JP2002297607A - 文書データ管理装置およびそれを用いる監視制御装置 - Google Patents

文書データ管理装置およびそれを用いる監視制御装置

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JP2002297607A
JP2002297607A JP2001096133A JP2001096133A JP2002297607A JP 2002297607 A JP2002297607 A JP 2002297607A JP 2001096133 A JP2001096133 A JP 2001096133A JP 2001096133 A JP2001096133 A JP 2001096133A JP 2002297607 A JP2002297607 A JP 2002297607A
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JP2001096133A
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Akira Okubo
章 大久保
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Nissin Electric Co Ltd
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Nissin Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 図表や写真等の紙出しされた文書を電子デー
タ化して保管する文書読取り装置1において、文書デー
タの管理作業を簡略化する。 【解決手段】 紙面の図面名や図面番号などの位置に対
応させて文字認識用の読取り領域を設定し、スキャナ1
0で読込んだ画像データから、キャラクタ認識部17で
識別情報としての文字や記号を得る。画像データは記録
手段11により、この識別情報に関係付けられた階層構
造で記録媒体19に記録する。これにより識別情報を手
入力する必要はなく、作業を簡略化できる。写真の場合
は、写真の代表的な色を認識し、この色との関係で撮影
対象を決定し、印字された撮影年月日を文字認識し、識
別情報として用いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、図面等の紙出しさ
れた文書を画像データとして読込んで保存する際に、そ
の文書の持つ識別情報に従って階層構造で記録する作業
を自動化することにより、大量の文書の記録処理を容易
に行なえるようにした文書データ管理装置に関し、さら
に、そのような文書データ管理装置を連動させて、保守
管理作業を軽減するようにした監視制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図表、書類および写真等の紙出しされた
文書を画像データとして読込み、光磁気ディスク等の記
録媒体に保存しておくファイリング装置が従来から用い
られている。そのようなファイリング装置においては、
後の検索を可能にするため、保存する文書の識別情報
を、入力する作業が必須となる。
【0003】この識別情報は、例えば、その文書が、ど
の設備のどの装置を、どのような形式(例えば、全体
図、部分図)の文書として表わしているか等を識別する
ためのもので、その識別情報の種類(例えば設備名とい
った共通の属性)は、適切な分類ができ、後の検索に必
要な数だけ用意される。
【0004】典型的な従来技術では、操作員は、スキャ
ナによって紙面上の文書の読込みを行なうとともに、紙
面から前記識別情報を読取ってキーボードから入力して
いる。読込まれた文書の画像データは、入力された上記
識別情報に基づく分類の下で、前記記録媒体に記録・保
存される。
【0005】操作員が紙面から読み取る識別情報の具体
例を述べる。図3(a)に示す図面の場合は、その隅角
部の枠内に記載された、図面番号、△△設備(設備
名)、□□装置(装置名)、○○図(図面名)、改訂番
号及び作成年月日からなる新旧の管理情報である。ま
た、写真の場合は、その写真の内容から操作員が読み取
った配電盤(装置名)と、その写真の撮影記録等から読
み取った撮影年月日や設備名等である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述の従来技術では、
全ての識別情報を操作員が読取り、手入力するので、文
書の保存作業は非常に煩雑になる。したがって、大量に
発生する文書を処理するためには、大変な人的コストが
かかるという問題がある。
【0007】さらにまた、そのような文書データ管理装
置の周辺装置、特に異常発生等に俊敏な対応が要求され
る監視制御装置などにおいては、所望の文書を検索し
て、出力する作業を短縮したいという要望がある。
【0008】本発明の目的は、文書データを読込んで管
理する際に、識別情報の読取り及び入力作業を簡略化す
ることができる文書データ管理装置、および、それを用
いる監視制御装置を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係る文
