JPS6336443B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6336443B2
JPS6336443B2 JP56091259A JP9125981A JPS6336443B2 JP S6336443 B2 JPS6336443 B2 JP S6336443B2 JP 56091259 A JP56091259 A JP 56091259A JP 9125981 A JP9125981 A JP 9125981A JP S6336443 B2 JPS6336443 B2 JP S6336443B2
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JP
Japan
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circuit
fluid
temperature sensing
measured
heating
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JP56091259A
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JPS57206830A (en
Inventor
Tatsuo Togawa
Tetsu Nemoto
Hirohisa Tsubakimoto
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Anima Corp
Original Assignee
Anima Corp
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Publication date
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Priority to PCT/JP1982/000017 priority patent/WO1982002591A1/ja
Priority to DE19823231663 priority patent/DE3231663C2/de
Publication of JPS57206830A publication Critical patent/JPS57206830A/ja
Publication of JPS6336443B2 publication Critical patent/JPS6336443B2/ja
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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01FMEASURING VOLUME, VOLUME FLOW, MASS FLOW OR LIQUID LEVEL; METERING BY VOLUME
    • G01F1/00Measuring the volume flow or mass flow of fluid or fluent solid material wherein the fluid passes through a meter in a continuous flow
    • G01F1/704Measuring the volume flow or mass flow of fluid or fluent solid material wherein the fluid passes through a meter in a continuous flow using marked regions or existing inhomogeneities within the fluid stream, e.g. statistically occurring variations in a fluid parameter
    • G01F1/7044Measuring the volume flow or mass flow of fluid or fluent solid material wherein the fluid passes through a meter in a continuous flow using marked regions or existing inhomogeneities within the fluid stream, e.g. statistically occurring variations in a fluid parameter using thermal tracers

