JPH10171788A - 画像処理方法及びその装置 - Google Patents

画像処理方法及びその装置

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JPH10171788A
JPH10171788A JP8333643A JP33364396A JPH10171788A JP H10171788 A JPH10171788 A JP H10171788A JP 8333643 A JP8333643 A JP 8333643A JP 33364396 A JP33364396 A JP 33364396A JP H10171788 A JPH10171788 A JP H10171788A
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JP
Japan
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image
character recognition
unit
input
image processing
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JP8333643A
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Makoto Kikukawa
眞 菊川
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Original Assignee
Canon Inc
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Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 入力される原稿画像の所定領域を読み取って
文字認識し、その認識結果に応じて原稿画像のソートす
ることにより、複数の原稿画像が記憶されたファイルか
ら所望の原稿画像を高速に検索して取出すことができる
画像処理方法及びその装置を提供する。 【解決手段】 原稿画像を読み取って入力し(S2
1)、その入力される頁単位の画像の並び変えが指示さ
れていると(S24)、指示されている文字認識対象領
域のイメージに基づいて文字認識を行う(S26)。こ
の文字認識結果に基づいて、原稿画像の順番を変更した
ソートデータを作成し(S28,S29)、検索用デー
タとして記憶する。実際の検索処理時、この検索用デー
タに基づいてファイルとして登録されている原稿画像デ
ータが検索される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、原稿画像を入力し
画像ファイルとして格納する画像処理方法及びその装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】デジタル複写機に、例えばファクシミリ
機能、プリンタ機能、電子ファイル機能等を設けて拡張
した機能を有する複合装置の開発が行なわれている。中
でも複数ページ分の画像データや文書データを記憶する
電子ファイルは、書類情報をMO(光磁気ディスク)な
どのメモリに書き込むことにより、従来は書類等をバイ
ンダなどに綴じて保管していたため大きなスペースを取
っていた文書情報の管理を省スペースで実現することが
できる。また、この電子ファイルを用いることにより、
文書名や文書番号等による文書の検索を行うことができ
る。また文書を記憶した時に同時にプリントされる検索
シートを用い、次回にその書類を検索して出力する時に
は、その検索シートを読み込ませることにより、MO等
の記憶媒体に格納されている複数の文書ファイルから所
望の文書データを読み出すことができる電子ファイルも
開発されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように、MO等の
記憶媒体に、それぞれが複数ページからなる複数の文書
ファイルを記憶できるようになってきたが、記憶量が増
えていくにつれて、1つの文書ファイルにおける各ペー
ジの管理が難しくなってくる。例えば、図5は部品図の
一例を示す図で、この部品図はA4サイズで、右上部に
「部番」を記入する欄を、その中央部に「型名」等を記
入する定型フォーマットになっている。この部品図を、
一つの文書ファイル、例えば“部品図1”という名前の
ファイルに格納する時、例えば、操作者がその文書ファ
イルに部品図を記憶した順番に従って、図6に示すよう
な部品図の内容リストを作成して、例えば“部品図1”
という文書ファイルを管理していた。このファイル“部
品図1”は、更に内容を追加することが可能で、部品図
が追加して記憶される度に、図6に示す内容リストが更
新される。そして、このファイルを出力する際には、全
文出力はもちろん指定したページのみを出力することが
可能である。