書データ管理装置は、紙面に記録された文書を画像デー
タとして読込み、この画像データの所定領域から抽出し
た識別情報に基づいて、この画像データを保存管理する
装置において、画像データを保存するための階層構造
を、抽出されるべき識別情報の属性と関係を付けて規定
すると共に、この識別情報を、画像データの所定領域か
ら抽出するルールを、保存すべき文書に対応させて規定
したルールベースを予め作成しておき、上記ルールベー
スに従い、読み込んだ画像データから識別情報を抽出
し、その識別情報と階層構造との関係に従って、画像デ
ータを階層化して記録することを特徴とする。
【0010】上記構成において、ルールベースに規定さ
れている階層構造と識別情報との関係は、例えば、図2
に示すように、設備名,設備内の各装置名,その文書形
式(全体図、部分図、写真等)のように、文書を特定す
るために必要な識別情報を、その属性に従ってツリー状
に分類したもので、ユーザーの文書管理の便を考慮して
決められている。画像データの所定領域から識別情報を
抽出するルールは、例えば、文書が図面の場合は、各識
別情報毎に画像データの切り出し範囲を決め、その範囲
について文字認識して得たキャラクタデータを、そのま
ま識別情報とするというように決められる。
【0011】文書から画像データが読み込まれると、ル
ールベースに規定されたルールによって、識別情報が抽
出され、識別情報によって定まる階層構造の所定位置に
位置付けして、画像データが保存される。
【0012】したがって、操作員は、該文書データ管理
装置に読込みを行なうべき紙面を装填するだけで階層構
造による保存が行なえ、設備名や装置名等の識別情報
を、文書毎に目で読み取って手入力するという煩雑な作
業をなくすことができる。
【0013】また請求項2の発明に係る文書データ管理
装置は、紙面に記録された文書を画像データとして読込
み、この画像データの所定領域から抽出した識別情報に
基づいて、この画像データを保存管理する装置におい
て、画像データを保存するための階層構造の各階層を、
抽出されるべき識別情報の属性に対応させて規定すると
共に、この識別情報を画像データの所定領域から抽出す
るルールを、保存すべき文書に対応させて規定したルー
ルベースと、画像データを保存するための階層構造を、
前記識別情報の属性と関係を付けて、前記ルールベース
に設定する階層構造設定手段と、画像データの所定領域
から識別情報を抽出するルールを、保存すべき文書に対
応させて、前記ルールベースに設定する抽出規則設定手
段と、保存すべき文書を読込んで、その画像データを作
成する文書読取り手段と、前記文書読取り手段の出力す
る画像データから、前記ルールベースに設定されたルー
ルに従って、識別情報を抽出する識別情報抽出手段と、
上記ルールベースを参照して得た、抽出された識別情報
と階層構造の関係に基づき、画像データとして読込まれ
た文書を階層化して記録する記録手段とを含むことを特
徴とする。
【0014】上記構成は、ユーザーがルールベースを任
意に定義することにより、文書を保存する階層構造を使
用目的に応じて最適化できると共に、保存する文書の種
類の増加・変更に容易に対応できる。したがって、文書
データ管理装置の広範な利用が可能になる。
【0015】請求項3の発明に係る文書データの管理装
置は、紙面に記録された文書が、予め決められた領域に
識別情報が文字又は記号で書き込まれた図面を含む場合
において、その図面から識別情報を抽出するためのルー
ルを具体化したものである。すなわち、この場合のルー
ルは、識別情報を文字認識によって取り出すための画像
データの切出し範囲を、図面の紙型に応じてテンプレー
ト等によって規定するものである。
【0016】この構成は、読み込んだ図面の紙型に応じ
たテンプレートを選択使用することによって、紙型が異
なる複数種類の図面の読取り保存が可能になる。
【0017】請求項4の発明に係る文書データの管理装
置は、紙面に記録された文書が写真である場合にも、上
記図面と同様の自動読込みを行なえるルールを具体化し
たものである。これは、写真として、識別情報を文字又
は記号で書き入れた黒板等のボードを、撮影対象と共に
所定の位置に撮影したものを用い、ルールベースにおい
て、各識別情報を画像データの所定領域から抽出するル
ールが、各識別情報を文字認識によって取り出すため
の、画像データの各切出し位置を、写真の紙型に応じて
規定したものである。
【0018】このように、写真に識別情報を記入した黒
板等のボードを、同時に撮影することによって、図面の
場合と同様に写真の画像データの自動保存が可能にな
る。
【0019】請求項5の発明に係る文書データの管理装
置は、紙面に記録された文書が写真である場合におい
て、識別情報の自動読取りを、請求項4の発明によりも
さらに容易に行なえるようにしたものである。これは、
写真として撮影年月日を入れたカラー写真を用い、写真
から抽出する識別情報を、撮影年月日、及び写真の特定
領域において最も占有率が高い色との関係によって定ま
る撮影対象名としている。
【0020】この場合に、各識別情報を画像データの所
