JPS6335607Y2 - - Google Patents

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JPS6335607Y2
JPS6335607Y2 JP1984166357U JP16635784U JPS6335607Y2 JP S6335607 Y2 JPS6335607 Y2 JP S6335607Y2 JP 1984166357 U JP1984166357 U JP 1984166357U JP 16635784 U JP16635784 U JP 16635784U JP S6335607 Y2 JPS6335607 Y2 JP S6335607Y2
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JP
Japan
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pin
spike
golf shoes
pin body
seat plate
Prior art date
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JP1984166357U
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English (en)
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JPS6179910U (ja
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  • Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、ゴルフ靴用スパイクに配設する耐久
性に優れたセラミツクス製のゴルフ靴用スパイク
ピンに関するものである。
(従来の技術) 従来、特開昭56−28703号には、ピン本体をセ
ラミツクスで形成すると共に靴底への固定には合
成樹脂を用いるようにし、軽量で耐久性に優れ安
価な埋込式のゴルフ靴用スパイク(以下単にスパ
イクと記す)が開示されている。
そして、セラミツクス製のピンの大径部とピン
本体の外周部とは、テーパーやアールからなる滑
らかな形状の面とし、この部分の応力集中を緩和
して強度を向上させると同時に軸方向に型押しす
ることにより成型することが可能となるようにし
ている。
しかし、該スパイクをゴルフ靴底に埋設して使
用した場合、該ピンに係る応力集中を緩和して、
セラミツクス製のピンの持つ欠け易いという欠点
を改善し、耐久性に優れ、十分満足のいくゴルフ
靴用スパイクピンを提供するには至つていなかつ
た。
(考案が解決しようとする問題点) ピンに係る応力集中を緩和して、セラミツクス
製のピンの持つ欠け易いという欠点を改善する点
にある。
(問題点を解決するための手段) 丸味を帯た先端1及び付根部2を有する略円錐
形のピン本体3を、該ピン本体3の付根部2より
少許大径の座板4に突設し、ジルコニア系のセラ
ミツクス材料により形成する。
(実施例) 本考案のゴルフ靴用スパイクピン(以下単にピ
ンと記す)は、ジルコニア系のセラミツクス材料
により形成してなり、第1図に示したように、丸
味を帯た先端1及び付根部2を有する略円錐形の
ピン本体3を、該ピン本体3の付根部2より少許
大径の座板4に突設し、この座板4の裏面中央に
孔5を設けた形状である。
ピンpは、アルミナ系、ジルコニア系、サーメ
ツト系等のセラミツクス製であれば、原材料は特
に限定するものではないが、3〜20mol%の酸化
イツトリウム、酸化マグネシウム又は酸化カルシ
ウムを含有する酸化ジルコニウムを主材料にして
成るもので、JIS C2141−78による曲げ強度が約
10000Kg/cm2以上で、靭性も大きく、かつ硬度も
ビツカース硬さで1250Kg/mm2と大きいため、大地
の主成分である珪石粉に対する耐摩耗性に優れた
ものである。
座板4に突設した略円錐形のピン本体3の先端
1及び付根部2は、できるだけ大きな曲率の曲面
とすることが望ましい。
これは、セラミツクスの切りかき効果が鋼製の
ものより大きいため、セラミツクス製のピン本体
3の周辺部に係る応力の集中は、鋼製のものより
二倍程の大きさにも達するので、当該半径を小さ
くすれば鋼製のものより破壊されやすくなるから
である。
また、孔5は、セラミツクス材料の充填密度を
向上させ又充填密度を均一化させるために、当該
ピンpの加圧成形時に形成されるもので、当該ピ
ンpの強度向上に役立ち、成形後にあつては、フ
ランジ成形時において、フランジ成形用孔に当該
ピンpを配設する際に、固定用の孔として使用で
き、スパイクのピンpの位置決めを正確に行なう
ことができるものである。
フランジfは、硬質合成樹脂製で、第2図及び
第3図に示したように、ピンpの座板4を埋設し
て周囲より少許厚肉とした埋設部6の周囲に、少
許薄肉の周縁部7を形成し、この周縁部7に貫通
孔8と突起9を交互に複数個、該埋設部6を取囲
むように配設してなるものである。
フランジfの周縁部7に貫通孔8と突起9を交
互に複数個配設しているため、貫通孔8だけ設け
た場合に比較して、該周縁部7の強度を低下させ
ることなく、靴底主体Aとフランジfとを強固に