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Fluid Mechanics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Details Of Flowmeters (AREA)
  • Measuring Volume Flow (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は電流により加熱された抵抗線を使用
して流体の流速を測定する熱線パルス流量計に関
するものである。
被測定流体の流管の上流側において、被測定流
体を熱パルスにより加熱し、この加熱された被測
定流体を被測定流体の加熱位置から所定距離隔つ
た流管の下流側において検出し加熱時から検出時
までの時間を測定することにより、被測定流体の
流速を測定し、それに基づいて被測定流体の流量
を測定することが行われている。
この場合被測定流体の流量をLml/secとし、
測定用の流管の断面積をScm2とすると、被測定流
体の平均流速vはv=L/S(cm/sec)で与えられ る。流管内の上流側に設けられた被測定流体の加
熱部と、流管の下流側に設けられた感温部間の距
離をd(cm)とし、加熱部における被測定流体へ
の加熱時から、感温部における加熱された被測定
流体の検出迄に要する時間をTとするとこれらの
間にはT=1/LS・d(sec)なる関係がある。
一方加熱部の発熱体として直径D、長さlのW
線を使用し、W線の密度をP(g/cm3)その熱伝
導率をCp(cal/g〓)抵抗値をR、印加電圧を
V、その通電時間をtとすると、被測定流体に与
えられる熱量△Tは △T=V2/R・t・1/4.2×πD2/4l・P・Cp
与え られる。
時間Tを示す式で明らかなように、被測定流体
の流量Lが増加して行くと、これに反比例して時
間Tが減少して行く。このため特にその被測定流
体の流量が大幅に変化するような測定系において
は、加熱部においての被測定流体の加熱時間周期
の設定が困難となる。即ちこの加熱時間周期を余
り大きく設定すると、被測定流体の流量の変化に
正確に追従した測定ができなくなる。一方加熱時
間周期を余り短かくすると単位時間ごとに流管の
下流側で検出される流体に前の時間周期における
加熱の影響が与えられてその検出が不正確にな
る。即ち加熱時間周期が短かすぎると検出用の感
温素子が充分冷却しない内に次の加熱パルスで加
熱された流体の検出が行われるので検出誤差が生
ずることになる。
この発明はこの従来の熱線パルス流量計におけ
る難点を解決し被測定流体の流量に対応して加熱
部における被測定流体に対する発熱時間周期を変
化可能とし、且つ流量が小さい低速度の流体と流
量の大きい高速度の流体に対してそれぞれ感温素
子を切換えて使用することにより対応した感温素
子の出力で流量を高精度で検出することを可能と
したものである。その加熱手段は対応した感温素
子の出力信号に基づく周期で駆動され、広範囲の
流量変化にも最適の条件で対応して高精度の流量
測定と流体の加熱が行われるので、この発明によ
つて広範囲の流量変化に対して精度のよい測定が
可能な熱線パルス流量計を提供することができ
る。
この発明によると流管内の流体を瞬時的に加熱
する加熱手段が設けられ、この加熱手段によつて
加熱された流体の下流側に低速度感温素子が設け
られ、この低速度感温素子の下流側には加熱手段
により加熱された流体の高速度感温素子が設けら
れる。
さらにこの発明においてはこれらの感温素子の
いずれかの出力を取り出す切換駆動手段が設けら
れ、流管内の流体の流量に対応して選択された感
温素子の出力が取り出され駆動手段によつてこの
取り出された出力で加熱手段が駆動され、常に最
適の発熱時間周期が実現され、且つ選択された感
温素子によつて広範囲の流量に対して精度のよい
流量測定が行われる。
以下この発明の熱パルス式流量計をその実施例
に基づき図面を使用して詳細に説明する。
第1図はこの発明の熱パルス式流量計の実施例
の構成を示すブロツク図で、流管11内に加熱手
段を構成する発熱体13が設けられ、この発熱体
13の下流側に低速度感温素子19−1が設けら
れ、この低速度感温素子19−1の下流側に高速
度感温素子19−2が設けられる。この低速度感
温素子19−1に対して感温回路部15−1が高
速度感温素子19−2に対して感温回路部15−
