JPS6336671A - 電子フアイルシステム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、文書シートを読み取る画像読取り手段を有
し、この画像読取り手段から読み取られる文書シートの
画像情報を光記録媒体に登録し、登録された文書シート
の画像情報を表示する表示器を有する電子ファイルシス
テムに関するものである。

〔従来の技術〕

従来、この種の電子ファイルシステムにおいては、光デ
ィスク等の記Ｑ媒体に大量の情報を登録して、登録時に
付加された読出し情報（キーワード）を入力することに
より、登録した情報、例えば文書または画像を随時読み
出すことかできるように構成されている。

この場合、登録する情報（シート状またはブック状）は
、イメージリーグ（光学スキャナ）から光学的に読み取
られて２値化された後、才ベレー夕がキーボード等の入
力手段よりキーワードを入力する操作を各登録する情報
毎に行うタイプと、あらかじめ登録する文書ファイルの
キーワードファイルを作成しておき、イメージリーグか
ら文書ファイルの読み取り操作を行い、読み取りが終了
した時点で、オペレータが前述したキーワードファイル
と文書ファイルとの関係をリンクする作業を行うタイプ
とがあった。

〔発明が解決しようとする問題点〕

このため、前者の場合、複数の文書を登録する場合には
、オペレータが必ず各文書に対するキーワードを付加す
るキー操作を各文書毎に行わなければならず文書登録効
率が著しく低下してしまう問題点があった。また、後者
については、複数の文書を一括して入力できるが、入力
後オペレータが必ず各文書に対するキーワードをリンク
する作業を行わなければならず、電子ファイリングにお
ける文書登録に要する時間のほうが文書呼び出しに要す
る時間に比べてかなりかかつてしまう問題点があった。

これらの問題点を改善するために、光学マークリーグま
たは光学カードリーグ等の読取り手段よりキーワードを
入力すると同時に文書ファイルを入力するシステムも提
案されているが、そのための専用のフォーマットがプリ
ントされた用紙を必要とし、読取り装置と専用用紙のた
めにトタールコストが大幅にアップしてしまう等の新し
い問題が発生してしまう。

この発明は、上記の問題点を解消するためになされたも
ので、文書シート入力に必要な情報をマークシート入力
するためのマークシートをレイアウト編集し、編集され
たマークシートおよびマークシートリンクされる文書シ
ートに入力されるパラメータに対応する識別パターンと
書類分類項目となるキャビネットパターンを付加して画
像出力することにより、画像読取り手段から読み取られ
る文書シートを分類項目毎に自動登録できる電子ファイ
ルシステムを得ることを目的とする。

〔問題点を解決するための手段〕

この発明に係る電子ファイルシステムは、画像読取り手
段から入力する文書シートの管理情報をマーク入力する
マークシートパターンを表示器上でし・ｒアウト編集す
る編集手段と、この編集手段によりレイアラ１１集され
たマークシートパターンに入力される任意の管理情報に
基づいて固有の識別パターンおよび文書シートを分類す
るキャビネットパターンを作成する作成手段と、この作
成手段に作成された固有の識別パターン、文書シートを
分類するキャビネットパターン、編集手段によりレイア
ウト編集されたマークシートパターンを画像出力する画
像出力手段とを設けたものである。

〔作用〕

この発明においては、編集手段によりレイアウト編集さ
れたマークシートパターンに入力される管理情報および
文書シートを分類するキャビネットパターンを作成手段
が作成し、画像出力手段から編集手段によりレイアウト
編集されたマークシートパターンおよび作成手段により
作成された識別パターン、ギヤピネンドパターンを画像
出力させる。

〔実施例〕

第１図はこの発明の一実施例を示す電子ファイル装置の
構成を説明する外観図であり、１はり一ダ部で、自動原
稿搬送装置（ＡＤＦ）２より搬送される文書シートまた
は後述する光学マーク読取りシートを光学的に読み取り
、両シートを識別する識別手段１ａとこの識別手段１ａ
から出力される識別情報に基づいて光学走査部の走査速
度または自動原稿搬送装置２の原稿搬送速度を制御する
制御手段１ｂが第２図に示すリーグインタフェース１７
に設けられている。３はこの発明の画像出力手段をなす
プリンタ部で、例えばレーザビームプリンタで構成され
る。４は給紙部で、シート状の記録媒体をプリンタ内部
の画像形成部に出力する。５はこの発明の編集手段およ
び作成手段を兼ねるワークステーション部で、光ディス
クで構成される光記録媒体が収容される画像登録部５ａ
　。