一体化できる。
次に、本考案に係るゴルフ靴用スパイクピンの
使用方法について説明すると、前記セラミツクス
材料をピン成形用孔に入れて加圧成形し、焼成し
てピンpを形成し、このピンpをフランジ成形用
の孔内に配設し、硬質合成樹脂を注入してスパイ
クSを形成する。
このスパイクSを靴底主体成形用の孔内に配設
し、強靭性の合成樹脂を注入し、スパイクSと靴
底主体Aを一体に形成し、ピンpだけを接地面a
から突出させ、該スパイクSの埋設部6の裏面側
に周囲より少許盛上つた盛上部10を形成した靴
底主体Aとする。
この靴底主体Aを用いてゴルフ靴とするもので
ある。
(考案の作用効果) 本考案のゴルフ靴用スパイクピンは、ピン本体
3の先端1を丸くしているため、欠けにくいもの
である。
本考案のゴルフ靴用スパイクピンは、丸味を帯
た先端1及び付根部2を有する略円錐形のピン本
体3としているため、応力集中の緩和が図れ、折
れたり、欠けたりしにくいものである。
本考案のゴルフ靴用スパイクピンは、略円錐形
のピン本体3を、該ピン本体3の付根部2より少
許大径の座板4に突設しているため、ピン本体3
に係る力をフランジf全体に略均一に分散するこ
とができ、ゴルフ靴使用時において、突き上げ感
のない歩行性能に優れたスパイクSを提供するこ
とができる。
本考案のゴルフ靴用スパイクピンは、丸味を帯
た先端1及び付根部2を有する略円錐形のピン本
体3を座板4に突設しているため、セラミツクス
材料の成形性、充填性がよく、当該ピンpの成形
時において付根部2にいわゆる成形切れが発生せ
ず、強度の強いピンpを形成することができる。
本考案のゴルフ靴用スパイクピンは、ピン本体
3を、該ピン本体3の付根部2より少許大径の座
板4に突設しているため、ピンpとフランジfと
を強固に一体化したゴルフ靴用スパイクSを提供
することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るゴルフ靴用スパイクピン
の一部切欠拡大正面図、第2図は本考案に係るピ
ンを埋設したゴルフ靴用スパイクの拡大底面図、
第3図は第2図の−線における断面図、第4
図は本考案に係るピンを埋設したゴルフ靴の底面
図、第5図は第4図の−線における一部省略
拡大断面図である。 A……靴底主体、S……スパイク、a……接地
面、f……フランジ、p……ピン、1……先端、
2……付根部、3……ピン本体、4……座板、5
……孔、6……埋設部、7……周縁部、8……貫
通孔、9……突起、10……盛上部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 丸味を帯た先端1及び付根部2を有する略円錐
    形のピン本体3を、該ピン本体3の付根部2より
    少許大径の座板4に突設したセラミツクス製のゴ
    ルフ靴用スパイクピン。
JP1984166357U 1984-10-31 1984-10-31 Expired JPS6335607Y2 (ja)

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JP1984166357U JPS6335607Y2 (ja) 1984-10-31 1984-10-31

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JP1984166357U JPS6335607Y2 (ja) 1984-10-31 1984-10-31

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JPS6179910U JPS6179910U (ja) 1986-05-28
JPS6335607Y2 true JPS6335607Y2 (ja) 1988-09-21

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ID=30724177

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Citations (3)

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JPS4821840B1 (ja) * 1969-04-17 1973-07-02
JPS5628703A (en) * 1979-08-17 1981-03-20 Sumitomo Electric Industries Spike for golf shoes
JPS5928902A (ja) * 1982-08-11 1984-02-15 東京窯業株式会社 シユ−ズ並びにタイヤ用スパイク

Family Cites Families (2)

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JPS4821840U (ja) * 1971-07-26 1973-03-13
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Publication number Publication date
JPS6179910U (ja) 1986-05-28

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