【0004】ところが、記憶した部品図の枚数が増えて
大量になってくると、ある一枚の部品図、例えば部品図
“WA3−2890”を図7に示すような文書ファイル
から読み出して出力するためには、その部品図“WA3
−2890”が文書ファイル“部品図1”の何ページ目
にあるのかを探す必要がある。このような作業は、ファ
イルの部品図の枚数が数枚なら速くできるが、数百枚、
数千枚となると、その中から検索するには相当の時間を
要することになる。
【0005】本発明は上記従来例に鑑みてなされたもの
で、入力される原稿画像の所定領域を読み取って文字認
識し、その認識結果に応じて原稿画像のソートすること
により、複数の原稿画像が記憶されたファイルから所望
の原稿画像を高速に検索して取出すことができる画像処
理方法及びその装置を提供することを目的とする。
【0006】また本発明の目的は、原稿画像の指定され
た領域に含まれる文字順或は数字順に応じて、それら原
稿画像をソートして格納できる画像処理方法及びその装
置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の画像処理装置は以下のような構成を備える。
即ち、原稿画像を入力し画像ファイルとして格納する画
像処理装置であって、原稿画像を読み取って入力する画
像入力手段と、前記画像入力手段で入力される画像の所
定領域の画像に基づいて文字認識を行う文字認識手段
と、前記文字認識手段による認識結果に基づいて前記原
稿画像の順番を変更したソートデータを作成するソート
手段とを有する。
【0008】上記目的を達成するために本発明の画像処
理方法は以下のような工程を備える。即ち、原稿画像を
入力し画像ファイルとして格納する画像処理方法であっ
て、原稿画像を読み取って入力する画像入力工程と、前
記画像入力工程で入力される画像の所定領域の画像に基
づいて文字認識を行う文字認識工程と、前記文字認識工
程による認識結果に基づいて前記原稿画像の順番を変更
したソートデータを作成するソート工程とを有する。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して本発明
の好適な実施の形態を詳細に説明する。
【0010】図1は、本発明の実施の形態のデジタル複
写機の構成を示すブロック図である。
【0011】図において、リーダ部1は原稿画像を読み
取り、その原稿画像に応じた画像データをプリンタ部2
及び画像入出力制御部3へ出力する。プリンタ部2は、
リーダ部1及び画像入出力制御部3から入力される画像
データに応じた画像を記録紙上に記録する。画像入出力
制御部3はリーダ部1に接続されており、ファクシミリ
部4、ファイル部5、コンピュータ・インターフェース
部7、フォーマッタ部8、イメージメモリ部9、コア部
10、そしてOCR(光学文字認識)部13などを有し
ている。
【0012】ファクシミリ部4は、電話回線を介して受
信した圧縮画像データを伸長し、その伸長した画像デー
タをコア部10へ出力し、又、コア部10から入力され
た画像データを圧縮し、その圧縮した圧縮画像データを
電話回線を介して送信する。ファクシミリ部4にはハー
ドディスク12が接続されており、電話回線を介して受
信した圧縮画像データをハードディスク12に一時的に
保存することができる。ファイル部5には光磁気ディス
ク・ドライブユニット6が接続されており、ファイル部
5は、コア部10から入力した画像データを圧縮し、そ
の圧縮した画像データを検索するためのキーワードとと
もに光磁気ディスク・ドライブユニット6にセットされ
た光磁気ディスクに記憶させることができる。又、ファ
イル部5は、コア部10を介して入力されたキーワード
に基づいて、光磁気ディスクに記憶されている圧縮画像
データを検索し、その検索された圧縮画像データを読み
出して伸長し、伸長された画像データをコア部10へ転
送する。
【0013】コンピュータ・インターフェース部7は、
パーソナルコンピュータ又はワークステーション(PC
/WS)11とコア部10の間のインターフェースを制
御している。フォーマッタ部8は、PC/WS11から
転送された画像を表すコードデータをプリンタ部2で記
録できる画像データに展開している。イメージメモリ部
9は、PC/WS11から転送されたデータを一時的に
記憶している。コア部10については後述するが、コア
部10はリーダ部1、ファクシミリ部4、ファイル部
5、コンピュータ・インターフェース部7、フォーマッ
タ部8、イメージメモリ部9のそれぞれの間のデータの
流れを制御するものである。おCR部13は、リーダ部
1或はファクシミリ部4から入力される画像データ、或
はファイル部5に格納された画像データの内、コア部1
0に格納された領域データに対応するエリアのイメージ
に基づいて文字認識を行い、その認識結果をコア部10
に出力する。
【0014】図2は、本実施の形態のデジタル複写機の
リーダ部1及びプリンタ部2の構成を示す断面図であ
る。
