JP2568180B2 - 画像処理方法 - Google Patents

画像処理方法

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JP2568180B2
JP2568180B2 JP61151135A JP15113586A JP2568180B2 JP 2568180 B2 JP2568180 B2 JP 2568180B2 JP 61151135 A JP61151135 A JP 61151135A JP 15113586 A JP15113586 A JP 15113586A JP 2568180 B2 JP2568180 B2 JP 2568180B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、ファイルをキーワードにて管理する画像処
理方法に関するものである。
[従来の技術] 電子ファイル等の画像記録装置において大量の画像を
入力する場合、画像情報のみでなく検索のため、各画像
情報に対応した識別番号やキーワード等をコード情報と
して入力する必要がある。従来は、この入力作業はキー
ボード等から人手を介して行われており、時間的にみて
余計な負担となつていた。これらコード情報をOCRによ
り入力するのも一案ではあるが、まだコスト的にも認識
率の点でも、電子フアイルに実際に搭載するには問題が
ある。またコスト面及び高速入力の点からマークシート
の利用が考えられるが、電子フアイルのコード入力に従
来のマークシートをそのまま用いると以下に述べるよう
ないくつか問題が生じる。
即ち、一般のマークシート用紙は、形式(キーワード
数、コラム数、マーク位置など)が一様に決められてお
り、変更できるとしてもプログラムレベルでの繁雑なデ
ータ入力や、データの入れ替えを要する。また、入力す
る書類の種類が増えるにつれ、異なるフオーマットのマ
ークシート用紙を用いたいという要請が出てくるが、マ
ークシートの種類を増やすと、書類種毎にマークシート
形式にあわせてマニユアル等でホストのプログラムを切
り換える作業が加わり効率的ではない。また更に、従来
のマークシート用紙は、読取りに正確を期すため一定の
精度内にずれがおさまるように印刷されており、また、
マークシートの背景にはスキヤナが読取らない、いわゆ
るドロツプアウトカラーを加えた多色刷りが取られてい
るため、マークシート用紙の印刷は割高である。更には
変更のしにくさ、ストツクの管理等の問題を抱えてい
た。
[発明が解決しようとする問題点] 本発明は上記従来例に鑑みてなされたもので、原稿画
像のシートフォーマットの種別を自動的に判断し、その
判断したシートフォーマットに記入されているマーク位
置と、対応する可変的なキーワード項目情報とによりキ
ーワードを決定してファイルの検索情報にできるように
することにより、用途に応じて容易にキーワード項目を
変更してキーワードを設定できる画像処理方法を提供す
ることを目的とする。
[問題点を解決するための手段] 上記目的を達成するために本発明の画像処理方法は以
下のような工程を備える。即ち、 ファイルをキーワードにて管理する画像処理方法にお
いて、 シートフォーマットに対応して固定的に記憶したフォ
ーマットパラメータと、前記シートフォーマットの認識
領域に記入されるマーク位置に対応して変更可能に記憶
されたキーワード項目情報とを用意し、 所定位置にシートフォーマット識別パターンが記され
ている原稿画像を読取り、 前記原稿画像の所定位置に記されているシートフォー
マット識別パターンを認識して当該原稿画像のシートフ
ォーマットの種別を判断し、 前記判断された種別に対応して、前記フォーマットパ
ラメータを呼び出して前記原稿画像における認識領域を
抽出し、 前記抽出された認識領域に記入されているマークを認
識し、 前記認識されたマークの記入位置に対応するキーワー
ド項目情報により決定されるキーワードを前記ファイル
の検索情報とする。
[作用] 以上の構成において、所定位置にシートフォーマット
識別パターンが記されている原稿画像を読取り、その原
稿画像の所定位置に記されているシートフォーマット識
