JPS6337212Y2 - - Google Patents

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JPS6337212Y2
JPS6337212Y2 JP17350180U JP17350180U JPS6337212Y2 JP S6337212 Y2 JPS6337212 Y2 JP S6337212Y2 JP 17350180 U JP17350180 U JP 17350180U JP 17350180 U JP17350180 U JP 17350180U JP S6337212 Y2 JPS6337212 Y2 JP S6337212Y2
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JP
Japan
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mold
gas valve
sealing material
valve
gas
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JP17350180U
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JPS5794758U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、端面に弁部を形成し内周面をガス
操作軸等とのシールを必要とする凸起部を設けた
シール材被覆ガス弁の鋳型に係り、特に、シール
材を鋳込む鋳型のパーテイングラインをガス弁の
最内周より大きな径の円周上に定めて、ガス弁と
操作軸等とのシール部に鋳ばりが位置するのをな
くしてシール性を向上させ、かつ、鋳型抜きをも
容易としたシール材被覆ガス弁の鋳型を提供する
にある。
従来、環状の芯金2′の全周をシール材3′で被
覆成型せる環状のシール材被覆ガス弁1′の鋳型
は、第5図に示すようにガス弁1′の内周面をそ
のほぼ中央で最も高いなめらかな形状の凸起部
6′となし、その最小内径部を内方の合せ面A1′,
B1′とする分割型の鋳型A′,B′でシール材3′の
鋳込み成型を行つていた。
従来の上記鋳型では鋳型A′,B′の内方の合せ
面A1′,B1′のモールド(シール材3′)のパーテ
イングライン8′がガス弁1′の最小内径部となり
ガス操作軸7′等とのシール部に鋳ばりが位置す
る。而して、第6図に示すようにシール材被覆ガ
ス弁1′(以下これを単にガス弁と言う)をガス
操作軸7′に気密を保つて挿通して弁座11′に対
し接離して開閉可能に設置する場合にガス弁1′
の最小内径部の鋳ばりによりガス操作軸7′との
シール性が悪くなる欠点があつた。従つて、ガス
弁1′の最小内径部にできる鋳ばりは切削により
滑らかな面に修正しなければならず、その作業は
極めて煩雑であつた。
この考案は前記した従来のシール材被覆ガス弁
の諸欠点を除くようにしたもので、芯金2の全周
面に弾性シール材3を鋳込んで端面に環状の弁部
4と内周面に凸起部6を備えたシール材被覆ガス
弁1を成型する型面16,18をもつた分割型の
鋳型A,Bを接離可能に対設したものにおいて、
一方の鋳型Aにシール材被覆ガス弁1における内
周部の凸起部6を成型し成型後の凸起部6が離型
時にその弾性力に抗して脱出可能な深さの凹陥部
15をもつた型面16を形成するとともに、芯金
2の支持と成型弁体の離型を行う複数の押棒10
を設け、かつ、該鋳型Aと他方の鋳型Bとの内方
の合せ面A1′,B1′を前記凸起部6の最小内径より
大きい径部に位置して鋳型のパーテイングライン
8を備え、ガス弁1と操作軸7のシール性を高め
たものである。
以下にその構成を図面に示す実施例に基づいて
説明する。
第1図乃至第4図において、1は環状の芯金2
の全周面を覆つてゴム等の弾性のあるシール材3
を鋳込み成型してなるシール材被覆ガス弁(以下
これを単にガス弁という)で、その外周近くの一
端面に弁部4を、他端面にはばね受け座5を、さ
らに、内周部に凸起部6を一体に突出形成してい
る。このシール材被覆ガス弁1は第1図及び第2
図に示した分割型の鋳型で成型される。すなわ
ち、該鋳型はガス弁1の内周部を中央で最も高く
なめらかな円弧形状となした凸起部6を成型し成
型後の凸起部6が離型時にその弾性力に抗して脱
出可能な深さの凹陥部15をもつた型面16と芯
金2の支持と成型弁体の離型とを行う複数の押棒
10を進退自由に備えた鋳型Aと、外端面の環状
弁部4を成型する環状凹部17をもつた型面18
を有する鋳型Bとからなり、その内方の合せ面
A1,B1を凸起部6の最小内径より大きい径部に
位置せしめて鋳型A,Bの該合せ面A1,B1にて
形成されるパーテイングライン8を前記ガス弁1
の内周面の凸起部6の最小内径より大きな径とな
るように製作される。実施例においては弁部4側
の凸起部6の根元付近の円周上に該パーテイング
ライン8が形成されるようになつており、鋳型A
の円弧形状の凹陥部15は加熱溶融したシール材
3を鋳込み成形後、成型されたガス弁1を鋳型A
から取り出す場合、シール材3は内周部が鋳型A
の前記凹陥部15に没入しているもその弾性力で
湾曲変形可能であるため鋳型Aより容易に抜き取
り可能な深さとなつている。
以下に示す構成により鋳型Aより抜き取り可能
である。すなわち、第1図及び第2図に示したよ
うに芯金2の周面に数個の透孔9を設けて、その
透孔9に合せ面A1,B1と反対側の部分を占めて