【0015】リーダ部1の原稿給送装置101は、原稿
を最終頁から順に1枚ずつプラテンガラス102上へ給
送して原稿画像を読み取っており、原稿の読み取り動作
が終了した後、プラテンガラス102上の原稿を排出す
る。原稿がプラテンガラス102上に搬送されると、ラ
ンプ103を点灯し、そしてスキャナユニット104の
移動を開始させて、原稿を露光走査する。この露光され
た原稿からの反射光は、ミラー105,106,107
及びレンズ108によってCCDイメージセンサ(以下
CCD)109へ導かれる。このようにして、露光・走
査された原稿画像はCCD109によって読み取られ
る。このCCD109から出力される画像データは所定
の処理が施された後、プリンタ部2及び画像入出力制御
部3のコア部10へ転送される。
【0016】次にプリンタ部2について説明する。プリ
ンタ部2のレーザドライバ221はレーザ発光部201
を駆動しており、レーザ発光部201により、リーダ部
1から出力された画像データに応じたレーザ光を発光さ
せている。このレーザ光は感光ドラム202に照射さ
れ、感光ドラム202にはレーザ光に応じた静電潜像が
形成される。この感光ドラム202の静電潜像の部分に
は現像器203によって現像剤が付着される。そして、
レーザ光の照射開始と同期したタイミングで、カセット
204及びカセット205のいずれかから記録紙を給紙
して転写部206へ搬送し、感光ドラム202に付着さ
れた現像剤を記録紙上に転写する。
【0017】この現像剤が付着された記録紙は更に定着
部207に搬送され、定着部207における熱と圧力に
より現像剤が記録紙に定着される。この定着部207を
通過した記録紙は、排出ローラ208の回転によって排
出され、ソータ220は排出された記録紙をそれぞれの
ピンに収納して記録紙の仕分けを行う。尚、ソータ22
0は、仕分けが設定されていない場合は最上ビンに記録
紙を収納する。又、両面記録が設定されている場合は、
排出ローラ208のところまで記録紙を搬送した後、排
出ローラ208の回転方向を逆転させ、フラッパ209
によって、片面が記録された記録紙を再給紙搬送路21
0へ導く。また多重記録が設定されている場合は、記録
紙を排出ローラ208まで搬送しないようにフラッパ2
09によって再給紙搬送路210へ導く。こうして再給
紙搬送路210へ導かれた記録紙は上述したタイミング
で転写部206へ給紙される。
【0018】図3は、本実施の形態のリーダ部1の構成
を示すブロック図である。
【0019】CCD109から出力された画像データ
は、A/D・SH(アナログ・デジタル変換&サンプル
ホールド)部110でアナログ/デジタル変換が行われ
るとともにシェーディング補正が行われる。A/D・S
H部110によって処理された画像データは画像処理部
111を介してプリンタ部2へ出力されるとともに、イ
ンターフェース(I/F)部113を介して画像入出力
制御部3のコア部10へ出力される。CPU114は、
操作部115で設定された設定内容に応じて画像処理部
111及びインターフェース部113を制御する。例え
ば、操作部115により、トリミング処理を行って複写
を行う複写モードが設定されている場合は、CCD10
9よりの画像信号に対して画像処理部111でトリミン
グ処理を行ってプリンタ部2へ出力する。また、操作部
115によりファクシミリ送信モードが設定されている
場合は、インターフェース部113を介して、CCD1
09からの画像データと、その設定されたファクシミリ
モードに応じた制御コマンドとをコア部10に出力す
る。このようなCPU114の制御プログラムはメモリ
116に記憶されており、CPU114はメモリ116
に記憶されている制御プログラムを読み出して制御を行
う。また、メモリ116は、CPU114の作業領域と
しても使用される。尚、この操作部115は、例えば図
9に示すように、液晶等の表示部を備え、その表示画面
上に表示された操作ボタンを、指やペン等で指示するこ
とにより、その操作ボタンに応じたコマンドを入力する
ことができる。
【0020】図4は、コア部10の構成を中心に示すブ
ロック図である。
【0021】リーダ部1からの画像データは、インター
フェース(I/F)部122を介してデータ処理部12
1へ入力されるとともに、リーダ部1からの制御コマン
ドがCPU123に出力される。データ処理部121
は、画像の回転処理や変倍処理などの画像処理を行って
おり、リーダ部1からデータ処理部121へ入力された
画像データは、リーダ部1から入力された制御コマンド
に応じて、インターフェース(I/F)部120を介し
てファクシミリ部4、ファイル部5、コンピュータ・イ
ンターフェース部7、フォーマッタ部8、イメージメモ
リ部9及びOCR部13に出力される。
【0022】また、コンピュータ・インターフェース部
7を介して入力された画像を表すコードデータは、デー
タ処理部121に転送された後、フォーマッタ部8へ転
送されて画像データに展開される。この画像データはデ