オペレーション指令を入力するキーボード５ｂ　。

ポインティンデバイス５ｃ　、リーグ部１から読み取ら
れる文書画像をラスクイメージで表示するビアトマツプ
デイスプレィ５ｄ等から構成されており、プリンタ部３
およびリーダ部１とが通信ライン６．７で接続されてい
る。なお、ワークステーション部５には各部５ａ〜５ｄ
およびプリンタ部３、リーダ部１等を総括的に制御する
制御部（ＣＰＵ）を有している。

第２図は、第１図に示した電子ファイルシステムの制御
構成を説明する制御ブロック図であり、第１図と同一の
ものには同じ符号を付しである。

この図において、１１は例えばモトローラ社製の６８０
００　（３２ビツト）のＣＰＵで、ＲＯＭ１２に格納さ
れた制御プログラムに基づいて各部を制御する。１３は
ＣＲＴインタフェースで、パスライン１５に接続され、
登録された画像情報をビットマツプデイスプレィ５ｄに
インタフェースする。１４はキーボードインタフェース
で、キーボード５ｂから入力されるキーイン情報をワー
クステーション部５にインタフェースする。１６は光デ
イスクインタフェースで、画像登録部５ａに登録される
画像情報の転送または登録された画像情報の読み出しを
行う。１７はリーダインタフェースで、リーダ部１が読
み取った画像情報を授受する。１８はプリンタインタフ
ェース部で、登録または読み取られた画像情報をプリン
タ部３に転送する。１９はイメージメモリで、リーダ部
１から読み取られた画像データを一時蓄える。

次に第３図〜第７図を参照しながらこの発明によるマー
クシーＩｆ集、登録、出力動作について説明する。

第３図はこの発明による基本マークシートレイアウトを
説明する模式図である。

この図において、２１はマークシートレイアウトで、第
２図に示したＲＯＭ１２に格納された編集プログラム（
第１０図に示すフロー）に基づいてＣＰＵ１１がＣＲＴ
インタフェース１３を介してビットマツプデイスプレィ
５ｄに表示した状態を示しである。２２はタイミングマ
ークで、マークシート固有の識別パターン２３およびキ
ャビネットパターンＣＰをリーダ部１が読み取る際のタ
イミングとなる情報である。識別パターン２３はリーダ
部１が読み取るシートがマークシートか文書シートかを
識別するマークとして機能する。

２４はマーク欄で、キーワード項目内容を選択するマー
クエリア２４ａとキーワード名を入力するキーワードエ
リア２４ｂ等から構成されている。

２５は文字コードマークエリアで１所望とする枠内をマ
ークすることにより文字情報をリーダ部１が読み取るこ
とが可能となる。

第４図は、第３図に示したマーク欄２４の構成を説明す
る図であり、第３図と同一のものには同じ符号を付しで
ある。

この図において、３１はキーワード番号で、例えば「３
」の場合を示しである。３２はキーワード名で、例えば
「新聞情報」の場合を示しである。３３はキーワード項
目番号で、項目数（コラム数）が例えば「２０」の場合
を示しである。

３４はキーワード項目内容で、例えばキーワード項目番
号３３の「１」〜「６」に新聞名が入力された状ｍを示
しである。

第５図は、第１図に示した画像登録部５ａに設けられる
管理情報を説明する模式図である。

この図において、４１はキーワードファイルで、キーワ
ード番号３１とマーク［２４にマークされたキーワード
項目番号３３が書き込まれである。４２は項目対応ファ
イルで、マークシート番号４３．キーワード番号３１．
キーワード項目番号３３．キーワード項目内容３４が書
き込まれている。

第６図は、第１図に示した画像登録部５ａに設けられる
管理情報のアーキテクトを説明する模式図であり、第４
図、第５図と同一のものには同じ符号を付しである。

この図において、５］は検索ファイルで、ドキュメント
番号５２に従属するファイル番号５１ｂ、キーワード番
号３１．キーワード項目番号３３およびキャビネット番
号５１ａが書き込まれている。５３はファイル番号管理
ファイルで。

検索ファイル５１に書き込まれるドキュメント番り５２
が書き込まれている。５４は管理ファイルで、ドキュメ
ント番す５２に従属する画像情報およびこの画像情報が
画像登録部５ａに格納される格納アドレス等が書き込ま
れている。なお、キャビネット番号５１ａは書類の大分
類項目を示す情報である。

