JPH10255027A - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JPH10255027A
JPH10255027A JP9076611A JP7661197A JPH10255027A JP H10255027 A JPH10255027 A JP H10255027A JP 9076611 A JP9076611 A JP 9076611A JP 7661197 A JP7661197 A JP 7661197A JP H10255027 A JPH10255027 A JP H10255027A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ランダムな追記が行われることが予想される
原稿を有効に保管、再生処理することができる画像処理
装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 電子原稿を印刷する際に、原本を特定で
きる文書ID番号を記述したマークシートをつけて印刷
出力するとともに、その電子イメージ情報を電子原稿の
原本として保存しておく。そして、印刷出力された原稿
に手書きで追記されたものをドキュメントフィーダで連
続的に読み込むことで、マークシートからID番号を自
動的に読み出し、そのID番号に相当する原本をファイ
ルデータから検索し、この検索された原本と読み込まれ
た原稿とを比較し、追記による差異があるページだけを
新原稿として記憶する。そして、追記された原稿を出力
する際には、差異があるページは新原稿のファイルにア
クセスし、差異がないページは原本のファイルにアクセ
スする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば配布資料等
の印刷済み原稿に手書きで追記した部分を抜き出して保
存するための画像処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、例えば保険等の申し込み用紙
は、その所定位置、所定領域にその用紙を表すID番号
が書き込まれるとともに、予め所定のフォーマットによ
る記入欄や説明欄を印刷した定型のシートになってお
り、そのシートに申し込み人の氏名や住所、その他必要
事項を記入するようになっている。
【0003】なお、以下の説明において、このような予
め設定された記入欄への記入を前提とした定型フォーマ
ットによるものを定型シートといい、反対に、特定の記
入を前提としないもの(すなわち、記入欄等のない一般
的な原稿等)を非定型シートというものとする。
【0004】そして、上述のような記入済み定型シート
を電子ファイル等により保存(以下、電子保存という)
する場合、記入済み定型シートそのものを電子保存をす
るのではなく、記入された部分だけを電子保存をする方
法が提案されている。これにより、記憶容量を極めて小
さくすることができる。
【0005】この方法では、まず、予め未記入の定型シ
ートを電子原稿(原本)として、記憶手段にID番号と
ともに保存しておく。
【0006】そして、記入済み定型シートを保存する場
合には、まず記入済み定型シートをスキャナで読み取
り、電子化する一方、原本は、定型シートにかかれてい
るID番号を手作業で入力することで、検索手段により
記憶手段から検索する。
【0007】これにより、検索された原本と記入済みシ
ートとを比較し、差異を抜き出す。すなわち、原本は、
テキストデータとベクトルデータとで構成されており、
原本のテキスト情報がある位置、ベクトル情報がある位
置に相当する記入済みシートの位置近辺のイメージ情報
を消去して、残された部分をシートに記入した部分とし
て抜き出す。
【0008】詳細には、読み取った画像イメージについ
て、読み取り解像度のピッチ毎にドットの存在を確認す
る。そして、ドットの存在する場合、相当する座標位置
の原本でのドットの存在があれば、追記無しと判断し、
原本でのドットの存在がなければ、追記ありとしてドッ
トを残す。このようにして、全面にわたり追記の存在を
確認していき、残った部分が記入した部分として記憶を
行う。
【0009】この時、読み込み画像の多少の位置のズレ
や読み込み画像の伸び縮みがあるので、予め複数の基準
点を設けて、拡大縮小率や位置ズレ、傾きは補正してお
く。そして、表示または印刷をする時には、定型シート
と記入部分とを合成すれば良い。
【0010】また、改良された提案では、定型シートの
所定部分にID番号が記載されているので記入済み定型
シートをスキャナで読み込んだ後、その所定部分だけを
OCRをかけることにより、自動的にID番号を読み取
り、その原本を記憶手段から検索できるようにしたもの
がある。
【0011】このようにして、記入部分の抜き出し処理
(以下、比較処理という)、および記憶処理の自動化を
行い、作業を大幅に簡素化できるようになる。
【0012】さらに、改良された提案では、読み込み画
像をOCRにかけて、文字部分はテキストデータで比較
し、また直線部分等はベクトル化して、ベクトル比較す
ることにより、紙面のごみ等による汚れドットのノイズ
を落とすようにしたものもある。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例では、記入済み定型シートを電子保存する場合、そ
の全てを電子保存するのではなく、記入された部分だけ
を電子保存するものであり、これを表示または印刷をす
る場合には、定型シートと記入部分とを合成していたこ
とから、1ページの表示、印刷には、少なくとも2つの
ファイルの検索と合成の時間が必要とされる。これは用