定領域から抽出するルールは、上記撮影年月日を文字認
識によって抽出するための画像データの切出し範囲と、
上記色を認識するための特定領域を画像データから切り
出すための切出し範囲と、色と撮影対象名との関係と
を、写真の紙型に応じて規定したものとする。
【0021】この構成は、写真撮影に特別な手間を掛け
なくても、識別情報が簡単に読み取れるので、写真の保
存管理を低コストに行うことができる。
【0022】請求項6の発明に係る監視制御装置は、多
数の検知手段の検知結果に対応して、制御対象を制御す
る監視制御装置において、前記検知手段によって予め定
める事象が検知されたとき、その事象の発生箇所を前記
識別情報として、前記請求項1〜5のいずれか1項に示
すように階層化されて記録されている文書データを読出
す読出手段と、前記読出手段で読出された文書データを
表示する表示手段とを備えることを特徴とする。
【0023】上記構成によれば、検知手段によって、故
障や、運転時間の超過などの所定の事象の発生が検知さ
れると、その発生箇所、例えば水処理プラントの監視制
御装置の場合には、ポンプや弁等を識別情報として、上
述のようにして記録されている文書データのうち、対応
する文書データを読出し、CRT等の表示手段に表示す
る。
【0024】また、必要に応じて、記録紙に表示出力が
行なわれる。したがって、このように監視制御装置の周
辺装置として、前記文書データ管理装置を備え、文書の
読出しにあたってのキーワードとなる識別情報を監視制
御装置側から与えることによって、前記故障等の事象の
発生に応答して、直ちに保守管理マニュアル等の必要な
文書を読出すことができ、読出作業も簡略化することが
できる。
【0025】
【発明の実施の形態】本発明の実施の一形態について、
図1〜図8に基づいて説明する。図1は、本発明の実施
の一形態の文書データ管理装置である文書読取り装置1
の機能ブロック図である。この文書読取り装置1は、例
えば、図3(a)に示すような図面や図4(a),図5
(a)に示すような写真、あるいは、表などの紙面に記
録された異なる種類の文書を画像データとして保管する
ためのものである。
【0026】したがって、前記紙面をスキャナ等の文書
読み取り手段に自動給送によって読込んで画像データと
すると共に、文書毎に識別情報を認識して、文書データ
を所定のルールベースに従って階層化して、蓄積・保存
しておき、必要に応じて所望とする文書データを読み出
し、画像表示可能とする。
【0027】ここで、文書から読取られる識別情報と階
層構造との関係について説明する。文書読取り装置1を
使用するユーザーは、文書を特定する識別情報と、記録
・保管をする階層構造に、一定の関係を付けることによ
り、保存・管理を適切に行うことができる。
【0028】この階層構造は、ユーザーの検索の便に適
合するようにルールベースに規定される。これは、例え
ば、識別情報を、その属性(設備名,装置名等)によっ
て分類し、検索の手順に従い、各属性を、上位の階層か
ら下位の階層へと割り当てることによって決定される。
例えば、そのユーザーが特定施設の電気設備を一括管理
している場合には、ツリー状の接続系統図に合せて、図
2に示すように、施設内の各電気設備(電気室A,電気
室B,…)、各設備内の装置(配電盤,…)、各装置の
各種書類(外形図、仕様書、検査要綱、検査ランク、取
扱い説明書、メンテナンスマニュアル、トラブルシュー
ティング、写真等)というような階層構造にすること等
が考えられる。
【0029】保存すべき文書は、上記階層構造の各階層
の属性と対応する複数の識別情報を持つことにより、階
層構造内における位置が決められる。一方、この複数の
識別情報は、文書の種類毎に取り出す方法が異なる。こ
れは、紙型の相違によって識別情報の取出し位置が異な
り、文書が写真である場合には、図面の場合と異なる方
法を採用しなければならないという意味である。
【0030】そこで、この取出し方法を文書の種類毎に
ルールベースに規定する。文書が図面である場合は、例
えば次のように規定される。図3(a)に示す図面で
は、識別情報として読み出すべき文字が図面の隅角部の
枠内に記載され、この枠に隣接した特定位置に図面の紙
型を表わす記号が記載されている。そこで、図3(b)
に示すような、前記識別情報の読取り領域を設定するた
めのテンプレート2および紙型を読取るためのテンプレ
ート3を用いる。
【0031】テンプレート2は、図面番号の読取り領域
2a、設備名の読取り領域2b、装置名の読取り領域2
c、図面名の読取り領域2d、改訂番号の読取り領域2
eから構成されている。テンプレート3は紙型を表わす
記号の読取り領域を決めている。なお、紙型を表わす記
号は、例えば「A」がA0版を表し、「B」がA1版を
表し、「C」がA2版を表し、「D」がA3版を表すと
言う具合に規定されている。このテンプレートは図面の
紙型が異なるもの毎に用意される。図2(c)は紙型が
小さい場合のテンプレート4,5を示す。
【0032】文書が写真である場合は、次の2通りの方
法が考えられる。1つは、上述した図面の隅角部の枠の
ように、識別情報を記載した黒板等のボードを、写真の
決められた位置に、装置と共に同時に撮影しておくもの
