JPH1063813A - イメージ文書管理方法及びその装置 - Google Patents

イメージ文書管理方法及びその装置

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JPH1063813A
JPH1063813A JP8216385A JP21638596A JPH1063813A JP H1063813 A JPH1063813 A JP H1063813A JP 8216385 A JP8216385 A JP 8216385A JP 21638596 A JP21638596 A JP 21638596A JP H1063813 A JPH1063813 A JP H1063813A
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JP8216385A
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Inventor
Koji Hashimoto
光司 橋本
Toshiki Okiyama
俊樹 沖山
Satoshi Kojima
智 小嶋
Tadashi Sasaki
匡史 佐々木
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】イメージ文書とともに格納されるイメージ属性
情報の変更等の再設定を容易に行い、かつ汎用性のある
イメージ文書データベースとする。 【解決手段】データベース部22には、文字・図形・表
等の各種イメージからなるイメージ文書D4及びイメー
ジ文書D4に対応づけたイメージ属性情報を含む属性情
報D3が格納されるとともに、情報入力部12から入力
される所定のフォーム上に印刷された識別コードD1と
この識別コードD1に対応して検索・登録処理等の実行
モジュールD2とが格納される。属性情報D3内のイメ
ージ属性情報は、記憶部16に一時格納され、クライア
ント装置CL1側において、一時格納されている属性情
報を、表データ変換部20が表データに変換し、表作成
データ記憶部19に記憶された表作成データを用いて表
形式の属性情報として表処理部18が出力制御部15を
介して出力部14に表示出力させる。ユーザは、この表
示出力された内容に対する指示を入力部11を用いて行
うことにより、所定のフォームを用いずにイメージ属性
情報をテキスト属性情報に再設定することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、文字・図形・表等
の各種イメージからなるイメージ文書を、イメージ属性
情報を含む属性情報とともに保持し、該属性情報に基づ
いて該イメージ文書を管理するイメージ文書管理装置、
イメージ文書管理システム、及びイメージ文書管理方法
に関し、特にこれらイメージ文書管理装置あるいはイメ
ージ文書管理システムの利便性及び汎用性を高めること
ができるイメージ文書管理装置、イメージ文書管理シス
テム、及びイメージ文書管理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、文字・図形・表等の各種イメージ
を記憶する際にキーワード、文書名、所有者等の検索情
報を含む属性情報を該各種イメージとともに記憶し、所
望のイメージを検索するための検索情報を指定する検索
指示を行うことにより、検索結果のイメージを出力する
画像検索装置が広く実用化されている。このような画像
検索装置において、検索情報は、キーボード等の入力手
段で文字コード情報として入力されるか、イメージデー
タあるいは特定のシート上の特定領域から抽出されたイ
メージ情報として入力されるのが一般的である。
【0003】例えば、特公平7−43726号公報に
は、所定位置にシートフォーマット識別パターンが記さ
れている原稿画像を読取り、この原稿画像の所定位置に
記されているシートフォーマット識別パターンを認識
し、当該原稿画像のシートフォーマットの種別を判断
し、この判断された種別に対応して、原稿画像における
認識領域を抽出し、この抽出された認識領域に記入され
ているキーワード情報を認識し、前記シートフォーマッ
トの種別とそのキーワード情報とを原稿画像の検索情報
として記憶処理するようにして、このシートフォーマッ
トの種別とそのキーワード情報とから文書ファイルまた
は画像ファイル等の画像情報を管理するようにした画像
処理装置が記載されている。
【0004】なお、特開平2−73465号公報には、
ユーザが選択した該当のデータを識別できるデータ選択
基準識別子をもとにデータ検索要求が発生され、このデ
ータ検索要求によって検索された検索データを出力画面
に表示するようにし、データベースの編成を知らなくて
もデータベース内に編成されたデータの管理、検索、処
理及び報告を容易にすることができるデジタルデータ処
理システムが記載されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、文字・
図形・表等の各種イメージからなるイメージ文書が、イ
メージの属性情報を含む属性情報とともに格納され、該
イメージ文書に対する検索情報すなわち属性情報がイメ
ージとして入出力される従来の画像検索装置では、出力
される情報が入力あるいは登録されているイメージであ
ることから、一般に見にくく、ユーザが誤認識する場合
が生ずるという問題点があった。
【0006】このイメージとして入力あるいは登録され
ている属性情報(イメージ属性情報)とは、例えばユー
ザが所定のフォーム上の特定領域に手書き入力した文書
名やキーワード等であり、これらの属性情報は、手書き
入力されたイメージのまま、対応するイメージ文書とと
もに格納され、管理される。
【0007】また、これらのイメージ属性情報は、テキ
ストデータにより表された属性情報(テキスト属性情
報)に比べて、イメージであることからデータ量が大き
く、データベース全体の記憶容量にも影響を及ぼすとい
う問題点があるとともに、検索指示フォームとして、こ
れらのイメージ属性情報をフォーム上に印刷して出力す
る場合には、通常のテキストデータと比較して、このイ
メージ作成のための処理時間もかかるという付随的な問
題点もある。
【0008】一方、上述した従来の画像検索装置では、
検索を含む各種の処理を指示するフォーム上の特定領域
内に手書き文字入力やチェック入力を行い、この簡易な
入力を行ったフォームの画像読取りを行わせるのみで、