途によっては適さない。以下、それを説明する。
【0014】例えば、各種講習会で配布される資料等、
聴講しながらメモを書き込む資料のように、形式の定ま
らない非定型の印刷物(すなわち、非定型シート)に追
記したものを保存する用途である場合、どのページに書
き込みがあるか不明であり、ページごとに、書き込みが
有る無しをチェックすることは重要である。というのは
書き込みがなければ、原本を利用でき、書き込みが有る
ときだけ記憶すれば、少ない記憶容量ですむ。また、少
ない容量ですむのは同じであるが、非定型の場合、配布
される資料にほとんど書き込まずにすむこともある。未
記入印刷ページが連続しても、それは異常とは言えず、
あたりまえである。
【0015】一方、定型シートの場合、基本的に書き込
みが前提であるからチェックは不要である。なお、仮に
チェックして有効なのは、未記入シート混入というエラ
ー処理か連続的に続くのを検出して回路不良の可能性有
りのアラーム処理を行う場合である。
【0016】また、用途の違いからくる項目として、定
型の場合は記入される内容が、住所、氏名等と決まって
おり、記入する場所も決められている。このような場
合、手書きOCRを用いて、テキスト化することも可能
であるが、非定型の場合は、印刷されている文にアンダ
ーラインを引いて、重要なポイントを強調したり、自分
にとって必要な部分を線で囲んだり、また、説明員が印
刷物で提供していない情報を述べたときに空欄にメモを
残すといったように、場所も内容も特定できない記入で
ある。以上のように、定型シートと非定型シートとでは
性質がかなり異なる。
【0017】まとめとして、定型シートでは複数ページ
のシートを連続して記憶、再生する場合、同一の原本に
対して記入済みシートの差異部分を記憶し、これを連続
して表示、印刷する場合には、同一の原本に対して差異
部分のファイルを検索して合成するので、ファイルアク
セスは1回ですむが、非定型の印刷物に追記したものの
記憶、再生では、ページごとに原本が異なり、さらに未
記入原稿時は原本のアクセス1回だけですむが、記入済
み原稿の表示、印刷の場合はファイルアクセスを2回行
う必要があり、合成の時間もよけいにかかる。特に表示
の時は、ページごとに待ち時間が異なり、違和感を持つ
という欠点があった。
【0018】本発明は、特に非定型シートを有効に扱う
ことができる画像処理装置を提供することを目的とす
る。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明は、電子原稿をプ
リントアウトするプリント手段と、電子原稿本体および
その関連情報、ならびに、前記電子原稿本体およびその
保存先を特定する文書ID情報を記憶する記憶手段と、
文書ID情報を用いて前記電子原稿本体を前記記憶手段
から検索する検索手段と、原稿を読取って電子情報に変
換する画像読取手段と、前記記憶手段から検索された電
子原稿本体のデータと、前記画像読取手段から読み取ら
れた電子原稿本体のデータとを比較して、所定以上の差
異があるか否かを判断する比較手段と、この比較の結果
に基づいて、所定以上の差異を検出したページを示す情
報と、そのページの画像データまたは差異の画像データ
と、前記文書ID情報と、新原稿に対する新たな文書I
D情報とを記憶手段に記憶する差異検出記憶手段または
差異抽出記憶手段とを有することを特徴とする。
【0020】また、本発明は、前記文書ID情報を含む
検索シートを作成する検索シート作成手段と、前記画像
読取手段によって読み取った検索シートのデータに含ま
れる検索シートから文書ID情報を抽出する検索シート
認識手段とを有し、前記検索手段は、この検索シート認
識手段によって抽出された文書ID情報を用いて前記電
子原稿本体を前記記憶手段から検索することを特徴とす
る。さらに、前記検索シート作成手段は、電子原稿本体
をプリントアウトする際に、作成した検索シートを電子
原稿本体の先頭ページまたは最終ページに位置するよう
にプリント手段に出力することを特徴とする。
【0021】また、前記検索シート作成手段は、所定の
マークシートであることを識別するための識別パターン
と、前記文書ID情報を示すパターンと、前記文書ID
情報を人間が認識可能なキャラクタとして表すキャラク
タパターンと、原稿の一部を抽出した画像または特定ペ
ージの縮小画像によるインデックス画像とを1ページに
配置したものである。
【0022】さらに、前記差異検出記憶手段または差異
抽出記憶手段は、所定以上の差異を検出したページを示
すページ情報と、所定以上の差異を検出したページの読
取り画像データまたは差異の画像データと、所定以下の
差異のページを示すページ情報と、所定以下の差異のペ
ージについて差異の無いことを示す情報と、元の文書I
D番号と、今回の作業で発生した新原稿に対する新たな
文書ID番号とを前記記憶手段に記憶するものである。
【0023】また、本発明では、電子原稿のプリントア
ウト時に、その電子原稿と、その関連情報と、その文書
ID情報とを記憶手段に記憶することを特徴とする。
【0024】以上のような構成による動作例として、例
えば、電子原稿を印刷する際に、1枚目の用紙に原本の
所在が特定できる文書ID番号が記述されたマークシー
ト(人間が認識できる文字記号等と、機械が認識できる
マークコードとを付したもの)をつけて印刷出力する。
また、この印刷出力と同時期に、その電子原稿の関連情
報とともに、その電子イメージ情報を電子原稿の原本と
して保存しておく。
【0025】そして、これらの印刷物に手書きで追記さ
れた印刷物をドキュメントフィーダにセットして連続的
