JPS6337627Y2 - - Google Patents

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JPS6337627Y2
JPS6337627Y2 JP17364181U JP17364181U JPS6337627Y2 JP S6337627 Y2 JPS6337627 Y2 JP S6337627Y2 JP 17364181 U JP17364181 U JP 17364181U JP 17364181 U JP17364181 U JP 17364181U JP S6337627 Y2 JPS6337627 Y2 JP S6337627Y2
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JP
Japan
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base
heat exchanger
outer case
legs
attached
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JP17364181U
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JPS5878442U (ja
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  • Housings, Intake/Discharge, And Installation Of Fluid Heaters (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は温水ボイラー等のベースの構成に関す
るものである。
従来の温水ボイラー等のベースは、第9図に示
すように、重量のある熱交換器(図示せず)を支
えるとともに、落下衝撃や輸送時の振動などによ
つて外装ケース(図示せず)が変形するのを防止
するために、コの字形状の部品21やL字形状の
部品22を組み合わせて構成し、かつこれらの部
品21,22の板厚は比較的厚いものを使用して
いた。そしてコの字形状の部品21には熱交換器
(図示せず)を固定するための穴23と、外装ケ
ース(図示せず)を固定するための穴24が設け
られている。しかしながら、このような構成で
は、その強度を保つために、板厚を厚くする必要
があり、その結果、材料コストが高くつくもので
あつた。またこの構成においては、コの字形状の
部品21に熱交換器や外装ケースを固定するよう
にしているため、熱交換器の振動や、この熱交換
器に取付けられるバーナ(図示せず)の振動が外
装ケースに伝わりやすく、その結果、外装ケース
の共振をひきおこすことが多いものであつた。さ
らに設置後においては、地震等の振動が外装ケー
スや熱交換器に伝わりやすいため、外装ケースの
変形や異常燃焼をひきおこす等の問題点があつ
た。
本考案は、上記従来の問題点を解消するために
なされたもので、以下、本考案の一実施例を図面
に従つて説明する。
第1図において、温水ボイラー等のベースは、
ベースフロント1とベースバツク2とにより構成
し、かつベースバツク2の下部にはベース脚3を
複数個取付けている。第2図は前記ベースバツク
2を示したもので、このベースバツク2は断面L
型部品をコの字形状に構成し、かつその両端に内
側に折曲形成した突出部4を有している。第3図
は前記ベースフロント1を示したもので、このベ
ースフロント1は同一断面形状を有し、かつ前記
ベースバツク2およびベース脚3と組合わせた時
に、その底面がベース脚3の下端面と同一平面に
なるように略U字形状部5を下方に突出形成して
いるまたこのベースフロント1は略L字形状に構
成され、かつ外装ケースの一部を受けるように切
り起こし部6を設けている。第4図はベース脚3
を示したものである。そしてこのベース脚3と前
記ベースバツク2との取付け、ベース脚3と熱交
換器7との取付け、およびベースバツク2と外装
ケース8との取付けは第5図に示すような状態で
なされており、この第5図からも明らかなよう
に、ベース脚3の上部は2段になつており、上段
部9に熱交換器7を、下段部10にベースバツク
2をそれぞれ取付けるようにしている。またベー
ス脚3の下部には外装ケース8の外側にくる部分
11にアンカーボルト取付用穴12を設けてい
る。
第6図は本考案のベースに熱交換器7を取付け
た状態の平面図であり、第7図はその右側面図で
ある。ベースフロント1は第6図に示すように、
ベース本体の地面に対する投影面のうち、熱交換
器7の下部で覆いきれない部分の大部分を水平部
1aで覆うようにしている。また第8図はベース
フロント1をベースバツク2の取付状態を示した
ものである。
上記構成で示したように、ベースフロント1に
はその底面がベース脚3の下端面と同一平面にな
るように略U字形状部5を下方に突出形成してい
るため、ベース全体の設置も安定した設置状態が
得られる。またベース脚3は上記一実施例におい
ては、4個設けているが、2個でもあるいは3個
でも、場合によつては5個以上でも構わないもの
である。
また熱交換器7の重量はベース脚3にのみかか
るため、熱交換器7に取付けられたバーナ(図示
せず)の各種振動や燃焼による熱交換器7の振動
は、ベース脚3には直接伝わるが、このベース脚
3からベースバツク2に伝わつて、さらに外装ケ
ース8等に伝わるころには、その振動は大きく減
衰するもので、ほとんど影響しないものである。
これは前記ベース脚3とベースバツク2との接触
面積をできるだけ小さくしたことと、前述したよ
うに熱交換器7の重量をベース脚3のみで受け、
かつ外装ケース8はベースバツク2とベースフロ
ント1のみに固定して、外装ケース8がベース脚
3や熱交換器7に接触しない構成としたために得
られる効果である。