ペン入力装置等も必要とせずに、所望の処理を指示する
ことができるので、イメージ文書に対する検索等の処理
操作を非常に容易かつ短時間に行うことができるという
利点を有するが、一度登録されたイメージ属性情報の変
更等の処理は、情報がイメージであるため容易ではない
という問題点があった。
【0009】なお、属性情報の変更のためのフォームを
用いることも考えられるが、このフォームを用いた処理
では、変更対象となる属性情報数に制限が加えられ、か
えって変更処理に時間及び手間がかかることになる。ま
た、イメージ属性情報の認識は、OCR(文字認識)処
理等を施すことにより可能ではあるが、このための装置
等を必要とするとともにOCR処理に時間がかかり、ま
た、現時点においては、OCR処理の認識率は必ずしも
高いとは言えないため、ユーザが期待しない誤った文字
認識がなされる危険性もある。
【0010】さらに、上述した従来の画像検索装置で
は、閉じた系としての装置である一方、ネットワークに
接続された通常のワークステーション上のユーザは、キ
ーワード等のテキストデータであるテキスト属性情報を
用いたデータベース検索処理を行う機能を有しており、
かかるイメージ情報を検索対象としたいという要望があ
り、折角格納してあるデータベースとしてのイメージ文
書を有効利用することができないという問題点もある。
すなわち、従来の画像検索装置によって格納されている
イメージ文書は、データベースとしての汎用性に欠ける
という問題点があった。
【0011】そこで、本発明は、かかる問題点を除去
し、イメージ文書とともに格納されるイメージ属性情報
の変更等の再設定を容易に行うことができるとともに、
イメージ文書をデータベースとして汎用性のあるものに
することができるイメージ文書管理方法及びその装置を
提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、文字・図
形・表等の各種イメージを有するイメージ文書を管理す
るイメージ文書管理方法において、イメージ属性情報を
含む属性情報とともに、前記イメージ文書を保持して該
イメージ文書を管理する第1のステップと、前記属性情
報のうちのイメージ属性情報を所望のテキスト属性情報
に再設定する第2のステップと、前記第2のステップで
再設定された所望のテキスト属性情報を含む属性情報に
基づいて前記イメージ文書を検索する第3のステップと
を具備したことを特徴とする。
【0013】第2の発明は、文字・図形・表等の各種イ
メージを有するイメージ文書を、イメージ属性情報を含
む属性情報とともに保持し、該属性情報に基づいて該イ
メージ文書を管理するイメージ文書管理装置において、
前記イメージ属性情報をテキスト属性情報に変更し、必
要に応じて該変更されたテキスト属性情報あるいは該イ
メージ属性情報を削除する再設定を行う再設定手段を具
備したことを特徴とする。
【0014】第3の発明は、文字・図形・表等の各種イ
メージを有するイメージ文書を、イメージ属性情報を含
む属性情報とともに保持し、該属性情報に基づいて該イ
メージ文書を管理するイメージ文書管理装置において、
前記属性情報、該属性情報に関連づけられた前記イメー
ジ文書、前記イメージ文書に対する検索/登録処理を含
む各種の処理を識別する識別コード、及び該識別コード
に対応する前記各種の処理を示す処理手順を格納する格
納手段と、前記各種の処理に対応した識別コードと前記
各種の処理の処理対象を指示する前記属性情報の情報入
出力領域とを所定位置に有するフォームシート上の該識
別コードと該属性情報とを認識する認識手段と、前記認
識手段が認識した前記属性情報をもとに前記認識手段が
認識した識別コードに対応する処理手順を実行する処理
手段と、前記イメージ属性情報をテキスト属性情報に変
更し、必要に応じて該変更されたテキスト属性情報ある
いは該イメージ属性情報を削除する再設定を行う再設定
手段とを具備したことを特徴とする。
【0015】第4の発明は、第2あるいは第3の発明に
おいて、前記再設定手段は、再設定されたテキスト情報
をさらにイメージ属性情報に再設定することを特徴とす
る。
【0016】第5の発明は、第2の発明から第4の発明
において、前記再設定手段は、再設定対象の属性情報を
表形式のデータに変換する変換手段と、表作成データを
記憶する表作成データ記憶手段とをさらに具備し、前記
再設定手段は、前記変換手段によって変換された表形式
の属性情報を前記表作成データをもとに表形式で表示出
力することを特徴とする。
【0017】第6の発明は、文字・図形・表等の各種イ
メージを有するイメージ文書を、イメージ属性情報を含
む属性情報とともに保持し、該属性情報に基づいて該イ
メージ文書を管理するイメージ文書管理システムにおい
て、前記属性情報、該属性情報に関連づけられた前記イ
メージ文書、前記イメージ文書に対する検索/登録処理
を含む各種の処理を識別する識別コード、及び該識別コ
ードに対応する前記各種の処理を実行する処理手順を格
納する格納手段と、前記識別コードに対応する処理手順
及び前記属性情報をもとに前記イメージ文書に対する検
索/登録処理を含む各種の処理を実行する処理手段とを
有するネットワークに接続されたイメージ文書管理サー
バと、前記各種の処理に対応した識別コードと前記各種
の処理の処理対象を指示する前記属性情報の情報入出力
領域とを所定位置に有するフォームシート上の該識別コ
ードと該属性情報とを認識する認識手段と、前記イメー
ジ属性情報をテキスト属性情報に変更し、必要に応じて
該変更されたテキスト属性情報あるいは該イメージ属性
情報を削除する再設定を行う再設定手段とを有する前記
ネットワークに接続されたクライアント装置とを具備
し、前記クライアント装置は、前記認識手段による認識
結果あるいは前記再設定結果を前記イメージ文書管理サ
ーバに送出して、該認識結果あるいは該再設定結果に対
応する各種の処理を実行させることを特徴とする。
【0018】第7の発明は、第6の発明のおいて、前記
ネットワークに接続された他のクライアント装置をさら
に具備し、該他のクライアント装置は、前記テキスト属
性情報を用いて前記イメージ文書管理サーバが管理する
イメージ文書に対する各種の処理を行うことを特徴とす
る。
【0019】第8の発明は、第7の発明において、前記
他のクライアント装置は、前記イメージ属性情報をテキ
スト属性情報に変更し、必要に応じて該変更されたテキ