第７図は、第３図に示した識別パターン２３およびキャ
ビネットパターンＣＰのビットパターンを説明する模式
図であり、第３図と同一のものには同じ符号を付しであ
る。

この図において、６１はフォーマット番号で、マークシ
ート新規登録毎に作成される番号である。６２は識別符
号で、ワークステーション部５で作成されたマークシー
ト登録の際に作成される符号で、各マークシート毎に固
有の符号である。

６３はパターン情報で、このパターン情報６３がマーク
シート出力指令に基づいてプリンタ部３が給紙される記
録紙の所定位置に出力する識別パターン２３に相当する
。なお、１つのパターン情報は、タイミングマーク２２
．スタートビットマークＳＴＴ、キャビネットパターン
ＣＰ、ハーフピッ）ＨＢ、パターン情報６３．ストップ
ビットマークＳＴＰ　、タイミングマーク２２とがこの
順に配列されるパターン構成となる。

第８図は、第１図に示した画像登録部５ａに作成される
マークシートフォーマット管理ファイルを説明する図で
あり、第６図および第７図と同一のものには同じ符号を
付しである。

この図において、７１はマークシートフォーマット管理
ファイルで、ファイル番号５１ｂ　、キャビネット番号
５１ａ　、フォーマット番号６１．キーワード項目内容
３４から構成されている。

この図から分かるように、ファイル番号５１ｂがｒｏ　
０２Ｊのファイルは、キャビネット番号５１ａが「Ｏｌ
」に屈し、フォーマット番号６１が「０１」でキーワー
ド項目内容３４がｒｏ。

１」として管理される。このため、キャビネット番号５
１ａが同一、例えば「０１」に属するファイル番号５１
ｂは、ｒｏｏＩＪ　　、ｒ００２Ｊ　。

ｒｏ　１６Ｊと管理することが可能となる。また、ファ
イル番号５１ｂがｒｏｏｌ」　、［０１５Ｊ　　。

ｒｏ　１７Ｊはキャビネット番号５１ａはそれぞれ異な
るが同一のフォーマット番号６１、すなわち「０１」を
有している。さらに、ファイル番号５１ｂがｒｏ　１５
Ｊ　、　　ｒｏ　１７Ｊは、コピーを行った結果キーワ
ード項目内容３４が同一となっている。この後、いずれ
かのファイルの項目内容データに変更を加えた場合は、
新たに別の項目内容データが生成されたとみなされ、別
のキーワード項目内容３４が割り振られる。

第９図は、第８図に示したマークシートフォーマット管
理ファイルの階層管理を説明する模式図であり、第７図
と同一のものには同じ符号を付しである。

この図において、７２はキャビネットリスト、７３ａは
マークシートフォーマットリストで、フォーマット番号
６１を有し、マークシートフォーマットパラメータ７３
ｂがリンクされている。

７４はファイルリストで、ファイル番号５１ｂを有し、
対応するキーワード項目内容３４がリンクされている。

この図から分かるように、キャビネットリストア２、マ
ークシートフォーマットリスト７３ａ　。

ファイルリストア４はそれぞれ独立して管理されており
、それぞれの統合関係がマークシートフォーマット管理
ファイル７１によって管理されている。このようにそれ
ぞれのリスト情報を独立して管理することにより、新規
にマークシートを作成する際、作成、登録済みのマーク
シートレイアウト２１またはキーワード項目内容３４を
選択して活用し、重複登録を避けてそれぞれのデータを
登録し、メモリ領域の効率化が図れるように構成されて
いる。

