JPS6337383Y2 - - Google Patents

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JPS6337383Y2
JPS6337383Y2 JP1982073320U JP7332082U JPS6337383Y2 JP S6337383 Y2 JPS6337383 Y2 JP S6337383Y2 JP 1982073320 U JP1982073320 U JP 1982073320U JP 7332082 U JP7332082 U JP 7332082U JP S6337383 Y2 JPS6337383 Y2 JP S6337383Y2
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JP
Japan
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support member
eaves
end side
fulcrum
upper support
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JP1982073320U
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JPS58174523U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、テレビアンテナ等の屋上設置機器と
軒先部とを結んで、このような機器を支持するの
に用いられる支持ワイヤーの固定金具に関する。
第1図で示すように、一般に、テレビアンテナ
用の支持ワイヤー1は、その一端を屋根2上に立
設したポール3へ係止し、その他端を軒先部4へ
係止して張設される。この場合、支持ワイヤー1
の軒先部側は、適当な係止部分、例えば、軒樋の
外側に設けられる化粧鼻隠し板用の金具等がない
場合、第2図の如く、樋受金具5の基端側へ結び
つけているが、このようにすると、支持ワイヤー
1の緊張力によつて、軒樋6が2点鎖線のように
変形し、雨水の内洩れを生ずることがあつた。本
考案は、このような欠点を解消し、支持ワイヤー
用の適当な係止部分がない場合でも、軒樋を変形
させることなく、しかも軒樋の施工後であつても
確実に係止させることのできる止め金具を提供す
ることを目的としている。
このような目的を達成するために、この考案で
は、軒先の屋根面に当接される上部押え部12を
一端側に有する上部支持部材11と、鼻隠し外方
の軒先裏面に当接される下部押え部18を一端側
に有する下部支持部材15とを備えた止め金具本
体19を構成し、上記上部支持部材11の他端側
に、相対向する下部支持部材15に向けて突出す
る支点部14を設けて、前記上・下部押え部1
2,18で軒先部を挾み込むようにして上記止め
金具本体19を締付け保持するためのボルト20
を、上記支点部14よりも上・下部押え部方向の
位置に、両上・下部支持部材11,15の間に跨
がつて上下方向進退自在として介設するととも
に、支持ワイヤーを係止するための係止部21
を、前記上部支持部材11を貫通して上方へ突出
する上記ボルト20の上端部分に設けるようにし
ている。
以下、本考案の構成を図示の一実施例に基づい
て説明すると、11は、その一端に、屋根傾斜方
向の上部押え片12を固着した上部支持部材であ
つて、この上部支持部材11の他端側には、ボル
ト孔13が形成されるとともに、更に、その先端
が略直角に下方へ折曲されて、支点片14を形成
している。15は、この上部支持部材11の下方
に配置される下部支持部材であつて、その中央部
が概略V字形に折曲されるとともに、このV字形
部16の建物外方側の端部が略直角に外方へ折曲
されて、前記上部支持部材11のボルト孔13に
対応するネジ穴17が形成されている。他方、V
字形部16の建物内方側の端部には、前記上部押
え片12に対向し、かつ、建物桁方向に長い下部
押え片18が一体連設されている。本実施例で
は、これら上部支持部材11と下部支持部材15
とで、止め金具本体19を構成する。そして、2
0は、その上端をリング状に屈曲してワイヤー係
止部21とした締付けボルトであつて、その下端
雄ネジ部22を前記のボルト孔13へ挿入すると
ともに、下部支持部材15のネジ穴17へ螺合し
て、上部支持部材11と下部支持部材15を互い
に連結している。
上記本考案に係る止め金具の取付け方法を説明
すると、まず、第4図の2点鎖線で示すように、
上部支持部材11を下部支持部材15と反対側へ
回動させた状態で、下部支持部材15の下部押え
片18を、鼻隠し23より突出する野地板24の
下面、正確には野地板24下面の化粧板25へ当
接する。次いで、上部支持部材11を建物の側へ
180゜回動させて、その上部押え片12を屋根面2
6、即わち板状屋根葺材27の上面へ当接させ
て、これら上・下部押え片12,18で、軒先部
28を挾み込むように配置する。しかる後、締付
けボルト20を回して螺込むと、下部支持部材1
5に当接する支点片14の先端を支点として、上
部押え片12と下部押え片18が、軒先部28を
挾み込むようにして締付け保持されるから、この
状態で、アンテナ3用の支持ワイヤー1を結びつ
ける。
なお、図中29は、板状屋根葺材27と野地板