別パターンを認識して、その原稿画像のシートフォーマ
ットの種別を判断し、その判断されたシートフォーマッ
トの種別に対応してフォーマットパラメータを呼び出し
て前記原稿における認識領域を抽出し、その抽出された
認識領域に記入されているマークを認識し、認識された
マークの記入位置に対応するキーワード項目情報により
決定されるキーワードをファイル検索情報とするように
動作する。
[実施例] 以下、添付図面を参照して本発明の実施例を詳細に説
明する。
[電子フアイルシステムの説明(第1図、第2図)] 第1図は本実施例の電子フアイルシステムの外観図で
ある。
図中、1は文書画像を光学手段により読取り電気信号
に変換するスキヤナ、2はスキヤナ1より画像情報を記
録する光デイスク、3はシステム全体を制御するホスト
コンピユータである。4は各種指示データの入力やホス
トコンピユータ3に指示を行うキーボード、5は読取つ
た画像情報やオペレーシヨンの情報を表示するCRTであ
る。8,9はそれぞれスキヤナ1、プリンタ6とホストコ
ンピユータ3とのデータの授受を行う信号線である。7
はスキヤナ1に原稿をセツトするためのオートフイーダ
である。
第2図は第1図の電子フアイルシステムのブロツク図
で、第1図と共通部分は同一記号で示し、それらの説明
は省略する。
ホストコンピユータ3は以下の様な構成要素を備え
る。CPU30は例えばモトローラ社のマイクロコンピユー
タ68000等で構成され、システム全体の制御を行う。31
はメモリであり、画像データを一時的に記憶保持や後述
する各種フアイル情報の記憶等を行う。またCPU30のワ
ークエリアとしても使用される。32はCRT5に各種データ
を表示出力するCPUインターフエース部であり、CPU5は
スキヤナ1で読取った画像情報や操作指示等を表示す
る。33はキーボード4からのデータを取り込んでCPU30
に送出するキーボードインタフエース部である。34は光
デイスク2とのデータの授受を行う光デイスクインタフ
エース部、35はスキヤナ1とのデータの授受を行うリー
ダインタフエース部である。36はプリンタ6とのデータ
の授受を行うプリンタインタフエース部、80はデータ信
号やアドレス信号及び制御信号が転送される16ビツト幅
のバスである。37はCPU50の制御プログラムや各種デー
タを格納するROMである。
[マークシートの説明(第3図〜第9図)] 第3図はマークシートの読取り及びデータの格納手順
を示すフローチャートである。
まずステツプS1で、スキヤナ1により画像情報が読取
られるとステツプS2に進み、マークシート上の識別パタ
ーンを検知してマークシートかどうかを判別する。マー
クシートでない時は画像情報の入力処理等の他の処理に
移るが、マークシートの時はステップS3に進み、マーク
シート処理プログラムを読出し、マークシートの処理に
移る。
第4図はマークシートの1例を示す図で、40はマーク
シート識別パターン、41はマーク欄である。42は文字記
入欄である。
前述のステツプS2で実行されるマークシートの検出は
識別パターン40を基に行われる。マークシート上の識別
パターン40の検知によりマークシートと判別された画像
データには、ステツプS4でマークシート処理プログラム
によりマーク認識が行われる。マークされた情報はコー
ド情報の形で生成され、後述するマークシートフオーマ
ツト設計時に構築されたデータ格納フオーマツトに従つ
てメモリ31に格納される(ステツプS5)。このコード情
報は検索時にキーボード4から入力されたコード情報と
全く同様に利用される。
第5図はマークシート上のマーク欄41の1例を示す図
である。
本図のマーク欄41は、キーワード番号50が“3"、キー
ワード51が「新聞情報」、キーワード項目数52が“1〜
20"である。いま図のように、2番目と5番目のキーワ
ード項目番号にマークが付されている時、このマーク欄
41の認識処理を行うと、第6図に示すようにメモリ51の
キーワードNo.03に各々02,05が格納される。キーワード
項目“02"“05"が各々どの内容に対応するかは、メモリ
