイプを冷却部で効率良く冷却して
保形することができ、しかも水によつて冷却部を
冷却するために、空気等で冷却部を冷却する場合
に比べて効率良く二重壁パイプを冷却することが
できるものであつて、割型の駆動速度を早くした
としても二重壁パイプが熱で変形するということ
がなく、二重壁パイプの生産性を向上することが
できるものである。
第1図は従来例の要部断面図、第2図は同上の
拡大断面図、第3図は本考案一実施例の要部断面
図、第4図は同上の要部断面図である。 1は凹凸面、2は外周壁形成用割型、3は樹脂
押出部、4は凹凸付外周壁、5は第1の環状ノズ
ル、6は内周壁、7は第2の環状ノズル、8は冷
却部、9は潤滑材、10は潤滑材吐出孔である。
拡大断面図、第3図は本考案一実施例の要部断面
図、第4図は同上の要部断面図である。 1は凹凸面、2は外周壁形成用割型、3は樹脂
押出部、4は凹凸付外周壁、5は第1の環状ノズ
ル、6は内周壁、7は第2の環状ノズル、8は冷
却部、9は潤滑材、10は潤滑材吐出孔である。
Claims (1)
- 断面半円形状に形成され内周面に凹凸面が形成
されたエンドレスの外周壁形成用割型を押出成形
機の樹脂押出部を内周に包み込むように一対が合
致して樹脂の押出方向に駆動されるよう配設し、
樹脂押出部に上記割型の内周面に樹脂を押出して
パイプの凹凸付外周壁を形成する第1の環状ノズ
ルとこの凹凸付外周壁の内周面に樹脂を押出して
パイプの内周壁を形成する第2の環状ノズルをそ
れぞれ形成し、内部に水が循環され内周壁内面を
冷却する冷却部を第2の環状ノズルの押出方向側
に配設して成る二重壁パイプの製造装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1983084168U JPS59190515U (ja) | 1983-06-02 | 1983-06-02 | 二重壁パイプの製造装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1983084168U JPS59190515U (ja) | 1983-06-02 | 1983-06-02 | 二重壁パイプの製造装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59190515U JPS59190515U (ja) | 1984-12-18 |
JPS633785Y2 true JPS633785Y2 (ja) | 1988-01-29 |
Family
ID=30214125
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1983084168U Granted JPS59190515U (ja) | 1983-06-02 | 1983-06-02 | 二重壁パイプの製造装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59190515U (ja) |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4737020U (ja) * | 1971-05-13 | 1972-12-23 | ||
JPS498702A (ja) * | 1972-05-24 | 1974-01-25 | ||
JPS5523738A (en) * | 1978-08-02 | 1980-02-20 | Toko Inc | Switching regulator |
JPS5824253A (ja) * | 1981-08-04 | 1983-02-14 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | パケツト合成方式 |
-
1983
- 1983-06-02 JP JP1983084168U patent/JPS59190515U/ja active Granted
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4737020U (ja) * | 1971-05-13 | 1972-12-23 | ||
JPS498702A (ja) * | 1972-05-24 | 1974-01-25 | ||
JPS5523738A (en) * | 1978-08-02 | 1980-02-20 | Toko Inc | Switching regulator |
JPS5824253A (ja) * | 1981-08-04 | 1983-02-14 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | パケツト合成方式 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59190515U (ja) | 1984-12-18 |
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