ータ処理部121に出力された後、ファクシミリ部4や
プリンタ部2へ出力される。またファクシミリ部4から
の画像データはデータ処理部121へ出力された後、プ
リンタ部2やファイル部5、コンピュータ・インターフ
ェース部7へ出力される。また、ファイル部5からの画
像データはデータ処理部121へ出力された後、プリン
タ部2やファクシミリ部4、コンピュータ・インターフ
ェース部7、OCR部13等に出力される。
【0023】CPU123は、メモリ124に記憶され
ている制御プログラム、及びリーダ部1から入力された
制御コマンド等に従ってこのような制御を行う。また、
メモリ124はRAMで構成されており、CPU123
の作業領域としても使われる。このように、コア部10
を中心に、原稿画像の読み取り、画像のプリント、画像
の送受信、画像の保存、コンピュータからのデータの入
出力などの機能を複合させた処理を行うことが可能であ
る。特にOCR部13は、ファイル部5から送られてく
る画像データの文字認識を行っている。ここで文字の認
識領域は、後述するように、オペレータがペン或はテン
キー等を用いて領域(文字認識エリア)を指定すること
により指示される。
【0024】図9は、リーダ部1の操作部115の表示
部での表示例を示す図で、301はコマンド表示領域を
示し、302はメッセージ表示領域を示している。この
状態で原稿画像の読取りに先立って、ここに表示された
ファイル操作表示機能の中から“エキスパート機能”3
03をペン等で指示して選択する。この時の表示の変化
を図10の310で示している。この図10の表示状態
で、「並び変え」311をペン等で指示することによ
り、例えば図6に示すような「部品図1」の内容リスト
でなく、図8に示すように、単にページの順番でなく、
「部番」をアルファベット順に並び変えた内容リストを
作成することができる。
【0025】この場合の動作を説明する。
【0026】図11〜図14は、「並び変え」311が
指示された後の表示例を示す図である。
【0027】図11は、原稿画像の中の「並び変え」の
対象となる領域(例えば図8の例では部番が記入されて
いるエリア)を指示する際の表示例を示し、この場合は
入力ペンにより、その部番が記入されているエリアを指
示する。尚、この並び変えの対象となる領域のイメージ
データはOCR部13に送られて文字認識され、その文
字認識結果に基づいて後述する昇順、降順等の並び変え
が行われる。
【0028】また、他の例として、図12に示すよう
に、操作部115のテンキー等を用いて、そのエリアを
座標値で入力して設定するようにしても良い。
【0029】こうして「並び変え」の対象となるエリア
が指示・設定されると、次に図13に示すように、その
「並び変え」の条件を、昇順にするか、或は降順にする
かを指定するための表示がなされる。この状態で「降
順」或は「昇順」のいずれかをタッチして指示すること
により、所望の順番で並び変えを行うことができる。更
に、次の領域を指定する時は、図14に示すように表示
がなされ、「エリア入力を行う」を指示することによ
り、再度、次のエリアを設定することができる。尚、処
理を終了したい時は、「終了」が指示される。
【0030】こうして並び変えの対象領域及び並び変え
の方法が指示されると、リーダ部1により読取られた原
稿画像はファイル部5に送られて格納される。そして、
このファイル部5から読み出した画像をOCR部13に
送り、前述のようにして指定された対象領域の文字認識
を行う。そして、予め指定されている並び変えの条件
(昇順、降順)に従って、それら認識した「部番」(文
字)を並べていき、その書類の対応ページを端部に記録
する。以上のようにして、例えば図8に示したような部
品図1の「部番」を認識し、その認識した「部番」を昇
順に並べて、その部番とページ番号とを対応付けた内容
リストを作成することができる。
【0031】図15は、本実施の形態のデジタル複写機
におけるエキスパート機能を説明するフローチャート
で、この処理はリーダ部1において実行され、CPU1
14の制御の下にメモリ116に記憶されたプログラム
に従って実行される。
【0032】まずステップS1で、前述の図9に示すよ
うに、操作部115の表示部に表示されている状態で、
エキスパート機能が指示されたかどうかをみる。エキス
パート機能が指示されない時はステップS2に進み、そ
の指示された機能に対応する処理を実行する。一方、ス
テップS1でエキスパート機能が指示されるとステップ
S3に進み、OCR対象領域を、ペンを用いて指示する
か、或はテンキーを用いて数値(座標値)で指示するか
を判断する。これは図11及び図12において、オペレ
ータが「テンキー入力」或は「ペン入力」を指示するこ
とにより決定される。ペンによる入力が行なわれるとき
はステップS3からステップS4に進み、ペンにより指
示された領域データを入力する。またテンキーによる座
標入力の時はステップS5からステップS6に進み、テ