31のキーワード番号“3"の項目対応フアイルによつて管
理する。この対応表はCRT5上に表示して参照することが
でき、マークシートではなくキーボード4から項目番
号、または項目内容を入力するようにしても良い。
第6図はメモリ31のキーワード番号50に対応したキー
ワード項目番号52のフアイルと項目対応フアイルを示す
図である。
前述したように、領域61に項目番号52“2"“5"が格納
されると、項目対応フアイル60を参照して項目番号52に
対応した項目内容が検索できる。項目対応フアイル60に
おいて、64はマークシート番号、キーワード番号50が
“3"であることは第5図に示したように「新聞情報」を
示している。キーワードの項目内容53は新聞名が格納さ
れている。
第7図は第3図のマークシート読取りのステツプS3〜
S5の処理を更に詳しく示したフローチヤートである。
第3図のステツプS2でマークシートであることが判別
されるとステツプS10に進み、スキヤナ1にセツトされ
た原稿がマークシートか否かを判別するのみならず、ど
のマークシートフオーマツトを有するマークシートかを
判別し、ステツプS11でそれに応じたフオーマツトパラ
メータと処理プログラムをROM37より呼び出す。
個々のマーク欄41の位置、及びマーク欄41と対応する
キーワード項目53はこの時点で与えられる。ステツプS1
2、S13ではマーク認識およびそのコード化を行つてメモ
リ31に格納する。
一方第4図に示したように、マークシートはキーワー
ド番号“5"と“6"の領域42が数字等の文字記入欄となつ
ており、この2つのキーワードについては、ステツプS1
4で文字認識を行う。認識された文字はコード化され、
ステツプS15でフアイルに格納される。
第8図にキーワード番号5のメモリ31の内容を示す。
メモリ31には、予めキーワード番号毎に登録された文字
桁数が領域として確保されている(キーワード番号“5"
では9桁)。本図では第4図の文字記入欄42の9桁の文
字列“874*0124*”が認識されて格納されている。な
お“*”は文字以外の記号であることを示している。
第9図は1件の書類と検索情報と管理情報との関係を
示す図である。
書類と検索情報は書類(フアイル)の通算管理番号に
よつて管理され、例えばフアイルNo.“003151"の書類の
検索情報は、共通番号“001351"によつて、大容量記憶
装置(光デイスク)などの画像情報、およびその記憶場
所や大きさ等を示す管理情報と結合して管理されてい
る。
[マークシートフオーマツト作成の説明(第10図〜第12
図)] 第10図はマークシートのフオーマツトの作成手順を示
すフローチヤートである。
マークシートフオーマツトの作成のために、まずステ
ツプS20でキーボード4より電子フアイルシステムに内
蔵されているフオーマツト作成プログラムを呼び出し、
CRT5の画面上で対話式にパラメータを入力して行う。フ
オーマツト作成は、パラメータ(キーワード番号50、種
類(マークか文字か)、キーワード項目番号52等)の入
力と、キーワード項目内容53の入力に大きく分かれる。
前者は、データの整合性を保つため予め作成し登録後は
固定する。一方、後者は修正追加の必要が生じた都度変
更することができるものとする。
ステツプS21で新規か更新かを判定し、新規にフオー
マツトを作成するときはステツプS22に進み、フオーマ
ツト使用パラメータを入力し、ステツプS23でフオーマ
ツトの登録、ステツプS24で識別パターン40を生成する
とともにパラメータ識別符号を格納する。ステツプS25
では項目内容53のデータを入力し、ステツプS26で項目
内容データの格納を行う。
マークシートのフオーマツトエデイタは、利用者が簡
便にマークシートフオーマツトを設計、登録、印刷でき
ることを目的としており、キーワード項目の入力も、CR
T5上にマークシートレイアウトを表示、実際のマークシ
ートに記入するイメージで対話式に行う。入力されたキ
ーワード項目は、内蔵のレーザービームプリンタを用い
てそのまま高品位印字でき、同時に項目対応フアイルに
格納される。
一方、ステツプS21で更新の場合はステツプS27に進