である。他の1つは、カメラの撮影年月日の印字機能を
利用し、撮影年月日を同時に印字すると同時に、カラー
撮影して写真内の特定部分の色から、撮影対象を自動認
識する方法である。
【0033】識別情報を記載した黒板等のボードを、同
時に撮影する方法は、図4(a)に示すように、所定の
枠が描かれた黒板等のボード6を撮影時に用意し、ここ
に図面の上記枠に記入すべき内容と同一の事項を記入し
ておく。このボード6に記入された識別情報を読み取る
ため、図4(b)に示すようなテンプレート7が写真の
紙型に応じて用意される。この場合には、画面内のボー
ドの位置,大きさ及び字体等について、後に行われる文
字認識で所定の精度が得られるように、撮影者との間で
一定条件の取決めをしておく。
【0034】カラー写真に撮影年月日を印字しておく方
法は、次のような手法によって識別情報を認識する。図
5に示すように、写真に撮影された設備や装置は、例え
ば配電盤の色が白、遮断器の色が水色というように、夫
々固有の色を持っている。この固有の色とは、その配電
盤のフレームの白色や、グラフィックディスプレイの背
景色の濃紺のように、写真撮影したとき最も多く表われ
る色をいう。
【0035】配電盤の前面の扉には窓が設けられ、グラ
フィックディスプレイの表示色は橙であって、異なる色
が含まれるが、写真内の占有率で見ると、その代表的な
色を特定できる。この代表的な色は、設備や装置の種類
によって異なるとともに、ユーザーの指定によっても変
わる。また、白色であっても、色調が異なるものが多数
存在し、白1、白2のように、分別することが可能であ
る。したがって、色を判別することによって、設備名又
は装置名を特定することが可能になる。
【0036】そこで、図5(a)に示すように写真内で
撮影対象が必ず占める領域を、図5(b)に示すように
色の識別領域とするテンプレート8を用意し、この識別
領域内で、最も大きな面積を占める色を、撮影対象の色
として取り出し、予めルールベースに規定した色と撮影
対象物との関係に従って撮影対象名を特定する。
【0037】上記色の認識方法は、具体的には、識別領
域内の各絵素の1ドット毎に色を判別し、各色の数を集
計し、例えば占有率60%以上の色があったとき、その
色を代表的な色として取り出す。写真を読み込むカラー
スキャナの色の分解能は、例えばRGBの各色について
8ビット用いると、1667万色であるので、上記色調
の相違の判別による撮影対象の特定が可能である。
【0038】さらに、撮影年月日について、図5(b)
に示すようなテンプレート9を用意し、この範囲の画像
データを切り出して文字認識を行う。写真内に印字され
る年月日は、橙色等の特定色であるので、文字認識は、
この色の成分のみを抽出する処理を行なった後に行う。
この表示は、通常8セグメントの数字表示であるので、
高い認識精度が得られる。
【0039】上述したように、階層構造と、文書の種類
毎に識別情報を取り出すルールを規定したルールベース
の下に、図1の文書読取り装置1は、次のように文書の
記録・保存を行う。
【0040】図1において、文書読取り手段であるスキ
ャナ10は、前記図3(a)や図4(a),図5(a)
に示す文書を読込んで画像データ化し、この画像データ
を、記録手段11および識別情報抽出手段12へ出力す
る。識別情報抽出手段12はルールベース14を参照し
て得たルールに従って画像データから識別情報を抽出す
る。すなわち、識別情報抽出手段内の制御手段13は、
読取り対象の文書に応じて、上記図3(b)、及び図4
(b),図5(b)に示すようなテンプレートを、ルー
ルベース14から取出し、読取り対象枠設定部15に設
定する。抽出部16は、この読取り対象枠設定部15に
よって設定された前記テンプレート2〜9内の画像デー
タを抽出する。
【0041】抽出部16で抽出された前記テンプレート
2〜7,9内の画像データは、キャラクタ認識部17に
入力され、前記テンプレート8内の画像データは色認識
部18に入力される。キャラクク認識部17は、例えば
ニューラルネットワークや.ハ−ドウェアを用いた文字
認識技術によって、読込まれた画像データから、文字や
記号などのキャラクタ認識を行なう。
【0042】色認識部18は、図5(a)に示すような
カラー写真を読み込んだ場合のみ動作するもので、各絵
素毎に色認識を行い、各色のドット数をカウントし、カ
ウント数が最大の色を取り出す。そして、その色が領域
内の、例えば60%以上を占めているとき、撮影対象物
の色として出力する。この色の識別は、具体的には、R
GBの各信号の大きさが全て一致しているとき同一色と
する判定方法によって行うが、この色の判定には各色に
ついて、所定の大きさの許容誤差範囲を設けることがで
きる。
【0043】このようにして、前記テンプレート3〜
7,9内の画像データが文字列化され、また前記テンプ
レート8内の画像データが色情報として取り出される。
文字列の入力を受けた制御手段13は、階層構造と関連
付けされたデータとして、記録手段11に出力する。色
情報を受けた制御手段13はルールベース14を参照
し、その色情報が表わしている設備名又は装置名を、階