ンキーにより入力される座標値を領域データとして取り
込む。
【0033】こうしてステップS7に進み、領域指定処
理が終了したかどうかを調べ、終了していない時は次の
領域データを入力すべくステップS3に戻る。尚、本実
施の形態では、対象領域を3つまで指定できるようにし
ている。
【0034】こうして領域指定が終了するとステップS
8に進み、並べ変えの手順を「昇順」にするか「降順」
にするかが判定される。これは図13に示すように、
「昇順」、「降順」等の項目が表示されている状態で、
オペレータにより指示される項目により決定される。
「昇順」が指示されるとステップS9に進み、昇順モー
ドをセットし、一方、「降順」が指示されるとステップ
S10で降順モードをセットする。
【0035】次にステップS11に進み、図14に示す
ように「エリア入力を行う」かどうかを表示して、オペ
レータによる判断を待ち、オペレータが「エリア入力を
行う」と入力すると再びステップS3に戻って前述の処
理を実行する。一方、図14の状態で「終了」が指示さ
れるとステップS12に進み、ステップS4或はステッ
プS6で入力された領域データ、及びステップS9或は
ステップS10で設定された「昇順」或は「降順」モー
ドをコア部10に出力して処理を終了する。
【0036】図16は、リーダ部1により読取った原稿
画像の指示された領域のイメージを文字認識し、その認
識した文字列が指示された順番になるように並び変えた
ファイルを作成する処理を示すフローチャートである。
この処理はコア部10の制御の下に実行される。
【0037】まずステップS21で、リーダ部1により
原稿画像を読取り、その読取った画像データをファイル
部5に出力して格納する(ステップS22)。ステップ
S23では、リーダ部1における原稿の読取りが終了し
たかどうかを調べ、終了していなければステップS21
に戻って次の原稿画像を読取ってファイル部5に格納す
る。これにより、ファイル部5は入力した原稿画像を、
その入力順(頁順)に記憶する。こうして原稿画像の読
取りが終了するとステップS24に進み、前述した「並
び変え」の指示が入力されているかどうかをみる。指示
が入力されていなければ処理を終了するが、「並び変
え」が指示されている時はステップS25に進み、ファ
イル部5より、最初に読み取って記憶されている原稿画
像データから順次読み出し、その原稿画像データの領域
データで指示されている部分のイメージデータをOCR
部13に出力して、その部分の文字認識を行う(ステッ
プS26)。
【0038】この文字認識結果がOCR部からコア部1
0に入力されると、その認識結果に基づいて、その領域
の文字を頁単位に昇順に並べる(昇順モード)か、降順
に並べる(降順モード)かのいずれが指示されているか
をみる。昇順モードの時はステップS28に進み、数字
ならば数字が大きくなる順、英字ならばアルファベット
順となるように、原稿画像のページを入れ換えた検索用
シートデータを作成する。また降順モードが設定されて
いる時はステップS29に進み、数字ならば数字が小さ
くなる順、英字ならばアルファベット順の反対順となる
ように、原稿画像のページを入れ換えた検索用シートデ
ータを作成する。こうしてステップS30で、ファイル
部5に格納されている全ての対象となる原稿画像に対す
る処理が終了したかを調べ、終了していない時はステッ
プS25に戻って前述の処理を繰返す。こうして対象と
なる全頁の並べ変え処理が終了すると、その並べ変えに
より得られた検索用シートデータに、所望の或は特定の
ファイル名を付してファイル部5にファイルデータとし
て登録し、もしプリントが指示されていれば、その検索
用シート(図8のような)をプリンタ部2に出力して印
刷する。
【0039】こうして作成された部品図1の内容リスト
例を図8に示す。ここで図6及び図8から明らかなよう
に、リーダ部1における各部品図の読取り順は図6に示
すようになってファイル部5に記憶されているのに対
し、図8の検索用シートでは頁番号に関係なく、部番が
昇順になるように並び変えられている。尚、これら各原
稿画像の元の頁番号は、各原稿画像に対応して記憶され
ている。これにより、例えば図8の例で、「部番」=
「WC3−3456」の検索が指示された場合、図8の
検索用シートの内容リストを参照して部番「WC3−3
456」を求め、それに付されているページ番号“5”
から、その部番の部品リストが、ファイル部5の第5頁
に記憶されていることが分かる。こうしてファイル部5
より所望の画像を高速に検索することができる。
【0040】このように本実施の形態によれば、こうし
て並び変えを行ったファイルデータを用いて検索を行う
ことができるため、頁数が膨大になっても、高速かつ効
率良く所望のデータを検索して取出すことができる。
【0041】なお、本発明は、複数の機器(例えばホス
トコンピュータ,インタフェイス機器、リーダ、プリン
タなど)から構成されるシステムに適用しても、一つの