み、改訂か書き替えかをみる。改訂の場合はステツプS2
8でCRT5に項目内容53を表示し、ステツプS29でキーボー
ド4より変更データを入力する。ステツプS30で改訂デ
ータが登録される。一方書き替えの場合は、ステツプS3
1、S32で項目内容53の表示と変更データの入力を行う。
ステツプS29、S32の変更データ入力は、登録時と同様
にCRT5上で対話形式で行われるが、変更前の状態のデー
タはCRT5上で変更が行われている間もメモリ31上に保持
される。書き換え時、ステツプS33で新データ登録後、
旧版のデータが不要の場合はステツプS34で旧版を削除
する。なお、入力済みのマークデータの入力時のキーワ
ード項目内容53あるいはキーワード名との対応を維持す
るため新版とともに旧版を残す必要がある場合には、
「改訂」モードを選択して前述のステツプS28〜S30の処
理を行う。このモードでは、版の数だけメモリが用意さ
れ画像入力時の版数を記憶しておく。画像入力時には最
新版の版数が登録されるが、過去に入力した画像を検索
する場合には入力された時点までの版のデータを参照す
ることができる。
ステツプS35でフオーマツトパラメータおよびキーワ
ード項目内容53の入力終了後印刷を選択すると、ステツ
プS36でフオーマット印刷プログラムを呼出して、ステ
ツプS37で格納されているパラメータを読出す。次にス
テツプS38でプリンタ6により設定されたマークシート
レイアウトで、タイミングマーク、識別パターン40、キ
ーワード項目内容53等が付加されたマークシートが指定
された枚数分出力される。
本電子フアイルはスキヤナに位置補正、黒枠除去を含
むマークシート処理機能を組み込んであり、この一色刷
りの出力マークシートをそのまま画像原稿のキーワード
入力用としてスキヤナ1より読み込むことが可能であ
る。
なおマークシートのフオーマツトパラメータおよび識
別パターン40、そしてキーワード項目内容53及びキーワ
ード名51とは独立して管理されている。前者は一旦登録
した後は固定とし、後者は変更可能とする。こうするこ
とによりデータの整合性を保持しながら、キーワード名
51とキーワード項目内容53は、アプリケーシヨンの変更
に応じて容易に修正でき、直ちに修正されたマークシー
トを印刷して利用することができる。
第11図は第10図ステツプS23のフオーマツト登録処理
のフローチヤートで、本処理はフオーマツトエデイタプ
ログラムによつて実行される。
マークシート設計にあたり、パラメータ入力の手間を
省くため基本形が用意されている。基本形が選択された
場合はステツプS46に進み、第12図に示した様な、例え
ばマーク欄41が20コラム×6列、文字欄42が8コラム×
2列の汎用的なマークシートがそのまま使用でき、利用
者は用途に応じてキーワード名51と、項目内容データ53
のみを入力すればよい。
基本形以外のマークシートを設計したい場合、ステツ
プS40で変更を選択するとステツプS41に進み、次に塗り
潰し等によるマークにより入力するマーク欄41の数、キ
ーワード数、基本形では6個)を入力する。ステツプS4
2では文字等を認識して入力する文字記入欄42の数(キ
ーワード数、基本形では2個)を、合計が一定数以内に
なるように入力する。続いてステツプS43で、それぞれ
のマーク欄41のキーワードについて項目数を入力する
(例えば第5図の場合は20というように入力する)。マ
ーク欄41のマークの間隔は項目数に応じて計算され、キ
ーワード数が複数のときは項目数が最大のキーワードに
マーク間隔がそろえられる。項目数が一定値以上、即ち
マーク間隔が許容値以下にある場合は、自動的に2段
(あるいは3段)に項目の組み替えが行われる。
パラメータを一通り入力し終わった時、ステツプS44
でCRT5の画面上にマークシートのレイアウトイメージを
表示することができる。これをステツプS45でプリンタ
6より出力すれば、原寸大のマークシートレイアウトが
得られる。
なお必要ならばステツプS44の後、ステツプS46でパラ
メータの訂正を行つて確認した後、ステツプS47でマー
クシートフオーマツトの登録を行う。登録の際にステツ