層構造と関連付けされたデータとして、記録手段11に
出力する。
【0044】上記文字列と階層構造との関係が、例え
ば、設備名、装置名、書類形式をディレクトリ名とし、
書類の作成年月日をファイル名とするというように規定
されていたとする。この場合は、各識別情報に全て一致
するディレクトリが存在する場合は、その最下層にファ
イルを作成して保存する。該当ディレクトリが存在しな
い場合は、そのディレクトリを新規に作成して、ファイ
ルを書き込むという手順で行う。なお、前記テンプレー
ト2eで読取りられる新旧の管理情報である図面の改訂
番号は、ファイル名において、例えば第1版をXXXX
XX.001とし、第2版をXXXXXX.002とする
という方法で保存できる。このように版数を管理するこ
とによって、同一の版又は旧版の文書の記録をキャンセ
ルし重複保存がされないようにし、あるいは、改訂履歴
の最も新しいもののみを保存することもできる。
【0045】このようにして、記録手段部11は、識別
情報抽出手段12で認識された識別情報に従って、文書
の画像データを、光磁気ディスクなどの記録媒体19に
記録を行なう。
【0046】一方、所望とする文書の呼出等には、識別
情報設定部20からキーワードやファイル名等の識別情
報が入力されると、読み出し手段21は、その識別情報
に対応する文書データを記録媒体19から読出し、表示
手段22に表示させる。このようにして、紙出しされた
文書をデータとして保存しておき、呼出等の検索に用い
る識別情報の登録作業を、操作員が煩雑な前記識別情報
の認識および入力作業を行なう必要はなく、テンプレー
ト3〜9の領域からの識別情報の自動認識によって取り
出すことができ、文書の読込作業を簡略化することがで
きる。
【0047】上記説明は、ルールベース14に、識別情
報との関係で規定された階層構造と、識別情報を画像デ
ータの所定領域から抽出するためのルールが、予め規定
されているとの前提で行なった。しかし、ルールベース
14に規定すべき階層構造及びルールは、文書データを
管理するユーザー毎に異なる。そこで、ユーザーが、ル
ールベースを自由に定義して、文書を保存する階層構造
を使用目的に応じて最適化できると共に、保存する文書
の種類の増加・変更に容易に対応できるようにするた
め、階層構造設定手段23と、抽出規則設定手段24が
設けられている。
【0048】階層構造設定手段23は、画像データを保
存するための階層構造を、前記識別情報の属性と関係を
付けて、前記ルールベースに設定する。これは、前述し
たように、そのユーザーにおいて検索のために用いる各
情報を、その属性(設備名、装置名)によって分類し、
この属性を、上位概念から下位概念に向かって規定する
という手法で行う。
【0049】抽出規則設定手段24は、画像データの所
定領域から識別情報を抽出するルールを、保存すべき文
書に対応させて、前記ルールベース14に設定する。こ
れは、文字認識のための領域を階層構造の各階層(属
性)に関連づけて、前記テンプレート2〜7,9に設定
するという意味と、色認識のための領域を前記テンプレ
ート8に設定し、認識した色と撮影対象物との関係を規
定するという意味がある。この抽出規則設定手段24
は、抽出するルールを設定すべき文書を、文書読取り手
段10によって読み取らせ、この画像データを表示手段
25に表示した状態で、文字認識又は色認識のための領
域を画面上で設定し、ルールベース14に登録する。
【0050】図6および図7は上述した図面の読込みに
あたっての動作を説明するためのフローチャートであ
り、図6はルールベースの作成手順を示し、図7は実際
の図面読込等の動作を示す。
【0051】図6において、ステップp1では白紙の紙
面を読取るなどして、図面枠の読取りが行なわれる。ス
テップp2では、その図面枠を用いて、文字認識の対象
となる画像データを得るための読取り領域2a〜2d,
3〜7,9の指定、すなわちテンプレート2〜7,9の
作成が行なわれる。ステップp3では、前記テンプレー
ト2〜7,9内から抽出されて認識された文字列に対す
る識別情報が作成され、ルールベースに書き込まれて動
作を終了する。
【0052】図7において、ステップp4では、保存す
べき対象図面が読取られ、ステッブp5では、テンプレ
ート3内の画像データが抽出され、ステップp6では、
その抽出された画像データがキャラクタ認識される。
【0053】こうして認識されたキャラクタから文書サ
イズが決定され、前記図3(b)または図3(c)で示
す識別情報読取り用のいずれかのテンプレート2または
4がステップp7において選択され、ステップp8で
は、そのテンプレート2または4に従って画像データが
抽出される。ステップp9では、その両像データのキャ
ラクタ認識が行なわれる。ステップp10では、認識さ
れたキャラクタから前記ステップp3で作成されたルー
ルベースに従って、階層構造と関連付けされた識別情報
に決定され、ステップp11で、その画像データが保存
される。
【0054】図5で説明したように、カラー写真につい
て色認識を行う場合は、認識される色が、撮影条件及び
焼付けの条件によって変動するので、読取りを行う際に
1枚目の写真について色合わせを行う。色の認識領域8
