JPS6129379Y2 - - Google Patents

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JPS6129379Y2
JPS6129379Y2 JP9929482U JP9929482U JPS6129379Y2 JP S6129379 Y2 JPS6129379 Y2 JP S6129379Y2 JP 9929482 U JP9929482 U JP 9929482U JP 9929482 U JP9929482 U JP 9929482U JP S6129379 Y2 JPS6129379 Y2 JP S6129379Y2
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JP
Japan
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cap
cosmetic
shaped
rod
tip
Prior art date
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JP9929482U
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JPS595118U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は棒状口紅のような棒状化粧料の成型用
キヤツプに関する。
一般に、棒状口紅、ヘアースチツク、メイクア
ツプ用スチツク等の棒状化粧料の製造において
は、両端が開口した化粧保持筒の一端に化粧料成
型用キヤツプを嵌着し、該キヤツプを下側にして
前記保持筒の上方開口部から化粧料の原液を保持
筒の中間位いまで注入して冷却固形化した後、キ
ヤツプ内壁と固形化粧料との間に化粧料の固形収
縮によつて形成された負圧状態の空隙に空気を吸
引させ、空気層を全体に形成させてキヤツプを保
持筒から取り外すという工程が採られている。こ
の工程において、キヤツプ内壁と固形化粧料との
間に空気を吸引させる方法としては、たとえば第
5図に示すように、キヤツプ21の開口端周縁2
2に切込状の空気進入部23を形成したものが知
られている。しかしこの方法にあつては、第4図
に示すような棒状化粧料の先端部形状が異形の場
合には、吸引された空気の拡散力が先端部に行く
に従つて弱くなるためにキヤツプの先端部内壁と
棒状化粧料との間に完全な空気層が形成されずに
接着部分が残り、キヤツプを脱冠したときに棒状
化粧料の先端部が形崩れを起すという欠点があつ
た。
本考案は従来の棒状化粧料成型用キヤツプの改
良に係るもので、空気進入孔をキヤツプの先端に
設けることにより棒状化粧料の先端形状が異形の
場合にも空気が円滑に吸引され、先端部の形崩れ
を起すことなく容易に取り外すことのできる棒状
化粧料の成型用キヤツプを提供することを目的と
する。この目的を達成するために構成された本考
案の要旨は、化粧料容器に装着する両端が開口し
た棒状化粧料保持筒の化粧料保持側開口縁部に嵌
着し注入した化粧料原液の固形化後脱冠する棒状
化粧料の成型用キヤツプであつて、該キヤツプの
先端外側面に棒状突起と該棒状突起の基部を囲繞
する凹溝とを形成したことを特徴とする棒状化粧
料の成型用キヤツプ、にある。
以下に、本考案の一実施例を図面に基づいて説
明する。
第1図イは本実施例に係る棒状口紅成型用キヤ
ツプの従断面図で、同図ロは該キヤツプの先端部
拡大図である。スチロール、AS,ABS等の合成
樹脂で成形したキヤツプ1の一端は開口し、他端
は先細りに閉塞した砲弾型をしている。キヤツプ
1の開口縁部外周には鍔部2が周設してあり、ま
た、開口縁部内周には固形化粧料の保持筒11の
一端が嵌合する段部3が周設してある。キヤツプ
1の先端外側面4は若干切り落した様な平坦面を
なしていて、該外側面4の中央には断面が円形で
適当な長さの棒状突起5を形成してある。また外
側面4には該突起5の基部を囲繞して凹溝6が周
設されていて、環状薄肉部が形成されいる。
次に、上記のように構成される棒状口紅成型用
キヤツプの作用について説明する第3図に示すよ
うに、キヤツプ1の開口端に成形後の棒状口紅を
保持するたの両端が開口した保持筒11の一端を
嵌合した後、開口部12上方から棒状口紅の原液
を該保持筒11の中間位いまで注入して冷却固形
化する。この固形化の時に棒状口紅は収縮する結
果、キヤツプ1の内壁と棒状口紅15との間に負
圧状態の空隙がいくつか形成される。次に、第3
図イからハに示すように、キヤツプ1を支持部材
20で支持しながらキヤツプ1の先端に形成した
棒状突起5を矢印イの方向に押し曲げると環状薄
肉部の一部が亀裂して、該亀裂から矢印ロに示す
ように前記空隙内に空気が吸引され、キヤツプ1
内壁と棒状化粧料15との間に先端部から中央に
かけて順次空気層が形成されていく。
なお、本考案は上記実施例で述べた棒状口紅に
限られずヘアースチツク、メイクアツプ用スチツ
ク等の他の棒状化粧料の成形にも実施しうるもの
である。
本考案によれば、キヤツプ内壁と棒状化粧料と
を剥離する空気層を形成する空気の吸引を最も剥
離のしにくい先端部から行なわれるように構成し
たので、負圧によつて吸引される空気の進入圧が
弱まらないうちに棒状化粧料の先端部の剥離が行
なわれる結果、先端部形状が異形の場合にも剥離
性が良いという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図イは本考案の実施例に係る棒状化粧料の
成型用キヤツプの断面図、同図ロは前記キヤツプ
の先端部拡大断面図、第2図は該キヤツプの平面
図、第3図イは該キヤツプに棒状化粧料保持筒を
嵌合して化粧料原液を充填した状態の断面図、同
図ロは棒状突起を折り曲げる状態を示す断面図、
同図ハはキヤツプの先端部拡大図、第4図は先端
部形状が異形の棒状化粧料の斜視図、第5図イ,
ロは開口端周縁に空気進入部を有する従来のキヤ
ツプの断面図である。 1……成型用キヤツプ、4……先端外側面、5
……棒状突起、6……凹溝、11……棒状化粧料
保持筒。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 化粧料容器に装着する両端が開口した棒状化粧
    料保持筒の化粧料保持側開口縁部に嵌着し注入し
    た化粧料原液の固形化後脱冠する棒状化粧料の成
    型用キヤツプであつて、該キヤツプの先端外側面
    に棒状突起と該棒状突起の基部を囲繞する凹溝と
    を形成したことを特徴とする棒状化粧料の成型用
    キヤツプ。
JP9929482U 1982-07-02 1982-07-02 棒状化粧料の成型用キヤツプ Granted JPS595118U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9929482U JPS595118U (ja) 1982-07-02 1982-07-02 棒状化粧料の成型用キヤツプ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9929482U JPS595118U (ja) 1982-07-02 1982-07-02 棒状化粧料の成型用キヤツプ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS595118U JPS595118U (ja) 1984-01-13
JPS6129379Y2 true JPS6129379Y2 (ja) 1986-08-30

Family

ID=30235373

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9929482U Granted JPS595118U (ja) 1982-07-02 1982-07-02 棒状化粧料の成型用キヤツプ

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JP (1) JPS595118U (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5346233B2 (ja) * 2009-03-25 2013-11-20 株式会社トキワ 化粧料繰出容器

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Publication number Publication date
JPS595118U (ja) 1984-01-13

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