機器からなる装置(例えば、複写機、ファクシミリ装置
など)に適用してもよい。
【0042】また、本発明の目的は、前述した実施形態
の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記
録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そ
のシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPU
やMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを
読出し実行することによっても達成される。
【0043】この場合、記憶媒体から読出されたプログ
ラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現するこ
とになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は
本発明を構成することになる。
【0044】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピディスク、ハードディス
ク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM,CD
−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROMな
どを用いることができる。
【0045】また、コンピュータが読出したプログラム
コードを実行することにより、前述した実施形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示
に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレ
ーティングシステム)などが実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が
実現される場合も含まれる。
【0046】さらに、記憶媒体から読出されたプログラ
ムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボード
やコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わる
メモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に
基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わ
るCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、そ
の処理によって前述した実施形態の機能が実現される場
合も含まれる。
【0047】以上説明したように本実施の形態によれ
ば、定型原稿の所定の領域を文字認識し、その認識した
文字の所望の順番に、各原稿データを並び変えたファイ
ルデータを作成することにより、複数の定型原稿からな
るファイルから、所望の原稿データを高速に検索するこ
とができる。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、入
力される原稿画像の所定領域を読み取って文字認識し、
その認識結果に応じて原稿画像のソートすることによ
り、複数の原稿画像が記憶されたファイルから所望の原
稿画像を高速に検索して取出すことができる。
【0049】また本発明によれば、原稿画像の指定され
た領域に含まれる文字順或は数字順に応じて、それら原
稿画像をソートして格納できるという効果がある。
【0050】
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態のデジタル複写機の構成を示すブ
ロック図である。
【図2】本実施の形態のデジタル複写機の構造を示す断
面図である。
【図3】本実施の形態のデジタル複写機のリーダ部の構
成を示すブロック図である。
【図4】本実施の形態のデジタル複写機のコア部の構成
を示すブロック図である。
【図5】
【図6】
【図7】従来例を説明する図である。
【図8】本実施の形態による並び変えの結果を説明する
図である。
【図9】本実施の形態のデジタル複写機の操作部の表示
例を示す図である。
【図10】本実施の形態のデジタル複写機におけるエキ
スパート機能の実行時の表示例を示す図である。
【図11】本実施の形態のデジタル複写機におけるペン
入力によるエリア指定例を示す図である。
【図12】本実施の形態のデジタル複写機におけるテン
キー入力によるエリア指定例を示す図である。
【図13】本実施の形態のデジタル複写機における昇順
/降順の指定画面例を示す図である。
【図14】本実施の形態のデジタル複写機におけるエリ
ア入力を行なうか、処理を終了するかを指定する際の画
面例を示す図である。
【図15】本実施の形態のデジタル複写機におけるエキ