スト属性情報あるいは該イメージ属性情報を削除する再
設定を行う再設定手段を具備したことを特徴とする。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態について説明する。
【0021】図1は、本発明の第1の実施の形態である
イメージ文書管理システムの構成を示す図である。図1
において、本イメージ文書管理システムは、ネットワー
クNにクライアント装置CL1,CL2及びイメージ文
書管理サーバSが接続された構成をとる。
【0022】クライアント装置CL1は、キーボード等
の入力手段及びマウス等の入力指示手段によって実現さ
れる入力部11、スキャナ等の画像読取手段によって実
現され、イメージを読取入力する情報入力部12、情報
入力部12によって読み取られたイメージから所定の情
報を認識する情報認識部13、CRT及びプリンタ等に
よって実現される出力部14、出力部14の出力制御を
行う出力制御部15、イメージ文書管理サーバSから取
得した検索情報等を記憶する記憶部16、ネットワーク
Nとの間の通信手順等の通信制御を行う通信処理部1
7、記憶部16に記憶された検索データ等を表形式で出
力部14に出力するための処理を行う表処理部18、表
処理部18が表処理する際に用いる罫線、表セルの大き
さ等の表作成データを記憶する表作成データ記憶部1
9、記憶部16に記憶されている検索データ等を表形式
のデータに変換する表データ変換部20、及び上述した
各部の全体制御を行う制御部C1を有する。
【0023】なお、情報認識部13が認識する所定の情
報とは、OCR処理による文字認識ではなく、情報入力
部12に入力される所定の各種フォーム上の所定領域に
記載されたバーコード等の識別コード、手書き入力され
た文字イメージ等の属性値を該所定領域に対応する属性
とともに取り出される情報をいう。この所定の情報の詳
細については、後述する。
【0024】イメージ文書管理サーバSは、文字・図形
・表等の各種メディアを含む複合文書をイメージとして
保持し、管理するものであり、検索・登録処理部21、
データベース部22、ネットワークNとの間の通信手順
等の通信制御を行う通信処理部23、及び全体を制御す
る制御部C2を有する。
【0025】データベース部22は、イメージ文書D4
及びこのイメージ文書D4の登録対応関係を示す属性情
報D3が格納されるとともに、識別コードD1及びこの
識別コードD1に対応した処理を行うための処理手順が
記載された実行モジュールD2が格納されている。ここ
で、識別コードD1及び属性情報D3は、情報入力部1
2を介して読み取られ、情報認識部13によって認識さ
れた情報である。また、属性情報D3には、通常のテキ
スト属性情報を含むのはもちろん、イメージ属性情報も
含まれ、イメージ属性情報には、イメージとしての属性
値が格納される。従って、通常のデータベースシステム
における属性情報がテキスト属性情報のみであるのに対
して、本イメージ文書管理システムは、属性情報として
イメージ属性情報を含む点で通常のデータベースシステ
ムと異なる。
【0026】検索・登録処理部21は、属性情報D3を
もとにしたイメージ文書D4の検索処理、属性情報D3
及びイメージ文書D4の登録処理の他、属性情報D3及
びイメージ文書D4の削除、変更等の各種処理を、入力
された識別コードD1に対応する実行モジュールD2に
基づいて行う。なお、後述する入力部11からの入力処
理による属性情報の再設定処理のイメージ文書管理サー
バSへの指示も、対応する識別コードD1が指示され、
この識別コードD1に対応する実行モジュールD2の処
理手順に基づいて検索・登録処理部21が処理すること
になる。
【0027】クライアント装置CL2は、クライアント
装置CL1と同一の構成である。なお、クライアント装
置CL2は、通常のデータベースシステムと同様に、情
報入力部12、情報認識部13、表処理部18、表作成
データ記憶部19、及び表データ変換部20を有さず、
テキスト属性情報のみをもとにデータベース部22内に
格納されているイメージ文書を検索することができるも
のであってもよい。また、情報入力部12及び情報認識
部13を有さず、テキスト属性情報のみをもとにデータ
ベース部22内に格納されているイメージ文書を検索す
ることができるとともに、表処理部18、表作成データ
記憶部19、及び表データ変換部20によって、データ
ベース部22内の属性情報D3、特にイメージ属性情報
をテキスト属性情報に変更し、必要に応じて該変更され
たテキスト属性情報あるいはイメージ属性情報を削除す
る再設定をできるものとしてもよい。
【0028】ここで、図2〜図5を参照して、典型的な
イメージ文書の登録処理と検索処理との概要について説
明する。
【0029】図2は、情報入力部12に入力される格納
フォームF1を示す図であり、この格納フォームF1を
用いてイメージ文書のデータベース部22への登録処理
が指示される。なお、イメージ文書として登録すべき文
書は、この格納フォームF1の下に順次重ねて情報入力
部12に入力される。すなわち、格納フォームF1を最
初に読み込み、この読み込んだ格納フォームF1上の情
報をもとに、次に読み込まれた登録すべきイメージ文書
の登録処理が実行されることになる。
【0030】格納フォームF1上の右上の所定位置の所
定領域には、登録処理を示す識別コードID1がプリン
トされている。また、格納フォームF1上の右中段に
は、登録すべきイメージ文書の文書名とこのイメージ文
書のキーワードとを記載する所定位置の所定領域E1
1,E12が設けられており、ここでは、所定領域E1
1に、イメージ文書名として「出願明細書」を示す手書
き文字が、所定領域E12には、イメージ文書のキーワ
ードとして「特許関係」を示す手書き文字が、それぞれ
記載されている。なお、格納フォームF1自体、すなわ
ち「文書名」や「キーワード」等の記載領域が示され、
空欄となっている格納フォームF1は、入力部11等か
ら所定の指示を行うことにより、あるいは別の格納フォ
ーム出力用のフォームを情報入力部12に入力すること
により、出力部14のプリンタから出力される。
【0031】ここで、図3は、格納フォームF1を用い
て2ページの登録すべき文書DD1をイメージ文書DM
1として登録処理する状態を説明する図であり、図3に
おいて、格納フォームF1と文書DD1とがクライアン
ト装置CL1の情報入力部12に入力されると、格納フ
ォームF1及び文書DD1のイメージが読み取られ、さ