2がそれぞれ設けられている。各感温回路部15
−1,15−2の出力端子はアナログスイツチ回
路30の入力端子に接続され、このアナログスイ
ツチ回路30の出力端子は時間設定回路16の入
力端子に接続され、時間設定回路16の出力端子
が加熱パルス発生回路部17に接続され、時間設
定回路16の時間設定信号STによつて加熱パルス
発生回路部17から加熱パルスSHが供給される。
この加熱パルスSHにより発熱回路部14が駆動さ
れ発熱体13が加熱される。
先ず発熱体13と低速度感温素子19−1とが
構成する検出系についてその構成と動作を説明す
る。
流管11内に被測定流体Fが導入され、この流
管11の上流側において流管11内周面に被測定
流体Fの流れ方向に直角に乱流発生体12が設け
られる。この乱流発生体12は例えば被測定流体
Fの流れに直角な面上に金属線でメツシユ状体が
形成された構成を有する。
流管11に導入される被測定流体Fは一般には
層流で流れに直角な面内で、或る速度分布を有す
る。この導入された層流状の被測定流体Fは、こ
の乱流発生体により乱流となり、流れに直角な面
内で一様な平均速度を有する状態になる。
流管11内においてこの乱流発生体12の下流
側に発熱体13が流管11の直径方向に張りわた
される。この発熱体13は例えば直径5μのW線
で形成され、この発熱体13から被測定流体を加
熱する熱パルスが被測定流体に与えられる。即ち
発熱回路部14が設けられ、この発熱回路部14
では定温度型抵抗線ヒータからなる加熱回路18
に対して加熱パルス幅設定回路10から発生した
所定パルス幅の加熱パルスSHによつて加熱回路1
8が励起され、励起された加熱回路18に接続さ
れた発熱体13が発熱して被測定流体がこの熱パ
ルスによつて加熱される。
流管11に対してこの発熱体13を含む発熱回
路部14の下流側には感温回路部15−1が設け
られる。感温回路部15−1においては低速度感
温素子19−1の出力端子間に感温回路20−1
が接続され、この感温回路20−1の出力端には
増幅整形回路21−1が接続されてこの増幅整形
回路21−1の出力端にフイルター9−1が接続
される。低速度感温素子19−1で検出される加
熱された被測定流体に対応したパルスが増幅整形
され、フイルター9−1により直流分が阻止され
フイルター9−1の出力信号は正帰還回路8−1
を経てシユミツト回路7−1に与えられ、シユミ
ツト回路7−1の出力端から作動信号SD1が得ら
れる。
増幅整形回路21−1の出力段には図示してい
ない比較回路が接続され、この比較回路に与えら
れている基準信号設定器からの基準信号と検出パ
ルスSS1が比較され、これが基準値を越えるとシ
ユミツト回路7−1からは作動信号SD1が発せら
れる。この作動信号SD1はアナログスイツチ回路
30の一つの入力端子に与えられる。このアナロ
グスイツチ回路30の他の入力端子には後述する
高速度感温素子19−2に接続される感温回路部
15−2から得られる作動信号SD2が入力として
与えられる。このアナログスイツチ回路30には
比較回路31が接続され、この比較回路31から
の切換信号SKによりアナログスイツチ回路30
は二つの作動信号SD1及びSD2のいずれかを選択し
て作動する。この選択された作動信号SD1もしく
はSD2によつて時間設定回路16が駆動され、所
定時間後に時間設定回路16から時間設定信号ST
が発せられる。
第1図の実施例では低速度感温素子19−1は
第1、第2の感温素子19−11,19−21か
らなり、それぞれが互にその位置をずらして配設
されている。例えば呼気の測定を行う場合に第1
の感温素子19−11に対してずらして配設され
た第2の感温素子19−21が呼気に対して人体
から与えられる熱量を分離検出するので、感温回
路20−1で被測定流体に対して人体から与えら
れる熱量の影響を除去した測定を行うことができ
る。
被測定流体は例えば呼気及び吸気に伴なう流量
が急激に変化するものであることもあり、このよ
うな場合の測定にも対応できるように被測定流体
に対しては発熱回路部14により周期的に発熱体
13から加熱パルスが与えられて加熱が行われて
いる。即ちパルス発生器5からは例えば10Hzのパ
ルス信号がスイツチ回路6を経てパルス幅設定回
路10に与えられていて、常時は加熱回路18へ
このパルス発生器5のパルス信号に対応した加熱
パルスSHが発せられている。パルス幅設定回路1
0の出力端にパルスカウンタ演算回路3が接続さ
れ、パルスカウンタ演算回路3の出力端に表示器
2が接続されて加熱パルスSHによる加熱回路18