24との間に挿入し、その先端を軒先部28前方
へ突出させた水切板を示している。
また、上記支持ワイヤー1は、アンテナ3用の
ものを示したが、その他の屋上設置機器例えば太
陽熱集熱器等の支持ワイヤーであつてもよい。
以上説明したように、本考案の止め金具によれ
ば、樋受金具或いは軒樋と無関係に支持ワイヤー
を係止できるから、軒樋を変形させて雨水洩れを
生じるといつた不都合がなく、しかも、軒先部を
挾み込むようにして固定するものであるため、軒
先の任意の位置を選択して取付けられる利点があ
るとともに、軒樋の施工後であつても、屋根の上
から簡単に取付けられる効果がある。特に、この
考案では、一端側に上部押え部を有する上部支持
部材の他端側に、相対向する下部支持部材に向け
て突出する支点部を設けて、その支点部よりも
上・下部押え部方向の位置に、両上・下部支持部
材の間に跨がつて上下進退自在としたボルトを介
設するようにしているから、そのボルトを止め金
具本体の取付時に単に締め付けるだけの単純な操
作でもつて確実に固定されることとなり、取付作
業が極めて容易に行なうことができるという顕著
な効果が得られる。しかも、本考案では、上部支
持部材を貫通して上方へ突出する上端部分に、支
持ワイヤーの係止部を設けるようにしているか
ら、当該係止部がボルトの操作部にも兼用するこ
とができるばかりでなく、支持ワイヤーを係止す
るための特別な部材を必要とせず、部品点数が少
なくなつて製造コストが低減されるという利点が
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、アンテナを設置した建物の外観図、
第2図は従来の支持ワイヤー取付け方法を示す軒
先部の縦断面図、第3図は本考案止め金具の斜視
図、第4図は本考案止め金具の取付け状態を示す
軒先部の縦断面図である。 11……上部支持部材、12……上部押え片、
14……支点片、15……下部支持部材、18…
…下部押え片、19……止め金具本体、20……
締付けボルト、21……ワイヤー係止部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 軒先の屋根面に当接される上部押え部を一端側
    に有する上部支持部材と、鼻隠し外方の軒先裏面
    に当接される下部押え部を一端側に有する下部支
    持部材とを備えた止め金具本体を構成し、上記上
    部支持部材の他端側に、相対向する下部支持部材
    に向けて突出する支点部を設けて、前記上・下部
    押え部で軒先部を挾み込むようにして上記止め金
    具本体を締付け保持するためのボルトを、上記支
    点部よりも上・下部押え部方向の位置に、両上・
    下部支持部材の間に跨がつて上下方向進退自在と
    して介設するとともに、支持ワイヤーを係止する
    ための係止部を、前記上部支持部材を貫通して上
    方へ突出する上記ボルトの上端部分に設けたこと
    を特徴とする屋上設置機器用支持ワイヤーの止め
    金具。
JP7332082U 1982-05-18 1982-05-18 屋上設置機器用支持ワイヤ−の止め金具 Granted JPS58174523U (ja)

Priority Applications (1)

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JP7332082U JPS58174523U (ja) 1982-05-18 1982-05-18 屋上設置機器用支持ワイヤ−の止め金具

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JP7332082U JPS58174523U (ja) 1982-05-18 1982-05-18 屋上設置機器用支持ワイヤ−の止め金具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58174523U JPS58174523U (ja) 1983-11-22
JPS6337383Y2 true JPS6337383Y2 (ja) 1988-10-04

Family

ID=30082833

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JP7332082U Granted JPS58174523U (ja) 1982-05-18 1982-05-18 屋上設置機器用支持ワイヤ−の止め金具

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7261702B2 (ja) * 2019-08-29 2023-04-20 株式会社竹中工務店 屋根構造

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS617308Y2 (ja) * 1981-05-26 1986-03-06

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Publication number Publication date
JPS58174523U (ja) 1983-11-22

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