に読み込むことにより、画像処理装置側では、最初に読
み込んだシートのマークコードからID番号を自動的に
読み出し、そのID番号に相当する原本を記憶手段から
検索し、この検索された原本と読み込まれた画像の2ペ
ージ目以降とを比較し、差異があるページについでは、
そのページを示す情報と、読み込んだページの画像デー
タを新原稿として記憶手段に記憶し、また、差異がない
ページについては、そのページを示す情報と差異がない
旨を示す情報を記憶手段に記憶する。また、この際、差
異の有無に基づいて、各ページ毎に、前記原本のID番
号、および、今回の作業で発生した差異があるページに
よる新原稿に対する文書ID番号を記憶手段に記憶す
る。
【0026】また、追記済み原稿を表示もしくは印刷す
るときは、新旧の文書ID番号から検索手段で差異のあ
る画像データのファイルまたは原本の画像データのファ
イルを検索し、差異があるページは新原稿の画像データ
を表示、印刷して、差異がないページは原本の画像デー
タを表示、印刷する。
【0027】このようにすれば、各ページについてそれ
ぞれ1回のアクセスにより表示、印刷が行え、迅速な処
理を行うことができ、表示の際の違和感も解消できる。
【0028】なお、以上のようにページ単位で処理する
のでなく、差異のあるページについては、差異のある画
像の部分情報のみを記憶するようにし、表示や印刷の際
に、原本と合成して出力することも可能である。このよ
うにした場合、表示や印刷の際におけるアクセスについ
てはやや非効率とはなるものの、その他の本発明による
機能、すなわち非定型の書き込みが予想される原本と書
き込み後の原稿に関する記憶や検索等の機能について、
十分な効果を得ることができるものである。
【0029】
【発明の実施の形態および実施例】図1は、本発明の一
実施例における画像処理装置の構成を示すブロック図で
ある。
【0030】リーダ部1は、原稿の画像を読み取り、原
稿画像に応じた画像データをプリンタ部2および画像入
出力制御部3へ出力する。プリンタ部2は、リーダ部1
および画像入出力制御部3からの画像データに応じた画
像を記録紙上に記録する。画像入出力制御部3は、リー
ダ部1に接続されており、ファクシミリ部4、ファイル
部5、コンピュータインターフェース部7、フォーマッ
タ部8、イメージメモリ部9、コア部10などからな
る。
【0031】ファクシミリ部4は、電話回線を介して受
信した圧縮画像データを伸長して、伸長された画像デー
タをコア部10へ転送し、また、コア部10から転送さ
れた画像データを圧縮し、圧縮された圧縮画像データを
電話回線を介して送信する。なお、ファクシミリ部4に
は、ハードディスクドライブユニット12が接続されて
おり、受信した圧縮画像データを一時的に保存すること
ができる。
【0032】ファイル部5には、光磁気ディスクドライ
ブユニット6およびハードディスクドライブユニット1
1が接続されており、ファイル部5は、コア部10から
転送された画像データを圧縮し、その画像データを検索
するためのキーワードとともに、光磁気ディスクドライ
ブユニット6にセットされた光磁気ディスクもしくはハ
ードディスクに記憶させる。
【0033】また、ファイル部5は、コア部10を介し
て転送されたキーワードに基づいて、光磁気ディスクに
もしくはハードディスクに記憶されている圧縮画像デー
タを検索し、検索された圧縮画像データを読み出して伸
長し、伸長された画像データをコア部10へ転送する。
コンピュータインターフェース部7は、パーソナルコン
ピュータまたはワークステーション(PC/WS)11
とコア部10の間のインターフェースである。フォーマ
ッタ部8は、PC/WS11から転送された画像を表す
コードデータをプリンタ部2で記録できる画像データに
展開するものであり、イメージメモリ部9はPC/WS
11から転送されたデータを一時的に記憶するものであ
る。コア部10については後述するが、コア部10はリ
ーダ部1、ファクシミリ部4、ファイル部5、コンピュ
ータ、インターフェース部7、フォーマッタ部8、イメ
ージメモリ部9のそれぞれの間のデータの流れを制御す
るものである。
【0034】図2は、リーダ部1およびプリンタ部2の
構造を示す断面図である。
【0035】リーダ部1の原稿給送装置101は、原稿
を最終頁から順に1枚ずつプラテンガラス102上へ給
送し、原稿の読み取り動作終了後、プラテンガラス10
2上の原稿を排出するものである。原稿がプラテンガラ
ス102上に搬送されると、ランプ103を点灯し、そ
してスキャナユニット104の移動を開始させて、原稿
を露光走査する。
【0036】この時の原稿からの反射光は、ミラー10
5、106、107およびレンズ108によってCCD
イメージセンサ(以下、CCDという)109へ導かれ
る。このように、走査された原稿の画像はCCD109
によって読み取られる。そして、CCD109から出力
される画像データは、所定の処理が施された後、プリン
タ部2および画像入出力制御部3のコア部10へ転送さ
れる。
【0037】プリンタ部2のレーザドライバ221は、
レーザ発光部201を駆動するものであり、リーダ部1
から出力された画像データに応じたレーザ光をレーザ発
光部201に発光させる。このレーザ光は、感光ドラム
202に照射され、感光ドラム202にはレーザ光に応
じた潜像が形成される。この感光ドラム202の潜像の
部分には、現像器203によって現像剤が付着される。
【0038】そして、レーザ光の照射開始と同期したタ
イミングで、カセット204およびカセット205のい
ずれかから記録紙を給紙して転写部206へ搬送し、感