の起動周期とアナログスイツチ回路30の選択状
態とにより被測定流体の流量が演算表示されるよ
うな構成となつている。即ちパルスカウンタ演算
回路3は被測定流体の流量を演算する手段を構成
するものである。
被測定流体の最小流量に対応して一致回路26
からの時間設定信号STによつて加熱パルス発生回
路部17が駆動されるように構成されている。即
ち一致回路26の出力端はタイマー4に接続され
このタイマー4の出力端はスイツチ回路6のゲー
ト端子に接続される。タイマー4からは時間設定
信号STがタイマー4で設定される最小流量に対応
する周期より僅かに小さな値になると、ゲート信
号Sgが発せられる。このゲート信号Sgが発せられ
るとこれに接続されるスイツチ回路6のゲートが
このゲート信号Sgにより閉じる。一方一致回路2
6からの時間設定信号STはパルス幅設定回路10
に入力として与えられていて、ゲート信号Sgが発
せられるとスイツチ回路6のゲートが閉じ、パル
ス幅設定回路10はこの時間設定信号STによつて
駆動される。
時間設定回路16にはアツプダウンカウンタ2
4が設けられている。このアツプダウンカウンタ
24は加熱パルス発生回路部17のパルス幅設定
回路10からの加熱パルスSHによつて計数が開始
され、例えば発振周波数が20KHzの発振器25の
発振信号を計数する。このアツプダウンカウンタ
24は被測定流体が発熱体13低速度と感温素子
19−1間を流れる時間の間計数を継続し感温回
路部15からの作動信号SDによつてダウンカウン
トを行う。このダウンカウント数が加熱パルスSH
で計数が開始されてすでに完了している計数値に
一致したことが、カウンタ24の出力端に接続さ
れた一致回路26で検出されると、時間設定回路
16から時間設定信号STが発せられる。
時間設定信号STが発生しない状態においてはパ
ルス発生器5からのパルス信号に対応したスイツ
チ回路6の出力信号Snによりパルス幅設定回路
10が駆動されている。低速度感温素子19−1
が流量の検出を行い時間設定回路16から時間設
定信号STが発せられ、この時間設定信号ST1の周
期が最小流量に対応する周期より大きい間はパル
ス幅設定回路10はスイツチ回路6の出力信号
Snにより駆動されているが、時間設定信号ST
周期が最小流量に対する周期よりも僅かに小さく
なると、ゲート信号Sgによりスイツチ回路6がゲ
ートを閉じてパルス幅設定回路10は時間設定信
号STによつて駆動される。
始動時においては図示していないスイツチが投
入されパルス幅設定回路10から加熱パルスSH
発せられる。この加熱パルスSHがアツプダウンカ
ウンタ24の第1の駆動端子に与えられ、アツプ
ダウンカウンタ24はクロツク端子に与えられる
発振器25の20KHzの信号を計数して行く。
一方加熱パルスSHが発せられることにより発熱
体13が加熱されると、その加熱時に発熱体13
部分を流れる被測定流体が加熱される。この加熱
された被測定流体が低速度感温素子19−1部分
を通過すると低速度感温素子19−1が加熱され
てその抵抗値が上昇する。図示していないがこの
低速度感温素子19−1を一辺とするブリツジが
構成され、そのブリツジの検出端子間に増幅器が
接続されれる。被測定流体に温度変化が生じてブ
リツジが不平衡状態になると感温回路20−1か
ら検出信号SC1が発せられる。この検出信号SC1
基づいて感温回路部15−1から作動信号SD1
発せられ、この作動信号SD1はアナログスイツチ
回路30を介してアツプダウンカウンタ24の第
2の駆動端子に与えられてアツプダウンカウンタ
24はダウンカウント動作に制御されクロツク端
子に与えられる信号で、すでに計数されている計
数値をダウンカウントして行く。
すでに計数されている計数値が計数され尽され
ると一致回路26から時間設定信号STが発せられ
この時間設定信号STはタイマー4に与えられ、時
間設定信号STの周期が最小流量に対応する周期よ
り僅かに小さくなると、前述のようにタイマー4
はゲート信号Sgを発する。このゲート信号Sgが発
せられるとこれがスイツチ回路6に与えられてそ
のゲートを閉じ、パルス発生器5からのパルス信
号のパルス幅設定回路10への入力を阻止し、一
致回路26から発せられる時間設定信号STによつ
て加熱パルス発生回路17が駆動されてパルス幅
設定回路10から加熱パルスSHが発せられ、加熱
回路18からの加熱パルスにより被測定流体が加
熱される状態となる。
以上に低速度感温素子19−1により流管11
内の流体の流量が検出され、低速度感温素子19
−1を含む感温回路部15−1で作動信号SD1