プS48で検索時の便のため固有の名称を入力しておく。
フオーマツトの登録を行うと、入力されたパラメータが
光デイスク2またはメモリ31のフオーマツトパラメータ
データベース(FPDB)に格納され、同時にこのマークシ
ートフオーマツトに固有の識別パターン40が生成され、
FPDB中に格納される(ステツプS49)。
[マークシートの識別パターンの説明(第13図)] 第13図はフオーマツトNo.と識別符号及び識別パター
ンの対応テーブルを示す図である。
マークシートフオーマツトは、新規に登録される毎に
固有のマークシート番号が与えられる。マークシート番
号と識別符号対応テーブルに従つて、登録されたマーク
シートにはそのマークシート番号に対応した識別番号が
割り当てられる。
マークシートフオーマツト印刷の際、印刷するマーク
シートを選択すると、そのマークシート番号に対応した
マークシートフオーマツトパラメータおよび上述の識別
符号が呼び出される。印刷プログラムはこのパラメータ
に従つて第4図に示した様な、マーク識別パターン40が
組み込まれたマークシートをプリンタ6より印刷出力す
る。
第13図に示した様に、例えばフオーマツト番号“01"
のマークシートには識別符号“0110001"を対応させる。
印刷プログラムは“0"と“1"にそれぞれ白と黒のバーを
割り当てた識別パターンと、タイミングマーク400、ス
タートビツト401、ストツプビツト402から構成される識
別パターン40をマークシート上部に印刷する。
スキヤナ1による読取時の、マークシートと画像原稿
の判別およびマークシートのフオーマット識別は、上述
した識別パターン40の生成と逆の手順で行われる。
マークシート上の識別パターン40の印刷位置はマーク
シート生成時に記憶されており、原稿走査時には識別パ
ターン40の印刷領域についてビツトパターンの抽出を行
う。識別パターン40の解析プログラムによりパターンを
符号化し、両端のタイミングマーク400、スタートビツ
ト401、ストツプビツト402、および例では7桁の登録済
みの識別符号が検出されれば、この画像原稿はマークシ
ートであると判定されるとともにフォーマットの種類も
判定される。マークシートでないときは画像原稿として
処理を行うことは前述した通りである。
[レイアウト変更の説明(第14図)] 本実施例では一旦マークシートを作成したのちマーク
シートのレイアウトの変更を行つても、パラメータ設定
を変更することなくレイアウト変更前のマークシートも
変更後のマークシートも同じ様に読取り、認識ができる
ような構成になつている。
ここでレイアウト変更とは、第14図(A)に示す各キ
ーワード領域を第14図(B)に示す様にキーワード領域
140の移動し、マークキーワード欄140と文字キーワード
欄141,142の順序の入れ替えることを指す。
レイアウトの変更は項目内容変更と同じモードで、CR
T5上にマークシートフオーマツトを表示しながら、ポイ
ンテイングデバイスまたはカーソルを用いて行う。変更
した後、書き替え登録を行うと新規のフォーマットがマ
ークシートフオーマツトとして登録されるが、各キーワ
ード領域の位置情報はマークシート読取りの際は必要で
はないため、レイアウト変更前のマークシートも問題な
く読取ることができる。
このようなキーワード領域の位置変更を可能にしてい
るのが、以下に説明するタイミングマークである。
マークシートをプリンタ6により印刷すると第12図に
示すように、識別パターン40とともに各キーワード領域
41、42の片側もしくは両側に位置ぎめのためのタイミン
グマーク120が印字される。
このタイミングマーク120に位置合わせと同時にマー
ク欄41と文字記入欄42との識別機能も持たせる。タイミ
ングマーク120の一例として、マーク欄41用のタイミン
グマークと文字記入欄42用のタイミングマーク120を第1
6図(A),(B)に示す。
このマーク120はキーワード単位にパラメータ入力に
従つて、第16図(A)のマーク欄41様のタイミングマー
クまたは第16図(B)の文字記入欄42様のタイミングマ
ークが自動的に生成され、その黒/白のビツトパターン