から最大面積の色が抽出されると、その写真の撮影対象
について登録されている色を読み出し、登録色のRGB
成分と抽出色のRGB成分が一致するように、RGB各
色の信号の増幅率を自動補正する。この補正は、一定の
撮影条件下で、同一の設備について撮影されているもの
について適用される。写真に写っている撮影対象物の色
がルールベース14に入っていない場合は、その都度、
その色についての撮影対象名を入力し、データベースに
登録することになる。
【0055】また、カラー写真を色認識によって読み込
む場合は、識別情報が不足し、ルールベースに規定され
た階層構造を決定する全ての識別情報が得られない場合
も生じる。この場合は、不足している情報を、その写真
の撮影記録から読み取って手入力することになる。一般
には、保存する一組の写真は、同一の設備について撮影
している場合が多く、その場合には、共通の識別情報と
して設備名を入力するので、これによる入力作業の負担
は余り問題にならない。
【0056】なお、写真の保存後に、上記1組の写真毎
に、各写真の保存先について、例えばA設備36枚、B
設備11枚というようなレポートを受け取ることができ
るので、そのセット写真の付属書類との対比により、入
力誤りを簡単にチェックして、修正することができる。
【0057】なお、上記説明では、色の認識領域を1つ
のみで行なったが、色の認識領域は2以上設けることも
できる。これは、例えば、装置の色と床の色を組み合わ
せると、識別情報をより詳細に決定できるような場合に
用いられる。すなわち、A領域の色が青1で70%を占
め、B領域の色が白3で50%以上を占める場合に、識
別情報を、A設備のBポンプ室、主ポンプとするという
ような決め方ができる。
【0058】以上の説明において、識別情報によって規
定される階層構造は、複数階層のディレクトリとファイ
ル名によって実現されていたが、この階層構造はインデ
ックス・ファイルによって実現することも可能である。
すなわち、保存される画像データは適当な名前のファイ
ル名又は書込みの順番の番号を持つレコードとして保存
し、この画像データに1対1で対応する主キーを階層構
造によって管理するインデックス・ファイルを作成し、
検索を行うときは、インデックス・ファイルで検索を行
って、必要な画像データを読み出す構成とすることもで
きる。
【0059】図8は、上述のような文書読取り装置1の
具体的構成を、この文書読取り装置1を付属させて使用
する監視制御装置26の構成と併せて示すブロック図で
ある。監視制御装置26は、親局S0と、分散配置され
る多数の子局S(1,2,…n)とを備えて構成されて
いる。親局S0と各子局Sとの問は、トークンリング2
7を介して相互に接続されている。各子局Sには、多数
の検知手段28や制御対象29が接続されている。
【0060】この監視制御装置26が、例えば水処理プ
ラントの監視制御装置であるときには、前記検知手段2
8は弁の開閉状態を検知するスイッチや水位計などであ
り、制御対象29はポンプや弁などである。親局S0
は、検知手段28の検知結果を、各子局Sからトークン
リング27を介して受信し、その受信した検知結果に対
応した制御出力を、前記トークンリング27から各子局
Sを介して、各制御対象29へ個別に出力する。親局S
0は、マイクロプロセッサなどで実現される処理回路3
0と、制御プログラムや監視データなどを記憶するため
の記憶装置31と、キーボード32、陰極線管などで実
現される表示装置33およびプリンタ34などから成る
マン・マシン・インタフェイスとを備えて構成されてい
る。文書読取り装置1は、比較的大さい版の紙面用のス
キャナ10a、小さい版の紙面用のスキャナ10bと、
マイクロプロセッサなどで実現される処理回路40と、
前述のように文書の読込みおよび読出しの手順やルール
ベースなどを記憶するための記憶装置41と、文書デー
タを記録しておくための記録装置42と、キーボード4
3、表示装置44およびプリンタ45などから成るマン
・マシン・インタフェイスとを備えて構成されている。
【0061】記録装置42は、前記記録手段11、記録
媒体19および読み出し手段21等の1機能を実現し、
前記識別情報抽出手段12の機能は処理回路40で実現
され、階層構造決定手段23,抽出規則設定手段24の
入力機能はキーボード43で実現される。このように構
成される文書読取り装置1と親局S0との間は、例えば
イーサネット(登録商標)などのLAN46によって相
互に接続されている。
【0062】したがって、文書読取り装置1では、前述
のようにしてスキャナ10a,10bで読込んだ文書を
記録装置42に保管しておき、キーボード43からの操
作によって表示装置44やプリンタ45から表示出力を
行なうだけでなく、LAN46を介して、親局S0側か
ら入力されたキーワードに対応した文書の読出しを行な
い、その文書を表示装置44やプリンタ45から表示出
力を行なう。また、このような表示出力は、LAN46
を介して親局S0側の表示装置33やプリンタ34から
表示出力が行なわれてもよい。
【0063】前記キーワードは、故障や点検などの事象
およびその事象の対象となる装置の名称等であり、例え