らに情報認識部13において、格納フォームF1のイメ
ージから、登録を示す識別コードID1が認識され、こ
の識別コードの認識結果から、所定領域EE1,EE2
内のイメージ文字をそれぞれ、登録すべき文書の文書
名,キーワードの属性の属性値として設定する。
【0032】この識別コードID1と、属性「文書名」
のイメージ属性値「出願明細書」及び属性「キーワー
ド」のイメージ属性値「特許関係」とを含む登録要求、
及び文書DD1のイメージ文書DM1がイメージ文書管
理サーバSにネットワークNを介して送信される。
【0033】イメージ文書管理サーバSの検索・登録処
理部21は、受信した識別コードID1に対応する登録
処理の実行モジュールD21を獲得し、この獲得した実
行モジュールD21を用いてデータベース部22への登
録処理を行う。すなわち、検索・登録処理部21は、属
性「キーワード」のイメージ属性値「特許関係」と属性
「文書名」のイメージ属性値「出願明細書」とを、イメ
ージ文書DM1を有する文書Aとして関連づけてデータ
ベース部22に登録する。なお、図3のデータベース部
22内には、既にイメージ文書DM2を有する文書B
に、属性「キーワード」のイメージ属性値「公報」と属
性「文書名」のイメージ属性値「要約書」とが関連づけ
られて登録されているとともに、文書Bと文書Aとは、
属性「ユーザ名」によって関連づけられている。
【0034】次に、図4は、情報入力部12に入力され
る検索フォームF2を示す図であり、この検索フォーム
F2を用いてイメージ文書の検索処理が指示される。な
お、検索フォームF2は、検索処理を指示するためのフ
ォームであるので、格納フォームF1を用いた登録処理
と異なり、情報入力部12に文書が付随することはな
く、検索フォームF2のみが情報入力部12に入力され
る。
【0035】この検索フォームF2上の右上の所定位置
の所定領域には、格納フォームF1と同様に、検索処理
を示す識別コードID2がプリントされている。また、
検索フォームF2上の右中段には、検索するためのキー
ワード群が所定位置の所定領域E21〜E24にプリン
ト出力されており、この所定領域の対応する左端にマー
ク領域C11〜C14を有している。なお、この検索フ
ォームF2は、入力部11等から所定の指示を行うこと
により、あるいは図示しない別の検索フォーム出力用の
フォームを情報入力部12に入力することにより、出力
部14のプリンタから現在登録されているキーワード群
とともに出力される。
【0036】ここで、図5は、検索フォームF2を用い
てイメージ文書DM1を検索処理する状態を説明する図
であり、図5において、属性「キーワード」のイメージ
属性値「特許関係」に対応したマーク領域C11にチェ
ックマークを記した検索フォームF2を情報入力部12
に入力すると、この検索フォームF2のイメージが読み
取られ、さらに情報認識部13において、検索フォーム
F2のイメージから、検索を示す識別コードID2が認
識され、この識別コードの認識結果から、マーク領域C
11に対するチェックマークを認識して、属性「キーワ
ード」のイメージ属性値「特許関係」が検索条件として
設定する。
【0037】この識別コードID2と、属性「キーワー
ド」のイメージ属性値「特許関係」とを含む検索要求が
ネットワークNを介してイメージ文書管理サーバ2に送
信される。
【0038】イメージ文書管理サーバSの検索・登録処
理部21は、受信した識別コードID2に対応する検索
処理の実行モジュールD22を獲得し、この獲得した実
行モジュールD22を用いてデータベース部22内のイ
メージ文書の検索処理を行う。すなわち、検索・登録処
理部21は、属性「キーワード」のイメージ属性値「特
許関係」に対応づけられた文書名Aのイメージ文書DM
1を検索し、この検索したイメージ文書DM1をネット
ワークNを介して検索要求したクライアント装置CL1
に送信する。そして、このイメージ文書DM1を受信し
たクライアント装置CL1の出力部14のプリンタか
ら、該イメージ文書DM1aとしてプリント出力され
る。
【0039】次に、図6を参照して、クライアント装置
CL1とイメージ文書管理サーバSとの間における各種
処理の処理手順について説明する。
【0040】図6において示されている処理は、主とし
て検索処理、登録処理、削除処理、更新処理、及び属性
情報の再設定処理である。
【0041】図6において、まず各種の処理を行う前に
まずクライアント装置CL1は、イメージ文書管理サー
バSとの間の通信接続要求を行い(S1)、この通信接
続要求を受けたイメージ文書管理サーバSは、クライア
ント装置CL1との間の通信路を開設するとともに、こ
の通信接続要求に対する接続応答S2をクライアント装
置CL1に送信する。これにより、クライアント装置C
L1とイメージ文書管理サーバSとの間の通信接続が完
了する。
【0042】この状態において、クライアント装置CL
1が、図4に示す検索フォームF2を用い、キーワード
等の検索条件を付した検索要求をイメージ文書管理サー
バSに送信する(S11)と、イメージ文書管理サーバ
Sは、この検索条件を受け付け、識別コードに対応する
検索処理を実行し、クライアント装置CL1に対してま
ず、検索結果の総数の返送を行った後、検索結果を順次
返送し(S12)、最後に検索結果の返送の終了を通知
する(S13)。これに対し、クライアント装置CL1
は、イメージ文書管理サーバSから順次返送される検索
結果を受信し、この受信した検索結果を記憶部16に格
納する処理を行う。これにより、クライアント装置CL
1は、クライアント装置CL1自体によって記憶部16
に格納された検索結果を出力部14のプリンタあるいは
CRTから出力することができる。
【0043】さらに、クライアント装置CL1とイメー
ジ文書管理サーバSとの間が通信接続された状態で、ク
ライアント装置CL1が、図2に示す格納フォームF1
を用いてイメージ文書の登録要求をイメージ文書管理サ
ーバSに送信する(S21)と、イメージ文書管理サー
バSは、識別コードをもとに登録処理を実行し、この登
録処理結果をクライアント装置CL1に返送する(S2
2)。この登録処理結果を受信したクライアント装置C
L1は、記憶部16内に格納されているデータを更新
し、登録処理を終了する。
【0044】また、この状態でクライアント装置CL1
が、イメージ文書管理サーバSに対し、図示しない所定
の削除フォームを用いてイメージ文書の削除要求を行う