光ドラム202に付着された現像剤を記録紙に転写す
る。現像剤の乗った記録紙は、定着部207に搬送さ
れ、定着部207の熱と圧力により、現像剤は記録紙に
定着される。定着部207を通過した記録紙は、排出ロ
ーラ208によって排出され、ソータ220は排出され
た記録紙をそれぞれのピンに収納して記録紙の仕分けを
行う。なお、ソータ220は仕分けが設定されていない
場合は、最上ビンに記録紙を収納する。
【0039】また、両面記録が設定されている場合は、
排出ローラ208の所まで記録紙を搬送した後、排出ロ
ーラ208の回転方向を逆転させ、フラッパ209によ
って再給紙搬送路へ導く。また、多重記録が設定されて
いる場合は、記録紙を排出ローラ208まで搬送しない
ようにフラッパ209によって再給紙搬送路へ導く。そ
して、再給紙搬送路へ導かれた記録紙は、上述したタイ
ミングで転写部206へ給紙される。
【0040】図3は、リーダ部1の構成を示すブロック
図である。
【0041】CCD109から出力された画像データ
は、A/D・SH部110でアナログ/デジタル変換が
行われるとともに、シューディング補正が行われる。A
/D・SH部110によって処理された画像データは、
画像処理部111を介してプリンタ部2へ転送されると
ともに、インターフェース部113を介して画像入出力
制御部3のコア部10へ転送される。CPU114は、
操作部115で設定された設定内容に応じて画像処理部
111およびインターフェース部113を制御する。
【0042】例えば、操作部115でトリミング処理を
行って複写を行う複写モードが設定されている場合は、
画像処理部111でトリミング処理を行わせてプリンタ
部2へ転送させる。また、操作部115でファクシミリ
送信モードが設定されている場合は、インターフェース
部113から画像データと設定されたモードに応じた制
御コマンドをコア部10へ転送させる。このようなCP
U114の制御プログラムはメモリ116に記憶されて
おり、CPU114はメモリ116を参照しながら制御
を行う。また、メモリ116はCPU114の作業領域
としても使われる。
【0043】図4は、コア部10の構成を示すブロック
図である。
【0044】リーダ部1からの画像データはデータ処理
部121へ転送されるとともに、リーダ部1からの制御
コマンドはCPU123へ転送される。データ処理部1
21は、画像の回転処理や変倍処理などの画像処理を行
うものであり、リーダ部1からデータ処理部121へ転
送された画像データは、リーダ部1から転送された制御
コマンドに応じて、インターフェース120を介してフ
ァクシミリ部4、ファイル部5、コンピュータインター
フェース部7へ転送される。また、コンピュータインタ
ーフェース部7を介して入力された画像を表すコードデ
ータは、データ処理部121に転送された後、フォーマ
ッタ部8へ転送されて画像データに展開され、この画像
データは、データ処理部121に転送された後、ファク
シミリ部4やプリンタ部2へ転送される。
【0045】ファクシミリ部4からの画像データは、デ
ータ処理部121へ転送された後、プリンタ部2やファ
イル部5、コンピュータインターフェース部7へ転送さ
れる。また、ファイル部5からの画像データは、データ
処理部121へ転送された後、プリンタ部2やファクシ
ミリ部4、コンピュータインターフェース部7へ転送さ
れる。CPU123は、メモリ124に記憶されている
制御プログラム、およびリーダ部1から転送された制御
コマンドに従って、以上のような制御を行う。また、メ
モリ124は、CPU123の作業領域としても使われ
る。
【0046】このように、コア部10を中心に、原稿画
像の読取り、画像のプリント、画像の送受信、画像の保
存、コンピュータからのデータの入出力などの機能を複
合させた処理を行うことが可能である。
【0047】次に、本発明の第1実施例による画像処理
装置の追記抜き出し処理動作について、図5および図6
を用いて説明する。
【0048】図5は、ファイル部5における検索用のタ
イプのマークシート2010(以下、検索シートとい
う)のフォーマットを示す説明図である。
【0049】図5において、2011、2012、20
13、2014、2015は、マークシート検知用のパ
ターンであり、2020は、文書情報の表示欄である。
文書表示欄2020内では、文書の所在も含めて、その
文書を特定できる文書ID番号、サーバ名、文書名、文
書番号、文書の更新日付、文書中の画像枚数、文書記録
時の用紙サイズ等を表示する。このうち、2029が文
書ID番号(図示の例では、4Fcopy@ccm.j
p.12345622)である。
【0050】また、2021は、検索後の自動抜きだし
記憶の設定欄であり、2023は、実際にマークするマ
ーク欄である。また、2022は、マークが省略された
場合にデフォルト設定されるマーク欄である。そして、
マーク欄2023に、マーキングされない場合には、検
索だけを行って待機状態になる。
【0051】一方、マーク欄2023にマーキングした
場合は、図示の例では、「カタログ」という文書名の原
本が検索され、このシートの後に続く記入済み原稿と比
較して、追記部分を抜き出し、関連情報とともに保存を
する。
【0052】また、2100は、同様に検索後に自動プ
リントするか、しないかを設定できるマーク欄である。
2024は、イメージ文書名の表示欄であり、2025
は、イメージ文書名としてのイメージを手書きで記入す
る欄である。
【0053】また、2026は、上述した「カタログ」
という文書名で記憶された画像データであり、2027
は、この画像データ2026が2枚中の1枚目であるこ