ば重大な故障が発生した場合、図3(a)で示すような
故障の発生した装置の図面が表示され、また復旧手順を
表す手順を記載したフローチャートが表示される。
【0064】この他にも、運転期間の超過に伴う点検マ
ニュアルなど、予め定められた事象が発生すると、その
事象が発生した装置の構成図や保守管理のための図面が
表示される(運転員は、表示された図面をプリンタ4
5,34によって紙出しし、点検や修理屋に持参するこ
とができる。このように、文書読取り装置1を親局S0
に付属させ、予め定める事象の発生に応答して関連する
文書を表示出力することによって、この監視制御装置2
1の運転員が、事象の発生するたび毎に対応するマニュ
アルなどを検索する手間はなくなり、文書の読出作業も
簡略化することができる。
【0065】
【発明の効果】請求項1の発明に係る文書データ管理装
置は、以上のように、図表や写真等の文書をデータ化し
て記録しておくにあたって、紙面の隅角部等の規定され
た領域に記載されている設備名や装置名および訂正、追
記の履歴などを識別情報として使用し、文字認識などに
よって認識した識別情報を文書データとともに所定のル
ールに従って階層化して、自動的に読込みを行なう。
【0066】それゆえ、繰作員は読込みを行なうべき紙
面を装填するだけでよく、前記装置名や部品名等の識別
情報を抽出して入力を行なうような煩雑な作業をなくす
ことができるとともに、さらにその文書が既に読込まれ
ている文書の訂正前の文書であるのかなどの新旧の対照
作業も自動的にチェックすることができ、記録しておく
べき文書の選択を容易に行なうこともできる。
【0067】また請求項2の発明に係る文書データ管理
装置は、ユーザーがルールベースを任意に定義すること
により、文書を保存する階層構造を使用目的に応じて最
適化できると共に、保存する文書の種類の増加・変更に
容易に対応できる。したがって、文書データ管理装置の
広範な利用が可能になる。
【0068】請求項3の発明に係る文書データの管理装
置は、予め決められた領域に識別情報が文字又は記号で
書き込まれた図面を保存する場合において、その図面か
ら識別情報を抽出するためのルールとして、読み込んだ
図面の紙型に応じたテンプレートを選択使用する構成を
示したもので、これによって、紙型が異なる複数種類の
図面の読取り保存が可能になる。
【0069】請求項4の発明に係る文書データの管理装
置は、識別情報を文字又は記号で書き入れた黒板等のボ
ードを、撮影対象と共に所定の位置に撮影した写真を用
いることにより、写真の場合においても図面の場合と同
様に、手入力を行うことなく画像データの自動保存が可
能になる。
【0070】請求項5の発明に係る文書データの管理装
置は、撮影年月日を入れたカラー写真を用い、写真から
撮影年月日と写真の色から判別される撮影対象名を識別
情報として取出すことにより、写真撮影に特別な手間を
掛けなくても、識別情報が簡単に読み取れるので、写真
の保存管理を低コストに行うことができる。
【0071】請求項6の発明に係る監視制御装置は、以
上のように、例えば水処理プラント等の監視制御装置に
おいて、故障や運転時間の超過などの所定の事象が発生
すると、その発生箇所を識別情報として文書データを読
出し、表示出力を行なう。それゆえ、このように監視制
御装置の周辺装置として、前記文書データ管理装置を備
え、文書の読出しにあたってのキーワードとなる識別情
報を監視制御装置側から与えることによって、前記故障
等の事象の発生に応答して、直ちに保守管理マニュアル
等の必要な文書を読出すことができ、読出作業も簡略化
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の文書読取り装置の機能ブ
ロック図である。
【図2】前記文書読取り装置において、文書の保存のた
めの階層構造の例を示す図である。
【図3】前記文書読取り装置によって読取りられる図面
の一例を示す図(a)と、その図面における識別情報の
読取り領域を規定するテンプレートの例を説明するため
の図(b)、及び、他の図面における識別情報の読取り
領域を規定するテンプレートの例を説明するための図
(c)である。
【図4】前記文書読取り装置において読み込まれる、識
別情報を記入したボードを、撮影対象物と同時に撮影し
た写真を示す図(a)と、その写真における識別情報の
読取り領域を規定するテンプレートの例を説明するため
の図(b)である。
【図5】前記文書読取り装置において読み込まれる、撮
影年月日を入れたカラー写真を示す図(a)と、その写
真における撮影年月日の読取り領域及び色認識する領域
を規定するテンプレートの例を説明するための図(b)
である。
【図6】文書の読込みにあたってのルールベースの作成
手順を説明するためのフローチャートである。
【図7】実際の文書読込動作を説明するためのフローチ
ャートてある。
【図8】図1で示す文書読取り装置の具体的構成を該文
書読取り装置を付属する監視制御装置の構成と併せて示
すブロック図である。
【符号の説明】