(S31)と、イメージ文書管理サーバSは、削除処理
を示す識別コードをもとに指定されたイメージ文書ある
いは、このイメージ文書とともに該イメージ文書にのみ
関連づけられた属性情報を削除する処理を行い、この削
除処理結果をクライアント装置CL1に返送する(S3
2)。この削除処理結果を受信したクライアント装置C
L1は、記憶部16内に格納されているデータを更新
し、削除処理を終了する。
【0045】さらに、この状態で、クライアント装置C
L1がイメージ文書管理サーバSに対し、出力部14の
CRTの表示画面上に表示された表形式のデータをもと
に、属性情報の変更(再設定)要求を行う(S41)
と、イメージ文書管理サーバSは、この再設定要求を受
け付けて、指定された属性情報の再設定処理を行い、こ
の再設定処理結果をクライアント装置CL1に返送する
(S42)。この再設定処理結果を受信したクライアン
ト装置CL1は、記憶部16内に格納されているデータ
を更新し、属性情報の再設定処理を終了する。なお、こ
の再設定処理の詳細については後述する。
【0046】その後、全ての処理が終了したと判断した
クライアント装置CL1は、イメージ文書管理サーバS
に対して、通信路を切断すべく接続終了要求を送信し
(S51)、この接続終了要求を受け付けたイメージ文
書管理サーバSは、現在開設されているクライアント装
置CL1に対する通信路を切断する処理を行い、クライ
アント装置CL1に接続終了応答を送信する(S5
2)。そして、この接続終了応答を受けたクライアント
装置CL1は、イメージ文書管理サーバSに対する接続
終了処理を実行して、最終的な通信路の切断が行われ
る。
【0047】次に、図7のフローチャートを参照して、
クライアント装置CL1の出力部14におけるCRTの
表示画面内容をもとにした、属性情報の登録要求、削除
及び変更要求(再設定要求)を発行するまでの処理手順
について説明する。すなわち、クライアント装置CL1
は、各種のフォームを用いずに属性情報の登録、削除及
び変更(再設定)の処理要求をイメージ文書管理サーバ
Sに対して行うことができ、この処理要求に従って、イ
メージ文書管理サーバSは、属性情報の登録、削除及び
変更(再設定)の処理を行う。
【0048】図7において、クライアント装置CL1
は、まず入力部11から属性情報の表表示指示を受け付
ける(ステップ101)と、イメージ文書管理サーバS
から属性情報を取得し(ステップ102)、取得した属
性情報を記憶部16に一時格納する。なお、既に記憶部
16内に属性情報が格納されている場合は、ステップ1
02の処理を行わない。また、属性情報の容量が大で記
憶部16に収まらない場合には、ネットワークNを介し
たまま、直接データベース部22内の属性情報を取り扱
う。その後、表処理部18は、記憶部16内に一時格納
されている属性情報が、取扱い不可能な情報を含んでい
るか否かを判断し(ステップ103)、取扱い不可能な
情報を含んでいる場合には、この取扱い不可能な情報を
除いた属性情報を抽出し、出力制御部15を介して出力
部14のCRTに表表示出力し(ステップ105)、取
扱い不可能な情報を含んでいない場合には、そのまま属
性情報を抽出し、出力制御部15を介して出力部14の
CRTに表表示出力する(ステップ104)。ここで、
この表表示出力を行うためには、表処理部18の制御の
もと、表データ変換部20が、記憶部16から抽出した
属性情報を表形式のデータに変換し、表作成データ記憶
部19から表作成データをもとに、変換された表形式の
データを表セル上に対応させ、最終的な表形式の情報を
作成する処理が行われる。
【0049】その後、出力部14の表示画面上に表示出
力された表形式の属性情報に対する処理の選択指示を受
け付ける(ステップ107)と、この選択が属性情報の
登録指示であるか否かを判断し(ステップ108)、登
録指示である場合には、さらにパスワード入力を指示し
(ステップ109)、入力されたパスワードが登録され
ているパスワードと一致するか、すなわち正当なパスワ
ードであるか否かを判断する(ステップ110)。パス
ワードが一致する場合は、さらに登録すべき属性情報と
しての登録文字列等の入力用表示を行い(ステップ11
1)、入力された登録文字列が使用を禁止されている特
定の禁止文字列であるか否かを判断する(ステップ11
2)。ここで、入力された登録文字列が禁止文字列でな
い場合は、この登録文字列を属性情報として登録する登
録要求をイメージ文書管理サーバSに対して発行し(ス
テップ113)、本処理を終了する。一方、ステップ1
10でパスワードが一致しない場合、及びステップ11
2で登録文字列が禁止文字列である場合には、エラー表
示を行った(ステップ114)後、本処理を終了する。
【0050】ステップ108で、登録指示でないと判断
された場合、さらに属性情報の削除指示であるか否かを
判断する(ステップ121)。削除指示である場合は、
パスワード入力を指示し(ステップ122)、入力され
たパスワードが削除指示された属性情報に関連したパス
ワードに一致するか否かを判断する(ステップ12
3)。パスワードが一致する場合には、削除指示された
属性情報を削除する削除要求をイメージ文書管理サーバ
Sに対して発行し(ステップ124)、パスワードが一
致しない場合には、エラー表示を行った(ステップ11
4)後、本処理を終了する。
【0051】ステップ121で、削除指示でないと判断
された場合、さらに属性情報の変更指示であるか否かを
判断する(ステップ131)。変更指示である場合は、
パスワード入力を指示し(ステップ132)、入力され
たパスワードが変更指示された属性情報に関連したパス
ワードに一致するか否かを判断する(ステップ13
3)。パスワードが一致する場合には、さらに変更文字
列等の入力を指示し(ステップ134)、この入力され
た変更文字列が、禁止文字列であるか否かを判断する
(ステップ135)。変更文字列が禁止文字列でない場
合、変更指示された属性情報をこの変更文字列に変更す
る変更要求を、イメージ文書管理サーバSに対して発行
し(ステップ136)、本処理を終了する。一方、ステ
ップ133でパスワードが一致しない場合、及びステッ
プ135で変更文字列が禁止文字列である場合には、エ
ラー表示を行った(ステップ114)後、本処理を終了
する。
【0052】このようにCRT等の表示画面上に表表示
されるユーザインターフェースを用いて、属性情報の登