とを示す。
【0054】また、2028はマークコードであり、検
索シートのタイプ、サーバ名「本社4階複写機HD」の
サーバの「カタログ」という文書名の文書を特定する情
報、すなわちインターネットのホームページアドレスの
ような情報がパターンコードにより記述されている。な
お、本実施例では、上記文書ID番号(4Fcopy@
ccm.jp.12345622)に相当するマークコ
ードが記述されているものとする。
【0055】図6は、本実施例における機能ブロックの
構成と処理の流れを示す説明図である。
【0056】電子原稿4001は、前述のようにPC/
WS11から転送され、フォーマッタ部8に入力される
画像を表すコードデータであり、通称PDL(page des
cription language )と呼ばれている。
【0057】この電子原稿4001は、フォーマッタ部
8で電子イメージ4009に展開され、プリント部2で
構成されるプリント手段3001を通して原稿印刷物4
002となる。
【0058】ここでプリント手段3001は、電子原稿
がコードデータでなく、イメージデータの場合には、フ
ォーマッタ部8をパスさせる機能を持つ。
【0059】また、印刷順序は、最終ページが一番最初
に出されるいわゆるラストページ−ファースト処理であ
る。そして、表面排紙により、完了と同時に先頭ページ
が表紙にくるように印刷される。
【0060】この印刷と同時期に、前記コードデータか
ら得られるテキスト情報、ベクトル情報だけでなく、画
像データをテキスト、イメージ、タイトル、表等に領域
を分割し、領域ごとの位置関係情報など、さらには保存
先サーバ名、文書名、文書番号、文書の更新日付、文書
中の画像枚数、文書記録時の用紙サイズ等を関連情報4
010として、前記電子イメージ4009とともに記憶
手段3002に保存をする。
【0061】また、このとき、その原稿を特定するとと
もに、その保存先を特定するための文書ID番号202
9も一緒に記憶保存する。この処理は、ファイル部5で
行われる。
【0062】なお、保存先は、デフォルトではプリンタ
部2と接続されているコア部10に接続されたファイル
部5のハードディスク・ドライブ13である。もちろ
ん、PC/WS11もしくは操作部115で指示して保
存先を光磁気ディスク・ドライブ6に変えることもでき
るし、ネットワーク14上の任意のファイルサーバ15
に指定することも可能である。
【0063】さらに、ファイル部5内にある検索シート
作成手段3003は、前記印刷直後に、プリント手段3
001を通して検索シート2010を出力印刷する。
【0064】この時、最後に検索シート2010が出力
印刷されるため、前記原稿印刷物4002の上に出さ
れ、表紙となる。
【0065】この検索シート2010を表紙として出力
された印刷物を未記入印刷物4004というものとす
る。
【0066】この後、未記入印刷物4004は配布さ
れ、メモやコメント書き等、手書きの追記がなされる行
程4005を通る。そして、この行程4005を経た後
の印刷物を記入済み印刷物4006というものとする。
【0067】ここで、表紙の検索シート2010の検索
後の自動追記抜きだし記憶の設定欄2021で、マーク
欄2023にマーキングをし、自動追記抜きだし記憶を
指示する。
【0068】次に、この記入済み印刷物4006を、オ
ートドキュメントフィーダ付き画像読み取り手段300
4により電子イメージ4007の形式で読み取り、先頭
ページからファイル部5内にあるマークシート認識手段
3005で前記文書ID番号を抽出する。
【0069】そして、この抽出された文書ID番号を用
いて、その電子イメージ(原本)情報と、その関連情報
とを記憶手段3002から検索する。
【0070】マークシート認識手段3005は、さらに
検索後の自動追記抜きだし記憶の設定欄2021の認識
により、自動的に比較手段3007および差異検出記憶
手段3008に追記抜きだし記憶の実行を指示する。
【0071】比較手段3007は、検索された情報と読
み取った画像データとを比較して、所定以上の差異があ
るかを検出する。
【0072】基本的には、読み取った画像イメージを読
み取り解像度のピッチごとにドットの存在を確認し、ド
ットが存在する場合は、相当する座標位置について、原
本でのドットの存在があれば、追記無しと判断し、原本
でのドットの存在がなければ、追記ありとしてドットを
残す。このような処理を全面にわたって行い、追記の存
在を確認していく。
【0073】この時、読み込み画像の多少の位置ズレや
読み込み画像の伸び縮み、汚れによって、手書き追記以
外によるドットの存在があるため、予め、原稿サイズに
応じて所定の誤差量を定め、所定以上の追記ドットの存
在を判定をしなければ、追記無しとする。
【0074】差異検出記憶手段3008は、ファイル部
5内にあって、前記比較手段3007から所定以上の差
異を検出したページには、どのページかのページ情報と
読み込まれたページの画像データとを、所定以下の差異
のページには、どのページかのページ情報と追記のない
ことを表す情報とを、各ページごとに前記記憶手段30
02に記憶する。
【0075】そして、最終ページの記憶後、どの原本に
対しての追記画像なのかを残すため、前記文書ID番号
を記憶し、さらに抜き出された追記ページによって構成
される今回の新原稿に対する新たな文書ID番号を創り
だし、記憶保存する。この時、差異検出記憶手段300
8は、デフォルトで原本の存在する記憶手段3002に
記憶するが、原本の記憶時と同様に、PC/WS11も
しくは操作部115で指示して記憶先を光磁気ディスク