1 文書読取り装直(文書データ管理装置) 2〜7,9 文字認識のためのテンプレート 8 色認識のためのテンプレート 10 文書読取り手段(スキャナ) 11 記録手段 12 識別情報抽出手段 14 ルールベース 19 記録媒体 21 読み出し手段 22 表示手段 23 階層構造設定手段 24 抽出規則設定手段
フロントページの続き Fターム(参考) 5B050 AA09 BA15 BA16 BA17 CA08 DA06 EA06 EA08 FA02 FA05 GA08 5B075 ND07 ND35 NK02 NK08 NK46 NR03 NR06 PP02 PP04 PP22 PQ02 PQ03 PQ22 UU05 UU21

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 紙面に記録された文書を画像データとし
    て読込み、この画像データの所定領域から抽出した識別
    情報に基づいて、この画像データを保存管理する装置に
    おいて、 画像データを保存するための階層構造を、抽出されるべ
    き識別情報の属性と関係を付けて規定すると共に、識別
    情報を画像データの所定領域から抽出するルールを、保
    存すべき文書に対応させて規定したルールベースを予め
    作成しておき、 上記ルールベースに従い、読み込んだ画像データから識
    別情報を抽出し、その識別情報と階層構造との関係に従
    って、画像データを階層化して記録することを特徴とす
    る文書データ管理装置。
  2. 【請求項2】 紙面に記録された文書を画像データとし
    て読込み、この画像データの所定領域から抽出した識別
    情報に基づいて、この画像データを保存管理する装置に
    おいて、 画像データを保存するための階層構造の各階層を、抽出
    されるべき識別情報の属性に対応させて規定すると共
    に、この識別情報を画像データの所定領域から抽出する
    ルールを、保存すべき文書に対応させて規定したルール
    ベースと、 画像データを保存するための階層構造を、前記識別情報
    の属性と関係を付けて前記ルールベースに設定する階層
    構造設定手段と、 画像データの所定領域から識別情報を抽出するルール
    を、保存すべき文書に対応させて、前記ルールベースに
    設定する抽出規則設定手段と、 保存すべき文書を読込んで、その画像データを作成する
    文書読取り手段と、 前記文書読取り手段の出力する画像データから、前記ル
    ールベースに設定されたルールに従って、識別情報を抽
    出する識別情報抽出手段と、 上記ルールベースを参照して得た、抽出された識別情報
    と階層構造の関係に基づき、画像データとして読込まれ
    た文書を階層化して記録する記録手段とを含むことを特
    徴とする請求項1に記載した文書データ管理装置。
  3. 【請求項3】 紙面に記録された文書として、予め決め
    られた領域に識別情報が文字又は記号で書き込まれた図
    面を含み、 ルールベースに規定された識別情報を画像データの所定
    領域から抽出するルールとして、識別情報を文字認識に
    よって取り出すための画像データの切出し範囲を、図面
    の紙型に応じて規定したものを含むことを特徴とする請
    求項1又は2に記載した文書データ管理装置。
  4. 【請求項4】 紙面に記録された文書として、識別情報
    を文字又は記号で書き込んだボードを、撮影対象と共に
    所定の位置に撮影した写真を含み、 ルールベースに規定された識別情報を画像データの所定
    領域から抽出するルールとして、識別情報を文字認識に
    よって取り出すための画像データの切出し範囲を、写真
    の紙型に応じて規定したものを含むことを特徴とする請
    求項1又は2に記載した文書データ管理装置。
  5. 【請求項5】 紙面に記録された文書として、撮影年月
    日を入れたカラー写真を含み、 写真から抽出される識別情報が、撮影年月日と、写真の
    特定領域において最も占有率が高い色との関係によって
    定まる撮影対象名であり、 ルールベースに規定された識別情報を画像データの所定
    領域から抽出するルールとして、上記撮影年月日を文字
    認識によって抽出するための画像データの切出し範囲
    と、上記色を認識するための特定領域を画像データから
    切り出すための切出し範囲と、色と撮影対象名との関係
    とを、写真の紙型に応じて規定したものを含むことを特
    徴とする請求項1又は2に記載した文書データ管理装
    置。
  6. 【請求項6】 多数の検知手段の検知結果に対応して、
    制御対象を制御する監視制御装置において、前記検知手
    段によって予め定める事象が検知されたとき、その事象
    の発生箇所を前記識別情報として、前記請求項1〜5の
    いずれか1項に示すように階層化されて記録されている
    文書データを読出す読出手段と、前記読出手段で読出さ
    れた文書データを表示する表示手段とを備えることを特
    徴とする監視制御装置。
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