録、削除及び変更(再設定)等の処理を行うようにして
いるので、特に当初イメージ属性情報として登録された
属性情報を汎用性のあるテキスト属性情報に容易に再設
定することができる。
【0053】次に、図8〜図17を参照して、このユー
ザインターフェースの一例について説明する。
【0054】図8は、出力部14の表示画面上に表示さ
れたキーワード検索指示のためのウィンドウを示す図で
ある。図8において、表示画面上にはメインウィンドウ
MWが表示出力され、入力部11のマウス等を用いて、
このメインウィンドウのメニューから「一覧参照」を選
択すると、プルダウンメニューM1が表示される。そし
て、このプルダウンメニューM1のメニューのなかから
「キーワード一覧取出」をさらに選択すると、図9に示
すように、枠F10が表示出力されるとともに、この枠
F10内に表形式によるキーワード一覧の初期状態が表
示出力される。
【0055】図9に示すキーワード一覧の初期状態で
は、キーワードに関する属性の一部である「キーワード
名」及び「作成日付」の項目に対するそれぞれの属性値
が表形式で表示出力されている。従って、枠F10にお
けるスクロールバーB1,B2をマウス等で操作するこ
とにより、表示されていない他のキーワードに関する属
性、例えば変更前のキーワード名等の項目や、同一の属
性項目の他の属性値を表示させることができる。なお、
図9に示すキーワード一覧の枠F10には、図3あるい
は図5で示したイメージ属性情報としてのキーワード
「特許関係」,「公報」が表示されている。
【0056】この図9の表示状態において、図10に示
すようにメインウィンドウMWのメニュー「編集」を選
択すると、プルダウンメニューM2が表示される。この
「編集」のメニューでは、属性情報であるキーワードの
登録、削除、変更の処理を指示することができる。ここ
で、プルダウンメニューM2の中から「キーワード登
録」を選択すると、図11に示す枠F11が表示出力さ
れるとともに、この枠F11内に登録すべきキーワード
を入力する文字入力欄C1とこの文字のフォントを選択
する文字選択欄C2とが表示される。図11に示すキー
ワード登録の枠F11では、文字入力欄C1に「7月度
月報」がキーボードを用いて入力されているとともに、
文字選択欄C2に「ゴシック12ポイント」のフォント
がマウスを用いて選択入力されている。ここで、「実
行」ボタンをマウスで選択指示すると、図12に示すよ
うに、枠F11が表示画面上から削除され、「ゴシック
12ポイント」による「7月度月報」の文字列がキーワ
ードとして新規に登録され、このキーワードの登録日時
も「作成日付」として登録される。従って、このキーワ
ードは、テキスト属性情報として登録されることにな
る。
【0057】図12の表示状態において、図13に示す
ようにメインウィンドウMWのメニュー「編集」を再度
選択し、この選択により表示されたプルダウンメニュー
M2のなかから「キーワード変更」を選択し、さらに枠
F10内に表表示されたキーワード一覧のなかから、変
更すべき「キーワード」の表セルをマウス等によって選
択することにより、例えば選択されたキーワード「公
報」の行が反転表示され、図14に示すキーワード変更
の枠F12が表示画面の最上面に表示される。図14で
は、選択されたキーワードがイメージ属性情報の「公
報」であったため、登録されている「公報」のイメージ
が表示される。そして、枠F12内には、再設定(変
更)すべきキーワードの文字入力欄C11と文字選択欄
C12が表示される。この文字入力欄C11及び文字選
択欄C12に対する入力は、図11に示す文字入力欄C
1及び文字選択欄C2に対する入力と同様にして行うこ
とができ、「実行」ボタンを選択指示することにより、
図15に示すキーワード一覧の内容のごとく、イメージ
属性情報のキーワード「公報」がテキスト属性情報のキ
ーワード「営業部月報」に再設定されるとともに、再設
定した日時が「作成日付」として変更される。
【0058】なお、このユーザインターフェースは、図
16に示すようにメインウィンドウMWのメニュー「一
覧参照」内の文書情報一覧を選択指示することにより、
現在登録されているイメージ文書の文書情報一覧が枠F
13内に表示される。この文書情報には、イメージ文書
のページ数、文書名、保存期限、及び登録日時を少なく
とも有し、表形式で表示出力される。
【0059】ここで、文書名は、属性情報の1つであ
り、イメージ属性情報として登録された場合には、文書
名「出願明細書」,「要約書」等のように登録されたイ
メージが表示出力される。
【0060】従って、キーワードの属性情報に対する登
録、削除及び変更(再設定)と同様に、文書名に対する
削除及び変更(再設定)も行うことができる。この場
合、メニュー「編集」の中にサブメニューとしてキーワ
ード、文書名、ユーザ情報等を設け、これらの選択に対
応したプルダウンメニューを設けるようにすればよい。
【0061】また、この場合における文書名の変更対象
の指示は、キーワードに対する処理と同様に、表中の対
応する表セルを選択指示すればよい。
【0062】さらに、「一覧参照」の項目の中には、
「ユーザ情報一覧取出」の項目があり、この項目を選択
指示することにより、ユーザ情報の一覧が表示出力さ
れ、このユーザ情報の登録、削除及び変更(再設定)
も、メニュー「編集」内の項目を選択指示することによ
り、実現することができる。
【0063】また、キーワード、文書名、ユーザ情報等
の属性情報の登録、削除及び変更(再設定)に際し、図
7のステップ109,122,132で示したパスワー
ド入力を行わせるようにしてもよい。これにより、無用
な混乱が生じるおそれが無くなるとともに、信頼性の高
い管理を行うことができる。
【0064】さらに、上述したユーザインターフェース
では、イメージ属性情報をテキスト属性情報に変更する
再設定を行うことができるが、これに限らず、テキスト
属性情報をイメージ属性情報に再度再設定できるように
してもよい。但し、この場合、イメージ入力用のアプリ
ケーション及びペン入力装置等をさらに必要とする。な
お、テキスト属性情報を他のテキスト属性情報に再設定
できることはもちろんである。
【0065】また、上述したテキスト属性情報では、文
字列のみの例を示したが、これに限らず、システムで登
録されている場合には外字文字、特にロゴマークであっ
てもよい。
【0066】このように、イメージ属性情報を容易にテ