・ドライブ6に変えることもできるし、ネットワーク1
4上の任意のファイルサーバ15に指定することも可能
である。
【0076】ここで、新たな文書ID番号は、他の番号
と重複してはならないので、例えば、インターネットア
ドレスのような記憶手段の場所が特定できる番号と、西
暦、時分秒との組み合わせにより作成すればよい。
【0077】また、以上のようにして保存した追記済み
印刷物を表示もしくは印刷する場合は、検索シートの読
取り、認識または操作部からの手入力に基づいて、文書
ID番号を入力し、この文書ID番号から検索手段30
06で検索し、差異検出記憶手段3008によって記憶
した各ページ情報に基づいて、差異があるページは新原
稿の画像データを表示、印刷して、差異がないページは
原本の画像データを表示、印刷するようにする。これに
より、各ページについて1回ずつのファイルアクセスで
印刷、表示を行うことができるので、原本の画像データ
と差異部分の画像データとをアクセスして合成して出力
する場合に比べ、アクセス時間が短縮できるとともに、
動作がスムーズになり、特に表示における違和感が生じ
ない。
【0078】なお、本実施例では、検索シート以降のペ
ージについて追記抜きだしを行なったが、検索シートも
比較可能であるため、検索シートも含めて追記抜き出し
は可能である。
【0079】以上説明したように、本実施例によれば、
電子原稿をプリントアウトして作成する場合に、同時に
電子原稿で記憶保存も行い、また、その原稿を特定する
文書ID番号を埋め込んだ検索シートを電子原稿に含ま
せてプリントアウトする。これにより、検索シートを含
む原稿(未記入印刷物)を容易に作成できる。
【0080】また、このような未記入印刷物を配布し
て、その印刷物に手書きで追記をした場合に、その記入
済み印刷物をオートドキュメントフィーダにセットして
読取りを開始するだけで、検索シートのマークに基づい
て、その追記のページだけを抜きだし、自動で圧縮記憶
を実行することから、各種講習会等で使用するフォーマ
ットの定まらない非定型形式の資料にも適用でき、追記
された情報が容量的に効率良く記憶保存できる。さら
に、このような記入済み印刷物を、印刷、表示する場合
には、差異有り無しどのページでも1回のファイルアク
セスしか無いので、高速に印刷、表示できる。
【0081】次に、本発明の第2実施例について説明す
る。
【0082】上記第1実施例では、追記抜きだし処理に
おいて、追記の有無に応じて、ページ単位で画像データ
を処理するようにした。すなわち、追記があるページに
ついては、そのページの画像データ全体を記憶してお
き、印刷や表示の際には、追記がないページは原本のフ
ァイルにアクセスし、追記のあるページは新たに記憶し
た画像データのファイルにアクセスするようにしてい
た。
【0083】しかし、この第2実施例では、追記がある
ページについては、その差異の部分だけを抽出して記憶
しておき、印刷や表示の際には、追記がないページは原
本のファイルにアクセスし、追記のあるページは原本の
ファイルと新たに記憶した差異部分の画像データのファ
イルとにアクセスし、これを合成して印刷や表示するも
のである。
【0084】したがって、この第2実施例では、追記の
あるページについては、2回のファイルアクセスを要
し、さらに合成のための時間を要するため、印刷や表示
の際のスムーズさという点では、第1実施例より劣るも
のの、追記があるページについて差異部分だけを記憶す
ることから、メモリ効率という点では有利である。
【0085】図7は、この第2実施例における機能ブロ
ックの構成と処理の流れを示す説明図である。なお、検
索シートについては、上記第1実施例の図5に示すもの
と共通であるので説明は省略する。
【0086】図7において、上記第1実施例と異なる部
分は、上述した差異検出記憶手段3008の代わりに、
差異抽出記憶手段3009を設けた点である。
【0087】差異抽出記憶手段3009は、ファイル部
5内にあって、追記抜き出し処理を行う場合、前記比較
手段3007から所定以上の差異を検出したページに
は、どのページかのページ情報と追記部分の画像データ
とを、所定以下の差異のページには、どのページかのペ
ージ情報と追記のないことを表す情報とを、各ページご
とに前記記憶手段3002に記憶する。
【0088】そして、最終ページの記憶後、どの原本に
対しての追記画像なのかを残すため、前記文書ID番号
を記憶し、さらに抜き出された追記部分によって構成さ
れる今回の新原稿に対する新たな文書ID番号を創りだ
し、記憶保存する。
【0089】また、以上のようにして保存した追記済み
印刷物を表示もしくは印刷する場合には、上記第1実施
例と同様に、検索シートの読取り、認識または操作部か
らの手入力に基づいて、文書ID番号を入力し、この文
書ID番号から検索手段3006で検索し、差異抽出記
憶手段3009によって記憶した各ページ情報に基づい
て、差異があるページは新原稿として記憶した差異部分
の画像データと原本の画像データとを合成して表示、印
刷し、差異がないページは原本の画像データを表示、印
刷するようにする。
【0090】なお、本実施例では、検索シート以降のペ
ージについて追記抜きだしを行なったが、検索シートも
比較可能であるため、検索シートも含めて追記抜き出し
は可能である。また、その他は上記第1実施例と同様で
あるので省略する。
【0091】以上説明したように、第2実施例によれ
ば、電子原稿をプリントアウトして作成する場合に、同
時に電子原稿で記憶保存も行い、また、その原稿を特定
する文書ID番号を埋め込んだ検索シートを電子原稿に
含ませてプリントアウトする。これにより、検索シート