データはメモリ31の中に予め保持されている。
[識別方法の説明(第15図)] 第15図はマーク欄41と文字記入欄42およびその番号の
識別手順を示すフローチヤートである。
原稿はスキヤナ1上におかれ、水平方向に1ライン毎
に走査される。識別パターン40を読取つてマークシート
と判定されると、そのマークシートフオーマツトパラメ
ータ、マークキーワード、文字キーワードの各々の数お
よび各々のキーワードのコラム数、マーク枠の位置(マ
ークキーワードの場合)、桁数・文字記入枠の位置(文
字キーワードの場合)がメモリ31より読み出される。タ
イミングマーク120を読取るまで一定数ラインを飛ばし
た後、再び一ラインずつ走査を行い一定領域内で検出さ
れたビツトパターンが、マーク欄41文字記入欄42のいず
れかのタイミングマーク120のビツトパターンと一致す
るか否か調べる。
ステツプS51でタイミングマーク120が検出されれば、
ステツプS52に進みマーク欄41あるいは文字記入欄42の
タイミングマーク120かを判定する。マーク欄41のタイ
ミングマーク120が検出されるとステツプS53に進み、メ
モリ31のマーク欄カウンタIを1インクリメントする。
ステツプS54ではマーク処理プログラムとカウンタIと
対応するキーワード番号のパラメータが呼び出され、ス
テツプS55でマーク欄41のマーク読取り処理が行われ
る。
一方、文字記入欄42のタイミングマーク120が検出さ
れるとステツプS56に進み、メモリ31の文字記入欄カウ
ンタJが1つインクリメントされる。ステツプS57では
文字認識プログラムとカウンタJと対応するキーワード
番号のパラメータが呼出され、ステツプS58で文字記入
欄42の文字認識処理が行われる。
1つのキーワードの認識処理が終わると次のタイミン
グマーク120が検出されるまで、一定数ラインを飛ばし
た後、次のラインの走査を行う。1つのマークシート中
のマーク欄41の数および文字記入欄42の数は作成時にパ
ラメータとして登録されており、カウンタI,Jが双方の
処理についてこの登録値(I,Jの最大値)に達するとマ
ークシート読取り処理が終了する。
上述の処理はマークシート1枚、即ち書類1件毎に行
う。従つて、仮に1件1件マークシートの種類の異なる
書類を重ねてオートフイーダ7にのせて読取りを行つた
としても、自動的に一件ずつマークシートフオーマツト
を判断し、フオーマツト別に設計されたデータベースに
マークシートから読取つたデータを格納して画像フアイ
ルを形成することができる。
マークシート上のキーワードの形態はマーク塗りつぶ
しによる入力が基本であるが、スキヤナ1によつて光学
的に読取りが行える方法ならばマークに限らず、例えば
枠の塗りつぶしによる文字の入力、手書き文字入力(OC
R)、バーコードを利用したキーワード入力も前記実施
例の範囲に含まれる。
また、マークシートフオーマツト識別パターンを2
重、3重に組み合わせることにより、階層的にマークシ
ートを分類しデータの管理を行うことができる。
また、本実施例ではタイミングマークにビツトパター
ンを加えることによりマーク欄(マークキーワード)と
文字記入欄(文字キーワード)の区別を行うようにした
が、タイミングマークを更に細分しキーワード単位に異
なるビツトパターンのタイミングマークを付与すること
により、キーワードの順序を入れ替えても一様にマーク
シートを読取ることができるようにしても良い。
以上説明したように本実施例によれば、識別パターン
付きのマークシートを電子フアイル等の画像入力装置に
用いてキーワード等のコード情報を入力することによ
り、マークシートフオーマツトの異なる雑多な書類を一
括して自動的に読取り、管理情報を生成してフアイルに
格納しかつ画像フアイルを形成することができる。
また、マークシートのフオーマツト作成プログラムお
よびマークシート印刷機能を持たせ、さらにスキヤナに
単色マークシート読取り機能を持たせることにより、利
用者が任意のマークシートを容易に作成・登録でき、か
つ随時プリンタ等よりマークシートを印刷しマークを付
して画像原稿入力に利用することができる。
マークシートフオーマツトは一旦登録すると固定であ