キスト属性情報に変更(再設定)できることにより、イ
メージ文書の検索、登録処理等を、従来と同様にスキャ
ナ等によって読み込ませるのみで非常に操作を簡単に行
えるという利点を保持しつつ、イメージ属性情報をテキ
スト属性情報に容易に変更(再設定)することができる
ため、登録されたイメージ文書に対する検索処理等を行
う場合におけるユーザの情報読取りが容易になるととも
に、誤認識が減少することになる。さらに、イメージ属
性情報として登録された属性情報がテキスト属性情報に
変更(再設定)されるため、ネットワークを介した他の
クライアント装置も、登録されているイメージ文書に対
する検索を行うことができ、イメージ文書データベース
として汎用性のあるものとすることができる。
【0067】次に、本発明の第2の実施の形態について
図18を参照して説明する。
【0068】第1の実施の形態では、ネットワークNを
介したクライアント・サーバシステムとしての形態であ
ったが、第2の実施の形態では、第1の実施の形態が有
する構成を1つの閉じた装置として持たせる構成として
いる。
【0069】図18において、イメージ文書管理装置I
Mにおける、入力部111、情報入力部112、情報認
識部113、出力部114、出力制御部115、表処理
部118、表作成データ記憶部119、及び表データ変
換部120は、それぞれ入力部11、情報入力部12、
情報認識部13、出力部14、出力制御部15、表処理
部18、表作成データ記憶部19、及び表データ変換部
20に対応し、それぞれ同一の構成である。また、検索
・登録処理部121及びデータベース部122も、それ
ぞれ検索・登録処理部21及びデータベース部22に対
応し、それぞれ同一の構成である。すなわち、第1の実
施の形態がネットワークNを介するため、通信処理部1
7,23及び記憶部16を必要とするに対し、イメージ
文書管理装置IMは、制御部CCにより全て接続され、
制御されているため、このような通信処理部17,23
及び記憶部16を持たない。
【0070】これにより、第2の実施の形態では、従来
のイメージ文書管理装置と同様に、簡易なイメージ文書
の検索・登録処理等を行うことができるとともに、イメ
ージ属性情報をテキスト属性情報に容易に変更(再設
定)することができるため、第1の実施の形態と同様
に、登録されたイメージ文書に対する検索処理等を行う
場合におけるユーザの情報読取りが容易になるととも
に、誤認識が減少することになる。
【0071】また、このイメージ文書管理装置IMに通
信処理部117を設け、ネットワークNNを介して、図
示しない他のクライアント装置からのアクセスを可能と
するようにしてもよい。
【0072】なお、上述した第1及び第2の実施の形態
において、データベース部22,122に格納されるイ
メージ文書に対する圧縮/伸長処理を行うようにしても
よい。このような圧縮/伸長処理を施すことにより、デ
ータベース部22,122におけるメモリ使用効率を高
めることができる。但し、この圧縮/伸長処理を行うた
めの装置あるいはアプリケーションを必要とすることは
もちろんである。
【0073】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明で
は、イメージ文書とともに格納される属性情報のうちの
イメージ属性情報をテキスト属性情報に再設定すること
ができるため、イメージ文書の検索等を行う際に、キー
ワード、文書名等の属性情報がテキストデータとしてプ
リント出力され、ユーザによる検索対象の誤認識率を減
少することができる利点を有する。
【0074】また、イメージ属性情報がテキスト属性情
報に再設定されることにより、テキストデータによって
検索処理を行う装置によってイメージ文書を検索するこ
とができるため、汎用性のあるイメージ文書データベー
スとして活用することができるという利点を有する。
【0075】さらに、OCR処理と異なり、ユーザが所
望する任意のテキスト属性情報に再設定することがで
き、しかもテキスト属性情報を他のテキスト属性情報あ
るいはイメージ属性情報に再設定することもできるた
め、柔軟性のある属性情報の再設定が可能となり、イメ
ージ文書の管理に柔軟性を持たせるることができるとい
う利点を有する。
【0076】また、再設定対象の属性情報は、表形式で
表表示出力されるので、属性情報が表示された表セルを
選択するのみで、容易に再設定対象を指定することがで
き、再設定処理にかかる操作性を向上することができる
という利点を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態であるイメージ文書
管理システムの構成を示す図。
【図2】イメージ文書の登録に用いる格納フォームを示
す図。
【図3】格納フォームを用いたイメージ文書の登録処理
を説明する図。
【図4】イメージ文書の検索に用いる検索フォームを示
す図。
【図5】検索フォームを用いたイメージ文書の検索処理
を説明する図。
【図6】クライアント装置CL1とイメージ文書管理サ
ーバSとの間における各種処理の処理手順を示す図。
【図7】クライアント装置CL1における属性情報の登
録・削除・再設定要求の発行までの処理手順を示すフロ
ーチャート。
【図8】キーワード一覧取出を指示した場合におけるユ
ーザインターフェースの表示状態を示す図。
【図9】キーワード一覧を表示出力した場合におけるユ
ーザインターフェースの表示状態を示す図。
【図10】キーワード登録を指示した場合におけるユー
ザインターフェースの表示状態を示す図。
【図11】キーワード登録の指示後におけるユーザイン
ターフェースの表示状態を示す図。
【図12】キーワード登録後におけるキーワード一覧が
表示されたユーザインターフェースの表示状態を示す
図。
【図13】キーワード変更を指示した場合におけるユー
ザインターフェースの表示状態を示す図。
【図14】キーワード変更の指示後におけるユーザイン
ターフェースの表示状態を示す図。
【図15】キーワード変更後におけるキーワード一覧が
表示されたユーザインターフェースの表示状態を示す
図。
【図16】文書名一覧取出を指示した場合におけるユー
ザインターフェースの表示状態を示す図。
【図17】文書名一覧取出の指示後における文書情報一
覧が表示されたユーザインターフェースの表示状態を示
す図。
【図18】本発明の第2の実施の形態であるイメージ文
書管理装置の構成を示す図。
【符号の説明】