いる鋳型Aを貫挿した押棒10の先端の小径部1
0aを嵌入して芯金2を所定の鋳ぐるみ位置(ガ
ス弁1のほぼ中央部位置)に保持してガス弁1の
鋳込み成形を行う。成型されたガス弁1は鋳型B
を鋳型Aより離間して分離した後押棒10で芯金
2と共にガス弁1を鋳型B側に押圧してシール材
3の内周部を凹陥部15から圧縮変形させてガス
弁1を鋳型Aより傷をつけることなく抜き取り離
型する(第2図参照)。ここで押棒10の大径部
の端面が当接する段差部10bは当然露出してお
り、これら押棒10、透孔9を複数個設けてガス
弁1を鋳込み成形することにより芯金2のガス弁
1における軸方向及び半径方向の位置決めは確
実、容易に行いうる。又、離型後のガス弁1は押
棒10から取外し鋳込み成型を完了するものであ
るが、ガス弁1には押棒10による透孔13が形
成される。
第3図は前記モールド成形したガス弁1をガス
操作軸7に気密を保つて挿通し該ガス弁1の一側
端部に一体的に形成せるばね受け座5にばね12
を附勢せしめて挿着してガス弁1の弁部4を弁座
11に圧接せしめ、ガス操作軸7の摺動により受
け止め板14を介してガス弁1をばね12の附勢
力に抗して移動させ、弁部4を弁座11より離反
させてガス弁1を開成させるものである。ここ
で、シール材3に必ずしもばね受け座5を形成し
なくても良い。
又弁部4を押棒10の貫挿側に形成しても良
い。
前記したこの考案のシール材被覆ガス弁の鋳型
によれば、ガス弁の鋳込成形においてシール材の
最内周には鋳ばりができることなく、なめらかに
成形することができるので、ガス弁を貫通するガ
ス操作軸等とのシール性を向上することができ、
ガス操作軸等とガス弁の内周の凸起部との間より
ガス漏れが生ずることを防ぐことができる。又シ
ール材の鋳込み作業と鋳型抜きも芯金の支持を兼
ねた押棒を利用して容易に行うことができる等の
効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案のシール材被覆ガス弁の鋳型
の要部の一実施例を示す拡大断面図、第2図はそ
の分離した状態の同断面図、第3図はこの考案の
鋳型で形成したシール材被覆ガス弁を挿着使用す
る実施例を示す断面図、第4図は同鋳型で成形し
たシール材被覆ガス弁の正面図、第5図は従来の
シール材被覆ガス弁の鋳型の要部を示す概略断面
図、第6図は従来の鋳型で形成したシール材被覆
ガス弁を挿着使用する実施例を示す断面図であ
る。 1……シール材被覆ガス弁、2……芯金、3…
…シール材、4……弁部、6……凸起部、15…
…凹陥部、16……型面、17……凹部、18…
…型面、A,B……鋳型。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 芯金2の全周面に弾性シール材3を鋳込んで端
    面に環状の弁部4と内周面に凸起部6を備えたシ
    ール材被覆ガス弁1を成型する型面6,18をも
    つた分割型の鋳型A,Bを接離可能に対設したも
    のにおいて、一方の鋳型Aにシール材被覆ガス弁
    1における内周部の凸起部6を成型し成型後の凸
    起部6が離型時にその弾性力に抗して脱出可能な
    深さの凹陥部15をもつた型面16を形成すると
    ともに、芯金2の支持と成型弁体の離型を行う複
    数の押棒10を設け、かつ、該鋳型Aと他方の鋳
    型Bとの内方の合せ面A1,B1を前記凸起部6の
    最小内径より大きい径部に位置して設けたことを
    特徴とするシール材被覆ガス弁の鋳型。
JP17350180U 1980-12-03 1980-12-03 Expired JPS6337212Y2 (ja)

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JP17350180U JPS6337212Y2 (ja) 1980-12-03 1980-12-03

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JP17350180U JPS6337212Y2 (ja) 1980-12-03 1980-12-03

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Publication Number Publication Date
JPS5794758U JPS5794758U (ja) 1982-06-10
JPS6337212Y2 true JPS6337212Y2 (ja) 1988-10-03

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ID=29531714

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JP17350180U Expired JPS6337212Y2 (ja) 1980-12-03 1980-12-03

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6129168U (ja) * 1984-07-25 1986-02-21 株式会社 小金井製作所 スプ−ル弁

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JPS5794758U (ja) 1982-06-10

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