得られ、この作動信号SD1に基づいて流管11内
の流体の加熱が行われる場合について説明した。
この発明においては流管11内において低速度
感温素子19−1の下流側に高速度感温素子19
−2と、この高速度感温素子19−2を含む感温
回路部15−2が設けられている。実施例におい
ては高速度感温素子19−2は低速度感温素子1
9−1と同様の理由で第1、第2の感温素子19
−12,19−22からなりそれぞれが互にその
位置をずらして配設されている。感温回路部15
−2の構成はすでに説明した感温回路部15−1
と同一である。感温回路部15−2のシユミツト
回路7−2の出力端子はアナログスイツチ回路3
0の他の入力端子に接続されている。
アナログスイツチ回路30には比較回路31の
出力端子が接続され、この比較回路31の入力端
子には一致回路26の出力端子が接続されてい
る。比較回路31の一つの入力端子には一致回路
26の時間設定信号STが与えられ、他の入力端子
には基準信号発生器32の出力端子が接続されて
いる。この比較回路31においては時間設定信号
STの周期が、基準信号発生器32で予め設定され
た切換周期Tnと比較される。
切換周期Tnは流管11内の流量に対応して低
速度感温素子19−1及び高速度感温素子19−
2を切換えて使用する場合の基準とされる。流量
測定が開始された初期においては、この比較回路
31より出力される切換信号SKは論理“0”(例
えば低レベル)とされ、アナログスイツチ回路3
0では作動信号SD1が選択される。一致回路26
から発せられる感温回路部15−1の作動信号
SD1と対応する時間設定信号STの周期が切換周期
Tnより大きい間は比較回路31の切換信号SK
論理“0”に保持される。これにより低速度感温
素子19−1で検出される信号に基づいて感温回
路部15−1から得られる作動信号SD1がアナロ
グスイツチ回路30から取り出される。この状態
では作動信号SD1によつて時間設定回路16が駆
動される。
流管11内の流体の流量が増大し一致回路26
から発せられる作動信号SD1と対応する時間設定
信号STの周期が切換周期Tnより小さくなると比
較回路31の切換信号SKは論理“1”(例えば高
レベル)とされこの切換信号SKによつてアナロ
グスイツチ回路30からは高速度感温素子19−
2で検出される信号に基づいて感温回路部15−
2から得られる作動信号SD2が取り出される。こ
のように流量が所定値を越えて増大すると感温回
路部15−2からの作動信号SD2によつて時間設
定回路16が駆動されることになる。なお図示し
ていないが、比較回路31から切換信号SKまた
はそれと対応する信号がタイマー4及びパルスカ
ウンタ演算回路3に与えられ、作動信号SD1及び
SD2のいずれが選択されているかが識別される。
このようにしてこの発明によると低速度感温素
子19−1と高速度感温素子19−2が設けられ
流管11内の流体の流量に対応して予め設定され
た基準流量以下の流量では低速度感温素子19−
1による検出値に基づいて流体の加熱周期が設定
される。又流管11内の流体の流量が基準流量を
越えるとアナログスイツチ回路30が作動して高
速度感温素子19−2による検出値に基づいて流
体の加熱周期が設定される。
従つて流体に対する加熱周期が流体の流量に応
じて最適値に設定され、被測定流体の温度検出に
前段の加熱パルスの悪影響が生ずることがなく高
精度の流量測定が行われ得る。又低速度感温素子
19−1の検出周期が最低流量に対応する値より
も大きくなると被測定流体はパルス発生器5のパ
ルス信号により周期的に加熱されるので、例えば
呼気吸気の流量測定の場合のように急激な流量変
化が生じる場合にも充分感温応答可能に構成され
ている。
低速度感温素子19−1及び高速度感温素子1
9−2はその流体に対する検出感度をそろえるた
めに第2図に示すように発熱体13に対してその
細線の配列角度を流管11の管軸に直角な面内で
変化させて配設させると発熱体13により加熱さ
れた被測定流体との接触面積を高速度感温素子1
9−2よりも低速度感温素子19−1で減少させ
ることができて両感温素子での検出感度をそろえ
ることが可能となる。
なお第3図に構成を示すのはこの発明の熱パル
ス式流量計の他の実施例で流管11においてそれ
ぞれの内径を異ならせた部分を形成したものであ
る。この場合には流管11内の流量が小さな状態
では小さな径の流管部分に配設した低速度感温素
子19−1で流量の検出を行い流量が大きい状態
においては大きな径の流管部分に配設した高速度