るため、後にキーワード項目内容に変更を加えても、そ
れ以前に入力したデータとの整合性が保たれる。
また、キーワード名およびキーワード項目内容は変更
可能であり、マークシートのフオーマツトエデイタから
プリンタまで一つのシステムに組み込むことにより、例
えばキーワード名、キーワード項目内容データベースが
修正され、即時に修正されたマークシートを出力して利
用することができる。
[発明の効果] 以上説明したように本発明によれば、原稿画像のシー
トフォーマットの種別を自動的に判断し、その判断した
シートフォーマットに記入されているマーク位置と、対
応する可変的なキーワード項目情報とによりキーワード
を決定してファイルの検索情報にできるため、用途に応
じて容易にキーワード項目を変更してキーワードを設定
できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の電子フアイルシステムの外
観図、 第2図は本実施例の電子フアイルシステムの構成図、 第3図はROMに格納されているマークシート読取りプロ
グラムのフローチヤート、 第4図はマークシートの一例を示す図、 第5図はマーク欄の一例を示す図、 第6図はメモリのマークデータと項目対応フアイルの関
係を示す図、 第7図はマークシート読み取り処理のフローチヤート、 第8図は第4図の文字記入欄を読み取つた時のメモリ内
容を示す図、 第9図は1書類に対応した検索情報と管理情報との対応
を示す図、 第10図はROMに格納されているマークシートフォーマッ
ト作成プログラムのフローチヤート、 第11図は第10図ステツプS23のフオーマツト登録処理の
フローチヤート、 第12図はマークシートの基本パターンの一例を示す図、 第13図はフオーマツトナンバと識別符号及び識別パター
ンの関係を示す図、 第14図(A),(B)はマークシートのレイアウト変更
例を示す図、 第15図はマークシート読取りのフローチヤート、 第16図(A),(B)はタイミングマークの一例を示す
図である。 図中、1……スキヤナ、2……光デイスク、3……ホス
トコンピユータ、4……キーボード、5……CRT、6…
…プリンタ、7……オートフイーダ、30……CPU、31…
…メモリ、40……マークシート識別パターン、41……マ
ーク欄、42……文字記入欄、50……キーワード番号、51
……キーワード名、52……項目番号、53……キーワード
項目内容、64……マークシート番号、120……タイミン
グマークである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 9289−5L G06F 15/40 370B (72)発明者 石谷 新子 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (56)参考文献 特開 昭62−154847(JP,A)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ファイルをキーワードにて管理する画像処
    理方法において、 シートフォーマットに対応して固定的に記憶したフォー
    マットパラメータと、前記シートフォーマットの認識領
    域に記入されているマーク位置に対応して変更可能に記
    憶されたキーワード項目情報とを用意し、 所定位置にシートフォーマット識別パターンが記されて
    いる原稿画像を読取り、 前記原稿画像の所定位置に記されているシートフォーマ
    ット識別パターンを認識して当該原稿画像のシートフォ
    ーマットの種別を判断し、 前記判断された種別に対応して、前記フォーマットパラ
    メータを呼び出して前記原稿画像における認識領域を抽
    出し、 前記抽出された認識領域に記入されているマークを認識
    し、 前記認識されたマークの記入位置に対応するキーワード
    項目情報により決定されるキーワードを前記ファイルの
    検索情報とすることを特徴とする画像処理方法。
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