を含む原稿(未記入印刷物)を容易に作成できる。
【0092】また、このような未記入印刷物を配布し
て、その印刷物に手書きで追記をした場合に、その記入
済み印刷物をオートドキュメントフィーダにセットして
読取りを開始するだけで、検索シートのマークに基づい
て、その追記のページだけを抜きだし、自動で圧縮記憶
を実行することから、各種講習会等で使用するフォーマ
ットの定まらない非定型形式の資料にも適用でき、追記
された情報が容量的に効率良く記憶保存できる。
【0093】また、追記抜き出し処理において、差異部
分のデータだけを新たに記憶することから、上記第1実
施例に比べてさらに記憶容量を縮小できる。
【0094】次に、本発明の第3実施例について説明す
る。
【0095】以上の第1、第2実施例では、検索シート
のマークに基づいて、追記抜き出し処理を行ったが、同
様の処理を操作部における追記抜きだし実行キー(図示
せず)の操作に基づいて行うことも可能である。
【0096】この場合、検索シートのマーク欄にはマー
クをつけず、デフォルト設定のまま(何の設定もせず実
行キーを押した時は、検索だけを行って待機状態にな
る)で記入済み印刷物をオートドキュメントフィーダに
セットして、操作部115で追記抜き出し実行キーを押
す。
【0097】これにより、画像読み取り手段3004が
記入済み印刷物を電子イメージ4007の形式で読み取
り、先頭ページからファイル部5内にあるマークシート
認識手段3005で前記文書ID番号を抽出する。
【0098】また、追記抜き出し実行キーの操作に基づ
き、操作部115から比較手段3007および差異検出
記憶手段3008または差異抽出記憶手段3009に追
記抜きだし記憶の実行が指示され、この後は、上記各実
施例と共通の動作により、追記抜き出し処理が実行され
る。なお、その他は上記各実施例と同様であるので省略
する。
【0099】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ランダムな追記が行われることが予想される原稿につい
て、追記前の原本と追記後の原稿とを有効に保管、再生
処理することができる効果がある。
【0100】また、本発明の請求項1において、追記後
の原稿については、ページ単位で、追記された画像デー
タを記憶しておき、その印刷または表示の際には、追記
のないページは原本のファイルから読み出し、追記のあ
るページは新原稿のファイルから読み出すことにより、
各ページについて1回ずつのアクセスで印刷または表示
を行うことができるので、アクセス時間が短縮できると
ともに、動作がスムーズになり、特に表示における違和
感が生じないという効果がある。
【0101】また、本発明の請求項2において、追記後
の原稿については、追記部分(差異部分)の画像データ
を記憶しておき、その印刷または表示の際には、追記の
ないページは原本のファイルから読み出し、追記のある
ページは原本と新原稿のファイルから読み出して合成す
るとにより、ページ単位で処理する場合に比べて記憶容
量を節約できるという効果がある。
【0102】また、本発明の請求項3によれば、文書I
D情報を含む検索シートを自動的に作成し、この検索シ
ートを読み取らせて自動的に文書ID情報を認識させ、
原稿の検索に用いることができるので、煩雑な検索操作
を解消できるという効果がある。
【0103】また、本発明の請求項4によれば、自動的
に作成した検索シートを原稿の先頭ページまたは最終ペ
ージに自動的に排出でき、その後の原稿の取り扱いにつ
いて極めて便利なものとなる。
【0104】また、本発明の請求項5によれば、連続的
な原稿の読み取りによって、追記ページまたは追記部分
を抜き出し記憶することができ、追記済み原稿を管理す
る上で便利なものとなる。
【0105】また、本発明の請求項6によれば、手入力
でも文書ID情報の入力が可能となり、システムの柔軟
性を向上できる利点がある。
【0106】また、本発明の請求項7によれば、検索シ
ートに機械的な読取り機能に加えて、人間の目視によっ
て認識できる機能を設けることで、さらに取り扱い上の
理弁性を高めることができる。
【0107】また、本発明の請求項8、9によれば、追
記(差異)の有無に応じて、追記原稿の検索、出力に必
要な情報を記憶することができる効果がある。
【0108】また、本発明の請求項10によれば、電子
原稿のプリントアウト時に、その電子原稿と、その関連
情報と、その文書ID情報とを記憶でき、一貫処理によ
る信頼性の向上を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】上記実施例のリーダ部およびプリンタ部の構成
を示す断面図である。
【図3】上記実施例のリーダ部の構成を示すブロック図
である。
【図4】上記実施例のコア部の構成を示すブロック図で
ある。
【図5】上記実施例の検索シートの構成を示す平面図で
ある。
【図6】本発明の第1実施例における各機能のブロック
と処理の流れを示す説明図である。
【図7】本発明の第2実施例における各機能のブロック
と処理の流れを示す説明図である。
【符号の説明】
1…リーダ部、 2…プリンタ部、 3…画像入出力制御部、 4…ファクシミリ部、 5…ファイル部、 6…光磁気ディスクドライブユニット、 7…コンピュータインターフェース部、 8…フォーマッタ部、 9…イメージメモリ部、 10…コア部、 11…PC/WS、 12、13…ハードディスクドライブユニット、 14…ネットワーク、 15…ファイルサーバ。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子原稿をプリントアウトするプリント