スパート機能での処理を示すフローチャートである。
【図16】本実施の形態のデジタル複写機における並び
ケ処理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 リーダ部 2 プリンタ部 3 画像入出力制御部 5 ファイル部 10 コア部 13 OCR部 109 CCD 114 CPU 115 操作部

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿画像を入力し画像ファイルとして格
    納する画像処理装置であって、 原稿画像を読み取って入力する画像入力手段と、 前記画像入力手段により読取られた画像の所定領域の画
    像に基づいて文字認識を行う文字認識手段と、 前記文字認識手段による認識結果に基づいて前記原稿画
    像の順番を変更したソートデータを作成するソート手段
    と、を有することを特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 前記画像入力手段で入力される頁単位の
    画像の文字認識対象領域を指示する指示手段を更に有
    し、前記文字認識手段は、前記指示手段により指示され
    た文字認識対象領域に基づいて文字認識を行うことをこ
    とを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 【請求項3】 前記指示手段における前記文字認識対象
    領域の指示は、座標指示ペンを用いて行われることを特
    徴とする請求項2に記載の画像処理装置。
  4. 【請求項4】 前記指示手段における前記文字認識対象
    領域の指示は、数値入力キーによる座標値の入力に基づ
    いて行われることを特徴とする請求項2に記載の画像処
    理装置。
  5. 【請求項5】 前記ソート手段におけるソート順を指示
    するソート順指示手段を更に有することを特徴とする請
    求項1乃至4のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  6. 【請求項6】 前記ソート手段は、前記原稿画像の入力
    順と、前記文字認識手段による認識結果に基づく原稿画
    像の順番とを対応付けてソートデータとして記憶するこ
    とを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の
    画像処理装置。
  7. 【請求項7】 原稿画像を入力し画像ファイルとして格
    納する画像処理方法であって、 原稿画像を読み取って入力する画像入力工程と、 前記画像入力工程で入力された画像の所定領域の画像に
    基づいて文字認識を行う文字認識工程と、 前記文字認識工程による認識結果に基づいて前記原稿画
    像の順番を変更したソートデータを作成するソート工程
    と、を有することを特徴とする画像処理方法。
  8. 【請求項8】 前記画像入力工程で入力される頁単位の
    画像の文字認識対象領域を指示する指示工程を更に有
    し、前記文字認識工程では、前記指示工程で指示された
    文字認識対象領域に基づいて文字認識を行うことを特徴
    とする請求項7に記載の画像処理方法。
  9. 【請求項9】 前記指示工程における前記文字認識対象
    領域の指示は、座標指示ペンを用いて行われることを特
    徴とする請求項8に記載の画像処理方法。
  10. 【請求項10】 前記指示工程における前記文字認識対
    象領域の指示は、数値入力キーによる座標値の入力に基
    づいて行われることを特徴とする請求項8に記載の画像
    処理方法。
  11. 【請求項11】 前記ソート工程におけるソート順を指
    示するソート順指示工程を更に有することを特徴とする
    請求項7乃至10のいずれか1項に記載の画像処理方
    法。
  12. 【請求項12】 前記ソート工程は、前記原稿画像の入
    力順と、前記文字認識工程による認識結果に基づく原稿
    画像の順番とを対応付けてソートデータとして記憶する
    ことを特徴とする請求項7乃至11のいずれか1項に記
    載の画像処理方法。
JP8333643A 1996-12-13 1996-12-13 画像処理方法及びその装置 Withdrawn JPH10171788A (ja)

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JP2017507444A (ja) * 2014-02-03 2017-03-16 ブルービーム ソフトウェア インコーポレイテッドBluebeam Software, Inc. 選択されたページ領域コンテンツからの文書ページ識別子

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