さらに前述したように、地面とベース本体との
接触部分はベース脚3の下端面とベースフロント
1の略U字形状部5の底面のみで、地面との接触
面積をできるだけ小さくしているため、地震等の
外乱や輸送時等の落下衝撃に対しては、その振動
や衝撃が熱交換器7や外装ケース8に伝わりにく
く、その結果、外装ケース8の変形や、熱交換器
7およびバーナ(図示せず)が振動することによ
つて起こる異常燃焼、異常音の発生が起こりにく
い。
そしてまた第6図で述べたように、ベース本体
の投影面を熱交換器7の下部とベースフロント1
の平面部で覆い、かつ燃焼に必要な空気が通過す
るだけの開口部分を設けることによつて、バーナ
(図示せず)の機械音や燃焼音が外装ケース8の
内部から外に洩れにくくなり、逆に雨水などは外
装ケース8の内部に入りにくいものである。万
一、激しい降雨などによつてベースフロント1の
上部に雨水が溜つても、その雨水はベースフロン
ト1の略U字形状部5を通つて容易に外装ケース
8の外に抜け出るものである。
また本考案のベースを構成する各部品は、すべ
て折り曲げ加工で製作可能な形状としているた
め、金型費が安価になるという特徴を有するとと
もに、折り曲げ加工より構成された部品であるた
め、各部品が柔構造をもち、かつ各々の部品を組
み合わせても全体として柔構造を形成することに
なり、その結果、前述した振動が伝わりにくいと
いう特徴につながるものである。
以上のように本考案の温水器等のベースは、熱
交換器の重量をベース脚のみで受け、かつ外装ケ
ースはベースバツクとベースフロントのみに固定
して、外装ケースがベース脚や熱交換器に接触し
ないようにしているため、熱交換器の振動が外装
ケースに伝達されて外装ケースの共振を引きおこ
すようなことはなく、またベースフロントには、
その底面がベース脚の下端面と同一平面となるよ
うに略U字形状部を下方に突出形成しているた
め、地面とベース本体との接触部分はベース脚の
下端面とベースフロントの略U字形状部の底面の
みとなり、その結果、地震等の外乱や輸送時等の
落下衝撃に対しても、その振動や衝撃が外装ケー
スに伝わりにくいため、外装ケースの変形等も簡
単な構成にして確実に防止することができるもの
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の温水ボイラー等のベースの組
立状態を示す斜視図、第2図は同ベースにおける
ベースバツクの斜視図、第3図は同ベースにおけ
るベースフロントの斜視図、第4図は同ベースに
おけるベース脚の斜視図、第5図はベース脚、ベ
ースバツク、熱交換器および外装ケースの組立状
態を示す断面図、第6図は同ベースに熱交換器を
設置した状態の平面図、第7図は第6図の右側面
図、第8図はベースバツクとベースフロントの取
付状態を示す断面図、第9図は従来のベースの組
立状態を示す斜視図である。 1……ベースフロント、2……ベースバツク、
3……ベース脚、5……略U字形状部、7……熱
交換器、8……外装ケース。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 温水ボイラー等の外装ケースを支持するととも
    に、略U字形状部を下方に突出形成した略L字形
    状のベースフロントと、このベースフロントに取
    付けられ、かつ前記外装ケースを固定するコの字
    形のベースバツクと、このベースバツクの下部
    に、その下端面が前記ベースフロントの略U字形
    状部の底面と同一平面となるように取付けられ、
    かつ熱交換器を支持するベース脚とにより構成し
    てなる温水ボイラー等のベース。
JP17364181U 1981-11-20 1981-11-20 温水ボイラ−等のベ−ス Granted JPS5878442U (ja)

Priority Applications (1)

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JP17364181U JPS5878442U (ja) 1981-11-20 1981-11-20 温水ボイラ−等のベ−ス

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17364181U JPS5878442U (ja) 1981-11-20 1981-11-20 温水ボイラ−等のベ−ス

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Publication Number Publication Date
JPS5878442U JPS5878442U (ja) 1983-05-27
JPS6337627Y2 true JPS6337627Y2 (ja) 1988-10-05

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ID=29965513

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JP17364181U Granted JPS5878442U (ja) 1981-11-20 1981-11-20 温水ボイラ−等のベ−ス

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001201186A (ja) * 2000-01-20 2001-07-27 Fujitsu General Ltd 油炊き温水ボイラの据付装置

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Publication number Publication date
JPS5878442U (ja) 1983-05-27

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