ン第１０図はこの発明によるマークシート編集。

登録、出力を説明するフローチャートである。なお、（
１）〜（１１）はステップを示す。

マークシートのレイアウト作成は第２図に示したＲＯＭ
１２に格納されているフォーマット作成プログラムを呼
び出しく１）、ビットマツプデイスプレィ５ｄに編集メ
ニューを表示し、選択された編集メニューが新規編集か
どうかをＣＰＵＩ　１が判断する（２）。この判断でＹ
ＥＳ、すなわち新規編集が選択された場合は、マークシ
ートを作成する固有のファイル名を入力する（３）。次
いで、このマークシートおよびファイルを分類するキャ
ビネットをあらかじめ登録されたキャビネットリストア
２より選択する（４）。一度、キャビネットを登録すれ
ば、次回以降のマーク作成時に登録済みのキャビネット
名一覧（キャビネットリストア２）がビットマツプデイ
スプレィ５ｄ上に表示される。このため、利用者は一覧
から番号もしくはカーソルで希望するキャビネットを選
択すればよいが、もし作成するマークシートに既に登録
されているキャビネットとは異なる新しいキャビネット
に分類したとき、または初めてキャビネットを登録する
場合は、新しいキャビネット名を入力してキャビネット
登録を行う（４−１）。なお、キャビネット登録が終了
すると、次回のマークシーｉ・作成時に登録済みのキャ
ビネットリストア２に表示される。

次いで、ビットマツプデイスプレィ５ｄに表示された、
すなわち既に登録されたマークシートの中から希望のマ
ークシートフォーマントをマークシートフォーマットリ
スト７３ａより選択する（５）。なお、利用者はマーク
シートフォーマットリス）７３ａの一覧から番号もしく
はカーソルで希望するマークシートフォーマットを選択
すればよいが、もし作成するマークシートフォーマント
を初めて作成する場合は、新しいマークシートフォーマ
ットに関するパラメータを入力しマークシートフォーマ
ット登録を行う（５−１）。なお、マークシートフォー
マット作成時にはフォーマット番号およびマークシート
レイアウト２１が表示される。

キャビネット、マークシートフォーマントの選択、登録
が完了すると、マークシートレイアウト２１を確認した
後、該当するファイルに登録させるとともに（８）、フ
ァイル１１Ａ右の識別符号６２を生成する（７）。次い
で、ビン］・マツプデイスプレィ５ｄ　、キーボード５
ｂより第４図に示したキーワード項目内容３４を入力ま
たはコピーを行う（８）、これにより、新しく１つのマ
ークシートフォーマットに対応するファイルを登録する
毎に、マークシート読取り時に自動識別するパターンに
使用される識別符号６２が自動生成され、登録されたキ
ャビネント、マークシートフォーマットがファイルに固
有のものとして確定される。これらはデータの整合性を
保持するため、固定とするが、識別符号６２生成後の入
力データ、キーワード名３２．キーワード項目内容３４
は適宜修正。

追加することができる。ここで、編集されたマークシー
トレイアウト２１を第１図に示したリーダ部１により画
像として出力すると（９）、第１ＩＵＡに示すマークシ
ートＭｓが得られる。

一方１　ステップ（２）の判断で、Ｎｏすなわち編集メ
ニューが変更編集が選択された場合は、登録済みファイ
ル名の表示を見ながら希望するファイルを選択しく１０
）、ビットマツプデイスプレィ５ｄを見ながらキーワー
ド項目内容３４等のデータを修正、追加しく１１）、ス
テップ（９）に戻る。なお、変更後もマークシート識別
パターンＭＰ（第１１図参照）は変わらず、読み取られ
た原稿は変更前と同じファイルに格納される。

なお、別のマークシートファイルで入力されたキーワー
ド項目内容３４等のデータをそまま新しいファイルに転
用させる場合には、コピーを行いファイル名のみを秤え
て別のファイルとして再登録することができる。ただし
、データのコピーを行うには、マークシートフォーマン
トが同一である必要がる。コピーによって同−一内容の
マークシートが作成されるが、ファイル名を基えること
により、新規登録とみなし、新しい識別符号６２が割り
当てられる。コピー後、双方のファイルのマークシート
に別々に変更を加えても構わない。

第１２図は、第１Ｏ図に示したパラメータ入力動作手順
を説明するフローチャートである。なお、（１）〜（９
）は各ステップを示す。

第１０図に示したステップ（２）で新規編集が選択され
ると、編集フォーマントの選択を行うための選択画面を
ピッ）・マツプデイスプレィ５ｄに表示する。ここで、
選択された論集フォーマントが変更編集かどうかをＣＰ
ＵＩＩが判断する（１）。

この判断でＹＥＳの場合、すなわち第３図に示したマー
クシートレイアウト２１とは異なるフォーマットのマー
クシートを作成するときは、キーワード数（マーク欄２
４の数（基本形は６個））。