    手段と;電子原稿本体およびその関連情報、ならびに、
    前記電子原稿本体およびその保存先を特定する文書ID
    情報を記憶する記憶手段と;文書ID情報を用いて前記
    電子原稿本体を前記記憶手段から検索する検索手段と;
    原稿を読取って電子情報に変換する画像読取手段と;前
    記記憶手段から検索された電子原稿本体のデータと、前
    記画像読取手段から読み取られた電子原稿本体のデータ
    とを比較して、所定以上の差異があるか否かを判断する
    比較手段と;この比較の結果に基づいて、所定以上の差
    異を検出したページを示す情報と、そのページの画像デ
    ータと、前記文書ID情報と、新原稿に対する新たな文
    書ID情報とを記憶手段に記憶する差異検出記憶手段
    と;を有することを特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 電子原稿をプリントアウトするプリント
    手段と;電子原稿本体およびその関連情報、ならびに、
    前記電子原稿本体およびその保存先を特定する文書ID
    情報を記憶する記憶手段と;文書ID情報を用いて前記
    電子原稿本体を前記記憶手段から検索する検索手段と;
    原稿を読取って電子情報に変換する画像読取手段と;前
    記記憶手段から検索された電子原稿本体のデータと、前
    記画像読取手段から読み取られた電子原稿本体のデータ
    とを比較して、所定以上の差異があるか否かを判断する
    比較手段と;この比較の結果に基づいて、所定以上の差
    異を検出したページを示す情報と、その差異の画像デー
    タと、前記文書ID情報と、新原稿に対する新たな文書
    ID情報とを記憶手段に記憶する差異抽出記憶手段と;
    を有することを特徴とする画像処理装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2において、 前記文書ID情報を含む検索シートを作成する検索シー
    ト作成手段と、 前記画像読取手段によって読み取った検索シートのデー
    タに含まれる検索シートから文書ID情報を抽出する検
    索シート認識手段とを有し、 前記検索手段は、この検索シート認識手段によって抽出
    された文書ID情報を用いて前記電子原稿本体を前記記
    憶手段から検索することを特徴とする画像処理装置。
  4. 【請求項4】 請求項3において、 前記検索シート作成手段は、電子原稿本体をプリントア
    ウトする際に、作成した検索シートを電子原稿本体の先
    頭ページまたは最終ページに位置するようにプリント手
    段に出力することを特徴とする画像処理装置。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれか1項において、 前記画像読取手段は、任意の追記が行われた電子原稿本
    体または電子原稿本体および検索シートにおける追記ペ
    ージまたは追記部分を抜き出し記憶するために、電子原
    稿本体または電子原稿本体および検索シートを連続的に
    読み取り可能なものであることを特徴とする画像処理装
    置。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5のいずれか1項において、 前記検索手段は、手入力によって入力された文書ID情
    報入力により前記電子原稿本体を前記記憶手段から検索
    することを特徴とする画像処理装置。
  7. 【請求項7】 請求項1〜6のいずれか1項において、 前記検索シート作成手段は、所定のマークシートである
    ことを識別するための識別パターンと、前記文書ID情
    報を示すパターンと、前記文書ID情報を人間が認識可
    能なキャラクタとして表すキャラクタパターンと、原稿
    の一部を抽出した画像または特定ページの縮小画像によ
    るインデックス画像とを1ページに配置したものである
    ことを特徴とする画像処理装置。
  8. 【請求項8】 請求項1、3〜7のいずれか1項におい
    て、 前記差異検出記憶手段は、所定以上の差異を検出したペ
    ージを示すページ情報と、所定以上の差異を検出したペ
    ージの読取り画像データと、所定以下の差異のページを
    示すページ情報と、所定以下の差異のページについて差
    異の無いことを示す情報と、元の文書ID番号と、今回
    の作業で発生した新原稿に対する新たな文書ID番号と
    を前記記憶手段に記憶するものであることを特徴とする
    画像処理装置。
  9. 【請求項9】 請求項2〜7のいずれか1項において、 前記差異抽出記憶手段は、所定以上の差異を検出したペ
    ージを示すページ情報と、差異の画像データと、所定以
    下の差異のページを示すページ情報と、所定以下の差異
    のページについて差異の無いことを示す情報と、元の文
    書ID番号と、今回の作業で発生した新原稿に対する新
    たな文書ID番号とを前記記憶手段に記憶するものであ
    ることを特徴とする画像処理装置。
  10. 【請求項10】 請求項1〜9のいずれか1項におい
    て、 電子原稿のプリントアウト時に、その電子原稿と、その
    関連情報と、その文書ID情報とを記憶手段に記憶する
    ことを特徴とする画像処理装置。
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