CL1,CL2…クライアント装置 S…イメージ文書
管理サーバ N…ネットワーク 11…入力部 12…情報入力部
13…情報認識部 14…出力部 15…出力制御部 16…記憶部 1
7,23…通信処理部 18…表処理部 19…表作成データ記憶部 20…表
データ変換部 21…検索・登録処理部 22…データベース部 C
1,C2…制御部 D1…識別コード D2…実行モジュール D3…属性
情報 D4…イメージ文書
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小嶋 智 神奈川県川崎市高津区坂戸3丁目2番1号 KSP R&D ビジネスパークビル 富士ゼロックス株式会社内 (72)発明者 佐々木 匡史 神奈川県川崎市高津区坂戸3丁目2番1号 KSP R&D ビジネスパークビル 富士ゼロックス株式会社内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 文字・図形・表等の各種イメージを有す
    るイメージ文書を管理するイメージ文書管理方法におい
    て、 イメージ属性情報を含む属性情報とともに、前記イメー
    ジ文書を保持して該イメージ文書を管理する第1のステ
    ップと、 前記属性情報のうちのイメージ属性情報を所望のテキス
    ト属性情報に再設定する第2のステップと、 前記第2のステップで再設定された所望のテキスト属性
    情報を含む属性情報に基づいて前記イメージ文書を検索
    する第3のステップとを具備したことを特徴とするイメ
    ージ文書管理方法。
  2. 【請求項2】 文字・図形・表等の各種イメージを有す
    るイメージ文書を、イメージ属性情報を含む属性情報と
    ともに保持し、該属性情報に基づいて該イメージ文書を
    管理するイメージ文書管理装置において、 前記イメージ属性情報をテキスト属性情報に変更し、必
    要に応じて該変更されたテキスト属性情報あるいは該イ
    メージ属性情報を削除する再設定を行う再設定手段を具
    備したことを特徴とするイメージ文書管理装置。
  3. 【請求項3】 文字・図形・表等の各種イメージを有す
    るイメージ文書を、イメージ属性情報を含む属性情報と
    ともに保持し、該属性情報に基づいて該イメージ文書を
    管理するイメージ文書管理装置において、 前記属性情報、該属性情報に関連づけられた前記イメー
    ジ文書、前記イメージ文書に対する検索/登録処理を含
    む各種の処理を識別する識別コード、及び該識別コード
    に対応する前記各種の処理を示す処理手順を格納する格
    納手段と、 前記各種の処理に対応した識別コードと前記各種の処理
    の処理対象を指示する前記属性情報の情報入出力領域と
    を所定位置に有するフォームシート上の該識別コードと
    該属性情報とを認識する認識手段と、 前記認識手段が認識した前記属性情報をもとに前記認識
    手段が認識した識別コードに対応する処理手順を実行す
    る処理手段と、 前記イメージ属性情報をテキスト属性情報に変更し、必
    要に応じて該変更されたテキスト属性情報あるいは該イ
    メージ属性情報を削除する再設定を行う再設定手段とを
    具備したことを特徴とするイメージ文書管理装置。
  4. 【請求項4】 前記再設定手段は、再設定されたテキス
    ト情報をさらにイメージ属性情報に再設定することを特
    徴とする請求項2乃至請求項3記載のイメージ文書管理
    装置。
  5. 【請求項5】 前記再設定手段は、 再設定対象の属性情報を表形式のデータに変換する変換
    手段と、 表作成データを記憶する表作成データ記憶手段とをさら
    に具備し、 前記再設定手段は、前記変換手段によって変換された表
    形式の属性情報を前記表作成データをもとに表形式で表
    示出力することを特徴とする請求項2乃至請求項4記載
    のイメージ文書管理装置。
  6. 【請求項6】 文字・図形・表等の各種イメージを有す
    るイメージ文書を、イメージ属性情報を含む属性情報と
    ともに保持し、該属性情報に基づいて該イメージ文書を
    管理するイメージ文書管理システムにおいて、 前記属性情報、該属性情報に関連づけられた前記イメー
    ジ文書、前記イメージ文書に対する検索/登録処理を含
    む各種の処理を識別する識別コード、及び該識別コード
    に対応する前記各種の処理を実行する処理手順を格納す
    る格納手段と、 前記識別コードに対応する処理手順及び前記属性情報を
    もとに前記イメージ文書に対する検索/登録処理を含む
    各種の処理を実行する処理手段とを有するネットワーク
    に接続されたイメージ文書管理サーバと、 前記各種の処理に対応した識別コードと前記各種の処理
    の処理対象を指示する前記属性情報の情報入出力領域と
    を所定位置に有するフォームシート上の該識別コードと
    該属性情報とを認識する認識手段と、 前記イメージ属性情報をテキスト属性情報に変更し、必
    要に応じて該変更されたテキスト属性情報あるいは該イ
    メージ属性情報を削除する再設定を行う再設定手段とを
    有する前記ネットワークに接続されたクライアント装置
    とを具備し、前記クライアント装置は、前記認識手段に
    よる認識結果あるいは前記再設定結果を前記イメージ文
    書管理サーバに送出して、該認識結果あるいは該再設定
    結果に対応する各種の処理を実行させることを特徴とす
    るイメージ文書管理システム。
  7. 【請求項7】 前記ネットワークに接続された他のクラ
    イアント装置をさらに具備し、 該他のクライアント装置は、前記テキスト属性情報を用
    いて前記イメージ文書管理サーバが管理するイメージ文
    書に対する各種の処理を行うことを特徴とする請求項6
    記載のイメージ文書管理システム。
  8. 【請求項8】 前記他のクライアント装置は、 前記イメージ属性情報をテキスト属性情報に変更し、必
    要に応じて該変更されたテキスト属性情報あるいは該イ
    メージ属性情報を削除する再設定を行う再設定手段を具
    備したことを特徴とする請求項7記載のイメージ文書管
    理システム。
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