文字のキーワード数（文字コードマークエリア２５の個
数（基本形は２個））をキーボード５ｂ等より入力する
（２）　　、　（３）。次いで、各キーワードの項目数
（コラム数）を入力する（４）、なお、マーク間隔は、
コラム数に応じてＣＰＵ１１により計算され、キーワー
ド数が複数のときは、コラム数が最大のキーワードにマ
ーク間隔を与え、コラム数が一定値以上、すなわちマー
ク間隔が許容値以下になる場合は、自動的に２段（ある
いは３段）にコラムが組み替えられる。パラメータを１
通り入力し終えた時点で、ビットマツプデイスプレー（
５ｄ画面上にマークシートのレイアウトイメージ、すな
わち第３図に示したマークシートレイアウト２１を表示
する（５）。ここで、キーボード５ｂ等からマークシー
ト出力指令が入力されれば、第３図に示したマークシー
トレイアウト２１が第１図に示したプリンタ部３から原
寸大のマークシートが出力される（８）。

一方、ステップ（１）の判断でＮＯの場合はステップ（
７）以降に進み、マークシートレイアウト２１を表示し
た状態で、パラメータ修正があるかどうかを判断しく７
）、ＹＥＳならばステップ（２）に戻り、Ｎｏならばパ
ラメータの訂正を行う。次いで、ビットマツプデイスプ
レィ５ｄで編集されたマークシートレイアウト２１を確
認しく８）、マークシートレイアウト（マークシートフ
ォーマット）に検索用に固有の名称を入力して画像登録
部５ａの所定領域に登録するとともに、マークシートレ
イアウト２１に固有の識別符号６２がワークステーショ
ン部５のＣＰＵ１１により作成され、パラメータデータ
ベースに格納される（９）。

なお、マークシートのパラメータおよび識別符号６２と
キーワード項目内容３４およびキーワード名３２とは独
立して管理され、前者は一旦登録した後は、固定とし、
後者は変更可能としている。これにより、データの整合
性を保持しながらキーワード名３２．キーワード項目内
容３４はアプリケーションの変更に応じて容易に修正し
、直ちに修正されたマークシー）ＭＳ刷して利用できる
ようになっている。

次に第１０図のステップ（１１）で行われる識別符号６
２．パターン情報６３の生成および出力動作をについて
第７図、第１１図を参照しながら説明する。

マークシートレイアウト２１は、新規に登録される毎に
固有のファイル番号５１ｂが与えられる。このファイル
番号５１ｂとマークシートＭＳが分類されるキャビネッ
ト番号５１ａは識別符号対応テーブルに従ってそれぞれ
固有の識別符号６２に変換されている。第７図において
は、キャビネット番号５１ａが「０１」は、ｒｏｌｌｏ
ｏｏｌＪの識別符号６２に変換され、ファイル番号５１
ｂが「０３」は、ｒｏｌｌｌｏｏｏＪの識別符号６２に
変換される。

マークシートレイアウト２１印刷の際、印刷するマーク
シートを選択すると、そのファイル番号５１ａに対応し
たマークシートフォーマットパラメータおよび識別符号
６２が呼び出される。印刷プログラムは、これらのパラ
メータに従い第１１図に示すマーク識別パターンＭＰ、
キャビネットパターンＣＰ、が組み込まれたマークシー
）ＭＳをプリンタ部３より任意の枚数出力する。なお、
第１１図において、第７図と同一のものには同じ符号を
付しである。

次に第１３図、第１４を参照しながらこの発明によるマ
ークシート読取り動作について説明する。

第１３図はこの発明によるマークシート読取り手順を説
明するフローチャートである。なお、（１）〜（７）は
各ステップを示す。

第１０図に示すマークシートＭＳおよび文書シートが第
１図に示すＡＤＦ２にセットした状態で、ワークステー
ション部５から画像読取り指令を入力すると、リーダ部
１の図示しない原稿載置台（プラテンガラス）に搬送さ
れて載置され、図示しない光学走査部が原稿走査を開始
する（１）。

次いで、リーグ部１の光電変換部（例えばＣＯＤ等の撮
像素子で構成される）で白、黒の濃度によりｒＱ」　、
ｒｌ」に２値化処理され（２）　、　　２値化されたデ
ータをイメージメモリ］９に格納する（３）。次いで、
マークシートＭＳ上のマーク識別パターンＭＰの読み取
り検知を行い（４）、搬送されたシートがマークシート
ＭＳと判断された場合は、ＣＰＵ１１がマークシート処
理プログラムを呼び出しく５）、マークシー）ＭＳの認
識を行い、マークシートＭＳ上のマーク情報をコード化
しく６）、生成されたコードデータはあらかじめマーク
シートフォーマット設計時に同時に構築されたデータ格
納フォーマットに従って格納され（７）、検索時にキー
ボード５ｂから入力されたコード情報と全く同様に利用
される。これ以降はＣＰＵ１１の管理の下で文書シート
の登録動作に移行する。