感温素子19−2で流量の切換検出が可能な構造
とされていて第1図に示した実施例と同様の効果
を得ることができる。
又実施例においては低速度感温素子19−1、
高速度感温素子19−2をそれぞれ1個ずつ具備
したものを説明したが、一般にはこれらの感温素
子をそれぞれ複数個具備させアナログスイツチ回
路30で複数段の切換を行わせるような構成のも
のが実現可能である。さらに感温素子の切換をア
ナログスイツチ回路によらず手動で行わせる構成
のもの実現可能である。又実施例においては低速
度感温素子19−1及び高速度感温素子19−2
はいずれも2個の感温素子で構成しているが、こ
れをそれぞれ1個の感温素子で構成することも可
能である。
以上詳細に説明したようにこの発明によると、
被測定流体の流量の状態に対応してそれぞれ別個
の感温素子を選択してその感温素子での検出を行
わせ流体の流量に応じた最適の感度条件での流量
の高精度検出が可能である。且つ流体の流量に応
じてその流体の加熱周期を選択された感温素子に
対応させてそれぞれ最適値に選択して動作するた
め前回加熱パルスの悪影響を受けず、常に高精度
の流量測定が実現できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の熱パルス式流量計の実施例
の構成を示すブロツク図、第2図はこの発明の熱
パルス式流量計の実施例における発熱体と感温素
子の流管への取付け状態を示す一部切開斜視図、
第3図はこの発明の熱パルス式流量計の他の実施
例の主要部の構成を示す図である。 11:流管、13:発熱体、14:発熱回路
部、15−1,15−2:感温回路部、16:時
間設定回路、17:加熱パルス発生回路部、19
−1:低速度感温素子、19−2:高速度感温素
子、30:アナログスイツチ回路、31:比較回
路、32:基準信号発生器。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 被測定流路内の被測定流体に対して所定の位
    置において、瞬時的に前記被測定流体を加熱する
    加熱手段と、 この加熱手段により加熱された前記被測定流体
    の通過位置に設けられる低速度感温素子と、 前記低速度感温素子に接続され、加熱された被
    測定流体が通過するのを検出する第1感温回路部
    と、 前記低速度感温素子の下流側に設けられ、前記
    加熱手段により加熱された流体を検出する高速度
    感温素子と、 その高速度感温素子に接続され、加熱された被
    測定流体が通過するのを検出する第2感温回路部
    と、 前記第1感温回路部の検出出力と前記第2感温
    回路部の検出出力との何れかを選択するスイツチ
    回路と、 前記加熱手段による加熱から前記スイツチ回路
    から検出出力が得られるまでの時間を計測し、前
    記スイツチ回路の検出出力の発生から前記計測時
    間と等しい時間だけ更に経過後に前記加熱手段を
    駆動する時間設定回路と、 この時間設定回路による加熱手段の駆動周期と
    前記スイツチ回路の選択状態とに対応して前記被
    測定流体の流量を演算する手段と、 前記時間設定回路の駆動出力の周期と基準信号
    の周期とを比較して、前者が後者より大きい場合
    は前記スイツチ回路から前記第1感温回路部の検
    出出力を選択するようにそのスイツチ回路を制御
    する比較回路と、 を具備する熱パルス式流量計。
JP56091259A 1981-01-19 1981-06-12 Heat pulse system flow meter Granted JPS57206830A (en)

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JP56091259A JPS57206830A (en) 1981-06-12 1981-06-12 Heat pulse system flow meter
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DE19823231663 DE3231663C2 (de) 1981-01-19 1982-01-18 Messvorrichtung zum Messen der Str¦mungsgeschwindigkeit und/oder des Durchflussvoluments eines Fluids

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