第１４図はこの発明によるマークシート判定手順を説明
するフローチャートである。なお、（１）〜（８）は各
ステップを示す。

リーグ部１に・数置されたマークシートＭｓの原稿走査
が開始されると（１）、マークシート生成時上に出力さ
れたマーク識別パターンＭＰがあらかじめ登録された識
別符号６２と一致するかどうかを判断する（２）。この
判断で、Ｎｏの場合は読取り原稿を文書シートと認識し
て、読み取った画像データをイメージメモリ１９に格納
しく３）、図示しない画像原稿処理に移行し、ＹＥＳの
場合、すなわち原稿がマークシー）ＭＳであると判定さ
れた場合は、ＲＯＭ１２に格納されたマークシート処理
プログラムを読み出しく４）、検出されたマーク識別パ
ターンＭＰ、キャビネットパターンＣＰをあらかじめ登
録されたキャビネットリストア２゜マークシートフォー
マット７３ａ、Ｊ別符号６２等からキャビネット、マー
クシートレイアウトフォーマットを識別判定する（５）
。次いで、対応するキャビネット、マークシートフォー
マットパラメータを読み出す（６）。次いで、マーク認
識処理を行い、認識したマーク情報をコード化しく７）
、コードデータを格納して（８）、文；ｑシート１読取
り動作に移行する。なお、マークシー）ＭＳ上のマーク
識別パターンＭＰの印刷位置は、マークシート生成時に
記憶されており、原稿走査蒔にこのパターン印刷領域に
ついてビットパターンを抽出する。このパターンをパタ
ーン解析プログラムによりパターンを符号化し、マーク
シーｈＭＳ上のタイミングマーク２２．スタートビ、ト
ＳＴＴ、キャヒネン；・パターンＣＰ、ハーフビットＨ
Ｂ、スＩ・ンプビッｌ−Ｓ　Ｔ　Ｐおよび登録された識
別符号６２に対応する識別パターン２３が検出できれば
、この画像原稿をマークシートＭｓであると識別する。

なお、ファイル番号５１ｂが分かれば、従属するキャビ
ネット番号５１ａが分かるので、キャビネットパターン
ＣＰおよび識別パターン２３の両方を川、へする必要は
ないが、両パターンを印刷することにより、１つのマー
クシー）ＭＳがどのキャビネットに分類されるか目視で
きるばかりでなく、キャビネットを電子ファイル内臓の
大容量画像記録媒体（画像登録部５ａ）の−面に対応さ
せた場合、複数枚の大容量記録媒体を自動的にアクセス
で５る電子ファイルでは、キャビネット番号５１ａから
識別パターン２３を読み取った時点で当該ディスクへの
アクセスができるので、処理が高速化できる。

また、上述の処理は、マークシートＭＳ１枚、すなわち
書類１件毎に行う。従って、仮に１件１件マークシート
Ｍｓの種類の異なる書類を重ねてＡＤＦ２にセットして
読み取りを行ったとしても、自動的に１件ずつマークシ
ートレイアウト２１を判別し、レイアウト別に設計され
たデータベースにマークシートＭＳから読み取ったデー
タを格納し、かつ画像ファイルを形成することができる
。

なお、上記実施例では、マークシートＭｓではマークエ
リア２４ａ　２文字コードマークエリア２５を筆記具等
で塗り付けることにより、文書シートの管理情報および
文字情報を入力する場合について説明したが、例えば丁
、ＩＩき文字入力（ＯＣＲ）、バーコードを利用したキ
ーワード人力にもこの発明を容易に適用できる。

また、マークシートＭＳの分類階層をさらに増やし、き
め細かい管理を行うことができる。その際、大分類単位
（キャビネット）は、記憶媒体、例えば光ディスクを収
容する画像登録部５ａの物理領域とは独立してとらえら
れるので、ディスク面１面を定義してもいいし、ディス
ク片面を分割したｌ領域を定義してもよい。

さらに、マークシー）ＭＳの自動識別機能は、マークシ
ート読取りプログラム制御や読み取られたデータの格納
方法のみではなく、入力原稿の画像情報を記憶する媒体
の指定交換を行うこともできる。

〔発明の効果〕

以上説明したように、この発明は画像読取り手段から人
力する文書シートの管理情報をマーク入力するマークシ
ートパターンを表示器上でレイアウト編集する編集手段
と、この編集手段によりレイアウト編集されたマークシ
ートパターンに入力される任意の管理情報に基づいて固
有の識別パターンおよびキャビネットパターンを作成す
る作成手段と、この作成手段により作成された固有の識
別パターン、文書シートを分類するキャビネットパター
ン、編集手段によりレイアウト編集されたマークシート
パターンを画像出力する画像出力手段とを設けたので、
雑多な書類読取り時にオペレータが書類にリンクさせる
登録情報の入力操作を行うことなく、マークシートレイ
アウトの異なる雑多な書類を一括して自動的に読み取り
管理情報を生成して、ファイルに格納し、かつ画像ファ
イルを形成することができる。また、画像出力手段から
編集手段によりレイアウト編集したマークシート、すな
わち利用者が設計した任意のキーワード数２種別、キー
ワード項目数、キーワード項目内容数を有し、これらの
パラメータに対応する識別パターンおよびマークシート
の上位概念となるキャビネットパターンが生成されたマ
ークシートを登録して画像出力手段から識別パターンを
所定位置に付したマークシートを随時出力させることが
でき、既に登録されたまたは新規登録されたマークシー
トにリンクする文書シートを画像読取り手段から自動読
取り効率よく画像登録部に登録できるとともに、多種の
マークシートを階層的に効率よく管理できる。さらに、
キャビネットとマークシートフォーマット、キーワード
項目内容等の文字データを独立して管理できるので、１
回作成、登録したマークシートフォーマットあるいはこ
れを含む項目内容データを利用して新規のマークシート
を登録することができる等の幾多の優れた利点を有する
。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例を示す電子ファイル装置の
構成を説明する外観図、第２図は第１図に示した電子フ
ァイルシステムの制御構成を説明する制御プロ、り図、
第３図はこの発明による基本マークシートレイアウトを
説明する模式図、第４図は第３図に示したマーク欄の構
成を説明する図、第５図は第１図に示した画像登録部に
設けられる管理情報を説明する模式図、第６図は第１図
に示した画像登録部に１１炊けられる管理情報のアーキ
テクトを説明する模式図、第７図は第３図に示した識別
パターンの管理情報を説明する模式図。 第８図は第１図に示した画像登録部に作成されるマーク
シートフォーマット管理ファイルを説明する図、第９図
は第８図に示したマークシートフォーマット管理ファイ
ルの階層管理を説明する模式図、第１０図はこの発明に
よるマークシーＩ−編集、登録、出力動作手順を説明す
るフローチャート、第１１図はマークシートの一例を説
明する模式図、第１２図は第１Ｏ図に示したパラメータ
入力動作手順を説明するフローチャート、第１３図はこ
の発明によるマークシート読取り手順を説明するフロー
チャート、第１４図はこの発明によるマークシート判定
手順を説明するフローチャートである。 図中、１はリーダ部、２はＡＤＦ、３はプリンタ部、４
は給紙部、５はワークステーション部、１１はＣＰＵ、
１２はＲＯＭ、１９はイメージメ第１図 ５　ワークステーンッン部 第２図 第３図 第４図 第５図 第６図 ５１５′３′″！″ 第７図 第８図 第９図 第１０図 第１１図　　　第１２図 第１３図　　　第１４図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 文書シートを読み取る画像読取り手段を有し、この画像
   読取り手段から読み取られる前記文書シートの画像情報
   を光記録媒体に登録し、登録された前記文書シートの画
   像情報を表示する表示器を有する電子ファイルシステム
   において、前記画像読取り手段から入力する文書シート
   の管理情報をマーク入力するマークシートパターンを前
   記表示器上でレイアウト編集する編集手段と、この編集
   手段によりレイアウト編集された前記マークシートパタ
   ーンに入力される任意の管理情報に基づいて固有の識別
   パターンおよび前記文書シートを分類するキャビネット
   パターンを作成する作成手段と、この作成手段により作
   成された前記固有の識別パターン、前記文書シートを分
   類するキャビネットパターン、前記編集手段によりレイ
   アウト編集された前記マークシートパターンを画像出力
   する画像出力手段とを具備したことを特徴とする電子フ
   ァイルシステム。